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2017年5月

2017年5月30日 (火)

◆5月31日締切の兼題:「日焼」

締切まであとわずか!皆さま、順調に投句されているでしょうか・・・
私はまたまたヤバくなって参りましたcoldsweats01

◆季語解説

『俳句ポスト』より
夏の日光で肌が黒く焼けること。
以前は健康のシンボルとされたが、近年は紫外線による悪影響を避けるため、
日焼けを防ぐようになった。


『日本の歳時記(夏)/小学館』より
夏の強い日光を浴びて、肌が黒くなったり炎症を起こしたりすること。
ことに海水浴などで強烈な日に長時間当たると大変なことになる。
近年は、肌に有害とされる紫外線を化粧品や日傘で避けるようになったが、
スポーツや労働による自然の日焼けは、若々しくて気持ちが良い。


日焼童子洗ふやうらがへしうらがへし    橋本多佳子
日に焼けし漁夫の目玉の小粒かな      青柳志解樹
日焼してくちびる厚くなりにけり        木村淳一郎

◆例句(『575筆まか勢(日焼)』『575筆まか勢(日焼・補遺)』より抜粋)

また来ようねとまだ日焼けせぬ二人          大屋達治
喪服著るときこの日焼似合はなく              嶋田摩耶子
子育ての真つ盛りなる日焼かな                山田閏子
日焼憚らず国訛憚らず                            品川鈴子
くつしたを穿かざる脚の日焼かな              日野草城
てのひらの筋も日焼けて島を去る             秋元不死男
まだ日焼けざるところ恐し避暑の妻           岸田稚魚
一人づつちがふ日焼の避暑家族              後藤比奈夫
塩田夫と呼ばれし人の日焼かな               細見綾子

◆アプローチ
・どこで「日焼」?(海、山、川、避暑地、海外、田舎、砂漠、高山、スポーツ、労働など)
・どこを「日焼」?(顔、鼻、腕、手指、足、背中など)
・「日焼」焼けていない場所は?(手袋、サンダル、水着などの焼け残りなど)
・「日焼」で連想されるスポーツ・職業は?(テニス、ゴルフ、配達、トビなど)
・「日焼」に似合う食べ物、小物(持ち物)、映画、音楽、絵画、色などは?
・誰が「日焼」?(意外な組み合わせあるかも?日焼けしていたら胡散臭そうな人は?)
・「日焼」で有名と言えば?
 (松崎しげる、岩城滉一、夏目雅子宮崎美子アグネス・ラム杉本彩など)
  宮崎美子のCMは流行ったな~~~!今見ても健康美が眩しいですね!!

5月28日(日)は、三重県からのお友達fishを迎えて4人でカラオケでした。
甘いハイトーンボイスが魅力のその彼にリクエストして、
イエモンの「太陽が燃えている」を歌ってもらって超ハッピー!!!
兼題「日焼」ではこの曲を聞きながらイメージを膨らませております。
解散後の18時から23時まで、友人shadowとたーーーーーっぷり俳句話も出来たので、
今後に活かせたらいいなあと思っています・・・。

shadow「西東三鬼が・・・」
happy01「んっ、あの、耳の聞こえない人でしたっけ?」
shadow「それは村上鬼城sweat01
coldsweats01「あっ、『鬼』しか合ってなかったsweat01

そんなトンチキな私が今回教わったのは、

おそるべき君等の乳房夏来る   西東三鬼(『夜の桃』より)

いやあ、夏といえば、ゆさゆさですよね!!!
私、私、ガンバリます!!!

2017年5月29日 (月)

◆5月句会の結果です

5月句会は、3句中2句に点を頂けました!(結果ページはコチラ

石仏ちんまり在りて山法師 (1票)
・「ちんまり」という懐かしい言葉に惹かれました。
 小さい古い石のお地蔵さんが草むらにちんまりとござる。
 そのそばには白い山法師のはなが咲いてる情景。素敵です。

confident有難うございます!
  実はこの一句、ふきのとうさまのブログのお写真を見ていたら浮かびましたshine
  ふきのとうさまーーー有難うございます!!!お礼に馳せ参じます!!!

白靴にフレアスカート翻る (2票)
・白靴とフレアスカートの取り合わせがいい。 
・初夏の清々しさ感じました。 平成の若人の足きれいですよね。
shadowフレアスカートがどう言うスカートか説明は出来ませんが、
 句は女性の足許に焦点を絞っています。
 此の「翻る」で白靴の存在感がよく出ています。

confident『俳句ポスト』兼題「白靴」の締切後に出て来た句。
  『NHK俳句』兼題「黄落」の時の没句の焼き直しです。
  「白靴」に嵌ってくれて、点と管理人コメントを頂けてハッピーですshine


点そしてコメントを下さった皆さま、有難うございました!!!
そして今回の私の選句、ミラクルが起こっていますcoldsweats02impact
なんとなんと!!!
選んだ3句が全部やち坊主さまのお句ですって???
What a feeling !!

2017年5月26日 (金)

【金】アイスティーからんかららん恋かしらん

おおおーーーーっup
dolce(ドルチェ)さま・トポルさまよりお知らせ頂いていた『一句一遊』の結果、
待ちに待っていましたよ!!!
そして月波さま、入選句を教えて下さり、有難うございました!!
おかげでヤキモキがだいぶ楽になりましたcoldsweats01

そしてこちら、小川めぐる
◇アイスティーからんかららん恋かしらん 小川めぐる

こういう句を読むと俳句というのはつくづく韻文なのだなということを思いますね。
俳句というのは元々声に出して楽しむという詩歌ですからね。
音の楽しさがそのまんまアイスティーの氷の「からんかららん」
そして「恋かしら」というところ「恋かしらん」とくるわけですから。
もうこういう句が作れるようになると俳句がまたまた楽しくなってまいります。

夏井先生、有難うございますーーーー!!!
「アイスティー」と聞いた瞬間思い出す氷の音、素直に詠んだだけなのですが、
きれいにまとまってくれたので火曜あたり詠まれてくれないかな~と思っていた一句。
まさか金曜日とは思っていなかったですが・・・
他の2句を公開しますと、

アイスティーこの日のためのピアスして
アイスティー皺ひとつなきシャツを着て

で、この2つには「インパクトが足りないな・・・」という感触であったため、
必然的に(?)「恋かしらん」に期待する気持ちになっていましたcoldsweats01
実は、今日ついに息子が家を出て独り暮らしを始めてしまい・・・
息子のいない生活をどう乗り切ろうかとオロオロしていたところだったので、
木曜日からの「『俳句ポスト』金曜あるかも!up」結果なかったdown・・・からの、
「『一句一遊』で金曜に!up」エッ、こっち?coldsweats02impact・・・という、
謎の盛り上がりにずいぶん救って頂きました。
有難うございます、ほんとに・・・私、私これから今まで以上に俳句ガンバリマス!!!


そして今週は【天】句が二つ!!

まず一人目は句ゼミの小田寺登女のこんな一句
『天』 選り分ける砂漠の写真アイスティー 句ゼミ・小田寺登女

「選り分ける」とありますからこれは自分が砂漠に行って砂漠の写真を撮ってきた、
カメラマンじゃないかなというふうに読みました。
自分が撮った時のことを思いながら砂漠の写真を選り分けていく。
喉の渇きもいっしょに思い出す。
そこで飲む氷のいっぱい入った気持ちのいいアイスティーという
こんな取り合わせなんでしょうねえ

そして砂漠ではなく石が出てくるのがのんしゃらんの一句です
『天』 アイスティーそして孤独な石が好き のんしゃらん

アイスティーの琥珀色から石を連想したのかもしれないですけれども。
アイスティーが好きである。そして孤独な石を愛する孤独な僕がここにいるという、
こんな感じなんでしょうかね。
解釈がちょっとむずかしいかもしれませんが、感覚的に非常に好きな句でございました。

のんしゃらんさまこと比々きさま、初【天】とのこと! おめでとうございます!!!
私も『俳句ポスト』同様、『一句一遊』でも「いつかは【天】shine」という憧れをもって、
こつこつと続けて行こうと心を新たにしておりますupupup

最後になりましたが、「アイスティー」掲載の皆さま、おめでとうございます!!!

◆「青芝」没句祭りーーー

何人かの方に「金曜フラグ?」と仰って頂いて、ほのかにドキドキ持続中でしたが、
さすがに立て続けに金曜に登場出来るはずはなかったcoldsweats01
いやでも、私はともかく、【人】×2句の、ひらがな名より上にきている方たち、
金曜に登場すると思っていたので・・・う~ん私の理解が足りないのか・・・
まだ何か解明されていない掲載システムがあるのか???謎は深まるばかりですshock

何はともあれ、「没句祭り」!これ大事!!
『俳句ポスト』兼題「青芝」への全投句&見送り句一覧を一挙公開ですっ!!!
「【没】でもこの句は好きだわ」
「この句はもうちょっとこうしたら・・・」
「まだこんな句送ってたんスか」
などなど、ご意見ご感想頂ければ幸いですbearingsweat01


◆十句に絞るならコレ
青芝や慰霊碑建立式の朝
青芝が目にしむばかり慰霊祭
青芝のデッキ船旅百日目
青芝の先は自殺の名所なり
青芝に倒れて尾崎豊聴く
決戦の青芝駿馬十八頭
青芝や小川治兵衛の庭に風
黒髪に青芝つけて戻りたる
青芝を埋め尽くして野外フェス
青芝をぱらり風読むふりをする

◆類想多そう系
青芝の庭に音楽一家かな
青芝に集い青空ウエディング
青芝の二人へ銀のカトラリー
青芝に白き長椅子出す隣家
青芝を存分に行けラジコン車
フリスビー犬青芝を大ジャンプ
青芝に処女航海の模型かな
青芝やボトルシップの真白き帆
青芝に小さき墓標となる木板
青芝を横切る猫の白さかな
青芝やウインブルドン目指す子ら
青芝に大の字青春の日々よ

◆要説明系(分かりにくそう、推敲不足、「青芝」でなくても)
言い負けるたび背を青芝に預けたりflair【人】掲載
青芝に昨夜の嘘を許さるる
青芝に蹄鉄拾ふレース後
青芝の四メートルの遠きこと
青芝に水玉模様描く木陰
押し花の栞して目を青芝に
青芝の香を纏い新生児室
青芝や洋館の主は迷路好き

マジで、絞っていたら投句していなかった可能性が高いです。
いやあ、ホント危なかったなあ・・・。

言い負けるたび背を青芝に預けたり
pencil言い負けるたび青芝に背を預け

ちょっと語順を変えたら十七音に出来たけど、味わい的にはどうでしょう?
スッキリして良くなったのか、
入選句のモタくささが鬱屈感を表してて佳いのか、
自分では判断出来ません。
皆さま、よろしければお気軽にご意見下さい!!!

2017年5月25日 (木)

【人】言い負けるたび背を青芝に預けたり

おおお~~~、よっ良かった~~~!!!
何とか【人】で採って頂いていましたshinehappy02shine
しかし、これは危なかったです。
定型から、上五字余りに推敲しているのですが、
「もっと上手な言い方があったんじゃないかなぁ~~~・・・shock
という気持ちが残っていたため、もし、「30句投句」という目標を持っていなければ、
投句見送りしていたかも知れなかったのです。
「芝生に寝っ転がる」というシーンはいくつか考えていたんですが、
「大の字」とか「何かを聴く」「何かを読む」といった発想は他にもあったので、
他にない発想だったおかげで選ばれたのかも知れません。

原句:言い負け背を青芝に預けたり
  pencil言い負けたび背を青芝に預けたり(投句)

原句ですと、バタっと仰向けに寝転んで「ちくしょーーーー」と叫んでるところで終わりです。
でも、「青芝」には「再生」のイメージがあるので、
「ちょっと待った、こうも考えられなくない?」と、反撃の糸口を掴んでは起き上がる、
そしてまた論破されて転がって・・・という、七転び八起的な情景がいいなと思ったんです。
まあ、深刻な議論じゃなくって、「女の子の下着は黒派か白派か」的な、
ハタから見たらどーーーーーーでもエエことを延々主張し合ってるようなcoldsweats01

ほんと、危なかった気がしてたまりませんが、何はともあれ送ってて良かった!!!

そして、今回も皆さまのお名前&お句をたくさん発見してハッピーup
(書ききれなくてゴメンナサイ!!!)
そしてそして、明日も楽しみじゃあ~~りませんかshine

ああ、安心したので、眠気が・・・うううっ、実は案外プレッシャーだったのねcoldsweats01
今から数時間おやすみなさいです・・・sleepy

2017年5月24日 (水)

八千分の一秒の夏を撮る

先週の『プレバト!』、お題は「新緑の公園」でしたshine
噴水の飛沫、新緑のきらめきで眩しいお写真。
「けっこうセンスのある句が多かったshine
夏井先生もお喜びの番組内容、振り返っていきます。

【才】2位:神保悟志(70点)
風わたる緑の水辺に子らの声
神保「5月の公園ということで、風と光と香りと音を・・・」
梅沢「中八が惜しいgawk
夏井「(名人の仰る通り)『に』を消すだけでパっと整いますねshine
    『風わたる』で皮膚の感触、
    『緑』(新緑の子季語)で色彩、季節感も出ます。
    『水辺』で場所、
    『子らの声』で聴覚、生き生きとした光の水辺です。
    情報が置かれるべきところにキチンと置かれている、たいしたもんですshine

pencil風わたる緑の水辺子らの声(添削)

【凡】4位:久松郁実(50点)
夏の日にスーツ抱きてひと安み
久松「ベンチに座っているサラリーマンを想像して・・・」
梅沢「こういうのはねぇ俳句じゃないのよsweat02
夏井「どこが俳句じゃないのか、説明出来ないと・・・。
    『ひと休み』は解説であって、映像じゃないんですよね。
    
名詞で止めると、映像がグっと前に出て来る
pencil営業スーツ抱えて夏の日のベンチ(添削)
夏井「あなた発想は悪くないですよ!
    その発想を俳句にする技術を身につければ、すぐ上に行けますshine


【凡】3位:草野満代(55点)
青楓君何色に染まりゆく
草野「青楓は秋には赤く。自分は何色に染まっていくんだろうという期待と不安」
梅沢「説明を聞かなきゃ分からない。映像も何もない・・・」
夏井「青楓という見事な映像と、君という人物がありますから問題はそこではないthink
    この句の問題点は『染まりゆく』。こういう使い方はもったいないです。
    『君何色に』というだけで読み手は『染まるんだろう』と想像出来るんです」

pencil青楓あかるし君は何色に(添削)
夏井「『何色に』の後に、余韻余情が広がりますね。
    『青楓』と『あかるし』でリズムも生まれます。
    この人のセンスもなかなかのものがあります。ちょっと勉強すれば・・・」
草野「先生の本三冊買ったんですけどweep
浜田「もっと読まないと!」


【無】最下位:中山優馬(40点)
鯉のぼり噴水浴びて生き返る
中山「公園の噴水の奥に鯉のぼりがいて、噴水の水で生き返ったように・・・」
梅沢「季語が二つあるのよcoldsweats02よく40点ももらったね!」
夏井「発想が幼稚です。鯉のぼりは噴水浴びても生き返りませんsad
    やることは二つ、この情景を映像にすること、季語に強弱をつけること」

pencil噴水の飛沫に風の鯉幟(添削)
夏井「『風の』でばーっと泳ぎ始めますねshine

【才】1位:銀シャリ橋本(72点)
青き日の煌めく雫夏薫る
橋本「部活の人とかイメージしたんです。
    眩しい太陽に当たってきらめいている瞬間、若さ。
    俺にもあんな時期あったなって。」

梅沢「実に佳い句。ただ、特待生にはなれない句だね。『夏薫る』というところが気になる。
    なっちゃんが必ず指摘します」
夏井「美しいです。どちらかというと映像より印象に傾いた感じだけれども、
    非常に美しい言葉が選ばれておりますし、
    作者が表現したかった詩的世界が実現しております。
    どんな美しい女の人が作ったのかと思っていたら・・・ホント驚きましたcoldsweats01

    『青き日』、青葉のイメージと青春の日々というイメージ、
    そして『雫』の光が出て来る、最後に『夏』という季節が出て来て、
    それぞれの言葉が『夏』を表現するために選ばれていたんだと分かる。
    この句の中で、一番推敲する余地があるのが『薫る』っていう動詞。
    特待生になろうとしたら、ここに推敲の余地があると気づくようになる。
    ただ、これを直すとなると全部変わってきますので、これはこれで味わいません?」
浜田「じゃあこれお直しは?」
夏井「とりあえずありませんshineconfidentshine


【名】梅沢富美男
梅沢「満を持して今回は詠ませて頂きました。名人らしく発想を飛ばして。
    今回は自信があります!」

ハムサンド芥子おおくて夏は来ぬ
梅沢「『夏は来ぬ』これが季語です。芥子がツン!と来た時に『ああ夏が来るんだ』と」
査定ポイント:中七の「おおくて」機能しているか?
結果:現状維持sign04despairsign04
コメント:説明するな!

夏井「説明さえしなければ、発想はいいでしょう?
    一人だけじゃないですか『ハムサンド』なんて。
    ツーンとした体の感じによって『芥子が多かった』って気づくんですよね。
    その、ツーンと来た鼻の感覚を書けばいいんですよ。
    自分で喋ってるんだから書けよって話ですよね。『芥子のツンと』ってね。
    生々しいリアルな感じ、けっこう勢いのある、溌剌とした感じになりましたね。
    となると、『夏は来ぬ』ってちょっと落ち着きすぎた感じなので、
    ここも勢いのある言い方にしましょう。
    『夏来たる』、今まさに夏が来た!という動詞になります。
    勢いが変わるでしょう?ハムサンドの美味しさも変わってくるでしょう?」
梅沢「ちょっとなっちゃん!少しは気ィ使えよ!なんで名人の『は』とか『ぬ』消すのよsweat02
夏井「消すべきものを消すのが、ワタクシの仕事でございますshinethinkshine
浜田「納得してないんですか?」
梅沢「納得はしましたthinksweat01納得はしましたけど・・・なっちゃん・・・次はホントに・・・」
浜田「頑張ってください!」



いやあ、今回も面白くためになりました!
美しい句を見ると「どんな美しい女性が・・・」と思ってしまう夏井先生、
そのお気持ち、よ~~~~く分かりますぞ!coldsweats01
梅沢名人の「ハムサンド」、私も暑くなってくるとよく食べるので、こちらも分かります!
サンドイッチの中で一番冷たいんですよねハムサンドが。
そこに芥子のピリリ感、最高です!
今回は残念でしたが、予告を見ると次回はやってくれそうな雰囲気???
ここまで現状維持がだいぶ続いているので、今度こそ昇格を楽しみにしています!!!

ちなみにタイトル句の「八千分の一秒」は、高速撮影する時の数字。
めっちゃそのまんまですがcoldsweats01
これぐらいにすると、飛沫が止まった状態で写るみたいです。
Photo
(画像はこちらの記事より)

◆昨年度の結果

あー、『NHK俳句』も初挑戦から丸1年経ってた!
ということで、ここで成績をまとめておきます。

6月号「子猫」選者正木ゆう子:【佳】重力のままに伸びたる仔猫かな
    「春灯」選者堀本裕樹:【佳】春灯アコーディオンを磨き上ぐ
7月号「薫風」選者堀本裕樹」:【佳】薫風やムーンウォークを会得して
8月号「夏帽子」選者堀本裕樹:【佳】夏帽子拾われてより初恋来
10月号「新涼」選者堀本裕樹:【佳】新涼の甘噛み繰り返す夜更け
11月号「葡萄」選者堀本裕樹:【佳】葡萄つまみ双眼鏡で観る昴
     「啄木鳥」選者小島健:【佳】啄木鳥や雲の透け行く青き空
1月号「帰り花」選者堀本裕樹:【佳】帯留めの孔雀緑や帰り花
3月号「節分」選者夏井いつき:【佳】節分やカーテン若菜色にして

あ・・・圧倒的に堀本先生が多いですねcoldsweats01
サイクル的に、テキストに載ると嬉しさのあまり平常心を失ってしまい、
その時の兼題で没になる、という傾向が見え隠れしている気がします。
メンタル面での弱さが課題かも知れませんcoldsweats01
そして本当は、夏井先生が選者になられるということで始めたので、
何とか!何とか夏井先生にも採って頂きたい!!!
との願いが、最後に叶って本当に良かったです。
大好きな正木ゆう子先生にも、最初に採ってもらえて良かった・・・。

この1年で、幸運なことに4人の選者すべてに選んで頂けました。
正直、実力以上にうまくいきすぎたと感じていまして、
新たな選者に替わってどうなることかと不安もあり、
「・・・こっそりフェイドアウトしようかしらん」なんてな思いがかすめたりもしましたが、
新年度も初回から高柳先生に採って頂いたので、
何とかガンバロウという気持ちになっております(ゲンキンですみませんcoldsweats01)。

とにかく「継続は力なり」、この言葉を胸に今年も頑張ります!!!

2017年5月22日 (月)

◆「第3回プチ句会」の告知です♪

月日の経つのは早いものです、第2回からあっという間に1ヶ月が経とうとしています。
6月からは「仲夏」、この期に「第3回プチ句会」を開催しようと思います。
今回のお題は音楽!

◆ゆず「夏色」ライヴ映像
 歌詞に沿ってでもいいし、喚起される思い出を詠んでもいいし、ドラマを構築したり・・・
 自由に翼を広げて頂ければと思います。歌詞はコチラからどうぞ♪

◆投句開始:6月1日(木)0時より(『俳句ポスト』兼題「日焼」の締切後から)
◆投句受付:前回同様、メールで受付いたします。
  句と俳号明記の上、ブログ左サイドバーの最上部「メールを送信」からお送り下さい。
◆投句締切:6月3日(土)23時JUST(3句まで)
◆選句開始:6月4日(日)0時より(◎特選1つ○並選4つ★アドバイス何句でも♪)
  皆さまからのアドバイスが最大最高の勉強になります。
  是非、忌憚のないご意見をよろしくお願い致します!!

◆選句締切:6月6日(火)23時JUST
◆結果発表:6月6日(火)24時より(集計が終わり次第発表します)

ではでは、たくさんのご参加お待ちしております、よろしくお願い致します!!

◆「俳句がうまくなる100の発想法/ひらのこぼ」(2)

第1章の続き(後半)です。

13.別れを詠む
センチメンタルな気分を前面に出すと読者がしらけます。
さりげないしぐさで、あるいは、自分より相手に力点を置くといった詠み方も。
例句:それぞれにマフラー巻いて別れけり    小林篤子
    寒い日だったと詠んでも句になりません。
    マフラーを持ってくることで実景になります。
flair口元まで「マフラー」に包み、胸の内を閉じ込めているように感じられました。
  背中を向けて、だんだんと離れていく二人の距離が切ないweep
自句:「元気で」と結ぶ手紙や青嵐(『象さん句会』2016年3rdシーズン)

14.人物描写
身近な人、出逢った人を詠む。少し意地悪な目で観察することが必要。
例句:じんとくる手紙をくれたろくでなし      時実新子
    こんな男、います。「ろくでなし」で決まりました。
flair「あ~!」と、読者が鮮やかに「その人」を思い浮かべられるような、端的な一言。
  思わずニヤリ・・・とさせるには、確かに「少し意地悪な目」が楽しいかも!
自句:はつ夏のブルース・リーより強きひと(『象さん句会』2016年3rdシーズン)

15.視線を再現
これは応用範囲が広い。なにを見るか、どちらを見るか、どんな状況で見るか。
ドラマを組み立てるようにして作るといいかも知れません。
例句:へのへのと横目で睨む案山子かな    和田誠
    案山子の目の動きが愉快です。
    皮肉たっぷりに世の中を眺め渡す案山子です。
flairあっ、なるほどです!「へのへのもへじ」で描かれた顔なら、絶対横目ですもんね!
  「へのへの」という言葉の可笑しみから、雀は怖がってないかもともcoldsweats01
自句:ビー玉を眺むるのみの長夜かな(『湯豆腐句会』2015年11月句会投句)

16.ドラマを仕立てる
映画の一場面のような句のこと。「で、どうなるのか」と興味を持たせて、
あとは読者にドラマを展開してもらう、結末まで言ってしまったら、読者は興ざめです。
例句:雪はげし抱かれて息のつまりしこと     橋本多佳子
    いかにも映画のワンシーン。上五がト書きになっているような感じです。
flairドラマチックなシーンを読む。「えっ」「おやおや?」「あら・・・」「それは・・・」
  読者の心に何らかのショックを与えるような句を書いてみたい。
自句:鵙の贄乾く三十八度線(ブログ掲示板の書き込みより)

17.緊張の一瞬
緊張の一瞬、追いつめられた状況がテーマです。
せっぱつまった状況でも冷静に別人の目で。いわば他人事のように詠みます。
例句:噴水の止んで気まづくなりにけり     若林薫
    二人で話が弾んでいたのに、会話も途切れてしまった。
    「こういうことってあるよなあ」と共感を呼びます。
flair「こういうことってある」からこそ、読者が自分なりの続きを描き始める。
  これも、自分で結論を出さないで「その瞬間!」を切り取ることが大事ですね。
自句:蜂球を朝から二つ見たるとは(『俳句ポスト』兼題「蜂」【地】)

18.ひらがなを詠む
そのやわらかい線のカタチがなにに見えるのか。
あるいは逆に、なにかのカタチがひらがなに似ていないか。
例句:ぜんまいののの字ばかりの寂光土    川端茅舎
    「の」の字のカタチをした、ぜんまいの尖端です。
flair自分が気づくようなことは、すでに先人が句にしているようで途方に暮れますが・・・
  「これ○の字みたいね」と発見する喜び、まだまだあると思いたい!
自句:いかなごのくの字への字に煮られけり(『NHK俳句』兼題「鰤」没句から推敲)

19.漢字を詠む
漢字を句にするときのポイントは三つ。自分を配した状況設定、季節感の出し方、
自分の実感。でないと理屈が先行してしまい、つまらない句になります。
例句:啓蟄に引く虫偏の字のゐるはゐるは   上田五千石
    漢和辞典に並んだ虫偏。紙の上で、さまざまな虫としてうごめいているようです。
flairうっcoldsweats01虫偏の漢字が、うじょうじょと蠢いて見えるようだ・・・アアアwobblysweat01
  「ゐるはゐるは」で、もうページから手を離したいくらいの気持ちですねsweat01
自句:寒風も善き哉あなたとおぜんざい(2016年1月20日ブログタイトルより)

20.地名を盛り込む
地名を詠み込むのも一手。その土地ならでは、と思わせなくてはなりません。
どんな地名に差し替えてもよさそうなら失敗です。
例句:新宿ははるかなる墓碑鳥渡る     福永耕二
    すぐ新宿の高層ビルが目に浮かびます。で、さらに遠い空を鳥。
    鳥の目にはビル群が墓碑のように映っています。
flair一読、心を鷲掴みにされた一句。文明の儚さなのか、人々の愚かさなのか。
  知らん顔で渡っていく鳥たち、もとより都会には立ち寄らない群れなのだから。
自句:蘆刈や星の満ちたる登呂遺跡(『俳句ポスト』兼題「蘆刈」【人】)

21.企業名・商標を盛り込む
固有名詞は、知っている人にしか分からない。
だからダメ、という人もいますが、一般名詞では伝わらないことが伝わることもあります。
例句:ワタナベのジュースの素です雲の峰   三宅やよい
    水で溶いて飲む粉末ジュースです。日本中が貧しかった時代へのノスタルジー。
flairその固有名詞が、記憶の扉をパっと開けて、より鮮やかな映像を結びます。
  夏休みともなれば、いつでも自分で作って飲めるコレが楽しみでしたshine
自句:名画座に「昼顔」観ていたる薄暑(『俳句ポスト』兼題「薄暑」【地】)

22.人名を盛り込む
人名をテコにして詩情をどう作り上げるか。読者と知識を分かち合えるかどうかを計算に。
世代差を埋めるのは難しいと割り切ることも必要かも。
例句:ポスターに裕次郎ゐる氷店      清崎敏郎
    懐かしの映画のポスターが貼ってある氷屋さん。
    白地に氷と赤く染められた氷旗や、店のたたずまいが見えてきます。
flairこの裕次郎、間違いなく「太陽の季節」でしょう。
  ちなみに自句の「ジミー・ペイジ」は「天国への階段」のイメージです。
自句:銀漢やジミー・ペイジのアルペジオ(『湯豆腐句会』2015年11月句会投句)

23.歴史を題材に
歴史を題材にすると、日常で詠む句とはちがった味わいのある句ができます。
映画のワンシーンを彷彿させるかのように表現することです。
例句:天平のをとめぞ立てる雛かな     水原秋櫻子
    目の前にあるモノや景色をきっかけにその時代へタイムスリップするのも、
    歴史を詠む時の重要な仕掛けのひとつ。
flair天平といえば!重要な建築物や仏像、あの「阿修羅像」なども作られた時代。
  そんな時代に作られた雛人形なのでしょうか。時を経てなお艶やかな姿が浮かびます。
自句:

24.宇宙を題材に
星空を眺めながら一句。授業で聞いた話などを思い出してみるのもいいでしょう。
はるか彼方から神の目でとりあえず地球を眺めてみる。
例句:水の地球すこしはなれて春の月    正木ゆう子
    宇宙的に眺めている図が浮かびますが、これは作者の目線。
    二つの視線が交錯しておもしろい句になりました。
flair正木ゆう子さんの句、大好きです。友人shadowからのプレゼント、大切に読んでいます。
  「水」や「馬」、同じものに惹かれるのは、熊本県生まれだからなのでしょうか。
自句:葡萄摘み双眼鏡で観る昴(『NHK俳句』兼題「葡萄」【佳】)

25.ともかく歩いてみる
歩くという行為は応用範囲が広い。心理描写を兼ねて状況説明ができます。
成功するかどうかはやはり季節感のからめ方でしょうか。
例句:紅葉狩とはひたすらに歩くこと    黛まどか
    なるほどの一句。自分に言い聞かせながら歩いている作者も浮かんできます。
flair普段、あまり歩かないので・・・もっと歩いてみなくっちゃです。
自句:畑までの三千十歩冬雲雀(『現俳協ネット句会』2016年11月句会投句)

2017年5月21日 (日)

◆「女子会@梅田」御礼

5月20日(土)、薫風そして心地良い薄暑を感じる昼下がり―――。
大阪・梅田にて、念願の「ハイポニスト女子会」が実現いたしましたshine
群馬からお越しのかま猫さま・よだかさま母子、
そして大阪の中山月波さまとで囲んだ、4人のテーブルです。

のっけから「NAVIO阪急百貨店」と「阪急百貨店」のどちらが正解だったか見失い、
月波さまにヘルプコールをかける私shock
「今から降りますshine
颯爽と迎えに現れてくれた月波さまマジ女神shine
想像していた通りの、スラリとした知的美人さんで、とっても爽やかな方でしたshine
そして、タリーズコーヒーに現れたかま猫さま母子マジそっくり!!!eyeshine
薔薇色の頬におおらかな微笑み、そのあたたかさに包み込まれて、とっても幸せでしたshine
んもう、んもう、あれも話そうこれも聞きたいと思っていたんですけれども、
舞い上がって上滑りしてばかりで、お土産も頂くばかりで、本当にああ・・・crying
夢のような時間が過ぎて、一瞬夢だったかも?と不安になりましたが、
夢じゃありませんでした。本当に楽しかったです・・・shineshineshine
本当に皆さま、お世話になりました、有難うございました!!!

そしてこの時、関東で盛んに行われている「それミー吟行隊」の、
関西支部が出来たらという夢を語り合いました。
今までは、週末も仕事だったので、まったくそういうことを考えてはいなかったのですが、
そのバイト先が4月いっぱいで閉店になってしまい、週末フリーになったところ。
月波さまも私も、リアル句会の経験がないので、進め方などをかま猫さまから教えて頂き、
とにかく現場に飛び込んでみたい・・・という気持ちが湧き起こっています。

そこで!!!
大阪、あるいは大阪近辺の、関西にお住まいのハイポニストの皆さまにお願いです!!
日にちが合えば一緒に行ってもいいよと仰る方!!
しょうがないなあ、教えてあげるよと仰る方!!
是非是非、コメント欄あるいはメールでも結構です、お気軽にご連絡頂ければ幸いです!
どうぞよろしくお願い致します!!!

◆「とんかつDJアゲ太郎/イーピャオ、小山ゆうじろう」(訂正あり)

このさい、どうしても俳句関連として紹介したい!
それがWEB漫画「とんかつDJアゲ太郎」です。
Photo

「豚をアゲるか客をアゲるかに大したちがいはねぇ!!
重要なのはオマエがグルーヴを感じるかだ!!」

いやあアツいhappy02shine
こんな二物衝撃を思いつくなんて、作者は天才に違いありません。
「とんかつ」と「DJ」という、一見何の共通点もないモノが、
「アゲ」という言葉で一気にまとまるなんて―――!!!coldsweats02impact
主人公の名「揚太郎」はもちろん「アゲてやろう」という意味合い。
最高のトンカツ、最高のグルーヴを極めるために修行に励む揚太郎!!
アツい!
そして意外にも(?)泣ける!!!
いつのまにかアニメ化もされていたという隠れた名作、
まだまだ絶賛連載中です!!!すみません、3月で完結していたようです(汗
最終巻が5月に発売されています。

私の好きな作品中のセリフを少し書きだします。

かいた恥の分だけ、バイヴスは沸き立つものです!必ず!!!」by藤井頼太

自分だけで生み出せるものなんて、たかが知れている。
 大切なのは、出会いだよ
」by東とん登組合長甲斐活舟

俳句も一緒だなあと、心から思うのです。

2017年5月20日 (土)

夏立つや緑寿の軽きスニーカー

ココログ「注目のニュース」をつらつら読んでいたら、
風吹ジュンの記事で「緑寿」という言葉がありました。
他の長寿のお祝いと違って、日本百貨店協会が定めたものとのこと。
2002年に設定されていたとは・・・全然知らんかったーcoldsweats02
明るいイメージのある素敵な言葉で、溌剌とした様子が浮かびます。
皆さまも「緑寿」で一句、いかがですか?



夏立つや緑寿の軽きスニーカー
(「立つ」と「スニーカー」近い?)

【佳】ねじ巻きのロボット菫に止まりたり

ぎゃーーー嬉しい!!
新選者・高柳克弘先生の一発目、「菫」で掲載して頂きました!!
この時は、他にあと2句送ってまして、

たたら場へ向かふ山道花菫
廃校の錆びし鉄棒花菫

でした。載ったとお知らせ頂いて、どの句だろうと思った時、
「多分、『廃校』とか『山道』はありがちだから、『ロボット』だろうな・・・」
とうっすら思っていたので、当たりですshine
後々『俳句ポスト』でももっと自選していく予定なので、
こういった考え方も必要になってくるかも知れません。
何とか、感覚を磨いていきたいですねbearingupupup

「ねじ巻きのロボット」でなく「ねじ巻きロボット」にしていれば17音に収まったんですが、
字余りの方が、ちょっとぎこちなく止まる感じが出るかもという気持ちで、そのまま送っています。
取り掛かりとしては、まず「菫」が小さく可愛らしい自然のものなので、
硬いゴツゴツしたもの、何か「鉄」のものと合わせようと思いました。
他の2句も同じ考え方でしたが、正反対の性質であると同時に類似点もあるところが、
【没】と【佳】を分けた気がしています。
「ねじ巻きのロボット」、片手で持てるほどの「小さいもの」というイメージ。
そして「見ていると笑顔になる、心をくすぐるもの」といった一面。
それが、一句を通して「微笑ましい景」として実ってくれたのかな、と。
あ、もしかするとですが、
自然の大いなる約束事と、人間のほんの一時の楽しみ、といった対比もあるのかも知れません。
となると、案外奥行きのある句として捉えて頂けたのかも知れないですね。
いやあ、自解はヤボだという声も世の中にはありますが、
やっぱり私のような駆け出しには、何かと分析が必要なのです。
一時は、大人のブログを目指すぞ・・・という気持ちになったこともありますが、
今しばらくは、こんな調子であーだこーだ書いていく所存ですdashdashdash
次の高柳克弘先生の兼題は「海月」、5月25日必着。
今井聖先生の「短夜」ともども、はりきって取り組んでいきたいと思います!

そしてそして、今回もたくさんの皆さまのお名前&お句を拝見してハッピーでした!!
掲載の皆さま、おめでとうございます!!!
(書ききれなくてゴメンナサイ!)
また来月号でも楽しみにしています!!!

2017年5月19日 (金)

◆「蜥蜴」の回に登場します

なんとっ!
仕事終わりの「お夕寝タイム」に、03から始まる番号と携帯から何度もお電話頂いていて、
「もしやもしや?なんてことある???」
と思いながら折り返すと、やはり!!!『NHK俳句』からのお電話!!!shineeyeshine
「~~~~~~~~~~蜥蜴死す」という句について、
「今井先生が大変気に入ってらして、『ここをこうすれば』ということで・・・」
入選でなく、添削コーナーでの登場なのが私らしいです、
う~~~~っ放送が楽しみ!!!待ち遠しい!!!

いや~~~でも、この春なんだか調子いいですねnotes
次は、入選のお知らせを頂けるように頑張ります!!

2017年5月18日 (木)

◆「白靴」投句出来ました

う~~~~っ、何とか投句は出来ました。
2句ずつ投句していったので、全部で26句かな?
途中で推敲句も送ったので、合計27句か28句かも知れないです、あやふや~coldsweats01

上五「白靴や」と置くと、次の言葉と並列みたいにも思えるので、
「や」が切れ字だと分かるようにと思いながら言葉を選んでいきました。
なので、「白靴に」「白靴は」「白靴を」「白靴の」「白き靴」が多くなっています。
あんまり新鮮な取り合わせは浮かびませんでしたsadsweat01

音楽関連からボサノヴァ、ブルーハーツ、テナーサックス、ジャズバンド
映画関連から「アン王女@ローマの休日」「踵の魔法@オズの魔法使い」
「スカイウォーカー@スターウォーズ」「モンローウォーク@ナイヤガラ」。
運動方面はテニスコート、サービスエース、タップダンス、幅跳び。
他は、美女、伊達男、気障、ソース顔、天気占、夕闇、海、コレクション、ステイタスなど。
そして今回の見送り句は、

幸福へ歩む二人の白き靴・・・結婚式のシーン想定。平凡かな~と思い。
白靴とボーダーシャツとそばかすと・・・イメージのみの句。類想多いかもと思い。
白靴やショートカットの君が好き・・・「白靴や」が嵌ってない気がして。

です。他に、うまく形にならなくて断念した句も数句sadsweat02
何とか形になってくれた句たちは、私の可愛い子供たちです。
「みんな~~~、頑張っておいでね!!!」
そんな気持ちで送り出しています。
及ばずながらも、ハンカチを持たせたり、ホコリを払ってあげたり、
私の気が付くことはしてみたつもりです。
みんな、ヨチヨチながらもウキウキと出掛けてくれました。
一句でもいいので、発表リストに載せてもらえる子になっていますように!!!
「お願いしますーーー!!!(≧人≦)」
最大限、祈っております!!!


2017年5月17日 (水)

◆5月17日締切の兼題:「白靴」(追記あり)

「白靴」です。
逆さに読むと「つぐろし」・・・回文、何とか投句出来ております(^。^)ホッ

◆季語解説

・『俳句ポスト』
涼しさの演出として、夏になると足元も白い靴が好まれるようになる。
昔は、男性が夏に白い革靴を履くことが一般的だったが、
汚れやすいこともあり現在では履く人が減った。


・『日本の歳時記(小学館)』
夏には涼しげな白い靴を履く。
とはいえ、近年では、このような決まりはないに等しくなった。
更衣と同時に靴を白にした日も、昔日の記憶に収まってしまった。

白靴の音なき午後をペルシャまで  和田悟朗
白靴や鍾乳洞を出るところ      森田峠
靴白し一寸先の闇知らず       岡本眸

◆例句(『575筆まか勢』『増殖する俳句歳時記』より抜粋)

くらがりの白靴いつまでも歩く          岸田稚魚
リハビリの白靴をもて母立たす        三田逃水
新しき白靴しかと始発駅                田上久枝
白靴に信濃古径の土少し              加藤耕子
白靴に男の過去は匂はざる           行方克巳
白靴やサティのワルツを唇に         仙田洋子
白靴を穿くためらひの今もあり        能村登四郎
経験の多さうな白靴だこと             櫂未知子

◆参考記事

『NHK俳句』テキストVIEW(お洒落な「白靴」)
『NHK俳句』に学ぶ白靴 (ブログ「俳句の入り口」より)
ローマ帝国時代の服飾
アベベの白い靴
士官学校流靴磨き

◆アプローチ

・白い靴を履いていそうな人は?
 水夫、ナース、学生、校長先生、教頭先生、先生、陸上選手、海軍、女神、
 楽器隊、タップダンサー、ジャズバンド、伊達男、極道、王子様、警備員
・白い靴の似合いそうな場所は?
 海岸、砂浜、デッキ、桟橋、海辺の街、石畳、リノリウムの床(病院など)、
 学校、教会、結婚式場、懺悔室
・白い靴を履きたい時は?
 とっておきの時におろすような気が・・・。
 「日本の歳時記」の記述から、「思い出の中の白い靴」もアリかも。


締切まであと数日!
悔いのない投句が出来ますように・・・ように・・・ように(エコーをかけてみました)。

◆追記

「戦後の復興は靴磨きから始まった」
このことを兼題「白靴」に活かせないかと考えました。
少しでも家計を助けようと朝から晩まで靴を磨き続ける少年たち。
そんな彼らの助けになろうと、喜んで靴を磨いてもらう富裕階層の紳士たち。
パンをあげても、自分で食べようとせず、家で待っている小さい妹と分けるといった兄に、
日本の復興を確信したという記事も読みました。
そんな中で特に印象に残ったのが「このお話し」です。
何とか、投句に活かしたいなあと考えています。

◆「俳句がうまくなる100の発想法/ひらのこぼ」(1)

うっうっうcrying
一回、書き上げてUPしようとしたらエラーで消えちゃいましたcrying
怖いので、小出しにしていきますcrying
まず、第1章の前半からです。
例句は本書ではいっぱい紹介してありますが、ここでは一句だけ取り上げます。
興味を持たれた方は是非!本書で他の例もご確認下さいshine

◆第1章「材料を見つける」イキのいい素材を選ぶ、目利きになりましょう!

1.裏返してみる
オモテは見尽されているので、むしろ裏が狙い目。
実際に、なにかの裏にまわってみるのもいいですね
例句:千代紙の裏のしらじら冬永し    鈴木鷹夫
    千代紙の表と裏の落差を改めて読者に感じさせます。
flair「しらじら」が裏の様子と、「冬永し」両方に働いて、物寂しい心境を感じさせます。
 表と裏に落差のある素材ほど、「寂しさ」が立ち上がりますね。
自句:

2.見えない裏を詠む
裏に回って、なにかを見つける発想とはすこしちがって、
見えない裏を詠むというテもあります。
例句:満月の裏はくらやみ魂祭      三橋敏夫 *「魂祭」=たままつり
    たしかに満月の裏側は真っ暗のはず。この対比は鮮やかです。
flair普段意識していなかったけど、確かにそうだ!と思う納得のモノ。
 よく知らないけど、きっとそうに違いないと思わせる説得力のあるモノを見つけたい。
自句:月愛づる裏の痘痕の多さまで(『愚陀佛庵』2016年7月句会特選)

3.しぐさをとらえる
人のしぐさを観察。できるだけ具体的にこまやかに。
例句:てのひらをすべらせたたむ花衣   西宮舞
    質感が伝わります。「すべらせ」がポイント。
flairふとした時の何気ない仕草を言い留める。
 見過ごされがちなだけに、まだ詠まれていないしぐさが、まだまだ埋もれていそうです。
自句:野茨の咲く道までの手ぶらかな(『現俳協ネット句会』2016年5月句会投句)

4.無意識な動きを詠む
気がついたら、こんなことをしていた、なにか知らないうちに癖になっていた。
そんな動作やしぐさがあったら、儲けものです。
例句:クリスマスカード消印までも読む  後藤夜半
    「妙な性分だなあ」という感慨です。運ばれてきた距離なども感じさせます。
flair今日届くように出してくれたんだなあという気持ちが消印まで読ませるのでしょう。
 地域によって、2日かかるとか3日かかるとかありますものね。愛を感じますねheart04
自句:冬晴れや肩幅ほどに開く足(『現俳協ネット句会』2017年1月句会投句)

5.器の中を詠む
いろいろな器の内部を詠む。
絵として読者が脳裏に浮かべられるように詠むこと。これがコツです。
例句:砂糖壺の中に小さき春の山     金子敦
    壺の中の砂糖が、小さな山。春の気分にあふれています。
flair使っていくと山が崩れますから、補充したてですねshine
 ちょっとした安心感、達成感、充足感が、「小さき春の山」ですねshine
自句:文箱には千代紙数多春の星(『象さん句会』2017年1stシーズン)

6.調理のひとこまを詠む
ここでは調理のシーンで考えてみましょう。
どんな瞬間を切り取るかで成否が決まります。
例句:蕪煮るや古りに古りたる落し蓋    草間時彦
    小道具をうまく生かすのもコツ。
flair「古りに古りたる」で、長年同じように作ってきた熟練の味を感じさせますね。
 この蕪、間違いなく旨い!
自句:春牛蒡ことさら薄く削ぎてをり(『湯豆腐句会』2016年3月句会投句)

7.他人の表情を詠む
人の表情も句の材料になります。
季節感、季語をどう取り合わせるかが腕の見せどころです。
例句:春灯やをとこが困るときの眉    辻美奈子
    どんな表情かは言わず、読者に想像してもらおうという作り方。
flair「春灯」ですから・・・困ってるって言ったってぢつは困ってなさそうですよねcoldsweats02impact
 チクショウ、イチャイチャしてる様子しか浮かんでこねエ、クソックソッ。
自句:

8.自分の顔を詠む
ものを食べたり、本を読んでいたりしている自分を他人の目で観察する。
これだといくつか変化をつけることができます。
例句:人目には涼しさうにも見られつつ  星野立子
    「~と見られているけど実は~」というパターンです。
この型はほかにも応用が利きます。
自句:

9.動物の顔を詠む
ペットの犬や猫の表情がいちばんてっとりばやいですが、
象から蝿まで対象を広げてみましょう。
例句:蓑虫にうすうす目鼻ありにけり      波多野爽波
    蓑虫は蛾の幼虫。「うすうす」が眼目の句。
flairうっ。ううう、確かに・・・斑点だかいぼいぼだか目鼻だか分からないのが・・・
 「うすうす」なるほどです。もう、そうとしか言えない気持ちになってきます。
自句:みゅるみゅると目玉動きて蝿生る(『一句一遊』兼題「蝿生る」水曜日)

10.相手の台詞で一句
誰かが口にしたこと、それをそのまま句にしてしまう。
映画のワンショットのような感じで詠んで下さい。
例句:春の山たたいてここへ坐れよと  石田郷子
    臨場感あり。まるでそこにいるようです。
flair季語から、おおらかであたたかな笑顔まで見えるようです。
 言われて嬉しい気持ちも伝わってきますよねheart04
自句:騒ぐ子は菜の花畑に捨てますよ(『俳句ポスト』兼題「菜の花【人】)

11.自分の台詞で一句
状況がよくわかるような台詞にする必要があります。
言い放ったというような台詞がいいかも知れません。
例句:夕桜あやうくハイと言いそうに   池田澄子
    ぼんやりしていて、あるいは夕桜の妖しい雰囲気のなかで思わず・・・。
flair「夕桜」の、魂をもっていきそうな美しさが描き出されていることに気づきます。
 季語は、何でもいい訳ではないということが良く分かりますね。
自句:すかんぽや言うてくれるな「ワカル」など(『象さん句会』2017年2ndシーズン)

12.二人を詠む
「二人」とは人間関係の基本。 どういう組み合わせか、そこでなにが起こるのか、
だとしたら、どういうシーンを設定したらいいか。
例句:別姓の二人の卓のラ・フランス   内田美紗
    ラ・フランスもなんだかぎこちない感じに見えてきます。
flair「外見はゴツゴツして見えますが、中身はしっとりとなめらかで、柔らかく甘いのです。
 同卓の二人の関係性も・・・なんちゅーか、大人なんだろうなlovely
自句:銀婚を過ぎし二人や花野風(『象さん句会』2016年5thシーズン)


ふ~、まずはここまで!
ゆっくりUPしていきますねhappy01

2017年5月14日 (日)

◆「薄暑」十句選です

『俳句ポスト』兼題「薄暑」木曜日掲載の句からの十句選です。
勝手にてきと~なことを申しておりますので、どうかお気になさらないで下さいねcoldsweats01


ひわ色のサリー薄暑の石畳      ラーラさま
「薄暑」に似合う色・・・私も考えましたが、「白」「赤」「黒」「モノクロ」「銀」どまりでした。
入選作を見ると、「雀色」「飴色」など、工夫されていることに気づきます。
なかでも「ひわ色」に納得!そして「石畳」という言葉に漂う異国感もまた「薄暑」。
「異邦人(久保田早紀)」を思い出すような一句です。

画仙紙の滲みうつくし宵薄暑     小市さま
「画仙紙」とは、書画に使われる大判の用紙。
墨の発色やにじみ・かすれの美といった書画表現を満たすために生み出されたとのこと。
「画仙紙」に集中して向かい、会心の作を得て眺めている・・・いつのまにか時は宵の口。
ほのかな高揚感が「宵薄暑」に漂っている。

彫刻の乳房滑らか薄暑光               クラウド坂上さま
おぁ・・・佳いですねえlovely一読「湯あみをするビーナス」を思い浮かべましたが、
つらつら検索していて、「脱ぐ女」もエエな・・・!とうっとりしたりlovely
「彫刻」という本来無機質のものが、「乳房」しかも「滑らか」で官能の質感を纏い、
その全容が「薄暑光」に、あますところなく浮かび上がっている・・・ああっ佳いですねえ!lovely

石庭の砂紋きらめく薄暑かな          はまのはのさま
「石庭」と言えば龍安寺でしょうか。限りなく簡素に、そして精緻に計算され尽くした名庭。
どの角度から見ても絶対見えない石があって、実は全部で15個あるという・・・。
そんな侘びさびの極致である石庭に、今薄暑の光が砂紋をきらめかせている。
モノクロの世界にさえ彩りを与える、「薄暑」の輝き。素晴らしい季節の到来ですshine

薄暑なら会いに登るよ天守閣          まゆ熊さま
私も「薄暑なら~~~」という句を考えましたが、「登るよ天守閣」に唸りました!
何故「天守閣」に?という意外性もありますし、ワクワク感に溢れています!
夏を迎えて解放感いっぱい、「お安い御用さ!」という気がしてるshine
これが「酷暑」になると「チョット勘弁してよ」・・・って感じ?とも想像出来て楽しいです。

甘味屋の二階は画廊街薄暑           杉本とらをさま
「薄暑」って、ちょっと「異世界」。これは、そんな「異世界感」に溢れた一句です。
「甘味屋」も「二階」も「画廊」も、言ってしまえば「街」までも、
「普段の自分」からチョットだけ離れたところにある気がします。
そしてこの「画廊」には、竹久夢二の画がありそうです・・・!shine

天井を薄暑の水の反射光               大塚迷路さま
これが「天井に」だと普通の文章になってしまうのだと思いますが、
「天井を」とすることによって、俄然生き物のように揺らめく反射光が立ち上がってきます。
「天井」を眺めている人物が、所在なさげな雰囲気に感じるのもまた「薄暑」。
「ちょっと暑いな~外に出たくないな~」と寝っ転がって天井を見ている気がします。

薄暑光じゃぶじゃぶ池が明日ひらく   澱凡さま
「じゃぶじゃぶ池」という、地域で子供たちの遊び場として開放される池があるとも、
さあ池開きだ、「薄暑光」を「じゃぶじゃぶ」跳ねて遊べるぞ、とも読めて楽しい一句。
夏に向かって盛り上がる気持ち、という「薄暑」が描かれていて気持ち良いですshine
「ひらく」の平仮名表記も、開放感だけでなく「子供たちが楽しみに」という気分まで出ていて好きheart04

鉛筆の芯の匂へる薄暑かな            物心さま
寿々さまの【並】「削りたて鉛筆の芯薄暑光」の上位互換句ですねshine
寿々さまのお句を読んだ時に感じた、削りたての匂いや尖った芯の鈍い光が、
すべて「匂へる」に集約されるのだな!と感心しました。
「匂う」という言葉に、こんなにも「新鮮さ、そのものらしさ」が含まれるのだと教えて頂きました。

街薄暑歩幅の広き少女達               老人日記さま
ああ!実に「薄暑」の景です!!!一目惚れしちゃいました!!
寒い間はロングスカートの中で息を潜めていた(?)足が露出して、
初夏の街を自由自在に闊歩している少女たち。
青春のきらめきが、「薄暑」の中に乱反射しているようで眩しい一句shine

今回も、本当に素敵なお句をたくさん、有難うございました!!
「薄暑」が大好きになりましたshine
最後になりましたが、「薄暑」週掲載の皆さま、おめでとうございます!!!

◆「第2回プチ句会」個人別の発表です

すみません、ちょっと日が空いてしまいましたが、もうひとつの大事な結果発表です!

◆個人別得点順

葉音さま(計13点)
26.踏み草の立ち上がりたる薄暑かな  (6点)
37.夏野駆く重い荷物は置いて行く    (5点)
4.駒走るあと追ひかけて今朝の夏    (2点)

トポルさま(計12点)
36 青嵐あらば異国へ飛べそうな     (6点)
27.天翔けるための滑走青野原      (4点)
38.卯波駆け処女の胸へとユニコーン (2点)

松尾千波矢さま(計10点)
33.韓国(からくに)はここより千里あいの風 (8点)
12.草を食む岬の馬や夏きざす      (2点)

かをりさま(計9点)
3.ギャロップのちらばる岬青嵐     (4点)
18.潮風や馬の子青を踏み初むる   (4点)
34.アンドレがつひに走った夏来る      (1点)

小市さま(計9点)
21.薫風やたてがみ白く柔らかく      (5点)
30.父に似ぬ子でありまする夏の潮    (4点)
43.潮騒や青草分けてふたりづれ           

佐東亜阿介さま(計6点)
7.晶子忌や浜辺を駆ける裸馬      (5点)
1.馬駆けて蛇衣を脱ぐ浜辺の野          (1点)
35.麦の風受けて若馬蹴る蹄                  

比々きさま(計6点)
5.母胎より海鳴りへ出る仔馬かな    (6点)
15.処女は抱く一角獣の春眠を
44.六ヶ所村すぎて白南風たてがみへ

由野さま(計6点)
6.競い馬宿命なんて糞食らえ     (5点)    
9.薫風や娘指揮者の白燕尾           (1点)
19.疾く疾くと岬を削るあいの風      

中山月波さま(計5点)
24 潮風にたてがみそよぐ薄暑光      (4点)
22.潮騒や夏野つっきる白い馬               (1点)
41.吾を見つけ白馬駆けくる皐月波

小川めぐる(計5点)
8.少年の手綱捌きや大南風        (2点)
10.馬の背に海風乗せて夏の星      (2点)
40.夏草の飛沫蹴立てて馬二頭            (1点)

正丸さま(計4点)
14.白南風や野生馬遊ぶ都井岬     (2点)
23.夏来る水平線の彼方より               (1点)
31.青大将どこまで走る馬二頭           (1点)

大西主計さま(計3点)
2.黒馬のぶるりと鳴いて夏野かな    (2点)
13.うみつばめ土用の波を切り展く      (1点)
39.風薫る武蔵の国を黒き馬             

はずきめいこさま(計1点)
32. 風薫り明日献上の将軍馬           (1点)
20.こどもの日爺婆も乗るカルーセル       
42.五月晴れ「ホースラン」する三郎家                 

かま猫さま(無得点)
11.馬駆ける五月の風の美味きかな     
17.海若葉それぞれ馬の眼に宿し           
25.海風よ馬の子の鬣に吹け                 
    
寿々さま(無得点)                    
16.潮の香と草の香交じる仔馬駆け          
28.生み授け仔馬と駆ける夢を見ぬ   
29.雨に濡れ身震いひとつ仔馬駆け


じゃじゃーーーーん!!!
第2回の得点王はチーム天地夢遥の葉音さまでした!!
おめでとうございます!!
三句それぞれに違った味わいがあって、どの句にも点が入る堅実さが素晴らしいshine
2位のトポルさまは、ダイナミックな発想が魅力でしたねshine
3位は、毎回の『俳句ポスト』と同じく2句のみでの参戦ながら、
そのうちの一句が、堂々最高得点に輝いた千波矢さまshine
それぞれに素晴らしかったです、おめでとうございます!!
こうやって改めて見てみると、皆さまの発想の豊かさに感心するばかりです。
ひとつのお題から、いかに発想を広げるか、
いかに独自の発想を得られるかが、大きなポイントになってくるのだな、と感じました。
この考え方は『俳句ポスト』にも通じるところがあると思います。
やって良かった「プチ句会」!!!

幸い、皆さまからもご好評の声を頂きましたので、
月イチくらいでやれたらいいなと考えております。
時期的には、月初めの『俳句ポスト』兼題への投句が済んだ後・・・で、
それでいくと、次は6月1日(木)から投句受付になりますね。
前回同様、1週前にお題とスケジュールを発表致します、
頼りない管理人ではありますが、多数のご参加をお待ちしております!!!

2017年5月13日 (土)

◆「薄暑」没句祭りです(追記あり)

ええと、「薄暑」への全投句一覧です。
今回は、31句送っていました。
期待値の高かった順に並べ変えています。
今回は、「10句に絞るならコレ」の中で3句採って頂きました。
「同じ発想の句送ってました!」
「【没】でもこの句は好きだわheart04
「この句はもう少しこうしたら?」
「まだこんな句送っていたの?」
などなど、ご意見ご感想もろもろ、頂けると嬉しいです。
お待ちしております!!!

◆絞るならコレ

イントロはTake It Easy薄暑来る
flair名画座に「昼顔」観ていたる薄暑
こめかみに痛み薄暑の白ければ
薄暑の野八百人のエキストラ 
宮殿の遺跡の白みゆく薄暑
二の腕を包むオーガンジー薄暑
flair浮き玉をひとつ求めし薄暑かな
薄暑かな海に千羽の孔雀見ゆ
flair薄暑来ぬ高千穂ミルク飲み干しぬ
薄暑来る回転扉を二周して

◆類想多そう?推敲不足?グループ
特急の停まらぬ街や夕薄暑
モノクロの祖父の遺影や夕薄暑
でぶ猫は薄暑ごときに動かざる
シフト表組み替えばかりして薄暑
街薄暑言い出しにくきこと二つ
薄暑来てメッシュタイプのブラにして
眼前に迫る薄暑のアスファルト
句友と語る薄暑の日落ちるまで
薄暑来てバイト急募の赤き文字
カリー屋の赤きサリーや午後薄暑

◆見送り句候補(結局送っている)
口笛のGo Westや夕薄暑
薄暑来る渡辺真知子など聴けば
「魅せられて」口遊み出す薄暑かな
  @ジュディ・オングのヒット曲。阿木燿子の歌詞が何とも魅惑的。
薄暑なら笑窪の秘密知つてゐる
砂塵して薄暑を纏ふジョン・ウェイン
街路樹の葉影の黒さ薄暑光
蒲焼の匂ひ薄暑の路地裏に
海鮮丼自慢の店や薄暑来る
薄暑とてヤケに大きな鴉だな
ウイスキーボンボンみっつ薄暑の夜
フレームの銀色となる午後薄暑(←追記。抜けてましたsweat01

2017年5月12日 (金)

【地】名画座に「昼顔」観ていたる薄暑

ぎゃーーーーーーーーっ!?eyeshine
葉音さまからお知らせ頂いた通り・・・やはりアノ法則が生きていました!
あわわわわ、本当にいいのでしょうか、2度目の【地】選です。
有難うございます・・・!!!

◆評(夏井いつき先生)
「名画座」も固有名詞。
全国各地の映画館に、この名をつけているところも多かったのではないでしょうか。
最近は邦画でも「昼顔」という映画が公開されているようですが、
「名画座」で「昼顔」といえばカトリーヌ・ドヌーヴに違いありません。
以下、ネット辞書の解説。【美しい若妻のセヴリーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)は、
医師である夫のピエール(ジャン・ソレル)とともにパリで幸せな生活を送っていた。
その一方、マゾヒスティックな空想に取り付かれてもいた。
ある日セヴリーヌは友人から、上流階級の婦人たちが客を取る売春宿の話を聞き、
迷った後に「昼顔」という名前で娼婦として働くようになる。】
こんなストーリーの映画を「観ていたる」という時間経過、
そして外に出ての「薄暑」の眩しさと汗ばむ心。
嗚呼、カトリーヌ・ドヌーヴ綺麗だったよなあ~。


うわうわうわ、ネット辞書からの引用がある分、講評の文章が長い!嬉しい!!
「薄暑」に似合う映画・・・と考えた時、一番に出て来たのが「昼顔」でした。
いや、すみません嘘をつきましたsweat02
最初は「薄暑」から「ハイヌーン=真昼の決闘」を思い浮かべたんです。
ですが、これではうまく纏まらなくて、保留している間に「昼顔」が出て来たんです。
(「昼」繋がりですねcoldsweats01
こちらはタイトルの文字数も良かったのか、スルっと17音で出て来てくれました。
ああ、なので、「一番に出来た」という意味では嘘ではありませんcoldsweats01
カトリーヌ・ドヌーヴの、ちょっと無表情な得体の知れない美しさも「薄暑」っぽい気がします。
これが、ソフィア・ローレンとかだとバタ臭すぎて「熱帯夜」とか「炎昼」とかになりそう?

しかし、この句は、残念なところがひとつありますsweat02
本来なら「観てゐたる」と替えるべきところを失念していて、そのままなんですweep
携帯で「ゐ」が出せなかったので、本当だったらPCで直しておくべきだったんですが、
忘れてそのまま投句してしまっていました。
『現俳協ネット句会』でも漢数字に直せてなかったので、
まだしっかりと身につけられていないのでしょう。
これからは、こういった細部にも気を配らないといけませんねsweat02
いつまでも「またやっちゃったbleah」などとおちゃらけることのないよう、
気を引き締めていきたいと思います!!

あ~~~、安心したので、寝ますcoldsweats01
ゆうべ、けっこうドキドキしていて、眠りが浅かったみたいcoldsweats01
お祝い下さった皆さま、有難うございます!
お返事、起きてからゆっくり書きますので、少しだけお待ち下さいねshineshinesleepyshineshine

2017年5月11日 (木)

【人】薄暑来ぬ高千穂ミルク飲み干しぬ

じゃじゃーーーーーん!!!
『俳句ポスト』兼題「薄暑」の発表ですhappy02
「菜の花」に続き、今回も【人】×2句が叶いました!!!shinehappy02shine
やったね!おめでとう私!!shineshineshine
実は、「薄暑」に投句した30句は、看板持ちの30分の間に浮かんで、
ポチポチと携帯から自宅PCにメール送信していたものばかり。
けっこう暑い日もあったので、雰囲気が掴めていたのかな~と思います。
普段も、仕事を真面目にしている時に限って句が降ってくることが多いんですが、
そんな時にメモ書きしたりメール打ったり出来るはずもなく、忘れていく句が大半sweat01
今回は本当にうまくいきました、夏井先生、採って下さって有難うございました!!

浮き玉をひとつ求めし薄暑かな      
「浮き玉」は、以前「俳句のタネ(ネタ?)」の記事に書いたことがあって、
いつか使いたかったので、ここで活きてくれて良かったですheart04
改めて検索するとこんな商品もあって、本当に可愛い!欲しい~~~!shine
そうか記事を書いたのは昨年8月だったか・・・やっぱこの言葉は夏が似合うのかな?
いやいや寒い時期の浮き玉も、雰囲気あっていいかも知れませんよねflair
また考えようっと!catfacedash
薄暑来ぬ高千穂ミルク飲み干しぬ   
九州で有名な「高千穂牧場」の牛乳・・・のつもりで書きました。
商品名としては、「高千穂牧場牛乳」みたいなんですけどcoldsweats01
多分、以前の私なら、「薄暑来て牛乳ごくり飲み干しぬ」で終わっていたかもですが、
ここまでの『俳句ポスト』を通じて、「具体的な名前を入れる」ということを学習しております!
大阪的には「白バラ」「六甲」、全国的には「小岩井」が有名だと思うんですが、
私の知る限り最も「涼しそうな牧場名」ということで、「高千穂」をチョイスしています。


そしてそして、今回も皆さまのお名前&お句を拝見して幸せheart04なのですheart04

【人】×2句
トポルさま、ラーラさま、剣持すな恵さま、紫さま、耳目さま、小市さま、土井探花さま、
糖尿猫さま、dolce(ドルチェ)さま
【人】
Kかれんさま、かま猫さま、かをりさま、さとう菓子さま、さるぼぼさま、すえよしさま、
としなりさま、佐東亜阿介さま、彩楓さま、城内幸江さま、西川由野さま、大西主計さま、
中山月波さま、桃猫さま、比々きさま
【並】
GONZAさま、せり坊さま、はずきめいこさま、寿々さま、松尾千波矢さま&富美子さま、
赤い彗星の捨楽さま、葉音さま、立川六珈さま、正丸さま

皆さま、掲載おめでとうございます!!!
(見落としがあればすみませんsweat01

さ~~~、明日もどなたかのお名前があるんじゃないかな???
期待して待っていますよ!!!upupup

2017年5月10日 (水)

◆5月10日締切の兼題:「蟇」

ひきっ・・・ひっひひきひきひきがえるsweat02sweat02sweat02
私には、「我に七難八苦を与え給え」と天に願う心意気は無いのですが・・・
「蜂」とか「蛾」とか「蝿生る」とか、どうもこのところコッチ系の兼題が多い気がする・・・
ううううう、これも修行なのでしょうか、俳句の神さまああーーーcrying

◆季語解説(「きごさい」より)
大型のカエル。竹藪や林に棲み、普段はあまり水に入らない。
冬眠し、夏になると活発に動き出す。
「ひき」「がまがえる」「がま」とも呼ばれ、蟇、蝦蟇、蝦、蟾蜍などの漢字をあてる

子季語:蝦蟇、がまがへる、蟾、蟾蜍

◆例句(『575筆まか勢』『増殖する俳句歳時記』より抜粋)

かがやく眼閉づれば蟇は土塊に    山口青邨
さびさびとおぼろ夜の蟇据わりけり   加藤秋邨
仕る姿のままや蟾蜍            森澄雄
曇りきて蟇の産卵はじまりぬ       星野麥丘人
正座の蟇正歩のセント・バーナード   中村草田男
火の山の裾にぽかんと蟇の顔      飯田龍太
玄関に出でたる蟇を叱りけり       岡井省二
蟇なくや雨あらあらと巫女の石      角川源義

何となく、この季語もオノマトペと相性が良さそうflair

◆参考記事

画像・・・カワ・・う、うえええんsweat02
鳴き声・・・カワイイ!子犬みたいcoldsweats02impact
はねる・・・カワイイ!ぼたっとしてる!カワイイ!!!
自来也(児雷也)・・・カッコいい!「忍者戦隊カクレンジャー」ではケイン・コスギだった。
ぼた山・・・「蟇」から連想しました。ぼたっとしてたからcoldsweats01


締切まであと少しですが、少しでも考えようと思いますshinehappy02shine

◆「第2回プチ句会」得点順の発表です

そして、こちらは得点順の発表です♪


【8点】
33.韓国(からくに)はここより千里あいの風   松尾千波矢

【6点】
5 母胎より海鳴りへ出る仔馬かな        比々き
26.踏み草の立ち上がりたる薄暑かな     葉音
36 青嵐あらば異国へ飛べそうな         トポル            

【5点】
6.競い馬宿命なんて糞食らえ          由野
7.晶子忌や浜辺を駆ける裸馬         佐東亜阿介
21.薫風やたてがみ白く柔らかく         小市   
37.夏野駆く重い荷物は置いて行く       葉音

【4点】
3.ギャロップのちらばる岬青嵐         かをり
18.潮風や馬の子青を踏み初むる       かをり  
24 潮風にたてがみそよぐ薄暑光        中山月波 
27.天翔けるための滑走青野原         トポル   
30.父に似ぬ子でありまする夏の潮       小市

【2点】
2.黒馬のぶるりと鳴いて夏野かな       大西主計
4.駒走るあと追ひかけて今朝の夏       葉音
8.少年の手綱捌きや大南風           小川めぐる
10.馬の背に海風乗せて夏の星         小川めぐる
12.草を食む岬の馬や夏きざす         松尾千波矢
14.白南風や野生馬遊ぶ都井岬         正丸
38.卯波駆け処女の胸へとユニコーン     トポル

【1点】
1.馬駆けて蛇衣を脱ぐ浜辺の野                佐東亜阿介
9.薫風や娘指揮者の白燕尾                     由野
13.うみつばめ土用の波を切り展く             大西主計
22.潮騒や夏野つっきる白い馬                   中山月波
23.夏来る水平線の彼方より                      正丸
31.青大将どこまで走る馬二頭                  正丸
32. 風薫り明日献上の将軍馬                    はずきめいこ
34.アンドレがつひに走った夏来る              かをり
40.夏草の飛沫蹴立てて馬二頭                 小川めぐる

【無得点】 
11.馬駆ける五月の風の美味きかな      かま猫  
15.処女は抱く一角獣の春眠を                  比々き                             
16.潮の香と草の香交じる仔馬駆け            寿々
17.海若葉それぞれ馬の眼に宿し              かま猫 
19.疾く疾くと岬を削るあいの風                 由野
20.こどもの日爺婆も乗るカルーセル          はずきめいこ  
25.海風よ馬の子の鬣に吹け                    かま猫
28.生み授け仔馬と駆ける夢を見ぬ      寿々
29.雨に濡れ身震いひとつ仔馬駆け      寿々
35.麦の風受けて若馬蹴る蹄                    佐東亜阿介 
39.風薫る武蔵の国を黒き馬                  大西主計
41.吾を見つけ白馬駆けくる皐月波           中山月波              
42.五月晴れ「ホースラン」する三郎家        はずきめいこ           
43.潮騒や青草分けてふたりづれ               小市
44.六ヶ所村すぎて白南風たてがみへ         比々き



最高得点は、写真から「外国」へ視線を向けた松尾千波矢さまの一句!
国の名、具体的な距離を示すことで、何とも言えない感慨を醸し出しました。
6点句のそれぞれも、夏らしいエネルギーを感じるお句ですね!
こうやってまさに風景の中に佇んで、現場の空気を感じているような、
そんな句に魅力を感じることが分かります。
残念ながら私はそこまでの発想を持てず、
写真の中にいない少年を登場させたり、場面を夜に設定するのが精一杯でした。
Photo

んむむ、まだまだなのだわっcrying
次は、次はもっと頑張りたい!!!
皆さま、また揉んでやって下さい!!!

最後になりましたが、今回ご参加下さり、ご意見下さった皆さま、
本当に有難うございました!!!

◆「第2回プチ句会」結果発表(番号順)です!

お待たせ致しました!
今回は、まず番号順に発表していきます~~~。
間違いを発見したらスグ!!!教えて下さいねcoldsweats01sweat01sweat01sweat01←自信ナシsweat01

【1点】
1.馬駆けて蛇衣を脱ぐ浜辺の野 佐東亜阿介 
○写真には写っていない草の中の蛇を持ってきた発想力!(中山月波)

【2点】
2.黒馬のぶるりと鳴いて夏野かな  大西主計                  
○馬のいななきが聞こえていただきました。馬が生き生きしてます。(はずきめいこ)
○オノマトペがリアルです。鳴いて夏だと気付いたような感覚が好きです。(佐東亜阿介)

【4点】
3.ギャロップのちらばる岬青嵐 かをり
○馬があっちゃこっちゃするのでは無く、複数の蹄の音を青嵐がかき混ぜていると。(トポル)
○馬の蹄の高らかな音色が、岬に響き渡っているようです。(葉音)
○「ギャロップ」が「ちらばる」だなんて!詩になってますね。(比々き)
○ちらばる、がとっても上手いと思います(かま猫)
★あちこちに速くかける馬がいることだと思ったのですが、
 「ちらばる」という表現に違和感がありました。(小市)

【2点】
4.駒走るあと追ひかけて今朝の夏 葉音 
○馬の後を追ったら、立夏となったなんて表現が詩的です。(佐東亜阿介)
○夏が馬に後れをとったなんて!発想がすてき。(比々き)

【6点】
5 母胎より海鳴りへ出る仔馬かな 比々き
◎仔馬の出産を詠まれたのがすごい。
 「母胎より海鳴りへ出る」で海の近くの場所での出産だということが示され、
 「出る」という視覚情報に「海鳴り」という聴覚情報が加えられて句に奥行きがある
 最後に「仔馬かな」ときて、生まれたての仔馬の映像が浮かび上がってくる。 (小市)                    
○野生の馬の力強さを感じていただきました。
 母胎から出たらすぐに立ち上がることが出来なければ、
 自然の中で生き残ることは出来ない。
 そこを海鳴りへ出るという言葉で強く強く感じました。(松尾千波矢)
○生まれたばかりの仔馬がいきなり潮風に晒され、よたよた立ち上がる。
 そんな頼りなさがよく表れています。世間の風は冷たいのだ。(トポル)
○海鳴りという言葉が出産の唸りとも聞こえる一句でした。(寿々
○母のお腹から出でて、母なる海へ出るというところに詩を感じました。(佐東亜阿介)


【5点】
6.競い馬宿命なんて糞食らえ 由野
◎私も競走馬になる運命を詠もうとしましたが句にまとまりませんでした。
 「糞食らえ」にやられました。(かをり) 
◎競走馬も生まれたときから「○○を父に持つ」とか、「△△の血を引く」とか、
 いろいろな宿命を背負っているんですよね。
 「宿命なんて糞食らえ」一見、詩的表現からはるかに遠いように思えるこの措辞が、
 この句を生き生きとした上質な詩へと昇華させているのが不思議です。(葉音)              
○競馬は血統といったことを思い起こさせ「宿命」と響き合います
 「宿命なんて糞食らえ」という啖呵は痛快です。(小市)
★季語の「競べ馬」は神事。参加する馬の中には、引退した元競走馬も多いようです。
 行き場がなければ処分される引退馬が、
 こういった場で第二の馬生を送れることもあります。
 この句が、内容的に公営ギャンブルのサラブレッドを詠んでいるように感じられるので
 そこがどうなのかな?と感じました。(小川めぐる)
【5点】
7.晶子忌や浜辺を駆ける裸馬  佐東亜阿介
◎奔放で情熱的な句を多く残した与謝野晶子と、「裸馬」ぴったりです!
 場所を「浜辺」としたことで要所要所「a音」の畳み掛けになり、
 明るく力強い調べとなっています。
 まさにこれから夏を迎える時期の、生命力溢れる季節感ともピッタリ!
 よくぞ「晶子忌」、よくぞ「裸馬」と唸った素晴らしいお句。(小川めぐる)
○晶子忌を詠まれたのは良いですね。
 自由に翔る馬と与謝野晶子がマッチしてます。(はずきめいこ)
○男女・家族の愛に生きた歌人与謝野晶子の忌日5月29日。
 浜辺を駆ける裸馬、という言い方に、
 詩人として、あり余るエネルギーを大切に生きた晶子を思いました。(大西主計)
○女性の自立論などを評論した与謝野晶子と裸馬の取り合わせに魅かれました。(正丸)

【2点】
8.少年の手綱捌きや大南風 小川めぐる
○みなみ、と読ませるので、場所は関東以北の太平洋岸?
 少し激しい風の中で手綱を捌く少年が心地よいです。
 手綱は、馬車(荷車)でしょうか?(大西主計)
○少年の意志の塊がばびゅーんと突き抜けて行きました。(由野)
【1点】
9.薫風や娘指揮者の白燕尾   由野  
○野外コンサートでしょうか。
 きびきびと指揮をする燕尾服の裾が白馬の尻尾のように揺れています。(トポル)

【2点】
10.馬の背に海風乗せて夏の星 小川めぐる
○昼の情景では無く夜。昼より涼しくなり馬もホッとしているかな。
 そんな馬の背に瞬く星、海鳴りが聞こえますね。(松尾千波矢
○高原に煌めく星と海風と馬の蹄の音と色んな場面や音が感じ取れました。(寿々)

11.馬駆ける五月の風の美味きかな かま猫   
★大変好きな句なのですが、
 下五において感想・気持ちを述べているところが残念に感じました。
 「美味きかな」と言わずにうまさを表現してもらえたら、
 特選に戴いていた一句です。(佐東亜阿介)             

【2点】
12.草を食む岬の馬や夏きざす  松尾千波矢                   
○のんびりとした草をはむ馬の映像が示され、
 岬という言葉から海からの風や波の音が連想される。
 初夏ののさわやかな情景がうまく描かれている。(小市)
○夏きざす、で青々とした草の柔らかさまで感じることができました(かま猫)

【1点】
13.うみつばめ土用の波を切り展く  大西主計
○発想の飛ばし方が素敵。(由野)

【2点】
14.白南風や野生馬遊ぶ都井岬 正丸
○野生馬にとり白南風が吹くということは過ごしやすい季節になったことと思います。
 都井岬と具体的に地名を入れたことで映像が浮かんで来ます。(松尾千波矢)
○子供の頃に見て私の心を虜にしたカレンダーの写真そのもののような一句です!
 一読して心に刻まれました、有難うございます!(小川めぐる)

15.処女は抱く一角獣の春眠を   比々き                             
16.潮の香と草の香交じる仔馬駆け 寿々     

17.海若葉それぞれ馬の眼に宿し かま猫
★「海若葉」という単語と勘違いしてしまいました。
 「海と若葉」にして中七に入れたらいかがでしょう?(中山月波)
★「海若葉」が一つの言葉のようで分かりにくかったです。(小川めぐる)
★上五の「海若葉」は海と若葉、「それぞれ」は海と若葉をさしていると思いますが、
 少しひっかかりを感じました。
 上五は字余りになっても「若葉と海」という表現の方がいいのではないでしょうか。(小市)

【4点】
18.潮風や馬の子青を踏み初むる かをり                      
○(中山月波)
○写真の通りの気持ちの良い句です。(大西主計)
○海の青、子馬が走る野の青、上手く対比させながら、絵の景が素直に浮かんできます。
 また、潮風や野の青の匂いまで想像させる、躍動感に溢れた、
 素晴らしいお句だと思いました。(葉音)
○踏み初むる、初めての大地を踏みしめた表現がいいですね!(寿々)

19.疾く疾くと岬を削るあいの風   由野 

20.こどもの日爺婆も乗るカルーセル はずきめいこ
★初め「カルーセル」の意味が分からず、???でした。
 分からなかったのは、私だけ?メリーゴーランドでは長すぎるのであれば、
 回転木馬とか・・・スミマセン。私が無知なだけかも・・

【5点】
21.薫風やたてがみ白く柔らかく  小市                     
◎柔らかい、優しい言葉の俳句です。
 「たてがみ」の平仮名表記も好きです。(はずきめいこ)
◎兼題の写真を背景にすると、最も映える句だと思います。(正丸)
○「薫風」の、シルクのような肌触りに「たてがみ」の描写が嵌っています!
 たっぷりとした白いたてがみの持ち主は芦毛馬、
 初夏の日差しを浴びて銀色に光る馬体のしなやかさまでもが浮かんできます。(小川めぐる)
 
【1点】
22.潮騒や夏野つっきる白い馬 中山月波
○潮騒が聞こえてくる中で躍動する白い馬の姿がここちよく見える
 夏野に白い馬という色彩の対比もいい。(小市)

【1点】
23.夏来る水平線の彼方より 正丸
○夏が水平線の彼方から来ると言い切るところに詩を感じました。(佐東亜阿介)

【4点】
24 潮風にたてがみそよぐ薄暑光  中山月波
◎薄暑光にピタリ当てはまる上五中七だと思いました。
 淡い光がたてがみにそよいで光っている光景が見えるようです。(寿々)
○キラキラとした光の中を駆けてくる馬。それも潮風とくると青い海も見えて来ます。
 潮騒、馬のいななきも聞こえて来ます。(松尾千波矢)
○これも21番と同じ作者のような気がする句でした。薄暑光に惹かれました。(はずきめいこ)

25.海風よ馬の子の鬣に吹け かま猫

【6点】
26.踏み草の立ち上がりたる薄暑かな  葉音
◎踏まれて折れた草が立ち上がる様子に着目した点が好きです。
季語とほどよく響き合っていると思います。
暑さもまた薄く立ち上がったのだろうと読みました。(佐東亜阿介
◎馬という言葉を使わずに生命力を表現しているところがお見事。(由野)
○(中山月波)
雑草のしたたかさ、夏草の勢いを思いましたが、薄暑じゃなくても、とも少し思いました。(トポル)
○欠点のない上手な句だと思います(かをり)

【4点】
27.天翔けるための滑走青野原  トポル
◎天翔けるために青野原で滑走しているという、美しい断定。
 野原を吹き渡る風、なびく草とたてがみが見えてくる。(中山月波
○「天翔けるための滑走」、疾走感に溢れていて素敵です!
 写真を見ていなければハンググライダーの光景が浮かぶでしょうか。
 12音が初夏の爽やかさを十二分に孕んでいるので、
 「青野原」で色彩感や匂いまでもがプラスされて非常に心地良い。
 「青」から「青春のチャレンジ」といったニュアンスまで感じ、走る足元から始まって、
 ブワっと上空から青野原を俯瞰するように動く映像が浮かびました。
 特選と迷った一句です。(小川めぐる)
○自由に翔る天馬、青野原が良かったです。(はずきめいこ)
★爽快感のある言葉が素敵です。
 「ための」のもったり感が勿体無いかな?これが柔らかくていいのかな?(由野)
★写真を見ている人には馬だとわかるけど、
 「滑走」はどちらかと言うと飛行場のような抵抗物の無い滑らかなところをイメージさせ
 抵抗の多そうな「青野原」とは合わない感じ。(比々き)

28.生み授け仔馬と駆ける夢を見ぬ  寿々
★最後まで読むと「あ、母馬の気持ちを書いているのか」と分かりますが、
 主語がないので戸惑います。
 「母馬が、仔馬と走る夢を見ている」と、もっとすんなり伝わればいいなと思いました。(小川めぐる)

29.雨に濡れ身震いひとつ仔馬駆け  寿々
★「仔馬駆け」、「卯波駆け」(自句)ともに因果を繋げず37お句のように
 「駆く」と切ったほうがすっきりするかなあと。
 私も文語体であれば「駆く」、と下二段活用できると投句後に気付きました。
 16の「仔馬駆け」は、因果がはっきりしているのでこのままがいいと思います。(トポル)

【4点】
30.父に似ぬ子でありまする夏の潮  小市
◎父に似ぬっていう措辞が子馬の自由さ、跳ねている感じがよく表せているとおもいました(かま猫)
○飄々感がいいですね。(トポル)
○父は、真面目でやや固い性格、子は伸び伸びと、
 放っておいたらどこに行ってしまうか分からないような子?
 でも、子どもの成長を心から楽しんでいるような、そんな明るさが好きです。(葉音)

【1点】
31.青大将どこまで走る馬二頭  正丸  
○走っていく馬を青大将が見ているのでしょうか?
 季語を青嵐とでも置けば普通に座りが良いのに、あえて青大将。
 その座りの悪さが、なんだか心地良いのです。(大西主計)

【1点】
32. 風薫り明日献上の将軍馬 はずきめいこ
○「風薫る」だったら◎にしたかった句です(かをり)

【8点】
33.韓国(からくに)はここより千里あいの風   松尾千波矢
◎「あいの風」は越の国を中心に山陰から東北までの日本海沿岸地方で
 沖から陸に向けて吹く風のこと(「ことばの歳時記」山本健吉
 1里は中国・韓国および中世までの日本では400~600m。
 従って千里は400~600Km。越前からソウルが600Km?(ネット調べ)
 そんなことを勉強させてくれた句でした。(大西主計)
◎慰安婦問題然り、強制労働然り、日本語の強制然り。
 戦争中にすっかり捩れてしまった韓国と日本の関係。隣国でありながら、
 長年近くて遠い国だった。
 あいの風が吹いて両国間の関係も昔に比べると格段に親密、良好に。(比々き)
○「ここより千里」この距離感が眼目。
 下五「あいの風」の「あい」に、ふと「愛」を重ねてみたくなる。
 作者の、近くて遠い隣国へ向ける眼差し、
 写真の中に佇む作者の姿が感じられる。(小川めぐる)
○日本海に向かい海の向こうの国のことを思うのは自然なこと。
 調べがなめらかで「り」のくり返しや4つのa音(か・ら・あ・か)が気持ちいい。(小市)
○「あいの風」という季語素敵ですよね。(由野)
○韓国をからくにということを初めて知りました。
 あいの風と締めくくりが綺麗だと思います。(寿々)

【1点】
34.アンドレがつひに走った夏来る かをり 
○固有名詞が効いていると思いました(かま猫)
                      
35.麦の風受けて若馬蹴る蹄 佐東亜阿介   

【6点】
36 青嵐あらば異国へ飛べそうな  トポル             
◎青嵐というと宮沢賢治の風の又三郎を思い出します。
 青嵐というどーどーと吹く風に乗り異国に旅立ちたくなる一句です。
 本当に飛べたらいいなぁ。(松尾千波矢)
○(中山月波)
○気持ちのよい季節にぴったりの句(かをり)
○富む発想に魅かれました。(正丸)
○青嵐の持つ力強さがうまく表せていると思います(かま猫)
★良い句だとは思うのですが、へそ曲がりのジジイは:「飛べそう」と言うのは、
 「飛べない」ことが判って「うまいこと」言ってるな、「飛ぶ気が無い」んだな、と、
 ねじくれて思ってしまうのです
 下五を「飛び立たむ」「飛んでゆく」等として戴けませんか?(大西主計)

【5点】
37.夏野駆く重い荷物は置いて行く  葉音
◎軽快感を出すだけなら「重い荷物を置いて行く」などと長い措辞は不要なわけですから、
 しがらみなど諸々(場合によっては親子関係すら)を捨て、
 身軽になって夏の旅に出るんだと。
 そんな自由への憧れに激しく同調して、特選に戴きました。(トポル)
○自由を手に入れろ!というテーマが爽やかです。(由野)
○「重い荷物を置いて行く」に賛同します(かをり)
○季語からのイメージ「重い荷物は置いて行く」なるほどです。(正丸)
★「駆ける」ときは普通重い荷物は置くもの。意外性がない。(比々き)

【2点】
38.卯波駆け処女の胸へとユニコーン トポル
○15のお句と同じ発想で、どちらも素晴らしいと思いましたが、
 「卯波駆け」と「処女の胸へと」の「へ」で、こちらの方が、
 より躍動感のある生き生きとした句になったと思います。(葉音)
○非常に獰猛だが、処女に抱かれるとおとなしくなるというユニコーン。
 卯波「を」としないと、ユニコーンではな く卯波そのものが駆けている意味になるが、
 強風で大きな波が立つのが卯波なので、獰猛なユニコーンと共通項があり、
 それはそれでまた別な面白さが出る。(比々き)

39.風薫る武蔵の国を黒き馬   大西主計

【1点】
40.夏草の飛沫蹴立てて馬二頭 小川めぐる 
○「夏草の飛沫」という表現に詩を感じる。(比々き)                   
★「夏草の飛沫蹴立てて」がどんな情景なのか、わたしにはよく分かりませんでした。(小市)

41.吾を見つけ白馬駆けくる皐月波  中山月波              
42.五月晴れ「ホースラン」する三郎家  はずきめいこ           
43.潮騒や青草分けてふたりづれ  小市
44.六ヶ所村すぎて白南風たてがみへ    比々き

2017年5月 9日 (火)

【回】いざ薄暑利して思慮敷く端材

今週も月曜日から堪能させて頂いてます、『俳句ポスト』lovely

◆ギャ句

さかづきをふくむ薄暑のゆふながく 小川めぐる@チーム天地夢遙
●キリリと冷えたのをキュっと。アテは筍の刺身とか天麩羅もよろしいな!(^_-)-☆
原句【さかづきをふくむ新樹のゆふながく/ 山口誓子】
縁側に出て神と化す薄暑かな 小川めぐる@チーム天地夢遙
●原句【緑側に出て髪とかす薄暑かな /大場白水郎】
「炒飯は炎!」トム積む薄暑かな 小川めぐる@チーム天地夢遙
●中華料理店の新しいバイト、トム君。只今炒飯特訓中!
原句【炒飯は炎と睦む薄暑かな /櫂未知子】
檸檬見て虹見し妻の薄暑かな 小川めぐる@チーム天地夢遙
●檸檬を見て虹を見る妻。檸檬より虹より君が綺麗だよ。薄暑の時期だけに薄着になってきて、魅力倍増なのでしょうね(///▽///)
原句【檸檬見てにじみしつばの薄暑かな /草間時彦】

◯小川めぐるくん、2句と4句はいいんじゃあないか。
まあそうじゃな、神と化すのはよいのじゃが、昇天せんように気をつけなさい。
ワシは何も出来んが、心配はしておる、うほん。


わああ、「いいんじゃあないか」と言ってもらえて嬉しい!shine
私、最初この「どうだ先生」って金子兜太先生だと思っていたんですけど、
夏井先生のキャラなんですねcoldsweats01
(小市さま、私が間違ってました~すみませんでした~!)
そしてッ!
今回は葉音さま、しゃーらさま、糖尿猫さま、小市さまと、ズラリ並んで壮観!!!
お気に入りを何句か挙げさせて頂きますねheart04

ゆたか立つこゝろ愉しき薄暑かな     葉音@天地夢遥
good可愛い!!

人々に「よつばと!」ひろむ薄暑かな   赤い彗星の捨楽
good「よつばと!」最高!!

バストはるかゆらめいてみゆ薄着かな  糖尿猫
good「薄着」こそ「薄暑」の醍醐味でやんすなcatfaceshine

皆が見る私の起伏パリ薄暑        小市
goodさぞや自慢の起伏が(ゴクリ☆)・・・そこに痺れる憧れるゥっ!!!shine

◆回文

仲良し句はしりとり取りし薄暑かな    糖尿猫
(なかよしくはしりとりとりしはくしょかな)
goodそういえば以前「しりとり」やったこともありましたね!

実りなき薄暑よ詩句は生成りのみ    赤い彗星の捨楽
(みのりなきはくしょよしくはきなりのみ)
実りはなくとも素直な句を詠みたいものです。
good激しく同感です!はげ・・・~~~うほほんげほほん!

去る我薄暑に良し苦は有るさ       さとう菓子
(さるあはくしょによしくはあるさ)
私はもう行くよ。ここは過ごしやすい気候と聞いたが、暑いじゃない。みたいな~。
good過ごしやすい時期って本ッ当~~~!に束の間ですよねcoldsweats01

いざ薄暑利して思慮敷く端材      小川めぐる@チーム天地夢遙
(いざはくしょりしてしりょしくはざい)
考え事をするなら薄暑の時期が一番(?)。会議と称しての飲み会かも知れませんが・・・。


いやーーーーん皆さま「薄暑」難しかったのにさすがです!!!
ちょっとこの頃「回文」に燃え始めているので、次も頑張りますよ!!!
次は・・・「白靴」・・・「つぐろし」・・・「つくしろ」・・・「白き靴(つくきろし)」でもいいのかな?
・・・が、がんばるっ!!!

2017年5月 7日 (日)

◆「俳句に大事な五つのこと/上田五千石」

◆第一章「俳句こそ青春」

まず、序盤の「俳句との出会い」から圧倒的に胸に迫って来る。
神経症に苦しんでいた著者が、気分転換にと母に勧められて参加した、
秋元不死男の俳句会における、俳人秋元不死男との出会い―――。
その夜をもって神経症は消え去り、今度は俳句の虜になってしまったと、
師を「俳句の先生というより、私のいのちの恩人であり、人生の教師」と慕い続けるのです。
当時の句として紹介されている
ゆびさして寒星ひとつずつ生かす     上田五千石
は、私自身が初めて友人shadowから教えてもらった時、
雷のような鋭さをもって心に刻印された一句でもあります。
無数に散らばる星は、ただそこにあるだけでは人にとって単なる背景でしかない。
ひとつずつ指さされることによって初めて「一個の星」として存在をあきらかにする。
この星にも、あの星にも、「一個」の存在があるのだと、
ひとつひとつ確かめたくなるほどの孤独を抱えていたのか。
そうやって星をゆびさすことで、自分自身の存在をも確認していたのか。
この行為は、季節が「寒」であればこそなのだと、圧倒的な説得力が感じられるとともに、
無であった場所の、今指さしたところに忽然と星が生まれ瞬き始めたかのような、
魔法のような瞬間を味わったのです。
15年後の後、第一句集の巻頭を飾ったこの一句は、
ある意味上田五千石のすべてを物語っているのかも知れません。

「俳句の青春」の項では、「詩」について繰り返し書かれています。
・俳句は、「もの」に執着する詩(秋元不死男)
・「俳句にはネ、何と言ってもテーマというものがなくちゃ駄目なんだよ、君。
 (中略)それはネ(中略)やっぱり、愛と死とでも言っておこうか(秋元不死男)」
・「俳句にはネ、センチメント(感傷)が大事だよ、これがない俳句なんて・・・(秋元不死男)」
・「俳句は心に灯がともっていなければならない(高屋窓秋)」


「眼前直視」の項では、
・このハッとするということが詩の感動
・そういう、ハッとさせた(中略)「もの」の在り様を写せば、詩が成就する
・リラックスなくして直感(閃き)なし(生物学者今西錦司氏の言葉より)


◆第二章「俳句を生きる」
この章では、数々の秀句の鑑賞を通して、感動(詩)の在処が説明されています。
何が作者を「ハッとさせ」その句を書かしめたのか。
ありふれた日常、何気なく読む一文、方角、詩はいたるところに息づいているのです。
・感動とは「いま」「ここ」に「われ」をゆさぶり、生きて在ることを確認させるもの
著者の、言葉を読み取る感受性の豊かさに、うっとりと読む進む章でもあります。

◆第三章「感動の整理」
第二章からの流れで、今度は俳句という短い詩形の中で、
いかに選び抜かれた言葉たちが並び、新しい世界を開示しているかが書かれています。
この章で紹介される、まさに名吟の数々に圧倒されるとともに、
・「不安定」なところは微塵もなく、鑑賞者の気持ちや「情念によろめ」くことのない「美」が
 「宿るべき確固たる場所を見つけて」「安心して住みつ」いているような作

ああ、私もそんな句か書けたら。書けたら~~~cryingと悶絶する私でした・・・。
・詩(ポエジー)というものは、「二つの相反するものの調和」「不調和の調和」において
 成り立っている(西脇順三郎)
・「取り合せ」た二つの物の間の微妙な、しかし確かな、しかも豊かな気分の交流
・「一物の上に成り立つと言っても、一物の中に屈折があって」(山口誓子)

・「一物」仕立ての句でありますが(中略)「二つの相反するもの」が、
 「一つ」に「調和」して存在している

それであればこそ、「ハッ」とするものが読者に伝わり、感動(詩)を感じさせるのですね。

◆第四章「いま」「ここ」に「われ」を置く―――推敲のすすめ
この章では、原句から最終形に至る道筋が書かれています。
まず原句が置かれているので、自分なりに問題点を考え、
どう推敲するか予測しながら読み進むのですが・・・ああ、なんともはやcoldsweats01
読んで初めて「あ~なるほど!」と思うばかり。
嗚呼、私ももっと頑張らないと―――crying
一、一句の意味が別な意味にとられる心配はないか
一、中心がはっきり掴めているか
一、用語叙法に誤りはないか
一、もっと美しい正確なことばや調べはないか
一、他に類句はないか

自分一人では、思い込みなどもあってなかなか難しいところですので、
現在「プチ句会」を企画し、皆さまのお力をお借りしております―――。
しかし、上田五千石も「つんどく」って使うんだなあと軽く驚きもした章でした。

◆第五章「句作りの要諦」
要諦です、いよいよまとめです。
・詩(ポエジー)が発生するには、どうしても二つの事物が関わらなくてはならないのです。
 その関わり方もなるべく遠い関係で結ばれなくてはならないのです。
 (中略)こういう二つの事物が面白い、着想外な関係に置かれて、
 しかも不自然なもの言いに見えないといったときに詩(ポエジー)が発生するのです。
 (中略)一見「一句一章」で仕上げているように見えても、
 詩として成り立っている句(俳句)には「二つの相反するものの調和」が達成されているものです。

「一句一章」と思われている句の中にある屈折を
をりとりてはらりとおもきすすきかな   飯田蛇笏
冬菊のまとふはおのがひかりのみ   水原秋櫻子

などの句を例に解説されています。
そして末尾には、かつて主宰誌「畦」で述べた句作にあたっての要点を、
改めて紹介して頂いています。
金言ばかりですshine

◆自作を語る
最後に、四季折々の自身の句を解説したページがあります。
どんな時にどんな着想から得られたか―――、それを知ることもまた楽しみのひとつです。
早蕨や若狭を出でぬ仏たち   上田五千石
私の「早蕨や寝釈迦のやうな山にゐて」も同じ気持ちだった!と嬉しくなりました。
まぼろしの花湧く花のさかりかな
万緑や死は一弾を以つて足る
白扇のゆゑの翳りをひろげたり
渡り鳥みるみるわれの小さくなり
あたたかき雪がふるふる兎の目

見事に、「相反するものの調和」を言い留めてあることに目が開かれる思いです。



図書館から借りてきて、最初の2週間では足りなくて、また続けて借りて読みました。
どうか、この4週間をしっかり活かすことが出来ますように!!!

◆5月7日(日)締切の兼題:「朱欒の花」「アイスティー」

うわっ、締切が迫っているものがあった!
ヤバイよヤバイよ~~~eyesweat01sweat01sweat01

◆朱欒の花(「初夏」の季語)傍題:「文旦の花」「花朱欒」

・季語解説(「きごさい」より)
ミカン科ミカン属の柑橘類。
九州南部などで栽培され、高さは五メートルにもなる。
初夏、葉腋に白い五弁の花を総状に咲かせる。
果実は柑橘類最大で直径十五センチから二十五センチほどにもなる。


以前、『俳句ポスト』の兼題に出た「蜜柑の花」との違いはどう出すんだ?と思ってましたが、
その突破口は「高さ」にあるかも知れません。
一般的なみかんですと、樹高2~4mのようですから、朱欒の方が高いですね。
花も「大きい」ということですが、具体的に何cmくらいかまで調べられておりませぬsweat02

・「朱欒の花」画像
蜜柑の花」に比べて、少し肉厚で少し幅広で、少し逞しい印象でしょうか。
がっしりと頼りがいがあって・・・うむむ、素敵ではありませんかlovely

・「100年俳句日記」こんなページも。

◆アイスティー(「三夏」の季語)傍題:冷し紅茶

・季語解説(「きごさい」より)
紅茶を冷蔵庫などで冷した飲み物。
氷を浮かべ、レモンなどを添えて飲む。


・「アイスティー」画像
ミントを載せてるのも多いですねshine
・「透明なアイスティーの淹れ方
とっても涼し気ですねshine


あと数時間ですが、何とか投句だけは・・・と思っています。

◆「第二回プチ句会」選句開始です!(選句受付状況随時更新)

<第2回プチ句会投句一覧>
◎・・・1句
○・・・4句
★・・・アドバイス(何句でも可)

選句締切:5月9日(火)23時JUST
  必ずコメントをお書き添えの上、メールにて送信お願い致します
  皆さまからのアドバイスが最大最高の勉強になります。   
  是非、忌憚のないご意見をよろしくお願い致します!!

◆5月9日(火)16時30分現在の選句受付状況
佐東亜阿介さま、松尾千波矢さま、はずきめいこさま、中山月波さま、
トポルさま、小市さま、大西主計さま、かをりさま、葉音さま、由野さま、
寿々さま、正丸さま、小川めぐる

皆さま、有難うございます!!!
「ヲヤおかしいぞ?俺(私)も送ったのに名前がないぞ?」という方はお知らせ下さいね♪


1.馬駆けて蛇衣を脱ぐ浜辺の野                
2.黒馬のぶるりと鳴いて夏野かな                  
3.ギャロップのちらばる岬青嵐                      
4.駒走るあと追ひかけて今朝の夏                       
5.母胎より海鳴りへ出る仔馬かな                            
6.競い馬宿命なんて糞食らえ                      
7.晶子忌や浜辺を駆ける裸馬                    
8.少年の手綱捌きや大南風                      
9.薫風や娘指揮者の白燕尾                         
10.馬の背に海風乗せて夏の星                    

11.馬駆ける五月の風の美味きかな                      
12.草を食む岬の馬や夏きざす                     
13.うみつばめ土用の波を切り展く                       
14.白南風や野生馬遊ぶ都井岬                      
15.処女は抱く一角獣の春眠を                                  
16.潮の香と草の香交じる仔馬駆け                     
17.海若葉それぞれ馬の眼に宿し                     
18.潮風や馬の子青を踏み初むる                       
19.疾く疾くと岬を削るあいの風                         
20.こどもの日爺婆も乗るカルーセル 
                                    
21.薫風やたてがみ白く柔らかく                       
22.潮騒や夏野つっきる白い馬                           
23.夏来る水平線の彼方より                          
24.潮風にたてがみそよぐ薄暑光                      
25.海風よ馬の子の鬣に吹け                           
26.踏み草の立ち上がりたる薄暑かな                          
27.天翔けるための滑走青野原                   
28.生み授け仔馬と駆ける夢を見ぬ                             
29.雨に濡れ身震いひとつ仔馬駆け                             
30.父に似ぬ子でありまする夏の潮                        

31.青大将どこまで走る馬二頭                          
32.風薫り明日献上の将軍馬                    
33.韓国(からくに)はここより千里あいの風                 
34.アンドレがつひに走った夏来る                        
35.麦の風受けて若馬蹴る蹄                           
36.青嵐あらば異国へ飛べそうな                
37.夏野駆く重い荷物は置いて行く                     
38.卯波駆け処女の胸へとユニコーン       
39.風薫る武蔵の国を黒き馬                       
40.夏草の飛沫蹴立てて馬二頭                      

41.吾を見つけ白馬駆けくる皐月波                
42.五月晴れ「ホースラン」する三郎家             
43.潮騒や青草分けてふたりづれ                        
44.六ヶ所村すぎて白南風たてがみへ    

                   

2017年5月 6日 (土)

◆講評頂きました!

シスターの1人はのっぽ花菜風   (小川めぐる)

題材の選択で、この一句は決まりました。
シスターはカトリックの修道女ですね。
町なかで何人かまとまって歩いている姿を見かけることがありますが、
その中にのっぽのシスターが交じっているのです。
今どきの女性ですから、
シスターにのっぽの方がいてもおかしくないのですが、なんだか愉快です。
ここは一面の菜の花のなか。明るい場面設定も効いています。
なお、1人は「一人」にしたいところ。(講評:堀之内長一)


有難うございます!!
夢のようです。
これからも頑張ります!!!

◆「第2回プチ句会」本日投句締切です(締切ました!)

あ”~~~、「芒種」の締切を迎えました・・・バタッsadsweat02
火曜日に最初の10句を送った後、水曜にもう10句送って・・・
ラストスパートで6句送ったのですが、だんだん粗くなってきたので、打ち止めにbearingsweat01
今回は合計26句です。みんな当たって砕けろだぜ!!!

さて、先日告知をさせて頂いてました「第2回プチ句会」の投句受付を締切ました!

flair5月6日(土)23時現在の受付状況

はずきめいこさま×3句、トポルさま×3句、松尾千波矢さま×2句
正丸さま×3句、寿々さま×3句、葉音さま×3句、中山月波さま×3句
小市さま×3句、かをりさま×3句、大西主計さま×3句、かま猫さま×3句
由野さま×3句、佐東亜阿介さま×3句、比々きさま×3句、小川めぐる×3句

総勢15名、計44句・・・で間違いないでしょうか?
突っ込みがなければ、皆さまのご投句をランダム表示にて一覧に致します!
「俺(私)の名前がないぞ!!!」という方は、0時までにご連絡下さいねcoldsweats02

◆今回のお題

Photo_3

初夏の爽やかな風を感じるような句をお待ちしています!
(家の中で本を写したので、写真が暗くてスミマセンcoldsweats01

◆投句開始:5月4日(木)0時より(『俳句ポスト』兼題「芒種」の締切後から)
◆投句受付:今回はメールで受付いたします。   
  句と俳号明記の上、ブログ左サイドバーの最上部「メールを送信」からお送り下さい。
  例
  【1句目】○○○○○○○○○○○  俳号
  【2句目】○○○○○○○○○○○  俳号
  (こんな感じで書いて頂けると助かります)

◆投句締切:5月6日(土)23時JUST(3句まで)
◆選句開始:5月7日(日)0時より(◎特選1つ○並選4つ★アドバイス何句でも♪)   
  皆さまからのアドバイスが最大最高の勉強になります。   
  是非、忌憚のないご意見をよろしくお願い致します!!

◆選句締切:5月9日(火)23時JUST
◆結果発表:5月9日(火)24時より(集計が終わり次第発表します)

ではでは、たくさんのご参加お待ちしております、よろしくお願い致します!!

2017年5月 5日 (金)

鯉幟ぬうるり雨を孕む風

久しぶりの『プレバト!』記事です。
『俳句ポスト』兼題「渡り漁夫」の没句祭りのさいに首を痛めて以来、
メモを取る姿勢が辛かったりして更新が滞ってしまいましたが、
ようやく快復したようですcoldsweats01
今回のお題は、「こいのぼり」。
マンションのベランダに上げられたこいのぼりの写真を見ての一句、順番に紹介していきます。

【凡】2位:西川貴教(55点)
都市(まち)の空窮屈そうなこいのぼり
藤本「これは(同じ写真を見たら)十人中九人が作りそうな・・・」
梅沢「気取ったところがあるね、都市と書いて『まち』とか・・・」
夏井「お二人とも当たってます。とっても当たってますthink
    『まち』街でいい、中七『窮屈そうな』は作者の感想なので、何を見たか書けばいい。
    何を見て窮屈そうと思ったのか、そのモノを。そして『こいのぼり』漢字の方がいい」

pencil街の空狭しと風の鯉幟(添削)

【凡】3位:森口博子(50点)
はしゃぐ日の母の愛知る菖蒲の湯
森口「母への愛と感謝の句ですshine
藤本「字面が悪いというか・・・『愛知』みたいじゃない?」
夏井「意味は違いますが問題点は同じところです。『知る』は要らない。
    『はしゃぐ日』もどうでもいい。『母の愛』抽象的で難しいですが残しましょう」

pencil菖蒲湯の匂いかの日の母の愛(添削)
夏井「最後に貴女の一番言いたかったことがスっと入ってくる」
森口「匂いも愛も、全部伝わるshine


【無】4位:宮田俊哉(35点)
風香る鯉の家族がゆらゆらと
千原「季語がない?」
藤本「季語はあるよ」
夏井「季語はありますthinkただ、『香』じゃなくて『薫』ですね、『薫風』の『薫』think
    内容がなぞなぞみたい、答えが『こいのぼり』みたいな」

pencil風薫る水面や鯉の家族らも(添削)
夏井「『鯉』を『池の鯉』とすると、多少の光景が見えてきます」

【無】最下位:市川由紀乃(30点)
鯉のぼりしあわせ乗せて恋ダンス
夏井「ダジャレが悪い訳ではない、流行りの言葉を入れてもいい、
    ただ、そこに詩がないと、ただのダジャレで終わってしまう。
    『しあわせ乗せて』もオリジナリティーのない言葉」

pencilこの風に乗れ鯉のぼり恋ダンス(添削)
夏井「『こ』の音を響かせて調べを作ります」
藤本「リズムがいい!」
梅沢「リズムがいい!」


【才】1位:千原ジュニア(70点)
風を飲み込み昇る五月鯉
梅沢「惜しい!『逆風』と言わず別の表現をすれば特待生shine
千原「『逆風』は人生の『逆境』と重ねた」
夏井「読者は『逆風』ときて人生のことかと思いながら読む、
    最後の『五月鯉』で『こいのぼりのことか!人生みたいだな』と思う。
    語順が良く、ここまでシンプルに書こうとしたところを褒めたい。
    ただ名人惜しいところまで言った!『逆』もったいないんです。
    漢字一文字でいかようにも映像が変わる、『山』『海』『ビル』『朝』・・・。
    季語の生々しい映像を描けたら特待生ですよshine


【名】二段:藤本敏史
鯉のぼり挿され五つのランドセル
梅沢「やっちまったな!smile読み手のことを考えないと!」
藤本「図工の時間に作った鯉のぼりやけど・・・分かれへんかな?gawksweat02
森口「私も分かんなかった・・・」
藤本「貴女凡人でしょ?coldsweats02

宮田「僕も分からなかった」
藤本「貴方才能ナシでしょ?coldsweats02


査定ポイント」「挿され」機能しているか?
結果:1ランク昇格!【名】三段へupupuphappy02shine
コメント:「挿され」とても機能している

夏井「非常にコンパクトに映像化されている。それぐらい分かりますよ!
    『五つ』が五人の小学生に結びつく、GW前の下校の風景まで浮かぶ。
    あの写真からこういう光景を描けるとはshine



おお!フジモンが名人三段にまで上がってきました!!
「ランドセル」の句は、何気に「五」という数字も機能している気がしますね。
フジモンらしい、可愛らしさの溢れる一句と思いましたheart04

私のタイトル句は、こないだの「芒種」でオノマトペ句をいくつか投句した名残りで、
「オノマトペ+水分」の句になってしまったようですcoldsweats01
皆さまはどのような「こいのぼり」を詠まれましたか?

2017年5月 1日 (月)

◆4月句会の結果です・・・!!!(追記あり)

わあ、ビックリ!!!
4月20日が締切だった『現俳協ネット句会』には、
『俳句ポスト』兼題「菜の花」で考えた時、あまりにもたくさん出来すぎてしまったため、
「花菜風」を少し整理して、こちらに回していたんです。

シスターの1人はのっぽ花菜風  (9点)
花菜風よいこシールのもう足らぬ(2点)
タンカーを眺むる丘や花菜風      (1点 )
                  合計 12点

「シスター」の句は、「十句選」で書いた、「シスター三人」からの推敲句。
「菜の花やシスター三人・・・中八じゃんsweat01」からの仕切り直しが報われました!
この9点が効いて、合計12点で今月の高得点者リストの末尾に並ぶことが・・・
G1で・・・高得点のリストに載る日が来るなんて・・・
けんGさま、やち坊主さま、めぐるはついにやりましたよ!shinecryingshine
この日が来たのも、お二方のご牽引のおかげに他なりません、
感謝感激特大MAXです!!!有難うございます!!!
そしてもうひとつ嬉しいことに!
選句下さってた方の中にトポルさまのお名前があったのです!!
うひゃーーーー!!!
プチ句会でも「フラットサーブ」を採って頂いて感激していたのに、
さらにさらに、1021句の中からも掘り出して頂いたなんて・・・shinecryingshine

本 当 に 本 当 に 有 難 う ご ざ い ま す ~ ~ ~ !!!

「よいこシール」の句は、我が家の思い出。
原句:菜の花やよいこシールのもう足らぬ(季語は「菜の花や」がいいと思った)
   pencil菜の花や良い子シールのもう足らぬ(読みづらいので「よいこ」を漢字にしてみた)
   pencil花菜風よいこシールのもう足らぬ(季語の方を漢字にしてみた)
こんな感じで推敲しましたが、濁点のない「推敲1」の方が良かったかな、と
投句した後もモヤモヤが残っていたので・・・選句して頂いてほっとしています。
その後、けんGさまよりご助言頂きまして、さらに推敲してみました。
   pencil花菜風よいこシールが足りません
   pencil花菜風よいこシールがもうなくて
「よいこシール」が今日的な言葉なので、現代かな使いが合うのかなと。
そして、季語にある濁点と助詞「が」の位置が程よくて、読むのもスムーズです。
「よいこシール」の句は、ここを着地点としたいと思います、けんGさま有難うございました!

「タンカー」は、「菜の花」→「菜種油」→「タンカー」という連想で。
もともとの出発点は、「菜の花の沖/司馬遼太郎」です。
原句:地中海わたるタンカー花菜風
   pencilタンカーを眺むる丘や花菜風(海には花菜風吹かんかもと気づきsweat01
良かった簡単に捨て句にしないで、ちゃんと育ててあげられましたcoldsweats01

「菜の花」は一番好きな花。
その句が、こんなにも私にハッピーを届けてくれたこと、本当に嬉しいです。
『100年俳句計画』の自由律でも【人】に採って頂きましたし、
こんなにも投句すべてが報われるなんてこと、この先二度とない気がします。
そして今回、ブログ開始当初の頃からの願いであったコチラも叶いました。
本当に良かった・・・なんか私、もう残りの運がないんじゃないの?という感じcoldsweats01
でもこの嬉しさを励みに、また新たな目標を持ってガンバロウと思います。
まだまだ叶えたいことありますからね!!!ムフフフフshinecatfaceshine

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