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2016年12月20日 (火)

◆ここまでのまとめ(夏編)

ここまでのまとめ(春編)」からの続きです。
「海胆」で【人】を頂いてから、掲示板にも人が増えて来ました。
素晴らしきかな【人】効果
そして、亜阿介さまの呼びかけで始まった「チーム天地夢遥」(理念はこんな感じ)、
「鮓」から活動開始となりました

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兼題「鮓」
【並】馴初めの三代三様鮓を圧す


ブログプレイバック
日常の中で伝統が受け継がれていく様を描きたかったのですが、力不足でした
【人】子が産まれ子の子が産まれ鮓熟れる クズウジュンイチさま
あー、こういう描き方があったのだなぁ格の違いを痛感ーーー

【没】子の帰る日までそのまま鮓の石
【人】箱鮓や子の帰国日に丸印   勿忘草さま
私の描きたかった情景が、勿忘草さまの中七下五にありました。
「そう!それ!!!」って思いましたよ・・・ううう

この頃の私
けんGさまに言われて初めて、【並】選句の中八に気づくという
ブログのタイトルに使ったものも、振り返ると中八の句が半分くらいあったりして、
マジでそんなに違和感を感じていなかったことにショックを受けました。
それ以来だいぶ気をつけているつもりなんだけど、まだまだ注意が足りません

兼題「蜜柑の花」
【並】手作りのメダル貰ふ日花蜜柑
【並】花嫁の涙束ねて花蜜柑


ブログプレイバック
【天】蜜柑の花散つて熊楠まつぱだか  博士
いやもう、これはもう、脱帽でした
1867年5月18日生まれ、18言語を解したという南方熊楠を詠んだ句が、
18音になっている(けれども読んだ時に不自然なリズムではない)のが、またニクい
高校生の時に大友克洋の『童夢』を読んで漫画家をあきらめた時と同じような感覚です。
「世の中には、こんな素晴らしい作品を生み出す人がいるんだから、
私はもう読むだけでいいや」
そんな思いがよぎります。

この頃の私
【天】の句に打ちのめされてどん底気分だったのが、【並】×2句で急浮上
もはやルンルンでありますげんきーーーん
掲示板に、ブログ記事からヒントを貰ったと書いて頂いて、俄然ヤル気がUPしましたね!
有難うございます、さるぼぼさま!!本当に嬉しかったです

兼題「蜻蛉生る」
【並】蜻蛉生る朝靄通り二番池


ブログプレイバック
今回は過去最多の10句送った訳ですが、この句の期待値は5番目でした。
その上に
【没】蜻蛉生る名もなき池のそこかしこ
を持って来ており、
自分としては「現実にある池」の方が「架空の池」よりいいかなと思ってたんですが、
もしかすると、「架空の池」の方が、蜻蛉の生まれる神秘性に近かったのかも?
「美しい池」っていうイメージがありますものね。
ふと気づけば私の句は、メルヘンよりな方が評価されているようにも感じますし、
もしかすると、これが私の「持ち味」となっていくのかも知れません。
ちなみに、期待値が「朝靄通り」以下だった5句は、
「銀」との取り合わせの句いろいろでした。

「蜻蛉」で10句作って感じたことは、
「コレだっ!!!」という強い手応えがないからいろいろ作ってしまう?ということでした。
描きたい景がはっきり定まっていれば、その景を詠むために四苦八苦していれば、
そんなにあれこれ手を広げる余裕もないのかも。
まずは、「この兼題では、こういうことを詠みたい!」と方向を定めることが大事!

この頃の私
「銀」との取り合わせで5句くらい作って、過去最多の10句を送りました。
が、凡庸な句しか詠めず全滅。
【並】や【人】の「銀」の句との違いは歴然でした
他の色との組み合わせによる美しい句が、たくさん入選しており、
そこから見えて来る美しい景にうっとり
そして、この時から、投句したものに期待値をつけていき、
自選力UPのための取り組みを初めています。
今まで「コレ」と思った句が選ばれたためしがないので
自分の期待していた句がどんなだったか、
選ばれた句はどんな句なのか、しっかり意識していこうというものです。
また、亜阿介さまからの書き込みで、「通り」が動詞にも思えると気づき
蜻蛉生る朝靄通二番池
より住所らしい表記に推敲しています。


兼題「ごきぶり」
【並】水切りの石より疾し御器齧り


ブログプレイバック
今回は、難敵「ごきぶり」を前に、3句捻りだすのが精一杯だったので、
参加以来初の「全没」も覚悟していましたが・・・
良かったーーーー
ごきぶりの素早さをどう表現しようと考えて「水切りの石」を思いつきました。
「水切り」の爽快感が、ごきぶりに対する嫌悪感を少しでも和らげてくれますように・・・。

この頃の私
御器齧り水切り石より疾しこと
御器齧り水切り石の疾さかな
推敲案を出してみるも、「極力中八は避けた方が・・・」とまたしてもご指摘
アカンやーん、まるで気づいてないやーーーーん
それから掲示板で「鑑賞は楽しい!!」っていう話を亜阿介さまと交わしています。
恐れずにガンガン書くべし!と。
名句鑑賞はブログを始めた当初からちょこちょこ進めていたけど、
書いても書いても言い足りてない気しかしなくて、全然完成させられなくて・・・
やっとUPを始められたのがつい最近からですよね
比々きさま、強力な後押しを下さって有難うございますーーー!


兼題「冷やし麦」
【人】糸のよな雨降り出して冷やし麦


ブログプレイバック
「雨」の句は、今回10句投句したうちの期待順ちょうど真ん中の5番目でした。
ホワっと出て来た時は、あんまりにも凡庸すぎるし捨てようと思ったんです。
でも、「馬鈴薯植う」の時も、捨てようと思った句の方が【並】に載ったので、
自選は信用ならんということで・・・ウウウ、送ってて良かった
まずは何より、「シンプルに!」「そのまんま!」なのは大事かも知れない。
このことは、しっかり心に留めておこうと思います。

この頃の私
もう今日が締切?というくらいの差し迫った時だったです。
帰宅途中に、ポツっと雨が降り出して、「わっ雨」と思った途端に、
この句も降ってきてくれました。
まさか【人】になるような句とは全然思ってなかったので、本当にビックリ。
本当に思いついただけで凡庸な句だと思ったのですが、
期待値を5番目にしていたのは、「馬鈴薯」の時の「ほくほく」と同じように、
「冷麦」と「糸のような雨」はとてもすんなり繋がっていると感じたからでした。
選に入るってことは、「これでいいんだよ」というメッセージのはず。
この句が【人】に選ばれたということは、何かとっても大事な意味があると思いました。
それで、「質感・量感」ということに初めて気づいたのです。
取り合わせのさいに、季語と取り合わせるものとに共通する質感・量感があること。
これは大事なことのひとつなのではないかと感じ、今も気をつけている部分です。
それにしても、「@チーム天地夢遥」をつけた途端の【人】!神通力を感じました


兼題:月見草
【人】廃村にありしか月見草口伝


ブログプレイバック
故郷の過疎化が進んで、ついに市に合併されて「村」の名前がなくなってしまった時、
故郷そのものが失われた気がしてとても寂しく思った気持ちが生々しく現れて・・・
胸の内からほろりと零れてきた「廃村」という言葉が、
ちょうど締切間近の兼題だった「月見草」と繋がって句になったのです。

千波矢さまみたいに、厳選の1~2句でスパっと選に載るのが理想ですが、
今の私だと10句前後から4~6句に絞る・・・くらいでしょうか。
作句力も高める、自選力も磨く・・・・・・・・・ううぅ、道は遠い


この頃の私
掲示板に来て下さる方々のおかげで俄然パワーアップ
「月見草」では過去最多の12句を投句しています。
その中で、「月見草が描けている(と思える)句」の中から、期待値2番手の句が【人】。
「廃村」と、もはや野生では絶滅したという月見草、「質感が合ってた」ということですね。
そして、ここでも掲示板で、
とりあえず私の目標としては、【人】への入選率を高めること・・・。
まずはちゃんと季語の本質を捉えることを目指します!!

と書いています。
【人】の先に【天】【地】がある!
そう信じて、まずは【人】に採ってもらえるような句を目指して頑張る!!!
話はそれからだ

兼題:「五月雨」
【火】五月雨て「初恋」聴いてゐる窓辺
【人】五月雨に少し膨れる漢字辞書

ブログプレイバック
季語を体感しようと濡れて帰ったのがアダになり、風邪引いちゃってヤバかったんですが、
何とか締切当日になって「もう一頑張り!」。その、最後の一句が【人】に
最後まで粘って良かったです・・・

この頃の私
「チーム天地夢遙」を名乗り始めてから、3連続【人】選
これも、「さみだれ」という優しく美しい日本語から、やわらかなイメージがあったのに、
「思いの外強い雨だった」という実感が、「漢字辞書」に投影されたと思います。
漢字辞書をめくった時の、漢字が雨粒のように降り注いでくる感じ・・・。
画数が多いと、余計に「強い雨」みたいですよね
「少し膨れる」は、湿気で物理的に膨らむように思ってもらってもいいし、
「他の本ばっかり読んで、アタシはー?」的な「ふくれる」と思ってもらってもいいと、
『俳句ポスト』に出した句の中では、初めて句意を読者に任せたものでもありました。
以前は、自分がイメージした通りに読んでもらえないと、力不足を嘆くばかりでしたが、
別の角度からの解釈がとても新鮮で面白く、自分の刺激にもなると気づいたのです。
糖尿猫さま、亜阿介さまからの選評、めちゃくちゃ嬉しかったです
この頃から、私自身の句の作り方が少し変わってきたようにも思います。

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今書き出してみてハッキリ分かりましたが、間違いなくここが一番変化があったところ。
たくさんの方との交流から、多くの気づきを与えて頂きました。
「月見草」の時の【人】句を得るきっかけを下さった悠さまとは、
私が至らなかったせいもあり、今はまったく交流がなくなってしまっていますが、
短期間のうちに非常に多くのことを教えて頂きました。
「ハッキリ」「スッキリ」「ドッキリ」、そんな俳句を書いていけたらいいなと思っています。
今はもう、ブログを覗きに来てもおられません。
ですので、私も悠さまの名前を出すのはこれが最後です。

さて、気を取り直して、「まとめ(秋)」へ向かいますーーーーー。

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コメント

真似っこあ~すけが別アドレスから第一回を開始。

現在159回だから、毎日書いても天選だけで半年はOK!

天選が終わったら、地選にも広げられるし、主要な人選なんかも入れたら無限に今のハイポに追い付かないかも。

◆亜阿介さま

あっ嬉しい!やって下さるんですね。
鑑賞によって、たくさんの気づきがあると思いますので、
亜阿介さまが【天】【地】を目指すにあたって必ずプラスになると信じてます。
私はまず【人】を目指し、進めていきます。
お互いマイペースで頑張りましょうね

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