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2017年2月10日 (金)

スケートに早や慣れてをり子どもらは

UPし損ねていた「スケートリンク」回の記事です。
タイトル句は、以前『NHK俳句』兼題「スケート」の時に投句していたもの。
子どもと一緒にスケートに行った時にね・・・
私がブルブルしている間に、「まだそこおったん?」と・・・
子どもはアッサリ一周してきて、いつのまに覚えたのか、止まるのも上手になってたわっ

閑話休題
では、メモを元に書き起こしていきますね

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【無】3位:朝加真由美(35点)

冴ゆる風負けぬ子供ら頬溶かし

梅沢「『頬溶かし』が・・・ゾンビみたい
夏井「特待生エライ

冴ゆる風溶かさんばかり子らの顔(添削)

夏井「『負けぬ』要らない、『子供ら』は『子ら』で2音になる」

ここがポイント!「語順に気をつける」

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【凡】2位:キスマイ二階堂(40点)

初リンク氷に映る照れた顔

夏井「意味は分かる。ただ、ツマラン
    本当には映らないものを映るというと詩が発生します。
    『照れた顔』が、どんな顔かと詳しく描いた方が得点UPになる」

初めてのリンク氷に映る恋(添削)

ここがポイント!「氷+映る」=凡人

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【無】4位:池田鉄洋(30点)

氷面鏡映る真顔を相手にし

夏井「氷面鏡(ひもかがみ)という言葉を知っているのは褒めないと

氷面鏡に映る真顔の孤独かな

夏井「これも、本当には映らないものを映るという・・・」

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【無】最下位:勝村政信(10点)

芸人がすべり楽しむ氷上で

村上「やめて下さい、こういうコト・・・
夏井「怒りを通り越して殺意を覚えましたこの句を直すの?私が?

(添削不可能)

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【才】1位:舟山久美子(70点)

凍雲のモノクロ赤煉瓦のレトロ

梅沢「映像が飛び出て来る、たまらなくイイ
    (こんな若い子が)凍雲なんて知ってるか?
夏井「あの写真から、スケートに行かないで建物を描こうとする、
    この決意・発想を褒めないといけない
    モノクロと赤の対比、モノクロとレトロの脚韻もいい直しなし!」

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【特】3級:村上健志(フルーツポンチ)

寒紅やトンネルを行く夜行バス

村上「遠距離恋愛でここに来た人もいるだろうと思い・・・。
    夜行バスの中で、化粧しなくてもいいのに口紅をつけている、
    早く恋人に会いたい気持ち・・・恋の詩です」
梅沢「考えすぎじゃないの?策士策に溺れたって句
夏井「迷ってたけど、ご本人の解説聞いて分かりました

結果:ワンランク降格4級へ

夏井「言葉の選び方が下手!遠距離恋愛?逃避行かと思った
    若い女の子のキラキラした感じに『寒紅』はそぐわない。
    いずれにしてもトンネルは要らない」
村上「・・・(唇プルプル)・・・

口紅を赤く寒夜の長距離バス(添削)

夏井「『寒夜』を『聖夜』にしても恋愛の感じは出る。4級から出直して下さい
梅沢「壁は有難いものだよ

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【名】5段:梅沢富美男

銀盤の弧の凍りゆく明けの星

査定ポイント:語順が活きているか?
結果:ワンランク昇格6段へ

夏井「語順が素晴らしい!!まあーーーー巧いです。やはり巧いです。
    銀盤の弧、滑った跡に違いない。
    そのキズがゆっくりと凍っていく、
    気温が明け方ぐーッと低くなる、時間の経過を感じさせますね

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この回は、「詩」について大事なことが2回述べられていますね。
聴こえないものを聴こえる、
見えないものを見える、
音に色を感じる、
形に味を感じる、
などなど・・・そこにある何かを、「心で受け止めている」ということでしょう。
案外、自分では「自分が思ってることなんて平凡」と思って敢えて言わないようなことが、
実は他人からは「へえ!そんなこと思ってたの?」となることがあります。
自分で平凡と決めつけないで、「普段からこう思ってる」とか、
「ある日こう思った」といったことは大事にしたいと思います。
忘れないようにメモするのが難しいですケド・・・

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コメント

こんにちは。
出張中で見逃してた回でした。解説ありがとうございます( ´ ▽ ` )
梅沢さんはやっぱりお上手ですね。
自分の地元(青森県の八戸市というところです。雪はあまり降らず、ただただ凍てついています)はスケートが必須科目みたいなもので、屋外リンクにもよく足を運んでいましたので、ありありと情景が浮かんで来ました。

◆しゃーらさま

こんにちは
録画を観てから、記事UPまで日にちが経ってしまったので、
あんまり細かいところまで覚えておらず、申訳ないです
特待生の明暗は印象的でした・・・。
内心、揃って降格になったら面白いとか思ったりもしていたんですが(オイ)、
梅沢さんはさすがでした。
夜明の1シーンが、神秘的なまでに感じられました。
すかさずリベンジしたフルポン村上もさすが

しゃーらさま青森県の方でしたか!
亜阿介さまと一緒ですね


凡人 二階堂さん:初リンク氷に映る照れた顔
才能ナシ 池田さん:氷面鏡映る真顔を相手にし
これの1週間前
才能アリ 中山さん:君の目に歪んで映る梅と僕

何と、全員映るという言葉を使ってこんなに明暗が分かれるとはちょっとびっくりでした。

くみっきーさんのは合計18音なのに、全く違和感のない句でした。
ちなみに、合計18音の句では、過去に渡辺えりさんが、
「ようやくここは秋の穂のなる東北」で7・7・4で調べを作っています。
東北を使っているところはキスマイ北山さんと同じですが、最後に東北で体言止めにしているところが大きな違い。

くみっきーさんのは手直しなしでしたが、特待生を目指すとすれば、画数の多い「煉瓦」→「レンガ」と表記をカタカナにすると、視覚的に「レトロ」の「レ」のリフレインも効いてくると思うので、こうしたらあと数点上がってたかもしれないですね。

◆アルスさま

同じ言葉を使っていると、センスの違いが浮き彫りになりますね
『俳句ポスト』でも、同じ兼題での同じ発想からでも、
描き方にこんなにも違いがあるのかと毎回驚かされてばかりです。

>「煉瓦」→「レンガ」

凍雲のモノクロ赤レンガのレトロ
凍雲のモノクロ赤煉瓦のレトロ

う~~~ん、私は「漢字カタカナ漢字カタカナ」の並びの方が好きかな
片仮名が多くなると、目がチラチラするし、風情がなくなることがあるんですよね。
「れんがのれとろ」、口にして読んだ時の音韻で十分だと思います。
そして、そうそう!18音なんですよねこの句!
「れん」のリズムが微妙に字余り感を消してくれるところもありますし、
句跨りの二項並列が、絶妙な目くらましになっている部分もあるかも知れません。
字余りを感じさせないのもテクニックですねくみっきー凄い!
そしてこういうことに気づくアルスさまも、かなり俳句の知識が蓄積されていますよね。
そろそろ夏井いつき先生の『俳句ポスト』などご検討されませんか?
楽しいですよ~~~!

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