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2017年2月23日 (木)

菜の花や海に花貝あるといふ

今週の『プレバト!』お題は「菜の花と自転車」。
青空に菜の花畑、道路には数字の「6」、停めた自転車には赤いリュック。
どこに目をつけ、どう詠むのか?
順番に書いていきますね。

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【凡】3位:キスマイ宮田(47点)

ペダル踏み菜花の香りなびく髪

梅沢「中七実に素晴らしい下五に余計な言葉が。
    ペダル踏んでるんだから、髪は当然なびくでしょ?」
夏井「問題点が二つ。まず発想が平凡。
    そして特待生も言っていた通り要らない言葉がある。」

ペダル踏む髪に菜花の香りくる

夏井「彼女の髪に菜の花の香りを感じたの?菜の花ってけっこうクサイよ

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【凡】2位:美保純(50点)

春の里母雲見つけし結ぶ靴紐

美保「お母さんみたいな雲を見つけたと思ったら、靴紐がほどけているのに気づいた。
    もしかしてこれを教えてくれたのかな、甘えないでしっかり帰ろうと思った」
梅沢「俳句は作文じゃないんだから・・・全部字余り
夏井「中七を崩すのが嫌われるのは、リズムが緩んだりたるんだりするから。
    でも、情景も見える、人物も見える。
    なかなか将来性があります。語順がもったいない」

靴紐を結ぶ母雲はるの雲

夏井「リフレインが効き、優しい母への思いも見える」
美保「この直された句を母に送りたい

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【凡】4位:新納慎也(45点)

寒明けの立ち漕ぎ止める菜の花よ

梅沢「季語二つ使ってるなっちゃんスゴク起こるよ
夏井「問題なのはむしろ語順
    『止める』だと菜の花が止めているようにも読める」

寒明けの立ち漕ぎ菜の花に止めん

夏井「将来性ある凡人です

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【無】最下位:高橋真麻(30点)

菜の花や永遠にあの人と我春雲なりて

高橋「写真を見た時、『私は死んで雲になった』と思った。
    私はもう彼と行けないけれども、
    菜の花よ貴女は散ることなく彼と一緒に旅をして下さい、と・・・」
梅沢「ダメですよこれ俳句じゃないもの
夏井「表現したいと思うことがあるのは分かりますけれども、
    五七五を作ろうという意思が見られない
    並列の形使ったらやれますよ」

菜の花や永遠なる君と吾と雲と

夏井「『あの人』は『君』、『我(われ』は『吾(あ)』と言うことが出来る。
    これで貴女の言いたいことはほぼ入ります」
高橋「先生の直し甲斐がある句が書けたな
夏井「

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【才】1位:藤井隆(73点)

6の次7の菜の花漕ぐペダル

藤井「(写真の)6がスゴク気になったので、次は7のところまで漕いで行こうと。」
夏井「発想が軽やかで楽しい句ですね
    言葉の展開が楽しい、一発で覚える。
    人に一発で覚えさせる、これも俳句の才能。最後にペダルが来るのもいい

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【名】6段:梅沢富美男

梅沢「(先週インフルエンザだったけど)言い訳はしない。季重なりに挑戦しました」

菜の花や厨に眠るあさり貝

評価のポイント:季重なりが成功しているか否か。
結果:現状維持
コメント:二つの季語の強弱が足りない!

夏井「『菜の花や』で強い切れを使って工夫しているけれども、
    下五『あさり貝』(体言止め)であさりの印象が強くなってしまっている。
    『あさり』は中七に入れましょう」

菜の花や厨にあさり眠らせて

夏井「『眠らせて』と静かな光景で終わることによって、
    読者の意識がまた菜の花に戻っていく」
梅沢「体調悪いのにガンバったんだよ~」←言い訳

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おおおーーーー
ここのところ『俳句ポスト』で毎回、コッソリ季重なりに挑戦している私にとっては、
まさにタイムリーな内容!!
中心となる季語は「や」や「体言止め」で強く打ち出し、
サブ(?)季語の方は背景に紛れ込ませる・溶け込ませる・・・ですね
そういえば!!
私が先月の『湯豆腐句会』で感想を書かせて頂いた、やち坊主さまの句もそうでした!

鶏旦や安房の菜の花咲き初むる  やち坊主さま
「季語+や」&「季語入り背景」


そうよそうなのよ
よぉおおし、今度こそビシっとナイスな季重なりの句を作って見せる!
・・・と、いつも以上に燃えた『プレバト!』でした。
タイトル句の「花貝」は桜貝の子季語。
う~~ん、まだまだだねっ

Photo

越前リョーマby「テニスの王子様」

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プレバト!」カテゴリの記事

コメント

こんばんは!

また、教材にコピーさせていただきます。

「我が家ではプレバト、見てないけど勉強になります」という人がいました。

先週の原西さんといい、芸人さんは結構俳句は不調かと思いきや、
何と、藤井さんが1位とは全くの予想外でした。

実はケンコバさんと同期らしいので、この藤井さんの1位を引き継いでそろそろケンコバさんにも早く1位を取ってもらいたいところです。
お題を前に結構苦しんでいるかと思いますが、今回、宮田さんが過去に番組史上最低問題作を披露したこともあった生け花査定で、紫吹さんからのアツイ指導もあってか、何と1位に飛躍しました。
それと同じようなシチュエーションで、フジモンさんからのアツイ特訓で、過去4回才能ナシだったケンコバさんにも1位に導いて欲しいです。

私が更新したブログで、ケンコバさんを含むメンバーを色々考えてましたが、
ただ個人的には未だプレバトに出てない、石原良純さんの俳句査定が見てみたいと思いました。Qさまとかには、よく出てるんですけどね。
慶応出身の人は出来のいい人(ミッツさんなど)と悪い人(紺野さんなど)がくっきりと分かれていますが、こたつむりさんの話によると結構やらかしてしまいそうとか・・・。

今回の菜の花の写真から一句。
「自転車の右折でベルや風光る」

菜の花の嗅覚は入ってないんですが、あれは結構臭いんですよね・・・。
自転車のベルで聴覚、風で肌の触覚を入れました。
季語はもうわかりますね。

◆アルスさま

おおーーーっ!アルスさまの俳句が凄い勢いで上達している!!!
春の高揚感が伝わってきて、すっごく素敵です
菜の花は確かに近くで嗅ぐと「良い香り」とは言えないかも知れませんね。
ちょっと生き物クサイところがあるようにも感じます
でも、風に乗ってフワっと感じる時の、あたたかい日溜まりみたいな匂いは大好き!
少し生き物クサイというところも含めて、「春!」を実感する匂いですよね

◆正丸さま

お返事、遅くなってすみません
嬉しいお言葉を紹介下さり、有難うございます~~~、
でも是非番組を観て頂きたいですよね、
私なんぞの文章では到底伝えきれない、
あの掛け合いのライブ感が堪らない魅力ですもの

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