最近のトラックバック

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« 朝蝉や水輪百千みな清水/中村汀女 | トップページ | ◆「(新版)20週俳句入門/藤田湘子」第2週 »

2017年7月14日 (金)

◆「(新版)20週俳句入門/藤田湘子」第1週

注文から数日、ついに我が家にも「20週俳句入門」が届きました!!!
じっくり読んで湘子の教えを少しでもしっかりと理解したく、
第1週からゆっくり記事に書いていこうと思います。

どうせやるなら、それなりに身を入れてやろう、と決意しようじゃないか。

◆第1週「自分のために」

「自分のために」俳句を始めたはずなのに、何年か俳句を作り続けていると、
いつの間にか「自分のために」ということを忘れてしまう人が多いそうです。
入選したいがために、選者の好むような素材や表現をしようとする邪念が働いて、
「自分の俳句」でなくなってくる、というのです。

これには、私も思い当たることがありました。
『俳句ポスト』に参加して、兼題は初めて見る季語ばかりで、
そこには、自分が重ねられる実体験なども皆無で、
常に私は「傾向と対策」で作句してきたといってもいいのです。
上位入選句によく見られる発想のキーワードをピックアップしたりして。
そして「傾向と対策」で確実に【人】率は上がりました。
そうなると我儘なもので、そんなパズル的に作る句に魅力を感じなくなってきました。
もっと、季語の現場に、今ちゃんと自分がいるような句を書きたくなったんです。
不思議なことに・・・と言っていいのか、選者ならば当然なのか分かりませんが、
夏井先生はいつも私の考え方にエールを送って下さるような選句をなさいます。
素直に詠めばいいんだよ。
ちゃんと語順を工夫出来たね。
取り合わせのコツが掴めてきたんじゃない?
数詞も使えてるね、いいよいいよ。
もしかして今苦しんでる?
大丈夫、趣味がオリジナリティに繋がってるよ。
素のまま、素のままでいいんだよ・・・。
夏井先生に選んでもらった句を見ると、そんなメッセージが溢れてくるんです。
これは大変に得難く幸せなことなんだと、心の底から思っています。
私は「どこまでも自分を出すこと」の大切さを繰り返し教わってきたと思います。

「自分のために」
「自分の俳句を作る」
ということを、心に刻みこんでおいてもらいたい。


・・・はいっ!shineconfidentshine


◆今週の暗誦句(五音・七音・五音を軽く区切って、朗々と声を上げて読む)

遠山に日の当たりたる枯野かな    高浜虚子
桐一葉日当たりながら落ちにけり
一つ根に離れ浮く葉や春の水
鎌倉を驚かしたる余寒あり

おおっ、これは楽勝だ!(ほっ)
「枯野かな」は超有名な名句、「桐一葉」も名句ですし、
「枯野」からの「日当たる繋がり」でスっと出てきますね。
それから「一つ」「葉」繋がりで「春の水」。
「一つ根に離れ浮く葉や春の水」。これ、読んだことある!
俳句の作りよう/高浜虚子」に出て来た句だ!!
水草を詠んだ句だった、うん、覚えた!shine
最後は、「キャバクラを驚かしたる股間あり(杉山久子)」の原句としても有名な「余寒」で締めくくり。
あー凄い、この四句の並び、覚えやすいようになってる!最高!!shinehappy02shine

« 朝蝉や水輪百千みな清水/中村汀女 | トップページ | ◆「(新版)20週俳句入門/藤田湘子」第2週 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

さぞや立派な……
いや、論点はそこじゃなくて (^^;

一週目だけでも良い事書いてますよね。
私も次の「新20週俳句入門」(立風書房)が借りれたので一週目からゆっくりと……暗誦が苦手 orz
そして、「新実作俳句入門」も予約の順番が回ってきたので、この週末から。

「発想豊かないつき組の俳句」と「四つの型を基本にした湘子の教え」のええとこ取りのV3俳人を目指します。
力と技の風車が回る〜♪

俳句を始めると必ず行き当りそうな事を本当に丁寧に書かれていますね!
(私などはまだそこにさえ辿り着かないが)
めぐるさんの記事を読んで、昔教員が持っていた教科書の解説書みたいの思い出しました。
わかりやすい!
それと洒落神戸さんにはコメント大賞あげたいです。力と技の風車が回る〜♪なるほど!
私はなぜか中島みゆきの糸を歌っていました。

>かま猫さん

一度寝たのですが、急に「廃」が気になって目覚め、そのまま寝られず (^^;

力と技は、力:いつき組、技:湘子をイメージしました。
糸ならどうでしょう。
横の糸はいつき組、縦の糸は湘子かな〜

でも流石に寝ま〜す。

組長からのメッセージ、とてもよく分かります。
私はめぐるさんほど多くの句を提出できないけど、
自分が出した句の中から選ばれた句、どうしてこの句だったのかを考えると組長の声が聞こえます。
不安ながらチャレンジした句だけが選ばれた時は、
「ああ、この路線いいよ。オリジナリティ―出して頑張りなさい」と聞こえた気がしました。
投句を通じてこんな会話ができるのも、多くの句を受け入れて下さる組長のおかげ。
その深い懐にいつも感謝しています。

「新20週俳句入門」と「新実作俳句入門」、もうかなり前に図書館で借りて読みました。
この手の図書館本はほとんど読みましたが、この2冊は実作という点においてずば抜けていると感じました。
既読なので買うのをためらっていましたが、やっぱ私も買います!!
「型」を徹底的にマスターしないと、チャレンジもできないですもんね。
めぐるさん、背中を押してくれてありがとう!!

>どうせやるなら、それなりに身を入れてやろう、と決意しようじゃないか。

ホントこれ!ムラムラ・・・いやいやメラメラしておりますよ~!
第一章から「分かる分かります!湘子先生!」と思いました!
自分のために俳句を作る。
その気持ちがないと基準が選の位置になってしまってしんどいです。
あくまで良い句を作るのが目標で、組長の選はその道標。
天地人の句を読むと自分に足りないものが分かります。
端正な写生句、感傷と情緒溢れる句、吹き出すほどに可笑しい句、純粋な美しい句、禍々しさや醜さが剝き出しの句。全てが肯定される俳句ポストの世界が大好きです。
何でもアリだからこそ自身に型と格調を叩き込みたい!
常識を身につけなければ型から外れた句が単なる非常識になってしまいそうで。(もう既に?)
このタイトルということは全部の週を網羅してくれるっ?
へぃ!めぐるしゃん!付いていかせてくだせぇ!

◆洒落神戸さん

セイウチのやうな・・・いやいやいやcoldsweats01

>力と技の風車が回る〜♪
いいですねー!
洒落神戸さんのナイスな「心」(感受性、センス)に「力」と「技」が合わされば天下無敵!
そして早速の『一句一遊』金曜日、おめでとうございます!!!
すんごいことになりそうですね!!!

◆かま猫さん

本当にイチから丁寧に書かれていて、読んでいて心がホロホロと解けていくようです。
文章も易しい物言いで、スルスル入っていきます・・・さすがですね!!!
もっと早く読んでおきたかったような気もしますが、
今だからきっと実感して分かることもあるに違いないと思い、
しっかり読んでいこうと思っています。
途中で更新が止まったら叱って下さいねcoldsweats01

◆月波しゃん

>どうしてこの句だったのかを考えると組長の声が聞こえます。
ですよねですよね!!!
語順や助詞を考えて組み立てた句を選んでもらえると「よく工夫したね」って聞こえるし、
何の衒いもなくスルっと出たような句を選ばれる時は「やっぱり素直が一番」と聞こえるし、
とにかく、自分が肯定してもらえる喜びを味わいます。そして思う、またガンバロウと。
しかし困りました。
国語辞典持ってないので、先に進めませんcrying
いや、持ってたはずなのに見つからないので・・・明日はちょっと大掃除ですsweat01

めぐるさんへ

≫国語辞典持ってない

もし懐具合に余裕があるなら、電子辞書も良いかも。
最近は、広辞苑や漢和辞典と同時に、歳時記の収録された電子辞書もあるらしいです。
一般的な物なら、25000円前後で買えるようです。

まあ……広辞苑と漢和辞典と歳時記にしか用事が無い場合は、かえって高くつくかも知れませんがcoldsweats01

【参考】CASIO exword XD-G8000
http://casio.jp/exword/products/XD-G8000/
http://casio.jp/exword/products/XD-G8000/contents/

「収録コンテンツ」の「生活・実用」の中に、歳時記が沢山入ってます。

◆ヨミビトシラズさん

ありがとうございます!
電子辞書・・・25000・・・eyeにまんごせんえんですかっ、そりゃあ無理だなあwobbly
藤田湘子愛用の国語・古語辞典が4500円で出ているので、それを買おうかと思っています。
・・・でも絶対ウチにあったのに・・・捨てる訳ないのになあ・・・英和辞典や小六法まであるのに、
なんで国語辞典が見つからないんだよーーー(探している間は見つからない法則かも)sweat01

◆桃にゃん

「オラは厳しいダニよ」(by猫田銀八「はじめの一歩」より)
嘘嘘、私の方こそ分からないことだらけなので、
桃にゃんはじめ皆さまからの言葉かけを熱烈歓迎いたします!!

>あくまで良い句を作るのが目標で、組長の選はその道標。
ですよねですよね!
なんていうか、組長の選から、「今の自分の身の丈」が見えて来る気がするんです。
ちょっとカッコいい言葉を使おうとしても、それが自分自身消化しきれていないと、
きっと句の中で浮いてしまって「とってつけたような」ものになっているから【没】なんだろうし、
逆に、誰でも分かるようなことを書いていて、自分には平凡極まりなく思えていても、
実感がこもって生きている句になっていればそれが伝わる・・・。
「こういうのでいいんだよ、こういうのがいいんだよ」
組長の声が、いつも自分の足元を固めてくれる。
足元が固まっていればこそ、時には大きなジャンプにチャレンジも出来る。
なんか、私もモクモクとやる気が湧いてきました!!
さー走り込みだ!
行くぜっ桃にゃん!!!dashdashdash


コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2251208/71132607

この記事へのトラックバック一覧です: ◆「(新版)20週俳句入門/藤田湘子」第1週:

« 朝蝉や水輪百千みな清水/中村汀女 | トップページ | ◆「(新版)20週俳句入門/藤田湘子」第2週 »