最近のトラックバック

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

« ◆「紙風船/黒田三郎」 | トップページ | ◆7月26日締切の兼題:「菊日和」 »

2017年7月16日 (日)

◆「(新版)20週俳句入門/藤田湘子」第3週

<前回の暗誦句>

春寒やぶつかり歩く盲犬   村上鬼城
残雪やごうごうと吹く松の風
冬蜂の死にどころなく歩きけり
けふの月馬も夜道を好みけり


・・・ばっ!(確認)
合ってたーーーヨッシャアー!!!
「冬蜂の」を最初「や」と間違えやすかったんですけど、
「や」「や」「の~けり「の~けり」のリズムで覚えられました!!
「春寒」も、「はるさむ」だといちいち変換しないといけないのに、
「しゅんかん」だとちゃんと変換の候補の中に入っているのでむしろ出しやすかった!
人間、楽な方に流れると言いますが、間違いなく「しゅんかん」で頭と手に入りました!
さ~、国語辞典は見つからなかったけど、
いずれ手に入れるということで勘弁願って、次に進みます!!!
全国の真摯に取り組んでいる皆さん、ごめんなさい!めぐるはズルイ子ですcrying

◆『歳時記』と親しむ

「磨きあげられた」季語、どうしても外してはならぬ季語は、
いずれの歳時記にもちゃんとはいっている。
大切な季語の脱落している『歳時記』はまずありえない。安心していい。


『俳句ポスト』に出る難しい兼題も、殆ど手持ちの歳時記に載っています。
細かい「傍題」ともなるとさすがにアレですが・・・。
どなたかの句を見て初めて「そんな季語があるんですね・・・!」と知ったり、
自分の身近なものを見て「これも兼題なの?」と調べたり、
この頃は何かにつけ歳時記をパラパラめくることが増えました。

『歳時記』が美しい詩語の宝庫であることはまちがいない。

水原秋櫻子の鑑賞文を引用して、ひとつの季語から膨らむイメージの豊さが書かれています。
秀れた作品を秀れた俳人が読めば、連想の翼はいくらでも広がる、と・・・。

季語の果たしている一句の据わりのよろしさということは、
いみじくも季語の持つ役割のすべてを言い表している。

1 季節感
2 連想力
3 安定感

季語にはこうした大きな力がある。
それだから、わずか十七音という短い形式でも、毅然として立っているのだ。

「最初に買った歳時記は、早くボロボロにしてしまえ」

きょうから、どこへ行くにも『歳時記』を離さぬことを心がけよう。


はいっshinebearingshine
出勤する時も遊びに行く時も、鞄に入れて行くようにします!!!

<今週の暗誦句>

かりそめに燈籠おくや草の中   飯田蛇笏
鈴おとのかすかにひびく日傘かな
をりとりてはらりとおもきすすきかな
秋立つや川瀬にまじる風の音



マイラブ飯田蛇笏キターheart04
四句とも、「かそけき音」を感じさせる句ばかりですね。
何か、ひとつの庭の中での光景、という気もしてきます。
「お嬢さん、このへんでいいですかね?」
草の中に燈籠を設える庭師(?)の男。
「ええ、いいわ」
お嬢さまは短く言った。
くるり、と日傘を回しながら燈籠に近づく。
ちりりん。
お嬢さまの声のように涼やかな鈴の音が響いた。
鈴は、日傘につけているのだろうか、それともお嬢様の身につけている何かに?
あ・・・豊かな黒髪を結わえるリボンに小さな金色の鈴が・・・。
お嬢さまは、そのまま所在なさげに、傍らのすすきをくきくきと手折ろうとしている。
すすきは意外に丈夫なのだ、お嬢様が手を傷めてはいけない。
「ああ、お嬢さん。ぼくが」
左手で押さえ、右手で捩じ切るようにしてすすきを折った。
「すすきが欲しかったんですか」
何百年生きた妖狐なら、これほどの尾を持てるのだろうか。
見事なすすきを手渡すと、お嬢さまは言った。
「いいえ。・・・すすきが欲しかった訳ではないの」
お嬢さまは、すすきを重たいもののように両手で支えている。
「あと少し、ここに居たいと思って」
・・・そんな感じで二人は川のせせらぎやら風の音なんかを聴いていたんだろうよチクショー!
と思って覚えましたgood

« ◆「紙風船/黒田三郎」 | トップページ | ◆7月26日締切の兼題:「菊日和」 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

いつもわがはいのブログにコメントをくださり感謝です。
よく湘子を勉強していますね。めぐるさんの抜粋をみてぼくも湘子を勉強し直して
います。
5月に比々きさんがぼくのブログにていねいなあいさつをいただいてから、
ブログに書く内容が身辺雑記から俳句に大きく変わりました。
比々きさんによって俳句の勉強をさせられる日々になりました。


今後ともよろしく。いつか会いたいですね。

◆わたるさん

わあああああああ、わたわたわた、ああああ!
わたるさんにお越し頂けるなんて、コメントまで頂けるなんて、感無量です!!!
そのうえ、私なんぞにもったいないようなお言葉まで・・・!
もう、もう、今すぐ「ひこばえ句会」に飛び入り参加したい!!!と思うくらいの強烈な熱にうかされております。
私も、比々きさんんという大きなエネルギーの塊から俳魂を注入して頂いて、
ヨチヨチながらもここまで頑張ってきています。
いつかお会い出来る日を夢見て・・・
いつかわたるさんを大阪でお迎え出来るような日も夢見て・・・
その日まで、コツコツと日々精進を続けます!!
どうぞよろしくお願い致します!!!

>天地わたるさん

はじめまして、神戸で一句一遊や俳句ポスト365に投句しております洒落神戸と申します。
わたるさんのブログはハイポ掲示板で知り、いつも読ませて頂いております。
よろしくお願いします。


>めぐるさん

わあ、このブログにまでわたるさんが来てくださるなんて。
めぐるさんの熱意のたまものですね♪

◆洒落神戸さん

はああ~~~、いやもう、それこそ天地がひっくり返ったような驚きでした!
嬉しいですね、有難いですね!!
きっと西からの熱い風を感じて下さったのだと思います、
「それミー関西」、ますます燃えていこうじゃありませんか!!!

◆わたるさん

いつもブログを拝見しております!桃猫と申します!
一度ならず二度ほどコメントを勝手に書いて、さぞ苦笑されているのではないかと思いつつ
わたるさんの気さくで風通しの良い文章がとても好きなのです。お許しください。
めぐるさんの熱いパワーはわたるさんによって更に大きく膨らみ
俳句を全く知らない人間を導き育んでくれることでしょう。私のように。
これからも大きな心でいつき組を、俳句を愛する全ての者を叱咤激励しお導きください!


◆めぐるしゃん

すごいねーー!!
びっくりしたー!!
すごいねー!!
それでこのブログのコメントも後で書かせてね!

◆桃にゃん

桃にゃんも「西の熱風」!!
みんなでガンガン息吹を送り続けましょう!!!
私、歯磨きがんばるっ!

めぐぴょん

>・・・そんな感じで二人は川のせせらぎやら風の音なんかを聴いていたんだろうよチクショー!
と思って覚えました

わははは~!すごーい!そんな感じで覚えてしまったのね!

>四句とも、「かそけき音」を感じさせる句ばかりですね。

あ、ほんと!気づかなかった!
俳号が「ダコツッ!」という感じで硬いおっかない人のイメージだったけど
めぐるさんの甘酸っぱい物語りでイメージ変わりました・笑

暗誦がほんと難しくて~。
私も4句を順番どおりにパッキングした状態で覚えてみよう!
や、や、けり、けり、ね。なるほど、です。

水原秋櫻子の鑑賞、批評もほんと興味深い!びっくりしました!「蝶の昼」ってすごい季語なのね!
秋櫻子忌のときに「秀句」の方も借りていていたんだけど、湘子先生の「水原秋櫻子」開いて
字が小さくて36ページで挫折し「秀句」のほうは読まぬまま返してしまった!
また借りてこようかな。詠みたい本が山のようあるある~。
俳句始めたら人生が足りない・笑
字も上手くなりたいし絵も挨拶程度でも描けるようになりたいな~

◆桃にゃん

>俳句始めたら人生が足りない・笑
まったくその通りですね!!!
もーやりたいことだらけ読みたい本だらけshock
(私も買っただけでまだ読めていない飯田龍太の本が・・・ああっ)
絵も描きたい。字も書きたい。ああっ!

蛇笏先生は、ほんと「THE格調」な感じですけど、
暗誦用に並べられた四句はなんだか優しいですよね~~~。
多分、覚えやすいようにと、藤田湘子のナイス選句が光っているのではないでしょうか。
こんなところでも「さすが湘子・・・!」と感じ入ってしまいます。
頑張って食らいついていきましょ~~~!!!

めぐるさ〜ん

記事のタイトルに「第3週」って付けて〜 leftright

◆洒落神戸さん

つけたよ~up

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2251208/71158682

この記事へのトラックバック一覧です: ◆「(新版)20週俳句入門/藤田湘子」第3週:

« ◆「紙風船/黒田三郎」 | トップページ | ◆7月26日締切の兼題:「菊日和」 »