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2018年3月17日 (土)

【人】たまぶくろみたいね男薇は

「るるる句会」終了とともにやってくる『俳句ポスト』の発表!
書きたいことがいっぱい~~~~!!!なのですが、
自分自身がいっぱいいっぱいで、全然思うように記事が作れない51歳です

【人】薇やここらの石はみな墓標
【人】たまぶくろみたいね男薇は


ええと、「たまぶくろ」は、サイゼリヤでぴいさん&月波さんに披露した時に、
大いなるツッコミを頂いた愛すべき一句であります
すんごい気に入っていたので、採ってもらえて嬉しいです!
『NHK俳句』兼題「蟇」の時の「陰嚢と同じ湿りや蟇(西川由野)」に衝撃を受けて、
いつか私も使ってみたいと狙っていた言葉を、ようやく使うことが出来ました
由野さ~~~ん!ありがとう~~~~!!!
そして「睾丸のごときものあり薇に(比々き)」を発見!嬉しい
「墓標」も「薇や乳房のごとき土饅頭(すりいぴい)」を発見して嬉しい


◆没句祭り(投句18句中の6句です)

膝ついて採る薇や蓮台野@蓮台野(でんでらの)・・・遠野に伝わる姥捨ての地。
【人】姥捨の山よ夕日に立つ薇     中山月波
夕日に立つ薇の姿が気高いです。
没句は「薇」が主役として屹立していないことが分かりました

薇採る隠國は雫に潤む
【人】薇の肚やわらかき國のあり    よだか
「隠國」使いたかったのですが、消化不足でした
「まほろば」感のあるよだかさんの句、「肚」という表現に唸りました!!
全体が優しい光に包まれているようで、大地(山)はしっとりと潤んでいるのが伝わります。
嗚呼、私も「潤む」と言わずに潤みを描きたかった

薇や水子供養の帰り道
【人】薇をめぐる羊水めく光        谷山みつこ
嗚呼っ!没句には「明るさ」が足りなかったことが分かりました!!

薇の子宮に届く長さかな
【人】腹の子の父は例えば薇だ     薄荷光
嗚呼っ!なんというビフォーアフター
没句は、発想の出発点に過ぎなかったことがよぅく分かりました!!

薇の綿一匁鳥を飼ふ
【人】薇の綿を集めて雨の夢       ゆうり
【人】ぜんまいのうぶ毛を集め月を織る じゃすみん
【人】薇の何かゐさうな綿の中      すえよし
【人】ぜんまいの綿に包まれたき心   猫渓
【人】
薇の産毛より雨生まれけり     花南天
「雨の夢」「月を織る」「雨生まれ」といった詩のことばにうっとり。
「何かゐそう」という気持ち、「包まれたい」と思う心、分かる!
並べてみると「鳥を飼ふ」の凡庸さが際立ちます

薇の黴のやうなる綿毛かな
【人】薇の綿毛縄文のぬくもり      マッキラ棒
【人】薇は黴臭き光を纏ふ        斎乃雪

没句には、「薇の綿毛」へのリスペクトが足りなかった!!
「ぬくもり」「光」。これこそがキーワードだったか!


あああ、今回も目からウロコが何枚も・・・。
でも、「しゃぼん玉」に続いての【人】2句、嬉しかったです。
次も頑張ります!!!きんせんかーーーー!!!

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まつやま俳句ポスト365」カテゴリの記事

コメント

えっえっええーーっ!没句も素敵な句ばかりやーーん!!
人選句と並んでも遜色ない句ばかりだと思いますよー!!

◇ 薇や水子供養の帰り道

この句素敵!ひたひたと悲しい気持ちと湿り気の多い日陰に立つぜんまいの形と。
何より最小限の助詞を的確に使い気持ち、状況、道のりと時間経過表現されていて
絶対人選以上の句を思いますが、それだけめぐるさんの他の句が素晴らしかったのでしょう。

墓標の句は石をそう見えさせる薇のたたずまいが見えてきます。
薇の時期だけ、とりわけそう見えてしまう・・・
日本中どんな地でも歴史を振り返れば死や哀しみがあるのでしょうが、夏とは違う静かな祈りを感じました。春の湿り気が良いですね!
たまぶくろの句は倒置法でいきなりの「たまぶくろ」のインパクトが凄い!びっくりしました~!
倒置法だけでパンチがあるのにこの言葉!
口調が女なのが可笑しいし、「ぜんまい」という4音を座5に自然に持ってくる技。
インパクトだけでなくとっても上手です。見事な口語の句を見るとやっぱり憧れる~
おめでとうございました!ヾ(*´∀`*)ノ゛

「たまぶくろ」、もちろん覚えてますよ〜。
秘蔵っ子の人選入り、おめでとうございます!!
前半がひらがななので、薇採りについてきた子供の言葉のようですね。
「そうだよ。これは採っちゃだめだよ。」という会話が続きそう。

拙句に触れて頂き、ありがとうございます。
この措辞は「蕨」の方が合っていたのではと
一抹の後悔はありますが、お気に入りの句だったので
取り上げて頂き嬉しいです♪
そして、めぐるさんも「姥捨」で詠まれていたんですね。
めぐるさん、ぴいさん、私が類想だったのね〜。
なんか偶然!!

◆桃にゃ桃にゃ

こんばんはー!
ウフフ、没句にあたたかい言葉を有難う!!
残りの句はマジで見せられないですわ~
「水子供養」「水子地蔵」は何度か投句していますが、なかなか日の目を見ません。
桃にゃんにコメントもらって成仏出来ました~有難う~~~!!!

>薇の時期だけ、とりわけそう見えてしまう・・・
石の傍に薇が生えて、まるでそこで祈っているかのようなカタチに感じられるかも知れませんね。
夏とは違う静かな祈りを感じて下さって有難うございます!!

ぜんまいや洗いたてなる八海山
ぜんまいとぜんまいでないものに選り

桃にゃんの2句、どちらも大好きであります
雄大で厳かな霊峰で採れる薇はひときわデトックス効果がありそう!
新しい春がきて、瑞々しく輝く八海山。さぞかし酒も薇も旨いことでしょう!
「選り」、山菜採りの後は帰宅後まさしくその光景になりますね!
こういう、当たり前のことをサラっと詠める私になりたいです。

「たまぶくろ」は、桃にゃんの「コンドーム」由野さんの「陰嚢」ぴいさんの「睾丸」などなど、
皆さんから受けた刺激あっての一句です。
皆さんのおかげで、今まで自分の中にはなかった発想が生まれるようになってきた気がしています。
刺激を受けるばかりでなく、ラリーが出来るよう頑張りたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願い致します!!!


◆月波さん

こんばんは!
月波さんとぴいさんのリアクションを見た時、何故か手応えを感じていました・・・ふふふふふ。
会話まで想像して下さって嬉しいです、
ダンナにも男薇の画像を見せたら大喜びしていましたもの
これからも、第一印象を大事にしていきたいです。

>この措辞は「蕨」の方が合っていたのではと
いやあ私は「薇」が合ってると覆いましたよ!!!
佇まいが深く祈る形に似ているだけでなく、蕨よりも太くて確りしているところに「立つ」感慨があると。
しかし、相談した訳でもないのに似たようなイメージを抱いていたのが嬉しいです!!
月波成分、ぴい成分、少しでも吸収したあああああい!!!と思ってます。
これからも俳句に読書に歌にお喋りによろしくお願いします!!!

こんばんは!
2句の【人】選おめでとうございます。

ネット上での句会運営や俳句ポストなどへの投句に伴う膨大な情報発信量に、いつも驚いています。ところが、今回疑問に思うほど驚いたのが
>自分自身がいっぱいいっぱいで、全然思うように記事が作れない51歳です。
今まで、記事の内容、若々しい句からして、私の3分の1程度の年齢の方と思っておりました。

ますます若々しい情報発信を期待しています。

◆正丸さん

おはようございます!
実は私36歳くらいから自分の年齢を数えなくなり、
脳内ではそのあたりで時が止まっています
関西で何かとご一緒させて頂いている方たちも同世代ですが、
皆さん私以上にエネルギッシュですよー!!!
私も皆さんに少しでも近づけるようガンバリます

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