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2016年10月22日 (土)

◆「はる」室生犀星

はる


おれがいつも詩をかいてゐると
永遠がやつて来て
ひたひに何かしらなすつて行く
手をやつて見るけれど
すこしのあとも残さない素早い奴だ
おれはいつもそいつを見ようとして
あせつて手を焼いてゐる
時がだんだん進んで行く
おれの心にしみを遺して
おれのひたひをいつもひりひりさせて行く
けれどもおれは詩をやめない
おれはやはり街から街をあるいたり
深い泥濘にはまつたりしてゐる


タイトルは「はる」なのですが、いつも晩秋の頃に思い出す一篇です。
室生犀星という名前が、実に秋っぽいからかも知れません。
この最初の5行は、俳句を始めてから余計に実感することが多くなりました。
「あっ♪」と思った時には、その閃きはすでに体を通り過ぎているのです。
投句締切前になってソワソワし始めた時に読むと、心が落ち着きます。

それにしても、室生犀星の「おれ」カッコイイなあlovely

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