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2016年8月22日 (月)

◆8月31日締切の兼題:「秋薊」

◆季語解説

『俳句ポスト』
「あきあざみ」。
キク科の多年草である薊には多くの種類があり、そのうち「山薊」「南部薊」「真薊」など、
秋に花をつけるものの総称をいう。単に「薊」と言った場合は春の季語となる。

『きごさい』
山薊/やまあざみ
仲秋
大薊/鬼薊/秋薊/真薊
西日本、四国、九州の山野に生える多年草。高さは二メートルにもなる。
太い角ばった茎は直立し二十センチから三十センチの棘の多い葉をびっしりとつける。
八月から十月茎に直接花をつける。頭花は小形の穂状でアザミに似る。

『日本の歳時記』(小学館)
秋薊(仲秋)
鬼薊、山薊
薊は世界中に分布し、数多くの種類がある。
野薊が春に咲くところから、単に「薊」と言えば春の季語。
夏に咲く薊は「夏薊」と言う。
そして、秋に咲く鬼薊や山薊などを「秋薊」と言う。

◆例句

俳句のSalon」、「筆まか勢

首すこし傾げ信濃の秋あざみ   青柳照葉
山薊目つむるごとく枯れにけり  岡本眸

◆参考句

花薊露珊々と葉をのべぬ    飯田蛇笏
(はなあざみつゆさんさんとはをのべぬ)

珊珊(さんさん)・・・佩玉の音、すべて清逸なるものをいう。風―、雨―、玉―など。
「露」という秋の季語も入っていますが、春の句。
「珊」の字が、薊の独特の葉の形のようでもあり、
その棘のひとつひとつに露が輝いているさまが詠まれています。
「秋薊」に感じる透明感・孤高のイメージもあると思い、紹介させて頂きます

◆プチトリビア

『新撰字鏡(しんせんじきょう)』 (10世紀初頭)のものに 「阿佐弥」 、
『和名抄(わみょうしょう)』 (932年)に 「阿佐美」 とあるのが最も古い記述。
当時は根を食用にするため栽培されていたが、牛蒡が広まり次第に食べられなくなる。
・「アザミ」の語源としては諸説あるようです。2つだけ紹介します。
   1.「欺かれる」(綺麗だと思って摘もうとすると棘で痛い思いをする)
   2.「惘(あざむ)」=傷つける・驚きあきれる という意味
・スコットランドでは、そのトゲによって外敵から国土を守ったとされ国花となっている。

◆花言葉

厳格、独立、人間嫌い、報復
やはり棘があるからでしょうか、ピリっとした感じの花言葉ですね
平安時代には禁色とされた紫色の花であることも、
何か他者を寄せ付けないイメージに繋がるので、
まずはキーワード「孤高」からチャレンジしたいと思っています。

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コメント

あざみと夏あざみと秋あざみが詠み分けられません。

NHKのお題には間に合わないかな?
組長、一年限りだろうから。

春の期待感、夏の高揚感とは違う秋らしいあざみ。
秋のあざみの特性をも詠めればいいのでしょうが、なんとも。
あざみのツンデレに加えて、秋の寂しさみたいなものがにじみ出たらいいな。
トゲトゲしちゃったら、寂しい思いすることになっちゃったヨォみたいな。

こんばんは。
秋薊、難題ですねぇ・・・というか、何だい? って感じです。ハンディな歳時記では、どれを見ても載っていません。

そこで、よくわからない兼題のときの頼みの綱「図説角川大歳時記(昭和38年ころのでっかい歳時記)」を紐解いてみました。

でてませんですた。

しょうがないので、ついで、「日本大歳時記(昭和58年くらいのでっかい歳時記)」を見てみますた。
出てました。んでも、記載はオリンピック競技の投げやり、な感じであります。

かいつまんで言うと、
「薊には、秋に咲くものも多い。俳人が丈大きいと感じたら大薊、たけだけしければ鬼薊、山に咲いていたら山薊だ。も、適当に作ったら?」
な、解説がありますた。

例句
秋薊磯の残照あな淡し(水原秋櫻子)
秋薊蜂よりも蝶の荒々し(瀧 春一)
秋あざみ振りむけば海きららなす(野澤節子)
遠山にまさる紫秋薊(前原まも留)

飯田蛇笏や高浜虚子、正岡子規の例句が出ていないってことは、わりと新しい・・・歳時記的には、1980年代に認定された季語なのかもしれませんね。


最後に、優秀な例句を一つどぞ。
この土地に飽きて来たのよ秋薊(糖尿猫@あざみ野在住)

◆亜阿介さま&糖尿猫さま

まあ、形状や香りに違いがなく、単に咲く時期だけの違いのようですから、
それぞれの季節感と結び付けて作句するしかなさそうな気はしますよね
秋は、群がってくる蜂や蝶も春ほどではないでしょうし・・・
夏のむせるような緑の中に咲いているのとは、色彩の対比も違うでしょう。
うまく雰囲気が出せればいいですよね~・・・私もガンバリます・・・

例句、有難うございます!
「遠山に~」は、「筆まか勢」に入っていなかったので読めて嬉しいです!!
最後の、投句しなくて良かったんですか?もったいな~~~い!

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