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« ◆第5回プチ句会:選句開始!!! | トップページ | ◆「第5回プチ句会」結果発表(個人別) »

2017年8月 9日 (水)

◆「第5回プチ句会」結果発表(番号順)

お待たせしました!!「第5回プチ句会」の結果(番号順)ですhappy02
選を頂いたお礼、着想のきっかけ、コメントへのお返事なども記事に反映させますので、
掲示板にどんどこ書き込み下さい!!
出来るだけ、まとめてではなく一句ずつに書いて頂けると嬉しいですshine

1.秋の夜楽器ショップの洩れる音 城内幸江(1点)
△同じバンドのメンバーが同じ楽器屋でバイトをしていて、閉店後に軽いノリでセッションを始めたような、楽しげな様子と読みました。(東雲)
★「の」だと、「ショップが漏れる音」になっちゃう?「ショップから(より)洩れる音」だと思うので違う助詞がと思うのですが、いっそ「楽器ショップ」という情報の代わりに、具体的な楽器の名前を挙げた方がいい気がします。(小川めぐる)
★句会で先生が各季節の○の夜という季語は、よる、ではなくよ、と読むと言っていましたので上五は秋の夜や、が無難かと思います。漏れる音は具体的に何だったのでしょうか?ピアノ?サックス?フルート?気になります(24516)
★楽器ショップという言い方がひっかかりました。素直に楽器店のほうが良いように感じました。楽器ショップが普通なのかしら・・・・(斎乃雪)
★夜、閉店後の店主が一人で楽器を演奏しているのでしょうか。悪くはないのだけど……「夜に楽器店から音がする」というだけでは「読みの幅」が広すぎる上、詩情も乏しい。もう一歩、何かで踏み込みたい。 (ヨミビトシラズ)
★「秋の夜」は「あきのよ」。「洩れる」の前の助詞が「の」だと違和感がある。(あるきしちはる)
★試し弾きの音でしょうね。何の楽器か想像が膨らみますね。措辞がややこなれていない印象です。「屋」だと2音を他に使えます。(すりいぴい)
今回も勉強させていただきありがとうございました。選んでくださいました皆さまありがとうございました。皆さまからいただいた選評をしっかりと読み返し、みなさまの句評をじっくり読み、今後の句作に繋げたいと思います。(城内幸江)

2.壁面のプロパガンダや遠花火 あ~すけ(4点)
△「遠花火」は昔は秋の季語であったけれども、今は夏の季語とありました。今回のお題が初秋の季節感ということでしたので、△にしましたが素敵なお句だと思います。(大槻税悦)
△かつて掲げた理想は今や・・・という感慨でしょうか。上五に推敲の余地ありと思いますが、私の頭では佳い案が浮かびませんでした(><)(小川めぐる)
△壁が崩れる前の東ドイツの薄暗いイメージを感じました。遠花火は西ドイツの華やかさでしょうか。「壁面の」よりも「壁面に」の方がよかったかなと思います。 (山香ばし)
△採りたかった一句。熱いが挫折した誰かの主張が遠花火に重なり、無情・無常さを感じます。静けさが際立ちます。「花火」ではなく「遠花火」でこその一句。(すりいぴい)
★プロパガンダという強い言葉が季語に勝っていて、まるで遠花火のような壁面のプロパガンダだ、という風に季語が比喩になっているように読めてしまいました (24516)
★「壁面のプロパガンダ」の読みに困る句。単純に「政府や政治団体のメッセージ」とも読めるし、「店のお知らせ・広告」の比喩かも知れない……その読み次第で、「遠花火の読み」や「句全体の方向性」が大きく変わってくる気がします。 (ヨミビトシラズ)
上五中七まで昼間だと思って読んでいた。夜の景とするなら、プロパガンダがどんな風に見えているのかを上五で描写にすると良いと思う。(あるきしちはる)

3.翳りゆくサルビアの火や十四区 捨楽(7点)
△最終的に頂けませんでしたが「翳りゆくサルビアの火」というフレーズが気に入りました。(洒落神戸)
△芸術の街であるパリ14区の翳りが丁寧に読まれていると思いました。ただ、季語「サルビア」が夏の季語なので、初秋の季節感という今回のお題を考慮して△にしました。(大槻税悦)
△この句大好きなのですが下5の十四区 が最初ぴんと来ませんでした。常識なくてすみません。(斎乃雪)
△「十四区」を「東京都第14区」と読んだ。サルビアを火に例えるのはありきたりかもしれないが、「翳りゆく」としたことで詩情と不穏さが生み出されて良いと思う。(あるきしちはる)
△夕闇に沈み色を失ってゆくサルビアに、パリ十四区の光と陰を思う・・・憂いに満ちた一句に感じました。比喩表現も素敵なのですが、ヨーロッパのサルビアは赤くないようなので、「の火」の二音を消して「パリ十四区」に替えるのもアリかと。(小川めぐる)
△採りたかった一句。十四区といえばモンパルナス、芸術家の都。佐伯も居を構えた。火のように赤いサルビアの翳りは佐伯の窮状を指すのかも知れません。格調と真摯さを感じる一句。(すりいぴい)
△赤いサルビアの花びらを火に見立てているのでしょうか?その火が翳る=花が枯れる?下五の十四区はパリの事でしょうか?雰囲気はある気がしましたが、学の無い私には読み切れなかったので残念ながら取れませんでした。(東雲)
★サルビアの火という比喩はすごく綺麗だと思いました。ただ、下五はパリ十四区まで入れないと絵を見ていない人には何のこっちゃ?となるのではないでしょうか? (24516)
★「フランス14区=モンパルナス=芸術の街」というのは良いとして……そこまで読む人がいるかな?(汗)また、「翳りゆくサルビアの火」は、単純に「花が枯れる」の意か、「日没で見えなくなる花」の意なのか、それとも「芸術活動が下火になる」の示唆なのか……私の考え過ぎ?(汗) (ヨミビトシラズ)
★芸術の街の十四区にサルビア、イメージが湧きます。ただ、「翳りゆく」がマイナスイメージ過ぎるのが残念。(正丸)
私が見た歳時記では初秋となっていたのですが、一般的には夏なのですね。歳時記によってずれたりするのかな?これからは複数確認します。下五の「十四区」は、はじめはそのまま「モンパルナス」でした。6文字では据わりが悪かろうと十四区にしましたが、逆にわかりづらくなったみたいで…勉強になりました。ご指摘、ご意見ありがとうございました。またよろしくお願いします。(捨楽)

4.秩序なく並ぶテーブル青蜜柑 斎乃雪(7点)
○はじめ秩序はないけど、でも並んでいるテーブルって?と思いましたが、公民館などの祭りの後の状態なのかなと読みました。そして読めば読むほど、青蜜柑の持つ色と硬い質感が効いていると感じます 。 (山香ばし)
○パリは市民革命発生の土地。既成の権威に対して抵抗や反抗する若者を象徴している句と読みました。青蜜柑がイイですね。(葦たかし)
△秩序なく並ぶテーブルとさまざまな大きさの青蜜柑の取り合わせと読みました。(大槻税悦)
△バラバラに配置されたテーブルは、店主の気骨なのでしょうか。酸っぱい「青蜜柑」との取り合わせに感じるものがありました。(小川めぐる)
テーブルのバラバラ感と青蜜柑のごろごろ感の取り合わせが良いと思う。(あるきしちはる)
★脱サラをして居抜きで閉店したお店を買いとって、ゴタゴタしている店内をこれから綺麗に磨き上げお店をオープンさせるぜ!みたいな情景を想像しましたが、スイマセン、季語の青蜜柑の意が分かりませんでした (24516)
★「秩序無く並ぶテーブル」に「青蜜柑」を合わせた意味が、最後まで読み解けませんでした。単純に、「乱雑に並べられたテーブル→店員の未熟さ→青蜜柑」という読みで良いのだろうか? (ヨミビトシラズ)
★前半が散文・説明的に感じました。季語が離れすぎかな?そこを訊いてみたい一句。それとも、テーブル(の上に)青蜜柑、でしょうか。(すりいぴい)
この絵はどういう絵なんだろうと考えました。(絵画にはあんまり興味なくって知識0です)
まず目に飛び込んだのが緑色のポスターでこの色が青蜜柑を連想させました。
机や椅子は乱雑に置かれ椅子もぐんにゃりしている・・・この絵から何を感じれば
いいのかわからず見たままを俳句にしただけなのです。ただ青蜜柑の未熟な感じと
がっちっとした固さがこの絵に合う気がしました。逆にみなさんのコメントきいてなるほど・・・っと思った次第です。○△★気に留めてくださった皆様ありがとうございました。(斎乃雪)


5.林檎喰む父の遺せし椅子固く 24516   (8点)
◎頑固なお父さんだったなかなぁなんて。林檎もやわらかい林檎では無く、カシカシと音が聞こえる硬い林檎かな。お父さんとの良い思い出だけでなく葛藤みたいのものも、林檎のかたさと椅子の固さから伝わってくるようです。椅子固くは、固き椅子とするのは、どっちがいいですかね?(松尾千波矢)
○林檎の固い歯応えと椅子の固さとがリンクして、全体的にひんやりとした印象。初秋の温度を感じました。  (捨楽)
△父の遺した硬い椅子に座って林檎を噛んだのは自分だと思いました。思い出がいっぱい蘇ってきているのでしょう。素敵です。「固く」は「硬く」ではないでしょうか。(大槻税悦)
△「固い」は、いろいろ漢字がありますが、個人的にこの内容なら「堅い(内部までしっかり詰まっていて強い)」を推したいところです。季語「林檎」が抜群ですね!この「林檎」、甘みよりも酸味が強い気がします。勝手に「父と息子のドラマ」想像して涙ぐんでしまいそう。(小川めぐる)
△亡くなられたお父さんの威厳を感じさせてくれますね。ただ少し、切れの位置があいまいな気もします。それと「固く」より、「堅く」、もしくは「かたく」の方がいいかも。 (山香ばし) 
★秋の雰囲気と良くマッチした句。林檎の固さと椅子の固さがマッチしてます。ただ、「林檎喰む」という言葉の動作主体が父なのか書き手なのかがすぐに分かりにくいのが、ちょっと……(汗)「父の遺せし」から、恐らくは書き手だろうとは思うのだが。 (ヨミビトシラズ)
★「林檎喰む父」が現在形なので時間軸がよくわからない。「固く」の実感は良い。(あるきしちはる)
★ 上5動詞、その後も動詞形容詞が続き、落ち着きに欠けるかなと思いました。でも亡き父の椅子の硬さと林檎の距離感が絶妙ですね。×固く ○硬く かな? (桃猫)

★父の椅子で物思いにふける詠み手。あまり仲が良くなく後悔しているような。情報が多く窮屈な感じがしました。省略を使えばゆったり詠めたかも・・。素材はいいと思います。「遺しし」かな?(文法)(すりいぴい)
この句は一から考えた作った句です。椅子からイロイロ発想を飛ばして中七下五の十二音を作って、上五に入れる林檎の季語を探し当てたときは上手くいった!と喜んだのですが、林檎喰む父~と切れずに繋がる読み方も出来るという事に何度も読み返してたのに全く気付きませんでした。指摘されて初めて自分の失敗に気付き、良い勉強になりました。ちなみに固くの漢字は色々考えてこちらにしました。こうやって他の方にコメント頂けると自分の句の傾向、弱点がより判って楽しかったです。(24516)

6.秋風や入口の無いテラス席 洒落神戸 (6点)
〇<テラスの入口>への視点が素晴らしい。 (痺麻人)
△風が吹き抜ける感じがいいと思いました。ただ「入口の無い」だと密室とか個室をイメージしてしまうので、(字数は足りませんが)扉とかドアにすればいいのかなと思いました。
(中山月波)
△「出口無き」でも面白いと思いました。(葦たかし)
△今は亡き主のためのテラス席なのかもしれない、と「秋風」の侘しさから想像した。(あるきしちはる)
△読めば読むほど、あれこれと情景を想起させてくれますね。実際にこういう席ってあるんですよね。おお、そんな所が入口だったかなんて思いも見えてくるようです。 山香ばし 

★綺麗な表現。でもわかるようでわからない気が・・私の理解力不足かな  (城内幸江)
★すみません、「入り口の無い」だと「入れない(@@川」・・・と思っちゃいました。中七では場所情報や広さを出した方が風を感じられそうです。(小川めぐる)
★入口の無いテラス席とは閉店してしまってるお店でしょうか?それとも空想のお店でしょうか?どちらの意味でもその事を悲しんでいるように思いました          (24516)
★カフェの形式にもよりますが、「テラス席に入口がない」事は、大して珍しくない事だと思います。「秋風は入口の有無に関わらずどこからでも入って来る」という句なら面白いと思いますが、その場合は書き方に工夫が必要です。 (ヨミビトシラズ)
★店の奥にある裏庭的テラスでしょうか。措辞の映像が見えづらく何だろう?と思わせる(飾りテラスにある木の葉っぱがガラス越しに揺れているのが見えている、それとも比喩でしょうか)。きいてみたい句。(すりいぴい)
うーん大失敗、暗喩(と言えば良いのでしょうか)はどこまで説明するか難しいですね (ToT
ネタをばらすとテラス席って日本のお洒落なお店などでもちょっと緊張するし、パリなどでは差別などもあると言う事で、ちょっと「敷居が高い」。そんなカフェテラスを入りにくいいな……と見ている句です。入り口のほかにも「鍵がない(見つからない)」、「ドアが……」、「チケットが……」など考えたのですが、多分どれでも伝わらなかったかと orz
山香ばしさんに「読めば読むほど、あれこれと情景を想起」と書いていただきましたが、読みの幅があるのは良いけど広がり過ぎるのは、キッチリ情景が描けてないって事ですよね。麻痺人さんほか私の謎句で色んな情景を浮かべてくれた皆さん、ありがとうございます m(_ _)m(洒落神戸)


7.約束の席へと置きし桐一葉 あるきしちはる (9点)
◎単に何の気なしに置いたのか、秋の訪れを知らせて話のネタにするために置いたのか、無言のメッセージ(別れ等)を込めて置いたのか……何でも無さそうな句ですが、たかが一語、たかが一枚の葉っぱである「桐一葉」の持つ「読みの幅」が、意外に広い事を思い知らされた句。 (ヨミビトシラズ)
○恋人との約束でしょうか?初めて会う人との約束かもしれません。大きな桐の葉に託された期待が感じられます。きっと楽しいひと時を過ごされることでしょう。(中山月波)
○自身の心変わりを桐一葉に託し、黙ってお別れするということなのでしょう。こんなことされたら泣きますが。テーマにも合った一句だと思いました。(大槻税悦)
△「約束の席」に置く「桐一葉」。大きな葉の存在感が、待ち合わせの相手へ寄せる心と重なって感じられます。何気なく置くには大きすぎる気がして「X年後にこの席で」と約束した相手はもういない・・・現れない相手の代わりに桐の葉をそっと置く・・・そんなドラマを想像してしまいました。(小川めぐる)
△置手紙のような季語が楽しいと思いました(あ~すけ)
★ずっと昔に約束した場所に相手が現れず桐の葉がひとひら舞い降りる中、待っているというような情景でしょうか?この場合、置きし、だと桐一葉をあの席に置く約束をしたという意味になりませんか?? (24516)  
★やや抽象的でしょうか。桐の葉の存在感が大き過ぎる気もします。 (山香ばし)
★秋の季語の代表の「桐一葉」は落ち様に季節を感じる季語。切れない句の場合、措辞は具体的な方がいいかなと思いました。「約束」にこだわりあると思いますが五感情報が欲しいところです。(すりいぴい)
待ち合わせ場所へサヨナラがわりの置き手紙...というイメージから作句しましたが、我ながらガッツリ省略したなぁと思います。私と同じイメージを描いた方(ビックリ!)、更に広げた方(「桐一葉」の季語の力ってすごい)、省略されすぎて掴めなかった方といらっしゃったのは、省略の加減を掴むための大きな収穫となりました。
また、ご指摘いただいた「約束の」。改めて見直すとい説明的ですね...。他の言葉を探します。ありがとうございました!(あるきしちはる)


8.譲り受くパレットナイフ秋の暮 桃猫 (7点)
○「パレットナイフを誰から、どうして譲り受けたか」までは書かれていません。しかし、季語の「秋の暮」から、それなりに重い背景がありそうな予感がします。
場面は地味ですが、最低限の情景をしっかり確保しながら「読みの幅」を残した句。成功です!! (ヨミビトシラズ)
△(寿々)
譲り受けなければならなくなった状況が秋の暮れという寂しげな様子と上手く呼応していて良いと思いました。(斎乃雪)
△譲り受けたという言葉と秋の暮という物悲しい季語から、もしかしてパレットナイフの元の持ち主は亡くなっているのかと想像しました。秋の夕暮に譲り受けたパレットナイフで絵を描いている美しい景だと思います。(洒落神戸)
△にぶく光るパレットナイフの存在が浮かび上がって、好きな句です。もう少し色を感じさせる季語と取り合わせてもよかったのかも。 (山香ばし)
△パレットナイフは油絵に使うだけではなく、お菓子を作る時にも使う物の様なのですが、私は油絵の物として読みました。身内か師か友か、譲り受けた人の画風や志まで一緒に受け継いだのではと思います。(東雲)
★上五は譲り受くる、譲り受けし、の方が宜しいのではないでしょうか??個人的には季語が秋の暮ではなく、暮の秋だった方がいろいろと妄想が膨らみそうだなあと思いました (24516)
★上五が終止形なので、三段切れになっています。このカタい感じも味わいのひとつに思えますが、季語の方を上五に持って来て下五「譲り受け」とする案もあるかと。(小川めぐる)
★「受く」が終止形なのが気になる。(あるきしちはる)
★佐伯が妻に残したパレットナイフの事だろうか?ならば、想像が豊かすぎではないだろうか。 (痺麻人)
★「秋の暮」、概ねもの寂しさ・無常観を表す季語と思いました。良い措辞(寂しさを感じつつも決意を新た)なのにどこか合わない気がしてもったいなく感じました。(すりいぴい)
★佐伯が妻に残したパレットナイフの事だろうか?ならば、想像が豊かすぎではないだろうか。 (痺麻人様) よくぞ触れてくださった!実は私佐伯祐三という人を全く知らずカフェというものもほとんど縁がなく困り果て「哀愁の巴里」という本を図書館で借り「ネタはないか~」とあさったところ「佐伯の弟子の女性が『佐伯さんは私にパレットナイフを譲ってくれた』と言っていた。この女性が愛人ではないか」という記述を読み(真偽はともかく)「パレットナイフ!七音!いただき!」と思い、しかし助詞を入れれば八音だし「もらった」ってなんて書いたらいいんだ?と四苦八苦した句です。季語の位置、終止形、三段切れの御指摘に「ああ!そうか!」と目が覚める思いです。コメントくださった方ありがとうございます!そして拙い句から「△譲り受けなければならなくなった状況」「もしかしてパレットナイフの元の持ち主は亡くなっているのでは」等の読み取り脱帽です。感謝です!(桃猫)


9.先客の残暑居残る予約席 あ~すけ(4点)
△先客がいた気配の残る予約席。その気配は残暑の暑さを象徴しているかのよう。そして綺麗に整えられた予約席は涼しい秋を迎え入れる準備が整い、残暑の中、秋の到来を楽しみにしている。(斎乃雪)
△繁盛店なので、予約のギリギリまで先客が座っていたのでしょう。先客がどんな会話をしていたのか想像が膨らみます。(大槻税悦
△先客がいた気配の残る予約席。その気配は残暑の暑さを象徴しているかのよう。すばらしいと感じました。(斎乃雪)
残暑が比喩になっているので季語の力は弱いかもしれないが発想が面白い。「残暑」と「居残る」を重ねるのはクドイ感じがするので、「ある」くらいあっさりさせた方が残暑が活きそう。(あるきしちはる)
★意味するところはよく分かりますが「残暑」と「居残る」が意味的にダブってしまったのが残念です。(中山月波)
★回転の速い人気店で、先客の体温がまだ残る席、という意味なのか、逆に早くから「予約席」として押さえられているためにテーブル回りの空気が動かず「残暑が先客として居残っている」状態なのか。いずれにしても、その席にあまり座りたくない感じなのが残念です。(小川めぐる)
★最初読んだ時、予約席なのに先客がいたの??と思ったのですが、残暑が先客だったのですね。スイマセン汗       (24516)
△先客が離れた後の熱気をそのまま残した席を、非常に良く表している句。ただし、「残暑」が「先客の体温・熱」を示す比喩として使われているため、季語としての働きはやや薄い。 (ヨミビトシラズ)
★どこかあいまいな印象を受けました。温もりと残暑は呼応しないのではないでしょうか。 (山香ばし)
★椅子に残暑を重ねるという創意。余熱が残暑を際立たせているということでしょうね。「残暑」の本意と異なると思いますがわかります。「先客」は省略できそうですか。(すりいぴい)

★残暑を擬人化する手法は面白いと思いました。しかし、狙っての事かとは思いましたが「残暑」と「居残る」はイメージが重なり過ぎているのではないかと気になりました。(東雲)

10.秋澄めり奥のサイフォンこぽこぽと 大槻税悦(15点)
◎サイフォンの音が奥の風景を思わせていて「こぽこぽと」という下五が気持ちよく聞こえてきました。(寿々)
○秋の空気には、他の季節とは違った落ち着いた透明感があると感じます。夏の喧騒が去ったカフェに、じっくりと抽出されているコーヒーの音と香りが漂っている。そんな贅沢な時間を楽しんでいる様子かなと読みました。東雲
○秋澄むという季語がとても好きです。ゆっくり席に座って読書でもしているところに普段なら気にも留めない小さな音が聞こえてきたのですね。ちなみに上五と下五をひっくり返すというのはどうでしょうか?? (24516)
○奥のサイフォンだから、テラスで椅子に掛けて待っているのでしょう。そしてサイフォンのコーヒーを待っているのは一人のはずはないよですね!(正丸)
○特選と迷いました。優しいオノマトペに珈琲の香りまで漂います。奥の、が効いていると思います(かま猫)
△オノマトペが自然な雰囲気を醸し出しています(あ~すけ)
△秋の澄んだ空気の中で、サイフォンの音も珈琲の香りも際立つようです。爽やかな好天、穏やかな充足感溢れるひと時、とっても素敵!(小川めぐる)
△今回、63句もあるのに一つしかなかったオノマトペ。サイフォンで淹れるコーヒー良いですね。「奥の」がどこの奥を指すのか分かりにくいと思いました。(洒落神戸)
△取り合わせが自然。あっ珈琲が沸いた、と今気付くほど、あるいは気付かないほどに秋を感じている詠み手がいます。香りと音。平明です。「奥」が惜しい気が。(すりいぴい)
★句の全体的な雰囲気は良いが、「サイフォン+こぽこぽ」という語の組み合わせが余りにも平凡。情景も普通なので、このままでは他の句に埋もれる。 (ヨミビトシラズ)
★語順を変えた方が良くなると思う。(あるきしちはる)
カフェ⇒コーヒー⇒昔、父や母がサイフォンでコーヒーを点ててたな~と思った瞬間に、水の入った下のフラスコみたいなガラスからお湯が上に上がり、最後のあの「こぽこぽ」が頭に浮かびました。「奥の」が不要というご意見がありました。私は適当な性格なので、具体的にどこということもなく、「奥の」と書けばどこかの「表」に自分が居るという距離感だけを感じてもらえればという、あまり深く考えずに書いた「奥の」でした^^;あと、語順は、なるほどと思いました。今後は一文字、一言、語順も切れも考えます!まだそこら辺なんです・・・すみません(笑)本当にありがとうございました!!!!!(大槻


11.星月夜横には白む石畳 大槻税悦 (2点)
△綺麗な景。ただ「横には」が不要な気がします。「カフェの横には」という意味だと思いますが、石畳の描写だけで十分かと。(小川めぐる)
△頂いたNo.18と同じく「星月夜」のダブルミーニングだと思いました。白む石畳も良いと思ったのですが「横には」が作者との位置関係が分かりにくいと思いました。(洒落神戸)
★「横には」が漠然としていると思いました。とてもきれいな景ですので惜しいと思います。(中山月波)
★ とても綺麗な季語に綺麗な情景だと思いました。ただ、横には、が分かりづらく、ここの意味が分かりませんでした、スイマセン (24516)
★すみません……「星月夜」に「石畳が(光って)白む」のは、いくら何でも当たり前過ぎると思うのですが……(汗)情景・展開が平凡なら、せめて描写で工夫しましょう。 (ヨミビトシラズ)

★場面を説明しているような気がしました。実際に星月夜の中を歩いてみたらよかったかも。 (山香ばし)
★「横には」が適切でないように思う。人との高低差があるはずだから。また、「白む」とあると月を感じてしまう。星明かりの中の石畳の美しさ、それはもっと繊細でかそけきものではないかなと思う。(あるきしちはる)
★ 「横には」が一ひねりできそう (桃猫)
★月のない夜の白い星明り。美しい季語ですよね。「横には」にやや違和感がありますが、詠み手は影に居るのでしょうね。(すりいぴい)
★綺麗な情景ですが「横には」が説明的だし、兼題の絵を見ていなければどこの横なのかが不明なのではと思いました。(東雲)
この句は、最初は少し違う情景を詠みたかったのですが、石畳だけでパリらしさがあるか?何なら神社も石畳やし・・・とか考え(でも結局カフェらしさ、パリらしさは無いんですが^^;)、お題と離れていることと、上手く詠めなかったことから、こんな仕上がりになりました^^;共通してご指摘いただいた「横には」不要説。私の適当な性格がそのまま出ており、石畳の横に居てるということだけが分かれば良いという、本当に安易な気持ちで入れた「横には」でしたが、あんなに炎上するとは!(笑)今後は一文字、一言、語順も切れも考えます!まだそこら辺なんです・・・すみません(笑)本当にありがとうございました!!!!!(大槻

12.シャンソンの漂うカフェへ律の風 斎乃雪 (5点)
○律の風、という季語を初めて知る事ができました、確かにシャンソンには秋の風よりも律の風が似合います。きっと生歌のステージのあるお店のような気がしました。 (24516)
△「律の風」で軽くきらめくような素敵なメロディを想像します。それだけに「シャンソン」とは近いのか?いやだからいいのか?と迷ってしまいました。(小川めぐる)
△「シャンソン+律の風」という音楽ネタで連携している句。「雰囲気を上手く出しつつ、確実にまとめた句」である一方で、「事実を並べただけの句」に見えなくもないが……さっぱりとした句である事は間違いないです。 (ヨミビトシラズ)
△洋風のモチーフへ「律の風」。異国人が迷い込んだような違和感が面白い。(あるきしちはる)
★カフェへ落ち葉とか新聞とかが吹きつけられている光景ですね。ただ、本句では親しみやすいな季語だとより鮮やかになるかと感じました。切れ字はどうでしょう。(すりいぴい)

13.新涼のテラスへ妻の代理人 あるきしちはる (18点)
◎離婚の話し合いで、しかも妻は本人が話すつもりはないから代理人が出てくるのでしょう。新涼、まさに涼しい話です。テラスで離婚の話とは、有る!けど思いつかないです。(大槻税悦)
◎代理人の無機質な存在とこれから起きるであろう不穏さ、それに爽やかな季語との絶妙な取り合わせが見事です。新涼やで切っても面白かったかなとも思いますが、どちらにしても、「へ」が効いているように感じます。 (山香ばし)
○「新涼」の爽やかな景のはずが・・・下五で一気に景がひっくり返る面白さに1票!(小川めぐる)
代理人ということは、離婚裁判中?爽やかな新涼と、煩雑で面倒くさそうな代理人との話し合いが対極関係で面白いです。(中山月波)
代理人とは弁護士のことでしょうか???昨日、今日の日本の題材ですね。ドラマチックな内容なので、切れが欲しくなります。(葦たかし)
○中七までは穏やかで爽やかな秋らしい印象でしたが、下五に代理人ときた事で、一転してただならぬ気配になりました。離婚調停のようなシビアな場で飲むコーヒーは、きっと一段と苦く感じるのでしょう。(東雲)
〇 下5の意外性。爽やかな秋が一気にピリリとした非日常に。離婚調停?スムーズに決まると良いですね。 (桃猫)
△中七下五の言葉がとても秋っぽくて謎めいていて好きです。ただ、季語が新涼だともうお互いに決着はついているように感じて、個人的には揉めてる雰囲気の方が妄想が色々膨らむと思いました汗(24516)
△「新涼+テラス」で明るいイメージを醸し出しておきながら、出てきたのが「妻の代理人」……(良い意味で)重過ぎる!!(汗)詩情がやや乏しく、読みに若干の紛れはあるが、「語の組合せ・展開の妙」がある句。 (ヨミビトシラズ)
★妻の代理人は何の目的でテラスへ来たのだろうか?具体的に詠んだほうが良いのでは (痺麻人)
★措辞はおっと思わされ簡潔です。季語からするに、やっと妻と別れることができるという安堵感を表す意図と思いますが、より合う季語があるように感じました。(すりいぴい)
はじめは「兄の婚約者」でした。でもつまらないなと思って「妻の代理人」としてみました。読んだ方を楽しませることができれば...と思い、それは成功したようですが、エンタメ性優先で詩情には欠けますよねぇ(^^;詩情、次回の課題としたいです。投句後にテラスは季語と知り焦りましたが、「新涼のテラス」としたからセーフかなぁ...でもご提案いただいた「新涼や」ならば、切れ字で強弱ついて季重なり問題は解決しますよね。別の季語も探してみます。たくさんの評をありがとうございました!(あるきしちはる)

14.文字もはやじつとしてなどをらぬ秋   かま猫 (7点)
○暑かった夏もおわりようやく涼しい秋の訪れ。人だって動物だって文字だって、じっとなんてしていられない。皆で踊りだそう!(斎乃雪)
△行楽シーズンの広告、「秋の新作!」といったPOPなどが浮かびました。文字の方から目に飛び込んできて、わくわくを誘われる気分!(小川めぐる)
△ 文章的に、じっとなどしてをらぬ秋、のほうがしっくりきませんでしょうか??(24516)
△面白い発想。秋より春や夏の方が合いそうかも。(あるきしちはる)
△ 秋なのに元気な文字が可笑しい。「もはや」「など」に作者の感嘆が込められていますね。 (桃猫)

△出不精の夏が終わり、やや涼しくなった町へ繰り出すそわそわ感が感じられます。(広告)文字さえそうだ、という比喩。大きい季語「秋」へすべてかかっていても違和感がない。やや固い印象かな?(すりいぴい)
★もう少し具体的に表現すると秋が引き立つかもしれません。 (城内幸江)
★「文字がじっとしていない」に何を見るかが鍵だけど……「新聞・雑誌・広告の紙面に文字が踊る」「何かを書きたい衝動に駆られる」から、果ては「乱視・目眩で文字が追えない」まで……すいません……良い大人が迷子になりました。助けて!!!!(涙) (ヨミビトシラズ)
★「文字」はポスターもしくはカフェのメニューかと思ったのですが、お題を見ないとちょっと何を読んでいるかが分かりにくいと思いました。(洒落神戸)

15.からころとゴチック体を揺する秋 桃猫 (16点)
◎風が広告に悪戯し、(広告)文字を読みとることができない。商売あがったりですね.。(痺麻人)
○フォントを擬人化するところが好きです(あ~すけ)
乾いた秋の音と、文字を転がしているような、からころというオノマトペがお上手だなと思いました。(中山月波)
○ポスターの字体をなんとか詠めないかと悩んでいたのですができな
かったので、このお句を拝見しハッとしました(かま猫)
○確かにもしゴシック体が動き出したらその音はカランコロンとしそうです。ただ、これは秋が揺すっているという句意でしょうか?個人的には勝手にゴシック体が動き出す感じの、揺れる秋の方が好きだなと思いました (24516)
△この句は「からころ」という表現が大好きでした。ただ揺するにぴんときませんでした。秋風が揺するということなのでしょうか?(斎乃雪)
△喫茶店の扉にかかる「OPEN」の文字(ちょっとバラバラに貼ってあるような)が浮かびました!ドアチャイムもカウベル的なからころ、文字もからころ。思わずカフェに行きたくなる一句。(小川めぐる)
△広告そのものではなく、中の文字が揺れているという見方が面白いなと思いました。ゴシック体を揺すったら、確かにからころと鳴りそうな気がします。  (捨楽)
△何をしているところなのかはわからないけれど「ゴチック体を揺する」という発想が面白い。「からころ」も効いていると思う。(あるきしちはる)
△採りたかった句。擬音がいいですね。「ゴチック体」に合っています。夏で褪せた広告が朽ち、「風」と言わないのにひやりと「風」を感じます。「揺らす」ではないところにこだわりがあるのでしょうね。(すりいぴい)

★ゴチック体を揺すると、からころと音がするのだと思うのです。印刷機?活版印刷の金属の文字?想像力が乏しくて、かつ聞いたこともなく、イメージができませんでした。教えていただけますと嬉しいです。(大槻税悦)
★「からころ+ゴチック体(文字)+揺する」というキーワードから私が思い付いたのは、「カフェの扉の文字(もしくは、扉に張られた広告)が、扉を開ける度にからころ(扉の)音がする」という絵。……兼題を見ていなかったら、私は何も分からなかったと思います(涙) (ヨミビトシラズ)
★「ゴチック体」はポスターもしくはカフェのメニューかと思ったのですが、お題を見ないとちょっと何を読んでいるかが分かりにくいと思いました。(洒落神戸)
画家つながりでゴッホの句を頑張っていましたがハイポ「日焼け」の城内幸江さまの「ゴッホにも日焼の耳はあったのか」 を読み「ぎゃふん!」と降参し、その代わりに「ゴチック体」で一句作ったという経緯です。自分の中では「秋風が吹けば本の中、パソコンの中、絵画の中、世界中のゴチック体が揺れる」というなんとも無意味かつ哀しい句でしたがOPEN、カウベル、活版印刷機、カフェの扉というコメントの言葉に「ほぉぉ!」と唸った次第です。「揺する」考察も大変勉強になりました。からころオノマトペをコメントいただけたのも大変大変嬉しかったです。ありがとうございました!(桃猫)

16.テラス去る人や鈴虫なお叫び ヨミビトシラズ
★「鈴虫」に「叫び」は強すぎる気がします。しかも「なお」なので余計に・・・。多分、あっさりした描写の方が悲しさが引き立つかと。(小川めぐる)
★下五のなお叫び、が季語の鈴虫の説明になっているように感じました。テラスを去っていくのはどんな人物だったのか、何故去っていくのか、が知りたいなと思いました(24516)
★「叫び」を面白いととるかどうかですね。個人的には合わないような気がします。 山香ばし
★鈴虫に「叫び」は大げさな気がする。(あるきしちはる)
★人「や」が&(並列)の「や」に見えてしまった。「なお」+動詞は散文のようになってしまうかな。  (桃猫)
★「や」の位置が意欲的ですね。ただ、わびしくリーンリーンと鳴く鈴虫と「叫ぶ」取り合わせにやはり違和感が残ります。十七音に、見えないドラマ性を詰め込もうとした印象が・・。(すりいぴい)
3句中、最後に出来た句。「声高に言う」をキーワードに、テーマを比喩で直に書き込んだ句。「いくら心地良い鳴き声を持つ鈴虫でも、叫ばれるように大きな声で鳴かれたのでは聞いていられないだろう」という発想から、「鈴虫が叫ぶ」という「異常な表現」を敢えて使った句。さらに、季語の「鈴虫」の方ではなく、「去る人」の方に「や」を付けて強調した事から、この句の趣旨は「鈴虫の鳴き声」ではなく「去った人」の方にあると示した(つもり)。
「鈴虫が叫ぶ」のインパクトが最大な上、テーマをダイレクトに練り込んである分、最もテーマを理解してもらえる可能性が高い句だと思ったが……反面、やや現実離れした内容である上に、季語を蹴っている句なので王道からは外れる句だと思った。……で、反応は思った通り……まあ、仕方がないさdelicious(ヨミビトシラズ)


17.傷秋のミルククラウン見る遊び 小川めぐる (21点)
◎馴染みのカフェのカウンターに突っ伏しながら、コーヒーが一滴一滴抽出されている様子を放心状態でただただ眺め、失恋のショックを誤魔化している。そんな現実逃避を自嘲を込めて遊びと呼んでいるのだと読みました。(東雲)
◎生命の勢いづく夏も終わり訳ものなく物悲しくなってしまう秋。ミルクの滴りを無心で眺めるのであるがミルククラウンが出来る一瞬の美しさをとらえることに楽しさを覚えてしまう。(斎乃雪)
◎ミルククラウンという小さく美しいものに心を寄せて、自身の内面と静かに向き合っている。美しく繊細な傷秋である。(あるきしちはる)
◎ひとり思うところあり同じしぐさを繰り返す所作と心情が簡潔に読まれています。スプーンの滴を垂らしているのでしょう。「遊び」というところに諧謔も感じられる措辞がとても良くて好きです。平明です。(すりいぴい)
ミルククラウンは涙ゆえ?傷秋の響きにそんなことを思いました。「見る遊び」という押さえがお上手です。(中山月波)
○初めは予選どころか選外だった句ですが……何度も読むうちに、「傷心の人がミルククラウンをひたすら作って、何をするでもなくボーッと座っている絵」が浮かびました。描写重視の句でかなり抽象的な句ですが、読み手が頭の中に映像を描けるギリギリの所を攻めた句かと。……書き手の勇気に一票。 (ヨミビトシラズ)
○カフェテラスでひとり、ぽつりぽつりとミルクを垂らしてはミルククラウンを見る。なんと空虚且つ感傷的なひとときでしょうか。「傷秋」という季語が際立つ一句だと思いました。  (捨楽)
△視点の面白い句ですね。ただ、傷秋で詠嘆したいなぁと個人的には思います。遊ばなくても、見ているだけでもよかったかも。 (山香ばし)
△これはどうやって遊ぶの?とか考えてはダメなんでしょうね(笑)子供の頃にこんな遊びをしたら一日中していそうです    (24516)
△アイスミルクを注文したのでしょうか。ストローから1滴落としてミルククラウンを見て、心の傷に蓋をしているのだと読みました。(大槻税悦)
★ 傷秋とミルククラウンの取り合わせがとても素敵。下5の「見る」「遊び」が具体性に欠く気が。 (桃猫)

皆さん、選&コメント有難うございます!この句はお布団に入ってから「ハッ!」と思い浮かびました(笑)。枕元の携帯からPCへメールしていて良かった~。喫茶店でこんなことしていたら「早よ帰れやgawk」と思われそうですが、こんな乙女心を許してくれるマスターがいてくれたら嬉しいですね。皆さんの美しい読みに感動・感激です。下五は「見てをりぬ」「見るばかり」などあったでしょうか。季語と内容が「だから」で繋がると思って詠嘆は考えませんでしたが・・・イケるのかな?(ドキドキ)(小川めぐる)


18.星月夜壁埋め尽くす異国文字 斎乃雪 (16点)
○夜空にはさんざめく星々、壁にはいっぱいの異国文字。この取り合わせ一発で採らせて頂きました。神秘性が素敵で、憧れと郷愁の両方をギュンと掻き立てられます。(小川めぐる)
○季語との響き合いが味わえました(あ~すけ)
○「星月夜」と壁の異国文字の取り合わせ、最初は意味が分からなかったのですが、良く調べると「星月夜」はゴッホの絵のタイトル、季語と絵のタイトルのダブルミーニングとは上手い!異国文字は日本語なのかと想像しました。(洒落神戸)
○お題の絵からは、異国文字はポスターかなと思い浮かびますが、異国文字は壁に書かれた落書き、思想統制がとられた町で人々の気持ちの捌け口としての落書きとすると、何とも切ない句になりますね。(松尾千波矢)
○絵を見て詠んだと知っていても、知らなくても、その情景が浮かびます。壁に直接書かれているのか、もしくはポスターなのか、いろんな想像が膨らみます。(大槻税悦)
○兼題にピッタリ(正丸)
△満点の星とびっしり並ぶ文字、良い取り合わせだと思う。異国の文字は読めなくてもきっと美しいのだろう。(あるきしちはる)
△見たもの触ったものを素直に表すことの大切さを改めて思いました。 (城内幸江)
△(寿々)
△端的でいいですね。どこか妖しく不穏で異国の頼りなさげな空気もあります。動詞、語順に選択肢がまだある気がします。(すりいぴい)
★星月夜という季語と、異国文字の組み合わせがとても綺麗です。ただ絵を知らないと、壁という言葉だけではシャッター商店街へのスプレーの落書きが浮かんでくるかなと思いました汗 (24516)
★「星月夜+異国文字+壁を埋め尽くす」……って…………黒魔術でもやってるの!!??怖いよ!!!!(泣+逃)……もう少し、状況を特定できる具体的な情報が欲しいところ。 (ヨミビトシラズ)
★季語との取り合わせが綺麗。ただ「壁」の一字では、落書きの壁、ピラミッドの内部、いろんな光景が思い浮かぶのが惜しいと思いました。  (桃猫)
この絵で目をひいたのはポスターの文字。星月夜の星と意味のわからない異国の文字が呼応しているように感じ星月夜と異国文字は決まって中7はちょっと苦し紛れです。たくさんの方に○△★頂きありがとうございました。(斎乃雪)

19.黄落や靴底紅きピンヒール 洒落神戸 (10点)
◎黄落の黄と靴底の紅の映像がくっきりと見えました。カッコいい女性が何処に向かうのか想像が膨らみます。   (城内幸江)
〇靴底の赤が見えるほど作者はその女性の後姿を見つめているのでしょうか。素敵な女性が銀杏の並ぶ街を颯爽と歩く姿が浮かびました。美しい色彩に女性への憧れの想いが見えました。 (桃猫)
△色の対比が綺麗です(あ~すけ)
△景はスタイル抜群のパリジェンヌが見えて凄く良い!!「黄落」が晩秋の季語なのが唯一惜しい!来月だったら採っていました。(小川めぐる)
△(寿々)
△ 靴底が赤いヒールというのがイメージ出来ず、試しに画像検索してみたら予想以上の靴の美しさにビックリしました。ただ、黄落では落ちてくる様子なので、既に地面に落ちている黄葉ではどうでしょうか?? (24516)
△色の対比が鮮やか。黄落(上から下へ)と靴底、カメラワークもスムーズで良い。(あるきしちはる)
★「黄落の黄色」と「ピンヒールの紅」の色の対比が鮮やかな一句。ただし……良くも悪くも、ただそれだけの句。これ以上、何か意図がありましたら……本当にすみません(謝) (ヨミビトシラズ)
★黄色い落ち葉(銀杏か)と赤のコントラスト。靴底が赤いピンヒールというのはみたことがありませんが、鮮やかで軽やか。やや離れた感がありますがギリギリか。(すりいぴい)
「クリスチャン・ルブタン」というパリの靴のブランド。ハイヒールが主商品で、その中でも靴底が赤い「レッドソール」が有名。パリジャンがこれを履いて黄落、黄葉の中を歩いてたり、オープンテラスで脚なんか組んでたら美しいなという、ただそれだけの句です。
「黄葉」ついてですが、歳時記で調べたところ落ちてるという意味がないので黄葉を使うと別に落ちているという情報がいりそうです。うーん、「黄落」が晩秋の季語だというところを見落としてました orzブランド名は別として赤い靴底を見た事がない方が多くてビックリ、私以外の男性陣は女性のふくらはぎとか足首とかあまり見てないのかなあ ;-)幸江さんにはバッチリ伝わったようで嬉しいです♪(洒落神戸)


20.色なき風過ぎて広告またも増え ヨミビトシラズ (2点)
△広告という言葉を入れた句を作りたくて色々考えたのですが、色なき風と広告の派手な感じの対比など思いつきもしませんでした。とても綺麗です。ただ、過ぎて、ではなく吹くや、で切っては駄目だったのでしょうか??  (24516)
△「色なき風」憧れの季語です。時期的に催し物のお知らせが増えるということもあるかと思いますが、透明な風ゆえに、広告の文字も写真もデザインも存在感を増し、今まで気づかなかった1枚にも目が行くようになった、と解釈しても素敵です。「過ぎて」に再考の余地あり?(小川めぐる)
★「またも増え」が説明的。風が増やす、というニュアンスにしてみたらどうか。(あるきしちはる)
★「過ぎて」なくても良いかなと。「広告」だと色んな媒体があるので映像化が難しいかなと思いました。 (桃猫)

★「色なき風」の色なき、秋の寂寥感を風で例えたもの。「増え」という言葉とややそぐわない気がしてしまいます。風と広告のセットはよいですね。(すりいぴい)
3句中、2番目にできた句。「寄り付かなくなる人」をキーワードにして書いた句だが、そのままでは直接的過ぎるので暗喩を少し入れてある。「色なき風」というのは、徐々に冬に向かって彩りを失っていく秋の風を示した季語。これを、「色の無い返事」等に見られる「色を失う=人が興味を失う様子」に引っ掛け、「色なき風=広告に興味を持たない人」の示唆で使ってみた。即ち、「色なき風が過ぎる=広告に興味を持たずに通り過ぎる人」。示唆に気付かなくても、「通行人の興味を惹こうと際限なく広告を出す人の徒労」という雰囲気が漂う風景画として捉えてもらえるかな、と思ったのだが……示唆を含んだ「色なき風が過ぎる」が分かりにくい事もさることながら、「広告またも増え」の部分も描写不足で上手く句を支えきれていなかったのかも知れない。反省bearing(ヨミビトシラズ)

21.秋風とスカート遊ぶテラスかな 城内幸江 (4点)
○秋になり少し長くなったスカートの裾を秋風が揺らします。パリのカフェのテラス席と言えばやはり脚の綺麗なパリジェンヌに登場して欲しいですよね。スカートからチラリと見えるふくらはぎまで想像できたりして良いですね。(洒落神戸)
〇天に押したかった一句。テラスで待ち人ですね。秋風は多様に歌われるそうですが、爽やかな秋風ですね。リズムもよく動詞が活きています。スカートの色が目に残ります(エンジ色みたいな・・)。(すりいぴい)
★ ゴメンナサイ、スカートめくりの情景しか浮かびませんでしたw   (24516)
★実は「テラス」が夏の季語(「露台」の傍題)で、この句の中心が「テラス」になっている気がします(「春風」でもよい句になっている)。景は素敵なのでそこが残念でした。(小川めぐる)
★「スカートが秋風に吹かれてひらひら舞う様子」を「秋風+スカート+遊ぶ」というのは……気持ちは分からないじゃないけど、「手垢の付いた表現(&発想)」じゃないかと私は思う……(汗) (ヨミビトシラズ)
★「かな」はしみじみした感じが欲しいので「遊ぶ」だと「かな」が効いていない気がする。(あるきしちはる)
今回も勉強させていただきありがとうございました。選んでくださいました皆さまありがとうございました。皆さまからいただいた選評をしっかりと読み返し、みなさまの句評をじっくり読み、今後の句作に繋げたいと思います。(城内幸江)


22.初秋やテラスの赤きベレー帽 寿々 (10点)
○秋の初めパリジェンヌはその年の秋冬のトレンドを早々取り入れてお洒落を楽しんでいるのでしょうか。赤いベレー帽を被った女性。グループではなく独りでカフェオレなんかを飲んでいるのではなんてとこまで想像しました。(洒落神戸)
○先ずは色がきれいですね。初秋だから、まだ黄葉していない街路樹の下のテラスに赤いベレー帽の画家を夢見る女の子が画材かなんかを持って座っているのに想像しちゃいました。
△スッキリ・サラリとしていて好感を持った一句。色合いが綺麗で、スケッチに出たくなる秋の爽涼感が出ています♪(小川めぐる)
△読み手が、「ベレー帽」から「ベレー帽を被った人」を想像するか、「単なるベレー帽そのもの」を想像するか……前者だと「芸術の秋」と連携して様々な読みが生まれるが、万一後者で読まれてしまうと詩情が前者に比べて薄くなり、損をしてしまう句。……私の心配し過ぎ?(汗) (ヨミビトシラズ)
△秋→芸術の秋→絵描き→ベレー帽と発想の手順が見えてしまうので、全く違うアイテムにしたほうが「初秋」と「赤」の取り合わせが活きそう。(あるきしちはる)
△そのベレー帽を置いた人がいろいろと浮かびます。齢を重ねた男性でしょうか、それとも若くはつらつとしたお嬢さんでしょうか。 (山香ばし)
△ 秋のテラスに「赤」が鮮やか。ベレー帽で画家や漫画家が浮かぶ上手い言葉だなあと思いました。置かれたものか誰かがかぶっているのか。最後までとりたいなあと悩みました。 (桃猫)
△ベレー帽が気候の変わり目をうまく表しています。カフェの客が被っているのでしょうか、ひっそり忘れ物でしょうか、想像が膨らみます。(すりいぴい)
★ 秋になった途端、毎日カフェに来だしてすっかり常連になったおじいさんを想像しました。赤きベレー帽の人物が何をしているところなのかが知りたかったです。  (24516)
ベレー帽の句に票をくださりありがとうございました!皆様の意見をよく読みまた勉強に繋げたいと思います。このベレー帽は忘れ物か被った人なのか?との問は17~18歳の少女から大人に向かう女の子といった方が合うでしょうか。赤いベレー帽を被りカフェテラスから見える海をひとり描いてます。実はこれプレバトの水彩画を描くショートカットの特待生(名前がわからない(^_^;))をモチーフにあれこれ想像をしました。もう少し分かりやすくしたら説明的になりそうなのであえてシンプルに仕上げて読む方に想像をしてもらえるようにしました。ベレー帽は置いてあるのか被っているのか男か女か…それを想像してもらいたかったので私的にはたくさんのご意見がいただけたことが想像してもらえたんだ!と嬉しかったです(*^_^*)(寿々)

23.パンが焼けテラスへ小鳥来る朝(あした)  東雲 (5点)
○パン、テラス、小鳥の取合せが絶妙ですね。ご飯党の私でも「そりゃあ、小鳥はやっぱりパンだろうなあ!」と納得。(葦たかし)
△パンの匂い、小鳥のさえずり、朝という時間が盛り込まれ、贅沢な時間を感じます。「テラスへ」という場所の提示は必要なかったかなとも感じます。 (山香ばし)
△爽やか。「小鳥来る」というだけで採ってしまいそう。慣れた鳥なのでしょう。日課かな。惜しいのは上五の「が焼け」ではないでしょうか。どこかで切る選択肢もあるような。(すりいぴい)
△カリっと焼けたトーストのいい匂いがしてきました。惜しむらくは散文的なので、語順を入れ替えて(「季語を上五か下五に入れて)みてはどうかと。(小川めぐる)
★そのもの、そのまんまの句。雰囲気としては悪くないのですが、使った映像(題材)が余りにも平凡過ぎます。映像もしくは描写をもっと工夫しないと、他の句に埋もれます。 (ヨミビトシラズ)
★散文っぽい。「焼け」とせず、たとえば香りの描写をしてはどうか。(あるきしちはる)
皆様、投票やご指摘ありがとうございました。とても勉強になりました。自家製パンを焼くカフェの朝、サンドイッチ用に食パンを切り、その時に出たパンくずをテラスに置いて小鳥がついばむのを眺めるのが日課で、いつの頃からかパンが焼ける匂いを嗅ぎつけた小鳥達が先にテラスで待っているようになった、そんな情景を詠みたいと思ったのですが、皆様のご指摘がそれぞれごもっともで、改良の余地があるなと思いました。(東雲)



24.秋うらら嫉妬の女形貼られけり 大槻税悦 (2点)
△この季語に「嫉妬の女形」が好対照!なのですが、「明日より『娘道成寺』」などと具体的な演目で「(嫉妬の女形の)ポスターが貼られている」と分かった方がいいかなと。お芝居を観に行く、という「うらら感」も増す気がします。(小川めぐる)
△中七の表現が斬新です(あ~すけ)
★三段切れのため、「けり」があまり利いていないと感じました。良い題材なので、惜しい!(葦たかし)
★スイマセン、女形が貼られる??しかも嫉妬の女形??の意味がちょっと分かりませんでした。秋といえばこれみたいな歌舞伎座の演目があって、その公演のポスターとかでしょうか??  (24516)
面白いと思ったのですが秋うららと嫉妬の女形の取り合わせがよく理解できませんでした。(斎乃雪)
★単純に「女形のポスターを貼った」とも読めるし、「貼る」と「張る」を掛けて「嫉妬された女形が誰かに(顔を)張られた」という示唆とも読めるし……しかし正直、読みも味も分からない句。……ところで、ネタは梅沢名人?(汗) (ヨミビトシラズ)
★「嫉妬の女形」に何か意味があるのかと思ったのですが、調べきれませんでした。お題を見なかった場合にこの句だけで景が想像しにくいかと思いました。(洒落神戸)
★「嫉妬の女形」がわかりにくい気がします。 山香ばし
★「嫉妬の女形」とは演目か。興味をそそられる言葉だが秋うらら」とは合わない(「貼られる」でなく「秋麗へ貼る」なら逆説的でアリかも?)と思う。(あるきしちはる)
★切れが3ヶ所あるように詠める。 (痺麻人)
★「おやま」の興行ポスターでしょうね。措辞の中七がすんなりと入らずもったいない気がしました。でも諧謔というか可笑しみが季語と合っています。どこか気になる一句。(すりいぴい)

この句は、最初、文楽の興業のポスターをイメージしていましたので、娘頭(むすめかしら)と中七に入れていましたが、検索しても、全然ヒットしなくて、文楽をご存じない場合は、娘の頭(あたま)???って感じだったことから、「女形」に変更しました。
共通してご指摘いただいた「嫉妬の女形」の分かり辛さについては、季語「秋うらら」と「嫉妬」の対比のつもりがそんな風には読めなかったということのようです^^;嫉妬の女形については、これまた私の適当な性格がココに出たのですが、演目は何ということを決めずに入れました。歌舞伎に出てくる女性は結構嫉妬してはるので、まぁ女形の写真が興業のポスターに使われるとしたら、嫉妬の顔かな~という安易な発想でした。すみません!
あと(それ何?と思ったことは内緒の)三段切れですが、勉強になりました。今後は一文字、一言、語順も切れも考えます!まだそこら辺なんです・・・すみません(笑)本当にありがとうございました!!!!!(大槻


25.カフェテラス逆さの椅子を照らす月  東雲 (18点)
◎「逆さの椅子」が店仕舞いしてひっそりした感じをうまく表していると思います。その椅子を月が照らしてる、状況設定がお上手ですねえ。望郷の念と一方で異郷での向学心に溢れる若き画家の姿を思い浮かべました。(葦たかし)
○テーブルの上に逆さに並べられた椅子に月明かり。静かになったお店の余韻の表現が綺麗だと思いました。  (城内幸江)
○テラス席で閉店するとテーブルの上に逆さに椅子を乗せるところがありますね。フランスではありませんが、新婚旅行でイタリアで見た風景を思い出しました。それを照らす明るい月。「テラス」と「照らす」って言葉選びもナイスですね。(洒落神戸)
○誰がどう読んでも、「営業時間後の夜のカフェテラス」が一発で思い浮かぶ句。キーワードの選択が的確で、シンプルだが精度と描写が抜群で、説明っぽくもない。情景も綺麗で、「逆さの椅子」の味が地味に良い。ただ、「照らす月」がちょっと迂闊。 (ヨミビトシラズ)
○よく行く喫茶店、残念、今日は既にしまっている。(正丸)
△閉店後の風景ですね。清掃も済んで、開店を待つぽっかりした時間・・・無音の空間に「月」の囁きだけが届いていそうです。ただ・・・「照らす」じゃない方がいいかも?(小川めぐる)
〇天に押したかった一句。月明かりの下では、椅子が椅子とは違うものに見えるのでしょう。少しのシュールさともの寂しさを感じる。細長い脚の影まで目に浮かぶ。簡潔です。シャガールみたいですね。(すりいぴい)
△景がすっと入ってくるところがいいと思います。(あ~すけ)
△閉店後のカフェの様子がよく浮かぶ句です。(大槻税悦)
△営業時間が終わった後の静けさを感じます。テラスに照らすと重ねたかったのかもしれませんが、月が季語である以上、照らすは余計かなと感じます。 (山香ばし)
△逆さの椅子=掃除のために机の上に逆さに乗せられた椅子、そのカフェテラスへ月光…素敵だと思いました。ただ「逆さの椅子」がいかようにもとれるかなあと悩みました。 (桃猫) 
★テーブルに逆さに置かれた椅子が秋を思わせることに成功してますね!惜しかったのは月は照らすものなので、別な言い回しが良かったのではと思いました。(寿々)
★「照らす」が蛇足か。描こうとしている景は良いと思う。(あるきしちはる)
皆様、投票やご指摘ありがとうございました。
とても勉強になりました。この句ではテラスと照らすをかけたのですが、照らすが要らないというご指摘も多数いただきました。私は知識が乏しいのでよくわからないのですが、花とだけ書いてある場合それは俳句の世界では桜と見なすように、月とだけ書いてある場合は満月と見なされるのでしょうか?もしそうでないなら、月は満ち欠けする物なので「夜を照らせる程度には明るい月」という事を表現するために照らすは必要だと思うのですが、私は無知なのでそこが判然としませんでした。(東雲)



26.鵲や珈琲ケトルの蓋踊る すりいぴい (9点)
踊るが効いていますし鵲の持つイメージから何か起こりそうな期待も(かま猫)
○特選と迷った句。ケトルの音や動きと鵲を合わせたことで、鵲がカタカタカタと高速でタイルをはめ込むように橋を作っていくところを想像した。(あるきしちはる)
△「七夕伝説」と関係深い「鵲」。すらりとした(鵲っぽい?)珈琲ケトルのフォルムは、「お洒落な恋」のイメージも持つかも知れません。「踊る」が「凡人ワード」なら、「~に湯の沸きて」といった方向でしょうか?(小川めぐる)
△「鵲」の季語には、縁結びの暗示があります。ケトルの蓋が「踊って」いるのは、そのせいかも知れません。句全体のインパクトは少ないが、何気ない光景の中にさりげなく伏線が張ってある句。 (ヨミビトシラズ)
△軽快で賑やかな雰囲気が面白く感じます。中八がもったいないですね。助詞はいらないのでは。(山香ばし)
△ 季語に瑞々しい生命力を感じました。窓の外は豊かな木々、鵲の羽ばたき。そして珈琲の香。ただ「蓋踊る」の映像が思い浮かべられず是非作者の方に伺いたいです。 (桃猫)
△珈琲ケトルの蓋踊るで、蓋の小刻みな動きとカチャカチャという音とコーヒーの香りが浮き出て来ました。(東雲)
かま猫さん、ちはるさん、△いただいたみなさん。ありがとうございます。カササギはカチカチ、カチャカチャ鳴くせわしない鳥なんですね。本句はケトルの絵を描きつつ音イメージ(と、そわそわ感)を先行させました。そこを感じていただけたみなさん、ありがとうございます。山香ばしさんの言われるように助詞は確かにですね(コーヒケトルでよかったですね)。桃猫さん、「踊る」は珈琲が沸き、ふたがカササギの鳴き声のようにカチャカチャと沸いて動いている感じ・そわそわ感です。東雲さん、ヨミビトさんありがとうございます。(すりいぴい)

27.はつあきや品良く垂るる犬の舌 捨楽 (12点)
○「品良く垂るる」がいかにも秋そしてパリっぽいです。この犬のイメージがボルゾイで浮かびました♪(小川めぐる)
○本来なら、文句なく特選だった句。「品の良い+犬+(兼題の)カフェ」という情報から、「盲導犬」というキーワードを思い付きました。カフェの盲導犬の舌に焦点を当てるなど、私にはとてもできないので特選に推そうとしたのですが……肝心要の「カフェ」という情報が句の中に無く、兼題を見ずに句だけ読んだら、「上品そうな犬が鎮座している」様子しか思い浮かびません。落差が余りにも残念過ぎます!!!!(涙) (ヨミビトシラズ)
○「品良く」が面白い。気候が落ち着いたのを犬の舌の様子で捉えたのは見事。種明かしが最後にくる語順も良い。(あるきしちはる)
〇これも天に押したかった一句。初秋はまだ少し暑さが残る微妙な時期。この意味で「品よく垂るる」が絶妙。舌の光や軽く波打つ腹まで見えるようでリアリティを感じます。語順がいい。(すりいぴい)
△他の季語があったのでは?少し予定調和的な感じがしました。(葦たかし)
△テラス席で行儀よく大人しくしているワンちゃんを想像して良いなと思いました。「品良く」は詠み手の気持ちが入っていると思うので、もっと写実的にするのもありかと思いました。(洒落神戸)
△初秋をひらがなにしたことがそれほど効いていないような気がします。犬の舌に視点を持っていった点が面白く、よく見られているなと感じます。 (山香ばし)
△ 中7が個性的!夏はだらりと弛緩していた犬の舌が秋になり小さく恥ずかしげにしているのですね。でも垂れちゃっているのが可愛い! (桃猫)
★ゴメンナサイ、犬があまり好きでなくて観察した事が無いので、品よく垂れる舌が想像できませんでした汗 (24516)
★すみません。品良く垂れているのに、どうしてもよだれのイメージが払拭できませんでした。(大槻税悦)
★兼題<テラスの広告>と句がつながらないようです。 (痺麻人)

28.秋風と愛を楽しむシャンゼリゼ 24516   (2点)
△「秋風」の涼しさから、「大人の関係」ぽい「愛」を想像してしまいました。シャンゼリゼにはそれがふさわしい気もします。やがて来る(だろう)別れが見えていそうで、だからこそ逢える時を「楽しむ」のかな~。考えすぎでしょうか~~~(^^;(小川めぐる)
△愛の相手はパリジャンかパリジェンヌなのでしょうか?愛を楽しむという表現が、古き良きフランスの空気感を良く表しているのではないかと思いました。(東雲)
★楽しむを具体的にしたらもっと楽しそうかも。 (城内幸江)
★「秋風と」で並列にするより、「秋風や」と素直に詠嘆してしまった方が良いと思います。ところで……感覚に個人差はあるだろうけど、「愛を楽しむ」なら「春」と「秋」のどっちが良いでしょう? (ヨミビトシラズ)
★季語をもう少し具体的にするといいのではないでしょうか。 山香ばし
★いかにもシャンゼリゼの雰囲気がするけれど、具体的な描写が欲しい。(あるきしちはる)
★シャンゼリゼ自体が秋風と愛を楽しんでいるのか、詠み手が秋風と愛をシャンゼリゼで楽しんでいるのか、どちらも同じくらい良いだけに戸惑いました。(すりいぴい)
この句は作った自分が一番好きな句です。恋人同士の句も作りたいなと思っていたところ、『愛を楽しむ』のフレーズを思いついたら自分で気に入ってしまい、もうここから離れられませんでした。こういう自分で自分を縛った場合は大抵、仕上げが甘くて失敗する、という事を改めて実感しました。それでもやっぱりこの句は気に入っているので、いつかどこかでリベンジしたいです。(24516)



29.茄子の馬バイクで僧がやつてくる 痺麻人 (5点)
◎バイクの僧と季語の取り合わせが面白い。もしかして、バイクの僧は見た光景かもしれないが、季語が見事です。(正丸)
△茄子の馬と僧のバイクの取り合わせが面白い。「やつてくる」がやや説明的か。(あるきしちはる)
△発想の飛躍がとてもいいと思います(あ~すけ)
★「サンタが街にやってくる」みたいで可愛く感じてしまいましたが、すみません、お題と離れすぎていて採れませんでした(^^;(小川めぐる)
★ゴメンナサイ、馬からバイクを連想したんでしょうか?このままでは近過ぎると思います (24516)
★お盆には、毎年、菩提寺のご住職がバイクでお経をあげに来てくださいます。それしか思い浮かびませんでした。お題からどのような経緯でこの句に辿り着かれたのか、教えていただけますと嬉しいです。(大槻税悦)
★どうしてもお盆の景しか浮かばず テラスの広告とのつながりがよくわかりませんでした。(斎乃雪)
★お盆の茄子と僧侶のバイクの対比が抜群で、非常に面白い句。ただ……「胡瓜=馬、茄子=牛」じゃなかったっけ?(汗)この手の盆ミス……もとい、凡ミスは、1つでもやると選外転落の元なので要注意。勿体ない(涙) (ヨミビトシラズ)
★外国の風景なのに、茄子の馬とバイクとお坊さんの三点セット…?と、違和感を感じてしまいました。ごめんなさい。  (捨楽)
★この季語は厳かさ・慈しみを代表する季語と思います。馬に乗るのは死者なので、近いようで離れた感があります。でも跨る絵面をダブらせる試みの意欲買います。(すりいぴい)
<投句・選句・コメント>すべてが初めての経験でしたので、初歩的なミスの連発でした。次回からは少し進歩した<投句・選句・コメント>になるよう勉強します。勉強・勉強・・(痺麻人)

30.千屈菜とページ繰る音とカフェの香と  東雲
★「千屈菜(ミソハギ)」の必然性・存在感があまり感じられないと思うのは私だけでしょうか?(^^;(小川めぐる)
★みそはぎって土手に咲くのではないのでしょうか?また音と香りまで重ねるのはさすがにやり過ぎのような気がします。それぞれが自己主張して実質的に三段切れのような感じがしました   (24516)
★3つ並べられた「視覚(色彩)」「聴覚」「嗅覚」の情報が、読み手の感覚的な刺激を促す句。「千屈菜」の意図がやや微妙だが……「千屈菜=仏花」なので、お盆前後の独特な空気感を出したかったのだろうか?それとも、身内の不幸の示唆? (ヨミビトシラズ)
★3つの事象を詰め込み、並べ過ぎた感が否めません。 (山香ばし)
★千屈菜である必然が自分にはわからなかった。(「千」から分厚い本をイメージさせるか...?)植物については勉強不足なので、取り合わせの意図を教えていただけたらありがたい。(あるきしちはる)
★句でいいたいことは1つ、あるいは相乗効果かな。どれに焦点を当てたいのかが不明確と思いました。視覚・聴覚・嗅覚がここでは打ち消しあった印象ですね。(すりいぴい)
皆様、投票やご指摘ありがとうございました。とても勉強になりました。これは今回一番後悔している句で、元々は千屈菜ではなくコスモスだったのですが、投句締切日に念の為と調べてみたらコスモスは仲秋の季語となっていたので、急遽四音で初秋の植物を探して季語を入れ替えました。しかし取って付けたような違和感があり、投句後にやはり季節感が多少ズレていてもコスモスのままにしておけば良かったと何度も後悔しました。(東雲)



31.初秋は彼の写真を燃す匂ひ 寿々 (10点)
◎上五を初秋やとせずに、初秋はとしたところがすごく好きです。昔きっと彼の写真を燃やした経験があって、それから何年経っても秋になる頃、何かの拍子にあのポジ写真が焼けたときの独特の匂いを思い出す時があるのでしょうね。 (24516)
○他の写真ならどの季節に燃やしても良いのでしょうが、「彼」がもし別れたひとならば、秋に燃やさなくちゃいけない気がします。  (捨楽)
〇新しい恋が始まったのかな? (痺麻人)
△「燃す匂ひ」に漂うかすかな痛みが堪りません。夏が終わった感慨が呼び水になって、初秋の頃になると写真を燃やしたことを思い出してしまうのでしょう。この「初秋は」抜群に切ないー。(小川めぐる)
△「写真を燃やす」や「手紙を燃やす」はよく見るネタだが、それを「初秋の匂ひ」としたところに工夫があると思う。(あるきしちはる)
△明快だけれど「彼の」としたことで奥行きが減じた感があります。大事な写真を燃しているんだな。何だろう、とぐらいで。切れを入れる選択肢もあるけど・・。匂いがしてきました。(すりいぴい)

★通常は「初秋や」を使うと思うけど、敢えて「は」を使った理由があるとすれば……「初秋を迎える度に、彼の写真を初秋に燃やした事を思い出す」の意で書いたとか……かな?なお、「写真を焼く+匂い」というのは面白いと思う。 (ヨミビトシラズ)
★「は」→「や」にして、切れを入れては? ただ、マイナス思考の句は良くないと思います。がんばってください。(正丸)
★「燃す」はどちらかと言えば方言的な表現なので、言い換えしたかったですね。 (山香ばし)
点数をくださりご意見をありがとうございました!私のイメージの中では秋の匂いは焚き火の匂いで、昔はあちこちで見かけましたが今は野焼き禁止になっているので燃やす匂いがすることはほとんどなくなりました。でも初秋を表現するのに燃やす匂いの記憶を辿り失恋した時に彼との写真を燃やした日にぶつかりました。それはまさしく夏が終わりかけの初秋。「燃す」は方言なのですね!言葉の短縮はいけないと思いながらも燃やすの三文字を短縮してしまいました。確かに普段燃すとは使いませんね。写真を燃すの「を」を省略して「写真燃やす」とするのも考えたのですが韻が悪く説明的になるのを避けて俳句らしい韻を選びました。それ以前の推敲の問題かもしれないですが…(^_^;)
短縮させるというところの問題点をご指摘くださりこれからの課題と気づくことができました。ありがとうございました!(寿々)


32.新涼やカフェは隅より語り初む   かま猫 (11点)
◎爽やかな風が流れ込むように客達が隅の席から語り出す。時間の経過を感じさせる下5の措辞が良いですね!カフェを広く見渡す視点が素晴らしい。  (桃猫)
〇秋は意外な場所から始まる・・ですね。 (痺麻人)
△恋人同士、友人同士 隅でひっそりと話している景が見えます。 (城内幸江)
△空いていても、なんとなく隅の方に座りたくなるもの。十二音の説得力が確かです。が、個人的には、少し暖かめの季語が合いそうにも。(小川めぐる)
△隅のテーブルから話し声が広がっていくような、動きが感じられるところがいいと思いました。(中山月波)
△映像感のある季語の方が良かったのでは?(葦たかし)
△「カフェが隅の席から埋まっていく」様子を、上手く表した句。ただ、「新涼」をどのように読み解くかで迷ってしまいました。単に置かれた季語なのか、それとも意図があって置いた季語なのか……う~ん(汗) (ヨミビトシラズ)
△やっと涼気が来て、夏に無口だった人々が外へ出て語らい始める気候。「初む」が移り変わりを表していていいと思います。静けさと詩心。(すりいぴい)
★オープンテラスの端のほうから徐々に日陰が出来て来て過ごしやすくなっていくということでしょうか?スイマセン隅から語り始めるの意味がよく分かりませんでした (24516)
★一読、「そうかなぁ...?」と思ってしまった。この措辞だと普遍的な感じがするので、「今作者の前でこうなっている」と限定的にした方がいいかも。(あるきしちはる)


33.カフェテラス柘榴の木のみ残る丘 寿々(9点)
○なぜ石榴のみ残したのか、残っているのか。カフェの店主の趣味や人柄が見えてくるようです。個人的には石榴の木よりも、季節は違いますが花石榴としてもよかったかなと思います。 山香ばし
○「柘榴の木のみ残る丘」の読み方は色々あると思いますが、私はこのカフェのオーナーがこの柘榴の木を気に入り、それ以外の木を伐採してここにカフェを建てたのではと読みました。(東雲)
○描かれていない外に着目した点が好きです(あ~すけ)
△「柘榴の木のみ残る丘」を眺める、またはそこにあるカフェテラス。「多産」「豊穣」の象徴である柘榴に深いドラマがありそうで、惹きつけられる一句。(小川めぐる)
△のみ、が気になります。他の木は全て切り落とされ柘榴の木だけが残っている、しかも丘の上にあるカフェテラス。とても気になります  (24516)
△柘榴、改めて調べると宗教的なイメージもあり複雑な連想力を抱えているので、中七下五がとても意味深。それを引き立てるような上五に変えた方がいいと思う。(あるきしちはる)
★柘榴の木でテラスとかテーブルとか椅子が出来ていて、閉店後はそれが丘のように見えるのかととも思いましたが、柘榴で家具とかテラスとか出来そうになかったので、理解に苦しみました。(大槻税悦)
★書いた情景や描写は悪くないが、急所の「柘榴の木」の意図が分からない。柘榴の木……調べたら「多産」「鬼子母神」「人肉」などのキーワードが出て来たけど、これらだとちょっとピンと来ない……申し訳ない(謝) (ヨミビトシラズ)
★秋の寂しさが出て、テラスから青い空まで見えるようでいいですね。ただ、「柘榴の丘」で同じ光景が端的に浮かび、他に字数を使えた気もします。(すりいぴい)
皆様のご意見とても勉強になり励みになりました!m(_ _)mありがとうございます!柘榴の木のみというのがわからないという意見がありましたので説明させていただきます(*^_^*)丘の上にあったはずのカフェがある時突然、柘榴の木だけを残して建物がなくなってしまったのです。ポツリと残されてしまった柘榴の木はまるで主をなくしてしまったかのように寂しそうでした。でもきっとこの木だけは切りたくなかったのではないかと思いを「のみ」と表しました。柘榴の木の意味まではなく、見たままの木を詠みました。そういったことまでの心情を入れられてないので皆様は柘榴の木から心情を掴もうとされたのだと思うともっと違う推敲ができたのではないかと反省です(^_^;)ありがとうございました!(寿々)

34.混雑の去りて涼風至る席 あ~すけ (8点)
◎今回、自分も「涼風至る」という季語で一句作りたかったのですが、どうしても浮かばずに断念したところにこの句。こんな感じの句が作りたかった!という、お手本となる句を見せていただきました。ありがとうございました。  (捨楽)
○人でごったがえすカフェ。ようやく人も去り熱気も失せて気が付けば秋めいた涼しい風が吹いているではないか。その風は心を洗うような清涼な風だ。(斎乃雪)
○「絵を見て一句!」を一番ストレートに感じた作品。ごちゃごちゃの椅子はいかにも「混雑の去」った後だと納得。この後きちんと整えられてまた翌日の混雑に備えるのだろう。「涼風」に、「お疲れ様!」の爽やかな挨拶の声を感じた。(小川めぐる)
△「ラッシュを終えて店内から人がいなくなり、人の熱気の無くなった空間に涼風が吹き抜ける」という、気持ちの良い句。ただ、「混雑」がやや直接的で説明っぽい……場の雰囲気を示す「喧騒」等の方が良いと思う。 (ヨミビトシラズ)
★「すいたから風が通るようになった」と因果が見えすぎか。「混雑の去りて」を「涼風至る」と一見関係のないことにできれば佳句になりそう。(あるきしちはる)
★状況説明的な印象です。カフェ「席」でしょうけれど、どこか曖昧さを感じました。後半は良いと思うので前半は変えられるでしょうか。(すりいぴい)


35.アブサンの夢を見るバク秋の声 すりいぴい (2点)
△夢を食べると言われているバクが夢を見るって発想が良いと思いました。(洒落神戸)
△好きな句なのですが、「此処がこうだから良い!好き!」ときちんと説明出来ないので次点に。普段は夢を食べる側のバクですら夢見るアブサン、気になります。  (捨楽)
★すみません、「アブサン」と「バク」の接点が分かりませんでした。・・・が、佳き夢に酔っているようなバクを想像し、可愛く感じました。(小川めぐる)
★ゴメンナサイ、お酒の夢をみる幻獣が秋の気配を感じているという情景が詩の言葉過ぎて、分かりませんでした (24516)
★何故バクがアブサンの夢を見るのか、全く想像できない。「アブサン→悪酔い&中毒性→悪夢を見る」で、「バクが悪夢を食ってその人を楽にする」という意味の句なら、素直に「夢を食う」と書いた方がまだ分かり易いと思う。 (ヨミビトシラズ)
★アブサンの取り合わせはいいですね。でも一瞬麦秋?と思わせ、実際はバク。秋の声とやや離れた感がある気がします。 (山香ばし)
★発想がユニークで楽しい。ゆえに、「秋の声」は合わないかも。(あるきしちはる)
洒落神戸さん、捨楽さんありがとうございます。まさにお2人の言われたことがほぼすべて!嬉しい!人の夢を食べるはずの獏が夢を見ているという(しかも酒の)シュールな寓話的遊びです。理屈などありません。涼しさの中で惰眠をむさぼるひっそりした(シャガールみたいな)イメージです。佐伯なのに・・(沈)。「秋の声」は実は迷ったところでやはり突かれましたね・・。「秋の声」は音ではなく秋の気配の季語で、獏が夢に朧に聴いている何か、をイメージ。後半中心に推敲を。(すりいぴい)

36.うらみごとは無音声にて秋日傘 捨楽 (7点)
○無音声映画のように口だけ動かすけれど、声は発しない。その意図は表情とともに秋日傘の中...。作者の事情や思いに様々な想像が膨らむ。(あるきしちはる)
〇「云いたいことがあるならはっきり云ってくれ!」と男が叫びたくなる女。秋日傘が良いですね~。これ以外ないというくらい。 (桃猫)

〇怒り顔の貴婦人がテラスの前を通ってゆく、日本にはない風景ですね。 (痺麻人)
△この静けさに何よりの迫力が籠もっています。「秋日傘」は、相手との距離感でもあるのでしょう。「無音声」もう少しやわらかい言い方でも。(小川めぐる)
★うらみごとという言葉が強すぎて、秋日傘の季語が負けてるように思いました。何の恨みなのだろうか、しかも聞こえないように呟く恨み、秋日傘よりこっちの方ばかり気になってしまいました (24516)
★「秋の日傘の下で、恨み言を胸の奥底に押し殺しながら歩く女性」の絵が浮かんだ句。「秋日傘+うらみごと」というダークな雰囲気が良い。ただ、「無音声(むおんせい?)」という耳慣れない&硬い言葉が、ちょっと……(汗) (ヨミビトシラズ)
★季語のみが映像で、そこ以外に五感の情報がなく、するりと入ってきませんでした。ただ、日傘の動きや柄に詠み手は何かを感じ取ったのでしょう。そうであればやはり措辞に具体性があればいいかと。(すりいぴい)

37.初秋やオーレに憩ふサーカス団 すりいぴい (7点)
◎カフェ横の広場に、サーカスの丸いテントが張っている景がありありと浮かびました。壁の色鮮やかなポスターにテントの明るい色が重なります。まだまだ暑い初秋、危険を伴うステージの合間のくつろぐ時間がいいなぁと思いました。(中山月波)
○カフェらしさが「オーレ」で表現されていて、そこにサーカス団が集って、カラフルなイメージが追加されました。楽しい句だと思いました。(大槻税悦)
△「初秋」と「(カフェ)オーレ」実に似合いますね!「サーカス団」で景が一気に膨らみすぎるような、そこが異国情緒なような・・・。(小川めぐる)
△化粧を落としたピエロ、力自慢の大男、小柄で細身の軽業師、口ひげをたくわえた猛獣使い、そんな一風変わったメンバーが一仕事終えてカフェでくつろいでいるのかなと想像して微笑ましく思いました。(東雲)
★「オーレ」が「カフェオレ」の事だとすると、「オーレ」だけでは正確に伝わらないと思いました。(洒落神戸)
★いろいろな芸を披露してオーレの大歓声をうけているサーカス団みたいな情景を想像しましたが、スイマセン、季語の初秋との組み合わせが分かりませんでした   (24516)
★恐らくは、「演技が無事終わって拍手喝采、団員は胸を撫で下ろして舞台裏に下がって休む」という意味の句だろうけど……「オーレ→拍手喝采」「憩う→胸を撫で下ろす」が、読み手の頭の中ですぐに繋がるかどうかが微妙なところ。 (ヨミビトシラズ)

★ 憩ふサーカス団が面白いですね。色彩鮮やかな衣装。愚痴もいっぱいあるかも? オーレはフランスの町の名前であってますか?もっとピンポイントの場所でも良いのかな。 (桃猫)
月波さん・税悦さん、桃猫さん、めぐるさん、東雲さんもういうことないです。描いた絵がそのまま伝わりました。ありがとうございます。フェリーニ映画みたいなまんまの一瞬の「絵」「写真」です(そしてこのサーカスはその頃に来るんです。これは句とは関係ないですが)。他のみなさんご指摘のオーレは確かに曖昧でした。突っ込みどこですね。(カフェ)オーレは秋をイメージ(夏だと冷えたアルコールでしょうね)。(すりいぴい)

38.秋めくや皆それぞれの指定席 正丸 (10点)
熱かった夏も終わりようやく冷静さを取り戻しひとりひとりいろいろなことを落ち着いて考えられ、人間関係も然りの季節への喜びも見えます(かま猫)
○みんなそれぞれの生活があったりそれぞれの役割があったりするとこの指定席と解釈しました。応援してもらえたような一句。(寿々)
△ベンチでもカフェの椅子でも電車の場所でも、出来ればここに座りたいという椅子がありますよね。        (24516)
△常連さんが、それぞれの指定席で読書したり、勉強したり、SNSしたり、ということなんでしょう。(大槻税悦)
△誰もが、それぞれに自分の場所がある・・・それはお店でも職場でも家の中でも。「秋めく」の解釈で景がガラリと変わる面白さを持つ一句ですね。「ほのかな充足感」、「ベタつかない爽やかさ」、「背中合わせめいたもの寂しさ」など、いずれの読みにも耐えうると思います。個人的には「各々にある」でもと。(小川めぐる)
△映像があって、初めてどんな場面がわかる句でしょうか。具体的な場所の提示があってもよかったかなと思います。 (山香ばし)
△「カフェだけでなく人生には色んな指定席がある」と受け止めると深い句ですね。迷いました。 (桃猫)
★「指定席」の読みが困る。単に「カフェの常連がそれぞれのお気に入りの席に座る」という読みもあるが、「秋になり、それぞれの花や植物が例年のように決まった挙動を見せる」と読めなくもない。どちらにしろ、季語の「秋めく」は完全に死んでます。 (ヨミビトシラズ)
★句意はわかります。「席」はカフェでしょうが、状況設定のみで五感情報がなく曖昧さが残ったのが惜しいです。動きを入れれば・・。(すりいぴい)
私の消化不良の句に点を入れていただいた方へ、お礼を申し上げます。ありがとうございました。(正丸)

39.秋の灯やアジア人かと目は去りぬ 山香ばし (3点)
○アジア人はフランスでは差別の対象(テラスに座らせてもらえない)と聞いたことがあります。そういったことでしょうか。ただ、常連客のためにテラスを空けておくといったこともあるようです。(大槻税悦)

△異邦人を見る目つきというものは、どこの国でも冷たい部分があるのかも知れません。「秋の灯」は、そんな冷遇にめげずに己の勉学に打ち込む日々でしょうか。ただ「目は去りぬ」、少し言葉足らずに感じました。(小川めぐる)
★パリのカフェで、アジア人だという奇異の目でフランス人に見られたというような情景を想像しましたが、スイマセン、季語の秋の灯の意が分かりませんでした (24516)
★「アジア人」と「目は去りぬ」を結びつけるのに本当に困った句。私の読みは、「人恋しい秋の夜、街頭に照らされた人の顔を見た。日本人(=故郷の人)かと思ったが、そうではないアジア人だったので目線を外した」という物だけど……もしこれが書き手の意図なら、17字に書くべき容量を完全にオーバーしてます。 (ヨミビトシラズ)
★「目は去りぬ」がわからなかった。(あるきしちはる)
★秋の灯とアジア人の取り合わせ面白いですね。「かと目は去りぬ」の説明調を推敲できそう。 (桃猫)
★目が去るというのは、かかわりを避ける、眼をそらすということととりました。措辞がこなれていない印象です。「秋の灯(燈)」は学問の、邸内の明かりの季語なのでやや離れた感があります。(すりいぴい)

40.座られぬ椅子ばかりある残暑かな 小川めぐる (2点)
△「座られぬ椅子+大半+残暑」という情報で、「野外席」という場面を暗示する事に成功している。ただ……暗示は見事だが、全体的な情景は比較的平凡な部類。「野外席」の部類にも色々あるし。 (ヨミビトシラズ)
△「座られぬ椅子」にそこはかとない違和感があるようなないような。でも、凄く気になる句のひとつでした。 (山香ばし)
★残暑でもよいのですが、座れぬほど熱い椅子ならもっと暑い時期を感じさせますね。でも文意は明確です。座ることができない、なら「座れぬ」椅子、でしょうか。「ある」は省略できそうですね。(すりいぴい)
★残暑の厳しさにテラス席がガラガラになっている様子を詠んだ発想は面白いと思いましたが、全体的に説明的な気がしたので、詩的な表現ができたらさらに良くなりそうな気がしました。(東雲)
皆さん、印とコメント有難うございました!絵の椅子がみんな曲がっているところから「座られぬ椅子」思いつきました。「熱くなってて座れない」だと確かに「酷暑」「炎昼」など別な季語がいいですね。「座ることが出来ない」→「座られない」だと思いましたが、今は「ら抜き言葉」の方が一般的かも知れませんね。(小川めぐる)


41.
八月のテラスに影の溜まりゆく 中山月波 (15点)
○8月のまだ厳しい日差し。しかし秋に向かって影が少しずつまるで積み重なっていくかのように日差しを弱め季節は秋へと移り変わっていく。(斎乃雪)
○影は人なのか建物の影なのか・・・テラスだからこそ八月だからこそ出来る綺麗な句だと思いました。 (城内幸江)

○時間の経過を感じられました(あ~すけ)
○「影+溜まる」の描写が良く、読みも実に様々。時期的に野外イベントが多いので、単純に「人が外に集まってイベントを見ている」と読んでも良いし、怪談シーズンから「得体の知れない物や感情が集まっている事の示唆」と読んでも良い。 (ヨミビトシラズ)
○強い日差しが作る濃い影、というだけではないだろう。「八月」が効いている。(あるきしちはる)
〇(夏至から2か月過ぎた)陽の当たる時間が少しずつ短くなってゆく・・(痺麻人)

△「八月」+「影」に独特のイメージがあります。漫画好きとしてはここで「影のイゾルデ(大和和紀)」を連想したことを白状しておきます。(小川めぐる)
△影が溜まってゆくってのが良いですね。「8月のテラス」でカフェテラスが想像できるか、家のテラス(バルコニー)の方を想像するかで悩みました。(洒落神戸)
△並選にしたかった句のひとつです。人の影だけでなく、木陰、手すりや庇の陰など、陰影を感じさせますが、どこかギラつき感が無い所がいいですね。 山香ばし
★作った方に意味をお聞きしたくなった句。「八月」で「影」が溜まっている=亡者の集まりをイメージしてしまいました。それならそれで好きなのですが、多分違うと思うので教えて欲しいです。  (捨楽)
★和らいだとはいえ少し暑気ある季節感を感じます。移動には「へ」が合うような。(すりいぴい)
夏至の頃に比べると、日ごとにと影が長くなってきて秋を感じる、そんな風景を詠みました。私自身は「影」に夏の疲れ、気だるさのようなものを重ねましたが、それは読み手の方それぞれに違うと思います。皆さま丁寧に読み込んで頂きありがとうございました。(中山月波)

42.南極へ七夕竹の送り状 痺麻人 (8点)
○南極、七夕竹、送り状と並べただけではどれも異質な取り合わせなのですが、助詞の使い方で見事にドラマが見えてくるようです。読み方によって、様々な解釈もできて、楽しい一句です。 (山香ばし)
△こういう発想まで飛躍できるのかと驚きました(あ~すけ)
△ これは実際の話ではなく、夢として七夕竹を南極へ送りたいという意味に想像しました。何故かとかよく分からないのですが気になります。    (24516)
△冬の極夜の南極に、夏の七夕の竹を送る……意外な取り合わせに、ハッとさせられた句。実際に送れるかどうかは別だが(汗)それにしても、あの絵のどこから「南極+七夕」というキーワードを拾って来たのか……大変興味深いです。 (ヨミビトシラズ)
△モチーフが面白い。(あるきしちはる)
△送り状と南極が新鮮。「七夕竹の送り状」がどんなものかよく想像できずとりませんでしたが気になる句でした。 (桃猫)
△採りたかった一句。風情ある季語と南極の取り合わせが面白く、ユニバースな親和性を感じます。送り状の取り方に迷ったのですが、流したのがたどり着いたのでしょうか。妙に耳に残り、違和感がありません。(すりいぴい)

★景は新鮮で面白いのですが、お題と離れすぎていて(^^;(小川めぐる)
★「南極」、「七夕」、「竹」、「送り状」が今回のお題とどう関連して導かれたのか、ネット検索を駆使して考えましたが、分かりませんでした。教えていただけますと嬉しいです。(大槻税悦)  
<投句・選句・コメント>すべてが初めての経験でしたので、初歩的なミスの連発でした。次回からは少し進歩した<投句・選句・コメント>になるよう勉強します。勉強・勉強・・(痺麻人)

43.筆洗ふラタンの路地を秋茜 葦たかし (10点)
○ラタンは熱帯に育つ植物との事で、そんな地域で写生をしている放浪の画家の情景として読みました。異国の地で見る赤トンボに、望郷の念を掻き立てられたのではないかと思います。(東雲)
○カルチェラタンの路地、絵を描いてる人も多いんでしょうね。絵を描き終えて筆を洗っている時に路地を飛んでいる赤とんぼ。きっと書き終わった絵にもこの赤とんぼが書かれてるんじゃないかなと絵の中の風景まで想像できました。(洒落神戸)
○成功を夢見てパリに出て来た芸術家の卵が、一息つきに外に出た時の情景でしょうか。秋茜が故郷を思い出させるトリガーとして効いていると思います。この「ラタン」がカルチェラタンであることが前提ですが…  (捨楽)
○カルチェラタンでしょうか。疲労感も少しの達成感もありながらふと見ると秋茜に。ステキな一瞬です(かま猫)
△「ラタンの路地」検索でカルチェラタンと分かりました。石畳に「秋茜」が似合います。ただ、日本原産種でフランスにいるのかがちょっと疑問(ロシアにはいるようですが)。「赤蜻蛉」なら問題ないかも?しかし、「秋茜」という言葉の情緒は捨て難いですね・・・。(小川めぐる)
△採りたかった一句。「秋茜」というのが(絵)「筆」と合っています。ラタンの蜻蛉は佐伯でしょうか。夢中で絵を描いていたことが伝わります。「を」で意見が分かれそう。(すりいぴい)
★ラタンは「カルチェラタン」のことだったのですね。調べて分かりましたが、初めは「籐の路地」って何だろうと思いました。(中山月波)
★筆というと書道の筆を想像すると思います。ラタンのカゴに水をいれて筆を洗っていてそこに秋茜が飛んできたという情景でしょうか?筆洗うか、秋茜か、どちらかに焦点を絞った方が良くないでしょうか?? (24516)
★「筆洗ふ」の読みが困る。「筆を洗う人+ラタンの路地+秋茜」で良いと思うのだが……仮にそうだとしても、どこに詩情を見出して良いか困る句。場面の色彩は豊かそうだが…… (ヨミビトシラズ)

44.秋立つや絵筆の止まり恋ふ祖国 松尾千波矢 (5点)
△祖国を恋うたのはどうしてなのかが気になります。秋風に吹かれたからでしょうか?秋雲を描いていたからでしょうか?気になります    (24516)
△心情がよく理解できる句でした。(斎乃雪)
△「秋+芸術+郷愁」という3要素を上手く纏めた句。……ややありきたりな編成ではあるが。しかし……「絵筆が止まる」程度の「郷愁」では、私は驚きませんよ?画家なら、画家らしく「郷愁」を表したらどうでしょう。つまり…… (ヨミビトシラズ)
△(かま猫)
△三段切れ的な語順がもったいなく感じます。助詞の使い方次第で格段によくなりそう。 (山香ばし)
★少し詰め込み過ぎに感じました。「立つ」「止まり」「恋ふ」と動詞が3つあるせい?季語「秋夕焼」だといかにもすぎるでしょうか、「爽籟」「秋雷」といった音感の季語もいいかも知れません。(小川めぐる)
★用言の多さが気になる。「恋ふ祖国」が説明的。筆が止まったのは何故かは読者に想像させたいところ。(あるきしちはる)
★措辞が感情説明になった感があります。~してそして~、というのは難しいですよね。でも異国で絵描き中にふと立秋を思う感じは出ています。(すりいぴい)
★放浪の画家の望郷の句と読みましたが、祖国を恋うという言葉が重過ぎて二度と祖国の土を踏めない様な悲愴感があり、そうなると絵筆という言葉が少々呑気過ぎるかなと、若干チグハグな印象を受けました。(東雲)
皆様とても親身な選評をありがとうございました\(^_^)/これからも楽しんでやりま~す。
どうもお世話になりました。(松尾千波矢)


45.秋澄むやMENUの細き筆記体 小川めぐる (19点)
◎細かな所に着目した点が特に好きです(あ~すけ)
○ 秋澄むという季語がとても好きです。どこにもテラス席とは書いてないけどきっと気持ち良くランチを食べている様子が伝わってきます    (24516)
○メニューの一句も考えましたが細き筆記体とはいいですね!こんなかっこいい一句を詠みたかったです。(寿々)
○俳句は縦書き表記なので、メニューとした方がいいのではないでしょうか?秋のさわやかな季節とメニューの文字が細いという発見にとても合っていると思いました。細い筆記体でどんなメニューが書かれていたのかな?(松尾千波矢)
○お洒落な文字で書かれたメニューなのでしょう。季語「秋澄むや」の涼しげな澄んだ感じと相まって、秋のパリらしさを感じました。(大槻税悦)
△きれいな筆記体で書かれたこんなカフェに行きたいと思わせてくれました。(城内幸江)
△姿形のきれいな句です。もうひとつ何かがあればと思いました。(葦たかし)
△メニューにかかれた字体のはかなげな美しさと 秋澄むがとてもいいと思いました。(斎乃雪)
△アルファベットは、俳句にむかないと思っていましたが、「MENU」と「筆記体」がぴったりですね(正丸)
△場所について一切書かれていないのに、洒落た飲食店なのだろうと想像できる。(あるきしちはる)
△これも並選にしたかった一句です。フランス語?イタリア語?とにかくわかる以前に読めない!と感じさせますね。 山香ばし
△筆記体に秋をの涼しさを感じました。綺麗にまとまっていて好きです。 (桃猫)

△採りたかった一句。もの皆澄む秋。メニューの字体の細さまでが感じられる空気を省略を使い詠んでいます。季語との距離感がつかず離れずのさじ加減。(すりいぴい)
★「MENUの文字」に焦点を合わせた、視点の面白い句。「秋の雰囲気」を、「MENUの字の細さ(≒頼りなさ)」に連携させた句だが、「MENU」のメッセージ性が少し弱い気が。「MENU」が、もっとインパクトのある別の英単語なら、あるいは…… (ヨミビトシラズ)
皆さん、選&コメント有難うございました!実は昨年『NHK俳句』に投句して【没】だった「新涼や店主直筆御品書」からの推敲句です。点数を頂ける句になってくれて良かった!!「MENU」は「飲食店、カフェ」の象徴なので、これは替えられないと思いましたが、もっと良い案があったら是非こそっと教えて下さい!happy02(小川めぐる)

46.十坪に鍬入れる施主律の風 痺麻人 (5点)
○都心の真ん中でしょうか。たまたま通りがかって見つけた、都会のひとコマを切り取ったをような風情ですね。十坪 という広さ(狭さ)がリアリティーとほのかな切なさを感じさせてくれますね。 (山香ばし)
〇すごく気になります。葬式の施主ではなく、困窮してでも寺へ施す農民が浮かんできました。この兼題(画)から発想の飛ばし方、状況説明などしない画力が良い。説明しづらいけれど忘れがたい。(すりいぴい)
△「鍬入れる+施主」なので、起工式だろうか?律の風が吹く中、大工さんの金槌の音が音楽のように響く……と読めば、ちょっと賑やかそうな句。十坪の土地に何を建てる気かは知らないけど……「狭いながらも、楽しい我が家」かな?(微笑) (ヨミビトシラズ)
★施主ということは地鎮祭の情景だと思うのですが、今から家立てるのに律の風では悲しくないでしょうか?本当は家を建てたくなかったのでしょうか?などと想像してしまいます     (24516)
★景は感じるものがあるのですが、お題と離れすぎていて(^^;(小川めぐる)
<投句・選句・コメント>すべてが初めての経験でしたので、初歩的なミスの連発でした。次回からは少し進歩した<投句・選句・コメント>になるよう勉強します。勉強・勉強・・(痺麻人)

47.秋の宿足下に目の見えぬ犬 山香ばし (7点)
○どこか寂しげですが作者の優しさが伝わります。足下は足元ではどうでしょうか。  (城内幸江)
○秋の過ごしやすい夜、老犬とのんびり自宅で過ごしている風景が想像できます。もう何十年も過ごしてきた家族のような犬なのでしょうね。(24516)
△「足下に目の見えぬ犬」というのが意外な展開。「宿の玄関を入って寛ごうとしたら、床を彷徨う(?)盲目の犬を発見する」……私だったら、ちょっとドキッとしているかも。……「生まれたばかりの子犬」の線もあるかな? (ヨミビトシラズ)
△静かで侘しげ、でも懐かしさを本意とする季語と措辞が合っています。宿の犬でしょうか、野良でしょうか。想像が膨らみます。「足元に」が惜しい印象。語順はどうでしょうか。(すりいぴい)
△年老いて白内障を患ったのか。盲導犬ならカフェに入れもするが、自身が盲いていては移動もままならないだろう。が、何か大きな労りや諦観に心しみじみとするのは、季語の力なのだろう。(小川めぐる)

48.今宵また君待つ席や星涼し 正丸 (9点)
◎君待つ席や→君待つ席へ していただきました。好きな人に逢うワクワク感が伝わってきます。星涼しで、いつもの席で、待ち合わせ談笑する恋人たちも想像させます。(松尾千波矢)
◎「今宵また」が堪らないです。「や」にまた会える喜びや期待感、あるいはいつものことゆえの余裕が凝縮されているよう。「星涼し」の爽やかさが、「大人の上質な時間」を感じさせます。(小川めぐる)
○また待っているのに星を見る余裕が素敵。サラッとしていますが愛情の深さを上手く表現されていると思いました。 (城内幸江)
△「今宵また待つ」……「何度も会っていて、間違いなく来るであろう人」と、「何度会おうとしてもすっぽかされて、なかなか会えない人」のどちらを待っているか……と考えたが、季語の「星涼し」から、恐らくは前者であろう。季語は大切。 (ヨミビトシラズ)
★ずっと待ちぼうけをくらっているように読めて、そんな状況で星が涼しいなんて思って待てるのかな??と思いました。それともデートの時はいつもここみたいな指定席の意味のまた待つ席でしょうか??     (24516)
★「今宵」と「星」で情報に被りがあるので、上五で景をもっと語れそう。(あるきしちはる)
★措辞にやや窮屈で説明的な印象があります。でも幸福なカップルであることが季語と響き合っていますね。本句では「また」が惜しい気が。(すりいぴい)
私の消化不良の句に点を入れていただいた方へ、お礼を申し上げます。ありがとうございました。(正丸)



49.広告の煩きテラス午後の霧 ヨミビトシラズ 5点)
霧が立ち込めて、広告の煩さを半減させているのでしょう。見るともなくぼんやりと視界の向こうに見える広告も、パリの風情がありいいと思いました。(中山月波)
〇カフェでしっとりと物思いにふけりたいのに妙に広告が煩い。小さな苛立ちがクスリと笑えました。 (桃猫)
△目の前の雑然としたものを覆ってくれる「午後の霧」。霧深い1日となって街はミステリアスな空間と化します。不安になっても良いのですが、何故か不思議な安堵感があります。(小川めぐる)
★ ゴメンナサイ、季語の霧、しかも午後の霧の意味が分かりませんでした。そもそも、霧が出てたらぼやけるので煩くないような気がするのですが汗。 (24516)
★「霧」が出たら「煩き」というほど見えないのでは。(あるきしちはる)
★テラスと「霧」の取り合わせが(?)、というか相乗効果がやや薄い印象です(それともテラス(へ)でしょうか)。霧は朝か夕に出るものですが午後というところに訳がありそうですね。(すりいぴい)
3句中、最初にできた句。絵の「閉塞感」をキーワードに、(「午後の霧」という追加要素はあるが)情景をほぼ、そのものそのままにして書いた句。
単なる風景画としても読む事が出来るようになっているため、最も理解されやすい句だと思った。反面、「本来のテーマが読み手に伝わる確率」と「句の持つインパクト」は3句中最も低くなっている。「午後」という、最もテラスを楽しむ事ができる時間(特にカフェテラス)に、「煩い広告」で視界を遮られた挙げ句に「霧」まで出てきたら……私は、席を蹴ってテラスを去っていると思う。……しかし、「閉塞感」を後押しするために使った「午後の霧」が裏目に出たらしい。残念think(ヨミビトシラズ)


50.模写終へて昼餉のマルシェ鰯雲 葦たかし (7点)
○海外の美術館では、絵を見ながら模写する事を許可してくれる所もあると聞いた事があります。画家を目指す若者が、市場の安くて美味しい食堂で昼を済ませ、希望を持って空を見上げているのだろうかと読みました。(東雲)
○集中して街並みの模写も終えるともう昼餉の頃。お腹もすいてくるはずだ。市場からのいろんな匂いも漂っている。ふと空を見上げれば青空には鰯雲がゆったりと浮かんでいる。(斎乃雪)
△「昼餉」は「鰯」か?とつい思ってしまった私を許して下さい(^^;「昼餉」と言わず、「向かふマルシェや」でも良いのでは?と(小川めぐる)
△マルシェと鰯雲がとても似合っていると思いました。ただ、どうしても昼餉という言葉が浮いているように思いました。 (24516)
△「終へて」がやや説明的かも。でも中七下五が気持ち良い。(あるきしちはる)
★マルシェがカッコいいので昼餉が少し重いかなぁと思いました。 (城内幸江)
★「模写終へて昼餉のマルシェ」が情報を詰め込み過ぎのように感じました。(洒落神戸)
★句の内容そのものは「まったり系」で良い感じだが……「模写」「マルシェ」「鰯雲」という「具体的映像を持つ言葉3つを入れた、3カット編成の句」になっているため、「まったり」に反して全体的にちょっと窮屈なイメージがある。 (ヨミビトシラズ)
★措辞に窮屈感があります。~してそして~というのは間延びしがちになり難しいですね。でも爽快感・空腹感・のんびり感が伝わります。(すりいぴい)

51.赤とんぼ数ふる君へ珈琲来 あるきしちはる (4点)
○同伴者への優しい目、素敵なカップルですね!(正丸)
△最後の1音に「来」を使った句は「小鳥来」「初蝶来」「色鳥来」などありますが「珈琲来」は新鮮です。もう向かい合っても緊張しない間柄なのでしょう。無邪気に赤とんぼを見つめる横顔も素敵(可愛い)なんて、うっとりと見つめているのでしょうね、クソックソッ。(小川めぐる)
△元々無邪気な人なのか、それとも楽しみにしていたデートではしゃいでしまったのか、コーヒーが運ばれてくるまでそれに気付かずトンボを数える「君」を可愛らしく思いました。(東雲)
★君が誰なのか知りたかったです。彼氏?夫?息子?それとも年老いた母親でしょうか?色々想像が膨らみました (24516)
★「珈琲来」という単語でしょうか。調べましたが、無さそうな感じでした。有るならすみません!おそらく「君」に珈琲が来たということなんだと思いますが、少し無理があると思いました。(大槻税悦)
★字数を合わせるために「来る」を「来(く)」にして切ったんだろうけど、ここは「来る珈琲」としてゆったり纏めた方が良いと思います。末尾が長音(ー)の場合、字余りはあまり気にならない……と、私は思っています(汗) (ヨミビトシラズ)
★(私は海外の経験はありませんが)この絵はパリ市中?赤とんぼとパリがしっくりこない。 (痺麻人)
★座五の順に惜しい印象がありますが、全体になごやかな2人の間の空気が描かれています。「君」は恋人か夫婦か娘さんか。想像が膨らみますね。(すりいぴい)
この絵の舞台がパリだとは知らず(汗)兼題はちゃんと調べなくてはいけませんね、反省...。「来(く)」は来るの文語で、この一音で終止形です。季語と合わせるのは見るけど、普通の名詞との組み合わせってあまり見ないかもしれませんね〜(←例句が探せれば良いのですが(^^; )終止形できっぱり終わらせたのは、珈琲が来たことで空気が変わるのを表現しようとしたからでした。「来る珈琲」だとまったり感が継続する感じですね。字余りがまたいい働きをしそうです。ご意見ありがとうございました、勉強になります!(あるきしちはる)

52.小鳥来る彼の話と珈琲と 洒落神戸 (5点)
○51番の句のお返しのような句、説明が少なく想像の広がる句で楽しい (正丸)
△ どんな楽しい話をしているのか、彼の話の中身が知りたいです、結婚式前の打ち合わせ?旅行の予定?それとも仕事の悩みへのアドバイス?色々想像が膨らみました (24516)
△「珈琲」の場に「小鳥来る」で「オープンカフェ」「テラス」が立ち上がって気持ちの良い句!「彼の話」もおノロケなんでしょうなあえーいチクショウ!(≧ー≦)(小川めぐる)
△小鳥の舞い降りる陽だまりで、ただコーヒーを飲みながら、彼と取り留めの無い話をしている。それだけの事がなぜかとても楽しい。そんな素朴で純粋な喜びが感じられました。(東雲)
★「小鳥来る」をどう読むかが鍵。「彼の話など上の空で、小鳥が来る様子に目を奪われている」とか、「小鳥が来るようにポツリポツリと話す彼」なのか……?具体的な映像こそあれ、書き手が書こうとした心情がまるで見えてこない句。私の読みが甘いのか?(沈) (ヨミビトシラズ)
★小鳥来る、だけで採ってしまいそうです。季語+名詞と名詞と、の句は難しいです。ただ、2人のトークが小鳥どうしの語らいみたいで可愛らしいですね。(すりいぴい)
エロ詩吟ならぬエロ俳人を目指す私としましては、カフェテラスと言えばやはり「女性客」。
ピンヒールの方は一人客のイメージだったのですが、この句は女性複数(2,3人)。
と来れば話しているのはお洒落の話?それとも彼氏の話?逆にコーヒーと彼氏の話とくれば舞台はカフェ、喫茶店、etc.を想像して頂けるかなと。そこに秋の季語を探していた時に「小鳥来る」という綺麗な言葉を見つけたので、小鳥が来るから外だよね、オープンテラスっぽい?女性達が彼氏の話をしてるのも小鳥がチュンチュン言ってるぽくて良いかなと使ってみました。すりいぴいさんに伝わったようで嬉しい♪ただ……「彼の話」を、私が考えた「女性が彼氏の話をしている」と読んでくれたのはめぐるキャプテンただ一人。
それに対して「彼氏が話している」と読んでくれた方が三人。うーん、俳句は音数が少ないから省略が必要だけど、ちゃんと伝わるようにしなければ。(洒落神戸)


53.待ち人を告ぐ爽涼なドアチャイム 中山月波 (3点)
○デートの待ち合わせでしょうか。爽快なドアチャイムにドキドキ感が出てきます。(寿々)
△「待ち人来たる」その時、ドアチャイムはひときわ爽涼に響くのでしょう。ただ、上五「爽涼や」で良かったのでは?という気も。(小川めぐる)
★待ち人が誰なのか知りたかったです。待ち人というのですから、家族ではないですよね?娘の彼氏?大事な手紙を運ぶ郵便配達夫さん?それとも家を売る相手の不動産屋さん?色々想像が膨らみました (24516)
★この句の急所の言葉である「爽涼」……それを「ドアチャイム」に直結させて「単なる修飾語」で使ったのが最大の間違い。季語の良さが死に、説明っぽさが目に付く。「爽涼や待ち人を告ぐドアチャイム」としても、季語の「爽涼」はボディーブローのように「待ち人」と「ドアチャイム」に掛かる。 (ヨミビトシラズ)
素直なとても爽やかでステキな一瞬ですが、「な」の助詞が説明的かな?と(かま猫)
★この擬人化は良いと思います。カランカランという音が聴こえます。「形+形+季語でない名詞」の句って難しいですよね。大胆に語順を変える、切れ字入れというのもありそうですね。(すりいぴい)
皆さまのご指摘通り語順のミスです。自分でもなんだかもっさりしたリズムだなぁと思いましたが、見切り発車してしまいました。切れ字を入れるとしゃきっと立ち上がりますね。ご指摘、ご意見ありがとうございました。(中山月波)

54.黒猫は看板猫や蔦紅葉 松尾千波矢 (3点)
△一読しただけで意味が分かってストレートなイイ句だと思うのですが、ゴメンナサイ、猫があまり好きではないからでしょうか、ピンときませんでした、スイマセン汗 (24516)
△アンティーク調の喫茶店に赤い蔦。ここに集う客たちは、自在に店を闊歩してはするりと窓辺に立つ黒猫の緑がかった金色の瞳に夢中です。ただ、「看板娘」で良かったかも?と。(小川めぐる)
△蔦紅葉が効いています。映画のワンシーンにありそうな場面が浮かびます。函館辺りにある、蔦に覆われた石作りの古いお店を感じさせますね。 山香ばし
★「猫」が2回出てくるので、他の情報を入れてもらえれば良かったかもと思いました。(大槻税悦)
★単に、事実のみを伝えた句。欧州では、黒猫は「不吉の象徴」として忌み嫌われているらしいから、「看板猫」でイメージをひっくり返そうとしたのかも知れないけど……味を見つけるのが難しい句(汗) (ヨミビトシラズ)
★「黒猫」の「猫」はいらない。黒の和名など使ってみては。蔦紅葉との色の対比は綺麗。(あるきしちはる)
★~は~だ、というのは、巧くやらないと説明文的に響いてしまいがちですよね。欧風的な赤い蔦と黒猫の取り合わせは良いです。措辞はよくなる予感がします。(すりいぴい)
皆様とても親身な選評をありがとうございました\(^_^)/これからも楽しんでやりま~す。
どうもお世話になりました。(松尾千波矢)



55.初秋や親疎きりなしパリの椅子   かま猫 (4点)
○「親疎」という言葉を初めて知りました。親しい人、そうでない人。かつては同じテーブルについた仲でも、だんだんとどちららかに別れていく。昼間の暑さと朝晩の涼しさが同居している「初秋」独特の季節感に、この何ともドライ&ウェットな気分になる措辞が嵌ったと感じました。(小川めぐる)
〇「親疎」。親しい間柄とそうではない間柄の両方を指す言葉。パリの椅子(という土地。擬人化)は人をわけへだてしないよ、ウェルカムだよと。いいですね。後から「気付き」ました!(すりいぴい)
★ゴメンナサイ、親疎きりなしの意味が分かりませんでした。ひっきりなしにお客さんが入ってきているカフェというような様子でしょうか? (24516)
★「親疎きりなし」が最大の難関。具体的光景か、抽象概念か?「カフェの椅子がひっきりなしに動く様子」を示すなら「カフェの椅子」、「パリの人は気難しい」という事を示すなら「パリの人」とはっきり書いて欲しかったです。描写の盛り過ぎ。 (ヨミビトシラズ)
★「親疎」と「きりなし」が強引にくっつけられた感があり、ややわかりにくいと感じました。 (山香ばし)
★三段切れが気になるのと、「親疎」を知らなくて調べたが中七下五の意味がよくわからなかったので、作者にお話いただければありがたい。 (あるきしちはる)


56.秋夕焼クリムトの絵はキスをする 城内幸江(4点)
○キスをすると入れてもやらしくなく絵の表現にクリムトの絵が夕焼に当たってるセピア色の世界観が出て綺麗な一句に仕上がっていると思います。(寿々)
△「佐伯祐三」と画家繋がりで「クリムト」連想ですね。カフェで見つめ合う二人に、濃密な時間が訪れそうです。絢爛たる夕焼けが浮かぶ、艶っぽく美しい一句。(小川めぐる)
△クリムトの「接吻」の、あの金色の感じと豊かなイメージは秋夕焼と合っていると思う。(あるきしちはる)
★「クリムトの絵はキスをする」の部分がクリムトの絵「接吻」に近過ぎるので、もう少し暈したほうが良いかと思いました。(洒落神戸)
★「クリムト」が出てきた瞬間に「オチ」が読めた句。あの絵は有名です。「絵の人物→キス」の展開より、「キス→絵の人物」の方が面白いと思います。あるいは、現実と絵との対比を狙うとか……何か無いかな? (ヨミビトシラズ) 
★この季語とクリムトは相性がいい気がします。絵の内容を持ってきただけといわれるかも、ですがそれはそれで味と僕は思います。(すりいぴい)
今回も勉強させていただきありがとうございました。選んでくださいました皆さまありがとうございました。皆さまからいただいた選評をしっかりと読み返し、みなさまの句評をじっくり読み、今後の句作に繋げたいと思います。(城内幸江)

57.カルティエのジッポ同志に酌みし古酒 山香ばし(5点)
○ジッポライターのカシャカシャ音が聞こえてくる大人っぽい一句に惹かれました。酌みし古酒とあるので古い友達といるのでしょうかかっこいい年のとり方をされた男性の雰囲気が出てます。(寿々
○「古酒」を晩秋の季語としている歳時記もあるようなので採るかどうか迷いましたが、お洒落な雰囲気に抗えませんでした。カルティエのジッポはずるいなぁ(笑)  (捨楽)
△大切な仲間との特別な日でしょうか。しんみりと揺蕩う雰囲気を感じます。「ジッポ」もメーカー名なので、「ライター」の方が誤解がなさそうです。この「古酒」は、ヴィンテージもののワインに違いありませんね!(小川めぐる)
★歳時記で調べたところ「古酒」は日本酒の古くなったものなので、違う季語の方が良いのかと思いました。(洒落神戸)
★ゴメンナサイ、カルティエ、ジッポ、古酒、それぞれの自己主張がとても強くて句意がつかめませんでした (24516)
★「カルティエのジッポ同志」の意味が分かりませんでした。「ジッポ」はライターの代名詞としての使用でしょうか。(大槻税悦)
★「カルティエのジッポ同志に……」と読んだ後に、「……酌みし古酒」で面食らいました。「カルティエのジッポ/同志に酌みし古酒」……一度で読み下せない句は、損をすると思います。可能なら、語順の工夫を。あと……「ジッポ」は良いとして、「カルティエ」を使った意味が分かりません。 (ヨミビトシラズ)
★ジッポは固有名詞。「ジッポ」をオイルライタ一般の意味で使ったのだと思いますが、カルティエが会社名なので、ホンダのベンツみたいなふうにとられて突かれると思います。どこかヘミングウェイやキャパを思い出す点がいいですね。(すりいぴい)

58.バゲットを割るやうに秋雲を割る 24516 (12点)
○バターたっぷりの皮のパリッとしたバケット。青空のもと手で豪快に割って口へ運ぶ、涼しい風が吹き空にぽっかり浮かんでいた雲までも同時に二つに割れているではないか。(斎乃雪)
○空に対して大胆な比喩を行ったところが好きです(あ~すけ)
○実際に雲を割ることはできないが、きっと大きな割れ目が空にあり、それに手を合わせてみたのだろう。それはバケットを割る手と同じ形。愉快な想像である。(あるきしちはる)
〇バゲットのザラついた感触。バキリと割れば香ばしいパンの香り、舞い散るパン屑。そんなふうに秋雲を割ると言う感性に惚れ惚れ。特選か迷いました。 (桃猫) 

△最終的に頂けませんでしたが「バゲットを割るように◯◯を割る」というフレーズが気に入りました。(洒落神戸)
△秋の鱗雲が分かれていく様子でしょうか、みりみりとゆるゆると粘るように離れてゆきます。断面のほろほろ感も、いかにもバゲット。ただ「バゲット」にしても「雲」にしても、「割る」という表現は少し無理を感じます。板のようにパキっと割れるものではないと思うので・・・「ちぎる」の方が自然かなと。(小川めぐる)
△雲を割る、に悩みました。でもなんとなくパキッとした感じがいいなぁと(かま猫)
△雲を割るのは何かが気になります。あえて割るという表現でない方がよかったのかなぁとも感じます。 (山香ばし)
★バゲットと秋雲……2つの対比は面白いと思うのですが、肝心要の「バゲットを割るように秋雲を割る事のできる存在」が私には思い浮かばず、「非現実的な句」というイメージの句に思えました。戦闘機や旅客機は、雲をスパッと割れるのかな?(汗) (ヨミビトシラズ)
★秋雲はすでにちぎれた細雲を指すことが俳句では多いらしいです。秋雲をさらに細かく、バゲットをちぎるほどの大きさに割るということですね。逆だとより分かりいいと思いました。爽やかさがありますね。(すりいぴい)
この句はスルッとこのまま出てきた句です。一番最後にバゲットから発想を飛ばして色々考えていたところ、このまま十七音を思いつきました。割るという動詞を変えようかなとも思ったのですがそのまま出して、こうやって点を貰えると嬉しいです。(24516)

59.ひとはみなひとりで死ぬや蛍草 桃猫 (1点)
△あたりまえのことをあたりまえに言い切ったところが凄いです (24516)
★カフェテラスでなくてもいいと思うのですが題と繋がらなかったです。秋は物寂しさはありますが死のイメージに近いとするなら冬の季語の句にしたら良かったかな?と思いました。(寿々)
★哲学的なことを考えてしまうのが、カフェで過ごすぽっかりとした時間に合っています。が、季語もうひと工夫出来る気がしてもったいないです。「生死」に対して「露草」は近すぎる気がします。(小川めぐる)
★余りにも直接的に、抽象概念を伝えようとした句。この内容に「蛍草」を選んだのは正解ですが、できればもう少し「ぼかしながら」内容を伝えたいです。
余談ですが……この手の抽象概念を組み込んで句を完成・成功させるのは、相当難しいですよ。 (ヨミビトシラズ)
★「蛍草」としたい気持ちは凄く感じましたが、どうしても季が動いてしまうのでは。 (山香ばし)
★それがどうした!と組長が言い出すのでは。 (痺麻人)
★露草が分からず画像検索しました。すごく鮮やかな青ですね。措辞がやや格言調なのが気になりますが、東映の健さん映画をなぜか思い出しました。(すりいぴい)
佐伯はフランスの精神病院で自死しかも餓死という衝撃的な死を迎えますすが、その時米子婦人は死の近い一人娘を看病していました。佐伯の死から二週間後に娘を亡くし、後に佐伯を一人で死なせてしまったことに「あの時、私はどうしようもなかった」と慟哭しました。夫と娘、二人の位牌、二人の骨壷、二人の墓。どうしても句にしたかったのですが自分にはどうにもできず御指摘いただいた通り「余りにも直接的に、抽象概念を伝えようとした句」になってしまいました。米子婦人に「誰だって死を引き受ける瞬間はたった一人なのだからどうか自分を責めないでください」という気持ちでしたが上5中7が拙い分、季語蛍草に託しました。「蛍草コップに飾る それも愛」の組長ブログのタイトルから季語をいただきました。コメントに「組長」の言葉ありシンクロにびっくりしました!(桃猫)

60.パリの灯のみやげ話や白日忌 正丸(2点)
△土産話をしているのは画家であるお父さんの渡辺省亭でしょうか。(洒落神戸)
△「白日忌」が渡辺水巴の忌日だと初めて知りました。水巴の巴は巴里の巴!作風もなんだかパリの空気感が似合う気がする!水巴なら、パリの話を喜んで聞いただろうな、と素直に納得出来ました。平仮名続きで一瞬「のみや?」と見えてしまったので、「みやげ話」は「土産話」でもと。(小川めぐる)
★パリの灯というとやはりリンドバーグの大西洋横断飛行が思い浮かべられますが、命懸けの冒険の武勇伝がみやげ話では軽過ぎるので、関係無いと考えた方が良いのでしょうか?読みに悩みました。(東雲)
★渡辺水巴と佐伯祐三および関連する項目を、かなり検索しましたが、お題からなぜ「白日忌」が出てきたのか理解できませんでした。教えてもらえると嬉しいです。(大槻税悦)
★ゴメンナサイ、白日忌の意味が分かりませんでした。佐伯祐三の忌日という意味でしょうか?? (24516)
★大変申し訳ありませんが、この句に関してはノーコメントです。というのは……この句の急所の「白日忌」という言葉が検索をかけても見つからず、「語そのものの意味」が全く分からなかった(+想像もできなかった)のです。故に、こんな状態ではとてもコメントできません。「白日忌」の情報求む!!!!(涙) (ヨミビトシラズ)
★リンドバーグを想起して、飛行機から見たパリの夜景を思ってのことでしょうか。だとすると、夜に昼を思わせる季語、白日忌としたのがもったいないですね。日付でもってきた感が見えてきてしまいます。 (山香ばし)
★渡辺水巴の忌日季語なんですね。少し水巴について調べたのですが措辞とのつき方が掴み切れませんでした・・。私に原因があります。「白日はわが霊なりし落葉かな」からの連想でしょうか。忌日季語は読むも難しいですね・・。(すりいぴい)
私の消化不良の句に点を入れていただいた方へ、お礼を申し上げます。ありがとうございました。(正丸)

61.母国語の聞こゆる広場秋夕焼 葦たかし (11点)
○訛りと同じように母国語が耳に入ってきた時の安心感が 秋夕焼の季語と調和して一層深くなっていると感じました。 (城内幸江)
○母国語を単純に日本語と解釈し、イメージ的には英語圏ではなく、どこか東欧か中東付近の国を感じさせます。しかし、視点を変えれば、日本のどこかの広場で、外国人を見つめているとも感じます。 山香ばし
夕焼けにホームシックになる想いは万国共通でしょうか。佐伯祐三から離れても成立する句だと思いました(かま猫)
△ 一読しただけで意味が分かってストレートなイイ句だと思うのですが、ゴメンナサイ、どうしてもあの石川啄木の詩が頭に思い浮かんで類想観が拭えませんでした、スイマセン汗   (24516)
△間違いない!と思える一句。ただ、「ふるさとの訛りなつかし・・・」がどうしても浮かんでしまって非常に非常に惜しいです。(小川めぐる)
△雑多な人種のるつぼにいると感じました(あ~すけ)
母国語が聞こえるつかの間の安心感が夕焼けの一瞬の美しさとあっていると思いました。(斎乃雪)
△「秋の夕方、どこか人恋しくなる雰囲気。そんな時、広場から時々聞こえてくる母国語は、嫌でも郷愁を誘う」……という、正に「ふるさとの訛なつかし……」の国際版と言える句で、王道と言えば王道。 (ヨミビトシラズ)
★異国の地で母国語を聞いたときの安堵感みたいなものが感じられました。20世紀前半、各国の芸術家が集ったパリが浮かびます。(すりいぴい)

62.朝食のバゲット固き秋気かな 松尾千波矢 (9点)
◎朝食のバゲットでフランスを思わせますね。そしてフランスの朝食なら飲み物はカフェオレ。バゲットが固いのは何故かと思ったら最後に「秋気」。この固いは悪い意味ではなくパリっとしたバゲットだと思いました。秋の澄んだ空気、湿度も下がってバゲットもパリっと美味しそうです。(洒落神戸)
○バゲットと秋気の取合せがグッドだと思います。バゲットでパリの食卓も秋気にあふれた朝もイメージ出来ます。(葦たかし)
○本当は一年中固さは変わらないのでしょうけれど、秋は固い気がします。そして一番美味しそうな気がします。他のベーコンエッグやらコーヒーやらもきっとあるんだろうなとおもいました。   (24516)
△採りたかった一句。平明でいいですね。小さな日常に秋の気配や空気を感じたことが読み手を迷わせずに語られています。(すりいぴい)
夏の盛りを過ぎ湿度が下がった事で、バゲットから水分が抜け固くなりやすくなり、そこに小さな秋の存在を感じたのかなと読みました。(東雲)
△秋の朝の心地良い涼しさ。バゲットがいつもより固く感じられるのは季節の微妙な移ろいのせいか、それともそれゆえの少しセンチメンタルな気分のゆえか。「朝食」と言わず、朝の情報だけでも良かったかな、と感じました。(小川めぐる)
★上五にもう少し推敲の余地がある気がします(あ~すけ)
★秋になって乾燥してくると、バゲットが固くなるのは分かるけど……読みようによっては、「ただそれだけ」の句。「秋になると、パン同様に、人も潤いが無くなってきて「隙間風」が吹きやすくなる」といった読みもできるが……そこまで読む人がいるかどうか……? (ヨミビトシラズ)
皆様とても親身な選評をありがとうございました\(^_^)/これからも楽しんでやりま~す。
どうもお世話になりました。(松尾千波矢)



63.秋風をスウィングしているカフェの椅子 中山月波 (6点)
○「秋風をスウィング」とはサイコーの表現ですね!!!でもやっぱり中八のリズムが気になりました。それで並選に~(葦たかし)
△(寿々)
△自然な感じの雰囲気がいいと思います。(あ~すけ)
△風が何かを揺らしているのではなく、椅子が風を揺らしているという発想が好きです。ちょっと散文的とも思いました。(洒落神戸)
△とってもグルーヴィーな一句。カフェの椅子に座っている人が、心地よい風に乗って軽くハミングしているような景を思い浮かべましたが、「椅子」に意思があるように思っても素敵ですね。その椅子に座りたいです。(小川めぐる)
★この句をそのまま読むと、秋風を椅子で揺らしていると読めるのですが、これはわざと逆にしてあり得ない事で詩にしようという事で宜しいでしょうか??ちなみに上五と下五をひっくり返すというのはどうでしょうか??  (24516)
★「カフェの椅子が秋風をスウィング」……正直、意味不明。椅子を使ってゴルフのスウィングの練習をしている人でもいるの?(汗)「揺らし椅子」なら、まだ分からない訳じゃないんだけど…………それから、中八も地味に気になる。 (ヨミビトシラズ)
★説明的な感じがしたのと、「を」という助詞が気になりました。今の状態ですと、椅子が秋風を揺らすのではなく、秋風そのものを椅子が揺らしているように思えます。  (捨楽)
★「風をスウィング」とはどんな動きかわかりにくい。「を」を変えてみてはどうか。(あるきしちはる)
★「を」は秋風(の中)を(あるいは秋風に、秋風で)、ととりました。どこかの店で飲みながらジャズライヴでも聴こうか、という秋のうきうきが出ています。(すりいぴい)
椅子の脚が曲がったようになっているので、音楽のような気持ちいい秋風の中を、椅子がスウィング(音楽に合わせて体を揺らす)している景をイメージしました。もちろん椅子は動きませんので、兼題の絵からインスパイアされた心象風景です。ゴルフのスウィングとは全く思いつきませんでした。面白い視点を教えて頂いて、ありがとうございました。(中山月波)


◎(3点)○(2点)△(1点)で計算しています。
計算間違いを見つけた方!!!ソッコーでご一報下さいね!!!

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コメント

めぐるさん、こんばんは(゜ロ゜)スッゴいもうこんなにまとめられて☆★☆
こんなにはやくまとめられてアップされためぐるさん。ありがとうございます。明日締切の地元の句会の俳句詠んでます。

めぐるさん
お忙しかったでしょう!
でもこんなに早くアップしてくださり感謝です!
皆様の句評も本当に勉強になります!!
ありがとうございます!!

8月には萩の夏祭りがありいそがしいので、チャチャと作って出した俳句に皆様とても親身な選評をありがとうございました\(^_^)/
これからも楽しんでやりま~す。
どうもお世話になりました。

めぐるさん、お疲れさまです m(_ _)m
夜中に目が覚めたので確認すると……もう結果がアップされてる!

今回、めちゃくちゃ悩んだのが「テラス」が「露台」(バルコニー、バルコン、ベランダ)の傍題として載ってる歳時記と載ってない歳時記がある事。
載ってない歳時記があるので、季重なりと言う理由では選から外しませんでした。
 
ただ、「テラス」だけでは(お題を見てない人には)カフェテラスではなくお店ではなく家のテラスの方を想像しやすいかも知れない。
#Google画像検索で「テラス」を検索すると家のテラスの画像が多い
と言うことで「カフェテラス」はOK、「テラス」だけでも前後の単語などからカフェテラスの方が想像できるのもOK、判断しにくいかなと思うのは選から外すと方針を決めて選びました m(_ _)m

さあ、これから全体を読むか、寝るか…… (^^;;;

おはようございます!めぐるさん、ありがとうございます!いつもいつもの早い結果発表に感激してます、朝の通勤電車の中でゆっくり読ませて頂けますー

めぐるさん、夜遅くまでかかられた集計作業ご苦労様でした。
いつもながら、こういう場を提供してくださる事と、そのために大変なご苦労をされているめぐるさんには頭が下がるばかりです。

ところで、私の追加の選句が反映されていなかったようなので、もう一度メールを送信しました。
ご確認くださいませ。
しかし、お疲れの所に私の事でお手間を取らせるのは忍びないので、まずはゆっくり休んでください。

結果に対する感想などはまた後ほど投稿させていただきます。
めぐるさん、皆様、今回も本当にありがとうございました。

めぐるさん
お疲れ様でした!!!
皆さん
ありがとうございました!
ボリュームのあるレポートですねえ
ネット句会ならではの充実した句評です
ゆっくり楽しみます^_^

めぐるさん!

締切りからわずかな時間でこれだけ
まとめるのは凄いと思います♥
本当にお疲れ様でした!

それにしても皆さんの意見がぎっしり
詰まったこの句会の結果はそれぞれに
解釈やアドバイスがあるので読みやすく
これから作句する上でとても勉強になります!

めぐるさんこんな場を与えてくださり
本当にありがとうございました(≧∇≦)♥

皆様のご意見とても勉強になり励みになりました!m(_ _)mありがとうございます!

33.カフェテラス柘榴の木のみ残る丘/寿々 
こちらの句の柘榴の木のみというのがわからないという意見がありましたので説明させていただきます(*^_^*)

丘の上にあったはずのカフェがある時突然、柘榴の木だけを残して建物がなくなってしまったのです。ポツリと残されてしまった柘榴の木はまるで主をなくしてしまったかのように寂しそうでした。でもきっとこの木だけは切りたくなかったのではないかと思いを「のみ」と表しました。柘榴の木の意味まではなく、見たままの木を詠みました。そういったことまでの心情を入れられてないので皆様は柘榴の木から心情を掴もうとされたのだと思うともっと違う推敲ができたのではないかと反省です(^_^;)

ありがとうございました!

めぐるさん、お疲れ様でした。
こんなにたくさんの情報、夜中にまとめるのは大変だったと思います。ありがとうございました。

サルビアの句について少し。
私が見た歳時記では初秋となっていたのですが、一般的には夏なのですね。歳時記によってずれたりするのかな?これからは複数確認します。
下五の「十四区」は、はじめはそのまま「モンパルナス」でした。6文字では据わりが悪かろうと十四区にしましたが、逆にわかりづらくなったみたいで…勉強になりました。
ご指摘、ご意見ありがとうございました。またよろしくお願いします。

(る印)様、お疲れさま。
 <投句・選句・コメント>すべてが初めての経験でしたので、初歩的なミスの連発でした。次回からは少し進歩した<投句・選句・コメント>になるよう勉強します。勉強・勉強・・

>しゃーらさん

しゃーらさんが見た歳時記は本ですかネットですか?
もし本に「初秋」となっていたのならそれで使って良いと思います。

私もネットの歳時記で秋になっているのを見ました(手元の二冊の本は夏)。
ネットの情報なのでコメントしませんでしたが、ちゃんとした歳時記(本)でそうなっているならOKじゃないかと。

ご苦労さまでした。皆様、そしてめぐるさま、今ネット句会アレルギーになっているので、今回も象さん句会もお休みしていますが。素晴らしいです。特にまとめられためぐるさま、ご苦労さまでした。

感想をかきたいところですがここまでで・・

めぐるちゃん 遅くまでお疲れ様でした。
私が一度出した選句をやりなおして出したのでややこしくしてしまってごめんなさい。

私も洒落神戸さんと同じで寝ようと思ってたときに結果発表に気がついて
思わぬ夜更かししてしまいました。おまけに深夜にもかかわらずめぐるさんに
メールという非礼まで!
同じく「テラス」めちゃくちゃ悩みました。夏の季語として扱うのかどうなのか。
自分も使いたかったのですが あやふやなのは避けようとテラス→カフェ にかえて詠みました。
今回初参加でしたが本当に勉強になりよかったです。めぐるちゃんありがとう!!!!!!

先程の追加の選句の件ですが、早速の追記ありがとうございました。
私は今回、カフェの開店前と営業中と閉店後を詠みました。

23.パンが焼けテラスへ小鳥来る朝(あした)
自家製パンを焼くカフェの朝、サンドイッチ用に食パンを切り、その時に出たパンくずをテラスに置いて小鳥がついばむのを眺めるのが日課で、いつの頃からかパンが焼ける匂いを嗅ぎつけた小鳥達が先にテラスで待っているようになった、そんな情景を詠みたいと思ったのですが、皆様のご指摘がそれぞれごもっともで、改良の余地があるなと思いました。

30.千屈菜とページ繰る音とカフェの香と
これは今回一番後悔している句で、元々は千屈菜ではなくコスモスだったのですが、投句締切日に念の為と調べてみたらコスモスは仲秋の季語となっていたので、急遽四音で初秋の植物を探して季語を入れ替えました。しかし取って付けたような違和感があり、投句後にやはり季節感が多少ズレていてもコスモスのままにしておけば良かったと何度も後悔しました。

25.カフェテラス逆さの椅子を照らす月
この句ではテラスと照らすをかけたのですが、照らすが要らないというご指摘も多数いただきました。私は知識が乏しいのでよくわからないのですが、花とだけ書いてある場合それは俳句の世界では桜と見なすように、月とだけ書いてある場合は満月と見なされるのでしょうか?もしそうでないなら、月は満ち欠けする物なので「夜を照らせる程度には明るい月」という事を表現するために照らすは必要だと思うのですが、私は無知なのでそこが判然としませんでした。

今回参加された皆様、投票やご指摘ありがとうございました。
とても勉強になりました。
そして改めまして、この場を提供してくださっためぐるさんに感謝申し上げます。

めぐるさん 夜中の作業本当にお疲れ様でした。
きっと必死だったことと思います。
疲れは大丈夫ですか? 無理しないでくださいね。

そしていきなりスタートから★ズラリで驚きましたΣ(;・∀・)他人事(-ε-)
皆さまもビビッてしまわれたかと思います。スミマセン(;´・ω・)
私はいつもの事なので…|゚з゚)
それよりも皆さまからいただいた選評をしっかりと読み返し
みなさまの句評をじっくり読み
今後の句作に繋げたいと思います。

今回も勉強させていただきありがとうございました。
選んでくださいました皆さまありがとうございました。
めぐるさん本当にありがとうございました!!

みなさん、楽しかったですね。本来自句は語るべきではありませんが、ネットといえど句会であり、「座」であり、意見交換も内包した会。質問もありましたので、簡単に野暮と知りつつ3句のお礼を・・。

26.鵲や珈琲ケトルの蓋踊る
かま猫さん、ちはるさん、△いただいたみなさん。ありがとうございます。カササギはカチカチ、カチャカチャ鳴くせわしない鳥なんですね。本句はケトルの絵を描きつつ音イメージ(と、そわそわ感)を先行させました。そこを感じていただけたみなさん、ありがとうございます。山香ばしさんの言われるように助詞は確かにですね(コーヒケトルでよかったですね)。桃猫さん、「踊る」は珈琲が沸き、ふたがカササギの鳴き声のようにカチャカチャと沸いて動いている感じ・そわそわ感です。東雲さん、ヨミビトさんありがとうございます。

35.アブサンの夢を見るバク秋の声
洒落神戸さん、捨楽さんありがとうございます。まさにお2人の言われたことがほぼすべて!嬉しい!人の夢を食べるはずの獏が夢を見ているという(しかも酒の)シュールな寓話的遊びです。理屈などありません。涼しさの中で惰眠をむさぼるひっそりした(シャガールみたいな)イメージです。佐伯なのに・・(沈)。「秋の声」は実は迷ったところでやはり突かれましたね・・。「秋の声」は音ではなく秋の気配の季語で、獏が夢に朧に聴いている何か、をイメージ。後半中心に推敲を。

37.初秋やオーレに憩ふサーカス団
月波さん・税悦さん、桃猫さん、めぐるさん、東雲さんもういうことないです。描いた絵がそのまま伝わりました。ありがとうございます。フェリーニ映画みたいなまんまの一瞬の「絵」「写真」です(そしてこのサーカスはその頃に来るんです。これは句とは関係ないですが)。他のみなさんご指摘のオーレは確かに曖昧でした。突っ込みどこですね。(カフェ)オーレは秋をイメージ(夏だと冷えたアルコールでしょうね)。

いろいろ読みこんでいただいたみなさん、感謝です。指摘・思いもよらない受け取り、新鮮・刺激でした。失礼・的外れの評は今の私のレベルとして「しょうがねえなコイツ」ということでご容赦ください。ぜひ次回も今回のみなさんとここを「座」としたいですね。

そしてめぐるさん、こんな場を設けていただき、参加できたこと、感謝いたします。ありがとうございます。今回も楽しく苦しく有意義な会でした。大変だったと思います。またやりましょう。改善点やもろもろ出てくると思います。
みなさんもよければ書き込みを。「座」ですから。

★めぐるさん

 大変な作業量だったと思います。
 何もお手伝いできずに申し訳ありません。
 せめて、集計の計算間違いがないか、チェックしときます^^;
 自分の句についての選評だけでなく、他の句の選評を読むだけでもめちゃくちゃ勉強になります。
 このような貴重な機会をいただき、本当に感謝感謝です!
 本当にありがとうございました。

★みなさま

 拙句に◎、○、△を付けてくださった方々、大変嬉しく思っております、ありがとうございました。
 そして面倒をも省みず、私のためにアドバイスの★をわざわざ書いてくださった方々、本当にありがとうございました。
 すべての言葉に、感動すら覚えました。
 なんて勉強になるんだろう、このプチ句会!
 共通してご指摘いただいた「奥の」と「横には」不要説。そして「嫉妬の女形」の分かり辛さと(それ何?と思ったことは内緒の)三段切れ。どれも今後は充分気をつけながら詠んでいきたいと思います。
 本当にありがとうございました!!!!!


★ヨミビトシラズさん

 平凡な税悦です!
 アカン、どれもこれも★いただきました!(><)
 次回はせめて△いただけるようにがんばります!!!

めぐるしゃん♪

毎回毎回ありがとうございます!!
ゆうべ4時に目が覚めてガバとネットを見たら上がってる~~!
ちょっとだけよ、とカトちゃんのように見ているうちにあっというまに1時間。
ドキドキワクワク至福&辱めの時間。
うぉぉ!!そうだったのかぁぁ!!ああっ私だけあさっての方向のコメント!!
今回コメントの数が多いので読みがいがあります!!
これだけまとめるのどんなに大変だったことか。
盛りだくさんのコメントも、とっても読みやすい。
皆さん文章も上手いですが色使いや行間が絶妙なまとめだと思います。
大きな声で「ありがとぉぉぉ!!!」

すりいぴいさん

26.鵲や珈琲ケトルの蓋踊る

実は私、特選にとりたいと迷っていたのですがネットで調べているうちに
「珈琲ケトルは沸かすとケトルが傷むのでNG」と読み「う~~ん」と悩んで△にさせていただきました。
ひょっとしたら別の意味もあるのを私が知らないだけかもしれないし…と気になっていたので教えていただきありがとうございました。
視覚聴覚嗅覚が刺激される素晴らしい御句だと思います!

【0.今後の私のコメントの進行予定】
1.めぐるさんへのお礼と挨拶
2.業務連絡
3.選評の懺悔+追加コメント
4.私の句の種明かし
5.感想・まとめ・お礼etc

【1.めぐるさんへのお礼と挨拶】
まずは……めぐるさん、集計お疲れ様でしたhappy01
いつもの事ですが……恐らくは手作業でしょうけど、24時間以内にこのレベルの物がちゃんとまとまるなんて凄いです!!coldsweats01
取り急ぎ、お礼まで。ありがとうございました!!!!happy02

【2.業務連絡】
プチ句会で盛り上がっている最中に何ですが……本題に入る前に、念のため一言。
俳句ポストの「鰯」は、今日が締切です!!……投稿のし忘れ等はありませんか?coldsweats02
せっかく句を作っても、凡ミスで投稿を忘れると悔いが残りますよ!!!!wobbly

……3以降は、追ってコメントします。

桃猫さま、

過分なお言葉、恐縮いたします。珈琲ケトルが沸騰させてはいけないことは実は知りませんでした(沈)・・。でも伝いたい感覚を読みとっていただき嬉しいです。

桃猫さんの
からころとゴチック体を揺する秋

具体性がないようで実はあり、明確な絵が浮かびました。壁の朽ちた広告が風ではためいている絵です。もし絵が浮かばないとしてもすんなりと入ってきた句。読み手に違和感を抱かせず、細かいことよりも、詩を感じました。コメントのように秋の風を感じたのです。

まずはめぐるさま、集計お疲れ様でした。感謝、感謝です。ようやく落ち着いて読ませていただきました。いやぁ、もうすっごく楽しかったです。そういう読み方があったのか、気付いていない部分を見逃したなど、勉強になりました。自分の結果は、かなり独りよがりだったなぁと反省していますが、いただいた★のコメントがもの凄くためになりますね。自分で他の方に指摘したことが、実際にそのまま帰ってきましたしね。それが面白いですし、自分が気になった部分はしっかりと指摘もしていただいて、今後に活かせるものばかりだったと感じました。主催される方は大変でしょうが、もう次のプチ句会が楽しみでおります。

ベレー帽の句に票をくださりありがとうございました!皆様の意見をよく読みまた勉強に繋げたいと思います

☆初秋やテラスの赤きベレー帽 

このベレー帽は忘れ物か被った人なのか?
との問は17~18歳の少女から大人に向かう
女の子といった方が合うでしょうか。
赤いベレー帽を被りカフェテラスから見える
海をひとり描いてます。実はこれプレバトの
水彩画を描くショートカットの特待生(名前がわからない(^_^;))をモチーフにあれこれ想像をしました。もう少し分かりやすくしたら説明的になりそうなのであえてシンプルに仕上げて読む方に想像をしてもらえるようにしました。ベレー帽は置いてあるのか被っているのか男か女か…それを想像してもらいたかったので私的にはたくさんのご意見がいただけたことが想像してもらえたんだ!と嬉しかったです(*^_^*)

テスト

すみません……誤って投稿してしまいましたcrying
このコメントもろとも消しておいて頂けると助かりますcoldsweats01

> 洒落神戸さま
ご指摘ありがとうございます。
ご推察の通り、ネットの歳時記を利用しています。「きごさい」というところです。
情報が豊富なのと、出先でも気軽に見ることが出来るのとで愛用していますが、やはりきちんと活字になったものを使った方が良いですね。
夏季休暇中に歳時記買おう…

めぐるさん、集計作業お疲れ様でした!
更にコメントも追加していくのですよね。ありがとうございます。どうかお疲れ出ませんように。

ぷち句会、参加して良かった。
本当にこの一言に尽きます。
皆さまの選評を繰り返し読んでいます。勉強になります...!!

今回の反省のひとつとして、兼題の絵についてきちんと調べなかったことがありました。
見た目の雰囲気、カフェテラス、初秋だけをヒントに詠みました。
その結果として、きちんと読み解けなかった句がいくつも...。
(プレバトでいう「兼題写真を見ていない人が句だけ見たらどう思うか」という感じのコメントだと思っていただけたらありがたく...調子良すぎ?^^;)

☆東雲さんへ
>月とだけ書いてある場合は満月と見なされるのでしょうか?

基本的に「月」は煌々と照らす月(満月を含む)だと思います。
桜ではない「花」を登場させるときは桜ではないとわかる措辞が必要であるように、
「明るさが十分でない月」を描くときにはそうと分かる措辞が必要で、
御句の場合「逆さの椅子」とはっきり物が見えている状態なので、「照らす」はなくても分かります。
その3音で、まだ何かできそう。「過ぎる月」とか「椅子へ後の月」とか「月青し」とか。(←この例は思いつくままテキトー言ってます)
でも、いろいろやってみた上で、やっぱりシンプルにしたい、情報をギュウギュウにしないためにあえて「照らす」としたい、という選択肢もアリだと思います。

...と色々書きましたが月って苦手な季語なのでオカシイ点があったらどなたかフォローをお願いします!(^^;)

【3.選評の懺悔+追加コメント】
まずは、懺悔より。

[10.秋澄めり奥のサイフォンこぽこぽと 大槻税悦]

「他の句に埋もれる」なんて書いてしまいましたが……蓋を開けたら、大盛況でしたねcoldsweats01
「サイフォン+こぽこぽ」そのものは平凡でも、「秋澄めり」と合わさると、癒しのような要素が出るのかも。「サイフォン+こぽこぽ」に気を取られ、季語を軽視していた……単に「変わった表現があれば良い」という物では無いなwobbly

[18.星月夜壁埋め尽くす異国文字 斎乃雪]

今回、最大の懺悔。本当に申し訳ありません!!!!crying
「壁」と言われて、直感的に「屋内の壁」を想像してしまった私。その後の、私の読みは……

【屋内の壁にぎっしりと書かれた、訳の分からない異国文字。そこに、外から星月夜の光が「するする……」と差して来る。壁の文字はゆらゆらと浮かび上がり、私の目に「これでもか」と訴えかけてくる。気を許したら、彼らがひとりでに意思を持って部屋の中を走り回り、聞いた事もない呪いのような言葉を

「ワッ!!!!!!!!」

と一方的に喋りだしそう……

やだな~……こわいな~~……おかしいな~~~】

……おかしいのは、お前の読みだろ!!!!angryangryangry

「壁+星月夜+文字」だったら、屋内の壁よりも、塀や外壁等の屋外の壁(及び、そこに書かれた落書きや貼られたポスター等)を思い浮かべた方が自然な光景になるだろうに……何で勝手に場面を「屋内の壁」に限定して、「黒魔術がどうのこうの」等と言ったような非現実的な光景を思い浮かべているんだ!!??shock
仮にそういう「不自然な光景」を真っ先に思い描いたとしても、ちゃんと「自然な光景」がある可能性も考えて読み、フォローする事が大事なのに……bearing

よほど疲れていたのか、精神に変調をきたしていたのか、ホラーゲームのやり過ぎなのか……ともかく、とんでもない読みで突っ走ってしまって、本当に申し訳ありませんでしたcrying

[45.秋澄むやMENUの細き筆記体 小川めぐる]

「秋+細き=頼りない」を真っ先に読み、あらぬ読みをしてしまった句。「MENU+細き+筆記体=おしゃれな店」という読みが全く出てこなかった……普段、どういう所でメシを食っているかがバレてしまうなcoldsweats01
「飲食店を象徴する英語」って、どんなのがあるだろう……

MENU、WELCOME、OPEN&CLOSE、LAVATORY……

……申し訳ない。偉そうな事を言っていて……実は中学・高校時代、英語は赤点だったんだ……トホホcrying

[60.パリの灯のみやげ話や白日忌 正丸]

白日忌……初めて知りました。調査不足で申し訳ありません。
白日忌の由来は、すりいぴいさんの挙げてくれた「白日はわが霊なりし落葉かな」なのだろうけど……これが、全く分からんcoldsweats02
白日……パリの灯……初秋……落葉…………
白日を除き、全体的に哀愁のある単語が並んでいるけど……像を上手く結ばせる事ができない……すみませんbearing
 
 
 
続いて……皆さんの選評を見た後の、私からの追加コメント。

[6.秋風や入口の無いテラス席 洒落神戸]

「「テラス席に入口がない」事は、大して珍しくない事」と私は書きましたが……「閉店(=恐らく「廃業」の意)してしまってるお店」のような比喩的な読みまでは、私にはできませんでした。
「カフェのテラス席」というと、「店内経由でないとテラスに出られないカフェ」と「店の前の広場にテーブルが並んでいるだけのカフェ」の2つが主であり……私の感覚だと、前者は「テラスへの出入口があるカフェ」で、後者は「テラスへの出入口が無いカフェ(=入口の無いカフェ)」ですので、あのようなコメントになりましたconfident

[14.文字もはやじつとしてなどをらぬ秋   かま猫]

「「秋の新作!」といったPOPなどが浮かびました」というコメントがありましたが……こういった句意なら、「秋+ポスター+文字+(躍動感を持って)飛び出す」という要素を素直に句にまとめれば、もっと読み手にダイレクトに句意が伝わっていたかもconfident

[25.カフェテラス逆さの椅子を照らす月  東雲]

「テラス」と「照らす」……言われるまで気付かなかったcoldsweats02
この手の「言葉遊び」をするなら、「韻」を踏んだ方が読み手の印象に残る(=気付いてもらえる)事が多いです。
今回は「カフェテラス」に合わせて「照らす」を下五の後ろに持ってきて、

「カフェテラス逆さの椅子を月照らす」

とすれば、分かりやすいと思いますconfident

ただしこの句に関しては、既にしっかりした情景が完成されているので……コミカルな要素(ギャグやダジャレのように受け取られかねない要素)は、変に入れない方が正解だと思いますよcoldsweats01

ちなみに、月(季語)に関しては、

「月:三秋
秋の月である。春の花、冬の雪とともに日本の四季を代表する。
ただ月といえば秋の月をさすのは、秋から冬にかけて空が澄み、月が明るく大きく照りわたるからである」(「きごさい」より)

なので、「月=秋の月=一番大きくて明るい月」で大丈夫ですwink
逆説的に言えば……「月=新月=見えない真っ暗な月」だったら、俳人が俳句を詠むのに困ると思いませんか?coldsweats01

[33.カフェテラス柘榴の木のみ残る丘 寿々]

「丘の上にあったはずのカフェがある時突然、柘榴の木だけを残して建物がなくなってしまった」という事実を元に句を作ったそうですが……この手の事に関しては、いつも議論が絶えないようです。
「目の前で起こった事を、素直に忠実に句にした写生句の一種」と考えれば、納得できなくはないのですが……写生句だという事を読み手は知らないので、「この語はどうしてここに置かれているのだろう?」と考える読み手は、あれこれ不毛な思考を巡らせてしまう事になります。
素直すぎる書き手が悪いのか、読みすぎる読み手が悪いのか……?

……あまり考えない方が、お互いにとって幸せだとは思いますがcoldsweats01

[43.筆洗ふラタンの路地を秋茜 葦たかし]

実は……私の第一感の読みは、「この人、何でわざわざ路地まで出てきて筆を洗っているんだろう?」……でした。路地の写生が終わったのね……coldsweats01
特段の事情が無かったら、「筆仕舞ふ」の方が分かり易くて良いかも。

[52.小鳥来る彼の話と珈琲と 洒落神戸]

コメントを見ているうちに、「彼の話」に、「自分の彼氏が目の前で話している(彼が話している)」という読みと、「目の前にいる女性が、自分の彼氏の話をしている(彼の話をしている)」という読みの2つがある事に気付いた句。実は、紛れのある句?coldsweats02
 
 
 
……取り敢えず、以上ですconfident
予想以上に長くなった……「種明かし」は、明日(今日の夜?)になるかもなcoldsweats01

めぐるさん、大変なお手間をありがとうございました。今回も結果発表とても楽しませて頂きました。
ご質問、疑問点に少しだけお答えを。

八月のテラスに影の溜まりゆく
夏至の頃に比べると、日ごとにと影が長くなってきて秋を感じる、そんな風景を詠みました。私自身は「影」に夏の疲れ、気だるさのようなものを重ねましたが、それは読み手の方それぞれに違うと思います。皆さま丁寧に読み込んで頂きありがとうございました。

待ち人を告ぐ爽涼なドアチャイム
皆さまのご指摘通り語順のミスです。自分でもなんだかもっさりしたリズムだなぁと思いましたが、見切り発車してしまいました。
切れ字を入れるとしゃきっと立ち上がりますね。ご指摘、ご意見ありがとうございました。

秋風をスウィングしているカフェの椅子
椅子の脚が曲がったようになっているので、音楽のような気持ちいい秋風の中を、椅子がスウィング(音楽に合わせて体を揺らす)している景をイメージしました。もちろん椅子は動きませんので、兼題の絵からインスパイアされた心象風景です。ゴルフのスウィングとは全く思いつきませんでした。面白い視点を教えて頂いて、ありがとうございました。

初秋は彼の写真を燃す匂ひ
に点数をくださりご意見をありがとうございました!私のイメージの中では秋の匂いは焚き火の匂いで、昔はあちこちで見かけましたが今は野焼き禁止になっているので燃やす匂いがすることはほとんどなくなりました。でも初秋を表現するのに燃やす匂いの記憶を辿り失恋した時に彼との写真を燃やした日にぶつかりました。それはまさしく夏が終わりかけの初秋。「燃す」は方言なのですね!言葉の短縮はいけないと思いながらも燃やすの三文字を短縮してしまいました。確かに普段燃すとは使いませんね。写真を燃すの「を」を省略して「写真燃やす」とするのも考えたのですが韻が悪く説明的になるのを避けて俳句らしい韻を選びました。それ以前の推敲の問題かもしれないですが…(^_^;)
短縮させるというところの問題点をご指摘くださりこれからの課題と気づくことができました。ありがとうございました!

ヨミビトシラズさんへ(*^_^*)

ベレー帽の句を取り上げてくださり
ありがとうございます!!ヨミビトシラズさんの読みにはいつも的確な指摘やドキッとさせられるものがあるので私の句もないかなあ~と((o(´∀`)o))ワクワクしながら探しました!
ありましたありました♥(*>∀<)

なるほど!見たままを素直に詠むことがかえってそこには相応しくない木になったり花となったりしてしまうのですね(*゚O゚*)))確かに、花言葉があるようにその場に相応しくない花を贈ればひんしゅくを買ってしまうこともありますよね!俳句においてもそれが見たままに詠んでいるのか想像して気持ちを取り上げているのか分からないので両方を考慮するとすりいぴいさんの「柘榴の丘」としたら良かった点と、山香ばしさんの季節が違う花石榴というふうにおきかえられてしまうのにはやはりこの句自体のもつ曖昧さがでてしまうような気がしてきました。季語と詩的要素の部分は響きあって初めて感動が生まれると言われたことがあります。誰にも感動を生みこれはいじってはいけないこのままがいい!と言ってもらえるように作句したいと思えました(*^_^*)このご指摘がなければ気付くことは、ずっとなかったと思うとこれから詠んでいくうえでの成長はありませんでした。ヨミビトシラズさん、山香ばしさん、すりいぴいさんありがとうございましたm(_ _)m

めぐるさん、いつも有難うございます、プチ句会、今回は更にコメントの読みごたえがあってとても楽しかったです。こうやって他の方にコメント頂けると自分の句の傾向、弱点がより判って楽しかったです

林檎喰む父の遺せし椅子固く
  この句は一から考えた作った句です。椅子からイロイロ発想を飛ばして中七下五の十二音を作って、上五に入れる林檎の季語を探し当てたときは上手くいった!と喜んだのですが、林檎喰む父~と切れずに繋がる読み方も出来るという事に何度も読み返してたのに全く気付きませんでした。指摘されて初めて自分の失敗に気付き、良い勉強になりました。ちなみに固くの漢字は色々考えてこちらにしました。

 秋風と愛を楽しむシャンゼリゼ
 この句は作った自分が一番好きな句です。恋人同士の句も作りたいなと思っていたところ、『愛を楽しむ』のフレーズを思いついたら自分で気に入ってしまい、もうここから離れられませんでした。こういう自分で自分を縛った場合は大抵、仕上げが甘くて失敗する、という事を改めて実感しました。それでもやっぱりこの句は気に入っているので、いつかどこかでリベンジしたいです。

バゲットを割るやうに秋雲を割る
 この句はスルッとこのまま出てきた句です。一番最後にバゲットから発想を飛ばして色々考えていたところ、このまま十七音を思いつきました。割るという動詞を変えようかなとも思ったのですがそのまま出して、こうやって点を貰えると嬉しいです。

いつも大変楽しいプチ句会ですが、めぐるさんの作業量がどうしても気になります。結果発表について、そんなに早くUPせずとも、締切後一日後とかでも宜しいかと思います。それか休みの前の日に設定するとか。ご検討下さい

あるきしちはる様、ヨミビトシラズ様、月に対する丁寧な解説ありがとうございました。
とてもわかり易く勉強になりました。
今回の句ではテラスと照らすをかけましたが、夜の静かな光景を描きたかったのでそこはあまり強調せず、隠し絵のように忍ばせて人によって気付いたり気付かなかったりする程度に抑えようと思っていました。
その意味では今回は成功したかなと自分なりの手応えがありました。
今回の句会では色々な面で勉強になる事があり、少し成長できた気がしています。
改めまして、めぐるさんと皆様に心から感謝申し上げます。

ヨミビトシラズさんへの訂正ですm(_ _)m

ベレー帽の句のことではなく

~カフェテラス柘榴の木のみ残る丘~

の句の方でしたm(_ _)m失礼いたしました!

めぐるさん、みなさんこんにちは。

少しこの場をお借りします。
寿々さん、

「焼す」について。俳句における方言について、確かこの半年ぐらいの中の「俳句ポスト」で話題に上ったと思います。いま、兼題は覚えていませんがよければみてみてください。火曜日、水曜日のどこかでした。
そこでは肯定的な意見が多いように記憶しています。単にいい、悪いではない事項であるともいえます。個人的には伝わればOK。

なお、ご存じかも、ですが、
古語では、焼ぶ(くぶ)、という動詞があります。連体形は「焼ぶる」なので、3文字で今回の句で差替えだけはできませんが、別の機会に使えるかも知れません。

「焼ぶ」(バ行下二段活用)(べ・べ・ぶ・ぶる・ぶれ・べよ)です。
「焼ぶるかな」とか「焼ぶる秋」とという風に使えますよ。ご参考までに。


5.林檎喰む父の遺せし椅子固く 24516さま
皆さまの選評を読んで、自分の読みの過ちに気がつきました。
喰むは終止形、ここに切れがある!
連体形で読んでしまっていました。終止連体同形には注意しなければ、『この句にとって一番幸せな読み方』が出来ませんね。貴重な学びを得ました。感謝します。

拙句について。
今回、3句とも「下五にオチ」の句になり。そういうのが好きとはいえ、3句全部がそれってどうなの〜?! と反省しています(^^;)
でも沢山のコメントをいただけて、とても嬉しいです。ありがとうございます。

7.約束の席へと置きし桐一葉
待ち合わせ場所へサヨナラがわりの置き手紙...というイメージから作句しましたが、我ながらガッツリ省略したなぁと思います。私と同じイメージを描いた方(ビックリ!)、更に広げた方(「桐一葉」の季語の力ってすごい)、省略されすぎて掴めなかった方といらっしゃったのは、省略の加減を掴むための大きな収穫となりました。
また、ご指摘いただいた「約束の」。改めて見直すとい説明的ですね...。他の言葉を探します。
ありがとうございました!

24516さま

あるきしちはるさまさまのコメントを読んで自分も同じ間違いをしていたことに気づきました。
ごめんなさい。『この句にとって一番幸せな読み方』ができていませんでした。
大変勉強になりました。

林檎喰む父の遺せし椅子固く 

林檎を食べる。味と香りが通り抜け、今腰掛けている父の遺した椅子の感触がひときわ固く感じる。
生前不器用であったろうお父様のたたずまいや訥々とした声まで聴こえてきそうな
しみじみとした秋らしい御句ですね。
素晴らしい御句をありがとうございました。

皆さんの発想の飛ばせ方がすばらしい。
本当に勉強になりました。めぐるちゃんほんとにありがとうございました。
ひとりに全部やらせてしまって申し訳ないです。負担の軽減なにかあるとよいのですが・・・・。

秩序なく並ぶテーブル青蜜柑 

この絵はどういう絵なんだろうと考えました。(絵画にはあんまり興味なくって知識0です)
まず目に飛び込んだのが緑色のポスターでこの色が青蜜柑を連想させました。
机や椅子は乱雑に置かれ椅子もぐんにゃりしている・・・この絵から何を感じれば
いいのかわからず見たままを俳句にしただけなのです。ただ青蜜柑の未熟な感じと
がっちっとした固さがこの絵に合う気がしました。
逆にみなさんのコメントきいてなるほど・・・っと思った次第です。
○△★気に留めてくださった皆様ありがとうございました。


星月夜壁埋め尽くす異国文字 

この絵で目をひいたのはポスターの文字。
星月夜の星と意味のわからない異国の文字が呼応しているように感じ
星月夜と異国文字は決まって中7はちょっと苦し紛れです。
たくさんの方に○△★頂きありがとうございました。


ヨミビトシラズさん
懺悔などといわないでください!!
黒魔術を連想するのだ!それもいいかもっと逆に嬉しかったです。
こわいでも 気味悪いでも なにかしら感情に訴えたのならとっても満足です。
ありがとうございました。
私って自分で読んでおきながら自分でもかっこたる景が浮かんでないことが多いのです。
詠む人に後はおまかせ~ってところが多くって
まだまだまだまだ勉強しないとだめだと反省しきりでございます。

さて……大変遅れましたが、私から最後のメッセージをcoldsweats01

【4.私の句の種明かし】
今回の私の3つの句は、全て「あるテーマ」を元に書かれています。それは、私があの絵から「直感的に得た抽象概念」です。

初めてあの絵を見た時……私はてっきり、「カフェの室内の絵」を書いた物だと思った。しかし、題名は「テラスの広告」とある。
……よくよく見てみると、広告の隙間の向こう側には、ちゃんとした「大通りの風景」が描かれている。間違いなく、ここは「テラス」なのだ。しかし……

……どうだろう、この閉塞感は。

もちろん、絵の外には広告などなく、ちゃんとした視界が開けているのかも知れない。けれど、ここだけ見るとひどい圧迫感を感じるのは確かだ。

おまけに、テラスには誰も人がいない。準備中なだけかも知れないけど、もしもこれが営業中なら……

……無理もない気もする。
テラスは、外の景色を楽しむためにある物だ。どこの誰が、広告見たさにテラスなど出るものか。

しかし、それを知らないであろう広告主(もしくは、広告を出す事を頼まれた店主)は、単に「人が多く集まりそうだから」という理由だけで、ここに広告を多数出したのであろう。

……なんという皮肉か。なんという浅はかさか。

結局……広告を出せば出すほど、ここからは人が遠ざかっていくのだ。そう……

【自らが伝えようとする事を声高に言えば言うほど、人は閉塞感を感じて、誰も寄り付かなくなる】

「この絵の言いたかった事」は、そういう事ではないかと……少なくとも、私は思いました。
そして私は、これをベースにして……「どのように書いたら、このような概念を上手く伝える事ができるだろう?」と考えながら、以下の3つの句を完成させたのです。
 
 
 
【49.広告の煩きテラス午後の霧】
3句中、最初にできた句。絵の「閉塞感」をキーワードに、(「午後の霧」という追加要素はあるが)情景をほぼ、そのものそのままにして書いた句。
単なる風景画としても読む事が出来るようになっているため、最も理解されやすい句だと思った。反面、「本来のテーマが読み手に伝わる確率」と「句の持つインパクト」は3句中最も低くなっている。「午後」という、最もテラスを楽しむ事ができる時間(特にカフェテラス)に、「煩い広告」で視界を遮られた挙げ句に「霧」まで出てきたら……私は、席を蹴ってテラスを去っていると思う。
……しかし、「閉塞感」を後押しするために使った「午後の霧」が裏目に出たらしい。残念think

【20.色なき風過ぎて広告またも増え】
3句中、2番目にできた句。「寄り付かなくなる人」をキーワードにして書いた句だが、そのままでは直接的過ぎるので暗喩を少し入れてある。
「色なき風」というのは、徐々に冬に向かって彩りを失っていく秋の風を示した季語。これを、「色の無い返事」等に見られる「色を失う=人が興味を失う様子」に引っ掛け、「色なき風=広告に興味を持たない人」の示唆で使ってみた。即ち、「色なき風が過ぎる=広告に興味を持たずに通り過ぎる人」。
示唆に気付かなくても、「通行人の興味を惹こうと際限なく広告を出す人の徒労」という雰囲気が漂う風景画として捉えてもらえるかな、と思ったのだが……示唆を含んだ「色なき風が過ぎる」が分かりにくい事もさることながら、「広告またも増え」の部分も描写不足で上手く句を支えきれていなかったのかも知れない。反省bearing

【16.テラス去る人や鈴虫なお叫び】
3句中、最後に出来た句。「声高に言う」をキーワードに、テーマを比喩で直に書き込んだ句。
「いくら心地良い鳴き声を持つ鈴虫でも、叫ばれるように大きな声で鳴かれたのでは聞いていられないだろう」という発想から、「鈴虫が叫ぶ」という「異常な表現」を敢えて使った句。さらに、季語の「鈴虫」の方ではなく、「去る人」の方に「や」を付けて強調した事から、この句の趣旨は「鈴虫の鳴き声」ではなく「去った人」の方にあると示した(つもり)。
「鈴虫が叫ぶ」のインパクトが最大な上、テーマをダイレクトに練り込んである分、最もテーマを理解してもらえる可能性が高い句だと思ったが……反面、やや現実離れした内容である上に、季語を蹴っている句なので王道からは外れる句だと思った。
……で、反応は思った通り……まあ、仕方がないさdelicious
 
 
 
【5.感想・まとめ・お礼】
結果的に、「得点」という意味で一番成功したのは49の句でした。
やはり、無難で分かりやすいのが一番良いですねcoldsweats01

それにしても、【自らが伝えようとする事を声高に言えば、人は閉塞感を感じて、誰も寄り付かなくなる】とか何とか自分で言っておきながら、(色々な意味で)自分でそれを実行してしまっていては……世話がないし、ザマもありません。本当にbearing
俳句にも通じる所がある要素ゆえ、何とか成功させたかったのですが……なかなか、上手くいきません。何とか、「さりげなく伝える」「自然に伝える」という事が出来れば良いのですが……それができるのは、まだまだ先の事になりそうですthink

というわけで……得点的に大爆死した私から、59の句を書いた桃猫さんへ一言。

【見ておくがよい……抽象概念を組み込んで句を失敗させるというのは、こういう事だ!!!!】……by ランバ・ラルもどき

……なんちゃってcoldsweats01

何はともあれ、このような極めて分かりにくい句に付き合って下さった以下の皆様方、本当にありがとうございましたhappy01

[この3句にコメントを下さった方々]
小川めぐるさん、24516さん、あるきしちはるさん、桃猫さん、すりいぴいさん、山香ばしさん、中山月並さん

慎んで、お礼を申し上げますconfident

それから、改めて……このような場所を設けて下さっためぐるさんに、感謝confident
俳句ポストとかでも自分の句の良し悪しは選句の高低(天・地・人・並)で何となくは分かりますが、「どこがどう良いのか・悪いのか」までは分からないので、こういう機会があると本当に助かりますhappy01
ただ、くれぐれも体には気を付けて下さい。めぐるさんはサイボーグでも何でもないでしょうから……集計は、無理をなさらずにcoldsweats01

……では、またconfident

ヨミビトシラズさん

よそで書いた私コメントのコピペです↓

私はヨミビトさんの

49.広告の煩きテラス午後の霧 

をいただきました。実は季語は「う~ん」と思ったのです。午後である必要性が?と。
でもあまりに上5中7がお題の絵から私が感じたことそのままで
文句のつけようがなく美しい形でどうしても落とせなかったです。
テラス季語説を知らず吃驚しましたが仮に季重なりでもとりたいなあと思った句です。

以上コピペ終了。

種明かしコメントを読みヨミビトシラズワールドに引き込まれました。
1枚の絵を写生するかのごとく見つめ考察する姿勢を尊敬いたします。
「閉塞感」まさにそうですよね。とても寂しくどこか「歪つ」な絵で私は見ていて大変苦しくなりました。
そして水原秋櫻子が佐伯祐三の絵を愛したことに不思議な感動を覚えました。
興味深い解説、ありがとうございます!
そうか~確かに広告があればあるほど人がいなくなりますよね。
すごく納得!ありがとうございました!

自句自戒です。

6.秋風や入口の無いテラス席 洒落神戸
うーん大失敗、暗喩(と言えば良いのでしょうか)はどこまで説明するか難しいですね (ToT
ネタをばらすとテラス席って日本のお洒落なお店などでもちょっと緊張するし、パリなどでは差別などもあると言う事で、ちょっと「敷居が高い」。そんなカフェテラスを入りにくいいな……と見ている句です。
入り口のほかにも「鍵がない(見つからない)」、「ドアが……」、「チケットが……」など考えたのですが、多分どれでも伝わらなかったかと orz
山香ばしさんに「読めば読むほど、あれこれと情景を想起」と書いていただきましたが、読みの幅があるのは良いけど広がり過ぎるのは、キッチリ情景が描けてないって事ですよね。
麻痺人さんほか私の謎句で色んな情景を浮かべてくれた皆さん、ありがとうございます m(_ _)m


19.黄落や靴底紅きピンヒール 洒落神戸
「クリスチャン・ルブタン」というパリの靴のブランド。
ハイヒールが主商品で、その中でも靴底が赤い「レッドソール」が有名。
パリジャンがこれを履いて黄落、黄葉の中を歩いてたり、オープンテラスで脚なんか組んでたら美しいなという、ただそれだけの句です。
「黄葉」ついてですが、歳時記で調べたところ落ちてるという意味がないので黄葉を使うと別に落ちているという情報がいりそうです。
うーん、「黄落」が晩秋の季語だというところを見落としてました orz
ブランド名は別として赤い靴底を見た事がない方が多くてビックリ、私以外の男性陣は女性のふくらはぎとか足首とかあまり見てないのかなあ ;-)
幸江さんにはバッチリ伝わったようで嬉しいです♪


52.小鳥来る彼の話と珈琲と 洒落神戸
エロ詩吟ならぬエロ俳人を目指す私としましては、カフェテラスと言えばやはり「女性客」。
ピンヒールの方は一人客のイメージだったのですが、この句は女性複数(2,3人)。
と来れば話しているのはお洒落の話?それとも彼氏の話?
逆にコーヒーと彼氏の話とくれば舞台はカフェ、喫茶店、etc.を想像して頂けるかなと。
そこに秋の季語を探していた時に「小鳥来る」という綺麗な言葉を見つけたので、小鳥が来るから外だよね、オープンテラスっぽい?
女性達が彼氏の話をしてるのも小鳥がチュンチュン言ってるぽくて良いかなと使ってみました。
すりいぴいさんに伝わったようで嬉しい♪
ただ……「彼の話」を、私が考えた「女性が彼氏の話をしている」と読んでくれたのはめぐるキャプテンただ一人。
それに対して「彼氏が話している」と読んでくれた方が三人。
うーん、俳句は音数が少ないから省略が必要だけど、ちゃんと伝わるようにしなければ。

13.新涼のテラスへ妻の代理人
はじめは「兄の婚約者」でした。でもつまらないなと思って「妻の代理人」としてみました。読んだ方を楽しませることができれば...と思い、それは成功したようですが、エンタメ性優先で詩情には欠けますよねぇ(^^;
詩情、次回の課題としたいです。
投句後にテラスは季語と知り焦りましたが、「新涼のテラス」としたからセーフかなぁ...
でもご提案いただいた「新涼や」ならば、切れ字で強弱ついて季重なり問題は解決しますよね。
別の季語も探してみます。
たくさんの評をありがとうございました!

51.赤とんぼ数ふる君へ珈琲来
この絵の舞台がパリだとは知らず(汗)
兼題はちゃんと調べなくてはいけませんね、反省...。
「来(く)」は来るの文語で、この一音で終止形です。季語と合わせるのは見るけど、普通の名詞との組み合わせってあまり見ないかもしれませんね〜(←例句が探せれば良いのですが(^^; )
終止形できっぱり終わらせたのは、珈琲が来たことで空気が変わるのを表現しようとしたからでした。
「来る珈琲」だとまったり感が継続する感じですね。字余りがまたいい働きをしそうです。
ご意見ありがとうございました、勉強になります!

すりいぴいさん(*^_^*)♪

ありがとうございます!
えっと…燃す匂い~なのですが、焼すでいいのでしょうか?燃すも焼すも同じ意味なのでいいのかな?とも思いましたが(^_^;)一応聞いておかないとまた同じ間違いを起こしてはせっかく教えていただいているのでもったいないですから
すみません(汗)

そうなんですね(*^_^*)
私はまだ古語に慣れてなくて勉強していかなくてはいけないところなので教えていただいて嬉しいです!短縮や方言的なものは難しいですね
でも、これはたんにいい、悪いではないと聞いて安心しました!17音しかないからこその面白さですが難しいとこなんですよねー(-_-;)

色々挑戦してこうして意見をもらえて覚えていける。本当にありがたかったです!
すりいぴいさん!ありがとうございます!(*^_^*)

すりいぴいさん♪

すみません!燃すと同じような動詞で焼ぶという動詞を教えてくださったのですね(^^ゞ燃すとこんがらがっちゃいました!理解が遅くてすみませんm(_ _)m読み返して今気づきました!

第五回プチ句会、季語ランキング!
ひゅーひゅーどんどんぱんぱん!!

五句 初秋(はつあき含む)
四句 秋風
二句 残暑 、秋、秋澄む(秋澄めり含む)、秋夕焼、小鳥来る、新涼、星月夜、律の風
二句 秋茜 、赤とんぼ  を合わせると二句
一句 サルビア、鰯雲、遠花火、黄落、茄子の馬、桐一葉、蛍草、月、古酒、七夕竹、秋うらら、秋の宿、秋の声、秋の灯、秋の暮、秋の夜、秋めく、秋雲、秋気、秋日傘、秋立つ、傷秋、色なき風、星涼し、青蜜柑、千屈菜、爽涼、柘榴、蔦紅葉、白日忌、八月、霧、涼風、林檎、鈴虫、鵲

今回、抜け出ていたのは「初秋」と「秋風」の二つ。
さて皆さんはこの二つのうちどちらかを使ってましたか?
ポピュラーな季語を使うのも良し、ちょっと珍しい季語を使うのも良しですね。
個人的には正丸さんの白日忌という忌日を持ってきた句がビックリしました。

寿々さま

1 私がコメントで「焼す」と書いてしまい、混乱させてしまい申し訳ありません。原句は「燃す」でしたね。
綴りでは「もす」は「焼す」とは書きません。「もす」はお書きのように「燃す」と綴ります。

岩波書店の国語辞典には
「燃す」がのっています。現代文(口語)であり、五段活用の他動詞。「~を燃えるようにする」。
例文「廃材を燃して、暖を取る」

と書いてあります。なお、方言とする辞書サイトもあるようですが、以上の出典から、問題はないと思います。標準語、方言かは問わず、正しい言葉です。


「くぶ」は「燃やす」「燃す」と同じ意味の古語。
なので、句全体が文語体なら、「くぶ」が適切かもしれませんが、御句は口語なので、「燃す」でいいかと。

方言については、いい・悪いではなく、適切・不適切として、句全体から判断されると思います。

なお、山香ばしさんからの句コメントに反論するものではないので、山香ばしさん、怒らないでくださいネ。
失礼いたしました。

寿々さま、すりいぴいさま
ここまで「燃す」が深く話が広がるとは思っていませんでしたよ。
怒るどころか、もっとしっかり調べるべきだったと反省中です。
私は静岡の出身で、現在栃木在住なのですが、
栃木では日常的に使われる「燃す」に単純に違和感を覚えていたため、
勝手に方言(でしかない)と思っていたようです。
教えていただきありがとうございます。

◆まちゅさん

途中でお夕寝していなければ、もっと早くにUP出来たのですが、
睡魔に負けちゃいましたcoldsweats01
コメントの一部分を「句会後の一言」として記事に反映させていますので、ご確認下さい。
そして「第6回」でもお待ちしております、またよろしくお願いしますね~~~!!!

◆かま姉!

かま姉にはいつも何かとお心砕き頂き、有難い限り~!
おかげで適度に息抜きしつつも楽しく編集作業出来ましたheart04
「第6回」の予告もちらっと打ちましたので、是非またよろしく!!
お待ちしておりまする~~~!!!

◆主将ー!!!

押忍っ!お疲れっした!!!
初のフル参加、お楽しみ頂けていれば幸いです。
季語一覧、有難うございます~メッチャ壮観!!早速記事に反映させちゃいましたよheart04
「テラス」は落とし穴だったと思いますが、私も「背景」として入っているものはOKとしました。
洒落神戸さんの「ピンヒール」、私も画像検索で初めて見てウットリ!
この靴を見るだけで、すらりとしたふくらはぎや颯爽と歩く姿の美しさ、肩口をサラリと撫でる髪・・・
いろんなものが見えてきますね!!
「小鳥来る」、私が「女の子が彼の話に花を咲かせている」と直感したのも季語の力。
チュンチュンとした可愛らしい囀りを感じたのでした。
「テラス席」のネタばれ、興味深かったです!確かにあんまりお洒落だと入りにくい!!
確かに、どう表現しようか迷いますね・・・
「プチ句会」を叩き台にして、いつか「これだっ!」という表現が見つかることを願います!!
コメント、記事に反映させていますので、ご確認下さい。
そして「第6回」でもヨロシク!!!

◆24516さん

今回もご参加下さり有難うございます&お疲れ様でした!!
労いのお言葉も有難い限り、
ついつい楽しくて一気にやってしまうのですが、
実は途中でお夕寝したりおやつを食べたりして、決して根を詰めている訳ではないのですcoldsweats01
逆に、編集中の様子を見られたら「そんなんエエから早うせんかい!!!」と怒られそうcoldsweats01
「各句へのコメント」頂き有難うございます、反映させて頂きましたのでご確認下さい。
「いつかどこかでリベンジ」、私も「座られぬ椅子」を何とか・・・とギラついております。
皆さんからのアドバイスで「あっ」と思う部分、「しかしコレは譲れんのじゃい!」と思う部分、
自分の句に対して「どこにこだわりがあるのか」がハッキリ見えて来るのも場の恩恵だと思います。
そして、万人受けを狙いたいのか、たった1人にでも通じればいいと思える句なのかも。
何かこう、句が繙かれると同時に、自分自身の何かまで見えてきそうですよねshine
「第6回」の予告も入れさせて頂いております、
また是非よろしくお願い致します!!!

◆東雲さん

「第5回」ご参加頂き、有難うございました&お疲れ様でした!
「月」に関する質問に、素早くお返事入っているのを見て私も嬉しかったです!!
素直に疑問を口に出せること、
それに対してソッコーでフォローが入ること、
まさしくリアル句会のやりとりに近い雰囲気が掲示板に出来ていたことに感激していますshine
東雲さんの「開店前、営業中、閉店後」というアプローチ、素敵でした!!
3句出しということで、同じような句になるよりは別々の味わいにしたいという気持ち私にもありましたが、
朝、昼、晩それぞれの風景、というのは面白いですね!!
いつか私もそんなアプローチをしてみたいです。皆さまから刺激を頂いてばかりの私coldsweats01
「第6回」でもお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!!!

◆たかさん

初参加有難うございました&お疲れ様でございました!!
回を追うごとに内容が充実(句会自体が成長)していく手応えがあって、
皆さんからのたくさんのご意見・選評の中に新しい発見や感動があって、楽しくてゾクゾクするばかり。
たかさんにも楽しんで頂けていたら幸いですshine
そうそう、皆さんから、それぞれの句に対して、選句の御礼やコメントへのお返事なども受付中!
一言でもいいのでヨロシクお願い致します!!
そして・・・「第6回」でもお待ちしてますので是非またヨロシクなのです!!

◆寿々さん

改めまして総合3位おめでとうです!!
寿々さんもすっかり「プチ句会」の顔になりましたね!!
さて「燃す」ですが、投句頂いた時、違和感はまったく覚えませんでした。
既に複数の方からお返事頂いていて解決していますのでまったくもって蛇足ですが、
普通にPCで一発変換出来ますし、WEB辞書にも載ってますから大丈夫ですよ。
http://www.weblio.jp/content/%E7%87%83%E3%81%99
調べてみたら「鷹」HPにて小川軽舟選「今月の秀句」の中にも紹介されていました。
http://takahaikukai.com/1411monthly_syuku.html
「そうなの?」と思ったら、慌てずに調べてみるといいかもですね。
・・・と言いつつ、私もパニクってしまってアワアワしてしまいますがcoldsweats01
また、基本俳句は「見たまま」の描写に徹するもので、
心情を入れないからこそ読者がさまざまに想像を楽しめるのだと思います。
「柘榴の木のみ残る丘」
この景から、「絵的に綺麗だ」「なにかしみじみする」といった単純な感想から、
逆に作者が吃驚するくらいの複雑な背景(ドラマ)を想像することだって出来る。
「どういうことなんだろう?」と想像させるくらいが良いのかも知れません。
そういう句が、何度読んでも新鮮な句、忘れられない一句になっていくんだと思います。
これからの寿々さんもとっても楽しみにしています、
「第6回」でもお待ちしてますので、よろしくお願い致します!!!shine

◆ヨミビトシラズさん

「テスト」「削除依頼」・・・うふふふふ、面白いから残しとこっと!happy02
ヨミビトさんが「ずっといじられキャラ」っていうの、何だかとってもよく分かります!
関西のメンバーからも、すっかり愛されてしまってますよshine

さてさて、長文コメントの方にもいくつか触れさせて頂きますね。
>やだな~……こわいな~~……おかしいな~~~
これツボでした!!happy02
稲川淳二テイストの語りに浮かび上がる呪いのスペル・・・面白いです!
>白日忌
これ、ネットで見つけきれませんでしたが、斑鳩に行った時に月波さんから教えてもらいました。
それがなかったら私も「???」だったかなぁ。
「パリの灯」の土産話を喜んで聞いてくれそうな人=洗練された美や繊細な表現が好きな人、
という手がかりから、絵描きさんを想像したかも知れません。
「水巴の忌」を使うと、「水巴」の「巴」が「巴里」の「巴」なので、
駄洒落っぽくなる(?)のを避けたのかも知れませんね。

それから、寿々さんの「柘榴」に関して、
>写生句だという事を読み手は知らないので~あれこれ不毛な思考を巡らせてしまう事になります。
とありますが・・・
「モノ」を置いただけの「写生句」から、様々に想像を巡らすことは決して不毛なことではありません。
おそらく、「句意を正確に読み取りたい!」という情熱が、
「なぁんだ見ただけかよ」といった肩透かし感に繋がっての言葉だと思いますが、
ここは逆に考えるんだ・・・!
これだけの情報から、こんな景を想像(創造)しちゃったぜ!と誇りに思うことも出来るんだぜ!
作者の方に「そこまで読みを広げて頂いて有難うございます!」って感謝されることもあるんだぜ!
ヨミビトさんは類まれな感性をお持ちなので、いつもコメントが凄く楽しみなんです。
これからも自由自在に伸び伸びと、ご意見ご感想下さいねshine
「第6回」でもお待ちしております!!
よろしくお願い致します!!!

◆桃にゃん

えっ、コーヒーケトルでそんな記事もあったの?(@@川
「珈琲ケトル」で検索したら、、コンロに乗ってる画像とか、「直火、IH対応」とかあったので、
「コレでお湯も沸かすんだ」ってびっくりしたけど・・・。
(「注ぐためだけのもの」と思っていたからsweat01
書き込み見て、「珈琲ケトル 沸かす」で検索すると、ありましたありましたeyesweat01
しかし、「句にとってベストの読みを」ということを念頭に置けば、
「沸騰した時のカタカタダンス」を思い描けなくても、
コーヒー粉にまんべんなくお湯を注ぐ時の、くるくると回しがける様子を「踊る」と解釈出来るかも。
(この場合「蓋」要らないじゃん、というツッコミが発生しますが・・・)
なーんて偉そうなこと言いながら、
私も、皆さんの選評や作者の弁を見て「そうだったのか~っ」て平伏すことが多いですshock
こんな頼りない私を許しておくれbearingsweat01sweat01sweat01

◆しゃーらさん

実は私、17~21時頃まで寝ていることが多いので、23~2時すぎくらいまでが
バリバリ活動時間なんですcoldsweats01
よく「寝てますか?」と言われるんですけど・・・びっくりするほど寝てますcoldsweats01


>サルビアの句
我が家の歳時記(小学館)でも夏の季語になっていました。
ネット検索は便利ですが・・・微妙なズレや探しても出てこない季語などもあり・・・
ってそれは歳時記でも同じかsweat01
なかなか難しいところですが、やはり多少面倒でも複数確認するのが一番かも・・・。
まだ歳時記をお持ちでないなら、疑問に感じた時メール頂ければお答えしますので、
遠慮なく仰って下さいねwink
調べることで私の勉強にもなるのでshinehappy02shine
(載ってなかったらスミマセンですがsweat01

◆痺麻人さん

「第5回」にご参加頂き、有難うございました&お疲れ様でした!
痺麻人さんの投句に思わず「お題があるのですがsweat01」とメールを出してしまったところ、
「これも含めて勉強とします」とのお返事、まさに「漢(おとこ)」!痺れました!!
そして見事◎ゲットのみならず、三句とも○の入る確りしたお句であったことが素晴らしいです!
「お題から離れすぎている」というだけで★にしてしまった自分がハズカシイshock
こんな主催者ですが、次回「第6回」でも絵をテーマに募集致します。
またご参加頂けたら嬉しいです、よろしくお願い致します!!!

◆砂山恵子さま

文字だけのネットの世界、誠実になろうとすればするほどこじれていくことがあって、
時として苦しい思いをしますよねweep
そんな中、いつも「る印」を気にかけて下さって有難うございます!!
恵子さんにとって、少しでも居心地のいい場所であれば・・・
そうであれるように・・・
うっ、今ちょっと日本語が不自由になってしまいましたがお許しをcoldsweats01

そうそうflair
素敵なお知らせを有難うございました!
掲示板の書き込みのお知らせもメールで届くので、発見が遅れてしまい申し訳sweat01
私も今年は昨年出来なかったことにチャレンジしようと思っています、
結果はともかく、チャレンジすることこそが尊いのだ!!!(と信じてー)

◆雪しゃんshine

いやん、非礼どころか!!!間違いを教えてもらって大感謝でした!!
んも~本当に今回は皆さんにお見守り頂いて、
いろいろとミスを教えてもらったので大助かり・・・!
いつになったらノーミスの演技、違う、ノーミスの更新が出来るのだらう・・・
ちょっと結弦くんの名演技見直して心に喝を入れるわ・・・coldsweats01
そうそう!
私を俳句の道に引きずり込んだその結弦くんですが、一番最初に作った句を発見しました。

冬薔薇雲なき空に透けゆきぬ  (2014.12月)

練習中に他国の選手とぶつかって怪我をして・・・っていう事故のあとの大会の時だったと思います。
結弦くんの流した血と、高潔な心、当時のSP「ショパンのバラード」を「冬薔薇」に、
汚れなき銀盤を「雲なき空」に託したつもりの一句でした。
いろいろと騒がれ過ぎる結弦くんに、ただただ無心で演技をして欲しくて「透けゆきぬ」。
結弦くんは、私が心配するまでもなく、見事な演技ですべてを浄化してみせてくれたのでした。
あー、思い出すだけで泣けるcrying
斑鳩で話した、羽生結弦選手の世界最高得点更新に寄せての

極月や未踏の峰を超す男     (2015.12月)

確か、2016年も世界最高得点を更新したので、新しい句は作っていませんcoldsweats01
今年もそろそろフィギュアスケートのニュースが入り始める頃合い。
どんな結弦くんが観られるのか、注目の島田高志郎選手は???と早くもドキドキ中shine
・・・こんな私ですが、「第6回」でもお待ちしております!!
よろしくお願いしますね~~~っ!!!

次回のために、二点。

1. 検索の仕方
お題:白日忌問題

今回、「白日忌」の情報が見つけられなかった方が多いと思います。
私の手元にある歳時記では

講談社の新日本大歳時記:なんと載ってない!というか「水巴忌」さえ載ってない!
角川の合本歳時記:水巴忌が載っていて、その傍題として載ってる!でも白日忌として索引に載ってないので見つけられない!www

なので私はgoogleで検索して見つけました。
単純にgoogleで「白日忌」と検索しても10番目ぐらいに出てくるのですが、これだと上から全部読んでいって見つけるのは難しい。
そこで、googleに文字を入れるときにその文字をダブルクォーテーション「"」で囲むという技があります。
「"白日忌"」で検索するとあら不思議。

https://wikimatome.org/wiki/水巴忌(すいはき)

このページがトップに出てくるはずす。
googleさんで検索して情報が見つからない時は検索する単語を「"」で囲む、やってみてください>各位


2. 歳時記の採用について
お題:サルビア問題

ネットの情報は確かに不確かなものが多いのですが、とは言え、みんなが複数の歳時記(本)を確認できるかというと……
私が図書館が徒歩5,6分のところにあるので (^◇^)
以下のサイトの情報は認めるってのはどうでしょう。

きごさい歳時記: 季語と歳時記
http://kigosai.sub.jp

個人がまとめたページなどはちょっと信頼できなくて、このサイトも参考程度に使っていたのですが、調べてみると「長谷川櫂」という俳人の方が代表をやっている組織が作っていて、スタッフを見ると宇多喜代子さんなど名前を知っている俳人の方もいます。
歳時記本(本)とこの歳時記(ネット)のどれかもしくは複数を使って

その季語がどれかに載っていればOK (載ってない歳時記があっても、どれか一つに載っていればOK)
その季節の季語としてどれかに載っていればOK (「夏」と「秋」など歳時記で意見が割れた場合はそのどちらでもOK)

とゆるい方にしてはどうでしょうか?
季語は俳句を否定するために使う道具ではないので、どれかの歳時記に載っていたらそれを尊重するのが良いかと。

皆さんのご意見を聞きたいです。

◆主将ー!

おおーなんとナイスなアドバイスを!有難うございます!!
そうですね、各人が「これに書いてありました」と言えるものがあれば認める方が良いですねflair
投句の時に、「きごさい」「○○歳時記」など、自分が季語を確認した媒体(?)を書いてもらえば、
それで良しとしましょうか。
そして検索のウラ技!!!何故そのマークで囲むとそうなるのか分かりませんが、
理屈は何でもいいので、利用させて頂きますっ!!
ちなみに、私の持っている歳時記には、巻末に「忌日一覧」はあるんですけど、
俳人の名前があるだけで「○○忌」っていう表記が殆どないんですよねshock
有名なのは載ってるみたいですが、もうちょっとあるやろ・・・?とcoldsweats01

しかし、こうやってご意見頂いて、ちょっとずつ会が進歩していくようで嬉しい限り。
まだまだ始まったばかりの「プチ句会」なので、これからもどんどんとご意見お願い致します!!

◆すりいぴいさん

いつも何かとお気遣い頂き、有難うございます~!
「バク」の句のネタばらしが聞けて嬉しいです、全然分からなかったのでcoldsweats01
アブサンて確かホークスの景浦安武が飲んでる強いお酒ですよねえ・・・というくらいの知識しかなくて、
バクがお酒を飲む時って、あの鼻で吸い上げるのかしらなどと想像したり。
ふたつを繋ぐ意味が分からないと思ったけれど、素直に文面を楽しめば良かったのですね!
アブサンの夢を見るバクさん、なんて可愛らしいんでしょう!!!
そして酔ったらバクさんも「大トラ」になっちゃうのかしら・・・。
今頃この句が大好きになってきましたcoldsweats01

>コーヒーケトル
沸かすタイプのやつも存在するので大丈ブイ!!!scissors
>サーカス
これ、斑鳩に行った時、月波さんがキラキラした眼差しで語っていた句です。
「特選決めましたよshine
ああ、私の胸の想い出箱から取り出して見せてあげたいshine
月波さんのハートを射止めるなんてー何て羨ましいのーーー!!!
次は負けないから!!!crying
負けないからああああ(ゴゴゴゴゴゴ)

めぐるさん、私の方こそ楽しい句会に参加させてくださってありがとうございました。
プチ句会は皆様の御句に触れられ、自分の句への皆様からの率直な感想もいただけるてとても勉強になりますし、めぐるさんのお人柄で優しく楽しい方ばかりが集まるので、いつも最初から最後までワクワクしながら過ごさせていただいています。
特に今回は無知な私からの質問へのわかりやすい解説もいただけて、とても勉強になりました。
今後の参考にさせていただこうと思います。

今回は自分なりに構成を工夫したつもりでしたが、投句直前に季語を変えてしまったりとブレてしまったので、次回参加させていただく時はもっとしっかり作り込みたいと思います。

遅くなりましたが、今回の総得点1位と最多得点おめでとうございました。
ミルククラウンの御句は一目見た途端に惹き込まれ、私も特選に選ばせていただきました。
めぐるさんのような句を作れるよう、私も頑張ろうと思います。

◆山香ばしさん

「第5回」にご参加下さり、有難うございました&お疲れ様でしたーーー!!!
んも~本当に嬉しかったです。
貴重なご意見もたくさん頂けて、こちらこそ勉強になりました!!!
「秋の宿」のお句はしみじみとしていて、とっても好きでしたshine
そして!私の三句ともに△頂き、有難うございました!!
次は!○を!いや、○と言わず◎をもらえるように!!
精一杯頑張りますので、「第6回」も是非よろしくお願い致します!!!

14. 文字もはやじつとしてなどをらぬ秋 かま猫
15. からころとゴチック体を揺する秋 桃猫

今回、選句をしていてビックリしたのがこの二句。
文字が動いていて(止まっていられなくて)、最後に「秋」で終わる。
一瞬、同じ人がどっちにするか悩んで似たような句を二句だした?とも思ったけど流石にそれはないなと。

選句結果で登場したお二人の俳号もシンクロしてて ;-)

◆東雲さん

本当に、素敵な人たちに集まって頂いて幸せ・・・!shine
私自身は、そんな褒められた人間では決してないんですけど、
あまりにも未熟で不完全なものですから、皆さんが助けて下さってるんだと思いますsweat01
東雲さんからの、思いやりに溢れたメールや書き込みにもいつも感謝していますshine
「ミルククラウン」に特選、有難うございました!
>現実逃避を自嘲を込めて遊びと呼んでいるのだと読みました。
この女性、うっかり涙を零したりなんかしたら、
「やだ目が乾いちゃって」とか言いそうですねshine
この句では皆さんに「遊び」からさまざまに心情を汲み取ろうとして頂いて、
ひとつひとつにしみじみと嬉しさ・有難さを感じました。
この句は、私にとって、何か記念すべき一句になった気がしています。
本当に有難うございましたshine
次も東雲さんの◎を射止められるよう、腕をぴっかぴかに磨いて頑張りますよ!!!
待っててね!!!

◆主将!

ほんとだ、句も俳号も似ていますね!
ランダムに組み替えた時は気づいてなかったけど、
選句の時に私も「あら」と思いましたcoldsweats01
同じお題で詠むので、似た発想があってもおかしくないとはいえ、
こうやって並ぶと面白いですねnotes
次もこんなことが起こるのかしら。それもちょっと楽しみnotes

◆月波さん

今回もご参加下さり有難うございました&お疲れ様でした~!!
リストのトリを飾って頂いて有難うございますshine
「八月」の句は、「影」をいかようにも解釈出来て深みのある一句に感じました。
こういう句をサラリと書けるのが大人なような気がして、今の私の目標のひとつです。
「スウィング」も、第一直感で「おもちゃのチャチャチャ」的に心地良い風に躍り出す椅子が見えて、
素敵だな~~~と感じましたnotes
月波さんの発想のやわらかさに感激shine
次回のお題も「風」を感じるように思います、
月波さんがどんな発想を届けてくれるのか、今から楽しみですshine
「第6回」でも、お待ちしておりまする!!!

◆税悦さん

「第5回」にご参加下さり、有難うございました&お疲れ様でした!!
んも~皆さんのお心配りには感謝感激。
これはもう、次回税悦さんにお会いしたら、何か袖の下でも贈らねばなるまいて・・・!happy02

>そして面倒をも省みず、私のためにアドバイスの★をわざわざ書いてくださった方々、本当にありがとうございました。
税悦さんのこの言葉に大感動!!!
私は心の狭いタチで、「ナニッ?coldsweats02」とか「ムッangry」とかしちゃうのですが(笑)、
やはり「悔しさ」が何より一番の成長へのバネになる気がしていて・・・
>次回はせめて△いただけるようにがんばります!!!
ここに帰結していくのですよね。
道は遥かに遠いけど、でもちょっとずつ一歩ずつでも前進していけたらいいなあ。
notes君はダンデライオン
(中略)
notes今素敵なレディになる・・・
なんか、この曲が脳内を駆け巡る今日この頃。
「第6回」でも是非!よろしく!お願い致しますwink

◆ちはるさん

「第5回」にご参加頂き、有難うございました&お疲れ様でした!
下五でドッキリ×3句、圧巻でしたshine
以前、「俳句はスッキリ・ハッキリ・ドッキリ」という言葉を教えて頂いたことがあって、
当時は「スッキリ・ハッキリ」までは出来てきたみたい、と言ってもらっていたのですが、
最後の「ドッキリ」がなかなか出来ないままでした。
ようやく「出来たかも」と思えたのが『俳句ポスト』兼題「菜の花」の時、
以来、隙あらば下五でひっくり返すのを狙っているので、
ちはるさんの、特に「代理人」はまさにお手本のように映りましたよ!!!
「珈琲来」には感情の迸るままのコメントを書いてしまい申し訳・・・bearingsweat01
こんな私ですが、次回もどうかよろしくお願いしたいのです・・・
「第6回」でもお待ちしております!!!

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