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2016年5月13日 (金)

◆プレバト!今週のお題「茶畑と新幹線」

今週は、すっかり「夏めく」風景、茶畑と新幹線がお題になっています。
茶畑の新緑と、新幹線の白いラインが、視覚的にも爽やか!
本日お集まりの皆さまは、どんなイメージで作句されたのでしょう。
紹介順に書いていきます。

【凡】4位:トンネルを抜けると香る初夏の茶葉  片瀬那奈(47点)
     トンネルと青く香れる茶畑と (添削)
     ・「トンネル」と言えば「抜ける」もの(「抜ける」は不要)。
     ・「茶葉」だと、乾燥させたお茶っ葉になってしまう。「茶畑」と言おう。
     ・「茶畑」と来たら「初夏の」は不要。
     色で情景を鮮明に!

【凡】3位:車窓から茶畑見えた君がいた ABC-Z戸塚祥太(55点)
     君といた茶畑過ぎてゆく車窓 (添削)
     ・「車窓」と言えばもう「見えている」。

【凡】2位:母の居ぬ隣座席に置く新茶  夏樹陽子(60点)
     母の居ぬ旅の車窓の新茶かな (添削)
     ・ベタベタ言わず「新茶」に託している点が良い。
     ・「隣座席」だけでは、どこか分からない。劇場と思われるかも。
      不可欠なフレーズを外さない。この場合は「旅」「車窓」。
     亡くなった母であれば「妣(はは)」という字一言で言える。

【凡】最下位:風薫りわが故郷に思い馳せ  椎木里佳(45点)
       風薫る我が故郷よ上京す (添削)
       ・切れがなくダラダラ。具体的な状況を入れよう。
       ・散漫ですネー(byカズレーザー)

【才】1位:窓外を300km/hで青葉行く  メイプル超合金カズレーザー(70点)
     窓外時速300kmの青葉青葉 (添削)
     ・この発想、タダモノじゃない!
     ・「~を~で~行く」というのが散文的。
     ・こういう特殊な強いおもしろい発想のときには、あえて調べを逸脱。
     ・『300km/h』の迫力に寄せていく。
     
【特】新茶踏み鉄の白竜まつしぐら 東国原英夫 ワンランク降格
     ・ダイナミックな比喩をさせたら右に出る人はなかなかいない。
     ・「白竜」で、新茶との色の対比も出ている。
     ・「新茶」踏むとは何事か。お茶農家の方々に失礼。
     ・憤りすら感じる。季語を勉強して出直して来い!

比喩を褒められて期待が高まったところで、バシリ
ご本人は、文明が自然に与える影響・・・を詠み込みたかったようですが、
それだと、テーマが「新幹線」になってしまいますね
収録直後はだいぶショックを受けてらしたようですが・・・
いつき先生の思いが今頃きっと届いていることでしょう。
お叱りをバネに、更なる飛躍を見せて下さることを楽しみにしています。

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プレバト!」カテゴリの記事

コメント

「鉄の白竜」の措辞、大胆不敵ですね。句柄の大きさに驚きました。

衒叟さま、何度かこちらや俳句ポストでご高名と佳句を拝見させて戴き、その才能に驚いております。
まさに仰る通りですね。

それにしてもそのまんま東さんは、何故、季語をディスってしまったのか、残念です。
ノンスタ石田が、NHKで始めは季語をディスってばかりいて、全然評価されなかったとボヤいていました。
季語は主役なので、ディスりたい意図があれば、別の季語を立てるべきでした。

例えば、茶を捨て、畑に絞り、夏であれば風の中でもよい意味ではない「やませ」などを使ってはどうでしょう?
あくまでも、「鉄の白竜」は悪役で、季語でさらに嫌悪感を増す意図で。

畑裂き鉄の白竜なるやませ

亜阿介さん

餓死風である山背と取り合わせるご着想。新幹線の「鉄の冷たさ」や「風の速さ」に響きあい、句の奥行が拡がりますね。山背を的確に置ける景をお持ちと云うことは、東日本の生活に馴染みある句作者様でしょうか。

非才ながら私も同じ句材で挑むなら、茶摘の季感である「春」を読み、

畑荒れしろがねの龍昇りけり

春の季語「龍天に昇る」を充てて、切字 けり でその勢いを現しました。新幹線の色である白銀(しろがね)は冷害を連想させる句意を狙っています。上五の活用(連用形)は些か説明的かもしれません。お目汚しですが ご参考まで。

亜阿介さま&衒叟さま
おおっ!アツい交流が始まってる!!
なんか・・・燃える展開です
そして「しろがねの龍」超COOL!!!
私は「鉄の白竜」よりもさらに良いと思いましたよ!

うぬぬ、やっぱり男性は発想が骨太だなぁ・・・。

衒叟さま、脱帽でございます。
拙は、「ネットつがる吟行」というブログを書く青森市在住のモノです。
季節は、新茶と詠んだ原句に合わせまして、夏と解釈致しました。

畑荒れしろがねの龍昇りけり

ですか?
龍天に昇るは、天気が荒れていくのでしたでしょうか?
畑が荒れると通じますね。
格の違いを感じます。
「お目汚しですが 」って、お言葉いいですねぇ。
時折使わせて貰っていいですか?

めぐるさん、ご心配なく。
パクリと使い回しの亜阿介ですから、格の程度は、私の方がめぐるさんよりずっと下です。
投句数比の俳ポ入選率はめぐるさんに全く及ばないです。

昨日、組長の俳ポ俳句道場に下記の推敲案出しました。

畑裂く鉄の白竜やませなり

今日また、推敲し直したので、もう一度下記で出します。

山背風なる鉄の白竜裂く畑

または

山背風なる鉄白竜が裂く畑

二つの比喩と一つの擬人化が寄ってたかって畑を苦しめている構図です。
青森県の東北新幹線が、新八戸駅から新青森駅に向かって、リンゴ畑や牧草地を横切って行く様子や、新幹線のストロー効果でさびれていく予感を嘆いた句に育った気がします。

亜阿介さま
あっ、すごい!
句が一晩で育ちましたね!

山背風なる鉄白竜が裂く畑
山背風なる鉄白竜の裂く畑

これが一番、一読して意味がスっと通る句になっている気がします。
「が」は、俳句的には「の」を充てると思いますので、併記してみました。
個人的な意見を言わせて頂きますと、
「畑裂く」は句の中では言わず、読者に想像してもらうのが良い気がします。
新幹線は山背である、と断定するだけで、十分伝わるモノがあるような気がします。
いかがでしょうか?(ドキドキ)

ご意見ありがとうございます。

早速、最後のご提案を考慮し、「山背風なる鉄の白竜まつしぐら」と詠み、一連のご提案含めて、俳句ポスト火曜俳句道場に送りました。
組長から何かご教示戴ければ何よりです。

亜阿介さま
おーーーーっ、拙案を採用頂き、有難うございます!
こういった勉強会的な展開は楽しいですね
また機会があれば是非!!!
そしていつか、組長から成長を感じてもらえるような句を作れるようになったらいいな

>亜阿介さん

「お目汚し」、どうぞご随意にお使いください。

>めぐるさん

「読者に委ねる」に同感して、以下のように推敲しました。

龍天に昇りて残らるる大地

衒叟さま
おおぉ・・・!なんだか凄く景の大きな句になりましたね!
「上五(畑荒れ)は些か説明的」とご自身で分析してらしたので、
推敲句のイメージは既にあったのではないでしょうか。
この句では、龍が悪者でなく、
愚かな人間に見切りをつけて天に昇って(去って)いったように感じられました。
残された大地はどうなってしまうのか、龍は再び戻ってきてくれるのか、
人間の矜持が試されているように感じます。

一連の流れ、非情に勉強になりました。
有難うございます
また機会があれば是非よろしくお願い致します!!!

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