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2017年3月11日 (土)

◆「蜂」金曜日

タイミングを著しく逸した感は否めませんが、
『俳句ポスト』兼題「蜂」の金曜日についての記事をUPさせて下さい

毎回圧倒される金曜日、今回もやはり物凄い句が並んでいました。
特に印象的だったのは

手術後の白き病室蜂がうるさい       ラーラさま

です。いつも大変に濃厚なドラマを感じさせる句をお作りになる作者さま。
この句からも非常に大きな衝撃を受けました。
兼題「蜂」では、個人個人の「蜂」に対する基本的な感情が露わになっていたと思います。
私自身には、花爛漫の春の幸福感(「蜂蜜」のイメージ)が大きかったので、
この「白き病室」には意表を衝かれもしましたし、手術後の心境が現れているようで・・・。
今しばらく、春の日射しの中で微睡んでいて欲しく、思わず蜂を追い払いたくなりましたが、
作中の人物は、蜂の羽音から活力や生命力を感じ、
エネルギーをふつふつと体内に取り込もうとしているのかも知れません。
「うるさい」と感じること自体、自らの回復の証左なのかも知れません。
回復一途、そして今後のご健康をひたすら願っております。

そして何と言っても、チームリーダー佐東亜阿介さまの一句!

花巻の蜂ぢつと見る光太郎        佐東亜阿介@チーム天地夢遥さま

(お許しを頂いたので、今後は亜阿介さまの句も全文紹介させて頂けます)
「蜂」に対する「花」「光」の文字だけでも美しい一句。
「花巻に高村光太郎が移り住んだ」という事実を踏まえ、
なるほど詩人・彫刻家であれば「じつと見る」こともあったろうという説得力があります。
蜜蜂が飛び交う、花の香りに満ち満ちた、のどかな昼下がり。
そのゆるやかな時間の流れの中にある、詩人にして彫刻家の真摯な眼差し。
水彩で淡々と描かれた全景の中に、そこだけ色彩が濃いような・・・。
私は「蜂」からの連想として、「数学者」や「建築家」しか思い浮かばなかったので、
「詩人」「彫刻家」を持ってきた亜阿介さまの発想力に脱帽でした。
以前から、多作・ギャ句・回文に挑戦されている亜阿介さまに、
「チームの中で一番金曜日に近い」と言って応援していた私でしたが、
「自分もやらなきゃ!」と気づいたのは、つい最近になってからでした
「自分には無理」という思い込みを捨てて・・・遅ればせながらではありますが、
多作・ギャ句・回文への挑戦を始め、本当に一緒に【地】選を頂くことが出来たので、
やはり道は繋がっていたのだなと確信しております。
亜阿介さま、お導きを有難うございます!
二人同時の金曜日なんて、夢のようです。(夢じゃないですよね???)
こんな素晴らしい夢は、何度でも見たくなるもの。
またこんな僥倖に巡り会えるよう、より一層楽しく取り組んでいきたいと思っています。

それから、鈴木牛後さまは何と回文で【地】!

憎しみや蜂飼うか地は病みし国      鈴木牛後さま

回文で・・・こんなに濃い内容の句を仕立て上げるなんて・・・凄すぎる
そういえば、私の初参戦となった「馬鈴薯植う」でも回文での【地】に

だんしゃくを蒔いてて今を悔しんだ     くらげをさま

があり、当時も「ヘェエーーーー凄エーーー」と思っていたものですが、
その難しさを多少なりとも実践でつくづく感じた今、そのインパクトが何倍にも感じられます。
思えば、この時から「回文を制するもの、金曜日を制す」という示唆があったのかも?
月曜日のギャ句・回文に積極的に参加しておられる、
糖尿猫さま、小市さま、亜阿介さまのご活躍もその裏付けに違いありません。
そして私も、たまたまかも知れませんが、その恩恵に与れたように感じています。
皆さま!!
レッツトライ「ギャ句&回文」!!!

そしてこの時すでに【地】におられた比々きさま。

馬鈴薯植う馬/鈴/薯に分けて植う    比々きさま

スラッシュを挟んだ俳句なんて初めて見たので、その面白さはもちろん、
「そう言われればその通り、もうそう言うしかない!」という、
有無を言わさぬ説得力に目からウロコが何枚落ちたことか!!!
ハイポ掲示板」を開設して、ハイポニスト同士の架け橋となったり、
情報(気づき)を惜しげもなくシェアして下さったり、頂いた恩恵は計り知れません。
私が多作に挑戦しようとした時、比々きさまからの後押しも大きかったのです。
そして今拝見しても、この句の新鮮さがいささかも輝きを失っていないことに感動します。
常にアグレッシブに前進を続ける比々きさまは永遠の憧れです。
私は目にウロコがすぐについてしまうので、
顔を洗いに行くような感覚で「ハイポ掲示板」を覗かせて頂いております。

このように、皆さまから導いて頂いてばかりの私。
これから、少しでも恩返しが出来たと思えるよう、取り組んでいきたいと思っています。
改めまして、皆さま、どうぞ今後ともよろしくお願い致します!!!

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まつやま俳句ポスト365」カテゴリの記事

コメント

拙句をお取り上げ下さり感謝致します。

私の句は

ある場所の蜂ぢつと見る誰かさん

という句で、
季語が蜂である必然すらなく、蟻でも虻でも蝉でも蠅でもよかった句なのです。
もしかしたら、

静岡の蜂ぢっと見る裕次郎

だったかも知れません。
俳句甲子園なら、「何故蜂でなければいけないんですか?蟻ではダメなんですか?」と、蓮舫さんみたいな相手校の生徒に問われそうです。
「だって、兼題が蜂だから」と落ち込んでいるところへ、めぐるさんが手を挙げるところが見えそうです。
「蜂は危険な生物です。それをじっと見るのは隠棲して他人と会うことを拒んでいた光太郎が、詩人であり彫刻家だからです。虻では花巻の地名と響き合いません。」なんて。

ああ、「〇〇を朝から二つ見たるとは」なんて素晴らしい句を詠みたいなぁ!
あっ。

幽霊を朝から二つ見たるとは

なんてね(笑)

ところで、めぐるさん、もうすぐ朝ですよ。
まだ眠っているんですか?
今起きている出来事は全て夢の中の出来事なので、早く目覚めましょう!

おはようございます。

私にも蜂は、春の美しさ、華やか、幸福感の象徴のような生き物です。
《人》に選んで頂いた一句には、それを表現したつもりですし、没句となった二句、
ブーケトス、花嫁と父のダンスにもそういう蜂を詠みました。

《地》の句には、自分自身でも一概に表現できない様々な感情や思い出があります。
俳句はそういう複雑な思いを表現する場合に、非常にありがたいものだと今回思いました。
言い過ぎる事が出来ない十七音だからこそ、自分の想いと向き合えます。

拙い句をお取り上げ頂き、ありがとうございました。

◆亜阿介さま

改めまして【地】選おめでとうございます!
(いや~何回言っても嬉しい響きですね~)
「花巻の蜂ぢつと見る光太郎」
これ本当に一字一句他のものに替えられない、嵌ってる一句ですよ!!
あぁん私こそこんな句を作ってみたい
「熊」の時から「いよいよ亜阿介さまが金曜日に近づいてきた!!!」
とドキドキしていましたが、
まちゅさんは「風邪」の時から「亜阿介さまの句が変わってきた?」って仰ってましたね。
これからもチームリーダーにして切り込み隊長の亜阿介さまのご活躍を
心から楽しみにしています!
私も出来るだけ月曜から顔を出せるように頑張ります!!

◆ラーラさま

こんばんは
改めまして【地】選おめでとうございます!!
今回に限らず、ラーラさまのお句には、いつも圧倒されています。
私には決して分からないような思いが詰まっているだろうな・・・と思いながら、
お句から受けた感動の大きさだけでも現したかったのですが、
うまく言えないことばかりですし、
分かっていないことだらけで、
私自身の底の浅さを恥じるのみです
お返事下さり、こちらこそ有難うございました!!!

めぐる様


とんでもない事でございます。

もともと愛想無しの人みしりで、座の文芸である俳句には向いていないのよ。
などと思いながら、自分と向き合う作句が楽しく続けております。

掲示板でも申しましたが、今回のめぐる様も地選、お見事でした。
おめでとうございます。
他でも華やかなご活躍でいらっしゃいますが、俳句ポストの初めての地選は、いつまでも
思い出に残るものですよ。
これから何回もご経験なさるでしょうが。^ ^


ますますの御健吟を楽しみにしております。☆

◆ラーラさま

有難うございます
ラーラさまのように、今後何回も金曜日に載れるよう、
精進して参りたいと思っております
実は、私もメッチャ人見知りなんです
「変な子」と言われることが多くて、言葉がうまく出せないこともままあったりして、
文章なら、何とかなるかなぁ、
どこかに、私の感じたことに共感してくれる人がいてくれるかなあと思って、
拙いながら俳句という形で発信しています。
誰かの心に届くことを祈りながら、
これからも自分の素直な気持ちを綴っていきたいです。

ラーラさまのますますのご活躍も楽しみです。
けんGさまとのダブル入選、見てみたい!!!

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