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2016年10月14日 (金)

歓声を吸うて秋雲広がれり

今週のお題は「秋の運動会」
写真には、玉入れに夢中な子どもたちが写っています。
お集まりの皆さまは、どんな句を詠まれたのでしょうか?

【無】4位:秋の空わかっていてももうひとつ  石野真子(35点)
    秋空や笛鳴ってまだ投げる玉(添削)
    ・笛が鳴って終了ー・・・って分かっていてもまだ投げているという気持ちでby真子
    ・写真を見ないと状況が分からないよねby梅沢
    映像が浮かぶ描写を!

【凡】3位:赤とんぼ飛び交う紅白身をかわし  相楽樹(40点)
    紅白の玉身を交わす赤とんぼ(添削)
    ・これも写真を見ないと分からないby梅沢
    ・「飛び交う」「身を交わす」が重複
    ・「紅白」が何なのかはっきりさせる

【凡】2位:秋の声手と手が触れて恋心  キスマイ二階堂(50点)
    玉入れの手と手が触れてはにかみぬ(添削)
    ・上手になりましたよ!ピュアな可愛い句by梅沢
    ・季語に大きなミス。「秋の声」は物寂しいイメージだから合わない
    ・(「恋心」なんて)直接的な言葉は野暮

【無】最下位:運動会、老い甥「おーい!!」あ、人違い  千原ジュニア(10点)
    運動会甥見間違う我の老い(添削)
    ・句読点でもマークでも何やってもいいんですが、そこに詩情があって欲しい

【才】1位:天高し玉が飛ぶたび湧く歓声  市川猿之助(70点)
    天高し玉入れの玉飛ぶ歓声(添削)
    ・「たび」「わく」もったいない
    ・こうすれば「飛ぶ」が玉にも声にもかかる
    ・僕のは、単純だったなby市川

【名】2段:ライン引き残してつるべ落としかな  梅沢富美男ワンランク昇格!3段へ
    (添削なし)
    ・名人らしい手練手管が入っている
    ・「ライン引き」を動詞として読むか名詞として読むかで味わいが違ってくる

今回は、梅沢名人の句に「オオッ!これは昇格!」と言ってしまいました!
私は「何かと準備に追われる運動会の前日・・・」というイメージで読んで、
つるべ落としの、日の翳る速さに秋になった実感と一抹の寂しさを感じました。
すごくしみじみとした味わいがあって、一読パっと情景が思い浮かんで、
句跨りのテクニックもさりげなく、口にした時に心地良い・・・。
8月4日放送「風鈴」の回で三段に昇格していた梅沢名人、
これで元の位置に戻れましたね
実力がある方なので、どこまで昇りつめられるのか、非常に楽しみにしております。


・・・皆さまはどんな「運動会」を詠まれましたか?


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コメント

表題句の「吸うて」は、吸ふの連用形 吸ひて のウ音便ですね。イ音よりもウ音のほうが景に合っていますね。唇のかたちが浮かびます。用字の処理が実に丁寧で、あらためてこのウ音に惹かれました。

「広がれり」は、私の読みが至らず「り」が解らなかったのですが、「広がるれり」「広げけり」とは異なる淡い描写を覚えました。ひろびろとした季語の流れと動きが視えてきますね。

◆衒叟さま

お忙しい中、コメント有難うございます!!!
用字を丁寧に読み解いて下さり、嬉しいです。
「吸い」よりも「吸う」の方が深々と吸い込んで胸が膨らんでいる感じがして
私は文法のことは分かっていなくて、フィーリングで選んでいるんですよね
「広がれり」は、選択肢としては「広ごれる(り)」もあったかと思いますが、
「が」の方が明るくていいな、と
でも、ほんとに不勉強で何も分かっていないので、
もし衒叟さまが間違いを発見した時は、遠慮なく指摘してやって下さいね!!!
頼りにしております

古語であれば、他動詞なら広ぐ、自動詞なら広ごる、ですね。「広ごれり」なら、広くなった、広がっている、あたりの意です。

「が」を用いたいお気持ち、よく解ります。「俳句は意味ではない、リズムである」と云う考えがありますが、まさに「広ごれり」であるとリズムが澱む感を覚えます、私のみの感覚かもしれませんが… また、下五が説明的になるようにも感じます。なんとかして「が」を充てたいのですが、未然形となるため 句意が外れてしまうのが難点です…

「歓声を吸う」と云う発想が、めぐるさんの持ち味である「自由にして自在」な句を成り立たせていますから、まだまだ大きく伸びていきそうですね。わたしも浅学の身ですから、お互いに高め合っていきましょう。

◆衒叟さま

早速有難うございます!!!
一応、自分で句を作った時は、同じような表現の句を探すのですが、
「広がれり」も結構有名どころの句 ↓↓

Uターンしてから冬の広がれり  山口木浦木
鰯雲外野席より広がれり     大串章

などがあったので、同じような意味合いと思って「広がれり」を使っています。
意味合いとして自分では「広がっていっているなあ」と受け止めていましたが、
実のところ、はっきり分かっておりません
「広がれり」だと、どういう意味になるのか、この機に教えて頂いてもよいですか?
句意といっても、漠然と感じている雰囲気のものでしかないので、
「実はむしろそっちのイメージ!」なんてこともあるかも知れません

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