最近のトラックバック

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« ◆「(新版)20週俳句入門/藤田湘子」第1週 | トップページ | ◆チャレンジ!YKB23 »

2017年7月15日 (土)

◆「(新版)20週俳句入門/藤田湘子」第2週

<前回の暗誦句>

遠山に日の当たりたる枯野かな    高浜虚子
桐一葉日当たりながら落ちにけり
一つ根に離れ浮く葉や春の水
鎌倉を驚かしたる余寒あり


・・・本を開ける。ヨシッ、大丈夫だ!第2週に進みますhappy02

◆作句の必需品(これだけは揃えよう)

・歳時記
・俳句手帳
・国語辞典、およびその他の辞典類


私が持っているのは、本にもある「中型」の「俳句小歳時記(大泉書店)」と、
「読んでわかる俳句 日本の歳時記(小学館)」シリーズです。
「小歳時記」は水原秋櫻子編、表紙が柔らかめで非常にめくりやすいshine
いつき先生の兼題は特殊なものも多いので、「日本の歳時記」を愛用しています。

「歳時記にはそれぞれ一長一短があって、
じつはどれが最良最高と断定できないところがあるから、
十年くらいの経験者は、たいてい数種類の「歳時記」を座右においているのがふつうだ。


そういえば・・・別な歳時記を見るとそれも欲しくなっちゃうcoldsweats01

文庫本ながら山本健吉の「基本季語五〇〇選」はひじょうに広範な知識の得られる一冊。
座右においてすこしずつ味わってみることをおすすめする。


ほーら、そんなふうに言われるともう欲しくなっちゃうよcoldsweats01

俳句はタテ書きにして味わったとき、ほんとうのよろしさが分かってくる。
どうか読者のみなさんも、はじめからタテ書きにすることをきっちり守って下さい。
そのさい製作年月も一緒にしるしておくとよい。
「あのときはいいと思った俳句だが、なんと幼稚だったことか」と必ず思うだろう。
進歩したこを確認でき、ささやかな「自分史」を見いだすことが出来る。
自分の作品をクールな眼で見ることが、いい俳句を作るための大切な要素。


告白しますと、俳句を始めた当初(ブログ開設前)の私は、妙に句跨りが好きでした。
なんかカッコいいなと思って・・・字余りとか・・・破調とか・・・ハイcoldsweats01
今見ると「ぎゃーっ」です。
定型の美しさを思い知る今日この頃・・・ガンバリマス!!!

頭の体操と思えば、辞書をひくこともまた楽し。
「まあいいだろう」などとタカをくくったら、あなたはすでに「俳句を作る」資格はない。


今はネットですぐに調べられる利点はあるんですけど、
いろんな記事がありすぎるし、横道にそれて単なるネットサーフィンになりがちなので、
やはり辞書がいいなと思うことしばしば。
我が家には、何故か旺文社の漢和辞典はあるのに国語辞典がないことに気づきました。
「幻獣事典」とか「幻想世界ネーミング辞典」とか買ってる場合じゃなかったcoldsweats01

<今週の暗誦句>

春寒やぶつかり歩く盲犬    村上鬼城
残雪やごうごうと吹く松の風
冬蜂の死にどころなく歩きけり
けふの月馬も夜道を好みけり



「冬蜂」の句は有名ですね!『俳句ポスト』兼題「蜂」の時も例句で見ました。
「春寒」「残雪」「冬蜂」、寒い句が続くせいか、「けふの月」もみょうに青白く感じられます。
『一句一遊』兼題「夏の霜」のイメージもあるでしょうか。
壮絶な句ばかり並んでいるので、最後の「夜道を好む馬」が、何かの役目を担っているかのよう。
報われない魂を救済して、夜道を歩いて月まで行くんだろうか・・・。
そんなふうに、四句からドラマを構築することで、頭に入れたいと思います。
「ぶつかり歩き・・・ごうごうと吹き・・・死にどころなく歩き・・・夜道を好む」
パトラッシュ、ぼくもう疲れたよ・・・なんだかとっても眠たいんだ・・・。
ああっ、覚えられた気がする!!

« ◆「(新版)20週俳句入門/藤田湘子」第1週 | トップページ | ◆チャレンジ!YKB23 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

めぐぴょん

ちゃんと暗誦していてえらーい!
まずは一周・・・と暗記をさぼって読んでしまった私。

>一つ根に離れ浮く葉や春の水

が覚えられず意味を調べてなるほど。(今かい!
客観写生とはこういうものなのね!と得心しました(今かい!
そして句またがり!
佐藤文香さんが「俳句を遊べ!」という本で
「ある時期、句またがりが好きで好きでたまらなくなるのよ~!」とおっしゃっていました。
文香さんは学生時代に組長に俳句を習い俳句に出会い、後に池田澄子さんに師事した方。
いいな~。はまってみたいな~。でも難しいよ~。句またがり。いつかは作ってみたいものです。

今週の暗誦句、もう冬蜂の句が圧倒的に悲しい!泣きそう。
めぐるしゃんの地選も蜂だったっけ。蜂球、素晴らしい句だったねえ・・・(しみじみ
・・・感情は残るんだけど暗誦のシナプスが全然働かなくて辛い(TmT)

◆桃にゃん

第1週の暗誦、やはり「離れ浮く葉や」で引っかかりますねcoldsweats01
私も、「俳句の作りよう」を思い出して、「そうそう水草の句だった!」と、
水草が水中で枝分かれして水面にたくさんの葉を散らしている様子を思い浮かべて暗誦出来るようになりました。
私って・・・文章が映像になって頭に入るタイプなので、実は暗誦って得意じゃないんですよねsweat01
第2週は、そういう「情景」で頭に入れたので、いざ暗誦しようとすると十二音は覚えているのに、
肝心の「季語が出てこない」coldsweats02
「春寒(しゅんかん)」も「はるさむ」なんて言っちゃうし、3回目のトライでようやく頭に入りました。
協力してくれた友人shadowの、「ぶつかった瞬間」という覚えるためのナイスヒントのおかげです。
カラオケ店で2回暗誦タイム、居酒屋で帰り際に1回暗誦タイム。
「や」「や」「の~けり」「の~けり」という並びでもあり、
やはり四句まとめて覚えやすいようにして下さってる藤田湘子の細やかな配慮に感激!

>もう冬蜂の句が圧倒的に悲しい!泣きそう。
そんな感受性豊かな桃にゃんが好きだっ!
私は映画「キラービー」のラストシーンを思い出して・・・shock

めぐるしゃん

何度もごめんなすって!

>「ぶつかった瞬間」

それいい!・笑
いただきました。ご友人にお礼を伝えて~!・笑
ご友人は歴史の語呂合わせも得意とみました。(私の時代は「イクイクもーだめベルサイユ」で1919年ベルサイユ条約だけ皆が完璧だったような)
映像が浮かばないと感情が浮かばず感情を伴わないと記憶に定着せず。
ハイポの天地選が(まだ)覚えやすいのはそのせいなんだなあと。
カラオケの合間、呑みの合間、きちんと暗誦に取り組むめぐるしゃんに背中を押されます!
絶対一人だったら挫折してました。

◆桃にゃん

友人shadowは、句会で「暗誦王子」と呼ばれて重宝されているようでして・・・
いつもいっぱいいろんなことを教えてくれます。
正木ゆう子の「ひぐらし」も、「尿意が目覚めた」という解釈もあると教えてくれました。
起きていて、「あ」と感じた瞬間であると。
そんなこんなで、喋っているといつも5時間6時間経ってしまうのと、
気持ち良く飲んでいるせいで会話の内容を殆ど覚えていないのが残念なところですcoldsweats01

辞書が見つからないので、取り急ぎ図書館で「旧かなを楽しむ/萩野真樹」借りてきました。
これを古語辞典の代わりということにして・・・第3週に進んでもいいかしら???(ドキドキ)

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2251208/71142363

この記事へのトラックバック一覧です: ◆「(新版)20週俳句入門/藤田湘子」第2週:

« ◆「(新版)20週俳句入門/藤田湘子」第1週 | トップページ | ◆チャレンジ!YKB23 »