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2017年6月

2017年6月29日 (木)

◆「第4回プチ句会」投句受付開始(

う~~~っ、難敵だった「夏越」、駆け込みで7句投句出来ました。
気持ちを切り替えて「第4回プチ句会」に移りますっ!!

◆お題「STAND BY ME」(3句まで投句可)
 ・ウィキペディア解説
 ・画像
 ・動画(予告編、名場面集)エッセンスの数々をどうぞ!
 ・名セリフまとめ
 ・主題歌「STAND BY ME」ベン・E・キング
 ・訳詞つきはコチラでどうぞ♪

◆投句受付期間
 ・6月29日(木)0時~7月1日(土)23時締切


  「See you.」「See you first.」
  レンタル字幕で観て、二人の最後の会話の原文を知りました。
  「またね」「いちばんにな」
  ゴーディとクリスの結びつきが感じられますねshine
  映画を見る時間なんてないよと仰る方でも大丈夫!
  歌は3分未満ですcatfaceshine
  主題歌にすべてが込められているとも思いますので、
  歌からのアプローチでも全然構いません。
  皆さんのご投句、お待ちしております!!!

  

2017年6月28日 (水)

◆現在20名受け付けております

「第4回プチ句会」参加希望者のリストです。随時更新して参ります。
参加希望の方は、こちらのコメント欄でも受付いたします、よろしくお願い致します!!

◆6月29日11:00現在(20名)

はずきめいこさま、桃猫さま、ヨミビトシラズさま、
佐東亜阿介さま、小市さま、中山月波さま、
上里雅史さま、葉音さま、寿々さま、24516さま、
城内幸江さま、耳目さま、かま猫さま、さるぼぼさま、
正丸さま、GONZAさま、小川めぐる、すりいぴいさま、
東雲さま、由野さま、

チョット待って!俺(私)も参加表明してますよ!!と仰る方はスグにコメント下さいねcoldsweats01

ちいさめの「水無月」ひとつ夏越なり

帰宅途中、近所の和菓子屋さんに寄って、「水無月」買ってきました!!
PhotoPhoto_2Photo_3

おお~美味しそうlovely
お店で「水無月、ありますか?」と聞くと、「最後の一個です」。
季節柄求められるのか、それとも、ご近所にハイポニストの方が・・・?(キョロキョロ)
何とお会計までのわずかな時間にお茶&お茶菓子のサービスがあって感激!
和菓子屋さんって、どこもこうなの?和む~~~~spa
Photo_4

冷たい黒豆茶。良い香り~~~!最後に黒豆も頂いちゃいましたdelicious
お菓子の方は、写真撮ることを思いつく前に食べちゃってますねcoldsweats01

さて「水無月」。
あんまり冷やすと固くなるとのことで、まずはそのまま頂きます。
涼しい店内にあったので、そのままでも十分冷感があり、
ういろう部分の、なんとも言えないもったり感が「ビンゴ!heart04
思いの外小さくて、三口くらいで食べてしまえそうでしたが、
フォークで少しずつカットして、5口くらいで頂きました。
量・甘みともに程良かった~~~!shine

まだあと三つあるのねんshine
晩御飯の後にも頂くのねん!shinehappy02shine

Photo_5

大きさのイメージ湧くかしら?
コリラックマのお皿が、普通のケーキ皿くらいかなheart04

2017年6月27日 (火)

◆6月28日締切の兼題:「夏越」(追記あり)

◆季語解説

・『俳句ポスト』
陰暦6月晦日に行われる大祓の神事。夏越の祓。
「輪越祭」とも呼ばれ、参詣者が茅の輪をくぐったり、
形代(かたしろ)に穢れを託して祓い流したりするなど神事が行われる。

・『日本の歳時記(小学館)』
旧暦の六月晦日に行なわれる祓の行事。
もとは宮中行事で、
六月の夏越と十二月の年越の年二回の「名越の祓」がな行われていたが、
現在は夏越のみが残っている。
六月は疫病流行の時期であり、厄除けの意味がある。
各地では形代に穢れを託して水に流したり、茅の輪をくぐったりする。

(子季語:名越、夏祓、水無月祓、川祓)

闇美し泉美し夏祓        高野素十
もやもやと老人のゐる夏祓  小原啄葉

◆例句(『575筆まか勢』より)

むつかしき神の名となへ大祓     山上樹実雄flair「神」→「水神」
のれんかけ替へて夏越の祓かな   吉田みち子flair「季節感」
車椅子の母と夏越の祓受く       熊田鹿石 flair「健康の願い」  
森の中夏越祓の禰宜と会ふ     武内ひさしflair「夏越あるある」
暗き灯に夏越の茅の輪結ひ急ぐ   松本 幹雄flair「夏越の独特の何か」

「夏越」での例句あまりなかったですsweat01

◆参考記事
・「夏越祓について
・「水無月祓
・「どこの水無月食べよ?」甘春堂?仙太郎本店?中村軒?

◆ミラクル!
「それミー関西」初の吟行句会となった6月25日(日)、
お開きとなって駅へ向かう最中、洒落神戸さんが発見!!!
やよい軒に『夏越ごはん』がっ!!!eyeshine
6月30日までの期間限定メニュー、ウチの近所にもあるよ「やよい軒」happy02up
それで調べてみると、「夏越ごはん」というのはこんなメニューなんですねshine
ほうほう・・・これ、皆さまのお役に立つかしら?
私はひたすら、掻き揚げ食いてえーーーー!!!と叫んでおります。

◆比々きさまより
・「何故夏越の祓で茅の輪くぐりをするのか

◆「100年俳句計画」7月号来ました~

・・・って、来たのは24日(土)だったのですがcoldsweats01
今回は、雑詠、自由律、詰め俳句に投句。
英語俳句、用意してたのに送信忘れてたーーーweep
疑似対局、タイミングが取れなかったーーーcrying

◆雑詠
先選者:桜井教人
【人】嵩張らぬ人と暮らせば柚子の花
後選者:関悦史
【並】終着のバスは始発へ夏銀河

◆自由律
【人】青芝に泣いた日もある「友達なんか、いらん」


【人】句は、ダンナのこと、息子のことです。
採って下さり、有難うございます!いやーーーー甘酸っぺえなhappy02shine

◆詰め俳句

「大西日」3級、正解は「蝉時雨」でした。
正解者ナシとのこと!難しかったですsweat01

◆「第1回それミー関西・吟行句会」

前日から降り続いていた雨が、傘要るか要らんかくらいの小ぶりになり、
雨の気配も感じつつサクサク歩けるという、絶好の1日!
初吟行どうなることかと正直ビクビクしていた私でしたが、
この時点で肚がくくれました。
「今日を楽しめ、と言ってくれてる!」
それは天の神様、関東支部の皆さまからの後押しに他ならなかったに違いありませんshine
集合予定の12:00難波高島屋前。
どのへんにいればいいのか分からなかったので、とりあえず入り口入ってすぐの、
扉の近くで「それミー関西」目印のPOP(旗に出来ませんでした、スミマセン)を持つ私。
Photo
「関西」の上から「それミー」を貼ったのが失敗sweat01
レイアウトに推敲の余地ありでしたsweat01

ドキドキキョロキョロしていると、月波さんが私を見つけてくれました!
なんと、30分も前から待ってくれていたとのこと、さすが月波さん・・・shine
そして有瀬こうこさん(ハンサムウーマン!)税悦さん(チャーミング!)、
斎乃雪さん(癒しの美声♪)、洒落神戸ご夫妻(好対照のお二人heart04)、
衒叟さん(今日も軽やかnotes)、サクサクサクっと皆さんが集まって下さり、
早速、吟行地の道具屋筋に入っていったのでした。
まず一回通り抜けて、句会を行うカラオケ店を全員で確認、
「お店の前に14時の5分前集合でお願いしま~す!」
ということで、ドキドキ!初吟行が始まったのでした!!
行きしなに、「あ!串カツ屋が・・・きゃあ可愛い暖簾屋さん♪オッ雰囲気のいい店・・・」
と、何気にチェックしたいお店をピックアップしていたので、
3店舗ほど次々と入って行き、写真を撮ったり店員さんに道具の名称を尋ねたりして、
メモメモ・・・。

Photo_5Photo_6Photo_7

flair33層ダマスカス     flair割れぬ器    flairウェディングケーキのようなタルト型

この中で句に使えたのは、「割れぬ器」だけでしたcoldsweats01
「タルト型」なんて、メモの文字だけで十七音だしsweat02
月波さんと、直前の最終打ち合わせを行うので、吟行を1時間で切り上げ、
カラオケ店近くのカフェへ。
「打ち合わせ」と言いながらも、「そういえばこんな本持ってきたの~shine」「私も~shine」など、
すっかりお喋りに夢中になってしまって、
確か・・・句会のおさらいって最後の一瞬くらいしかしなかったでしたっけねcoldsweats01
そしてカラオケ店に着くと、葦たかしさん(ダンディ!)が既に受付の前にいるとメールがあり、
9名揃っての句会がいよいよ始まるのでした!!!ウォ~~~ドキドキ~~~!!!
感動したのは、お部屋のテーブルが、まさに「こんな大きさだったらいいな」と、
事前に思い描いていた通りのもので、しかも明るさもバッチリだったこと!
土曜日に遊んだカラオケ屋さん、落ち着いた照明だったんですよね~。
ドリンクバーまでも一直線だったし、ほんっとうに何から何まで恵まれていましたshine

◆推敲~短冊記入
吟行で浮かんだ十二音が嵌りそうな季語を探す!!
・・・と意気込んだものの、何故かメモを書き込んだノートが見つからず、
ひとつだけ覚えていたフレーズ「転ぶわけにはいかぬ」から考えました。
お皿を山ほど通路に積み上げているお店に入った時の偽らざる心境でしたが、
「季語ど~しよ~~~shock
なんか、割れたらアカンようなもの?慎重にしたい感じ?そんなの季語にあったっけ?
迷ってるヒマはない、うん、次や!happy02up
悶々しているうちに思い出したフレーズ「割れぬ器もございます」。
なんか、どーんと構えてる方がいい?それとも、消えやすいものがいい?
クソッ、次や!happy02up
でっかい寸胴鍋があったんよ、もはや業務用っていうより生産で使うっぽい?
「なんリットルって書いてたっけ・・・スッゲーって思ってメモしたのに・・・」
ノートが見つからないので、「にりっとる」なら五音だわnotesと思って書いたんですが、
それを「2L」と書いてしまったのは、きっと平常心を失っていたからに違いありませんcrying
「2L」って「ツーエル」じゃん!!!
これに気づいたの、選句で回っていく時に、「なんて読むん?」という声が聞こえた時でした。
その時、「『にりっとる』やろ」と答えてくれた洒落神戸さん、さすがです!!!
それにしても、これも「季語どうしよ~~~shock」だったなあ・・・。
ほぼヤッツケのような感じで季語を選んで3句は用意出来ました。
その時点で、なんかまだ時間があるみたいでしたので、
今度は先に季語を決めてから考えるのはどうだろう?と思い、
可愛い暖簾屋さんを見たことを思い出し、「夏暖簾」と書いたはいいものの、
「簾」の字にイマイチ自信が持てずに(歳時記の字も見難かったのでsweat01
月波さんに「これで字、合ってます?」と聞く体たらくcoldsweats01
爽やかに「うん、合ってますよshine」と微笑んでくれた月波さん、有難う!
竹冠に、雁垂れ、そして「兼」ですよね?覚えました!!!
そして「月波さん、有難う!」と思った瞬間、十二音が浮かんだのです。
そういう意味でも、月波さん、本当に有難うshine

◆結果と感想・反省点など
句会全体の部分は月波さんが「それミー関西」の掲示板に書いて下さってますので、
ここでは自分の話だけしますね。

冷奴転ぶわけにはいかぬ店 (6点)
spa思いがけない好得点を有難うございました!
「転ぶ」の意味が、いろいろ出て来て選評を伺うのがとても楽しかったです!
「冷」の字が、「ヒヤヒヤ感」と結びついてくれたかな、と思っています。
夏暖簾決して涙を見せぬひと(5点)
spa「打ち合わせ」で月波さんとお話しした時、感動したことが句になってくれました。
とは言うものの、決してオリジナルな表現とは言えず、「よく見る」十二音かも知れないし、
甘すぎると言われそう・・・と覚悟もしていたんですが、
皆さんの選評によって、意外なくらい様々なシーンに化けてくれて嬉しかったです。
月波さん、皆さん、ありがとうございました!
雲の峰割れぬ器もございます(2点)
spa綺麗な色の器を見た時の十二音。ガラスだと思ったらプラスチックだったので。
「『雲の峰』はどうして?」と聞かれた時に、「歳時記を見てcoldsweats01」としか答えられなかったけど、
季節が変わると雲の形も変わるので、もしかするとですが、自分の中で、
「変わるもの、変わらないもの」といった対比を狙って選んだのかも知れませんsweat01
でもまだまだ考える余地がありますね・・・ガンバリマス!
2L入る寸胴早苗月      (2点)
spa句会が終わるとノートが出て来て、「100ℓ」って書いてましたshock
そうだよ!!「2リットル」なんて家庭用じゃん!!ペットボトルじゃん!
しかも「2L」って「ツーエル」じゃん!!
「早苗月」、多分田植えなんかで、大勢集まるイメージから、大鍋と合わせたのでしょう。
ああっでも「寸胴」だけだと「鍋」と特定出来ない?
しかも「2L」で「寸胴」、これって、でぶの句じゃん!!!coldsweats02impact
ああっ!!!いつか!いつかリベンジしたいです!!!bearingsweat01sweat01sweat01

4句並べた時に初めて気づいたんですが、
今現在「逆をつく」に取組中なのが伝わるラインナップですねcoldsweats01
天地わたるさんのブログでは、「自分の句を語らない」と書かれていますが、
『プレバト!』では、作者の気持ちが分からないとアドバイスのしようがないと仰ってます。
なので今しばらくは、こんな感じでわーわー言っていきます、求む!アドバイス!!

◆俺たちの放課後
これぞ句会の醍醐味・・・!
5時すぎにお店に入ってから、気づけば9時になっていました。
楽しすぎて、何を喋ったか自分で分かっていなかったりしますが、
家に帰ってから、「茄子」と「喧嘩」の繋がりを思い出したので、忘れないうちに書きます。
これが正解、という訳じゃなくて、自分がそう思って納得した、という話です。
「ひこばえ句会」でわたるさんが採られた葉音さんの句、

茄子一つ喧嘩の訳は分からない   葉音

「茄子」と言えば濃紫、これがいかにも何だか譲れない部分がありそうなのです。
ツルッツルの表皮は何ものも受け付けない気概に溢れてますし、
茄子を切ると、俎にまで包丁の後が紫に残りますもんね、
切った相手に必ず何らかのダメージを与える、そんなところを感じます。
そして「茄子」と言えば、ヘタについてる「棘」。うっかり触るとチクっとします。
これが結構な「チクっ」です。爪の間に入るとエライ目に遭います。
しかし、濃紫の色もツルツルの表皮も、見事なまでに綺麗だし、
感触はぼぅんぼぅんしていて気持ちいいし、
ぽてっとした形は可愛いし、何と言っても、焼いても傷めても揚げても美味い!
生だとエグみがありますが、熱と油との相性抜群の野菜です。
そんな、大好きなんだけど、ちょっとした難しさもある相手・・・。
そういうふうに個性を、人間に当て嵌めて考えたら、
普段温厚なのに、「なんでそんなことで怒るのよ?」といったこともありそうですし、
そもそもの最初の原因から離れて、いつしか訳の分からないところですれ違っていそうです。
「茄子」相手ですと、もはや「喧嘩の訳は分からない」のです。

はっきりしない人ね茄子投げるわよ 川上弘美

この句を読んだ時は、
「うわ、茄子だから当たっても痛くなさそうだけど・・・棘がヒットしたら痛いかもsweat01
と、投げるモノとして「茄子」を選んだセンスに感心したものですが、
葉音さんのお句は、「茄子」という個性をさらに浮彫にしてくれるものだと思いました。
一読してスルっと情景の浮かぶ、飲み込みやすい句も良いですが、
一瞬「んっ?どういうこと?」って立ち止まって考えさせてくれる句も好きです。
私にはこういうタイプの句がなかなか書けないので、
葉音さんのこのお句には憧れを感じます!
関東の皆さんのご活躍を見るにつけ、凄い人たちばかり・・・とため息ばかり。

しかーし、遅まきながらも、関西もスタートを切りましたので!!!
素敵な、素晴らしい方たちとの生の出会いから得るものは大きいです。
これから、どんどん刺激を取り入れて一歩でも二歩でも前進していければと思っています。
あっ、そうそう!
挨拶句をご用意下さった葦たかしさん、スペシャルサンクスです!!
「今回気づきました、挨拶句は、写生句だとshine
この名言・至言とともに、有難く受け取らせて頂きましたshineshineshine
そして、最後になりましたが、今回お集まり下さった皆さま。
本当に本当に有難うございました!!
「それミー関西」、可能ならば月イチくらいでやっていければと考えていますので、
また是非よろしくお願い致します!!!

2017年6月24日 (土)

◆「白靴」没句祭りーーー!

来ました怒濤の金曜日!!!
今回は!
なんと!!
24516さま、さとう菓子さま、比々きさまのお三方が地選に輝いております!!

【地】白靴や星の高さのプールバー     24516
「プールバー」、今となってはバブル時代を思い起こすような懐かしさもあるでしょうか。
「お洒落」の代名詞だった気もします。美女とお洒落なカクテル飲んでいそうです。
「星の高さ」が素敵!!shine
【地】白靴の踵ささくれハイボール      さとう菓子
こちらはグっと親近感の持てる「白靴」です。「ハイボール」もグゥ!!!
いつまでもピカピカのまんま物事が進む訳ない、そんな日々をグっと飲み干すのです。
日々の「ささくれ」ごと、また歩き出すのですねshine
【地】白靴を履かせそのまま外す下肢   比々き
まさに「十七音の動画」を観た思いです。カメラワークの巧みさに呻りました。
この義足の方は、現状をなお楽しんで人生を闊歩されている方なのでしょう。
「白靴」が、明るい気がしますshine

いずれ劣らぬ素晴らしい句の数々、皆さまおめでとうございます!!!

・・・さて、感激ばかりしてもいられない。現実を見つめなければcoldsweats01
「没句祭り」、今回も元気にやって参りますup
今回の兼題で、いのいちばんに頭に浮かんだのが、この曲
「夏」で「お洒落」と言えば、私は今でもこの曲なのですshine
そういえば、私がカラオケでよく歌う薬師丸ひろ子で一番点数の出る「探偵物語」、
一番好きな「すこしだけやさしく」も作曲・大瀧詠一なのでした。
「わくわく動物ランド」のEDだったとは知らなんだcoldsweats02impact
そうそう、聖子ちゃんの曲で一番点数の出る「風立ちぬ」も大瀧詠一notes
明日お友達と3人でカラオケなので、またいっぱい歌って来ようと思いますkaraokenotes

◆「白靴」全投句リスト

<期待値上位10句>
白靴の男ボサノバ聴く夕べ
夕闇を白靴ちらちらくすくすと
風の声聴けさう白き靴ならば
海に行く日など来なくて白い靴
白靴に魔法の踵ありさうな
白靴の男とテナーサックスと
白靴の美女のモンローウォークかな
白靴に負けぬ男のソース顔
白靴の君あの頃はあの頃は
ふられるがいい白靴の伊達男など
<微妙グループ>
コレクションしているだけの白い靴
白靴のスカイウォーカーてふ男
白靴の五人のタップダンスかな
白靴に「気障」といふ字を覚えたり
白靴を脱いで駆け出すアン王女 →白靴を脱ぐや駆け出すアン王女(推敲句未送信)
白靴の女あつさり引き下がり →白靴の女あつさり立ち去りぬ(推敲句未送信)
どうしてもこの白靴が欲しい服
白き靴ひと颯爽と歩かする
白靴に背のちと伸びる心地して
ジャズバンド水色タイと白い靴

<見送り句候補(「白靴」が「お洒落な革靴」じゃないグループ)>
そばかすの少女飛べそな白い靴
白靴や幅跳びの空二歩三歩
白靴やテニスコートの午後三時
白靴のサービスエース決まりけり
二日目は天気占う白い靴
出来るだけ「男性」の「革靴」というイメージを追いかけようとしましたが、
何しろ身近にそんな人はいなかったし・・・
逆に、自分が中学生の頃はテニス部で白いテニスシューズを履いていたので、
勢いそっちの方に気が行ってしまいましたねsweat01
最後の一句なんかは、小学生の男の子の白いズックだなcoldsweats01
【人】に採って頂いた句は、「女性」で詠んだもの。
「とっておき」というキーワードで書いた一句でした。
「白い靴」では本来弱いのでしょうが、
「買った白靴が汚れることもなくずっと白いまんま」というニュアンスが良かったのかも。
「季語の本意」ということを、改めて感じさせて頂いた「白靴」でした。
有難うございました!!!

最後になりましたが、「白靴」掲載の皆さま、おめでとうございます!!!
毎回毎回ですが、今回も本当にたくさんの佳句にさまざまな学びを頂きましたshine

2017年6月22日 (木)

【人】海に行く日など来なくて白い靴

ふ~~~~良かった!!!
今回は正直あぶないかもと思っていましたが、
何とか一句【人】に拾って頂きましたshine
繋がってドラマになりそうな句があって嬉しかったです!!

【人】海に行く日など来なくて白い靴   小川めぐる@チーム天地夢遥  
【人】白靴と波のあひだを押し黙る    中山月波
【人】標本の甲虫のごと白き靴      すりいぴい

あー出番のなかった白い靴・・・結局今も飾られたままなのねcrying
おっと、涙はここまでだ、
今回も交流のある皆さまのお名前&お句をたくさん発見して至福のひと時shine
チームの皆さまも全員登場でハッピーですheart04

【人】鳥頭骨めく白靴を選びたり      さるぼぼ@チーム天地夢遥
【人】白靴や干したグラスのドライジン  佐東亜阿介@チーム天地夢遥
【人】白靴やミイラ発見調査隊       松尾千波矢@チーム天地夢遥
【並】踏み進め光を生むや白き靴           佐川寿々@チーム天地夢遥
【並】白靴を揺らしハイネの詩集読む   葉音@チーム天地夢遥

今回から「@チーム天地夢遥」までを単語登録して投句に使っているので、
表記のバラつきがなくなるはず!!catfaceshine
そして、「お便り」紹介して頂きました通り、今回から投句数を少し減らしています。
何とか一句引っかかってくれて本当に良かったです。

そしてそして!!
火曜日の「質問」コーナーで紹介して頂きました「けり・たり」の件について、
早々と鞠月けいさまからご回答を頂きました!!!
「それミー関西支部」の掲示板に書いて下さったものを、転載させて頂きますshine

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【けり】…「(過去の助動詞)き+あり」又は「来+有り」が転じたもの
(1)回想 「…たなあ/…たということだ」
(2)詠嘆 「…たものだなあ」
(3)過去 「…た」

【たり】…「(接続助詞)て+あり」が転じたもの
(1)存続・進行 「…ている/…てある」
(2)完了 「(今)…た」


【けり】は過去あったことを振り返って言っている、
【たり】は今まさに目の前で動作があり、
それがまだ続いていることを言っているということのようです。
時間的にも心情的にも、「たり」の方が現在の自分により近く、
「けり」はひとつクッションを挟んで客観的になっているように感じます。
めぐるさんが「けり」が他人のプレー、「たり」が自分のプレーのよう、
と感じられた理由はそのせいかなあと思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

嗚呼!!!有難うございます!!!
メッチャ得心がいきました、
「けり」だと離れて観ている感じ、「たり」だと今まさに行っている感じ、
「第1回プチ句会」の「光風にフラットサーブ決まりたり」を出した時の、
今まさに試合中で「ウッシャア!!!」と自分がガッツポーズしている感じは、
「たり」で良かったんだと納得出来ました。
おかげで今後は、作句のみならず、鑑賞においても、
この違いを明確に感じることが出来そうです。
鞠月さま、本当に有難うございました!!!

やはり『俳句ポスト』は、私にとって最高の学びの場shine
これからも、積極的に踏み込んでいこうと思います。

最後になりましたが、「白靴」木曜日掲載の皆さま、おめでとうございます!!!
様々な「白靴」のシーン、時にお洒落に、時に懐かしく、時に映画のようで、とても楽しかったですshine

2017年6月21日 (水)

◆6月25日締切の兼題:「踊」「夕焼」

◆「踊」選者:今井聖

・季語解説「きごさい」より
踊りといえば盆踊のことで、他の踊りではない。
八月の十三日から十六日にかけて行われる。
寺社の境内や町の広場などに櫓を設け、笛や太鼓にあわせて踊る。
輪になって踊ったり、行列を作って町を流れたりする。

・子季語
盆踊、音頭取、踊場、踊子、踊浴衣、踊笠、踊太鼓、踊見、念仏踊、題目踊、
灯籠踊、豊年踊、踊唄

・例句(『575筆まか勢』『増殖する俳句歳時記』より抜粋)
くらやみに木は木と立てり盆踊       原田喬
てのひらの波の寄せくる盆踊        嶋田麻紀
我抜けしのちも風吹く盆踊          鎌倉佐弓
狛犬に犬を預けて盆踊            平上昌子
盆踊恋の仕種をはばからず         井沢正江
振り返りつゝいとけなき踊子よ        原田一郎
山国の夜は更け易し踊唄          北川草魚

◆参考記事
・「踊り」(Wikipediaより)
・「大宮踊
・「阿波踊

◆「夕焼」選者:高柳克弘

・季語解説「きごさい」より
夕方、日が西の空に沈んだ後もしばらくは空が茜色にそまり、なかなか日がくれない。
夏の夕焼は大地を焼き尽くすごとく壮大である。

・子季語
ゆやけ、夕焼雲、梅雨夕焼

・例句(『575筆まか勢』『増殖する俳句歳時記』より抜粋)
大夕焼一天をおしひろげたる       長谷川素逝
ゆやけ見る見えざるものと肩を組み  市川勇人
素晴らしき夕焼よ飛んでゆく時間    嶋田摩耶子
夕焼の中に危ふく人の立つ       波多野爽波
ちちははの枕のように夕焼ける     大西泰世
夕焼が流れミケランジェロの橋      有馬朗人
夕焼けて甲板は物を煮る匂ひ      山口誓子
夕焼の関の遊女に大山に         高野素十

◆参考記事

・「夕焼け」Wikipediaより
・「夕日俳句大賞」選者:中原道夫
・「夕焼けと夕暮れの違い

2017年6月19日 (月)

◆「白靴」月曜日

月曜日のお楽しみ、ギャ句&回文ですnotes

◆ギャ句

白靴に日野の2tでくる歩かな
原句:白靴に日のとんでくる歩みかな/嶋田一歩
2tトラックで来るなんて、どんだけ仕入れるつもりだ、歩(あゆみ)?
錦戸のガキ白靴を放り出す
原句:鎧戸の影白靴を放り出す/内村恭子
ったく躾がなってないったら。錦戸さんとこのあの坊や!
◯小川めぐるくん、いいじゃあないか。
 そうじゃ、ギャ句も発想が大事だからのう。ひとつその調子で、よろしく、うほん。


「日野の2t」は自分で書いて気に入りましたhappy01shine
そして「祝!!小市さま復活!!heart04
インフルエンザだったんですね、大変でしたね。
やっぱり、ギャ句のコーナーには小市さまのお名前がないと・・・。
おっ24516さま桃猫さま雅史さまも発見!賑やかで楽しいなshinehappy02shine

◆回文

・・・あれ?coldsweats02impact
いの一番に送ったはずだったのにない?
もしかして【没】???
と思ってリプライメールを確認したら・・・ない!見つからない!???
嘘ぉおおお送れてなかった???coldsweats02impact
そんな訳で、他に投句するアテもないものなので、ここで供養しようと思います。

馬鹿さあ白靴注ぐロシア酒場
(ばかさあしろぐつつぐろしあさかば)
いつ頃でしたか、長靴形のグラスにビールを注ぐのが流行りましたね。
靴にビールならまだしも、靴に靴をネジ込むなんて、酔っ払いにもホドがあるぞ!

昨日の『NHK俳句』兼題「蟇」入選の遠音さまも回文に挑戦されていますよね。
そう。やはり、上手な人は回文をやっている!!
ということは!
回文をやっていると俳句が上手くなる!
・・・そう信じてコツコツやっていこうじゃないですかーーー!
信じるものは救われるのですッ!bell


それにしても痛いのは・・・回文のみならず、
「アレ、この句には後で推敲句を送ったハズ・・・」というのもリプライがないことshock
多分ですが・・・
記入漏れがあって送信完了出来ていなかったのに気づかず閉じてしまったのかもshock
うわ~~~ん、ショックだよぉ・・・shock
没句祭りを楽しみにするしか・・・shock

2017年6月18日 (日)

◆「蟇」入選句

蟇愛づる貴妃の甘やかなる愁眉   夏井いつき

ゲストは、動物の鳴き真似が得意な江戸家仔猫さん!
披露して下さった「蟇」の声に、夏井先生も岸本さんもビックリされてました!
私も動画で聴いて、「カワイイ!coldsweats02impact」と驚いたので、
お二人の様子にとっても親近感が湧いて嬉しかったです。

◆入選九句(敬称略)

片足を飲まれし蟇のその後は    杉島紘子
夏井「『飲まれし』をどう解釈するか、継続と過去ですが・・・」
仔猫「僕の場合は後者で読みましたね。結論は分かってるんだけど敢えて言わない」

蟇空五倍子色に濡れてゐる    香野さとみ
夏井「シンプルなんだけど、こういう、色で表現出来る。驚きましたね」
陰嚢と同じ湿りや蟇         西川由野
夏井「こんな言葉を岸本さんに読ませるとはcoldsweats01
岸本「人生初(「陰嚢」)でしたshine

蟇五六加え哭女の揃ひけり    土井探花
夏井「『哭女(なきめ)』というのは、お葬式に呼ばれてワンワン泣く役目の人ですね。
    (子犬のような)蟇の声を考えると、また情景が浮かびますね」

蟇鳴くや夜ノ森駅へ廃炉の灯   佐藤直哉
夏井「原発のせいで営業出来なくなっている駅ですね。この固有名詞が効いています」
愛さるるまじなひ数多ひきがへる 遠音
夏井「(仔猫さんがやってくれた)あの声を思い出すと、さらによく思える。
    遠音さん喜んでるよ!」

酒臭き蟾歌垣をあぶれたか    井上三重丸
夏井「自嘲の句いっぱい来たんですが、ここまでやってくれたら見事」
さうあれは蟇と暮らしてゐる女   立川六珈
夏井「興味なのか悪意なのか称賛なのか、想像が膨らみますね」
蟇何もなき闇泡立ちぬ        花伝
夏井「あの(可愛らしい)泣き声なら、さらに泡立つと思いましたね!」

◆特選三句(敬称略)

第三席:蟇五六加え哭女の揃ひけり   土井探花
第二席:さうあれは蟇と暮らしてゐる女  立川六珈
第一席:蟇空五倍子色に濡れてゐる   香野さとみ

岸本「一席、特にどこが良かったですか?
夏井「皆さん、いろんな言葉でいろいろやろうとした句の中で、
    『空五倍子色』という色を信じて蟇を表現している。
    『濡れてゐる』という描写もどっしりして利いている」


一~三席の香野さとみさま、立川六珈さま、土井探花さま、皆さまハイポニストの方!
他にも西川由野さま、佐藤直哉さま、遠音さま、井上三重丸さま、花伝さまもですねshine
す、凄い!凄い!!凄すぎる!!!
皆さま、本当におめでとうございます!!

由野さまは岸本葉子さんのイチオシでしたね、重ねておめでとうございます!
凄いモノを見せて頂きました、本当に有難うございました!!!


*ちょっと興奮しすぎていて、聞き取りが不十分・不正確なことをお詫びしますweep

【佳】マリラなら片手ではたく火取虫

なんとっ!!!
まちゅさんのブログに行ったら、『NHK俳句』情報頂きました!!!

【佳】マリラなら片手ではたく火取虫

「蛾」には一句のみの投句で、自信はなかったんですが、良かった!!!
いやーーーーん嬉しい!!!
ありがとうまちゅさん!!!

この時は「私は蛾が決して好きではない・・・いやむしろ怖いshock
というビクビクした気持ちがあって、決して真正面から兼題に向き合ったとは言えないんですけど、
「では、誰なら『蛾』が平気そうか?」
と考えた時に、
「あっ、『赤毛のアン』なら、蛾との出会いだけで2ページくらい喋れそう。
 マリラなら、動揺も見せずに片手で払っちゃうなcoldsweats01
と思いついて投句出来ました。
アンの話は多岐に渡りすぎて(?)まとめきれませんでしたcoldsweats01

高柳先生ーーーーもしかして堀本裕樹先生ばりに相性が良いのか?
「海月」実は投句した時から楽しみにしています、どうぞよろしくお願いします!!!
          ↑
 おーっと!「楽しみにしている時はダメ」な匂いもしてきたぞ~さーどっちだ!?

2017年6月17日 (土)

トム・ウェイツ車内に流し梅雨に入る

6月1日(木)放送の記事です。
今回のお題は「雨のフロントガラス」。
皆さん、どんな句を詠まれたのでしょうか???

【凡】3位:静けさとどこか儚い梅雨はじめ(滝沢カレン)50点
滝沢「春から六月になる時、春を思い出すと儚い感じがして・・・」
梅沢「『どこか儚い』、その『どこか』を言ってくんないと。凡人がよく使う言葉」
夏井「名人の仰る通りです。凡人は『どこか・・・』っていうと、
    何か詩的な呟きをした気になる。
    『どこか』なんてどうでもいい言葉にウットリしている暇があったら、
    別な言葉考えればいい」
    貴女が一日の中で一番儚さを感じるのはいつですか?」
滝沢「朝です」

夏井「じゃあ、朝って書きましょう」
pencil梅雨はじめ朝の静けさ儚さと
pencil梅雨はじめ朝の静けさ夜の儚さ

ここがポイントflair時間情報で情景を鮮やかに!

【凡】4位:五月雨に動くワイパー演奏会(滝沢沙織)45点
沙織「ワイパーが指揮者のタクトに見えて・・・」
梅沢「凡人の考えることです。ワイパーがカッチャカッチャ・・・ってね。凡人の句です。」
夏井「音を立てるもの鳴くものを聞いたら『演奏会』って、定番の言葉です。
    でも、ワイパーが五月雨を奏でているっていうのは素敵な発想。
    ワイパーは動いているものですから、『動く』要らないですね。
    あなたのイメージしているのは激しいテンポの曲か、ゆっくりしたテンポの曲か」
沙織「わりと激しい」
夏井「わかった!ではここで激しさを出しましょう」

pencilワイパーの激しく五月雨を奏づ
夏井「貴女の美しい発想が、美しい句になりますshine

shine「奏でる」古語表現の終止形「奏づ」(で/で/づ/づる/づれ/でよ)。
  美しいですね、いつか使ってみたいです。

【凡】2位:五月雨や右折近道君の家(尾上右近)60点
尾上「雨の中、車で恋人の家に向かっている最中。
    晴れていれば遠回りをして彼女のお気に入りのスイーツでも買っていこうかというところ、
    雨も降っているし、道も混んでいるしで。
    ちなみに『右折近道』に『右近』入れてみましたshine
夏井「本人は『詠みこんでやったぜ!』かもですが俳句的には『あらそう?』くらいですね。
    言いたいことはキチンと読み手に伝わるんだけど、なんか、ありがち。
    その類想をほんのチョット変えて小さなオリジナリティを出す・・・
    たった一文字だけ替えて詩の発生の仕方をひとつだけやってみますね。」

pencil五月雨を右折近道君の家
夏井「五月雨がずーーーっと降っている時間と空間を、っていう意味に出来るので、
    君の家に近道したい!って気持ちも、この『を』に少し強く入る」
尾上「広がりが全然違うし、いろんな意味合いが膨らみますね!shine


shine放送が、ちょうど「ハイポ掲示板」でも「を」の話題が上がっていた時でした。
  「を」の一言の中に、たくさんの省略されている言葉を感じられる気がしますねhappy01

【無】最下位:初運転梅雨の花道晴れ舞台(博多華丸)30点
浜田「ウデを上げたな!coldsweats02(前回登場時は史上最低点の5点)」
博多「新社会人が、春休みに免許とって、車買うくらいの時にちょうど梅雨で、
    雨は降ってるけど、自分にとっては初めてハンドルを握る晴れ舞台だと・・・」
梅沢「よく30点くれたと思う、やめなさい俳句coldsweats02
夏井「なんか意味の分かる・・・句です。」
    意味は分かるんですが、『初運転』と『梅雨』以外、言葉を飾っているだけで、
    この句にとって必要な情報が何一つありません。
    今、お話しをお聞きすると、初めてハンドル握って朝出勤する感じなんですよね?
    何故、そう書かないのか?」

pencil初めてのハンドル握る梅雨の朝
夏井「こんな簡単なことを言いたいのに、『花道』とか『晴れ舞台』とか言葉の無駄遣い」

【才】1位:泳ぎすぎ帰路の遠雷子守唄(風間トオル)70点
風間「海で泳いで帰るところ、遠くから雷が聞こえて、疲れた体には子守唄のよう・・・」
梅沢「季語が二つあるが、言葉の並びが美しいので(1位に)選んだと思う。」
夏井「『泳ぐ』が季語だと分かっているのは流石ですshine
    季語二つ入っているが、主役と脇役に分かれている。
    サラっと書いていますけども、なかなか難しいことなんです。
    泳ぎ過ぎた脱力感があって、その脱力感をみんなが味わうことが出来て、
    泳ぎ過ぎた後に遠雷が聞こえてきて、子守唄みたいだと・・・。
    特に『帰路』でなくても、更衣室の中でもいいし、家の中でもいい。」

pencil泳ぎすぎた日の遠雷は子守唄
夏井「作者が分かって、もっとカッコよくしたくなりましたheart04
pencil泳ぎすぎた日の遠雷にまどろみぬ
夏井「こうするとムッチャ風間トオルshineこれなら貴方の句だわlovely
梅沢「風間トオルが好きなんでしょ!俺にはそんな教えてくれたことない・・・」
夏井「bleah


【名】五段:紫陽花の泡立つ車窓午後の雨(梅沢富美男)
梅沢「午後に強い雨が降るんです。
    雨があまりにも強いので、紫陽花が泡立つように見えた」

査定ポイント:中七の「泡立つ」是か非か
結果:1ランク昇格uphappy02up七段へ!!!
コメント:これぞ名人のチャレンジ魂!

夏井「『泡立つ』!紫陽花に対して『泡立つ』、こんな言い方なかなか出来ないですよ。
    雨に打たれて動き出す紫陽花、『泡立つ』にあっと思う人もいます。
    『紫陽花が泡立つはずがない』と思う人もいます。
    表現は、いいね半分・何じゃ半分。よくやったと私は褒めたい!shine
    もったいないところもあります。
    『泡立つ』から『雨』に行った方がいい」

pencil紫陽花の泡立つ雨の車窓かな
夏井「『あ』の音韻、『~の、~の、~かな』が支える調べ。
    ここまでやってくれたら・・・shine
梅沢「(拍手一発!)なるほどッ!!なっちゃん愛してる、素晴らしい・・・」
夏井「私は愛してないけどねcoldsweats01


いやー梅沢名人良かった!!!
これまで直されると不満そうだった名人が、思わず手を打つ納得の添削!!
非常に気持ちのいいエンディングでした。
「助詞を」「季重なり」「独自の表現」などなど、多岐にわたる内容で濃いぃひととき。
イケメン俳優・風間トオルに「目がはぁとlovely」の夏井先生も可愛かった!
梅沢名人とのかけあいも絶妙で、楽しい『プレバト!』でしたhappy01

タイトル句は、大好きなトム・ウェイツの曲「Diamonds On My Windshield」イメージ。
窓に砕けた雨粒が、まるでダイヤモンドのよう。
それは天国の涙、鋼の列車を牽引し、俺の頬に噛み付いてくる・・・。
他にも、これ一曲で映画が出来そうな「San Diego Serenade」など名曲の数々を収録した
アルバム「土曜の夜」は必聴版です!!!

もともとイーグルスが好きで、イーグルスを入り口にさまざまに聴いていきました。
デビュー前にバックバンドをやっていたというリンダ・ロンシュタット、
デビュー曲の「Take It Easy」作者のジャクソン・ブラウン。
「Heartache Tonight」を共作した、仲良しのボブ・シーガー。
そしてイーグルスの曲の中で一番好きなのが「Ol'55」で、
このオリジナルをラジオで聴いたことがトム・ウェイツに嵌るきっかけでした。
洋楽界の種田山頭火・・・というのはまたチョット違うのかなあcoldsweats01
お酒と、音楽、生き方が詩そのもの。寄る辺なき、無国籍な感じが堪りません。
ブルース・スプリングスティーンが「Jersey Girl」をカバーしたり、
ロッド・スチュアートが「Downtown Train」をカバーしたりしていて、これも素敵。
ホントに、不思議と雨に似合う曲が多い気がします。
・・・聴いていると、心が濡れてくる感じがするからかなぁ。

2017年6月16日 (金)

まもるくん三人揃って夏るらら

時々、京橋の駅前広場に宣伝活動に来る大阪自衛隊のマスコットキャラ・まもるくん。
陸・海・空の3パターンがあるんですが、ついについにコンプリートしました!!!

PhotoPhoto_2まもるくんはたこ焼きが大好き!

Photo_5Photo_6後姿も超可愛い!


空まもるくん、が、ちょっと遠かったbearingsweat01
またチャンスがあれば、もっと近づいて撮りたいです。
あ~~~、幸せheart04めっちゃ守られてる~~~heart04







2017年6月15日 (木)

◆「秋櫻子忌」投句かんりょ~~~・・・(バタッ)

超難問だった「秋櫻子忌」!
なんとか、なんとか20句目を23:49に投句出来て、ようやく一息ですcoldsweats01
キーワードは、
膣鏡、クスコー、みどり児、虹、玻璃、返球、美技、歳時記、真青、万葉、
鰻屋、リノリウム、髭文字、香梅堂、チュース、S字・・・
もうね、「波郷忌」の時は4句しか出来なかったんだから、
質はともかく数は頑張ったと思えるだけまだマシかな~~~ってcoldsweats01
結果発表を見たら
「あ”あ”~~~~それが言いたかったのおおおーーーーcoldsweats02impact
「あ”あ”~~~~そんな切り口がああああああーーーーcoldsweats02impact
って悶絶するのは目に見えていますが、それがまた楽しいんですよね。
Mだからね、私ね。
  ↑
最後にこの着想で送ったけど投句受付時間が0:02ってことはアウトですね。
・・・良かった、アウトでcoldsweats01

皆さまは悔いのない投句が出来ましたか?

2017年6月13日 (火)

◆「秋櫻子忌」ラストスパート・・・

皆さま、こんばんは!

「秋櫻子忌」の締切まで、あと24時間+数時間ですね。
8時間は仕事、7時間程度は寝るとして、ひゃあ、引き算出来ない!したくない!crying

「ハイポ掲示板」にて小市さまが紹介下さった記事を、今頃読んでいます。
革命前夜のアスリート/今井聖

加藤楸邨とのラリーが続き、日暮れても試合が終わらなかったというエピソードから、
 「啄木鳥や落ち葉をいそぐ牧の木々」(水原秋櫻子)
 「木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ」(加藤楸邨)
これもまた美しいラリーではないかと感じました。
時代が変わっても、このラリーはまだ続いていきそうな気もするのです。
秋櫻子の「群青世界」がとどろく限り・・・。
それにしても、テニスに野球のみならず、卓球まで!
秋櫻子先生、恐ろしいほど運動神経にも優れていたんですね・・・!
「水原秋櫻子杯」、実現したら楽しそうだなあshine
めっちゃ面白い記事でした、小市さま、有難うございます!!!

おかげで現在7句まで書けましたが(出来はともかくsweat01)、
今回目標の20句までは遠い遠い遥かな道・・・。

この記事を読むまでは、「産婦人科医」を手掛かりに取り組んでいました。
私が出産した時にお医者さまから言われた
「綺麗なものをたくさん見せてあげて下さい」
との言葉・・・同じような言葉を、水原秋櫻子も言っていたのではないか、
無垢な赤ん坊に、この世の美しさを存分に感じて欲しいと願っていたのではないかと、
そんな気がして堪らなかったのです。
ただ、「波郷忌」の時と同じく、誰の忌日俳句にも当て嵌まりそうな言葉しか浮かばず。


私が図書館から借りてきた「この一句―108人の俳人たち―/下重暁子」に、
水原秋櫻子のページもありますので、一部抜粋して紹介致します。

詠嘆を排除するのではなく、俳句の中に抒情を生かしたいと考え、
そのむずかしさに挑戦した。
(中略)
ひとつの文芸活動が盛んになり、世を席捲すれば、必ずそれにあきたらず、
破壊して新しい派が抬頭する。それは一個人の中でもあることで、
完成に近くなればそれを壊して新しいものに挑戦することでエネルギーが持続し、
秀れた作品を生んでいく。


その体力で、その技術で、その感性で、その情熱で、新たな時代を切り開いた秋櫻子。
えっ、ちょっと待って。
お医者さんでスポーツもめっちゃ出来て、俳句もって、なにその完璧超人coldsweats02impact
「キン肉マン」に登場したら、「闘将!拉麺男」ばりの泣かせるスピンオフが出来そう。



あっいかん真剣に「ぼくのかんがえたさいきょうちょうじん」描き始めるところだったsweat01
締切まであと少し、せめて10句は投句出来るよう頑張ります~~~!!!



2017年6月12日 (月)

◆「第4回プチ句会」のお知らせ

コメント欄で、さんざん「次はまた来月初めに」などと書いておきながら、
今『俳句ポスト』の次の次の兼題の投句締切を確認したら6月28日(水)24時でした。
・・・ということは、「プチ句会」の投句受付開始は29日(木)、つまり6月末になりますね!
訂正がてら、このさい告知も済ませてしまおうと思いますcoldsweats01

◆お題「STAND BY ME」(3句まで投句可)
 ・ウィキペディア解説
 ・画像
 ・動画(予告編、名場面集)エッセンスの数々をどうぞ!
 ・名セリフまとめ

 ・主題歌「STAND BY ME」ベン・E・キング
 ・訳詞つきはコチラでどうぞ♪

  「さよなら」「・・・またなって言えよ」
  夏になると観たくなる、名作映画「STAND BY ME」。
  観ている皆さんが多いかと思いますが、
  未見の方で「観た方がいいのかな・・・」と思う方もおられるかもなので、
  いつもより早めにお題を公開しておきます。
  映画を見る時間なんてないよと仰る方でも大丈夫!
  歌は3分未満ですcatfaceshine
  主題歌にすべてが込められているとも思いますので、
  歌からのアプローチでも全然構いません。

◆投句受付
 ・6月29日(木)0時~7月1日(土)23時締切
  集計が終わり次第、選句開始となります。
  ちょこちょこ覗いてみて下さいhappy01

◆選句受付
 ・投句リスト公開より、7月4日(火)23時締切
  ◎・・・特選1句コメント必須
  ○・・・並選5句コメント必須
  ★・・・「ここが惜しい」「ここがおかしい」「ここが分からない」などのご意見、ご質問。
      何句でも構いませんが、出来るだけ簡潔にお願い致します。
      目安としては、最大100文字くらいでしょうか。
      作者への敬意を忘れないこと、
      また、推敲案を出される場合は句意に沿ってのものをお願い致します。
  
◆参加者(30名まで)募集致します
 前回、たくさんの皆さんにご参加頂き、大盛況となった当句会!
 しかし、あまりに参加数が増えると「プチ」の範囲を超えてしまい、
 「小さな集まりの中で、出来るだけ多くの句について語り合う」という、
 当句会の目的を損なってしまうため、参加数を制限することと致します。
 前回が25名だったので、それより少し多い30名と致しました。 
 新たに「俺(私)もやってみたい・・・」と仰る方、早めに参加表明下さいまし!wink
 30名に達し次第、締め切らせて頂きます。
 ご希望の方は、この記事のコメント欄にて書き込み下さい!!!


ではでは、「第4回」よろしくお願い致します!!!
 
 

◆「芒種」没句祭り~~~!

『俳句ポスト』兼題「芒種」への、全投句リストです。
今回は24句でギブアップでした。
「田植え」と置き換えられる句にならないようにしようと思いましたが、
微妙な句もチラホラ見られるのが苦しかったところですcoldsweats01
「数詞シリーズ」は類想が多そうだったので、全部見送りで良かったなーとか、
「添え書きシリーズ」はチョット遊びすぎたかな~とか反省していますweep


◆オノマトペシリーズ
るうるうと芒種の川の太りけりflair【人】入選
たうたうと芒種の水路光りをり
一反の泥ふんぬりと芒種かな
足指をびゅるり芒種の田の泥は
ぞぶぞぶと芒種の足を洗ひけり
どんくるどんくる芒種の風来る来るflair【人】入選

◆その他
水の星渺々芒種の風渡る
水彩の白たつぷりと芒種かな
脛までを芒種の泥に沈めけり
田楽の撥や芒種の良き調子
ばあちやんの声の朗々芒種風
弥生式土器焼きしむる芒種の火
弟は豊(ゆたか)と実(みのる)芒種風
◆添え書きシリーズ
芒種とてカワサキNinjaで来る男
 ◎カッチョいいバイクです。忍者のような足捌きで田植えもこなす?
新妻は田靴「大地」を履く芒種
 ◎2008年グッドデザイン賞受賞の田んぼ用長靴(田靴)その名も「大地」(≧▽≦)
「中指が大事」芒種の男言う
 ◎子種を撒く(?)のも上手そうです(^^;;;
芒種祭バルーンアートに金の鈴
   ◎「芒種祭り」は各地で行われているようですが、「芒種祭」でも大丈夫でしょうか?
 【回答】季語というよりは地域の行事名??
トラクタの轍は穂先に似て芒種
  ◎トラクターの轍、Yの字がいっぱい繋がってるみたいで、
  まるで麦の穂先みたいだと感じました(^^)
  ハーモニカを「ハモニカ」としても良いように、
  「トラクター」を「トラクタ」としても大丈夫でしょうか?
  【回答】問題はないと思います。
◆数詞シリーズ
千枚田芒種の風に潤みたり
おむすびの五十で足らぬ芒種かな
八人の芒種の人となる棚田
息災の家族八人ゐて芒種
五年生バケツ栽培する芒種
二坪の「ひよこ農園」いざ芒種
回文(今回はギャ句は投稿しませんでした)
毛津孝翁芒種誦し羽旄お片付けflair月曜掲載
けづたかおうぼうしゅじゅしうぼうおかたづけ
「芒種芒種」と口遊みながら、羽旄を片付ける毛津孝翁であった。
「羽旄」=鳥の雉の羽と牛の旄牛の尾を飾った旗
【コメント】そうかそうか草加せんべい。して、どなたじゃったかのう・・・うほうほん。

2017年6月11日 (日)

◆「青芝」十句選です

ずいぶん遅くなってしまいましたが、『俳句ポスト』兼題「青芝」の十句選です。
思いのままに書き散らかしますが、どうかご海容のほどを。(敬称略)

青芝に影をあずけて読むコクトー     比々き
「青芝」に配する「コクトー」、中七の描写が秀逸。
「青芝」は、さまざまな思いを受け止めてくれる癒し・再生の大地だと認識する。
詩人であり、小説「恐るべき子どもたち」で知られ、多くの芸術家と親交のあったコクトー。
この青芝の空間には、遠くからかすかにエディット・ピアフの歌声が届いている気がした。

青芝の家は斜陽の家だらう         佐東亜阿介@チーム天地夢遥
「青芝の家」に配する「斜陽の家」が秀逸!
「すっぱい葡萄」的な諧謔味がたまらない。
この作品のおかげで、今頃「斜陽/太宰治」を読めた。
「斜陽の家」は確かに「青芝の家」であった。

青芝に青い生きものばかりゐる      せり坊
「青い生きもの」、青蛙とか小さいバッタもそうですが、
何やら「若もの」「悩めるもの」といったニュアンスも感じますね。
「青」に対して「青」を重ねる上級テクニック。
大きい小さい、濃い薄い・・・グラデーションの美しさに唸りました。

青芝に花嫁の裾広がりぬ          樫の木
私の没句「青芝に集い青空ウエディング」の上位互換句。
「花嫁の裾」、純白のウエディングドレスが鮮やかに浮かび、
「青芝」とこれ以上ない美しいコントラストを見せる。
「芝」に対する「花」、チクチクの「青芝」にフワリと広がる「裾」など、対比の利いた一句。

青芝を水辺の如く子の二人         いごぼうら
嗚呼!私が「第2回プチ句会」で描きたかった光景です!!
一面に生えそろった緑の中を走り回り、靴や靴下、服にまで青芝の滴が飛ぶ。
追いつ追われつ、もつれあってはしゃぎ合う二人の、明るい笑い声。
日ざしの匂い、汗をかいて額に貼り付く髪の匂い、幸せな午後の香りを感じました。

柵かるく越えて青芝やわらかし        ちゃうりん
芝不器男の「永き日のにはとり柵を越えにけり」の続きのような一句。
この句がとても好きで、にはとりはどうなったのだろうかと漠然と考えていて、
そのひとつの答えを明示して頂いたようで、幸福感に包まれました。
もちろん、この句単体としても颯爽とした明るさが素敵で、映像の眩しい一句です。

青芝反るてんとう虫の目方分        まめ小路まめ子
観察の利いた一句。ピン!と上を向く「青芝」を登っていく「てんとう虫」、
その目方の分だけ、過不足なく適切に「青芝」が反っていく・・・。
当たり前のことなのですが、その当たり前の何と尊く美しいことか。
色の対比も美しく、小さな世界にスポットを当てた作者の眼差しも美しいと感じました。

青芝や夜は透明な風を生む         城内幸江
夜の静寂の中で、青芝から生まれる酸素が爽やかな風となって流れ始める・・・
組長が「体中の血液が綺麗になる」って仰ってた感覚をまさに実感しましたshine
「青芝」であればこその健康さ、爽快さ、「夜」であればこその静寂、透明感。
サラリとした調べの中で、緊密に働き合う言葉の並びが見事です。

青芝に蛇殻またはコンドーム        桃猫
「青芝」木曜日で、最も衝撃的だった一句。
「蛇殻」と見紛うのですから、ピンクのやつじゃないですね。そして相当薄いですね。
思わず「コンドーム 薄い」で検索してしまい、
サガミオリジナル0.02か、オカモト0.02かと想像してしまった私ですcoldsweats01
夜の青芝の上で脱皮した蛇、あるいは燃え上がった二人の残り香を感じました。
「または」ということで、確認していない雰囲気がまたGOOD。
どちらにしてもマジマジと見つめたり持ち上げたりしたくなさそうですcoldsweats01

夕月に青芝ほうと息を吐く           立川六珈
昼間子供たちを走り回らせたり、大人たちを憩わせたりして大忙し(?)だった青芝。
夕方になってほっと一息ついているようで、夕月が優しく微笑んでいるようで、
まだ熱気を孕んであたたかな地面と、青芝から少しずつ生まれだす酸素の冷感の対比に、
満ち足りた幸せの香りを感じました・・・童話のような一句にうっとりheart04

最後になりましたが、「青芝」掲載の皆さま、おめでとうございます!
今回も素敵な句の数々から、爽やかな空気、眩しい日差し、濃い影などなど、
さまざまな感動を頂きました。有難うございました!!!

◆不具合のお知らせ(追記あり)

!先日から、「見れない!?coldsweats02impact」とアタフタしている件ですが、
アメーバさんの方から公式にエラーの報告が出たようです。
私だけじゃなかったーーーー。けど、まだ理由が分からない・・・。
同じアメブロでも、パっと見れるブログもあれば、少し待てば見れるようになるブログ、
延々と待機中のブログもあって、それもまた謎なのですが・・・。
(映画感想ブログ「三角絞めでつかまえて」は一瞬で見れることが分かりました。)
早く直ることを心底願っております・・・。

追記:
ゆうべ(6月12日)、急にフっと繋がるようになって、上記報告ページを見てみたところ、
「復旧完了」のお知らせに変わっていました!!!
良かったーーーアメブロ普通に見れるようになったよ~~~!!!shinehappy02shine

ココログの自分のブログの方は、グーグルクロームで1~2分で表示される感じです。
待っている間にIEのブラウザであちこち覗くようにしてストレスを軽減しようと思います。

涼しさや伊勢より来たる若き人

先日、「プチ句会」に参加頂いた「濃口泗寸」ブログ主の伊藤衒叟さまが、
名古屋でワークショップを開かれた際の記事が勉強になりましたので、
了解を得て、こちらでも紹介させて頂きます!!!

・「名古屋で作句ワークショップを催しました」*スライドは途中までです
・「感想をお寄せ頂きました

なんと素晴らしい種蒔き活動でしょうか・・・!

精力的な活動に心から拍手、そして感動です。

衒叟さまには、幸運にも先月30日に梅田でお会いすることが出来ました。
蔦屋書店におけるトークイベント「俳句と暮らす、俳句に潜る」にいらっしゃると聞いて、
ほんの少しでもいいのでお会いしたい!!と熱望し、願いを叶えて頂きましたshine
三重から来られる衒叟さまが約束の時間通りに約束の場所に着かれているにも拘らず、
「バスが、思いの外進まなくて・・・」
「このビルだと思ったんですけど、別館ですって言われて・・・」
「連絡通路が○階にしかないということで・・・」
と、私が何とか辿り着いたのが30分後shock
長々とお待たせしてしまい、本当にすみませんでした・・・!
申し訳なさに身の縮まる思いでしたが、
「その間に五句ほど書けましたshine
軽やかに流して下さった衒叟さま素敵すぎshine
そしてあまりの楽しさに、イベント開始のギリギリまでお話ししてしまい、
これまた申し訳なしなのでした・・・嗚呼、お許しをshock

古語を取り入れる衒叟さまの作風は、「幽玄」(BY亜阿介さま)という言葉がピッタリ!
ついつい板垣退助ふうのビジュアルイメージを浮かべてしまうのですが、
実際は30歳とお若く、明るく、身のこなしも軽やかで折り目正しく腰の低い、
漫画・アニメ方面にも造形の深い、ホントに楽しい方でした。
貴重なお時間を割いて頂きましたこと、改めてお礼申し上げます。

そしてそして!!!
「それミー関西支部」の立ち上げ&初吟行会にもご参加下さるとのこと、
めちゃめちゃ楽しみにしています!!!

ずっと部屋で、思い出や検索記事から俳句を書いていた私にとって、
吟行で句を作るのは初めての経験。
何かと不手際もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します!!!

2017年6月 9日 (金)

【金】海亀の砂浜ほどに乾きけり

謎の不具合で、ゆうべからアメブロ、ココログが開きませんcrying
メッセージを送ったり編集は出来るんですけど、肝心のブログが見れず、
せっかく頂いた皆さまからのコメントにもお返事がつけられないcrying
ココログへの質問にも回答がまだ入らず、ヤキモキもMAXに達していた時!
『一句一遊』金曜日との報を頂きました!!
うおおおーーーーマジか~~~~coldsweats02impact

小川めぐるはこんな海亀を凝視しております。

◇海亀の砂浜ほどに乾きけり  小川めぐる

「砂浜」の砂の色ほどに乾ききっている海亀がいると。
親の海亀を思う人と子亀が道に迷ってどこかで力つきて・・
そういう乾いているのを思う光景が分かれると思いますが、
どちらの読みにしても、「砂浜ほどに」っていうところの描写が巧いなぁと思いますね。

うわうわうわ、まさかまさかの金曜日!! 有難や有難や!!!
「青海亀」と言えば「甲羅干し」・・・ということで、「干す」「乾く」で考えていて、
元糖尿猫(現上里雅史)さまのブログに「元気のない海亀」の写真があって、
その白く乾いたヒレや甲羅を見た時に書けた一句でした。
元糖尿猫さま、有難うございます!!!

「夢」「海亀」は一句ずつしか投句しておらず、「夢」は読まれずじまい。

夏の夢そうねあなたに良く似た子

あ、悲しいweep
やっぱFC今治の夢スタジアムに優秀作品飾られるという予定だけに、
もっと明るい内容のが良かったなあと小一時間coldsweats01

次は「いなさ」「オーデコロン」ですね。
「いなさ」は送れませんでした。「オーデコロン」一句のみ。
皆さまの素敵な句を、今から楽しみにしています!!!

最後になりましたが、「夢」「海亀」掲載の皆さま、おめでとうございます!!!!

◆「ゆんぼくん/西原理恵子」

西原理恵子作品を初めて読んだのは「まあじゃんほうろうき」。
途轍もない才能に唸った。
それから「ゆんぼくん」「ぼくんち」「はれた日は学校をやすんで」などを買った。
「ぼくんち」は、妹の長女にプレゼントしたりもした。
誰もが抱える無常観に裏打ちされた抒情性は、一度でも読めば心に深く刻まれてしまう。
ある日突然そのひとコマが甦って、ポロポロ涙が零れてしまうこともあった。
「ゆんぼくん」は、表紙の男の子が、あまりにも息子に似ていたからジャケ買いした。
毎日少しづつ大きくなるゆんぼくん、
そんなゆんぼくんを包むかーちゃん。
二人が過ごす毎日には、素敵な言葉がいっぱい溢れている。

「におってごらんゆんぼ。風がもう夏のにおいじゃないよ」

「ひぐらしがないてるね。いっしょうけんめいなかないと死ねないんだよ」

「かあちゃん」
「何?ゆんぼ」
「えんがわでねると目の中がきれいだね」
「うん、きれいだね」

「さむくなったから星がきれいだねえ」

ゆんぼくんはどんどん大きくなり、複雑な感情を覚え、やがてグレてしまう。
かーちゃんも実はなかなかのプログレかーちゃん。
かーちゃんと衝突を繰り返して、ゆんぼくんはついに家を出て行ってしまう。
最終話は、ゆんぼくんの姿はひとコマも描かれない。
子連れ女がニコニコしながら話しているだけ。

「あんたさ、この子に絵をかいてくれたじゃない。
 私ら北のはしの生まれだからへんでおもしろくてね。
 山のかたちがまるいのがね」

「変じゃないよ。
 大の男がね、かあちゃんに会いたくて泣くのは変じゃないよ」

かーちゃんから離れて、ゆんぼくんが出会ったのは、
これまた大らかで気のいい「かあちゃん」だった。

私の息子も出て行ってしまった。
「おかあ、もうひろくんに百万回好きって言ったかな?」
「言った。百万回聞いたよ俺」



子どもが幼稚園の時、急に私を見つめてフフっと笑って言ったことがあった。
「おかーちゃんはゆびを切ったら、
 血のかわりに『ひろくん大好き!』がこぼれるんじゃないの?ぴゃーーーーって!」
って両手を広げて、くるくる回って本当に楽しそうに笑ってくれた。
そんな愛情過多な私と、25年間も本当に上手に付き合ってくれたと思う。
いつかどこかで、素敵なひとに出会って、うんとうんと幸せになってね。

「ゆんぼくん」2巻にある、かーちゃんのセリフがいつまでも心から離れない。

「かあちゃんはここにいておまえのうわさだけききたいよ」

2017年6月 8日 (木)

【人】るうるうと芒種の川の太りけり

は~~~、良かった!!!
「芒種」も初めて知った季語、「ハイポ掲示板」でいちはやく例句が紹介され、
比々きさまの「オノマトペと相性がいい」とのコメントが大きなヒントに!
(有難うございました!!)
「オノマトペとたっぷりの水」を念頭に10句ほど書き、
その後出来るだけ30句に近づけようと努力しましたが、24句まででした。
思いついてみたものの投句に至らなかったものも、11句あります。

【人】るうるうと芒種の川の太りけり

こちらは夏井いつき先生の「ごんごんと芒種の水を飲み干せり」が下敷きになっています。
「オノマトペ+芒種の○がナントヤラ」という形。
「るうるう」は、やわらかく豊かな水を思い浮かべて。
漢字で書くと「流々」にでもなるでしょうか。
今回一番最初に出来て、一番お気に入りの一句でしたので、
【人】頂けて本当に嬉しいですshine
なんか最近、私はこういう句姿が好きだな、と気づき始めました。
何気なく、「あ、ホントだね」って、ニコっとしてもらえるような句を書いていけたらいいなshine

【人】どんくるどんくる芒種の風来る来る

これもオノマトペシリーズになるのかしら・・・。
各地で行われているという「芒種祭」を何とか詠みたいなと思っていて、
3句ほど書いたうちの一番「攻めている(?)」句です。
八六四って、もう俳句のリズムじゃないですねcoldsweats01
「どんくるどんくる」は「芒種 祭り 田楽」あたりで検索して出て来た記事にあった、
太鼓を叩きながら練り歩く時のかけ声みたいだったんですが、
今、そのサイトを探しても辿り着かない不思議sweat01

そしてそして、今回の木曜リスト、めちゃめちゃ【人】多かったですね!!!
・・・と思っていたら、
最初にアクセスした時まだ【並】のリストがちゃんと読み込めてなかっただけでした、
【並】もめちゃめちゃ多かった!!!
もしかして参加人数、相当増えてます・・・?
そんな中、日ごろ交流下さる皆さまのお名前&お句をたくさん発見して至福のひと時shine
(お名前を書ききれなくてゴメンナサイ!!!)
金曜日も楽しみにしています!!!

◆「第三回プチ句会」~欄外編~

さて、過去最高の盛り上がりを見せた「プチ句会」!
まだ終わりではありません!!
選句の枠内に入りきらなかったご意見もたくさん頂いていますので、
ここでそれらを一挙公開致しますshine

★自転車、その他(大西主計さま)

皆さん、読んで気がつかれたと思いますが、自転車の句多数です。
自転車という言葉が直接出てくるのが句、ブレーキ・ペダル・二人乗り等、
自転車を想起させるのが、坂道は下りがいいね、も入れると6句、計11句。
70句の16%です。
パソコンの壁紙の写真を、夏、で探すと、少女が自転車で畦道を走っている、
坂道を下っている、浜辺で夕陽に照らされる自転車等、
自転車の写真が多数でてきます。
夏と自転車というのは、みなが共通して持つイメージなんですが、
それだけ類想句が多い、ということになります。

夏と自転車の句というと、南風副代表の津川絵理子さんの
自転車の銀の残像夏柳」があります。
私は、「これでもう良いじゃん。これ以上無し」と思ってます。
この句の宇多喜代子さんの評は、
【「夏柳」のうまさ。銀色の自転車が存在していたら、
自転車の「銀」と若緑の「夏柳」のいずれが主役かわからなくなっただろう。
「残像」を「夏柳」につづける巧さに感心させられる。】
というものでした。「夏の自転車」は「残像」なんですね。

他には、コンサートを詠んだ句が6句。申し訳ないですが、
どれも、作者がそこにいる実感・感動、を感じませんでした。
また、夏色、ゆず、を入れた句が、両方合わせて4句ありました。
無理矢理、とは言いませんが、使い方の難しい言葉だと思います。
あとは、猫とあくびが3句。
その他、遠回りする口実、江ノ電の踏切、いつかのあの場所、うつくしき嘘、
蚤夫婦みたいになろう、上を向いて歩く夏野、等、聞いたことあるよな、と思いました。
「ちょっとしゃれた言い方」は要注意と思います。
類想・類句を恐れるな、と俳句入門書に書いてありました。
17ですから避けがたいところで、いつも頭を悩ませます。

素直に詠むのも大事、しかし句会である以上、いかにして類想から脱するかも大事。
貴重なご意見、素晴らしい句のご紹介ともども、有難うございました!!!

◆並選から外れた並選候補(ヨミビトシラズさま)

【準並選(佳作)】
◎22.夏空をアクビやネコも吾も子らも
17、66と最後まで迷った句。
「みんなで揃ってアクビ」という、何ともノンビリ感溢れる可愛らしい句。
発想が面白いので気に入ったのですが、
「夏空をアクビや」の場所で、若干「日本語としての違和感」を感じるのが気になってしまい……
結局、外しました。
……しかし、「を」を「の」「に」「は」等に変えても決定的な解決にならず、
結局「夏の空アクビや~」か「夏空やアクビを~」で手直しするのが精一杯なので……
どうしたものか(汗)

【佳作】
○5.薫風や海にまつすぐ向かふ坂
○36.砂浜に並ぶ足あと夏の月
○42.忘れてた波に抱かれる夏の海
○54.上を向いて歩く夏野に星ひとつ
○60.寄り添って真夏の夜の波の音
○62.手花火の照らすピンクの鼻緒かな

「景色を切り取って、そのまま俳句にする」というのは俳句の基本の「き」とも呼べる方法ですが、
景色を切り取っただけで読み手が唸るような絶景はなかなか無い訳であって……
そこに、何らかの「詩情」なり「風情」なり「物語」なり「技巧」なりを感じさせる「何か」が無いと、
読み手の印象には残りません。

この6つの句は、それらを織り込むのに成功している句ではないかと……
少なくとも、私は思ってます。
「読み手が詩情・風情・物語等を感じたり想像したりする取っ掛かりの少ない句」は、
読んでいてつまりません。
しかし、だからといって「読み手がどんな光景を想像して良いか分からない、
漠然とし過ぎた句」は論外です。バランスが大事。

【佳作】
○11.風鈴や猫にあくびをもらう午後
22と並べて迷った句。22の方はインパクトは強いのだけど、語が不完全。
この11は、語は問題ないがインパクトがやや薄い。
どちらも素材に問題はないのですが、どこか決め手を欠いている気がします。

【佳作】
○15.かくり世のあらはる海や星涼し
なかなか発想が良く、雰囲気も出ていて良い句だと思うのですが、
(私の読みが正しいなら)読めば読むほど違和感の出る残念な句。
場面は「海」+「星(=夜)」で、それに対し「かくり世(=あの世)」という言葉を合わせてきています。
夜の漆黒の海は不気味なものがあるので、
漆黒の夜の海を見ていると、あの世が目の前に現れているかのようだ
(あの世を思わせる物がある)」という意味だと私は読んだのですが……
この読みで行くと、季語の「星涼し」が引っ掛かります。
「星涼し」は「星が涼しげに光る様子」や「涼を求めて綺麗な星を見る様子」等を連想させる
「+の意味を持つ軽い言葉」であり、
「-の重い雰囲気を持つ句の流れ」には合わない気がします。
即ち、もしも「かくり世(不気味さ)」がキーワードなら「星涼し」が軽いし、
「星涼し」がキーワードなら「かくり世」が重い。
【かくり世のあらはる海や五月闇】
【想い人あらわる海や星涼し】……この位が良いのでは?

【佳作】
○25.五時半の夕日へダイブ夏休
夕日なんて夕刻になればいつでも出ている物ですが、
それに具体的な時間を足して「五時半の夕日」という言葉にしたのが非常に大きいです。「五時半=学校(仕事)終わりの時間」の夕日に「ダイブ」している様子は、
「授業(仕事)終わった~!!!!」という解放感・爽快感が抜群。
特選同様、語の組み合わせが秀逸です……
……と、ここまで書いて次点(並選)に推挙した後で、
ゆずの「夏色」の歌詞を見たところ……
私が気に入ったこの句の急所の「五時半の夕日(夕やけ)」が「夏色」の借り物である事が判明。
大変申し訳ありませんが、佳作とさせて頂きました。

【佳作】
○45.うつくしき嘘のごとくに着る浴衣
浴衣を着ると嘘みたいに化ける女性は、結構いるかもしれません
(私にはあまりそんなシチュエーションが無かったから、良く分からないのですが……)。
それを「うつくしき」「嘘」という表現で示したこの作品は、
結構いい線を突いた作品だと思います。
ただ、惜しいのは日本語。

1.「うつくしき嘘」のごとくに着る浴衣
2.うつくしき「嘘のごとくに着る浴衣」

1だと、「美しい嘘をまとうかのような浴衣」、
2だと「嘘のごとく着る浴衣は美しい」という意味になります。
早い話、読み手は1では「美しい嘘をまとうかのように浴衣を着る女性の妖しさ」を想像し、
2では「嘘のごとく浴衣を着る行為の素晴しさ」を想像します。意味が全然違います。
修正するなら、

1.美しき嘘や浴衣を着る彼女
2.甘美かな嘘のごとくに着る浴衣

こんな感じでしょうか。1がちょっと苦しいけど……

【佳作】
○67.ゆず唄を夏の真下へ放ち風
なかなか味のある面白い言い回しの句だと思いますが、
ゆず唄を」という言葉が最大のネック。
兼題を見れば「ゆずの唄を~」もしくは「ゆずが彼らの唄を~」という意味が分かりますが、
それが分からない私は「ゆず唄……何じゃそりゃ?」という状態に陥りました。
【ゆずの唄夏の真下に放ち風】……最低限、こう書かないと分かってもらえないと思います。
それでも、「ゆず?何それ、うどんに入れると美味しいやつ?」という反応しかない
私のような人間には、意味が伝わるかどうか微妙です。
この「ゆず」は、俳人泣かせのアーティストだな(汗)

こんなにもたくさんの句にご意見を下さり、本当に有難うございました!!
個人的に「うわ、ここ大事だわ!」と思った部分を赤文字にしています。
今後の作句のさい、しっかり心がけていきたいです!!


◆ひとことコメント(立志さま)

1.夏色の空弾きたるラブコール 
真夏雲を全て払いのけてしまうような、熱いラブコールを想像しました。

2.夜光虫を肩に流してディアナめく 
夜光虫の幻想的な光と月の女神ディアナの取り合わせが綺麗だなと思いましたが、
上五には「を」をつけなくても良いのではとも思いました。

3.新しい青差して夏リマスター 
夏だけにある鮮やかな青を思い浮かべました。
リマスターという言葉に、また今年も夏が来たという感触があるように思います。

4.五万余の陶酔ファシズムの真夏
ゆずのライブの熱狂と一体感をファシズムという言葉で表現しているのが面白いと思います。

7.裏切りのやうに花火のあとの闇 
この句は最初に選んだ十数句の中の一つです。
花火が上がっている時の楽しさと、その後の静けさのギャップを上手く表現出来ていると思います。

8.もんじゃ焼き花火のことも話しをり
花火大会の後に寄ったもんじゃ焼き屋の情景でしょうか?
更け行く夜の楽しいひと時を上手く切り取っていると思います。

9.欠伸する猫の前行く蝸牛  
この句も最初に選んだ十数句の中の一つです。
好奇心旺盛な猫の目の前をカタツムリが通っているのに、
それに反応できないほどウトウトしている猫がかわいいです。

10.劣情は線香花火ほどの夜
線香花火ほどの劣情とは、草食系男子(女子?)なのかなと想像しました。
花火を終えた後に何かあるのかもと想像してしまいます(笑)

11.風鈴や猫にあくびをもらう午後
この句も最初に選んだ十数句の中の一つです。
夏の縁側でまどろむ猫と飼い主の情景が思い浮かんで微笑ましくなりました。

12.短夜や路上ライヴの人だかり 
この句も最初に選んだ十数句の中の一つです。
ゆずが路上ライブ出身という事から作られたのでしょうが、
人だかりという言葉選びで、臨場感が増していると思います。

13.夏木立君の背中の広きかな  
自転車で二人乗りしている男女の女の子の気持ちを詠んだ句でしょうか?
爽やかな青春を思い浮かべました。

14.自転車は二項道路をぬけて夏  
二項道路という言葉をこの句で初めて知りました。
自転車ならではの小回りで細い道を抜けて、その先に夏がある、動きのある良い句だと思います。

15.かくり世のあらはる海や星涼し 
かくり世という言葉も初めて知りました。
永遠の神域に現れる海という情景が幻想的で素敵だなと思いました。

16.帆布めくラルフローレン夏旺ん
ブランドには明るくないので申し訳ないのですが、
夏にファッションをバッチリキメている感じが伝わってきます。

17.氷菓子あの娘当たりを引いたわね 
氷菓子の当たりという事で小さな女の子を想像しましたが、
語尾の「わね」で大人の女性なのかもと思い、
そうなると「当たり」も違う意味かもと思わせられる、面白い句でした。

18.坂道は下りがいいね大夕焼  
まさにゆずの夏色の世界のようで、最後に出てくる大夕焼で世界が広がるイメージを持ちました。

19.昼寝覚め君のもうすぐ来る時間 
この句も最初に選んだ十数句の中の一つでした。
恋人がもうすぐ来るというのに、その直前まで昼寝しているという事で、
二人の関係性がどことなく見えてくる感じがいいなと思いました。

20.チャリ押して埠頭を行けり薄暑光 
自転車を押しているのは、一人なのか、それとも隣に徒歩の恋人がいるのか?
自転車通学の男子と徒歩通学の女子のというカップルの下校風景を思い浮かべました。

21.自転車で君と夕焼け雲握る
自転車で君を握るという事は、後ろに乗っている女の子の気持ちを詠んだ句でしょうか?
君と夕焼け雲を一緒に握るという表現に青春を感じました。

22.夏空をアクビやネコも吾も子らも 
子供達は夏休みに入り、親もお盆休みに入っている。
それなのにどこにも行かず、畳みにゴロンと横になって、
そのまま家族揃って寝てしまった。そんな風に想像し、微笑ましく思いました。

23.咲く前は震える線香花火かな 
こういう句を一物仕立てというのでしょうか?細かな描写が優れていると思います。

24.夏来るヴォーカル以外全募集 
この夏、バンドを結成して一旗揚げるぜ!という若者の、
勢いはあっても計画性は無い、そんなユーモラス感じがして好きな句です。

25.五時半の夕日へダイブ夏休  
海辺でキャンプをしているのでしょうか?
日が暮れかけて人の減った海を、独り占めしているかのような躍動感が個人的に好きです。

26.揺らいでる線香花火の太陽 
太陽を線香花火に喩えたのでしょうか?
だとすれば夕暮れ時の輪郭が揺らいでいる太陽かなと想像しました。
大きな太陽を小さな線香花火に喩えたのだとすれば面白い発想だなと思います。

27.誰も居らぬ夏の夜明けの通学路
この句も最初に選んだ十数句の中の一つです。
夏休みに入って急に人気の無くなった通学路を詠むその着眼点が良いと思いました。
ただ、上五は誰も居ぬでも良いのではと思います。

28.短夜の夢よ火となれ星となれ 
なかなか暮れない夏の夜の、花火を待ち焦がれ胸踊る様子を詩的に表現出来ていると思います。

29.埋めつくすライブ会場夏の色 
ライブ会場に夏の色なので、きっと野外ライブなのでしょう。
野外ライブならではの開放感と躍動感を表現出来ていると思います。

30.水練のプール津波が白にした 
津波という言葉でまず思い浮かぶのが東日本大震災です。
プールを白にしたというのが何を表しているのか読み取れかなかったのですが、
津波が全てを流し去ってしまい、
自然の脅威の前には水練も意味を成さなかったという事でしょうか?

31.ブレーキに二人の重さ桜の実 
二人乗りだと、ペダルも重くブレーキの効きも悪い。
それでも二人はさくらんぼのように二つで一つ。かわいらしくて良いと句だと思います。

32.遠回りする口実の夕焼かな 
この句も最初に選んだ十数句の中の一つでした。
少しでも長く一緒にいたい思いを、夕焼けを口実にして遂げようとする。
まだ付き合ってはいないような、二人の微妙な距離感が見えてきます。

33.江ノ電の踏切の先半夏雨  
雨が降っている所と降っていない所の境目、それを踏切に重ねる発想が面白くて好きです。

34.沈みゆく無言の黄色水泳帽 
小学校低学年の子供の体育でのプールでしょうか?
まだ泳げない子の様子がよく表れていると思います。
引き上げられた時に鼻水垂らして泣いてそう(笑)

35.夏雲突くアッパー野外コンサート
この句の勢いも好きです。
ライブの爆音と熱狂が空を突き刺すという感じは、
野外ライブを荒々しく表現出来ていると思います。

36.砂浜に並ぶ足あと夏の月
この句も最初に選んだ十数句の中の一つです。
日の沈みきった浜辺を歩くカップル。
なんとなく、二人は何も話してない、でもお互いの心は通じあっている、
そんな感じがします。静かで美しい句だと思います。

37.正酉は乙女を誘ふ卯波かな 
この句も最初に選んだ十数句の中の一つです。
梅雨に入る前の、もう夏になったのではと錯覚するような暑さは、
波打ち際で素足ではしゃぐ乙女が似合います。
できればその乙女は白いワンピースと麦わら帽であってほしい(笑)

38.自転車にブレーキ夏の恋にアクセル
わかりやすくて良いと思います。夏ならではの開放感と勢いを感じます。

39.夏空やいつかのあの場所とうになく
この句も最初に選んだ十数句の中の一つです。
思い出深いあの場所が無くなっていて寂しく思うという経験は、
長く生きていると誰でも一度や二度はあると思います。
その感覚を詠んだ感性は好きですが、
中七の字余りが気になって泣く泣く選から外させてもらいました。

40.夏至の日の繰り返されるアンコール
一年で一番日が長い一日に、いつまでも鳴り止まぬアンコールは、
頭に情景を描きやすかったです。

41.ペダル重き部活帰りの小暑かな
これも情景を描きやすい句でした。
野球部かサッカー部か、はたまた屋内スポーツか、
玉の汗を光らせている学生の帰路が思い浮かびました。

42.忘れてた波に抱かれる夏の海 
忘れてたとあるので、きっと数年ぶり、
あるいは数十年ぶりに海で泳いだ人の感想を詠んだのでしょう。
日焼けの無かった肌を真っ赤にしながら楽しそうに泳いでいる人を思い浮かべました。

43.オフロードタイヤの轍夏と君
オフロードタイヤに君という事で、
アウトドア好きのカップルが山奥にキャンプをしに行く情景を思い浮かべ、
轍がその思い出を表してるのかなと思いました。

46.夕焼を褪せさせてゐる自転かな
太陽が登るのも沈むのも、地球の自転の働きです。
太陽を退場させて、月の登場を促す自転する地球。その視点が面白いと思います。

47.薫風やはしゃぐ二人の上り坂 
二人は友達なのか恋人なのか、上り坂を歩いて登っているのか何かに乗っているのか、
それによって情景が変わる句だと思います。

最初、すべての句にひとことコメントをつけるのかと勘違いされていたそうで、
こんなにもたくさんの感想を書いて下さいました。
立志さん、本当に有難う!!!shine

さて、先週木曜0時の投句受付から始まった「第3回プチ句会」、
集計自体は何の問題もなかったのですが、
私の不手際があって発表が細切れになってしまい、
楽しみに待って下さっていた皆さまにご迷惑をおかけしましたcrying
次回はもっとスマートに発表出来る私でありたいと願っております・・・
(毎回言ってる気がするsweat01
懲りずにお付き合い頂ければ幸いです、どうぞよろしくお願い致します!!!

2017年6月 7日 (水)

◆高得点リスト

◆高得点句

裏切りのやうに花火のあとの闇     (13点)比々きさま
手花火の照らすピンクの鼻緒かな (12点)佐東亜阿介さま
ブレーキに二人の重さ桜の実       (11点)耳目さま
うつくしき嘘のごとくに着る浴衣      (10点)比々きさま
咲く前は震える線香花火かな        (9点)中山月波さま
氷菓子あの娘当たりを引いたわね (9点)由野さま
劣情は線香花火ほどの夜            (8点) 耳目さま
きみの住む昼寝の国の風のいろ    (7点)大西主計さま
スキップの数だけ夏の飛び跳ねる   (7点) 城内幸江さま   
夏来るヴォーカル以外全募集        (7点)桃猫さま

◆高得点者

bell比々きさま          (計24点)
bell耳目さま             (計24点)
bell佐東亜阿介さま   (計19点)

小川めぐる          (計14点)
大西主計さま       (計13点)
中山月波さま       (計11点)
衒叟さま             (計10点)
由野さま             (計9点)
城内幸江さま      (計8点)
かま猫さま          (計7点)
桃猫さま             (計7点)


皆さま、本当にたくさんの素敵な作品を有難うございました!!!
また来月の頭ごろにも考えていますので、どうぞよろしくお願い致します~~~!

◆「第三回プチ句会」結果発表~!(ま行~)

ハアハア、ようやくここまで来ましたあああ!!!

◆正丸さま(計3点)

埋めつくすライブ会場夏の色 (1点)
○ライブ会場の熱気が夏の色と重なります(寿々)
★「ライブ会場」と言った場合、
 人のいない空っぽのライブ会場を思い浮かべる人は少ないのではないでしょうか。
 「完全な無駄」とは言いませんが、「埋めつくす」と「ライブ会場」の組み合わせは
 損だと思います。「埋めつくす」を示唆する言葉で十分。
  【熱気立つライブ会場夏の色】……もっと攻めて、
 【汗光るライブ会場大気(たいき)揺れ】……ちょっとオーバーかな?(ヨミビトシラズ)

ゆつくりと下る自転車坂の夏 
★あまりにも夏色の歌詞そのままのような気がします。すみません。(トポル)

寄り添って真夏の夜の波の音 (2点)
○ストレートでいいな。こういう句が好みです。
 歌詞そのままじゃなくなるけど「寄り添うて真夏の夜や」にするとエッジが効くかな。(GONZA)
○あー、いいですね。サザンの真夏の果実が聞こえ出します。
 砂のザラザラという感触も。(松尾千波矢)

◆松尾千波矢さま(計2点)

昼寝覚め君のもうすぐ来る時間 (1点)
○こちらは村上春樹の本を思い出しました。
 やれやれ。いつの間にか寝てしまったよ。もう少し寝て居よう。
 そんなセリフが出てきそうです。(24516)
★好きな句です。「もうすぐ君の来る時間」するとさらによいと思います(かをり)
★「もうすぐ」で時間の経過や期待が現れていますが、
 そのぶん「覚め」や「時間」が説明的に感じられました。(衒叟)

夏木立君の背中の広きかな (1点)
○後ろから見た彼の背中が広くたくましく見えた瞬間の切なさが伝わります(寿々)
★ドジな私は「夏木立くん」と読んでしまいました。
 こういう事を回避するためにも、語順を変えた方がいいと思います。
 例えば「君の背の広さに気づく夏木立」とか。(中山月波)
★「夏木立」好きな季語です!
 その季語にぴったりの爽やかな景ですが、
 「なつき・りつ君」と読まれる可能性もあるので語順を変えて「君」から始めるか、
 季語を変えてみるか・・・
 例えば「涼しさや君の背中の広きこと」といった方向もアリかと思いました。(めぐる)
★「広き」は連体形ですから「かな」に接きにくいように思いますが、
 省略を含むのでしょうか。
 「広かる背中かな」あるいは「夏木かな」の意か、気になりました。(衒叟)
★私みたいに何も分かってないのが、アドバイスとか出来るわけではないので、
 読み流していただいても結構ですが、
 13.の夏木立君・・・が「なつき たつクン」と読めてしまいました。
 ひらがなや語順の入れ替え等でご検討いただけると良いのかも・・・と思います。(税悦)

チャリ押して埠頭を行けり薄暑光 
★「チャリ」が少し乱暴に感じました。
 「自転車を押して埠頭を行く薄暑」といった形もアリかと。(めぐる)

◆桃猫さま(計7点)

アマリリス壁にセピアのヒムロック  

夏来るヴォーカル以外全募集 (7点)
◎・メンバーがいないことで、かえって唄い手の存在、個性が際立ちます。
 ジャイアンリサイタルを想像しました。
 それでも衝動が抑えられないのだから激しい恋の歌に違いない!(由野)
○「夏来る」の後に「!」がついて見える。「全募集」の後に「!!」が見える。
 ポスターの文字をそのまま抜いたようで、バンド募集あるあるなのも楽しい。
 下五「募集する」で韻を踏んでも面白かったかも・・・
 いや弱いな、やっぱり「大募集」「全募集」「超募集」の方向ですね(めぐる)
○一番モテるであろうヴォーカルは、きっと自分で、
 ハジけた夏にしたいからバンドやろうぜ!的な高校生っぽさに共感しました。(小倉じゅんまき)
○後先を考えていないところが若さ全開って感じでいいですね♪ 
 ただ「全募集」が造語っぽいのが惜しい・・素直に「募集中」で良かったのでは?(耳目)
○中七下五の面白さが最高です。
 絶対このヴォーカル(笑)は俺バンドやってるんだよねーって、
 すぐ女の子に自慢していて、そのあとの決め言葉だと思いました。(24516)
○あるある感で、大笑いしました。
 「バンドやろうぜ! おれボーカルな」のパターンですね。
 雑誌のバンドメンバー募集コーナーでも、定番です。
 夏だエレキだ、ベンチャーズ!
 (言い古されたコピーですが、七・五になっちょります。誰か上五をつけてね)
 ではありませんが、夏休みになると青少年は、なぜかバンドを組みたくなるのです。
 お痔さんのころは、カルメンマキ&OZとかディープ・パープルと
 レッド・ツェッペリンとかのコピーバンドが、ぞろぞろいましたねー。
 ちょっとしたら、サザンオールスターズのコピーバンドが雨後の筍のように、
 ゾロゾロと・・・。お痔さんは、チェッカーズも良かったんだがな。(上里雅史)
★以外であれば「全」の意を含みますから、
 「募集中」や「大募集」などの表現も考えられます。
 季語に因果を含みますので、もう少し離しても面白いと感じました。(衒叟)

上を向いて歩く夏野に星ひとつ   桃猫
★上五の「上を向いて」は下五の説明でしょうか。
 そのぶん、夏野に係る景を詳しく描けるように思いました。(衒叟)

◆立志さま(計2点)

ゆず唄を夏の真下へ放ち風 

立ち漕ぎで男坂越ゆ夏のゆず (2点)
○「立ち漕ぎ」「男坂」ともに言葉のエネルギーを感じます。
 「夏のゆず」の濃い緑も重なってエネルギッシュなお句だ思いました(葉音)
○立ちこぎ、もう出来ません。(はずきめいこ)
★「夏のゆず」がちょっと苦しいように思えました。
 夏の季語である「柚子の花」ではどうでしょう。(小市)
★「ゆず」自体が夏の季語なので、(←間違い!申し訳なしです~!!!)
 「夏のゆず」は厳しいかも・・・。
 立ち漕ぎ」「男坂」と強い言葉が続くので、
 季語も同じくらい強くしないとバランスが取れない?と思ったのですが、
 「立ち漕ぎ」するくらいだから、
 わざわざ「男坂」とまで言わなくても勾配がきついのは分かりそう。
 となると例えば「立ち漕ぎで上る道なり柚子の花」などとサラっといくか、
 逆に「男坂」を採って季語をギラつかせる方向にいくか。2句出来そうですね♪(めぐる)
★「越ゆ」の古語を用いるなら、「で」の口語が気になります。
 夏のゆずは「柚子の花」の意でしょうか。(衒叟)

◆由野さま(計11点)

帆布めくラルフローレン夏旺ん  (1点)
○ファッションブランドの、この場合目の粗い、テニスあるいはゴルフシャツ、
 それを着用している人の汗。
 ブランドと季語だけで、想像を広げる上手い句だと思います。(正丸)

新しい青差して夏リマスター (1点)
○鮮やかな夏の景が浮かびます。
 すこし新しさも入れながら、何回もリマスターして楽しみたい夏がありますよね。(葉音)
★「リマスター」だと「新しい青差して」と辻褄が合っていないように思います。
 新しく青を足したのならリミックスかなと思いますが、いかがでしょう。(小倉じゅんまき)
★「リマスター」が答えになっているように感じました。
 「新しい青」の表現は面白いと思います。(衒叟)
★「新しい青差す」って、「紅を差す」という表現なら知っているけど……
 どういう意味だろう?
 リマスター?……ごめん、これも良く分からない。バカですいません。(ヨミビトシラズ)

氷菓子あの娘当たりを引いたわね (9点)
◎ちょっと意地悪な、ちょっと羨んでいる女性の視線が面白い。
 氷菓子の当たり、が男の当たりに見えて仕様がない。
 口語が効いていると思います。(大西主計)
○「当たり」はアイスバーのことだけではなさそうね・・・と思わせて巧い!
 セリフ主としてアイスクリーム屋のオバチャンが浮かび
 「あの娘」の隣の素敵な男の子まで浮かびました。
 このニヤリ感、口語ならではの一句。(めぐる)
○氷菓子を食べ終わると、棒に「当たり」の文字。懐かしい感じがしました。
 「当たり」は、このコンサートチケット?いいなあ。(葉音)
○ホームランバーが懐かしい。
 はずれのスティックをかじりながらあの娘を見ているちょっと悔しい作者。(小市)
○アイスキャンディーを食べているのは中学生?小学生?
 くだらない事で嫉妬する女性特有の気持ちが見えて面白い。(中山月波)
○後半の、会話調のくだけた感じが好きです。
 あたりを引いた子は、なにも言わなくても、満面の笑みでわかります。
 見ていたお母さんたちが、「あの娘が、当たったのね」なんて、
 微笑みながら子供たちを見守っている姿が浮かびます。
 1980年頃、プロ野球にスピードガンが導入されました。
 そして野球お子様の好物、「ホームランバー」のあたり商品が
 「なんちゃってスピードガン 」だったんですよねぇ。欲しかったなあ。
 そんな、ムカシの記憶が蘇ってきました。
 ちなみに、わたしには、なんちゃってスピードガンは当りませんでした。(上里雅史) 
○何の「当たり」なのかは明示していないので、想像が広がる。
 ちょっと嫉妬まじりの話し言葉が、季語とマッチして効いている。(比々き)
○この句は、単純に「それだけの句」と言えばそれだけの句なのですが……
 非常に分かりやすくて素朴な出来で、内容も内容なので、
 読んでいて思わず笑みが溢れてしまいました。
 そもそも、「他人の買ったアイスのクジが当たっているかどうか」などという事など、
 子供はともかく大人は気にしまい……
 私だったら、こんな所にはなかなか光を当てられない。
 発想・構成共にこういう句の感性は私にはなく、ちょっと羨ましさも感じました。
 当たり付きのアイス……懐かしいなあ。(ヨミビトシラズ)


不備がないか、もう一回皆さまの選句メールを見直してみます。
何かしら気づいた点のある方はスグにお申し出くださいね!!!
何しろ私が頼りないので!!!coldsweats01

◆「第三回プチ句会」結果発表~!(た行~は行)

ひー、皆さまスミマセン!!!
遅くなりましたが、続きです~~~!!!


◆トポルさま(計5点)

五万余の陶酔ファシズムの真夏 (2点)
○確かにファシズム。ファシズムというとマイナスイメージだけど、いわれるがまま、ってとこにファシズムと持ってきた挑戦に拍手。(かま猫)
○夏色からここまで飛ばす発想力には驚きました!(城内幸江)
★作意は伝わりますが「ファシズム」が答えになっているので、
 これを用いずに陶酔の景が現れていれば面白いと感じます。(衒叟)
★この句だけを読んだ時、「ファシズム」「陶酔」「五万余」というキーワードを見て、
 私は「ヒトラーの演説記念日でもあったかな?」と思ってしまいました。
 兼題を見て、初めて意味が分かったんですが……
 「なるほど」と思うと同時に、「工夫で逆に損してるな」とも思いました。
 「ファシズム」という危険そうな匂いのする「強い-の言葉」を、
 兼題に従って+の要素(=夏ライブ)で着地させるのはどうでしょう?
 【ファシズムや五万の陶酔夏ライブ】
 ……まだ少し-の気配があると感じるなら、
 【ファシズムのごと陶酔す夏ライブ】
 ……ここまで来れば、兼題通り。
 「ライブ→陶酔(熱狂)→ファシズム」という発想は、面白かったと思います。(ヨミビトシラズ)

夜光虫を肩に流してディアナめく (3点)
○女神のようであるけれど肩に流れる美しい青は「虫」であり「プランクトン」別名「赤潮」というギャップ。
 最初は単純に綺麗な句だなと思いましたが、
 だんだんと「肩に赤潮乗せておすまし顔の女性」というシュールな光景が頭から離れ笑ってしまい、
 とらずにいられなくなりました。(桃猫)
○首から上は水面から出したまま、海の中に入っていき、しゃがんで立ったと同時に、
 夜光虫があたかも月の女神の衣装のように、肩からなだれ落ちる。
 景がくっきりと見える。(比々き)
○きれいな景色だなあ。実際にはどうかを別として、この美しさに一票(GONZA)
★「ディアナ」がわかりませんでした。調べたのですが、いろいろあって・・・(葉音)
★夜光虫の幻想的な光と月の女神ディアナの取り合わせが綺麗だなと思いましたが、
 上五には「を」をつけなくても良いのではとも思いました。(立志)
★おお、ディアーナ。月の女神ですたっけ? ダイアナともいいますか?
 DeNAベイスターズ、略称「でなべい」の連中のチアガール様が、「ディアーナ」ですね。
 夜光虫は波に光るプランクトンでありますが、「肩に流す」がようわかりませんでした。
 流してみたら、キラキラ綺麗そうではありますが。どうなんだろ。
 実際にやったら、きっと臭くなりますよ。
 ちなみに、ヤクルトのチア様は「パッション」です。
 お子様チア様は「スパークルズ」です。よろしくね。(上里雅史)
★雰囲気は何となく分かるんだけど、「ディアナ」って……普通に「女神」じゃダメですか?
 それとも、別に何か意味があるのかな……?(ヨミビトシラズ)

潮の香の槿花の小路曲り来る 

◆中山月波さま(計11点)

咲く前は震える線香花火かな (9点)
◎チカ!チカ!が始まる前のプルプルした球を「震える」と表した作者。
 心象俳句にも思えて心を動かされました。(かま猫)
◎発想が新鮮でいて、そうかも!と思える感覚は凄いと思いました
 線香花火が生きています。(城内幸江)
◎「線香花火」自体が詩を持っているので、下手をすると演歌のようになりがち。
 揚句は小さな物理的作用をクローズアップしています。
 尾っぽのひらひらした所を指で持てば、確かに先端は震えます
 作者はそこに花火の中で最も小心者の線香花火の怯えを見たのです。
 花火が「咲く」という安易な表現を補って有り余る見事な着眼、と思いました。(トポル)
○線香花火の楽しみは、丸い提灯(牡丹)ができてそこから小さな火花が散ること。
 丸い提灯は震えるのです。「咲く」から始まるのが素敵。(小市)
○最後まで特選にするか迷った句です。線香花火の観察が素晴らしい。
 輝く(動く)前の一瞬の震えあるいは縮みは、生きているもの、虫・鳥・動物、
 もちろん人間にも、みなに当てはまるように思います。(大西主計)
○花の開花をスローモーションで見ると、どの花もかなり大きく揺らぎながら花開く。
 線香花火も、花の一種と捉えたのが面白い。熱いものが震えるのも面白い。(比々き)
★咲く前というのは最後の大きくなる時でしょうか。すこし分かりづらかったです(24516)
★震えるのは、咲く前なのか? 
 プルプルプルと落とさないようにするのは、最後の方だった気がします。
 でも線香花火の震えるぷるぷる感が、好きです。(上里雅史
★中八が気になります。
 「震ふ」なら収まりますが、そうなると上五の「は」に合わないかもしれません。(衒叟)

風鈴や猫にあくびをもらう午後 (2点)
○とりたてて予定もない夏の休日。
 所在なげな空気感の中でちりりんと鳴る風鈴が爽やか。
 時折鳴るその音色が、眠りに誘う魔法のようです。
 猫と・・・一緒に・・・眠りに・・・落ちそ・・・うsleepy(めぐる)
○あくびはうつりますね。作者様も猫になりかかっているような錯覚に陥ります。
 自由気ままな猫になりたいな~(耳目)
★風鈴より他に良い季語がありそうな気がしました。(24516

五時半の夕日へダイブ夏休    

◆24516さま(計8点)

夏空をアクビやネコも吾も子らも (1点)
○みんなあくびしてる。なんか映画のよう。(はずきめいこ)
★あくびや猫がカタカナなのに少し引っ掛かりを感じました。
 「夏空ヘ」がいいかもしれません。(小市)

自転車を追ふ三輪車夏の空 (6点)
○幼い兄弟を思い浮かべました。お兄ちゃんの真似をする弟、弟を気にすることなく突き進む兄、でしょうか。微笑ましい。(小倉じゅんまき)
○三輪車を懸命に漕ぐ子供の汗まで感じます。(城内幸江)
○可愛らしい一句ですね。一生懸命に漕ぐ姿が浮かびます(寿々)
○夏ですね。子供のころの情景が浮かびます。
 冷静に見れば季語が動きそうなんですけど、中七下五の勢いで選びました。(GONZA)
○自転車は母かな~、兄かな~。。。
 三輪車を必死にこいで、汗だくになっている男の子が見えました。
 セミの鳴き声まで聞こえてきそうな句です。(税悦)
○キコキコと漕ぐ三輪車。小さい子がお兄ちゃんに張り合って漕ぐ三輪車。
 ムキになる男の子、なんかかわいい。(松尾千波矢)
★「自転車を追ふ三輪車」だけで、それなりに味のある光景になっています。
 ただし、それだけに語順がもったいないと思います。
 味のある光景を描いた言葉なので、「自転車を追ふ三輪車」を前に持ってきた場合は、
 それなりにインパクトのある5文字を最後に持ってこないと、
 着地が「取って付けたような感じ」になります。
 【夕立や自転車を追ふ三輪車】……etc

夏空やいつかのあの場所とうになく(1点)
○あの場所に居た「いつか」は、きっと真夏の真っ青なキラキラする日だったのでしょう。
 どんな出来事が心に刻まれていて、今、思い出されたのか・・・
 恋かな、家族との思い出かな・・・わくわくする気持ちになりました。(税悦)
★この句も最初に選んだ十数句の中の一つです。
 思い出深いあの場所が無くなっていて寂しく思うという経験は、
 長く生きていると誰でも一度や二度はあると思います。
 その感覚を詠んだ感性は好きですが、
 中七の字余りが気になって泣く泣く選から外させてもらいました。(立志)
★心情を季語に託して味わう句と思いますが、
 「いつか」「あの」「とうに」のいずれかが具体的であれば、
 もう少し景が浮かびやすいと感じます。「夏雲」が効いています。(衒叟)
★「在りし日の(ありし日の)」という、私の好きな言葉があります。
 それをこの句に組み込むと、【夏空や在りし日の場所とうになく】という句ができますが……
 「在りし日の○○」という言葉には「○○は既に無い」という意味も
 (確実では無いが暗喩的に)含まれていますので、「とうになく」も削れます。
 残った5文字で、色々アレンジが利くと思いますよ。
  【夏夕焼(ゆやけ)在りし日の道掻き分ける】……etc(ヨミビトシラズ)

◆はずきめいこさま(2点)

夏帽子一人沈んで見失う (1点)
○私と似た発想をされた方がいらっしゃった!しかもハッキリ「見失う」と。
 (私の句(34番)では実際は寸前で助けたので、どちらとハッキリ書きませんでした。)
 でも同時に「人間の証明」が頭に浮かんで、
 もしかしたら、麦藁帽がなくなったのかもしれないな~というようにも思いました。
 どちらであっても、夏色を感じる句です。(税悦)
★この両句の詠み手像が解りませんでした。
 傍観者だとしてもプール監視員かライフセーバーだとしても、
 静かに俳句詠んでる場合じゃないし。
 人波の中に沈むとか何かの比喩でしたら、ごめんなさい、読みが及びませんでした。(トポル)
★「沈んで」がどこでかわからないので溺れていく怖い一句に思えます。
 「見失う」と言わずに「人の波」などとした方がいいのではないかと思いました。(寿々)
★「一人、沈んで、見失う」が説明臭い。(大西主計)
★「人だかりや背丈の高い草花に隠れて、
 帽子(及び、それを被っている人)を見失う」という意味だろうか?
 仮にそういう意味だったとしても、そこから何を感じ取れば良いのか、
 鈍感な私には分からない……ごめんなさい(涙)(ヨミビトシラズ)

自販機の「和梨ソーダ」の味いかに (1点)
○どんな味だろう?夏の小さな冒険。きっと廻し飲みするに違いない。(由野)
★うーん、完全な季重なりではありませんが、
 「梨」と「ソーダ水」はいずれも季語であります。
 しかし、ここは「和梨ソーダ」である必然性があったのでしょう。
 そう思ったとき、「和」梨がポイントなのでしょうか。
 いわゆる「洋」梨に対峙するものなんすかねー?(上里雅史)
★面白いんですが、「味いかに」と作者自身の疑問を中空に放り出して終わり、
 になってます。読者は「知らんがな」と答えてしまいそう。
 作者には「俳人なら、まず飲まんかい!」とハッパをかけたいですね。
 因みに、梨ソーダは昔からあり、まあまあ、です。(大西主計)
★日常の何気ない呟きが五七五の詩になることはありますが、
 こちらは残念ながら十七音になっている[「だけ」な気がします。
 ソーダを目の前にしてなかなか飲まない二人、
 味が不安なのか好きな人を前に緊張しているのか・・・
 「和梨ソーダどうぞどうぞと言うばかり」といった方向に行けそうな気がします。(小川めぐる)
★和梨ソーダの驚きは窺えますが、季語のちからが弱く、詩を感じられにくいように思いました。(衒叟)
★うん、僕も知りたい(笑)(ヨミビトシラズ)

蚤夫婦みたいになろうとプロポーズ 
★可愛い!応援したくなる二人です。が、「蚤夫婦みたいに」というと、季語としての働きが弱くなる気がするので、そこが惜しいかも!(小川めぐる)
★この比喩では、季語のちからに至らないように思います。中八の「になろう」「と」も気になります。(衒叟)

◆葉音さま(計3点)

夏の山背負ひて走り来る少年  (3点)
○少年の清々しさとぐんぐん来る感じが夏の山の季語によって一段とはっきり見えました。(城内幸江)
○「 夏の山を背負う」、無理なようで、無理なく景が見える。着眼がとても面白い。(比々き)
○夏を迎え、生き生きとした少年の迫力が伝わってくる句。
 「山」「背負う」「少年」という、一見繋がらなさそうな要素が
 「夏(夏休み)」というキーワードで上手く繋がっています。
 動詞がやや多いのが気になりましたが、
 動作主体が「少年」の一点に絞られている事を考えれば許容範囲かと。
 この調子で余りにも遊び過ぎると、
 【宿題を背負ひて走りける少年(季語なし・川柳)】なんて事になるかも(笑)(ヨミビトシラズ)
★内容が伸びやかで楽し気なのに、調べが窮屈な気がします。
 語順と言い回しを少し変えてみると、「夏山を背負つて少年走り来る」になります。
 「しょって」「しょうねん」の韻で動詞の多さも生きてくるかも?(めぐる)
★しっかりと景が浮かびますが、少し中七が説明的に感じます。
 走り来てどうなったのか、その先が気になります。(衒叟)

夏色の空弾きたるラブコール 
振り上げし拳解きて夏来る  
★「コンサートが終わり、突き上げた拳が解かれた時に夏が訪れる
 (夏の訪れを感じる)」という趣旨の句で、着眼点は良いと思います。
 ただし、「コンサート」というキーワードが無い状態なので……
 兼題を見ずに句を見た私は、「拳を振り上げる・解く(=下ろす)……デモか、はたまたストライキか?
 でも、春闘だったとしたら【振り上げし拳解きて春来る】だよなあ……」
 などという事を考えてました。
 【ライブ行き声援枯らし夏来る】……まずは、堅実に。
 【声援枯らすこのライブ夏来る】……動詞が多いので、削りました
 意味は微妙に変わりましたが(汗)(ヨミビトシラズ)

◆比々きさま(計24点)

うつくしき嘘のごとくに着る浴衣(10点)
◎比喩の句を選びました。着物文化はもはや日常から消え去った、と言っていいでしょう。
 とりあえず、着付けできないし。しかし、浴衣だけは違います。
 若者にまでも、浸透しています。かつて、誰だったかの随筆で読みました。
 若者にとって、着物は無くなった、キモノが残っているのだ。
 日本の伝統文化である着物ではなく、おしゃれな可愛いキモノを若者が好むのである、と。
 美しい浴衣。若者に限りませんが、袖に手を通すときに、
 なんだか虚構の自分のような気がするのでは、ないでしょうか。
 一種の「非日常」です。その非日常を「うつくしき嘘」という美しい表現で、
 一気に切り取った句と思いました。(上里雅史)
◎「うつくしき嘘」の比喩に「浴衣」、一瞬「うん?」となりましたが、
 普段の姿からは想像できないような、しなやかで、艶めかしい姿を想像しました。
 発想に良い刺激をいただきました。(正丸)
○夏祭りの日にだけ着替える浴衣の、
 少しだけ非日常的な美しさ、
 いつものあの人とは別人なのではと思ってしまうような感じを上手く表現できていると思いました。(立志)
○少女であってもすでに女なんだなぁと感じさせる句です。
 この季語にこの表現は絶妙だと思いました。(佐東亜阿介)
○浴衣の本意を「軽み」を以ってあらわした、秀逸な比喩です。
 うつくしき嘘」も素晴らしく、「着る」の動作で句が締まっています。
 下五を季語で収める韻律もきれいです。(現s脳)
○うつくしき嘘という言葉が綺麗です。
 お母さんを亡くして未だ悲しんでいる娘が、
 一回忌の帰省でおばあちゃんを喜ばせるため、無理して笑って浴衣を着てる。
 この言葉でそんな妄想が出てきました(24516)
○「うつくしき嘘」に説得力あり!!「ひとときの幻」といったニュアンスで罪がなさそう。
 この嘘に、男は喜んで騙されるのでしょう。
 また、この句を読んで、ちょっと怖い想像もしました。
 いずれ「浴衣を着る」という行為(文化)自体が嘘のようにも思えるような、
 そんな未来が待っていそうで・・・。
 願わくば、10年後、20年後の夏も浴衣姿の見られる日本でありますように!(めぐる)
○浴衣の句ははひとつだけでした。浴衣姿は男性は好きでしょう(はずきめいこ)
裏切りのやうに花火のあとの闇 (13点)
◎あのコンサートが終わった後の静けさ、
 寂しさににまで発想を飛ばしたのが素晴らしいと思いました。(葉音)
◎裏切りという強い言葉によって、妄想が膨らみました。
 見た目には仲良く見える恋人同士が花火大会に来ているが、
 実は片方は別れを考えている。笑いながらいつ別れ話を言おうか考えている。
 そしてそれを言われた時の衝撃。妄想が止まりませんでした。(24516)
○花火が終わったあとの闇と寂寥感を「裏切り」と表した作者。素晴らしい。(かま猫)
○比喩が際立っています。花火大会ラストの競演が唐突に終わる感覚が出ています。
 闇に花火の残像がいつまでも残っていそうです。(佐東亜阿介)
○花火の消えた後の闇が「裏切りのよう」と、繊細でオリジナリティーのある表現だと思います。(中山月波)
○花火のあとの闇を「裏切り」と喩える大胆さと繊細さに惹かれました。
 裏切りから闇に収める措辞の配置も見事です。
 季語の周辺にまで目配りと心配りの行き届いた秀句と感じます。(衒叟)
○今回花火関連が七句あったのですが、消えた後を詠んだのがこの一句。
 「裏切りのやう」が闇を深めています。
 子供の頃、線香花火の最後の玉を下駄に落とすと穴が開くというので
 やってみた事も懐かしい。(トポル)
○すべての花火が終わった瞬間。
 それまで華やかだった夜空が、本来の暗さを取り戻します。
 その光景を「裏切りのやう」と描いた部分が、気に入りました。
 ぽっかりと口をあけた闇が本来の夜の姿なのですが、
 花火の後では「裏切り」に見えるかもしれません。
 この句を読んで、そう感じるかもしれないなー、と思いました。
 この句は、劣情線香花火とうつくしき嘘と、三つ巴の良さでした。
 特選にしようか、とっても悩みました。
 ちなみに。私 が最後に花火をみたのは、神宮球場の7回裏花火だったので、
 終了後も煌々と明るい照明がついてました(笑)。(上里雅史)
○昨年、港であった、花火の写真を撮りに行きました。
 水面にも映る花火も終わるり海も空も真っ暗 「裏切りのやうに」に納得です。(正丸)
○花火が消えたあとの「あ~終わってしもた~」という空しさが「裏切りのやうに」で、
 すごく共感できました。(税悦)
○「花火」というのは、「一瞬燃え上がってすぐ消える物」であり
 それが当たり前の物です。
 その「当たり前」に、
 敢えて「裏切りのやうに」という強い否定の言葉で切り込んだ感性が素敵だと思います。
 精神が枯れた私なんかは、
 花火を見ても【喜怒哀楽しょせん花火の光かな】などという感じ方しかしないので、
 ちょっと新鮮でした。
 「一瞬で消える花火に、つい色々と幸せな思いを託してしまう自分
 「嘘みたいに静まり返り、そのまま果てなく広がる闇は、まるで裏切りのよう」
 「夢のように消えないで、いつまでも輝いていて欲しい幸せ」……
 色々な読みができる句です。(ヨミビトシラズ)
★手練れの作品。が、「裏切り」と「闇」で全部説明しちゃったかも?という思いもあり・・・
あっさりと「裏切りのやうに花火の終はりけり」といった方向もアリかと思いました。
 いや~それにしても巧いです。作者の尋常でない力量に慄きました。(めぐる)
★とても上手いとは思ったのですが、花火のあとに闇が来るのは裏切ってはいないかな?・・と(耳目)
★凄く素敵な句で、最後まで選に入れようか迷いました。
 今回は若さと一歩の勇気をテーマにしたので・・うーん、ごめんなさい。(由野)
夕焼を褪せさせてゐる自転かな (1点)
○大きな景に軽い俳を見出して、さらりと「かな」で流す。
 俳味に溢れる洒脱な佳句です。「褪せさせてゐる」の気怠さが、夕焼に合っています。(衒叟)
★句材はおもしろいのですが、「褪せさせてゐる」が早口言葉っぽくてちょっと調べがぎこちないです。(耳目)
★「自転」……?自転車の事?それとも、地球の自転の事?
 色々と気になる句だけど、どっちにしても意味が今一つはっきりしない……(ヨミビトシラズ)


おーーーーっと、怒濤のコメントで記事が伸びる伸びる!!
「ま行」以降の皆さま、今しばらくお待ちを~~~!!!

◆「第三回プチ句会」結果発表です~~~!(あ~さ行)

ドンドンドン、パフパフ~~~notes
お待たせしましたっ!!!
全参加者からの選句メール受付完了致しました!!!
今回は、コメントをたーくさん頂いたので、投句者50音順で少しずつUPしていきますね。
得点は、特選(2点)+並選(1点)で計算しています。

ヲヤおかしいぞ!俺(私)もこの句にコメントしたぞ!!!と仰る方は今すぐメール下さい~!

◆上里雅史さま(計5点)

ペダル重き部活帰りの小暑かな  (2点)
○なかなか思うように結果が出ず重い足取り。
 春愁のまだ引き引きずっている感のある小暑が効いていると思います。(かま猫)
○部活帰りの坂ってきついですね。それも小暑とは。
 むせ返る汗の匂いを感じました。(松尾千波矢)
★部活で苦い出来事があったことは伝わりますが、
 「重き」が少しだけ説明的で、季語に近いと感じました。(衒叟)

誰も居らぬ夏の夜明けの通学路  (1点)
○夏休みだから通学路に誰もいない、などと理屈を言っては詩は生まれない。
 人が消えた、夏の夜明けの、見慣れた路の、なんと清新で期待感に溢れていることよ。
 新聞配達をしていた頃の空気感が思い出されます。
 雀荘からの徹マン帰りとはぜんぜん違います。(トポル)
★夜明けの通学路に「誰も居らぬ」のは説明的と感じました。
 上五で他の景が描かれていればさらに、夏暁に余情があらわれると思います。(衒叟)
★「夏の夜明け(早朝)」の「通学路(道路)」に「誰もいない」のは、ほぼ確定事項です。
 言わなくても分かります。
 素直に【静けさや夏の夜明けの通学路】【無音なり夏の夜明けの通学路】の方が正解かと。(ヨミビトシラズ)

江ノ電の踏切の先半夏雨(2点)
○これも季語がいいと思います。簡単に情景を描いただけのところがまたいいと思います。(佐東亜阿介)
○踏切の向こう側が雨ということはこちらは晴れ。対比によって体感温度急上昇。(由野)

◆大西主計さま(計13点)

もんじゃ焼き花火のことも話しをり (2点)
○ もんじゃの湯気が見えるよう。何気なさが一層リアルです。(城内幸江)
○4~5人のグループ交際からどう抜け出すか?
 描かれていない花火のデートを想像してドキドキしました。(由野)
★上五が主となっていて、季語が効いていないように感じました。
 「のこと」「も」が気になります。(衒叟)
★素直な句。情景が眼前に浮かびます。もんじゃ、いいですね。
 月島でやると、世話焼きのオバさんが
 「土手を作って、ここに流し込んで」とレクチャーしてくれますね。数度体験しました。
 もんじゃは、地元の人にとっては一年三百六十五日あるんでしょうけど、
 わたしのようなよそ者にとっては、
 なんとなく花火の季節(隅田川の花火大会とか)にやるものですね。
 小さいコテをひらひら返しながら、花火のことを話している二人。
 いや、四人かもしれませんが。ビールがうまそうです。
 惜しいところは、景が広がらなかったところでしょうか。
 花火を話しているのが、どんなメンバーなのか
 (恋人、おっさん同士、不倫のキリン)が想像できると良かったです。(上里雅史)
★おしいなあ。なんだか「も」でぼやけちゃいました。(GONZA)

列島は南を目指し夏の潮 (4点)
◎夏に向かうに従って、列島全てが南下しているのではという発想は、
 ダイナミックですごく好きです。
 島国日本ならではの発想でもあると思うし、他も良い句ばかりですごく悩みましたが、
 この句が発想力で頭一つ抜けていたのではないかと思います。(立志)
○潮ではなく列島が動いている。発想と景の切り取りが楽しい句です。
 南を目指しているところに虚実のあわいを感じます。(衒叟)
○列島は日本列島。実は僕も「芒種」で同じ借辞を使ったので軽く親近感を持ちました。
 夏が深まることを南を目指すと大胆に言い替えた点は見事。
 「夏の潮」で船を連想させることにも成功していると思います。(耳目)
★「夏の潮」、即ち「黒潮」。
 「魚は夏になると南から来る黒潮に乗って一斉に日本列島に来るように、
 日本列島の人々は夏になると一斉に南を目指す」という意味だと思います。
 ただ、それぞれの言葉の意味が今一つあやふやで、読んでも読んでもしっくり来ない句。
 題材や仕掛けは悪くないのに…… 句に詰められた情報量が多い関係で、
 今の私には修正案も出せません。ごめんなさい。(ヨミビトシラズ)

きみの住む昼寝の国の風のいろ (7点)
◎昼寝の国ってどこだろう?南国かな?スペインかな?と想像掻き立てられました。(小倉じゅんまき)
◎「昼寝の国」だけでも素晴らしいのに、
 さらに一歩踏み込んで「昼寝の国の風のいろ」まで想像を飛ばした、作者の想像力に拍手!
 夢の国の風、私には透明な紫色の風が見えた。(比々き)
○昼寝の国の風は、きっと風の色でどれくらいの熟睡か分かるのだと思いました。
 もうそろそろ起きそうですね、それではさようなら。(24516)
○自分の魅力に気付いていない少女。おっとりしていて色白で。
 さあ!日焼けした王子の出番です!(由野)
○書き手に聞かなければ分からない事なんですが……この句で昼寝しているのは、
 幼い子供でしょうか? 「きみ」「いろ」が平仮名で書かれており……
 さらに「昼寝の国」という、どこか幼くてメルヘンチックな言葉が読み手の想像力を掻き立てます。
 「寝ているのは幼い子供である」と暗喩するためにそれらの言葉をわざわざ選んだのであるなら、
 書き手の細かいセンスには脱帽せざるを得ません。(ヨミビトシラズ)

◆小川めぐる(計14点)

薫風や海にまつすぐ向かふ坂(6点)  
◎二人でこれから下る坂は海にまっすぐ続いている光景がとても綺麗です!
 下る坂と言わずにこういう表現だと下り坂とわかりますね!素晴らしいです! (寿々)
○すごくゆずの曲と合っていて、
 読んでいるだけで風を感じる錯覚をするかのように情景が素直に思い浮かぶ良い句だと思います。(立志)
○風と一緒に海へと向かうさわやかな気持ち。情景を通じて作者の気持ちがうまく表現されている。(小市)
○形が一番きれい。教科書のようなお手本にしたい一句です。(耳目)
○自宅近くに、海に向かって下る道があります。
 近頃は建造物が増え、昔ほど感動しなくなったのが残念です。季語が効いていると思います。(正丸)
★大変好きな句です。「海に」が「海へ」であれば戴いておりました。(佐東亜阿介)

坂道は下りがいいね大夕焼(4点)
◎シンプルですが一読してとても心地良かった一句です。
 口語の軽さが昼間の苦労から解放された感がすごくよく出ていると思いました。(耳目)
○俵万智を彷彿とさせる(かをり)
○二人並んで歩きつつ自然に口をついた言葉なのか。それとも一人か。
 若い女の子かはたまた組長のような妙齢の女性の呟きか。
 想像をかきたてつつ大きな夕焼けに向い、下り坂を行くシルエットが浮かびました。
 平易な言葉でありつつ大きな世界。(桃猫)
★大夕焼では理屈になっていると思いました。(24516)

短夜の夢よ火となれ星となれ(4点)
◎美しい対句、快い調べ。詩の韻律が実に見事です。
 火と星を並べているところにも詩情を感じます。
 「よ」が効いていて、季語の景と意が存分に拡がっています。
 対句の教科書のような佳句です。(衒叟)
◎今回、並選はどれを残すか散々迷ったのですが……
 特選のこの句だけは、何も迷う事なく決まりました。
 「この句の雰囲気が私の性格・趣向に合っていたから」というのもあるんですが(汗)……
 「短夜(=夏の夜)」「火」「星」という言葉から
 「花火」という隠れたキーワードが嫌でも浮かび上がって来るようになっており、
 それが「短夜の夢」という「どこか儚さを感じさせる言葉」とうまくマッチしていて、
 もはや申し分なし。
 「短夜」「夢」「火(=一瞬燃え上がってすぐ消える)」「星」という単語単体でも
 「儚さ」という要素が感じられるので、さらに申し分なし。(ヨミビトシラズ)

◆小倉じゅんまきさま(---)

狂宴のタンバリン手も夏も青  

◆かま猫さま(計7点)

オフロードタイヤの轍夏と君   
★おおう。オフロードタイヤ。自動車ではなく、オートバイでしょう。
 ああ、でも「轍」かあ。轍は、現在形のみでなく過去をも含む形ですね。 
 幾多のバイクが走り抜けた、オフロードの坂道。
 「君」はバイクを駆って走る人なのか、バイクに乗る僕を見守ってくれる人なのか・・・
 人だったのか。最後「君の夏」とか「夏の君」「君と夏」ではなく、「夏と君」なんすよね。  
 かっちょいいなあ。色々な景をすべてを抱いた夏と、君が並列なわけです。
 で、君はバイクの人なのか、見まもってくれている人なのか。悩むなあ。(上里雅史)
★「オフロードタイヤ」「夏」と言うと、
 いかにもアウトドア全開で夏(夏休み)っぽいイメージがしますが……
 さすがに、タイヤの字数が多すぎる気がします。
 コスト17で何とかしなきゃいけないのに、コスト8は痛い。
 ひどい場合、「オフロードタイヤ」しか読み手の頭には残りませんよ(汗)
 「字数の多い名詞」を使う場合、次の2点には気を付けた方が良いと思います。
 1.その単語1つで、主役を張れるかどうか
 2.主役が目立ち過ぎるあまり、脇役が軽くなりすぎないか
 「オフロードタイヤ」はそれなりにインパクトのある単語で、
 この一語で主役を張れるだけの力はあると思います。
 ただ、この句の問題はその後で……「轍」「夏」「君」という単語が平凡すぎる上に
 動詞が一切無いために動きに乏しく、
 結局「オフロードタイヤ」という単語だけが目立つ結果になっています。
 単なる「脇役」で終わらない、
 そこそこ存在感のある「助演」級の単語(もしくは要素)が必要だと思います。
 【オフロードタイヤ今夏もお留守番】
  ……「留守番」は、ちょっと目を引く言葉だと思います。
 「タイヤが留守番」という擬人化が俳句として成功してるかは、
 私には分からないけど……どうだろう?
  【オフロードタイヤに刻む夏の恋】
  ……「刻む」という少し強い動詞を使った上で、
 「夏の恋」という分かりやすい要素で直球勝負。
 即ち、【タイヤに刻む傷夏の恋の跡】。(ヨミビトシラズ)

白熱のステージ白靴のジャンプ (6点)
◎いきなり「白熱のステージ」!そして「白靴のジャンプ」
 熱いライブパフォーマンスが伝わってきました。
 白の靴からお洒落なバンドマンなのだろうなと察しました。
 句またがりとはよく言ったもので本当に足が伸びてこちらに飛んできそう。(桃猫)
○白の繰り返しが効いていると思います。情景を素直に思い浮かべることができました。(葉音)
○白と白、しかも読みが違う所がニクい!(かをり)
○ジャンプしてましたね。しろくつが合います。(はずきめいこ)
○「ゆず」のふたりのライブ会場にいるようです。
 ふたりには、白靴がよく似合う。(松尾千波矢)
★「白」の頭韻の楽しい句ですが、中七下五の破調でリズムが崩れ
 ジャンプの勢いを削がれた感を覚えます。(衒叟)

夏雲突くアッパー野外コンサート (1点)
○いきなり「夏雲突く」。すごい。そして「アッパー」マジで?
 最後に「野外コンサート」でなるほど!語順が巧みでおお~~~と思いました。
 エキサイトする野外コンサートはぶつかりつつ叫びつつ夏の雲を動かすのですね。(桃猫)
★「アッパー」が判りにくいように思います。「突く」の意と重なっているのでしょうか。
 季語の説明であれば、省略できるように感じます。
 夏雲ですから「野外」も含むでしょうか。(衒叟)

◆かをりさま(計2点)

自転車にブレーキ夏の恋にアクセル  
★相反するものを、並列にした句です。
 とても共感しましたが、唯一欠点があるとすれば、自転車にアクセルはないです。
 自動車だったらアクセル、オートバイだったらスロットルですねー。
 ゼロ戦もスロットルだったらしい(By坂井三郎)。
 それらを前提にして、この句を読んでも、なおかつ迫ってくるも のがあります。
 とても共感してます。自転車にとって「アクセル」は、強く踏み込むことなんでしょうか。
 「自転車にブレーキ夏の恋踏み込む」・・・うーーん・・・。(上里雅史)
★下五の字余りが「アクセル」の勢いを損ねているように思います
 詩を感じますが「夏の恋」が答えになっています。(衒叟)

夏色のグラスにゆず酒酌み交はす(1点)
○オシャレで尚且つ上手い、見事な句だなというのが率直な感想です。(立志)
★面白い発想の句だけど、「夏の気配がするグラスに、冬の気配の残るゆず酒を入れている(季節:夏)」なのか、
 「夏の気配が残るグラスに、冬の気配がするゆず酒を入れている(季節:冬)」のかが良く分からない。
 情景が確定できずに読み手が右往左往する、困った句。(ヨミビトシラズ)

夏至の日の繰り返されるアンコール(1点)
○35の続きのような句(同じ方が作ったのなら凄いなあ)
 じりじりと照りつける日差しと繰り返されるアンコール。
 その声には少しの倦怠も含んでいるように思いました。
 「夏至の日」というだけで野外であることが分かるのが良いと思いました。(桃猫)
★兼題を見ずにこれを見た時、私は「夏・繰り返される・アンコール……
 ああ、こりゃ蝉の大合唱を書いた句だろうな。でも待てよ…
 いくら何でも、梅雨も明けてない夏至(太陽暦6月21日ごろ)じゃ
 蝉が鳴くのは早過ぎるんじゃないか?う~ん……」という事を考えていました。
 本物のアンコールだったんですね(汗)(ヨミビトシラズ)

◆衒叟さま(計10点)

自転車は二項道路をぬけて夏(3点)
○二項道路と捻っているところが面白かったし、
 古い細い路地を走り抜けている景を感じられました。(小倉じゅんまき)
○自分が自転車に乗っている感覚さえします。ニ項道路がなんかいいです!(城内幸江)
○二項道路という言葉を知らず調べて「へぇ~」。いわゆるみなし道路のことなのですね。
 「ぬけて夏」が裏道を良く知る人物の自転車のスピード感が見事。
 狭い二項道路を抜けて夏の光に飛び込む眩しさは夏そのものだと思いました。(桃猫)
★「二項道路」なんて、現役の不動産屋じゃないと知らないと思いますよ。
 宅建に受かった私が忘れている位なんですから(笑)
 単に「狭い道」と言いたいのなら、【自転車は裏の私道(or小道)をぬけて夏】位で良いかと。
 えっ、「宇部興産専用道路」?……知るか、そんな物!!!!(笑)(ヨミビトシラズ)

かくり世のあらはる海や星涼し(5点)
◎幽玄な句です。エピソード題詠とは思えない格調の高さを感じました。(佐東亜阿介)
◎夏の夜の海の底知れない魅力というか魔力、「かくり世」とは言い得て妙と感じました。
 季語「星涼し」と視点が切り替わることで「うつし世」にとどまっている気になれて良かった!
 危うく海に引きずり込まれるところでした。
 もしかすると、確かな存在が隣にいるゆえにとどまれたのかも。
 独りの景を想像してもカッコいいんですが、
 二人だからこそ果てしない世界を眺めていられるのかもと考えると、
 とっても幸せな気分になれました。
 「かくり世のあらはるる海」とするのが正しいのかも?という気もしますが、
 よく分かっていないので教えて頂ければ幸いです。(めぐる)
○これも特選にするか迷った句です。
 現世に対するかくり世(幽世・常世・隠世)。
 山の奥とも、あるいはニライカナイのように海のかなたとも。
 仏教伝来以後は西方浄土も連想する。
 夏が来て黒潮が満ちてくると、マレビトの住む彼の世(地)に思いをはせる、
 その心情を詠んだ句。星涼し、がパッと見、ありきたりのようで、
 とても効いていると思います。(大西主計)
★「かくり世」はうつし世の反対とネット辞書にあったので、
 この世ではない世界に「あらはる海」。
 そして空に「星涼し」と幻想的だなあと思いました。
 「この世でない世界に海が現れて星が美しい」と読みましたが、
 もっと違う意味があるようにも思え作った方のイメージを聞きたいなあと思い
 ★をつけさせていただきました。(桃猫)
正酉は乙女を誘ふ卯波かな(2点)
○微妙なエロスを感じさせる句です。少女が大人になる予感を感じます。(佐東亜阿介)
○夏の正酉は不良に少し憧れる少女が、家に帰ろうか帰るまいか迷う逢魔が刻。
 そこを、夕日と波を背にサーファーが突いて来るのです。
 白い歯で、リコッタカレー食べに行かない?とか言っちゃって。(トポル)
★すみません。「正酉」をグ ーグル先生に聞いてみたのですが、
 「人名(まさとり)」とか解説するトンヌラな反応をゲットしますた。
 重ねてすみません。「正酉」の意味を教えてくださいまし。方角のこと?(上里雅史)
★調べましたら、「正酉(しょうゆう)」は午後6時の事だそうです。
 「正午」と同じ原理ですね……1つ、勉強になりました。
  ただ、この句は情景が漠然としていて、
 どんな物語を描いて良いのか良く分からない句です。
 「正酉は」の「は」の解釈も良く分からない……「に」や「の」だったら簡明なんですが、
 「(いつも決まって)正酉の時間になると、卯波が乙女を誘いに来る」で良いのかな?
 でも、仮にそうだったとして……他に意味とか伏線とかがあるのかな?
 私には分からない……(ヨミビトシラズ)

◆小市さま(---)

揺らいでる線香花火の太陽 
★上五の「でる」が気になります。中七下五の韻律が崩れていますが、
 季語の説明を含みますので、この破調は整えられるように感じます。(衒叟)
★線香花火の燃える芯を「太陽」と見立てたのは、すばらしい!
 しかし「揺らいでる」が説明的。例えば「ぶるぶると」といったオノマトペで、
 太陽なのに寒そうに震えているように描写すれば、
 今にも落っこちそうな恐怖感も同時に表現できて、
 もっと句に奥行きが出ると思う。(比々き)

散る線香花火の最後の火花
★大胆な破調ですが、調べの滞りと季語を説明しているところが気になりました。(衒叟)

忘れてた波に抱かれる夏の海
★上五の「てた」が気になります。
 季語と「波」も近く、少し景が浮かびにくいように感じました。(衒叟)

◆GONZAさま

二人乗りで回れる街や南風 (2点)
○好きな句です。この存続の「る」~ているの使用について、
 個人的には俳句の裾野を拡げるという観点からは、
 可能と誤読される可能性を内包していて悩ましく思っています。(かをり)
○私の若い頃は、今ほど二人乗りに厳しくありませんでした。
 でも、この二人は友達に見つかって噂になったりして。
 窮屈さもあっての青春。ちょっとタイムスリップしました。(由野)
★「回れる」に違和感がありました。
 「回ったよ」っていう意味だと思いますが、
 一読したとき「回ることができる」の意に読んじゃったっす。
 「回りし」とかだったら、そういうミスリーディングをしなかったのかな。
 あるいはいっそ、「南風ほにゃらら街を二人乗り」とすると、
 「ほにゃらら街を」の部分に新たな情報を入れられる かも。
 「古書店街を」「尾道のまち」「金融街を」「みなとの町を」「稲村ケ崎」「寂れた漁港」
 「うんこ踏みつつ」「灯台へ漕ぐ」「スタヂアムまで」などなど。
 作者の考えた、街の情景はどんなだったのでしょうか。(上里雅史)
★語順が惜しいかも!語順次第で上五字余りなのも解消出来そうですし、
 「二人乗り」=「二人でどこかを回っている」だから、
 「回れる」を省いて場所の情報を入れても楽しそうです。(めぐる)

◆佐東亜阿介さま(計19点)

欠伸する猫の前行く蝸牛(3点)
◎猫の「クァ~」っていう欠伸が聞こえてきました。
 暑くて眠くて、蝸牛で遊ぶ気もない猫の様子が目に浮かびました。
 この猫はきっと茶トラかな~。(税悦)
○選の5つ目、どれにしようか悩んだのですが、やはりお題に沿ってる句を選びました。
 「欠伸をする駐車場の猫」が肝ですから。(GONZA)
★発想は愉快です。ただ「前行く」が少々窮屈でしょうか?「行く」まで言わなくてもよかったかも?(耳目)
★これまたノンビリした句で、平和だなあ……と感じた一方で、
【欠伸する猫の前行く鼠たち】
これと比べたらどっちが平和だろう、と考えた自分がいました。
……この後の展開の考えようによっては、後者の方が物騒かな?(汗)(ヨミビトシラズ)

手花火の照らすピンクの鼻緒かな (12点)
◎「夏」「彼女」「進行形の恋」。特選句は、夏色の歌からイメージされる句にしようと。  
 そうしたときに、この句が「いいなっ」と入ってきました。(GONZA)
◎彼女の浴衣姿にドキッとしている男の子でしょうか?
 浴衣を季語に添えたいところを手花火とすることで花火の消えた闇も感じます。
 素敵な夏の句ですね。(松尾千波矢)
○日本的な花火にカタカナのピンクがいいですね(かをり)
○情景描写というか、展開がすごく上手だなと思いました。
 きっとピンクの鼻緒の人物は、浴衣を着て恋人と笑顔で花火を楽しんでいるのだろう。
 そんな風に自然に情景が浮かんできました。(立志)
○言葉としては鼻緒しか出てこないけれど、
 闇の中でしゃがみ手花火をする浴衣を着た少女の姿がくっきりと立ち現れてくる。(小市
○顔を見るのが恥ずかしくて、ピンクの鼻緒を見つめているのでしょうか。
 恋の初めのドキドキが伝わってきます。(中山月波)
○とても可愛らしい句です。ピンクの鼻緒のちいさな足の指先まで想像できる一句です。(寿々)
○一転、写生句を選びました。
 「手」花火の、明るいようで足元しか照らさない灯り。
 しゃがんだ君の、下駄(?)の鼻緒だけが、
 モノクロの世界から色をもって浮かび上がってきます。
 対象の「君」は、恋人なのでしょうか。
 もしかしたら、親が見ている子供の足元かもしれません。
 私的感情を移入すれば、中学生くらいの初々しいプラトニックな
 (今の子たちは、そうでもないんかな?)人たちを思い浮かべました。
 幼い恋人たちですね。(上里雅史)
○ピンクの鼻緒の下駄を履いた娘は、誰なんだろう?どんな関係なんだろう?
 自分の娘?子ども心の憧れの子?
 あるいは、亡くした娘の思い出(花火による迎え火)?と想像させます。
 ピンクの鼻緒、に焦点を絞ったことが秀逸と思います。(大西主計)
○女子ならこんな場面が「あった!あった!」と思える句です。
 鼻緒がピンクというのもまたかわいいです。(税悦)

短夜や路上ライヴの人だかり(4点)
◎まさしくゆずの原点(かをり)
○選にいただきます。「ゆず」へのあいさつ句としてふさわしい一句と思いました。(GONZA)
○路上ライブ出身のゆずですね。(はずきめいこ)

◆耳目さま(計24点)
ブレーキに二人の重さ桜の実 (11点)
◎下り坂なのか自転車のブレーキをかける。二人乗りなのでブレーキが重く感じる。
 「二人の重さ」という表現が好きです。二つ並んだ桜の実のような充実した二人。(小市)
◎上五中七がすごく好き。
 曲を聴いていない人でも、自転車に二人乗りして坂道を下っていることがわかるでしょう。
 季語は「さくらんぼ」の方が、二人がそっとくっついている感じが出て、
 イメージを結びやすいと思います。
 また「桜の実」よりボリュームがあるので「二人の重さ」がリアルに感じられると思います。(中山月波)
○「桜の実」で、なんていうか、ちょっと危なっかしいところのある二人、
 という関係性が浮かび上がりました。
 「ブレーキ」も、「何かというとすぐ喧嘩(ポンポン言い合う)」みたいな二人の日常に繋がって感じられます。
 この酸っぱさが青春なのねそうなのね(T▽T)(めぐる)
○初々しいカップルの二人乗りを思い浮かべました。
 ブレーキ「に」、桜の「実」で韻をふむ楽しさも感じられました。(小倉じゅんまき)
○2人はまるで桜の実のように淡い恋の始まりを暗示しているようなことを素直に詠まれて好きな句です。(かま猫)
○季語が絶妙です。
 サクランボと異なり、食べられない酸っぱいだけの実が若さを伝えています。(佐東亜阿介)
○さくらんぼではなく桜の実という季語が怖いです。
 鳥に落とされたり人に踏まれたりする桜の実と、
 二人乗りの自転車がブレーキをかける光景の取り合わせが怖いです。
 貴志祐介さんの『青の炎』という小説を思い出しました。
 この後の展開が気になって眠れません(24516)
○最初は二人の重さと、ペアでよく実ったサクランボの取り合わせかな、
 とやり過ごしましたが、よく調べたら桜の実とサクランボは別物。
 そこで桜並木の坂道に落ちる桜の実。二人の重さは加速するしブレーキの効きが悪い。
 さらに潰れた黒い実桜が滑る。ああ、これは危険な恋なんだと。(トポル)
○自転車も下り坂も言わずに、
 若い二人が一台の自転車に乗って下り坂を下っている様子が見えます。(正丸)

遠回りする口実の夕焼かな (5点) 
○夕焼がはまりますね(かをり)
○遠回りする口実はいろいろありそうだが、夕焼けの色と誘っている、
 誘われている頰の色まで想像してしまいました。(かま猫)
○やけに可愛い二人。夏は口実がいっぱいあって、いいもんです。(中山月波)
○恋じゃん!!!こんなことなかったナァ~としみじみ思い知らされました(笑)
 俳句の中だけでもこんな風に思われてた気分になっておこうと思います。(税悦)
○もう少し一緒にいたい気持ち。その口実が夕焼けかぁ。青春やなぁ
 夕焼けは・・・から始まっても素敵かも。(松尾千波矢)
★景は浮かびますが、類想感がありました。また、若干の説明感がありました。 
 雰囲気はとっても好きなので、「遠回り」「口実」のどちらかを変えてみては、
 いかがでしょうか。(上里雅史)
劣情は線香花火ほどの夜 (8点) 
○夏は劣情の季節。線香花火ほど小さいともいえるが、
 小さくてもなかなか終わらず尾を引く感じもする。(小市)
○今どきの草食系?妙にリアリティーがあります。(中山月波)
○劣情と線香花火の配合。云い得て妙の比喩に、舌を巻きます。
 季語の本意のオモテのみならずウラにも迫る洞察と、それを現わす確かな技術。
 上五の「は」が効いています。(衒叟)
○今回は、比喩の句 が気になりました。
 うつくしき嘘と、この劣情線香花火とは、どっちを特選にしようかと、迷いました。
 わたし的に甲乙つけがたかったです。線香花火ほどの劣情。かわゆいのでしょうか。
 それとも、秘めたるパチパチがあるのでしょうか。
 昔、国語の教科書(?)で、「線香花火の一生」なんてのを読みました。
 それによると、牡丹-松葉-柳-散り菊など、
 でてくる火花の形が次々と変わっていくのですよね。
さて、私の劣情はどれになるのかな・・・え゛? 散り菊? やっぱり。(上里雅史)
○類句があると思いますが、微苦笑とともに選びました。(大西主計) 
○「線香花火ほどの」なので、「線香花火」が比喩になっていて、季語としては?
 だが、花火に興じる男女を見ている男親世代の感慨として、
 性に淡白になった己への一抹の寂しさが滲み出ていて、これはこれで味わい深い。(比々き)
○「精神の枯れ」に続いて「肉体の枯れ」も感じている私にとって、この句は切実な句でした。
 「夏」と言えば「燃え上がるひと夏の恋」「一瞬で終わる儚い恋」などというのが定番ですが……
 この句は、物の見事にそれらの「逆」を突いています。新鮮です。
 先程の7の句には「隠れた若さ」を感じますが、この10の句には「隠せない老い」を感じます。
 非常に対照的で、印象的な句です。(ヨミビトシラズ)
劣情が尺玉ほどあった若い時分もありました。
 夏の劣情は勘違いが多いし、バババと燃えてすぐに消えちゃうに紙っくず。
 ははは、こんな達観しちゃった句は20代ではできない、そんな俳諧味。(トポル)
★欲望が小さい人なんているのでしょうか.どんな夜ならそうなのかが知りたかったです(24516)

◆城内幸江さま(計8点)

砂浜に並ぶ足あと夏の月(計1点)    
○満月に近い月夜、波打ち際の濡れた砂浜に続く足跡、
 遠くにはその主らしき影二つ、景の見える句です。(正丸)
★とっても美しい映像ですが、ありそうな句でもあり、
 具体的にどんな足跡なのかがあればと思います。(かま猫)

自転車で君と夕焼け雲握る   
★散文的で、句の韻律を感じられませんでした。
 自転車で雲を握る」の意がよく解りませんが、ブレーキのことでしょうか。(衒叟
★「今、君もこの夕焼けの景色も俺のもの!」という高揚感だと思うのですが、
 「雲握る」があまりにもイメージ的なので、違った表現ならと。(小川めぐる)
★ゆずの歌詞から想像した句なんだろうけど、
 「自転車で」「雲握る」の組み合わせに違和感を感じます。
 自転車に乗りながら雲に手を伸ばしたんじゃ、事故の元だよ(冷汗)
 【寝転んで君と夕焼け雲握る】【自転車で君と夕焼け雲探す】等の方が、
 光景としては自然な感じがしますが……かえって平凡かな?(ヨミビトシラズ)

スキップの数だけ夏の飛び跳ねる(7点)    
◎沢山の句のなかでも光ってる句でした。(はずきめいこ)
○ハツラツとした夏、楽しい光景がストレートに分かりやすく伝わってくる句だと思いました。(小倉じゅんまき)
○夏の躍動感が溢れた楽しいお句だと思いました。 (葉音)
○夏を擬人法で詠まれました。これは春秋冬では成立しません。
 夏だしハジけてみたいですよね♪(耳目)
○元気な句ですね!飛び跳ねると下五で終わリ方が好きです。(寿々)
○歓びをスキップで表現するというのも稚拙(ごめんなさい)ですが、
 非常に素直に詠んでいるところが、
 夏の楽しさをうまく表すことに繋がったと思います。(大西主計)
★弾けてる躍動感が伝わります。
 画像を見ないひとには少々大げさに映るかな?と。(かま猫)
★動画知らなくても分かるように野外ライブという情報が必要な気がしました(24516)
★入選に採らせてもらおうか、と悩みました。
 夏休みが来る期待感、希望が煌いていますね。
 採らなかった理由は、「スキップ」にひそやかな「春」感を嗅ぎ取ったからです。
 いやあ、単なる思い込みですけどね。
 新入生が、スキップしちゃっているという。 でも、いいなあ。(上里雅史)
★無駄の極致の句。
 「スキップ→跳び跳ねる」「スキップ→楽しい気持ち→夏が跳び跳ねているよう」
 という展開は、書かなくても誰でも予測できます。展開が平凡過ぎます。
 ただし、「誰でも予測できる」という事は、
 「この要素を「伏線」として組み込んだ上で俳句を完成させた場合、
 この「伏線」に誰もが気が付きやすい」という事なので……
 これを「伏線」にして句を作ると、ちょっとした句が完成する事があります。
  【スキップしあの娘と帰る夏跳ねる】
  1.「スキップ」という単語が「あの娘と帰る」と繋がり、
 実際の具体的な光景の一部(主人公の行動)として描かれている
  2.「スキップ」が、主人公の気持ちを表す言葉になっている。
 「あの娘と帰る」という内容が、さらにそれを後押ししている
 3.「スキップ」が、語として「夏跳ねる」に連携している(スキップ→跳ねる)
 4.「スキップ」が、意味としても「夏跳ねる」に連携している
 (もし「スキップ」を使わずに単純に「夏跳ねる」とだけ書いた場合
 読み手によっては「夏跳ねる(=楽しい夏)」の意味がすぐ理解できずに首をかしげる可能性がある)
 5.「帰る」「跳ねる」で韻を踏んでいる(しかも3音同士で、3音全ての母音が同じ)。
 「跳ねる」という言葉がキーワードの句なので、リズミカルさを呼ぶ韻は非常に大きい
 6.後半の読みが「あの娘と帰る夏/跳ねる」「あの娘と帰る/夏跳ねる」の2つあるが、
 どちらでも問題なく読みが通り、どちらも(意味に大差は無いが)味がある
 先程、私はこの句を「無駄の極致の句」と言いましたが……
 この句は、「素材」としては非常に優秀だったのです。
 私はさっきの句を2~3分で思い付きましたが、
 この句と会って「夏跳ねる」という言葉と「スキップ」という言葉との連携を思い付いていなかったら
 永遠にあの句は書けなかったと思います。
 「素材探し」や「素材選び」も大切ですが……
 「素材のまま勝負した方が良い句」と「素材のまま勝負すると失敗する句」の2つを
 見極められるようになる事も、大切な事なのかも知れません。(ヨミビトシラズ)

◆寿々さま(計1点)

聖五月ステップジャンプ軽やかに 
★「ホ ップステップ」としたら「軽やかに」で五月がぴったりと思います
 「聖五月」はキリスト教の雰囲気なので「風光る」や「緑さす」にしたら爽やかと思います。(桃猫)
★「聖五月」の本意をふまえると、季語が効いていないように感じます。
 瑞々しい生命感は窺えますが、聖母に対する敬意が気になります。(衒叟)

薫風やはしゃぐ二人の上り坂  

少年の眼に黄金色夕薄暑 (1点)    
○純粋な少年の曇りの無い眼には、
 同じ景色も大人とは違って見えているのではと思います。
 そんな、自分の少年時代を振り返らせてくれるような素敵な句だと思いました。(立志)

◆税悦(---)

沈みゆく無言の黄色水泳帽  
★この両句(34と48)の詠み手像が解りませんでした。
 傍観者だとしてもプール監視員かライフセーバーだとしても、
 静かに俳句詠んでる場合じゃないし。
 人波に沈むとか何かの比喩でしたら、ごめんなさい、読みが及びませんでした。(トポル)
★「黄色」が鮮烈で素晴らしい。でも「無言」が不要と思いました。(大西主計)
★着眼点は面白いのですが……すいません。
 想像力が良いんだか悪いんだか分からない私は、この句を初めに読んだ時、
 「黄色の水泳帽を被った子供が、帽子と共にプールに無言で沈みゆく」という、
 縁起でもない光景が思い浮かんでしまいました。
 ここははっきり、【沈みゆく主なくした水泳帽】【沈みゆく無人無言の水泳帽】
 などと書いておかないと、私のような人間が肝を冷やします。(ヨミビトシラズ)

夕立の染む空色のシャツ青く 
★空色と青が似ている色なので勿体無いと思いました。「夕立の染むシャツ」を使い、色でない言葉を入れたら素敵な句ができそう。(桃猫)
★えーと、空色はたぶん青いのですよね。ちょっともったいないです。夕立がしみる、青いシャツ、の組み合わせは好きです。(上里雅史)

水練のプール津波が白にした 税悦
★下五の「白にした」がイメージが湧かず。(大西主計)
★表現を詰め込みすぎて、景が浮かびにくいように思います。
 もう少し整理されていれば「白にした」の比喩も効くと感じます。(衒叟)
★これだけでははっきり分からないけど、「津波=東日本大震災」の事かな?
 また、仮にそうだとしても、「白にした」の意味が分からない……
 どういう意味なんだろう?(ヨミビトシラズ)


まだ途中ですが、記事が長くなるので、ここでいったん切りますねsweat01
「後半」、また夜にUPします、
すみませんが少々お待ち下さいまし~~~!!!

2017年6月 4日 (日)

◆6月14日締切の兼題:「秋櫻子忌」

次の兼題は、「忌日」。
「波郷忌」では【並】に拾ってもらうのがやっとでしたが、
水原秋櫻子といえば、私が初めて買った「俳句小歳時記」の編者!
兼題「啄木鳥」の時も「これ以上の句は・・・」と打ちのめされた巨星!!
これはッ!気合を入れてかからねば!!

◆季語解説

7月17日。水原秋櫻子の忌日。
紫陽花忌」「喜雨亭忌」「群青忌」とも呼ばれる。
明治25年(1892年)10月9日に東京神田で生まれ、
昭和56年(1981年)のこの日に、88歳で亡くなった。

◆代表句(Wikipediaより)

来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり(『葛飾』)
葛飾や桃の籬も水田べり
梨咲くと葛飾の野はとの曇り
啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々
ふるさとの沼のにほひや蛇苺
冬菊のまとふはおのがひかりのみ(『霜林』)
瀧落ちて群青世界とどろけり(『帰心』)

◆「俳句小歳時記」収録の水原秋櫻子の句(盛夏)

追風にまろびて涼し沖津波
七月の碧落にほふ日の出前
為朝の弓弦鳴りしか青あらし
山の端に見えざる海の夕焼雲
天騒ぎ摩利支天岳に雷おこる
谿二つ雷火立ちては相照らす
葭切のをちの鋭声や朝ぐもり
日ざかりの潮もてあらふ市のあと
湖いでてすぐ緑蔭の釧路川
夏山を統べて槍ヶ岳真青なり
泥落とす渦のしづかに青田べり
萱わけて馬の来てをる泉かな
滝落ちて群青世界とどろけり
なつかしや帰省の馬車に山の蝶
髪なでてうなじの日焼あはれなる
眠たさのうなじおとなし天瓜粉
降り足らぬ夕立の沖へ夜焚舟
花茣蓙や三年敷きける色褪せて
雷鳥もわれも吹き来し霧の中
合掌建人なきさまに雨蛙
煌々と灯蛾は舞ひ落つ水の上
焼岳のけぶりを右に道をしへ
向日葵の空かがやけり波の群
鯵干すや松葉牡丹のかたへより
白蓮のあまたは咲けど静かなる
泊船や萍敷きて幾日ぞ

◆参考記事

・「水原秋櫻子」(Wikipedia)
・「水原秋櫻子」(「ふらんす堂」より)
・『増殖する俳句歳時記』よりflair鑑賞文の中にさまざまな情報が。
・「文学者掃苔禄」よりflair辞世の句、お墓回りの様子も。

◆どうでもいい話

「水原秋櫻子」と言えばッ!
「どんな可憐な文学少女が・・・」と思わず夢想してしまいそうな美しい俳号ですね。
漫画界でいうところの、「立原あゆみ」ポジションです。
私は、そんな美しい名前に心から憧れておりますcrying

◆「蜥蜴」添削して頂きました!

わああああ、世界卓球と全仏オープンテニスに夢中になりすぎて、
(かすみちゃん!!まはるくん!!!おめでとぉおおおおーーーー!!!!)
あやうく忘れるところだったーーーーcoldsweats02impact
危ない危ない、『NHK俳句』初めての登場は、「入選の秘訣」コーナー。

叫びたき時もあつたか蜥蜴死す    (小川めぐる)

この句を添削して頂けるということで、
会う人会う人に「あなたならどうします?」と聞きまくりcoldsweats01
ある人は「死す」がドラマチックすぎるから「乾ぶ」かな、と言って下さったり、
またある方は「いっそ『蜥蜴鳴く』を提案されるかも」と言って下さったり、
「おぉ~!!なるほどぉ~!」と目からウロコを落としてばかりの私でした。
私は「十二音が主観だから、そこを直されるかも」と思っていたのですが、
注目の今井聖先生の添削は・・・

叫びたきときもあつたかありけり蜥蜴死す (添削)

ここは「断定」するのが良い、とのことでしたshine
なるほど!!
俳句的断定、気持ちがいいですねshine
「きっとこうに違いない」
と言い切ることによって、読み手の心にも波紋を投げかけることが出来るのかも。
今井先生、有難うございました!!
これから、もっと「攻める俳句」を心がけたいと思います!!!

2017年6月 3日 (土)

◆「第3回プチ句会」選句開始~~~!!!(選句受付者リスト更新)

お待たせしました!!
「第3回プチ句会」投句リストの発表です!!!
今回は、過去最多の参加者25名、投句数は全70句となりました。

<投句者一覧(敬称略)>
佐東亜阿介、由野、衒叟、トポル、松尾千波矢、寿々、中山月波、小川めぐる
小市、桃猫、正丸、耳目、税悦、かをり、立志、比々き、城内幸江、葉音、24516
小倉じゅんまき、大西主計、上里雅史、はずきめいこ、かま猫、GONZA

<選句>
下記内容で、メール下さいませ♪
◎特選1句:コメント必須
○並選5句:コメント必須
★アドバイス何句でも!(ここが惜しい、ここがおかしい・分かりにくい、などなど)
  皆さまからのアドバイスが何よりの勉強になりますshine
  是非、忌憚のないご意見をお願い致します!!!

  
◆選句締切:6月6日(火)23時JUST
◆結果発表:6月6日(火)24時より(集計が終わり次第発表します)

◆選句受付(敬称略)
 小倉じゅんまき、葉音、かをり、かま猫、立志、
 小市、城内幸江、小川めぐる、佐東亜阿介、中山月波、
 耳目、24516、トポル、寿々、桃猫、
 上里雅史、正丸、大西主計、由野、衒叟
 比々き、税悦、ヨミビトシラズ、GONZA、はずきめいこ


あれ?俺(私)送ってるよ???と仰る方、今すぐご連絡下さい!!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1.夏色の空弾きたるラブコール 
2.夜光虫を肩に流してディアナめく 
3.新しい青差して夏リマスター  
4.五万余の陶酔ファシズムの真夏 
5.薫風や海にまつすぐ向かふ坂   

6.夏色のグラスにゆず酒酌み交はす   
7.裏切りのやうに花火のあとの闇 
8.もんじゃ焼き花火のことも話しをり 
9.欠伸する猫の前行く蝸牛     
10.劣情は線香花火ほどの夜
   
11.風鈴や猫にあくびをもらう午後   
12.短夜や路上ライヴの人だかり   
13.夏木立君の背中の広きかな     
14.自転車は二項道路をぬけて夏  
15.かくり世のあらはる海や星涼し 
 
16.帆布めくラルフローレン夏旺ん   
17.氷菓子あの娘当たりを引いたわね 
18.坂道は下りがいいね大夕焼   
19.昼寝覚め君のもうすぐ来る時間   
20.チャリ押して埠頭を行けり薄暑光 
 
21.自転車で君と夕焼け雲握る      
22.夏空をアクビやネコも吾も子らも 
23.咲く前は震える線香花火かな    
24.夏来るヴォーカル以外全募集   
25.五時半の夕日へダイブ夏休     

26.揺らいでる線香花火の太陽 
27.誰も居らぬ夏の夜明けの通学路
28.短夜の夢よ火となれ星となれ   
29.埋めつくすライブ会場夏の色  
30.水練のプール津波が白にした 

31.ブレーキに二人の重さ桜の実 
32.遠回りする口実の夕焼かな  
33.江ノ電の踏切の先半夏雨  
34.沈みゆく無言の黄色水泳帽 
35.夏雲突くアッパー野外コンサート   

36.砂浜に並ぶ足あと夏の月   
37.正酉は乙女を誘ふ卯波かな  
38.自転車にブレーキ夏の恋にアクセル  
39.夏空やいつかのあの場所とうになく
40.夏至の日の繰り返されるアンコール  

41.ペダル重き部活帰りの小暑かな
42.忘れてた波に抱かれる夏の海 
43.オフロードタイヤの轍夏と君   
44.立ち漕ぎで男坂越ゆ夏のゆず
45.うつくしき嘘のごとくに着る浴衣
 
46.夕焼を褪せさせてゐる自転かな
47.薫風やはしゃぐ二人の上り坂    
48.夏帽子一人沈んで見失う      
49.蚤夫婦みたいになろうとプロポーズ 
50.振り上げし拳解きて夏来る 
 
51.列島は南を目指し夏の潮 
52.狂宴のタンバリン手も夏も青
53.アマリリス壁にセピアのヒムロック  
54.上を向いて歩く夏野に星ひとつ   
55.聖五月ステップジャンプ軽やかに 
 
56.少年の眼に黄金色夕薄暑  
57.ゆつくりと下る自転車坂の夏  
58.自販機の「和梨ソーダ」の味いかに 
59.潮の香の槿花の小路曲り来る 
60.寄り添って真夏の夜の波の音

61.スキップの数だけ夏の飛び跳ねる   
62.手花火の照らすピンクの鼻緒かな 
63.散る線香花火の最後の火花
64.自転車を追ふ三輪車夏の空  
65.きみの住む昼寝の国の風のいろ 

66.夏の山背負ひて走り来る少年
67.ゆず唄を夏の真下へ放ち風
68.夕立の染む空色のシャツ青く 
69.白熱のステージ白靴のジャンプ   
70.二人乗りで回れる街や南風

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ヲヤ、おかしいぞ!俺(私)の名前(句)がないぞ!と仰る方は、スグにご連絡を!!
よろしくお願い致します~~~!!!

払っても払っても夏(自由律)

今週の・・・いや先週のですね、更新がすっかり遅くなってしまいましたsweat01
(気を取り直して)お題は「初夏の箱根」shine
写真に収められているのは湯本の駅前、あなたなら、どんな一句を詠みますか?

【凡】4位:中田有紀(45点)
歩を進め箱根空木のごとき頬
中田「箱根空木って、白→ピンク→赤って色を変えて咲くんですよ。
    で山登りしている自分もだんだん頬が紅潮してっていう・・・」
藤本「木かと思って、ガッサガサの頬を想像してもうたsweat02
中田「思い込みで詠むとこうなるのよねえ」
夏井「名人の感覚は正しい。樹木の花なら『花○○』とか『○○咲く』とか言わないと。」

pencil箱根空木咲く登りきし君の頬(添削)

flair花だと分かる表現を!思いが正しく伝わる表現を心がけよう!

【凡】3位:ABC-Z橋本(50点)
旅の途中箱根空木に舞う心
小林「箱根空木ブームcoldsweats01
橋本「『舞う』で咲いてるっぽくないですか?」
藤本「『舞う心』、よく見る言葉(凡人ワード)ですよ」
橋本「スタンダードなんだshine
中田「『旅の途中』も気になるんですよねェ・・・」
夏井「二人ともエライshine
   『舞う心』スタンダードじゃなくて、陳腐です。」

pencil風に咲く箱根空木や旅さなか(添削)
夏井「こうなるとシュっと(上へ)行く」

flair『舞う心』はありふれた表現。自分にしか出来ない表現を探そう!

【凡】2位:真琴つばさ(52点)
初蛍湯本の宿に光りけり
真琴「今度、初めて蛍を見に行くんですよ・・・人生初蛍shine
藤本「これは・・・夏井先生がよくいう・・・『光らない蛍がいたら持って来い』coldsweats01
夏井「ハイ。光らない蛍がいたら持って来い!think
真琴「ああ・・・入れてもうた!って思ったんですよね・・・shock

pencilあくがるる湯本の宿の初蛍(添削)
夏井「何かに心を奪われて私の心が私の体から離れていくっていうのが、
    『憧れ』の語源なんですね。今の貴女のお話を聞いていると、
    まさに憧れているshine


flair当たり前の言葉は無駄!言わなくていい言葉が分かるようにならないと!

【無】最下位:渡辺えり(35点)
秀吉と初夏に夢見るチャップリン
渡辺「箱根の旅館に泊まったら、チャップリンも泊まったことがあるって。
    それで、戦で天下統一を夢見た秀吉と、喜劇で世界平和を夢見たチャップリンが、
    同じお風呂に入ったかも知れないという・・・」
藤本「いやあの、この句からそれは・・・」
夏井「小さなお盆にフルコースを並べて破裂したsad

pencil初夏の夢秀吉そしてチャップリン(添削)
夏井「あなたのこの構想は、是非!お芝居にして頂きたいshine

flairポイントをひとつに絞る勇気を!詰め込み過ぎるとかえって何も伝わらない。

【才】1位:ケンドーコバヤシ(72点)
小林「悩まなかったですね、今回。才能が芽生えてくるってこういうことかと・・・」
浜田「うるさいわcoldsweats02impact

故郷と違えど同じ夏の山
渡辺「スッキリしてるねshine
小林「他の季節では感じないんだけど、初夏になってグっと青くなってきた山を見ると、
    不思議に懐かしくなる。僕は箱根に縁もゆかりもないんだけど。
    その不思議な感じを、さらっと詠んでみました」
夏井「作者が分かって、鼻から悪いものが飛び出したみたいな・・・
    本当にビックリいたしましたcoldsweats01
    非常ーに素直に詠んでいるshineそれを『夏の山』という季語が支えている。
    『違(たが)えど』でもいいんですが、相違点がある・食い違うという意味になるので、
    ちょっと変えます」

pencil故郷にあらねど同じ夏の山(添削)
夏井「こうすると、『私の故郷の山ではないんだけれども』・・・とすっと出てきますね。
    ぃやーなんか才能あったんや、びっくりびっくり!」


軽く手の甲で汗だか涙だかをぬぐうような仕草の夏井先生、目がキラキラしています。
アルスさまのブログでケンコバの過去成績をまとめて下さってますが、
ここまで繰り返し挑戦してきて、ジワジワ成績を上げて来ての才能アリに、
驚きと感激を隠せなかったようです。本当に嬉しかったでしょうね!!!
私も、最初からずっとケンコバさん応援してきたので、ようやくの思いに震えています。
あれだけの話術をお持ちの方、俳句に慣れれば凄く素敵な句が出来ると信じてました。
これからフジモンを狙っていくことになるのか、今後の展開も超楽しみheart04
ケンコバさん、本当におめでとうーーーー!!!

そしてこの後はお待ちかね、特待生の査定に入ります。

【特】5級:中田喜子
雨あがる箱根うつぎの咲う径
夏井「やっぱり!特待生は勉強していますねshine
    普通に『咲く道』としてもいいんですが、『咲(わら)う』と詠んで。
    んも、勉強してますよちゃんと!!shine

査定ポイント:上五「雨あがる」適当か
結果:現状維持
コメント:言葉選びがもったいない

夏井「やっぱりもったいない!『雨あがる』五音使ってます。これ二音『雨後』で言えます。
    そしてさらに映像を入れると遠近感が出ます。」

pencil雨後の空箱根うつぎの咲う径(添削)
夏井「遠近感と色合いが、違ってくるでしょう?」

ここがポイントflair映像でより具体的に!
  
【名】3段:FUJIWARA藤本
箱根号これより初夏に入ります
藤本「こういう車内アナウンスがあったら楽しいなと・・・」
浜田「子どもを意識したな、これcatface

査定ポイント:下五「入ります」という口語が成功しているか?
結果:1ランク昇格!
コメント:表現が楽しい一句

夏井「楽しい一句ですよshine
    『箱根』という固有名詞も効いてます。山の中にずーっと入っていった時に、
    いかにも初夏の新緑が美しい、風が変わってきますよ皆さんという、
    『初夏』という季語を信じてやっているところがいいと思いますshine
    全体を見た時に、分からない言葉がどこにもないじゃないですか。
    こういう
分かりやすい句というのが、俳句のひとつの価値でもあるわけですね
    難しい言葉を使ったらダメってことじゃないですよ、
    こういう句の味わいがあるということです。
    全国の小学校に行くんですけれども、フジモンの句が好きという小学生、
    ホントに多いんです。」
藤本「!!!cryingshine


フジモン、涙のワンランク昇格―――!!!
本当に、素直な言葉で、素敵な内容で、フジモンの句は魅力的ですshine
さらっと詠んでするっと心に入る、そんな俳句を私も目指していますshine
ある時「ぽかっshine」と心に浮かぶこともありますが、
いろいろ言いたい言葉がうじゃうじゃっとあって、迷って悩んで、削って削って、
最後に「ふっ」と息を吹きかけた時に、ようやく現れてくれることもあるでしょう。
常日頃、そうやって表現と格闘していればいるほど、
神さまが「ぽかっshine」と閃きを与えて下さるんだとも思います。
人はひとりひとり違うから、個性は隠しようもなく現れるもの。
「あの人の句素敵だな、あんな句を私も詠んでみたいな」と憧れることばかりですが、
私には私の俳句が見つかるように、日々を慈しんでいきたいと思います。

2017年6月 1日 (木)

★「それミー吟行隊・関西支部」動き始めます~!

さてさてさてさてっ!!!
有難いことに数名の方から名乗りを上げて頂いて、
いよいよ動き始めた感のある「それミー吟行隊・関西支部」っshinehappy02shine
決起会と言いますか、親睦会と言いますか、顔合わせ的な集まりを、
来たる6月25日(日)に行える感じになってきました!!!

現在参加表明して下さってるのは、
bell小倉じゅんまきさま(愛知県)
bell税悦さま(兵庫県)
bell中山月波さま(大阪府)
bell私(大阪府)
の、4名であります。

参加メンバーの仕事の都合もあり、今回は大阪で行うことに決定いたしました。
はまのはのさま、ご都合いかがでしょうか?
ご覧になってましたら是非ご連絡下さいましshine
専用掲示板も設置しましたので、良かったらコメント下さい、
お待ちしておりまする~~~~~upupup

◆結果発表~!

5月句会の結果が出ました!
今回は、3句中1句に2点、あっ見慣れた数字だホっとするぅcoldsweats01

新緑をくぐり抜けゆく家族葬  (2点)

「美しいもの」×「死」という対比でスンナリ出たと思ったら、『象さん句会』に出した
霊柩車桜並木に入りゆきぬ 
と似たような句になっていましたsweat01
そして「家族葬」は幸江さまの『NHK俳句』佳作掲載句に使ってあった言葉sweat01
う~~~ん、もう一工夫必要でしたね・・・幸江さま申し訳ありませんsweat01sweat01sweat01


累計は14ポイントになりました。
早くも耳目さま(今月12点おめでとうございます!!)に並ばれたか逆転されたかcoldsweats01
しかし、私は「今年の目標50ポイント!」なので、ゆっくり行きますよ~~~!


◆投句開始です~~~!(現在25名受け付けています)

兼題「日焼」、昨日まで7句しか出来ていなくて、もうダメかもと思っていましたが、
何とか20句にはなりました・・・出来はともかく・・・shock

ということで、0時を回りましたので、かねてより告知しておりました「第3回プチ句会」、
投句受付を開始いたします~~~!
以下、再掲しておきますねhappy01

◆ゆず「夏色」ライヴ映像
 歌詞に沿ってでもいいし、喚起される思い出を詠んでもいいし、ドラマを構築したり・・・
 自由に翼を広げて頂ければと思います。歌詞はコチラからどうぞ♪

◆投句開始:6月1日(木)0時より(『俳句ポスト』兼題「日焼」の締切後から)
◆投句受付:前回同様、メールで受付いたします。
  句と俳号明記の上、ブログ左サイドバーの最上部「メールを送信」からお送り下さい。
◆投句締切:6月3日(土)23時JUST(3句まで)

6月3日(土)22:55現在の投句受付状況
    佐東亜阿介さま、由野さま、衒叟さま、トポルさま、
    松尾千波矢さま、寿々さま、中山月波さま、小川めぐる、
    小市さま、桃猫さま、正丸さま、耳目さま、税悦さま、かをりさま、
    立志さま、比々きさま、城内幸江さま、葉音さま、24516さま、
    小倉じゅんまきさま、大西主計さま、上里雅史さま、かま猫さま、
    はずきめいこさま、GONZAさま


   ヲヤおかしいぞ?俺(私)の名前がないぞ?と仰る方はスグご一報を!!

◆選句開始:6月4日(日)0時より(◎特選1つ○並選4つ★アドバイス何句でも♪)
  皆さまからのアドバイスが最大最高の勉強になります。
  是非、忌憚のないご意見をよろしくお願い致します!!

◆選句締切:6月6日(火)23時JUST
◆結果発表:6月6日(火)24時より(集計が終わり次第発表します)

ではでは、たくさんのご参加お待ちしております、よろしくお願い致します!!

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