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2016年12月25日 (日)

◆ここまでのまとめ(秋編)

ここまでのまとめ(春編)」「ここまでのまとめ(夏編)」に続き、「秋編」です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


兼題「鵙の贄」
【人】鵙の贄グリムの森の入り口に


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この句は、8句投句中の5番目でした。
宗教とか時代劇方面からずっと考えてたんですけど、
よくコンビニで見かける漫画雑誌「本当は残酷なグリム童話」と突然結びつき、
グリムの森にも、きっとあるんだろうな~~~・・・と思って、「入り口」に置いてみました。
確かめっちゃギリギリで出て来たんだっけと思ってメールを確認してみると、
7月20日締切のところ、19日に投句していますね・・・いやあホンマにギリギリやったわ

この頃の私

質感・量感」を合わせる、ということを念頭に、
「鵙の贄」から浮かぶイメージと似た性質のものをいろいろ考えていました。
投句した時は、特に自分の中にはっきりとしたイメージはなくて、
映画の導入部とか、絵本の挿絵(表紙)のような平たい景しか描けてなかったです。
皆さまからのコメントで、奥行を感じさせてもらい、
読者によって句が育てられるということを実感出来た気がします。
本当に有難うございました


兼題「啄木鳥」
【並】啄木鳥の一点突破の気概かな


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これは、期待値2番目の句でした。
「一点突破」(いってんとっぱ)
特定の一点に対してのみ集中的に力を注ぎ、それによって活路を切り開くこと。

この言葉は、漫画「テニスボーイ」に載っていたの。
中学生の時に読んだ漫画で覚えた言葉が、今こうして俳句に活かされるなんて
私は、これからも漫画を読み続けます

この頃の私

>投句に当たって、私が目指そうとして出来なかった「音の響き渡る透明な空気感」は、
>木~金の句の中にたくさんありました。
>特に惹かれた句をいくつか書き出させて頂きます。
「啄木鳥」は最後の最後まで「あ~~~~うまく言えん!!!」と苦しんだ分、
皆さまの視野の広さ、表現の多様さに、デンプシーロールを食らったような気分です。
Photo_2
愚直な努力を積み重ね続けた幕の内くん最強最大の武器デンプシーロール。
しかしライバルの1人・千堂くん(上記画像で殴られている方)は言います。

  不思議やろ?  こんだけ痛い目みても、ボクシングやめよ思わんやろ?
  特に幕之内の拳はそう思わせへんのや
  ワイらのようにケンカで慣らした拳やない
  練習で強く重くしたモンや

  練習すれば勝てるようになる
  もっと練習すればもっと強くなれる
  打たれるたびそう思い知らされたやろ?

  だからこそ
  もっと練習したる 強うなってキサマを負かしたる
  そういう気分にさせられるんや!

  ワイらの拳は相手を二度と立てなくする拳や
  殺人の拳や

  せやけど幕之内の拳は 全く種類が違う
  何度でも人をヤル気にさせる拳や

  アレは
  活人の拳や!!


ちくしょう、何て名言なんだ
私も『俳句ポスト』で全く同じような気持ちを感じています。
どれほど皆さまの素晴らしい句に打ちのめされても、
自分ももっと自分を磨いて、少しでも佳い句を詠めるようになろうと。
そのためにも、しっかり皆さまの句から勉強させてもらおうと。
そして上位句を改めて読んでいくと、
【地】啄木鳥のふと夕陽見る五秒間      このはる紗耶さま
【人】啄木鳥やぢつと樹を見る間のありぬ  堀口房水さま
など、「啄木鳥が木を突いていない時間」を詠んだ句が印象に残りました。
俳句の上手な人は、「時間の描き方」が巧い!と思ったのです。
このことは、次回兼題「胡麻」でも大きく示されます。

兼題「胡麻」
【並】胡麻まぶす星に願ひを託すごと


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おおおおおーーーーー、ついにやりました!
期待値1位の句がようやく『俳句ポスト』で【並】に浮かぶことが出来ました!!!
今回は、水曜日の「お便り」に載せて頂いた文章に沿って5句送っていまして、
その中でも、「今回たった一句しか送れないとしたらコレだな」と思っていたものです。
あああーーーー良かった・・・!
この【並】には、今までの【人】よりも値打ちを感じています。
願わくば、これがまぐれでなく・・・
次回以降、高確率で自選句が選ばれるようになりますように!

この頃の私

前回感じた「時間を描く」ということを、今回もつくづくと感じています。
【天】胡麻爆ぜて晴天続く二十日間     木好さま
【地】胡麻爆ぜて王土は一夜にてほろぶ  とおとさま
【人】胡麻叩く正午の時報鳴りにけり    むらたふみさま
そこで、上位入選のコツは「時間・空間を描くこと」だと目星をつけました。
数詞の使い方」といいますか。
兼題を詠む時の俳句の作り方が少し分かってきたように思います。

「兼題」秋薊
【人】風わたる百畳の野に秋薊


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今回は、ページを開いた途端に自分の名前が目に入って、テンションMAX!!!
「胡麻」に続いて、一番のお気に入りが選んでもらえて、テンションMAXの二乗です!!
「孤高」のイメージで詠もうとして、
からからと乾いた草原に、秋薊が凛と屹立しているイメージで作りました。
広さをどの程度にするか、少し迷って「百畳」をチョイス。
「千畳」では広すぎるような気がして・・・「百畳」なら「ありそう」な気がして。

今回は【人】に亜阿介さま、pironさま、木目さま、紫さま、糖尿猫さま、
【並】に千波矢さま&お母様のお名前とお句を拝見!
皆さまおめでとうございます&素敵なお句を有難うございます!!
「五合目」「踵」「骨壺」「機関車」「煉瓦隧道」「村にひとつの」「ローカル線」などなど、
自分にはなかった様々なイメージが眩しかったです

この頃の私

ちょっと話が前後しますが、
「秋薊」は、夏の兼題「月見草」の時の上位入選句から刺激を受けて書いたものです。
【地】メキシコも火星も遠し月見草   亀田荒太さま
【人】見草三十八万粁のそら      糖尿猫さま(「月までの距離、38万キロちょい」とのこと)
これらの句を見て、「私も空間を感じさせる句を」と意気込んで取り組みました。
(【人】句を授けて頂き、有難うございました!)
「啄木鳥」の時は、頭にあるイメージを言葉にすることが出来ず終いだったのですが、
「秋薊」では何とかなってくれました。
そして、皆さまの入選句の中に上達へのヒント(メッセージ)があると、
これはもっと丁寧に読んでいかないと、と改めて強く感じた次第です。

兼題「湿地茸」
【人】杣山の温き一日や湿地茸狩


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今回は、期待値3番手の句が【人】でした
本しめじ採り」の動画の中から拾ってきたものです。
」という言葉が好きで、いつか使ってみたかったので、結果に繋がって嬉しいです!!

ここで気づいたのですが、私の句、季重なりですよね?
「温し」は春の季語
『NHK俳句』「葡萄」でも、「昴」を使っていて季重なりになっていたと思うのですが、
選に入れて頂いていました。
ということは、適度な位置づけで気にならなかったということでしょうか。
セーフ判定で良かったのですが、
気づいた時の「!」は心臓にとっても悪いので、
今後は投句のさいに、もっと細心の注意を払わないとと肝に銘じた「湿地茸」でした。

この頃の私

夏の兼題「冷麦」で「質感・量感」、「月見草」で「空間」、
秋の兼題「啄木鳥」で「時間」、「胡麻」で「数詞」など、
類想から一歩抜け出す、上位入選の秘訣のようなものを次々感じるようになりました。
「秋薊」は、その法則に従って作ったもので、
自分のイメージした「孤高」の風景を出すために、「空間」「数詞」を意識して。
これで【人】を頂けたので、間違ってなかった!!!と思っています。
『俳句ポスト』を通じて学んだことが、少し活かせるようになってきたかな~と、
ちょっと浮き浮きした気分になった頃です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ここまでのまとめ」、あとは「冬」を残すのみとなりました。
長々と書いてしまって申し訳ないのですが、もうしばらくお付き合い下さいね

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まつやま俳句ポスト365」カテゴリの記事

コメント

成長の記録ですね。

季重なりって、思うほど気にしなくてもいいかなって、最近感じています。
詩としてどうかってことがもっと大切で、季重なりを気にせず、時にはあえて挑戦してみたらどうかなって思ったりします。

◆亜阿介さま

コメント有難うございます!
『俳句ポスト』では、膨大な量のアドバイスを頂けていますから、
少しでも活用しないともったいないですよね。
家にいながらにして、しかも無料でこれだけ勉強させてもらえるんですもの!
「季重なり」、実は「鷹狩」の時に一句だけ送ってみています。
その後、別な言い方で寒さを表現出来たので、ダメな季重なりだと判断出来ましたが。
もしかして「ブラザーズ」で紹介されるかも知れません。
敢えて言っておこう、楽しみだと

こんばんは。
締切があしたに繰り上がった一句一遊を、とっとと投句すませますた。

季重なり、悩ましいですね。
将来への宿題ですが、幾つかのやってみたいことのひとつに、
「有効な季重なりを作る」
ってのがあります。もちろん、現段階では全くうまくでけませんです。
いつか、ひょっとそんな句が降りてくることを、期待しております。

◆糖尿猫さま

コメント有難うございます!
『一句一遊』への投句お疲れ様でした
「有効な季重なり」、意識してやってみたいですね。
当時は、『湯豆腐句会』でも「あやとりの最終形を曼珠沙華」に管理人さまから
「惹かれた」と仰って頂き、自分の意識していない季重なりが評価を受けた頃でした。
どうせなら意識して出来るようになりたい、と思います。
「鷹狩」に送ったのはダメな予感満載ですが、いつか「成功例」として、
糖尿猫さんと「季重なりブラザーズ」で並んで登場出来たら嬉しいです

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