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2019年3月21日 (木)

◆「孕み鹿」発表です!!

遅くなりました!!!
19日から始まったココログさんのリニューアルが長引いて、
編集どころかアクセスも出来なかったりした上に、
記事編集画面もすっかり変わっていてイラっとする気持ちを世界フィギュアで洗い流しております!
(絵文字とか色指定とかが「あうあう~」💦)
そんな訳でまたまた遅くなりましたが、「孕み鹿」の発表です~~~~。
オープニングナンバーが「ガンダーラ/ゴダイゴ」なのは「奈良」繋がりでしょうか。
作詞が奈良橋陽子さんですものね♪
そんな粋な選曲をしてくださるパーソナリティの皆さんは、賀茂鶴さん、すずめさん、まりんさんのお三方です。
いつものGさんが欠席なのはご病気ではなく3~4月はお忙しいとのこと。
残念ですが、賀茂鶴さんのハスキーヴォイスを堪能したいと思います💕


◇群帰る森へ夕陽と孕み鹿   花南天
🎶大きな景が見えますね。「群れ」の中に「孕み鹿」がいるんですね?それとも鳥の群れなのかな?いろんな「群れ」が帰る森へ、夕陽もまた帰っていくよと。語順がちょっと難しいかな?そのあたりご一考ください。

◇海水を噛む孕み鹿遠くして  みなと
🎶「海水を噛む」という景が・・・カプカプと噛むように飲んでるのかな、馬みたいに。「遠くして」は・・・その鹿を遠くから見ているのか、状況を分かりにくくしている気がします。

◇涅槃仏めける杓文字や孕み鹿 佐東亜阿介
🎶「めける」、涅槃仏のように見える杓文字・・・これには「ごとき」とかの言葉がいいような気がしますね。作者の感動の中心が「杓文字」の方にある気がして、「孕み鹿」の印象がぼやけますね。それなら映像を持たない季語を持ってくる方が合うかも知れません。   

◇きんいろの森の静けさ孕み鹿  桂奈
🎶「きんいろの森」って、黄葉のイメージがあって、それなら「秋」かなと思ったんですが、朝の日差しに満ちたジブリの森のような。景がすごく綺麗に迫ってくる気がします。「孕み鹿」の姿が神々しいね。「孕み鹿」には「きんいろ」だね!    

◇後退りながら睨むや孕み鹿 かつたろー。
🎶「孕み鹿」も気が立っているから。切字が強すぎるので、「しながら睨む」でもいいかも知れません。       

◇孕鹿眠る芝生のへそあたり  司啓
🎶芝生のくぼみのあたりでしょうね。公園の芝生の真ん中あたりにそういうくぼみがあって、堂々と「孕み鹿」が寝そべっている。動物って囲まれてると安心するんでしょうね。分かりますね!       

◇煎餅を遅れてねだる孕鹿  比良山
🎶謙虚な鹿(笑)。配った後で、「まだおった!お腹が大きいんやったらもっといっぱいやったのに」って(笑)。面白い句でしたね♪     

◇朝の風耳振るはせる孕鹿  ゆすらご
🎶ブチっブチっと体言止めでくるよりも、「朝風に」と一物仕立てのようにサラっと流した方がいいかも。

◇牡鹿を掻き分け進む孕み鹿  己心
🎶この「孕み鹿」は一番に煎餅をねだりにくるね(笑)。負けてない!       

◇陽だまりに寝そべる奈良の孕み鹿  立志
🎶「奈良の」と言う必要があるかどうか。   

◇孕み鹿猿沢池の草に臥す 彩楓
🎶これも同じく奈良の鹿なんですけど。「臥す」というと体調悪い、弱った感じがする。

◇胎動を草にも伝へ孕鹿  のんしゃらん
🎶「胎動」がちょっと感動的な言葉だけど、「伝へ」じゃなく自然と伝わるんだろうと思うけど。別な生命を感じさせるような大きなもの、「大地」とかがいいのかなと思ったり、「にも」だからそれも含まれてるのか。

【天】の発表前は「赤いスイートピー/松田聖子」でクールダウン。ほんと春の感じですよね・・・なんかチクショーだわ・・・。
賀茂鶴「きんいろの森♪」
すずめ「賀茂鶴さんの評にほだされました。『きんいろの森』で」
まりん「『群帰る』も素敵だなと思ったんですけど、じゃあ今日は・・・」

ということで決定しました! 
【天】きんいろの森の静けさ孕み鹿  桂奈
桂奈さん、おめでとうございます!!リストを見た時、私も「これ!」と思いました💕
「ジブリの森」という言葉が出ましたけど、ほんと清々しくて神々しくて、「孕み鹿」のシルエットがくっきりと浮かんで。
季語がありありと姿を現す、感動の中心が立っているという景のぶれなさが素敵です。
それに引き換え、またもや投句忘れで土俵にも上がれない私💦何をやっとるんだ💦💦💦
もはや限りなく「ガンバル詐欺」に近づいておりますが、次こそホントに頑張ります!!!💨💨💨      
★番組フェイスブックより★
今募集中の兼題は3月24日(日)〆切りで「花薺」「仏生会」です。
メールアドレスは  radio@baribari789.com 
FAX番号は0898-33-0789
本名と住所もお書き添えください。

2019年3月18日 (月)

◆3月末日締切の兼題:「燕」

俳句仲間が増えるかも!!!ということで、張り切って記事書いております
『俳句生活』兼題「燕」~~~~~っ!

◆季語解説
「燕」(季節:春、分類:動物)傍題:燕来る、つばくらめ、つばくら、つばくろ、玄鳥、乙鳥
春彼岸の頃に南から渡ってきて、秋彼岸の頃に南へ帰っていく鳥。
渡来時の新鮮な印象があり、見かけると春の季節を満喫したような気分になる。

<注意!>「燕の巣」は別季語、「燕の子」は夏の季語になっています。

◆例句(『575筆まか勢』『増殖する俳句歳時記』『俳誌のsalon』より抜粋)

ここからは歩いてゆかう初燕 高澤良一
つばめつばめ泥の好きなる燕かな 細見綾子
オリーブの空まつしぐら初燕 壺井 久子
傘ひらくときや燕の掠めける 宮津昭彦
城を出て町の燕となりゆけり 上田五千石
村中の水光らせて燕来る 石井紀美子
滝壺へ落つるが如き燕かな 比叡
燕に雨はななめに降るものか 成瀬正俊
燕や流のこりし家二軒 高井几董
遠きほど海の光りて初つばめ 茂里正治

「燕」と言えば、やはりあのスピード感!
軒下に巣を作ることも多いので、子育ての様子なんかも馴染みが深いですし、
スイっとひらめく姿がなんといっても印象的ですね。
「燕」が雨を感知する能力があるのかと思ってて、違ったのが軽くショックです。
餌となる虫が空気中の水分で羽が重くなり低く飛ぶので、捕食者の「燕」も低く飛ぶと。
ちょっぴり神秘を失った気分ですが、それでも「燕」のカッコ良さには変わりありません。
気を取り直して、取り合わせに使われている言葉をざっと探ると、
「山」「海」「川」「水」家」「町」「橋」など・・・色では「青」「白」「黒」「金」が目立ちました。
何年か前に、駅の改札に燕の巣が・・・といったニュースもありましたね。
馴染みの深い鳥だけに、一物は詠まれ尽しているような感もありますが、
多くの人の共感を呼ぶ、少しでも新鮮な景を探したいです。

◆参考記事
・「」(Wikipediaより)
・「名前の由来
・「ツバメ」(ブログ「鳥へぇ」より)紫外線反射率で雄雌が分かるとか離婚率とか・・・。
・「ツバメとは」(「コトバンク」より)燕のスピードなら火も盗めそうです
・「高円寺氷川神社」(日本唯一の気象神社)燕は雨の神様の使いだって思ってた
・「燕石考:南方熊楠の世界」(ブログ「日本語と日本文化」より)
・「幸福の王子燕の話と言えばこれ!


まずは「桜鯛」からですが、「燕」も頑張ります!!

2019年3月17日 (日)

◆3月20日締切の兼題:「桜鯛」(追記あり)

「桜鯛」では「とにかくたくさん作ってみる」ということで、いつもより早く取り組みを開始します。

◆季語解説
・『俳句ポスト』より
桜の季節に、内海に卵を産むために集まってくる真鯛のこと。
加えて、生殖時期になると雄の腹が赤くなることも呼び名の由来となっている。

Photo
(「天草の桜鯛」コチラのページより)

釣りが趣味な方はまた違うかと思いますが、私が「鯛」で思い出すのはこの色です。
華やかな桜の季節、美しい婚姻色、結婚・出産など祝いの席に欠かせない「桜鯛」。
「言祝ぎ」のこころを主軸に考えたいと思います。


◆例句(『575筆まか勢』、『俳誌のsalon』より)

桜鯛さげて少女の瞳の涼し   阪本謙二黒く潤んだ「瞳」が見える
桜鯛揚げて虹生む船生簀    松本幹雄実景の迫力、季語の主従
桜鯛百畳の間を進みけり    柴田佐知子数詞により盛大な宴が想像されます
うろこ飛ぶ男料理の桜鯛     中村純代「男」と「桜」の取り合わせ、豪快感
地鎮祭神饌の桜鯛跳ねてゐる 永野秀峰「鎮」と「跳」の対比、珍しい中七使い
灯の急に明るむ桜鯛の出て  鷹羽狩行ぱっと場が明るくなる「桜鯛」の力
たっぷりとつかはれる水桜鯛  木下野生ゆったりした調べ、贅沢感
よこたへて金ほのめくや桜鯛   阿波野青畝幸福な色彩感
トトトトと鳴る徳利や桜鯛     京極杞陽祝いの席らしいオノマトペ
喪の家の焼いて縮める桜鯛   大木あまり確かな「観察」
玄海の藍より生まれ桜鯛     あさなが捷「対比」が美しい
竜宮の玉の色なり桜鯛       小林朱夏「比喩」が美しい
粒揃ふ歯ありて古稀の桜鯛   品川鈴子歯並びの良さが目出度い。

参考にしたい句がたくさん
五音の季語で、上五と下五に置きやすいですね。下五の方が多い印象です。
中七、句跨りも少ないながらありました。
色の取り合わせは「ブルー系」が多いような。
「瀬戸内」「明石」「相模」など、地名もよく使われています。
「るるる句会」で取り組んだこといろいろ、すべてブッ込むつもりです(ぎららっ!)

◆参考記事

・「鯛の漁獲量ランキング」(ブログ「地域のいれもの」より)
・「世界のタイ漁獲量ランキング」(ブログ「GLOBAL NOTE」より)
・「桜鯛」(画像一覧)
・「桜鯛とサクラダイの違い」(ブログ「ぱんどる画伯の独り言」より)サクラダイも存在する
・「桜鯛ってどんな魚?」(ブログ「ぐるめ亭」より)ほんとだ眉(?)が青い!
・「桜鯛のうそ!」(ブログ「漁師の食卓」より)方言の味わい
・「サクラ色に誘われて」「桜の化身、桜鯛」(ブログ「横浜丸魚株式会社」より)
・「ドングリ眼、魚の目は面白い」(同上)
・「便利!鯛のウロコ取り」(ブログ「Pouch」より)まさに面白いように・・・!
・「プライドフィッシュ(福岡)」(「PRIDE FISH 漁師が選んだ本当に美味しい魚」より)
・「プライドフィッシュ(大分)」(  同上  ) 
<追加>
・「鯛の鯛」(ブログ「makaroni」より)
・「アイシャドウをつけた鯛」(ブログ「漁師の食卓」より)
・「祝婚歌」(吉野弘さんの有名な詩です)

魚の瞳孔は開きっぱなし。
黒目の大きな魚は、気力が漲っているようでいかにも新鮮ですね。
恋する瞳も瞳孔が開き、潤んで煌めきます。
「桜鯛」の美しい色は婚姻色。
お祝いの席で「桜鯛」の目がウルウルきらきら見えるのもまた素敵ですね
世界に目を向けると、トルコ・ギリシャでもよく獲れるようです。
あちらの青空の下では、桜鯛の色もひときわ明るく映えそうですね!!!
いろいろ、いっぱい、イメージしたいです。

種蒔いてやがてあかるき母の声

今年初めての実家との連絡は、「母入院」でした
疲労骨折のようで、振り向いた拍子に足を折ってしまったとのこと・・・
(現在はリハビリに移っていて回復一途)
この機に母も携帯を持ったというので、院内のマナーに触れない程度に連絡しています。
気晴らしになればと思って送った本が「花の歳時記/夏井いつき」、
そして句友のときこさんが作ってくれた私の句集「はちみついろ」です。

Photo_5Photo_9
今年の初めに贈って頂いて、もう震えて泣き出すくらい感激!!!
自分のガラケーではどうしても写真がうまく撮れないので、
今度息子のスマホで撮ってもらって差替えようと思います
本当に本当にありがとうときこさん!!!

家族にとっても大変な刺激になったらしく、父や母が早速俳句を作るようになりました。
どうやら神戸の妹にも飛び火したらしい
何より母が、病院の窓からいろんなものが見えると言って、たくさん作ってくれたのが嬉しい
何句か聞かせてもらって、覚えているのは

青空をくるり旋回サシバかな  母

「サシバ」というのはタカ科の鳥でトンビに似ていて少し小ぶりです。
空中では大きさの違いは目で見ても分かりませんが、鳴き声が違います。
トンビは「ピーーーヒョロロロ~~~~」とのどか、サシバは「ピックィーーーー!」と鋭い。
・・・と調べて、私もよく聞いていたことを思い出しました!!
なんとサシバも絶滅危惧種とのことで、こんなコンテストもあるのですね!
いつまでもサシバの声が響き渡る空であるよう願います!!!

それから、私の句集から「なんか良かった句あったね~?」と聞いたところ、
以下の句を挙げてもらいました。

父のお気に入り句

時鳥啼いて地球をあをくせよ

母のお気に入り句

早蕨や寝釈迦のやうな山にゐて
善きことのぽつぽつありて豆ご飯

「寝釈迦のやうな山」で、「鞍岳山だ」と思ったそうです。
私もそのつもりで書いたの~~~めっちゃ嬉しいよ~~~~
Photo

小~中学校の遠足はだいたい鞍岳登山でした。
なので今でもゴロゴロの石道や山道が大好きです。
俳句のおかげで母と楽しくお喋り出来て心がぽっかぽか
改めて俳句に感謝です
さて、父母妹にも「燕」の句をお願いしてみよう

2019年3月16日 (土)

◆「第15回」のお知らせです!(追記あり)

毎月第一土曜日は「るるる句会」!
やっぱこっちの方が分かり易そうですね
定員は25名、参加希望者はこの記事のコメント欄に書き込みください。
すでに参加表明頂いた方は反映させているつもりですが、
見落とし・勘違いがあったらお知らせくださいです。
お待ちしております~~~!!!

◆「るるる句会」について
俳句をやるからには、少しでも上達したいと願っている方が多いと思います。
けれども、出来の悪い句はただ【没】になっていくだけ、
なかなか自分の句についてあれこれと言ってもらえる機会がない!
自分の句に悪いところがあったらバンバン指摘して欲しい!
いいところがあったら、どのへんが良かったのか言って欲しい!
それらの
アドバイスを手掛かりに、より良い表現を目指したい!!
当句会は、そんな私自身の切なる願いからスタートしています。
志を同じくする方に集まって頂き、忌憚のない意見の交換が出来ればと思っています。
どうぞよろしくお願い致します!!!(小川めぐる)
<追記>
上記の性質上、「るるる句会」は完全非公開で行っております。
(頂いた意見を参考に推敲の上、別の句会に投句することを前提とした句会です。)
投句された句については、コメント欄やツイッターなどへの書き込みは厳禁のこと、
皆さんにくれぐれもお願いいたします。


◆スケジュール
・参加受付締切4月3日(水)24:00定員に達した時点で締切ます
・投句受付締切4月6日(土)23:00参加受付時点から投句開始できます
・選句受付期間4月6日(土)23:00~4月10日(水)23:00
・結果発表4月10日(水)23:00~

◆定員:25名(現在の参加者:14名)まだまだイケルよ~~~! 
  司啓、比良山、古田秀、立志、くりでん、北村 崇雄、桃猫、蟻馬次朗、
  ヨミビトシラズ、山香ばし、あみま、かつたろー。、ぐずみ、さとみ、

参加受付時から投句も受付ます♪上書きも出来るのでお気軽にご投句ください!

◆投句数:最大3句まで(1句のみでもOK)
投句にはツールを利用します。
 今回から、ツールアドレスはコチラに変わっております!
 初参加者の方にはパスワードをお渡ししますので、
 下記アドレスまでメール下さい。

 55ruttiori@gmail.com
 また、交流自体が初めてという方は、
 ①俳句歴
 ②主な投句先
 ③当ブログ(当句会)を知ったきっかけ
 などといった簡単な自己紹介をコメント欄に書き込んで頂ければ有り難いです。

◆メインクエスト:「下五かな」の型(コチラの記事もご参照ください)
◆サブクエスト:十七音の中に「」「時間」「動詞」を入れてください。
◆季語:春。晩春ならなお良し。
◆例句
<色>色彩の感じられる内容でもOK
青々と柳のかかる築地かな     蝶夢
金色の仏ぞおはす蕨かな      水原秋櫻子
メーデーの古き赤旗を愛すかな    高野素十
はきかへて足袋新しき遍路かな   星野立子「あたらしき」で足袋の白さを感じる
風車まはり消えたる五色かな     鈴木花蓑
<時間>「時間」の感じられる内容でもOK
花待てば花咲けば来る虚子忌かな 深見けん二
種蒔いて暖き雨を聴く夜かな     村上鬼城
毎日を万愚節なる者らかな      竹本仁王山
花人として二時間の疲れかな     坊城中子
ふらここを漕ぐにもあらず二人かな  中村苑子「二人」の間を流れる時間を感じる
<動詞>
蟇穴を出て貫禄の一歩かな      梶原健伯
石蓴掻く媼の腰のラジオかな     眞榮城いさを
スリッパを越えかねてゐる仔猫かな 高浜虚子
ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな     村上鬼城
ほぐれんとして傾ける物芽かな   中村汀女

◆次々回予告
5月の「第16回」は、新元号発表記念句会になります。
そこで!
このタイミングで「過去作品のリメイク版大募集」を開催したいと思います。
自身の作品でも他者の作品でも構いません。
「今ならこうする」「自分ならこうする」と思ったものを投句してください。
「テーマに縛られなければこう出来た・・・」といった句も多くあると思います。
なお、リアル句会でも他者からの推敲案は原句の作者のものになるとのこと。
気に入って自身の投句に使うもよし、推敲者に差し上げるもよし、
そのあたりはコメント欄でやりとりなさってくださいね。


ということで、皆さん是非よろしくお願いいたします~!!

調律の進まぬピアノ春浅し

『俳句生活』兼題「春浅し」の発表です。
今回は5句投句中2句が【人】に採って頂けました、感謝です

調律の進まぬピアノ春浅し
オーボエのラの音長く春浅し


この句は、先月世良美術館でご一緒した野ばらさんのお話がヒントになっています。
有難う野ばらさん!!!
そして野ばらさんはフルートできたのね!

【人】フルートのロングトーンや浅き春  野ばら

澄んだ音色が響き渡って美しいですし、「ふる」から始まって「はる」で終わる音韻も素敵。
字面的にも、片仮名と音引きのぽっかりした空間がいかにも「浅き春」。
やがてさまざまな音が重なり、より華やかな「春」に変貌を遂げるのでしょう。
さすが野ばらさん、素敵です
そして野ばらさんのお話のきっかけとなったのが葦たかしさんの句。

【人】A音の響くホールや春浅し  葦たかし

でした!「A音」というのが「ラ」なんですね。
そう言えば!と音楽の授業で習ったことを思い出しました。「ドレミ」という音階のドイツ版。
CDEFGAH(ツェー・デー・エー・エフ・ゲー・アー・ハー)
これで何度も音階練習してました。
他にも世良美術館から生まれた句が【人】に入っていて、とても嬉しい「春浅し」でした。

そして、今回はとっても嬉しいことがあります!
ずっとお誘いしていたお友達のりんごちゃんが、ついに俳句デビューを飾りました
初投句即佳作おめでとう!!!

【佳】病棟の廊下は長し春浅し    林檎

物理的にも長いのでしょうが、心理的な長さを感じました。
初めての投句で、心情をモノに託せているあたり、やっぱりセンスありますね!
これから俳句も一緒に出来ると嬉しいな
次は「燕」よ!がんばりましょ~~~~!!!


そしてそして!!!
最後になりましたが、【天】のあいだほさん、おめでとうございます!!!

【天】春浅し何も掴めぬ足の指    あいだほ

思わず足指で近くのモノを掴もうとやってみました(何も掴めませんでした)
この着眼点、さりげない「あさし~あし」の音韻。うむむむむジェラシイわ!
私もこの春、もう一皮剥けられるように頑張ります!!

最後になりましたが、掲載の皆さんおめでとうございます!!!

2019年3月15日 (金)

ていれぎや産湯に使ふ水を汲み

『俳句ポスト』兼題「ていれぎ」の発表週です。
愛媛県の独特の呼び名ということで、非常に難しく感じましたが、
私も水の綺麗なところで育ったので、負けられない(?)とばかりに40句くらい作り、
類想・うまく言えていないと思った句をカットして約半分の19句21句を投句。
うち2句を【人】に採って頂けました、感謝です

ていれぎや産湯に使ふ水を汲み
ていれぎや風信帖を臨書して


今回は、山香ばしさんのお隣に並んでいたのも嬉しいです


◆MY FAVORITE 30(作者敬称略)
たくさんのいいなあと思った句、こんなふうに詠みたかった句から少しだけ紹介です。

微炭酸のやうにていれぎ咲きにけり    さとけん
ていれぎの流れに立ちて四分休符     トポル
ていれぎや薄刃の如き水の味       めいおう星
ていれぎを鈴振るように引き抜きぬ      山香ばし
ていれぎからなにかのしつぽがでてゐる  ヒカリゴケ

ていれぎや千二百年みづは無垢      はまのはの
ていれぎやみほとけ多き国の水       うしうし
ていれぎの萌えて静かな国境        うしうし
ていれぎや城下の子等のよく疾る     めぐみの樹
ていれぎの十字は龍を呼ぶ印       花南天anne

ていれぎや綺麗な声で歌います      桂奈
ていれぎや膳揃ひたる「萌木」の間    斎乃雪
ていれぎの清すぎていて渡れない     城内幸江
ていれぎの苦味は水の痛みとも      倉形さらさ
ていれぎを摘んで齧つて山頭火      多々良海月

ていれぎを摘む間も一種絶滅す      比々き
ていれぎや嫁げば変わる味噌の味    雷紋
ていれぎや初めての詩を贈る人      HGDT
ていれぎや水の香りの尖りたる       いつき組福岡リスナー班/由美子
ていれぎや怒れば伊予の訛り出て    こはまじゆんこ

ていれぎの星をつなげる遊びかな     とんぼ
ていれぎや豊かに厚き砥部の皿      みやかわけい子
ていれぎと名付けて草の香りだす     山内彩月
ていれぎや湧水多き善通寺         善多丸
ていれぎの花散るごとき伊予絣       瞳

ていれぎや行きくれて水うまきこと     播磨陽子
ていれぎは見たあれ絶対河童だつたよね 薄荷光
ピアニカを抱いてていれぎ咲く水辺    未補
ていれぎや空すうすうとミント色       野々りんどう
オパールの水ていれぎの常磐色      有瀬こうこ


皆さん、素敵な句をたくさん有難うございます!!
金曜日の発表も楽しみです!!!

2019年3月14日 (木)

◆結果発表で~す!

23時に結果発表に進めましたが、記事を下書きに入れたままUPした気でおりました
遅くなりましたが、「第14回」ご参加くださった皆さん、有難うございました&お疲れ様でした!

◆順位

第1位:古田秀        (54点)19番句得点2位、66番句得点3位もおめでとうです!
第2位:桃猫         (50点)45番句の得点1位もおめでとうございます!

50点以上ゾーン。
古田さん優勝&桃にゃん準優勝おめでとうございます!!
特に古田さんは★の数が3句合計でもたったの5という完成度の高さでした・・・!
私もツッコミどころの少ない、完成度の高い句を作れるように頑張りたいです


第3位:くりでん     (46点)
第3位:クラウド坂上 (46点)
第5位:さとみ        (42点)

40点以上ゾーン。
くりでんさん、クラウド坂上さんは3句ともに二桁得点、
さとみさんは64番句が21点(得点4位)でした!!おめでとうございます!

第6位:小川めぐる   (36点)
第7位:蜂喰擬     (35点)
第7位:あいだほ     (35点)
第9位:ヨミビトシラズ (34点)
第10位:かつたろー。 (33点)
第10位:蟻馬次朗   (33点)
第12位:比良山     (32点)
第13位:青海也緒  (31点)
第13位:すりいぴい (31点)
第15位:あみま     (30点)

30点以上ゾーン。
青海也緒さん以外には全員ネッ句が
撲滅委員会を立ち上げたはずなのに、まだ全然機能していない私・・・うううっ。
そんな中、前回最下位だった比良山さんの躍進が眩しいです

第16位:つぎがい   (24点)
第17位:北村 崇雄 (23点)
第18位:野良古   (19点)
第19位:山香ばし  (18点)
第19位:司啓     (18点)
第21位:立志     (15点)
第21位:ぐずみ   (15点)

30点以下ゾーン。
立志さんには痛恨のタイプミスが発覚、これは残念!
「もしかしてそうかな」と思ったのは、選評を半分くらい読んだ時でした。
自分のコメント力が全然追いつかないことも残念でたまりません
読み取りが浅かったり、的確な指摘もなかなか出来ず、
もっともっといろいろと磨いていかないとと痛感します。
頑張らなくっちゃです。


次回は、「下五かな」の型に挑戦です。
サブクエストはまた後日改めて記事にしますが、
参加希望はこちらのコメント欄でも受け付けますので、皆さんよろしくお願いいたします!

お一人お一人へのコメント返しが出来ずまとめてのお返事となるかと思いますが、
なにとぞお許しを





2019年3月13日 (水)

◆「春衣」の聞き書きです

うわわっ、「るるる」の選句に夢中になりすぎて遅くなりました!!!
再放送もすでに終了しておりますが(汗)記録のために記事をUPさせて頂きます、
すみません~~~!!!

オープニングナンバーは「春の小川」、
パーソナリティはGさん、だりあさん、みかりさんのお三方です。
「春衣(はるごろも/しゅんい)」の発表です!

◇捨て切れぬ亡母の好みし春衣   子犬
分かりますね。「亡母」と書かれてますけど、普通の「母」でも読み手に十分伝わるかなと思います。捨てないでいいと思います、大切になさってください  

◇春衣町家改装ティールーム   司啓
分かりますね。アンティークというか、落ち着いたティールームになるだろうね。誰かを誘って。「春衣」と古い「町家」が合う。派手な明るさでなしに、昭和の匂いのするような。   

◇宝塚観に行く夜の春衣         富山の露玉
これもお洒落ですね。「宝塚」だからちょっとディナーに行ってるかも知れない。「夜」がいいよね、物語が出来てる気がする。演目も想像させますね 

◇春衣猫入念に毛繕ひ    比良山
猫の動作が分かりますね。この「猫」も「恋猫」でしょうから。念入りに「毛繕ひ」して。       

◇春衣スパークリングワイン飲む    かつたろー。
素敵なワインバーかなんかでね恋人と一緒に飲んでいるんじゃないの?羨ましい!「春衣」というと昔なら和服だけど、今ならフワっとしたサテンの服とか。

◇嘘っぽい接吻は嫌春衣     桂奈
私なんか何人の女性に言われたことか(笑)だけど言われる方も強いのよコレ(笑)「春」っていうことでこういう句が生まれてくるんでしょうね   

◇口紅もヒールも揃え春衣  佐東亜阿介
これはもう、「春衣」に合わせてヒールや口紅も揃えてと。イヤリングもとか、いろいろ想像させてくれる現代の感じですね。

◇春衣よりほのとジュラ紀のにほひ立つ  のんしゃらん
「ジュラ紀」どうして?と思ったら。ベンジンやナフタリンなどの原料(石油など)がジュラ紀の地層に含まれるそうです。「ほのと」だから、そうはひどくないんだろうけど、早めに陰干ししておきましょう。

◇靴色を合わせて軽し春衣       ゆすらご
私も今日は上は赤のダウン、スニーカーは黄色よ。やっぱりお洒落、「春衣」だねえ~     

◇愚痴怒り欲望を断つ春衣かな   みなと
「春衣」を着るようになって、欝々とあったものがポーンと、身も心も軽くなったのかな?(重たいものは)捨てて行っちゃえ!と、そういうことかなと思います

◇デパートの二階華やぐ春衣    花南天
「デパートの二階」と言えば婦人服なのよね だから二階は「春衣」がいっぱい陳列してあって華やかなのよね 「出掛けませんか?」という感じ      

◇マネキンもスキップしそう春衣    蜂喰擬
作者が「春衣」来て心がウキウキしてるから、マネキンもウキウキしてるように見える。スキップしそうに見える。「しそう」というのがいいね、心持ちが見えるね  

◇あの雲に合わせて選ぶ春衣  青海也緒
これとっても分かるんですよね。ぱっと見上げて、雲がふわっとしているのを見て「シフォンのブラウスにしようか」とか。お洒落な一句    

◇春衣夜明けのカフェのヴィヴァルディ   彩楓
これもお洒落ですよね「夜明けのカフェ」ってちょっと思わせぶりじゃない?「ヴィヴァルディ」というと「四季」の「春」が聴こえてきますね。これは「春衣」がぴったりですよね!

◇手を繋ぐ幼子達や春衣   己心
幼稚園か保育園を想像・・・園の服も「春衣」になってるのかも。でも「春衣」だから、ちっちゃい子がおめかしして出掛けてるのかなとも。       

◇約束のカフェへひらりと春衣   小川めぐる
いいですよね~「約束」だから女同士男同士でもいいけど恋人が待ってるかも知れない。「ひらりと」で軽やかな気持ちも現れてると思います   

◇スキップをれんしゅうする子はるごろも   立志
やっぱ練習するよね「スキップ」。むつかしいもん(笑)平仮名で小さい子が見えて来る、表記も工夫してる。(練習を)見てる人の華やいでる気持ちも感じられるね。 

◇ふらんすへ巴里へ行きたき春衣かな  ぐずみ
「行きたき」が「春衣」になってるところもお上手ですね。「春衣」を着て行きたいというのと、「春衣」も行きたいと。

そして「恋の季節/ピンキーとキラーズ」を挟んで【天】の発表です!

G「比良山さんのも良かったんだけど蜂喰擬さんの。これが動きとおかしみがあるんで」
だりあ「私は彩楓さんのも良かったけど小川めぐるさんの動きのある句にしました」
みかり「両方良かったですよね・・・『宝塚』も良かったんだけど・・・私もGと同じで蜂喰擬さんの」
ということで、たくさんの俳号が挙げられました。激戦を制したのは!!

【天】マネキンもスキップしそう春衣    蜂喰擬

蜂喰擬さん、おめでとうございます~~~!
無機質なマネキンにも血が通って感じられる「春衣」の力
今時のマネキンはポーズのバリエーションも豊富ですし、華やかな売り場が浮かびます。
私も「華やか・軽やか・ときめき・明るさ」といったイメージで作句しましたが、
蜂喰擬さんの句は「マネキン」「スキップ」という片仮名で字面も実に軽やか
かつたろー。さんの「スパークリングワイン」にも同様の効果がありますね。
きらきらと立ち上る気泡がそのまま心のときめきのようでうっとり
他にも「ジュラ紀」「雲」「宝塚」「巴里」などなど、皆さんのチョイスされた言葉が勉強になりました。

次はまた投句間に合わなかったので、24日は頑張ります・・・
ほんとに頑張るからあああああ

番組フェイスブックより   

今募集中の兼題は3月24日(日)〆切りで「花薺」「仏生会」です。
メールアドレスは  radio@baribari789.com  
FAX番号は0898-33-0789
本名と住所もお書き添えください。

来週は記事UPも間に合うように頑張ります

2019年3月 9日 (土)

◆選句開始~!

23時になり、全員の3句投句を確認しましたので「選句」に進めました!
皆さん、よろしくお願いいたします!!

◆選句要項

◎(特選)ひとつ。一番好きな句につけてください
○(並選)いつつ。
△(予選)いくつでも。句意は伝わるが惜しく感じたところのある句に。コメントなしでも可。
★(逆選)いくつでも。何らかの問題があって句意が掴みづらいといった句にお願いします。
   ↑最低ひとつはつけてください。

選評は作者へのラブレター
作句力ともども、コメント力も磨いていきたいと思っています!

あっそうだ!
投句一覧や選評一覧が縦書き表示も出来るようになっています。
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