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2017年2月18日 (土)

◆「駒返る草」金曜日

おおーーーーー!糖尿猫さまの「猫草」が金曜日に!!

横浜から参加糖尿猫です。
◇猫草の小さき鉢植駒返る  横浜・糖尿猫
「猫草」っていうのは
あの猫のサラダみたいな青い草がピンピン生えてるあの鉢なんだろうと思うんですが、
駒返る草とか草駒返るとかじゃなくて、
「猫草」「駒返る」と上五と下五でやろうというんですからね、
もうやられた感がありました、これはね。


ああ、さすがです
そうか「草」と「駒返る」をこんなふうに離すテクニックもあるんだ・・・!
もう一句、「猫が食べたのかも?」と思わせる句がありました。

◇駒返る草に何かの食べた跡  ポメロ親父
「駒返る草」ってのはいったん枯れてたヤツがまた宿根草ってらしいですけれどもね、
も一回芽吹いてくるというね。
やっと芽吹いてきた草をジッと見つめてみると、「何かの食べた跡」があるよ。
こんなことをね、発見するというのが俳人の目なんですね。俳人の好奇心というか。
「何かの食べた跡」無責任に「跡」だけしか言わないっていうのも、
これ俳句の作り方のひとつのテクニックというヤツですね。


それから、猫じゃなく鳥にあげる句も。

東京から参加かおりはこんな展開に来ました。
◇駒返る草少しいただき鳥籠へ  東京・かおり
やっと草が萌えてきたよと。それをほんの少しいただいて、
初物として鳥へお裾分けしてやろうなんてね。
「いただき」って言葉の選択「鳥籠へ」という助詞巧いと思います。


うわあああ、さすが金曜日の句は違う・・・!
みんなとっても詩的で素敵です
私にもいつか、こんな豊かな広がりが持てるようになる日が来るのか分かりませんが、
憧れをしっかりと胸に刻ませて頂きました・・・。

最後になりましたが、金曜掲載の皆さま、おめでとうございます

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一句一遊」カテゴリの記事

コメント

おほめいただき、ありがとうございます。
今週は、「夏井いつきは、オレの句の良さに気づかなかったか」と逆恨みする(笑)のと、作者本人が全く気付いていない句の良さを、組長先生に教えてもらうのと、二つ同時進行でありました。

前者は、「山焼」です。作者一押しの句は没でした。しくしく・・・で、逆恨み(笑)。いやあ、今読み返してみたら、大した句ではなかった(^^; 別の句で、「人」にとって貰ったのを、喜ぶべきでしょう、うん。

後者が、この猫草です。ほぉーっ! そんなテクニックを使っていたんだ、俺は!? とびっくりです。猫草の発想そのものは、めぐるさまにいただいたものです。
なので、今回の金曜は私の実力はほとんど関与しておりませんです、あうう・・・と言いながら、嬉しいです。

◆糖尿猫さま

「猫草」・・・いや、「駒返る草」の金曜日おめでとうございます!!!
発想を一句に仕立てるさいの能力の違い、格の違いを痛感しましたよ~~~!
「山焼」の「カルデラのふち」も景がクッキリ浮かんでさすがでした!
『俳句ポスト』では、出来るだけ多様な発想を紹介しようとされているようですから、
糖尿猫さまのイチオシの句も当然良かったと思いますが、
同系統からは他の方の句をピックアップされているのじゃないでしょうか?
そして「カルデラ」を他にない発想として選ばれたのだと思います。
没句祭りをやっていて、没句には必ず(と言っていいほど)類想句があるので、
そんなふうに感じています。

そうそう、私の「千五百米」、糖尿猫さまブログのグーグルアース写真にお世話になりました!
「山焼」を撮るには、何メートルくらいが妥当なんだろうと考えていたので、
写真のおかげで距離のイメージが掴めたんです。
本当に助かりました、有難うございました!!

お礼になるかどうか、「渡り漁夫」個人的にイチオシの参考動画を。
「渡り漁夫」の記事にも貼っていますが、「鰊の軌跡」
https://www.youtube.com/watch?v=0wWYiVx_myw
もし既にご存知だったらスミマセン

めぐるさま、ありあとうございます。御句の千五百米、距離感が絶妙ですよね。
わたしは、山焼は箱根でしか見たことがありません(それも焼け跡w)。
箱根の駒ヶ岳の標高が千五百米弱なのですよ。山焼の場所はそのすそ野の方です。標高だと七百米弱くらいです。
なので、駒ヶ岳の数百メートル上あたりから、箱根のカルデラが見える感じでの距離感を思い浮かべました。まさに「空撮」の距離感です。


鰊の軌跡、貴ブログ記事にて(ありあとうございます)、すでにチェック済みであります。ありがとうございます。たいへん、参考になります。

動画を見ていて一番印象的だったのが、「くきる」でした。
鰊の傍題で「鰊群来(にしんくき)」というのがあります。これが、動詞として用いられておったのですねー。句に使いたいものです。
群来という字面から、押し寄せる鰊の群を想像していましたが、違うんですね。鰊の放精で海が白濁することを指すみたいです。
単にたくさんきてまっせー、というだけでなく、新たな生命を生む力強さが入った言葉のようです。
鰊群来をそのまま使ったら、季語がかぶっちゃうから、「くきる」という動詞のみで渡り漁夫の句としてみたいと思っています。

◆糖尿猫さま

わっ、わっ、そうだったんですか!
同じ場所・同じ距離感で句を考えていたなんて、震えるほど嬉しいです
うむむ、わたしもちょびっとだけ糖尿猫さまに近づいた気分・・・
あわわ嘘です調子に乗りました

>鰊の軌跡

見て下さってたんですね、嬉しいです
Dr.ポーターにちょびっと吃驚しませんでしたか?
動画、生き生きとしていて、本当に面白くて、「参考資料」としてというより、
番組として夢中で楽しんでいる私がいます。
「オーーーーーイェ!鰊!くきってるどぉ!!」
「くきってるってかい?」
「今日は忙しくなるねッ」
「握り飯たくさん作らねぇとな」
そういえば私は同じシーンから女性サイドの句を考えてましたよ。
その場の当たり前の空気感を出せれば一番いいなと思うんですが、
私にはかなーり難しいので、ちょっと脇から見てる感じの句になりそうです。
糖尿猫さまの「渡り漁夫」、楽しみにしていますね!!!

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