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2017年2月 4日 (土)

◆「鷹狩」没句祭り

皆さま、こんばんは没句供養の時間です。
今回のBGMは・・・・・・・・・・・・・・・イーグルスの名曲「Take It Easy
イーグルは「鷲」ですが、「鷲」=「比較的大型の鷹類の総称」なのでいーのだっ
うーうぅっうーううっうーうぅっAll Right !!


◆全投句内容(+上位互換の上位入選句)
鷹匠の山場に腕の揺れもせず
【人】鷹匠の目尻に爪の痕ひとつ
鷹匠の声一閃や逆さ富士
鷹狩の声の一閃逆さ富士
【人】鷹狩や縦に裂かるる空青し    ながらさま
風を読む鷹匠の目ぞ鷹の目ぞ
風を読む鷹匠の目よ鷹の目よ
【並】爛爛と鷹匠の眼も鷹の目も    喜多輝女さま
鷹匠は顎の四角き男なり(おっさんシリーズは今後もブチ込む所存であります)
鷹狩へ忍縄外す据え回し
【地】鷹匠へ鷹浮くやうに戻りけり   クズウジュンイチさま
寒晴れの朝凛々と鷹狩す(*季重なりに挑戦。すぐに「気温零度」を思いつき失敗と悟る)
鷹狩や気温零度の奥秩父
【人】鷹狩りや耳切れそうな朝の風   彩楓(さいふう)さま
鷹狩や秩父連山視界良し
鷹狩や空に透け入る信濃富士
鷹狩の大滑空や近江富士
【地】鷹狩を見守る播磨富士日和     山崎ぐずみさま
飢えし眼を得て鷹狩の鷹となる(例句のミックス形にすぎなかった
鷹狩や魔王の眼細めたる
鷹狩の四千年をホルスの目
古の鷹場を映すホルスの目
【人】鷹狩やチンギスハンの睨む丘   ちびつぶぶどうさま
鷹狩の兄伊吹塒旋回す(例句の「吹雪」からの連想)
【地】鷹狩やその名ふぶきの胴震ひ     めいおう星さま
【人】汝に名はつけず鷹野に放つゆゑ    土井探花さま
鷹狩や真鍮寿飾自在鉤
鷹狩や波形木製自在鉤
鷹狩や南部鉄器に湯の沸きて
鷹狩や先づ湯を沸かす自在鉤
鷹狩の今宵の宿のジビエ鍋(「自在鉤」から「ジビエ鍋」に着地)
鷹狩の殿の弓掛は鹿の革
【人】鷹匠のゆがけに爪の痕深し        まさこさま
鷹狩ぞ数奇者どもの行列ぞ
鷹狩の数奇者行列長きこと
数奇者の揃ひて鷹狩行列す
鷹狩や行列の踏む石の数
【人】鷹狩や行き交ふ草履二千足     まゆ熊さま
【地】鷹狩に長けて戦は下手くそで    石川焦点さま
鷹狩や残照留む赤刺羽
鳥の名の天皇なりし鷹狩す

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ふ~~~、お疲れ様でした!!
ご覧頂くとお分かりかと思いますが、内容的には5~6句くらいです。
今回は、推敲していく過程のものも全部投句したので・・・
いつも通りならば、緑色にしている句だけを投句していたと思います。
つまり、【人】句は捨てていた可能性が高いです・・・うわああああ送ってて良かった

また、締切が過ぎた後、「そういえば!」と思い出したモンゴルのこと。
『湯豆腐句会』に出したんですが、無得点。【人】に上位互換句がありました。

鷹狩や大蒙古の二千粁
【人】鷹狩や蒙古の天よ地よ風よ      永井潤一郎さま
【人】鷹狩やモンゴルの天地は丸く     石野上路無さま

あ~~~「風と雲と虹と」みたいでカッコいい・・・
それにしても、自分の思いつくようなことは、
大概もっと上手な人が見事な句にしているということがよく分かります。
「目尻に爪の痕」に近いのは、「腕に傷」というのが2句あったかな?
他にあまり同じ発想がなかったという意味で選ばれたのかも知れません。
(似た発想では【人】鷹狩りの家来の一人片目なり/はずきめいこさま
となれば、やはり「様々な発想を得る」ということは大事ですね・・・!
同じような発想ならば、もっと上手な人の句が採用されるので・・・
独自の発想を・・・。

そのためにも、頭を柔らかく・・・「こんなのダメかも」と思うようなものこそ、
喜んで送ってもいいのかなと思いました。
そんな訳で「Take It Easy」
今回一番面白かった、
【地】鷹狩に長けて戦は下手くそで    石川焦点さま
こんな句を書けるようになったらいいなと思います

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まつやま俳句ポスト365」カテゴリの記事

コメント

めぐるさん、素晴らしすぎます。
まるで博物館の学芸員のような(?)、系統別分析📝

入選句は、
「目尻の爪の痕」は独自性の中に、物語がありますね!
爪の痕の理由は、もしや鷹が勢いあまって腕に戻ってきた時に…などと想像するとその羽音なども蘇るようです。

上記の入選句は、もし私ならうぉー、出来た💕って小躍りしそうですけど。

「こんなのダメかな…」と思うのは本人だけで、意外と「ダメかな」と思ったからこその独自性があるのかもですね😶💕

喜んで送っていいのかも、という、めぐるさんの言葉。
しかと、蕨狩の投句に活かします!笑

◆さるぼぼさま

まずは、チームデビュー一発目の【人】入選おめでとうございます!!
  鷹狩や太陽に爪痕の黒
私も「爪」をキーワードにした句で入選出来たので嬉しい反面、
見えて来る景の大きさの違いに愕然としております
太陽の黒点を鷹の爪痕と重ねるなんて・・・さるぼぼさま貴女「漢」ですね!!!
超カッケー・・・

そして、没句一覧に目を通して下さり、有難うございます!!
「目尻」の句へのコメントもメッチャ嬉しいです
漫画家を目指してた身としては、戦士とか兵士によくある一種の記号のようなもので、
「ありがち、ありがち」「つけときゃカッコいいと思って」とか、
自分の心の中に外野のヤジがよく聞こえるヤツなんで、ホント迷ったのです。
でも夏井先生が、「素人は一番いい句を一番に捨てる」と仰ってたことでもあるし、
過去の経験からも、素直に出て来てくれた句は大事にしようと決めていたので・・・。

それにしても、恐るべきは夏井先生の選句眼ですよね!
毎回大量の投句の中から、こんなふうに「同じ発想の中からならコレ」といったふうに、
出来るだけ多種の発想を紹介して下さる。
没句には必ず、上位互換句があるという事実に震えるほど感動しています。
「蕨狩」は今、10句ほどですが、なかなか発想を飛ばしきれずにいるので、
『俳句ポスト』上位入選句のキーワード「外国」「数詞」「神さま」あたりからの
アプローチを考え始めています。
さるぼぼさまの句も楽しみにしていますよ~~~!

めぐる様、私の句をとりあげて下さり嬉しいです。

それにしてもなんて勉強家なんでしょうね。

分析して研究して何度も天に届いてるような気がしますよ。

◆はずきめいこさま

コメント有難うございます!!そして【人】おめでとうございます!
「家来の一人片目なり」読んだ時、「ウッ!」と思いました
傷を描くなら、鷹匠より家来の方が、断然訴求力があると分かったのです。
読むまで、まったくそこまで考えが及びませんでした
もう、本っ当------に毎回毎回打ちのめされるばっかりで・・・
全然【地】にも【天】にも近づけないのですが・・・
なんでしたっけ、孫子の兵法?でありますよね格言?が・・・
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」
まずは、自分が丸裸になるところから始めようと思いました。
「鷹狩」では、「五七五にしただけ」な句も多かったのですが、
次の「山焼」では「ちゃんと句になってる」句が増えているハズです・・・!
一歩一歩進みたいと思っていますので、どうかよろしくお見守り下さいね

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