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2018年3月

2018年3月31日 (土)

◆「春潮」没句祭り

怒濤の「春潮」発表週でした。
まずは、没句祭りから先に行ないますーーー。
15句投句のうち、上位互換句の見つかった7句の紹介です。


春潮にリュウグウノツカイ忙しく
【人】リュウグウノツカヒの春潮を知らぬ    村上 無有
リュウグウノツカイ」は「豊漁の兆候」「災いの予兆」という両極端な言い伝えがある深海魚。体を斜めにしてふあーーーーっと漂っている感じなので、確かに「知らぬ」っぽいですね!実際の生態が思い浮かぶ措辞でないと!と猛反省
ちくしょー、いずれ私もナイスなリュウグウノツカイを書いてみせるーーー

春潮の縹の底に共潜
【人】春潮へ海女のおゐどの潜りゆく     テツコ@第二まる安
「共潜(ともかづき)」は海女の姿をした妖怪。「ぼくらの17-ON!」で知りました。
公式サイトまであったなんて知らなかった・・・未読の方は是非
おっと反省。「共潜」では不穏な感じが強く出るので、ここはストレートに「海女」で良かったと小一時間
「おゐど」がユーモラスで可愛いですね

春潮の砕けて星の増えゆきぬ
【人】春潮の砕けて波の刃なり         さとう菓子
【人】春潮や星の匂ひのする岬         28あずきち
【人】春潮の満ち来て星の匂ひかな      ことまと
【人】春潮に洗はれてゐる星ひとつ      雪うさぎ
【人】春潮や金星最後まで光る         k.julia
【人】春潮が星の脇腹くすぐるぞ        あるきしちはる
【人】金星の出や春潮の泡ぞめき       たんじぇりん金子
【人】黒々と春潮月へせり上がる        つぎがい
【人】春潮や星の雫を集めをり         小鞠
【人】どす黒き星雲生まる春の潮        桃八

「春潮」と「星」の取り合わせはいっぱいありました!!見落としもあるかと思います、スミマセン「星の匂ひ」「星の雫」といった詩的表現も素敵ですし、「黒々と~せりあがる」という写生も素晴らしいですね!あーん、どの句も好き「砕けて」からの「波の刃」にはドキッ!。独自の視点、私も磨かなくては!!

春潮へ青年団の浜太鼓
【人】春潮を見る青年の呼吸かな               総一郎
【人】春の潮八丈太鼓響きけり                   くるみだんご
【人】陸奥湾に響くじょんがら春の潮           紫檀豆蔵
【人】春の潮ぼぼんぼぼんと弾く弦             久我恒子
【人】平曲に琵琶は泣きけり春の潮            梅田 紀江
【人】春潮やカーラジオからブラームス        鶏侍
【人】春潮や鳴り続きたるティンパニー        笑松

もともとの着想は「移民の歌(レッド・ツェッペリン)」だったのに、ツェッペリンどこいった
「ブラームス」は「交響曲第1番」でしょうか、ティンパニーがドンドン言います。
送った後で気が付きましたが、これも「や」で切った方が良かったかしら。
でも、どっちにしても【没】かしら

春潮へ野生馬ひとつ嘶けり
【人】春潮や昨日産まれし岬馬        栃木のあーたん
あっ!「馬」にも「お産」を絡めれば良かった何やっとるんだ私そして「岬馬(みさきうま)」という言葉の響きがまろやかでまた佳いですね私の句は、どっちかというと初夏の感じっぽいー。

春潮のクルーズ婚約の二人
【人】春潮やバナナ航路は晴天なり      トポル
【人】定期船定刻出航春の潮          タケ
【並】春潮やクルーズ船の予約券       ピーター

ぐわあ「晴天なり」の下五字余りのキマってること!「定刻出航」中八をまるでモタつかせない「定期船」からの頭韻&「出航」の語感の勢い!そして、「予約券」という言葉の中にある期待感。入選句のキリリとした味わいを見て、「婚約」の甘さに気づきました。
春潮で顔を洗って出直します・・・。

春潮をゆく船底の赤き船
【地】船底に咲うフジツボ春の潮        柝の音
【人】春潮を連れて親父の船の音       大塚迷路
【人】春潮の船竜骨をきしませり        笑松
【人】春潮の碧を割るは船の白         ことだ
【人】春潮を抗う細き黒き艇           青柘榴
【人】春潮に抗う船や星騒ぐ           哀顏騎士
【人】地球はいま春潮を待つ船である     根子屋彦六
【人】黒船は安息日らし春の潮         堀口房水

ぬあああ正丸さんの船のイメージを・・・と思ったのですが何とも力不足でお恥ずかしい「フジツボ」「竜骨」いいなあ~。「春潮を連れて」という把握、ドシっとかっこいい海の男たる親父が浮かびます。これもいいなあ~~~。ああ~~~~正丸さんゴメンナサイ!
春潮で顔を洗って出直します・・・。


あと数句あるんですが、季語を替えてどこかに投句してみようと思うので、
ここでのお披露目はやめておきます

【没】でもこの句は好きだわor悪くはないんでは?といったご意見があれば是非!
甘いアメを舐めさせてもらって、「蟻」への取り組みの活力にしたいです・・・えっ、甘い?
(絶賛難産中)

2018年3月29日 (木)

【人】臨月の犬のあくびや春の潮

「春潮」・・・締切24時間前になって大慌てで記事を書きました。
その後20句ほど書いて5句捨てて、15句投句。

【人】臨月の犬のあくびや春の潮
【人】春潮や月のお下がりてふ奇石

「月のお下がり」は、以前「俳句のタネ(ネタ?)」で記事にしていたコレです。
神秘ですね!
いつか使いたくてチャンスを狙っていたので嬉しいです!
そして今年の拘り「犬」
今回いちばんうまく詠めたかなと思っていた一句でした。
ちょこっとだけ自選眼が出て来たような気がしています。
次もがんばります!!

最後になりましたが、木曜掲載の皆さん、おめでとうございます!!!
上位互換句がいっぱいあります~~~!!!


風信子数理科学科教授宅

「100年俳句計画」4月号届きました~!
ネタバレNGな方もいらっしゃるので、ここでは極力自分のことだけ書くようにしますね。

◆雑詠

【人】風信子数理科学科教授宅  (先選者:桜井教人)

おぉ!満漢全席・・・じゃなかった、全部漢字の句がようやく!嬉しいです~。

◆自由律

【並】カスタードクリーム好きで寝坊助で

食っちゃ寝だけが人生さ

◆詰め俳句

スカラベの尻高々と(        )
(        )チョコの卵の中もチョコ

今月の正解:復活祭(イースター)1級。

「尻」と「卵」から何か丸いモノと思いましたが、
スカラベが再生と復活のシンボルなので、答えは「イースター」で送りました。
同じ発想から、ぴいさんが「復活祭」。
文字を嵌めてみると、「復活祭」の方が座りがいいというかキレを感じますね。
さすがぴいさん。渋いっ!

皆さんの答えの中では、「春の月」(初段)が「丸いモノ」で「あっ!」(思いつけなかった)
そして、月波さんの「山笑う」が何と二段!「高々と」に係る見事な季語でした!
さすが月波さん。素敵っ!
正解を超えた回答、素晴らしいです~~~!!!

次のお題は

脚組めば軋む(        )のソファ
(       )その日輪を毀す波

「その日輪」と言っているのが大きなヒントになりそうでしょうか。
解答は6月号に掲載されます。

◆疑似俳句対局

悪びれず淡雪羹の萌黄色 (減点)

お題句の季語の一部を季語に使ってしまったので、「残念!」になってしまいました。
そうそう、『一句一遊』の兼題に出たんでした
次回は気をつけて投稿します!!

次のお題は

雪隠の紙の白さやあたたかし   24516

「雪隠」「雪」「隠」「紙」「白」。よ~~~し、今度は一番乗り目指すゾ!!!


おっと!!!4月号掲載の皆さん、おめでとうございます!!
そして・・・「鮎の友釣り」登場の洒落神戸さんご夫妻ナイスショット~!ヒューヒューだよ!!

2018年3月26日 (月)

◆「貝寄風」発表です

今治五七五の!「俳句チャンネル」~~~!!!
今日のパーソナリティさんは、Gさん、ふわりさん、みかりさんの3人です

◆植木屋の叔父の命日貝寄する かつたろー。
G「貝寄するは『貝寄風』の傍題やね。ハシゴに乗っとって落ちて死んだのかな。」
M「そこまで・・・」
G「だってこの日に死んだんでしょ。それならそういう理由も考えられるよ。
  ハシゴが風で揺れてね。だから植木屋にしたんじゃないの?」   
M「なるほど~!」    

◆貝寄風に竜宮よりの文拾ふ  霞山旅
G「びっくりしましたねえ。貝殻をひろった時にね、それを文と思うと。
  桜貝なら乙姫からの手紙かなとか」
M「ちょっとメルヘンというか、ロマンティック」
       

◆貝寄風を掴み舞わんや迦陵頻(かりょうびん) 立志
F「『迦陵頻』初めて調べましたけど、これならこういうことが出来そうと思いました」
M「そういう面白いものを」
G「これも聖霊会の・・・でしょうね」

◆貝寄風や流木寄せるゴロタ岬     みなと
M[固有名詞が出て来ましたけれども」
F「礼文島の島で、断崖絶壁!固有名詞利いてるなあって」
G「寂しい岬という感じがするね」
M「北海道の方らしいなあって」
     

◆貝寄風や瀧雄の喰らう寿司二貫  冬のおこじょ
M「豪快に食べそうな名前ですね」     

◆貝寄風や花びらひとつさえ痛し 桃猫
M「繊細な方だったのか、冷たい風なのか」
G「造花の花びらだから当たったら痛いよ」
M「そっか!それは痛いね」  
    

◆貝寄風や紅藤色の万華鏡  花節湖
M「外側が紅藤色で、中はまたとりどりなんでしょうね」
G「これも聖霊会の気分が出とるね」 

◆貝寄やもう一度舞ふ紙吹雪  桂奈
M「綺麗な風景ですね」
G「何の紙吹雪か分かればもっといいね」 
       

◆貝寄風の鳴らす造花や銀座街 のんしゃらん
G「アーケードにズーーーっと飾ってあるんやろね。」     

◆貝寄風に太子の貝も寄せて来い 比良山
G「意味は分かるんだよね。『太子』は聖徳太子でしょ。『を』にした方が焦点が絞れる」

◆貝寄風や打ち上げらるる頭蓋骨  すりいぴい
G「びっくりしたあコレ。頭蓋骨いうても、人間だけちゃうよね。魚とか」
M「どんな頭蓋骨が想像させてくれますね」
     
予想は間に合わなかったけど、なんとなく、ぴいさんのだって気はしたぜ!  

◆浜埋めし街を貝寄風ざりざりと 司啓
G「ざりざりがいいね」    
大阪湾は、もう貝の寄せる砂浜がなくなったということでしたね
 『俳句ポスト』の兼題で初めて知った時の切ない気持ちが蘇りました。  

◆貝寄風や瀬戸の泊の急な路地 ぐずみ
M「景色が見えてきますね」       

◆貝寄風や読経のときに二重奏  まどん
M「『に』が気になりますか?」
G「そうやね。『の』の方が」


そして今週の【天】は・・・!
三人一致で霞山旅さん!!!ロマンチックなところが評価されました!
おめでとうございます!!!


▼▼▼▼現在募集中の兼題と締切▼▼▼▼

兼題:「沈丁花」「春の虹」
締切:4月1日(日)
宛先:メールアドレスradio@baribari789.com  
    FAX番号0898-33-0789
    @本名と住所もお書き添えください。

▲▲▲▲さ~張り切って考えよう!▲▲▲▲

2018年3月25日 (日)

◆3月句会の結果です

今回出した3句は、先週の土曜日に桜宮公園を歩いて見たモノばかり。
いいお天気で、1本だけ桜が咲いていて、とっても綺麗でした。

レガッタのオール揃ふや桜東風 (2票)コメントはコチラ
慰霊碑の鏡面仕上げ犬ふぐり  (管理人選)コメントはコチラ

選句では、3句中2句が比良山さんと同じ!
そして、今月は桃にゃんの句をたかさんが採ってて、時間差両想い???羨ましかー!
春は大好きな季節で、春の句も素敵な句が多くて、楽しい3月句会でした。
桃にゃんの「スカート」、たかさんの「防災無線」、やち坊主さんの「蜆汁」などなど良くて、
また皆さんの選ばれてる句もそれぞれ良くて、
採りたい句いっぱいでしたーーー!
あっ!
桃にゃ!「東風」お揃いだったね!!ムフフ~嬉しか~
さー来月もガンバルぞ!!!

2018年3月24日 (土)

◆3月句会の結果です

『伊吹嶺』の結果が出ています。
講評が出たらまた追記します~~~。

春光や舳に金の女神像 【並】長崎 眞由美 選 
独り身を貫く兄よ紫木蓮 【並】髙橋幸子 選

「るるる句会」で「上五や」と「中七や」の型をやった時に出来たもの。
「兄」の方は、「や」はきついかなと思って「よ」に替えたので、
これは「るるる句会」には出さず、こちらに回しました。
季語も最初「白木蓮」にしてたのを、「紫木蓮」に替えています。
今回は、2句とも採って頂けて嬉しいです
講評が出てから記事にしようと思ってましたが、
今回は全句講評じゃないかも知れない・・・ということで、ここでリリースします。

輝久さん「遅桜」の【並】×2、おめでとうございます!
複数の選者から採られるのは、それだけ確りしている証ですね。
他にも交流のある方、俳号だけ知っている方が活躍されています。
う~~~ん特選、憧れだわ
掲載の皆さん、おめでとうございます!!!


ところで私、『伊吹嶺』と入力する時に「いぶきね」で変換出来ず、
毎回「伊吹(いぶき)」「嶺(みね)」と打っていたため、
いつのまにか口でも「いぶきみね」と言うようになってたことに気づきました
たった今ちゃんと「いぶきね」で単語登録したのでもう大丈夫です!!!
来月は、私も複数の選者から採って頂けるよう頑張ります!!!

2018年3月23日 (金)

◆4月4日締切の兼題:「蟻」

このところ、毎回駆け込みで1~2日前から作句ということが続いているので、
今回は!今度こそ!!早めから!!!取り掛かります

◆季語解説

・『俳句ポスト』より
アリ科の昆虫の総称。
非常に種類が多く様々な生態を持っており、女王蟻を中心に多数で独自な社会生活を営む。
詩歌の季題としては比較的新しく、大正以降であるといわれる。

◆例句(『575筆まか勢』『575筆まか勢・補遺』『増殖する俳句歳時記』より)

走らねば月食に間に合はぬ              夏井いつき
山蟻に這はるる足のうつくしき              日野草城
あなの門(と)渡り風船葛にも              高澤良一
あはれ家の柱を高あがる                  山口誓子
大頭の黒蟻西行の野糞                       金子兜太
いつか熱さめて蟻は蟻馬は馬               加藤秋邨
毛沢東選集をのぼりけり                   甲斐多津雉
おのれのみおのれのみ黒き殺す        千代田葛彦
嚥みこぼすミルクの端にゐしよ           加藤秋邨
やつぱり自分のうちがすずしい畳の    荻原井泉水

「蟻」の句、いーーーっぱいありました!
高澤良一70句以上とか、加藤秋邨50句以上とか、右城暮石の奥さんは蟻がキライとか、
そんな中、日野草城の「這はるる足」の艶めかしさよとか。
上五「蟻」から始まる句が圧倒的に多かったんですが、
十七音のいろんなところに入り込んでいるところがまた蟻っぽく。
いろいろとチャレンジしたくなる季語かも知れません。

◆参考記事

(Wikipedia)
サムライアリの奴隷狩り  うへえ
そんなのアリ?(まとめ)  うへえ
意外と知らないアリの生態 へえ!
蟻という生き物         へえ!へえ!へえ!
「蟻通」歌舞伎の演目    素直な心が一番大事
・「蟻の神話」          ほほう・・・
・「蟻映画あれこれ」      出たー!「巨大なんちゃらの襲撃」ー!(大好きです)

◆「桜と新幹線」

俳句甲子園関西オープン戦観戦の余波で、久しぶりに『プレバト!』記事です。
今日はダンナの好きな田中美佐子が出ているのでダンナも嬉しそうでした
では、いつものように番組での紹介順に記載していきます。

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【凡】3位:田中美佐子(55点)

新幹線桜舞う空流れけり

藤本「『舞う』が普通すぎでもったいない!」
ミッツ「ロマンチックだな女優の乗る新幹線なら空も舞うかも知れない」
夏井「シンプルだけど実感を込めてある。『舞う桜』じゃなく『桜舞う空』が流れていくのがいい。
  詠嘆でもいいけど、複合動詞で映像にするともっといい。才能アリは目の前です!」

新幹線桜の空の流れゆく(添削)

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【才】2位:吉本実優(70点)

台本のラストの「・・・・・・」春の宵

藤本「(拍手)スバラシイ!『・・・・・・』持ってくるなんて大胆」
吉本「『・・・・・・』で何て読むんですかね?」
藤本「てんてんてん・・・」
田中「なんか一気に幼稚に?
夏井「実体験を持ってきて、季語もいいですね。ラストのムードも『春の宵』なのかな。
    『・・・・・・』を『むごん』と読んでもらったらいいと思います。指定出来ますから」

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【凡】4位:宮田俊哉(63点)

のり弁と車窓に映る初桜

藤本「『車窓に』言うたら『映る』は要らんてー。」
夏井「写真の中に入り込んでる、いいですよ~
    『のり弁』という俗なものと『桜』という雅なものとの取り合わせも勉強してる。
    名人の言うとおり『に映る』カット出来るので、その分でいろいろ出来ます。

のり弁と[     ]と車窓の初桜(添削)

夏井「二音で『きみ』でもいいし『母』でも。十七音でもこれくらいの映像は描ける」

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【凡】最下位:市川右團次(45点)

幼き日桜(はな)の知らせを師のもとに

市川「小学生の時に入門していまして。合格の知らせを持って師匠のもとに行った」
藤本「そう聞くと分かるけど・・・」
夏井「個人的な情報を入れすぎるとパンクしてしまう。何が大事かというと『上京』。
    『幼き日』は要らないですね」

上京や桜の知らせ師のもとに(添削)

夏井「花便りでもあり、合格の知らせとも読める」

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【才】1位:立川志らく(71点)

浅桜夕べの雨に色をつけ

夏井「発想が綺麗ですね!美しい『朝桜』なのに『夕べ』って?って思わせる。
    ホントにいいんだけど、ちょっとずつ惜しいところがあるんです。
    『つけ』少し強いので、『添え』くらいな感じ、推量にしたら完璧」

朝桜ゆふべの雨に色そへん

夏井「歴史的仮名遣いで雰囲気UP。特待生を目指す人だと思うので。」

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【特】3級:ミッツ・マングローブ

吹き上がる花屑先の流線型

藤本「スピード感がいいね!」

査定ポイント:「先の」の是非
結果:現状維持!小さな選択ミス。

夏井「感覚はいい、『流線型』という言葉、それが『花屑』に合うと思う詩のセンスが素晴らしい!」

吹き上がる花屑流線型のひかり(添削)

夏井「こうすればあなたの良いところが全部出る。復活の兆し嬉しい、今晩の酒は旨い!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【名】7段:藤本敏史

新幹線待つ惜春のチェロケース

査定ポイント:「惜春」の是非
結果:1ランク昇格!季語を理解している。

夏井「乗り物・場所が確定して、人物も見えて映像になっている。
    『惜春』は時候の季語、『晩春』『行く春』など似た季語はあるが、
    一番惜しむ気持ちが強い。ちゃんと分かって使っている。
    また『新幹線』から白、『チェロケース』から黒、季語からほんのり心理的な色合いも。」

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全体的にレベルの高い回でしたね!
ご自身でも句会の主宰をされている立川志らくさんも、今回しっかりリベンジ!
美しい景にうっとりでした
フジモンは、ほんと上手ーーー!
「惜春のチェロケース」で、春の曲も弾き納めなんだろうなあといった感慨も。
座席に着いたら、もう夏の曲のことを考え始めるのかも。
新幹線は、次の季節に向かうのかも知れません。
色彩的な美しさにまで言及してもらって、とても感激していましたね。
佳い句は、次から次に褒めるところが見つかる!!
夏井先生の鑑賞力をお手本に、私も選句眼・鑑賞眼を磨きたいと思いました。

来週は「桜」と「入学式」。皆さんならどんな句を詠まれますか?
 

2018年3月21日 (水)

◆俳句甲子園関西オープン戦・そのに

続きです。
句の後ろの数字は、審査員の点数。作品点と鑑賞点の合計点だけ書いています。
数字に「’」がついているのは、合計点が同じの時の、作品点の高かった方です。
マークの「」は勝利した方、「」は私が上げた方。
」はディベートや講評の時に言われた言葉、「」は私の感想です。
一晩、二晩たって、ジワっと心に浮かんできた景もあるので、「そのいち」より多めに書いています。
また、俳句の表記に関しては、コチラ(第21回俳句甲子園)を参照させて頂きました!!
石川焦点さんにもご挨拶出来て超ハッピー!!!
いろいろと有難うございました!!!!

さて、「そのいち」で書き洩らしましたが、午後からは税悦さん、一斤染乃さんも合流!
税悦さんの座ったところに風が回っておらず、私のところは涼しかったので席交換
寒がりの私はあったかい方がいいので丁度良かったです
斑鳩ぶりの染乃さんと、いっぱいお話出来たのも嬉しかった~


◆第五試合:洛南高校(赤)VS大阪桐蔭高校(白)

先鋒戦
赤 見舞ひ客毎日ありて山桜       8 9 8 
白 桜ぽとり土のカンバス余白なし   6 6 6     

(赤)決して便利ではない場所に毎日来る、それだけで患者の容態が伝わる
(白)「ぽとり」の重たい感じが桜と合わない。中七にも他の言い方がありそう。
一時期、お義母さんの病院(バスと歩きで小一時間)に毎日通っていたことがあります。その時の感じが「山桜」とリンクしませんでした。「土のカンバス」は、地面に書いた四角の中のある部分に桜の花を落とした時、何もないところまでが絵になる、そのバランスを「余白なし」と表現されているようで、句意とは違うかも知れませんが、素直に私の中に入ってきた句でした。

中堅戦
赤 産まれ来し妹抱き受けて朝桜     8 6 6    
白 湯気ふわり絡まり溶ける桜の香   8 7 7 

(白)風情あるが、「桜湯」の説明っぽい。何に溶けるのか言った方がいい。もっと高められる。
(赤)「いも」と言うと、恋人の意味が大きい。完成度高いと言えば高いがもう少し高められる。
「妹(いも)」=「恋人・好きな相手」といったニュアンスで受け止めました。例えば以前から、「○○さんとこに女の子が生まれたら、おまえのお嫁さんだよ」みたいな話があったりして、男の子も楽しみ半分「エー」半分だったのが、赤ちゃんを見た瞬間、たとえようもなく愛しく感じているような。朝の光に輝く桜がぴったりと思いました(句意とは違いますが)。
「『妹』は眩しいいのち。それが朝桜」と言い切ったのも非常に印象的でした。

大将戦
赤 あやまちの記憶は消えず若桜    7 8  
白 先行くね地に落ちるまで桜舞う   6 6

(赤)未熟さからきた「あやまち」と、まだ若い樹を重ね合わせた。
(白)話言葉、口語を生かす使い方がもっとある。
「あやまち」を平仮名にした効果がありあり。「ああ、やってしまったという気持ち」という説明が腑に落ちました。そんな失敗をするのも、その失敗を忘れられないのも若さです。
桜の若い頃は幹に艶があります。そして横縞が入っていてひびわれたようにもなっています。老木になると、この光沢は消え、ひびも縮んで瘡蓋様に。
輝きながら、無数のひびを抱えながら、成長していく。
若桜の横縞が、リストカットの跡のようにさえ思え、胸に刺さる一句になりました。

◆第六試合:和歌山県立向陽高校(赤)VS灘高校(白)

先鋒戦
赤 タクシーの沈黙破りゆく桜     7’ 8 7’  
白 糸桜ふっくらと空覆いけり     7 6 7

(赤)桜の存在感が分かる。「ゆく」改善案あるかも。
(白)説明に終わっているような・・・。
「桜」には沈黙を破る力がある!黙っていたかった人にも思わず声を上げさせるのは、やはり桜以外にないと思えました。「きっかけを作り、話題を広げてくれる」との説明も良かったです。

中堅戦
赤 散る桜すこし隔つるヒトが人    7 8  
白 海老の尾の残る重箱夕桜    8 8’   

(赤)「海老」という言葉からいろいろな意味を感じ取れる。多義的な要素ある。
(白)分かりにくく、説明しようとすると追いつめられていく。
文句なく美しくよく出来ていると感じ、迷いなく白へ。

大将戦
赤 無言なる轍の上の桜かな     8 7’ 8’ 
白 目を上げるイヤホンの外朝桜  6 7 8

(赤)「しじま」いろいろな表記があるが「無言」とした。
(白)内なる世界から外へ、目を向けさせる桜の力。三段切れもったいない。
「しじま」と聞いて「沈黙」と書きつけましたが(他に「静寂」「黙」などもありましたが、パっと出て来たのが「沈黙」でした)、「無言」と書いても「しじま」と読むことを初めて知りました。
さほど車通りのない田舎道、轍の上に落ちた桜も黙ったまま。
「君はどこに落ちたい?」まだ枝にいる時、花びら同士そう話し合ったかも知れません。
どこに落ちても、恨み言など言わない桜・・・その静かさにしみじみとします。


第六試合の終了後、エキシビジョンマッチに出場するメンバーが発表されました!
選手は、お題が与えられて即吟することに・・・ひょえええええ!
名前を呼ばれて立ち上がった選手への拍手、歓声、が続く中、
私の真ん前に座っていたグレイのパーカーの男の子も立ち上がり、
涙のスピーチを聞かせてくれた子が握手に思いを込めて送り出していました。
がんばれ~~~!!!


◆エキシビジョンマッチ第一試合:和歌山県立桐蔭高 + 選抜(赤)VS高校生選抜A(白)

先鋒戦
赤 卒業の朝靴紐の蝶結び         9 8 8  
白 あごひげをそるの忘れて卒業す   7 6 8’    

(赤)気持ちのいい句に仕上がっている。
(白)キャラクターが想像出来る。
どちらもディベートで「語順の入れ替え出来るのでは?」と突っ込まれていました。
即興だもん~~~句が書けるだけ凄いよ!!!と思いながら聞きました
どちらも良かったですが、白の句のとぼけた感じがとっても好きで白に。

中堅戦
赤 コウセキヲタタエマス卒業証書    (聞き逃し)
白 卒業やなんと細かな雨の音     (聞き逃し)  

(赤)「や」が強いか?
雨の音は拍手の音によく似ている。卒業する身に、そのかすかな音が自分へのエールのように響いているように思えて、それは「なんと細かな」音だからこそ、ずっとずっと心に響き続けるのではないかと思えて、とても印象深く感じられました。

大将戦
赤 卒業や埃静かに黒板へ       8 8 6   
白 卒業は卒業らしく踏みしめて    6 6 8

(白)「卒業は日常の延長」という捉え方がいい。
講堂(体育館)へ移動して、誰もいなくなった教室。舞い上がった埃は静かに黒板へ・・・という時間の経過から、やがて卒業歌が教室に届いてくるような気がしました。


◆エキシビジョンマッチ第二試合:高校生選抜B(赤)VSOBOGスペシャルチーム(白)

先鋒戦
赤 卒業日食卓上の置手紙       7 7 ?     
白 卒業や先輩の髪ゆれてなほ  8 6 ? 

(赤)シンプルにフォーカスしていて作り方はいい。
(白)「ゆれて」に心情が出ている。
作者によると、「子から親へ、『ありがとう』と書いた置手紙」とのこと。忙しい親からの「おめでとう」の手紙を想像していたのがひっくり返りました。

中堅戦
赤 卒業や靴箱の前たたずめり      6 6 6
白 卒業の夜や耳たぶに刺すひかり  8 8 8  

(赤)もっといろんなやり方があったのではないか。
(白)ピアスと言った方が良かったのではないか。
赤は三段切れがもったいなく。「ひかり」にピアス穴を開ける時の気持ちを感じて、白に。

大将戦
赤 先生のあの紅の色卒業式     (聞き取れず)  
白 なに描く卒業の夜のオムライス  (聞き取れず)

(白)基本は「今・ここ・我」。
普段は疎ましく感じていたような「あの紅の色」、卒業式の時に「もう見納めか」と思うと急に愛着があるように。あるいは、普段と違う口紅の色に、卒業式というひとつの節目を強く感じた、ということもあるかと。「卒業」という日の特別感をより感じた赤に上げました。

◆最優秀句

モスクワをやはらかくする桜かな   甲南高校 酒井優

Photo

写真は「第21回俳句甲子園ツイッター」より。(転載許可頂いています)

酒井くんには、表彰状と組長のサイン&コメントつき色紙、
松山で採れたお米の目録、商品券が授与されました!!
「句はモスクワなんですけど・・・シャツはアメリカです」
と、パーカーをガバっと開けて中のシャツを見せてくれた酒井くんでした。
おめでとうーーー!!!10点句だったもんね凄い!!!
照れくさそうに戻ってくる姿も可愛くて、オバチャンはイチコロだよ!
俳句甲子園での勇姿を今から楽しみにしています!!

そう!
その俳句甲子園は、皆さまからのサポートを必要としています。
市民スポンサーばんばん募集中!!
http://www.haikukoushien.com/list/index.php/topics/2681/
最低いくらから、ということはなく、いくらでも良いとのことです。
記事を読んで興味を持たれた方、是非愛の手をよろしくお願い致します!!
Photo_2


ああ、これまた濃厚な一日でした。
これから『俳句ポスト』兼題「金盞花」に向けて猛チャージです!!!ウオオオ!!!!

2018年3月20日 (火)

◆俳句甲子園・関西オープン戦・そのいち

昨日(3月18日)、弁天町の生涯学習センターで行われた関西オープン戦!!
8時頃ピカっと目が覚めて、「ぼくらの17-ON!」を読み返していたら、
もうメラメラと燃えてくるものがあって、「ウッシャア!!行くぞ!!!」と立ち上がりました。
何故か開始時刻を13時と思い込んでいたのですが、よく見たら11時。
確認した時にはもう11時8分になっていたので、慌てて飛び出しました

会場には洒落神戸さん&天野姫城さんがすでにいらっしゃり、
席を確保して下さっていたので、お二人の真ん中に座らせて頂くという贅沢。
間に合わなかった試合の分は、姫城さんの美しいノートで拝見させて頂きました。
姫さん、ありがとう~~~!

以下、長くなりますが、大会の全句を紹介させて頂きます。
(エキシビジョンマッチは「そのに」で)
句の後ろの数字は、審査員の点数。数字に「’」がついているのは、
合計点が同じの時の、作品点の高かった方です。
」は勝利した方、「」は私が上げた方。
また、俳句の表記に関しては、コチラ(第21回俳句甲子園)を参照させて頂きました!!
石川焦点さんにもご挨拶出来て超ハッピー!!!
いろいろと有難うございました!!!!

◆第一試合:甲南高校(赤)VS洛南高校(白)

先鋒戦
赤 ハルウレイ1号ハルウレイ2号
白 春愁や鱗飛び散るばかりなり

「ハルウレイ1号」という表現面白い!けれどふたつめには実景が欲しいところ。

中堅戦
赤 春愁や朝9時のベーコンエッグ
白 春愁や世界遺産となる故郷

大将戦
赤 雪舟のとめはねはらい春愁い
白 春愁や床の木目に見つめられ

◆第二試合:和歌山県立向陽高校(赤)VS名古屋高校(白)

先鋒戦
赤 春愁や墨汁を面に一滴         8’ 7 7’    
白 ぼんてんの取れし耳掻き春愁ふ       8  7 7

「おもにいってき」と詠まれたが、審査の時「もにひとしづく」と読んで採った。
モノの欠如と「愁」は近いので、これを超える句を!
頭に浮かんだ映像がとても綺麗だったので赤に。
「火サス」のOPのような、落とし込まれた異物がじわっと心に広がるイメージを抱きました。

中堅戦
赤 駄菓子屋のすすくる椅子や春愁ふ   8 8 9    
白 春愁やサスペンダーの食い込めり      6 7 7

季語の本意を考える。「春愁」は春のやわらかい感じとともにある。
「詩情あると思うが予定調和的」とのツッコミにドキっ
自分がそう言われた時、どう返せるだろうと考えてしまいました。
「春愁ふ」には、何とも言えない懐かしさがあるのでは、という返しに感心。

大将戦
赤 春愁や秒針の乱す朝のこと       7 6 6
白 春愁や百葉箱の熱仄か          8 7 9     

完成度が高い。百葉箱に孤独を感じる、若い人ならではの観点。
(赤は)中八チャレンジの効果が薄く、結びも弱い。
ひっそりと置かれている百葉箱に、自身を重ねる人もいるだろう。
誰も知らないけど、それは仄かかも知れないけど、確かに熱があるんだと・・・。

◆第三試合:大阪桐蔭高校(赤)VS灘高校(白)

先鋒戦
赤 春愁い凹い落書き半頁          7 6 6 
白 コンビニのカフェオレ甘し春愁      6 8 8     

コンビニである理由。チープ感、画一的な甘さ、スッキリしない感じ。
 外でふとした時に感じる「春愁」。
中七が一読で分からない。どういう落書きか具体的に言った方が良い。
下五に「春愁」が置かれたら「はるうれい」と読む。両パターンある。
  遅れぐせ付きたる時計春愁ひ 中村苑子
  遙かなるものはるかなり春愁 鈴木真砂女

中堅戦
赤 春愁ひ五度傾きしクリムトの絵      7 7’ 7   
白 ティッシュ箱分解するや春愁       9 7 9 

(赤)着眼点は良いが、語順、語句の工夫で定型に出来る。
(白)有用なものが無用になってしまう虚無感。うまく詠んだ。
一度白に○をつけましたが、ディベートが良くて最終的に赤に上げました。
  審査員の講評で端的にキモの部分が語られて納得。

大将戦
赤 春愁の風頬を撫で君はいない      6 8 6
白 飛行機雲一本残し春愁          7 7 7  

俳句は、感じ・ニュアンスが大事。白は類想感じるがオーソドックス。
なんと、土曜日に公園でそんな写真を撮っていたので、思わず白に!
Photo_3

不思議なんですが、見ているとだんだん尻尾の方から消えていくように感じられます。
・・・えっ、気のせいかしら

◆第四試合:甲南高校(赤)VS名古屋高校(白)

先鋒戦
赤 ゾンビにはゾンビの宴の八重桜      7’ 8 7   
白 家桜回覧板のまた一夜          7 6 8

(赤)「八重桜」、遅く咲くこと、色の濃さから、底にある感じが伝わる。
(白)つきすぎがダメではないがこの場合はくどい。狙いは良かったが別なフレーズを。
この取り合わせに拍手!「ゾンビ」に合わせるなら「八重桜」しかない!と思えました。


中堅戦
赤 肩紐の千切れたリュック初桜       6 7 7
白 豊臣の系図短し庭桜            8 9 9   

「庭桜」利いている。野点(茶会)の好きな人だった。
何故「豊臣」か?とのツッコミに、「豊臣以外ありえない」との受け答え素晴らしかったです。

大将戦
赤 モスクワをやはらかくする桜かな     9 10 9 
白 庭園の欄干低し宵桜            8 7 8     

季語の本意というものはあるが、(詠み尽されてきた)桜にいかに変化をもたせるか。
(白とは)好対照となったが、新しいモスクワを発見・桜の力を感じた。
今日一番の好カード!!!赤の句を聴いた瞬間マルをつけようとしましたが、
ぐっとこらえてディベートまで聞いて、実景がありありと浮かんできた白に上げました。
甲南高校の人が、相手高を称える姿、一生忘れないと思います。
「日本語が美しくて・・・俳句が、美しくて」と、胸を詰まらせながらコメントしている、
彼の姿が本当に素晴らしかったです。
たまたま、甲南高校の方たちの真後ろに座っていたので、
戻って来られた時に思わず声をかけてしまいました。
私も涙で胸が詰まって何も言えず、ただの不審者になってしまったことをお詫びします

うおおお、ちょっと記事が長くなってきたので、続きは「そのに」で!

2018年3月17日 (土)

【人】たまぶくろみたいね男薇は

「るるる句会」終了とともにやってくる『俳句ポスト』の発表!
書きたいことがいっぱい~~~~!!!なのですが、
自分自身がいっぱいいっぱいで、全然思うように記事が作れない51歳です

【人】薇やここらの石はみな墓標
【人】たまぶくろみたいね男薇は


ええと、「たまぶくろ」は、サイゼリヤでぴいさん&月波さんに披露した時に、
大いなるツッコミを頂いた愛すべき一句であります
すんごい気に入っていたので、採ってもらえて嬉しいです!
『NHK俳句』兼題「蟇」の時の「陰嚢と同じ湿りや蟇(西川由野)」に衝撃を受けて、
いつか私も使ってみたいと狙っていた言葉を、ようやく使うことが出来ました
由野さ~~~ん!ありがとう~~~~!!!
そして「睾丸のごときものあり薇に(比々き)」を発見!嬉しい
「墓標」も「薇や乳房のごとき土饅頭(すりいぴい)」を発見して嬉しい


◆没句祭り(投句18句中の6句です)

膝ついて採る薇や蓮台野@蓮台野(でんでらの)・・・遠野に伝わる姥捨ての地。
【人】姥捨の山よ夕日に立つ薇     中山月波
夕日に立つ薇の姿が気高いです。
没句は「薇」が主役として屹立していないことが分かりました

薇採る隠國は雫に潤む
【人】薇の肚やわらかき國のあり    よだか
「隠國」使いたかったのですが、消化不足でした
「まほろば」感のあるよだかさんの句、「肚」という表現に唸りました!!
全体が優しい光に包まれているようで、大地(山)はしっとりと潤んでいるのが伝わります。
嗚呼、私も「潤む」と言わずに潤みを描きたかった

薇や水子供養の帰り道
【人】薇をめぐる羊水めく光        谷山みつこ
嗚呼っ!没句には「明るさ」が足りなかったことが分かりました!!

薇の子宮に届く長さかな
【人】腹の子の父は例えば薇だ     薄荷光
嗚呼っ!なんというビフォーアフター
没句は、発想の出発点に過ぎなかったことがよぅく分かりました!!

薇の綿一匁鳥を飼ふ
【人】薇の綿を集めて雨の夢       ゆうり
【人】ぜんまいのうぶ毛を集め月を織る じゃすみん
【人】薇の何かゐさうな綿の中      すえよし
【人】ぜんまいの綿に包まれたき心   猫渓
【人】
薇の産毛より雨生まれけり     花南天
「雨の夢」「月を織る」「雨生まれ」といった詩のことばにうっとり。
「何かゐそう」という気持ち、「包まれたい」と思う心、分かる!
並べてみると「鳥を飼ふ」の凡庸さが際立ちます

薇の黴のやうなる綿毛かな
【人】薇の綿毛縄文のぬくもり      マッキラ棒
【人】薇は黴臭き光を纏ふ        斎乃雪

没句には、「薇の綿毛」へのリスペクトが足りなかった!!
「ぬくもり」「光」。これこそがキーワードだったか!


あああ、今回も目からウロコが何枚も・・・。
でも、「しゃぼん玉」に続いての【人】2句、嬉しかったです。
次も頑張ります!!!きんせんかーーーー!!!

◆自句自戒

昨夜UPしようとしたら、また投稿エラーで全文書き直し
折れそうな気持ちを立て直して、★中心に振り返ります!!!

背表紙の銀の梵字や西行忌
△ややつきすぎな気がします。ここは仏教と関係ない季語の方が句全体が引き立つような。
★なぜ銀の梵字なのかわかりません
★字面も映像も格好良いのだが、肝心要の内容が不明。
出発点は本棚の「MASTERキートン」を見て浮かんだ「背表紙の金の英字や」という十二音。
「西行忌」を考えた時に「梵字」に変えてみましたが、ややつきすぎというご指摘もごもっとも
「銀」にした理由は、「西行」との繋がりを考えたから・・・
「ぎ」の音、錫杖の遊環とか鈴の色のイメージ、「西行銀猫」のエピソードなどからです。
取り合わせなので、作者から説明するほどの内容も意味もありません。
並べられた二物から内容を思い描くのは、読者のイマジネーション。
さまざまに描いて頂いて、私も皆さんのイメージの中を旅させて頂いた気分です。
素敵な選評、ためになるコメントを本当に有難うございました!!
いずれ別な季語で生まれ変わる予感がしています


青銅の像の乳房や花の雨
△ただ銅像、もしくはブロンズでも良かったような気もします。
△「青銅の像」は似た何かで言い換えたいところですね
★雨なら何でも良さそうなのになぜ「花の雨」が?
得点2位、有難うございます!嬉しいです!!
「ブロンズ」「銅」というと、新品のピカピカの銅メダルの色を想像されると思います。
(検索で「
ブロンズ」「青銅」比べてみると分かると思います)
ここでは、「花」との対比にあの緑青の色を思い浮かべて欲しく「青銅」を用いました。
「花の雨」は、自分の中でこれしかないと思えた季語です。
美しい姿を留めた「像」と「花に降る雨」「花を散らす雨」の対比で、
さまざまなイメージが浮かぶと思います。
皆さんの選評、どれもとても嬉しくとても美しく、感激しました
そして「エロス」を感じて頂けて嬉しいです・・・有難うございます!


キャンバスの二十五号や風光る
△比較的使用される三十号とせず、二十五号とした理由は?
△これまでにキャンバス、号数の句を何度も見てる気がする
★二十五号という大きさが表す意味が分からず
★キャンバスの大きさを限定しているのですが(中略)曖昧に感じてしまいました。
★実質的なインパクトに乏しい(中略)出来れば八十号位のキャンバスに絵を描いてみたい
ええと、どうにも「一句アカン子がおる」という傾向の私なんですけれども、
今回はこの句がネックになる予感はあり、やはり、一番★をもらう結果となりました。
洒落さんご指摘の通り、よく見る措辞です。
せめて「25号」で、ほんの少しのオリジナリティが出ないかと思ったんですが、
まさにそこが問題点となってしまったようです
職場で新刊案内の告知に使っている黒板のサイズが80×60で、ほぼ25号サイズ。
「風光る」から喚起される「軽やかさ」には、これくらいのサイズが合う気がしました。
(屋外、野外で描くのにも、これ以上大きいと持って行くのが大変そうです)
高校時代は美術部にも入っていましたが、小さいサイズで何枚か描いたっきりで、
いつかこれくらいのサイズに描いてみたいな、という憧れもありましたので、
サイズを詠嘆している意味を考えて下さったちはるさんの句評に感激
80号はちょっと大きすぎるので、また別な季語と合わせたい気がします。
新しいアイディアを有難うございました!!!



◆余談
3月11日(日)は、夏井いつき先生の大阪句会に参加させて頂きました。
雑詠五句を用意していかないといけなかったんですが、なかなか五句出来なくて(汗)、
「るるる句会」用に考えた「中七や」の型から、一句持ち出すことにしました。

横丁の金物売りや沈丁花

25人以上が集まった句会の中で、何とか善戦出来て、先生の評価も◎。
メモ書きが追い付かず、何点入ったかは分かりませんでしたが、
特選に採って下さった方も2名ほどいたような気がします(願望かな?)。
こちらへの句評は、
横丁にはいろんなお店があると思うが、「金物売り」がいい。
金属の質感と香りが、「沈丁花」に合っている
といった内容のことを仰って頂きました。
「中七や」の型で特選頂けたこと、推奨季語とした「沈丁花」であったこと、
まさしく「るるる句会」のおかげで得られた結果だったと思います!!
これからも頑張るぞおおおーーー!!!と、決意を新たに致しましたです。


それから、過去の参加者さんたちにも朗報!
パスワードがあれば、参加出来なかった回の結果も見れるようにして下さいました!
(のーらふる!のーらふる!!)←「バーフバリ」(1分45秒あたり)的に。
「終了済み」の句会であれば、いつでも閲覧可能になりますので、
お時間ある時、ふっと気が向いた時、是非お立ち寄り下さい。

そして、結果発表の形式を模索中です。
やはり、完全に閉じた句会として、ブログ上での結果発表もナシの方がすっきりしそう?
推敲して他の句会に出す場合でも、既発表との境目に迷わなくていいでしょうし。
皆さん、ご意見よろしくお願い致します!!!

2018年3月15日 (木)

◆結果発表~!

お待たせいたしました~! 結果発表です
上位5句は伏せております、公開OKの方はコメント欄にてお申し出下さい。
あと、今回はご希望により24516さんの句は非公開にしております。

◆得点順(句)

23点句
************(すりいぴい)

17点句
青銅の像の乳房や花の雨(小川めぐる)
百獣の王の欠伸や遊蝶花(凡鑽)

15点句
まだ朱きピアスホールや風光る(山香ばし)

14点句
サックスを拭う少女や沈丁花(桃猫)

13点句
グラタンの端に焦げ目や春の風邪(洒落神戸)
============(すりいぴい)
=============(24516)

12点句
メンダコのみじかき足や春愁(あるきしちはる)

11点句
学舎に舞う学帽や松の芯(立志)
逆縁の朝の紫煙や薄桜(凡鑽)
恐竜の爪の化石や雪解月(あるきしちはる)
象をらぬ動物園や風車(すりいぴい)

10点句
手紙抱く漂流瓶や空襲忌(山香ばし)
軽トラの揺るる荷台や土匂ふ(立志)
妻となる幼馴染や梅月夜(立志)
隠世(かくりよ)の妻の近さや春の夢(ヨミビトシラズ)
イヤイヤと二歳の自我や山椒の芽(蜂喰擬)
やせてゆく君の背中や雪の果(ヨミビトシラズ)
引菓子を抓む夜さりや春二番(蜂喰擬)
山羊の仔を追ふ少年や風光る(あまぶー)

9点句
最北の石の孤島や春ショール(司啓)
足音に影離るるや春障子(かつたろー。)
母であることを思ふやつばくらめ(あまぶー)

8点句
背表紙の銀の梵字や西行忌(小川めぐる)
立ちションの湯気の淡きや春の昼(かつたろー。)
けふもまたおひとりさまや風信子(凡鑽)
黒板に相合傘や花杏(山香ばし)
キャンバスの二十五号や風光る(小川めぐる)

7点句
引きこもる吾の瘡蓋(かさぶた)や目貼剥ぐ(ヨミビトシラズ)
街中に甘き匂いや春の昼(洒落神戸)
婚約の指輪選ぶや桜月(桃猫)
あの姉が紅点す朝や百千鳥(蜂喰擬)
部屋埋めるビデオテープや春の闇(桃猫)
肉じゃがと妻に答ふや春の風邪(かつたろー。)

6点句
コーギーの短かき足や春の草(洒落神戸)
口閉ざす吾子を身遣るや蜆汁(比良山)
町の名の由来は海や黄水仙(司啓)

5点句
ちひろ絵の子らの眼や雪解水(あまぶー)
パンジーの異名の蝶や春の夢(司啓)

4点句
床に散るレゴブロックや兼好忌(あるきしちはる)
===============(24516)

3点句
ほつほつと車押す婆や沈丁花(比良山)

2点句
===============(24516)

1点句
弓なりの結弦の月や西行忌(比良山)

◆総合順位(敬称略)

47点
すりいぴい1位おめでとうございます!

36点
凡鑽2位おめでとうございます!

33点
山香ばし3位おめでとうございます!
小川めぐる3位ありがとうございます!

31点
立志5位おめでとうございます!

28点
桃猫

27点
あるきしちはる
ヨミビトシラズ
蜂喰擬

26点
洒落神戸

24点
あまぶー
かつたろー。

20点
司啓

19点
24516

10点
比良山




今回も最高得点句を擁したすりいぴいさんが総合優勝も果たし、
このところ独走状態となっております
皆のもの~~~追えーーー追うのぢゃーーー!!!
(いやっ私もガンバリます!!ハイッ!!)

最後の「下五かな」は、まだブログで記事を書いていないので、
まさに「これから」しっかり学びたいと思っているところ。
少しでも深く型を理解し、使いこなすことが出来るよう、じっくり取り組みたいと思います。
ではでは、皆さん、「藤田湘子」最後までお付き合い下さいますよう、お願い致します!!

「第2回るるる句会」に参加下さいました皆さん、お疲れ様でした、
そして今回もたくさんの学びを有難うございましたーーー!!!

◆結果発表ー!

業務連絡ー!
桃猫さん、○が6個あるので修正して下さ~~~い!!

23:30頃メールを出しましたが、お返事がないので一回このままで進めます。
印の修正後、順位をブログにUPさせて頂きますね。

◆大反省
私ったら、「桜月(三月)」を思いっきり「四月」と勘違い
皆さん、すみません・・・

2018年3月12日 (月)

◆「種選び」発表ー!

今治五七五「俳句チャンネルーーーー」
今日は、聴き始めた時が立志さんのお便りの途中からでした
パーソナリティの方のお名前も聴き損ねましたが・・・
Gさんは声で分かるあと、ポラリスさんって言ってた
司会進行は・・・いつものみかりさんでしょうか?
自信がないので、イニシャルにしておきます、ご勘弁を!!!

教はりし妣に声かけ種選び  

種選び終の住処の新墾(あらき)かな  立志
G「退職されて居を構えてね、それで何植えようかと。希望に満ちた感じだね」
M「いい句だと思います」


がうがうと館山のみず種選び  まどん
M「意図があって平仮名だと思いますが、漢字の方がいいと思います」

生首の浮く塩泉や種選び  のんしゃらん
G「生卵を選ぶ時も塩水で浮かせるから。」
M[じゃあ『生卵』でいいんじゃ?」
G「生首やとギクっとするからね」
M「嘘ついてもええからね」


種選るや五輪中継聞く炉端   比良山
M[ホントは観たいんだけど、耳だけで聞いてる」
G「季節限定やね。オリンピックの時でないと」
M「ほんなら大相撲とか。でもオリンピックわかる~」
P「緊迫感がありますよ」
G「いい句」


種選び金銀二屯沈没船  すりいぴい
M「沈んだ種を選ぶと、それがいずれ金銀財宝に・・・と読みました」

硬き皺笑い始めぬ種選  
G「普段はガンコなじいちゃんがね、頼まれてよっしゃ任せろ言うてね。完了の『ぬ』だと思うよ」

塩水をおたまで混ぜる種選び   桃猫
G「(「難しい」ってお便りにあったけど)確かに難しいよ

種選び我の種など飛んで捨つ
M[自虐的な・・・

農具小屋潮風入れて種を呼ぶ  みなと
M「綺麗な句だねえ、ポラリスさん」
P「臨場感がある」


種選ぶばあちゃん孫はににんがし  司啓
G「ばあちゃんの横で孫は九九の練習。和やかな光景だね」

種選び野暮な理由を繰り返す  霞山旅
G「他の何かも捨ててるのかね」
M「しょうもない理由をつけてね」
G「この人の家庭の様子が見えるような」
M[身につまされる


水色とスーツケースと種選   花節湖
G「これも(解釈が)難しいね」

種選びしつつねたたね起こしもし    ぐずみ
M「うたたねなら分かるね、打ち間違いかな?」

他に、野良古さんの句もあったようですが、時間の関係でここまで。
そして気になる今日の【天】は・・・ちょっと意見が割れました!
G「九九」
P「みなとさんも良かったけど、立志さん」
M「立志さん。力強さが良かった」

ということで、またまた立志さん【天】に決定です!!!
おめでとーーございます~~~~


現在募集中の兼題:「貝寄風」と「四月」
締切:3月18日(日)
宛先:メルアドradio@baribari789.com  
    FAX番号0898-33-0789

次こそちゃんと投句するぞーーーっ!!!
と張り切って「四月」の句を考えていたら、何故か「水無月」で出来ちゃいました。
これは『100俳』に送ろうっと・・・。

2018年3月10日 (土)

◆選句開始ー!!!

皆さん、投句ありがとうございます!!
参加者全員の投句が揃いましたので、予定通り11日0時より選句開始と致します。
皆さん、よろしくお願い致します!!!

前回から、皆さん各自で選句コメントを登録出来るようになっています。
エラーがあると、どんなエラーかシステムで指摘してくれますので、
問題の箇所を修正して登録し直して下さい。
これまでお願いしていた、印ごとにまとめての送信、俳号の記載は必要なくなりました。

[番号][句]<改行>
[印][100字以内のコメント(途中で改行を行わない)]


1.まつすぐの道に出でけり秋の暮
◎上五中七の措辞に対して「秋の暮」という季語を取り合わせたのが見事です。


これさえ出来ていればエラーにならないはずです。
よろしくお願い致します!!

*全句コメントをされる方へ
「自句」は番号からカットでOKです、よろしくお願い致します。

選句にあたってのお願い

◎(特選句)1句、必ず選んで下さい。コメントも必須です。
○(並選句)5句、必ず選んで下さい。コメントも必須です。
△(予選句)何句でも。選ばなくてもいいです。
  コメントは必須ではありませんが、
  並選と迷ったような句は、一言頂ければ有り難いと思います。
  惜しいところがあって並選に出来なかったけど好きな句につけて下さい。
★(残念句)何句でも。最低1句は選んで下さい。コメントも必須です。
  何らかの原因で内容がうまく描けないような、残念な部分のある句につけて下さい。
  内容は描けるが、季語の本質を外している、お題から外れている、
  あるいは、あまりに類想すぎるのでもうちょっと頑張って欲しい、といったものも。

また、コメントの中で全体に渡る添削までは行わないようにお願い致します。
作者自身が推敲していけるよう、ヒントを与えるような感じが有難いです。


さ~~~いよいよお楽しみ選句タイム!!!
皆さん、よろしくお願い致します!!!

  

2018年3月 9日 (金)

◆夏井いつきの「花の歳時記」

「雪の歳時記」に続く第二弾!
「花の歳時記」を近所の本屋さんにてGET出来ました
「雪の~」を探しに行った時は見つけられなかったのだけど、
もうちょっと広い範囲で、どっかに新刊で出てないかー!と思ったら、
なんとなんと、入り口ど真ん前の一番HOTなコーナーに面出しされておりました!!
きっと「雪」の時もそうだったんだわ!
(俳句の棚と、新刊の平積みのコーナーしか見てなかったあー

そして、「雪」の時同様、美麗な写真の数々に、先人の名句に、
それからそれから皆さんの佳句の数々にうっとり・・・
ひとりひとりお名前を挙げきれないくらいたくさんなので、
「皆さんおめでとうございます!!!」でお茶を濁させて下さい

そんな中、締切日の当日朝一番に一枚だけ投函した私の句も、採って頂きました。

花ふるふるエコー写真に吾子の影  

なんと有難いことに特選のひとつにして頂け、感謝感謝です。
この喜びをバネに、次の「時鳥」も頑張ります!!!

2018年3月 8日 (木)

◆投句開始!

今回は、15名の皆さんに集まって頂きました「るるる句会」!
第2回の今回は、「藤田湘子の型に挑戦その2」。
「中七や」の型に取り組みます
「上五」~「中七や」+「下五季語」。
十二音がゆるやかな調べを奏でることが望ましいので、
上五が体言止めにならないようにご注意下さい。

ではでは、皆さんの投句お待ちしておりますーーー!!!

2018年3月 6日 (火)

◆講評頂きました

春の夜へ薄紅の薬包紙  小川めぐる

この句の問題点は「へ」である。
「や」であったら春の夜と薄紅色の薬包紙とのかかわりが、様々に想像でき、
特選に推したいような句である。
「へ」と流してしまったために、夜へ薄紅の薬包紙を開いた、と説明できてしまう。
春の夜や、と切ることによりこの句は屹立する。(永井江美子)



ああ!
実は、投句した後で、「薄くれなゐ」と平仮名にした方が良かったなーと思っていたのですが、
もっと大きな問題がありました!!!
「や」で切った方が良かったのか・・・うおおおおおおん
しかし、取り合わせ自体は成功していたようで、特に類想についての言及もなく、
「特選に推したいような句」という言葉はめちゃくちゃ嬉しいです。
アメとムチ、しっかり頂きました!
これから、もっともっと頑張ります!!
有難うございました!!!

修正案1:春の夜や薄くれなゐの薬包紙
修正案2:春の夜や薄紅色の薬包紙
修正案3:春の夜や薄紅いろの薬包紙

あ、分かんなくなってきた

2018年3月 5日 (月)

◆「薄氷」発表です!

今治575の「俳句チャンネルーーー!!!」
久しぶりにラジオ聴いてます!
Gさん、だりあさん、みかりさんの3人でお届けです。

薄氷や羽ばたく蝶の飴細工   立志
だりあ「とっても好きな句。薄氷と飴細工がマッチして」
G「定型を見事に。ほんとにいいと思う」

命日や花立に薄氷ふたつ    まどん

薄氷や供花を束ねるゴムの赤   抹茶金魚

薄氷やためらふ風の縞模様  ぐずみ

薄氷手に登校の子等の声   子犬

薄氷や絶叫する子見つめる子  花節湖 

薄氷やグランド2周遅刻して   比良山

薄氷を舐めて入りゆく縁の下    のんしゃらん
G「お寺の下でね、猫を飼っとんのよ」

薄氷や無添加詠うパン屋来る  あおい

薄氷や揺れる緑の透けてをり  すりいぴい
G「氷をね、ガラスと見立てたんだよ。持ち上げて見たんだな」

薄氷へ光の雨や丸太橋   桃猫

薄氷を砕きて忘る未練かな   かつたろー。

薄氷をゆくり吐き出すホースかな   砂山恵子
G「ホースの中が凍っとんのかね。薄氷とまた違うような」

就活の革靴しづか薄氷  野良古
だりあ「不安な気持ちがよく現れていると思います」
G「あるある」
だりあ「いい句ですよね」
みかり「そんなに派手やかじゃないけど」

薄氷の道や立ち退き消える家   司啓

薄氷や雲の真下の番外地  みなと


そして今回の【天】は・・・全員一致で立志さん!!おめでとうございます~~~!!!
ペースが速くてコメントが殆ど打ち込めず申し訳
作者名を聞き漏らした部分もありますので、どなたか補足頂ければ有り難く!
そして私は、4日が久しぶりに日曜出勤だったので、すっかり投句を忘れておりました!
次のお題は早め投句で迎え撃ちます!!!

締切:3月18日(日
兼題:「貝寄風」と「四月」
宛先:radio@baribari789.com  本名と住所必須

「貝寄風」は、『俳句ポスト』の兼題でもありましたね。懐かしいです。
あの時から多少は成長出来ているのだろうか・・・(遠い目)。

2018年3月 4日 (日)

◆3月10日締切の兼題:「三色菫」

◆季語解説
・『俳句ポスト』より
「さんしきすみれ」。(春の季語)
紫、黄、白の三色が混じる菫の意味で、一般的にはパンジーと呼ばれる。
蝶の翅を広げたような形をした、ヨーロッパ原産のスミレ科の一年草。
日本には江戸末期に渡来した。

・『きごさい』より
スミレ科の一年草。(晩春の季語)
北ヨーロッパ原産のスミレの改良種で、花壇や鉢などに植えられる。
草丈は十五センチから三十センチくらい。
      基部に卵形の葉を持つ。四月ころ紫、黄、白の三色を持つ蝶形の花を咲かせる。

子季語:パンジー/遊蝶花/胡蝶花/胡蝶菫

私の手持ちの歳時記には、「菫」のところで「パンジーは改良種」という一文があるだけでした。
原種の「三色菫」は、ささやかな野の花ですが、園芸種の「パンジー」は華やか。
正直言って、園芸種の方はなんだか主張が強すぎてあまり好きではなかったのですが・・・
「遊蝶花」という別名がとっても可愛らしくて素敵なので、頑張って考えようと思います。


◆例句(『575筆まか勢』『575筆まか勢(補遺)』

パンジーがこちら向くから涙拭く           近藤三知子
パンジーに光あつまる花時計              中島みちこ
パンジーの今日泣き顔と思ひけり        木田千女
パンジーを植ゑて横浜市役所前          山崎ひさを
日時計のパンジー咲いて刻告げる       阿部朋子
一粒の雨パンジーに的中す                徳永球石
女教師の日記パンジー咲くことも         石谷秀子

三色菫働けばくる日曜日                    横澤放川
卵置く三色菫の花の中                      高野素十
行き帰り覗くブティック遊蝶花              伊藤ふみ

取り合わせで多く見られたのは「風」、それから「顔」、「光」「笑」「時」かな?
有名な句として、「パンジーの仔熊の顔に似たりけり 森田峠」もありますね。
花の中に「瞳」「目」を感じた句もありました。
特筆すべきは、「三色菫」で詠んだ句は少ない!!!ということ。
しかし、俳句的には「パンジー」よりも「三色菫」という和名にこそ情緒を感じる気も。
「さんしきすみれ」の音感を大事にした句を書きたいなーと思います

◆参考記事
・「パンジーの花言葉と神話・伝説
・「パンジー七つのお話
・「花言葉と花物語
・「原産地:北ヨーロッパ」バルト三国がある・・・だと?そして何気に三色旗の国が多い。
・「三色旗
・「三国同盟
・「三国志

・・・あれ、なんか脱線してきた?
締切まであと数日、がががががんばりますっ!!

2018年3月 3日 (土)

◆「第2回るるる句会」参加者募集!

『俳句ポスト』兼題「三色菫」の投句締切とともに「第2回るるる句会」を開始いたします。
参加希望者は、この記事のコメント欄に書き込み下さい
今回も定員20名、なんとか埋まってくれますことを願っておりまするー!!

「藤田湘子の型に挑戦!!!」の第2回目、「中七『や』の型」です

◆スケジュール
・参加受付締切3月7日(水)23:00飛び入り参加不可となります、ご注意下さい
・投句受付期間3月8日(木)00:00~3月10日(土)23:00
・選句受付期間3月11日(日)00:00~3月14日(水)23:00
・結果発表3月15日(木)00:00~

◆定員:20名(現在15名受付中です)
<3月7日22:00現在の参加受付状況>*敬称略
  桃猫、24516、立志、比良山、小川めぐる、凡鑽、司啓、山香ばし、蜂喰擬、
  あるきしちはる、洒落神戸、すりいぴい、ヨミビトシラズ、あまぶー、かつたろー。
◆投句数:最大3句まで
投句にはツールを利用します。
 初参加者の方にはパスワードをお渡ししますので、
 下記アドレスまでメール下さい。

 55ruttiori@gmail.com

◆お題「中七や」の型(参考記事としてコチラもご覧ください)
・「上五~中七(強い切れのない十二音)」+下五「五音の季語」。
 (上五から中七へ流れの繋がっている、ひとまとまりの文章になっていること)

・季語は「春」の季語ならOKとします。「仲春」ならなおヨシ。
 推奨季語:「雪解水(川)」「西行忌」「沈丁花」「種袋」「春休」「木の芽漬」など。
 

ではでは、皆さん、よろしくお願い致します!!!

【人】しゃぼん玉の数だけ名前を考えた。

締切前日からポコポコ生まれてくれた「しゃぼん玉」。
それだけに類想がコワかったですが、何とか【人】×2句採って頂けました!
2句は「探梅」以来です、嬉しい~~~!

【人】しゃぼん玉の数だけ名前を考えた。
【人】しゃぼん玉あやとり橋へ行くところ

「行くところ」は、波多野爽波の「鳥の巣に鳥が入ってゆくところ」オマージュ。
正式名称「あやとりはし」だそうなのですが、読みにくかったので「橋」にしました。
S字に湾曲している、この不思議な橋は、渡ればおとぎの国へ行けそうです。


◆没句祭り(上位互換句の見つかった句のみ)

しゃぼん玉ふたごのるりちゃんあかねちゃん
【人】ライバルはいつもいもうとしゃぼん玉    薮 久美子
【人】しゃぼん玉姉三人に兄二人          いち瑠

「るり」「あかね」で色彩感も出そうと画策しましたが(笑)、
「ライバルはいつもいもうと」(スピードスケートの高木姉妹を思い出す!)の具体性、
「姉三人兄二人」の子だくさん感がいいなーと思いました。

しゃぼん玉いきたいところないですか
【人】しやぼん玉ぱん屋のやねへとまります     緑の手
疑問形よりも、自分で答えを出す方がいいのだと思い出して「あやとり橋」を追加投句。
こちらは「ぱん屋のやね」が何とも素敵。美味しそうない~い匂いまで感じます。

しゃぼん玉お船は遠くかすんでる
【人】しゃぼん玉豪華客船閉じ込めた              茄子紺
「しゃぼん玉」に「船」は合う!と、童謡の一節と合わせただけで満足してました
「豪華客船」を「閉じ込めた」という発想に驚き!
小さいものの中に大きなものが入っている、という構図が魅力的です!!!

ほよよんぱふよよんよんぱしゃぼん玉
【人】しやぼんだまはれつのことばぱぴぷぺぽ  卯MOON
【人】ふうぽふうぽと次々にしゃぼん玉             なないろ

オノマトペ勝負の句でした。「はれつのことば」という措辞が素敵!
呪文がかかってぱぽぱぽと割れていくしゃぼん玉ーーーー。
そしてまた、「ふうぽふうぽ」と生み出されては割れ、割れては生み出されるのですね。

さよならの「さ」に割れにけりしやぼん玉
【人】さよならのあとしやぼんだまがとばない     ヒカリゴケ
いやもう、これぞ上位互換句!そういうことよね~~~~!!!
自由律として優れているばかりでなく、キッチリ十七音にまとめているあたりが腕ですな!

◆オマケ
しゃぼん玉大きくする子数吹く子(*「俳句チャンネル」投句分)
【地】肺活量5500のしゃぼん玉         さるぼぼ@チーム天地夢遥
【地】石鹸玉二十八個の肺活量          江口小春

「大きくする」ならどれくらいか、「数吹く」ならどれくらいか。
数詞の威力、というものをつくづく感じさせて頂きました。
具体的に言うことによって、景が鮮やかに開けますね!!


ああ、今回もたっぷり勉強になった「しゃぼん玉」でした。
掲載の皆さん、素敵な句を有難うございます!!!

2018年3月 1日 (木)

◆2月句会の結果です

今回は、3句中3句に点が頂けました!!

春の夜へ薄紅の薬包紙     (8点)
蘖のなき切り株に座りたり  (1点)
犯人は春泥の道来た男     (2点)
                
計11点で累計46p!
おおっ、もしかして目標の50pが射程圏に入った???(ドキドキドキ・・・!!!)
そして嬉しかったのは、「薬包紙」を幸江さん、霞山旅さん、健央介さんといった、
憧れの方々に採って頂いたということ。
5点以上頂けるなんて私には滅多にないことですが、
今回は選句番号1番の恩恵もあったかと
おかげで、久しぶりに高得点リストに載ることも出来ました、有難うございます
2句選んで下さった方もいらっしゃったり、
地味かなーと思っていた「蘖」にも点が頂けたり。
望外の結果すぎて、ボ~~~~っとしております

選句も楽しかったです。
さるぼぼさんの「梅ふふむ」、耳目さんの「段ボール」、ラスト20句にありました。
耳目さんが採ってた「あらこんにちは」、幸江さんが採ってた「雪しんしん」も。
あ~~~紙一重感に身悶えします

そしてG2の方では、輝久さん・さとう菓子さんが9点と高得点!!
おめでとうございます!!!
うわーヤル気が昂ぶってきた、今日眠れるかしらん

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