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2018年3月 3日 (土)

【人】しゃぼん玉の数だけ名前を考えた。

締切前日からポコポコ生まれてくれた「しゃぼん玉」。
それだけに類想がコワかったですが、何とか【人】×2句採って頂けました!
2句は「探梅」以来です、嬉しい~~~!

【人】しゃぼん玉の数だけ名前を考えた。
【人】しゃぼん玉あやとり橋へ行くところ

「行くところ」は、波多野爽波の「鳥の巣に鳥が入ってゆくところ」オマージュ。
正式名称「あやとりはし」だそうなのですが、読みにくかったので「橋」にしました。
S字に湾曲している、この不思議な橋は、渡ればおとぎの国へ行けそうです。


◆没句祭り(上位互換句の見つかった句のみ)

しゃぼん玉ふたごのるりちゃんあかねちゃん
【人】ライバルはいつもいもうとしゃぼん玉    薮 久美子
【人】しゃぼん玉姉三人に兄二人          いち瑠

「るり」「あかね」で色彩感も出そうと画策しましたが(笑)、
「ライバルはいつもいもうと」(スピードスケートの高木姉妹を思い出す!)の具体性、
「姉三人兄二人」の子だくさん感がいいなーと思いました。

しゃぼん玉いきたいところないですか
【人】しやぼん玉ぱん屋のやねへとまります     緑の手
疑問形よりも、自分で答えを出す方がいいのだと思い出して「あやとり橋」を追加投句。
こちらは「ぱん屋のやね」が何とも素敵。美味しそうない~い匂いまで感じます。

しゃぼん玉お船は遠くかすんでる
【人】しゃぼん玉豪華客船閉じ込めた              茄子紺
「しゃぼん玉」に「船」は合う!と、童謡の一節と合わせただけで満足してました
「豪華客船」を「閉じ込めた」という発想に驚き!
小さいものの中に大きなものが入っている、という構図が魅力的です!!!

ほよよんぱふよよんよんぱしゃぼん玉
【人】しやぼんだまはれつのことばぱぴぷぺぽ  卯MOON
【人】ふうぽふうぽと次々にしゃぼん玉             なないろ

オノマトペ勝負の句でした。「はれつのことば」という措辞が素敵!
呪文がかかってぱぽぱぽと割れていくしゃぼん玉ーーーー。
そしてまた、「ふうぽふうぽ」と生み出されては割れ、割れては生み出されるのですね。

さよならの「さ」に割れにけりしやぼん玉
【人】さよならのあとしやぼんだまがとばない     ヒカリゴケ
いやもう、これぞ上位互換句!そういうことよね~~~~!!!
自由律として優れているばかりでなく、キッチリ十七音にまとめているあたりが腕ですな!

◆オマケ
しゃぼん玉大きくする子数吹く子(*「俳句チャンネル」投句分)
【地】肺活量5500のしゃぼん玉         さるぼぼ@チーム天地夢遥
【地】石鹸玉二十八個の肺活量          江口小春

「大きくする」ならどれくらいか、「数吹く」ならどれくらいか。
数詞の威力、というものをつくづく感じさせて頂きました。
具体的に言うことによって、景が鮮やかに開けますね!!


ああ、今回もたっぷり勉強になった「しゃぼん玉」でした。
掲載の皆さん、素敵な句を有難うございます!!!

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まつやま俳句ポスト365」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。

めぐるさん、人選2句。比良山さん、人選。おめでとう御座います。
めぐるさんの、発想を飛ばして創るフレーズ・・・

カチンコチンの私の頭も、少しずつ解凍していかなきゃ~と思わせてくれます。

人選二句おめでとうございます!
ブログで書かせてもらおうと思っていたので掲示板には書かなかったけれど

◇しゃぼん玉の数だけ名前を考えた。

は衝撃!6・8・5に句点。
「を」を省けば8の回避はできたにも関わらず敢えて散文にして句点をつけたかったと想像しました。
野口雨情の童謡「シャボン玉」は亡くなった子どもへ向けた歌と言われています。
自然とこの句も生まれてこれなかった我が子への句かなあと思われてきて。
ふーと吹いて小さなしゃぼん玉が生まれる、その数は20、30?
確かに子どもの名前、それくらいの数を考えますね。
最後の「。」は小さなしゃぼん玉、小さな命のようで、この季語だから、この句点であると感心しました。
破調、過去形、散文、句点のテクニックも素敵だし、しゃぼん玉を見ながらぼんやりとそんなことを思う人物の姿に胸を打たれます。

・・・と書いておいて、明るい句だったらごめんなさい!

「あやとり橋」見てきましたー!(ネットで)
掲示板で「橋の句はいいですね」と話題になったところでこのお句!
川や谷がある景色、あやとり橋へ向かう途中、しゃぼん玉を吹き吹き弾む心。
「あやとり橋」というネーミングの明るさが素晴らしいと思いました。
おめでとうございました!

◆輝久さん

おはようございます、有難うございます
「あやとり橋」はいつか使いたい言葉だったので、ここで人選句になれて嬉しいです!
「しゃぼん玉」と「あやとり」は、子どもの遊び繋がりだし、「橋」で質感の対比も出て良かったかなと。
ネットサーフィンしたり映画を観たり本を読んだり皆さんの句に触れたりするうちに、
使いたい言葉は増えていく一方!
十七音にまとめあげるチカラが追い付かないのが難点ですが、
チャンスがあればどんどんブッ込んでいきたいと思っています。

輝久さんの「石蓴」の句、味わい深かったです。
「次男」っていうところにドラマがありますね!
(じゃあ長男は・・・と想像が膨らみます)
先日、日経新聞でこんな記事もあったりして、
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27520740Y8A220C1962M00/
句の中の「次男」を、とても応援したくなりました。
輝久さんの個性も、こういった投句を通じてどんどん磨かれたり膨らんだりすると思います、
これからも楽しみにしています

◆桃にゃん

こんにちは!
「名前」の句は自由律になりました。
読んで頂いた通りの句です、有難う。
「。」にそんな効果があったとは、驚き
桃にゃんのイメージ力は本当に素晴らしいですね

>橋の句はいい
まったくもって同感です。
何故こうも心惹きつけるのかと思った時、
「こちらとあちらを繋ぐ」という確かな存在に心震えるのだという気がしました。
誰もが、思う相手の心へ橋をかけたいと願っているのでしょう・・・。

私も、どなたかの心に届くような句を書けたらな、といつも願っています。
なので、句にコメントを頂けると本当に嬉しいです。
これからもよろしくお願い致します

いつの間に、こんな記事が……
あの長文コメント、ひまわりに書かずにこっちに書いておけば良かった……双方のコメントのタイミングも微妙で、色々と気まずい

覗きついでに、一言
(以下、敬称略)

【人】しやぼん玉ぱん屋のやねへとまります 緑の手
地味に「ぱん屋のやね」が良い普通なら「パン屋の屋根」だが、平仮名の割合を増やした事で全体的な雰囲気を柔らかく(≒幼い子供の目線っぽく)する事に成功している。

【人】しゃぼん玉豪華客船閉じ込めた 茄子紺
「「しゃぼん玉」に「船」は合う!」……言われてみれば、その通りかも。……ボトルシップ?

しゃぼん玉ふたごのるりちゃんあかねちゃん
「双子の姉妹がいて、しゃぼん玉遊びをしている」のか、「双子の姉妹のようなしゃぼん玉がある」のかがよく分からない句前者だったら「ただそれだけ」の句、後者なら発想は面白いが相手に伝わりにくい句。そもそも、しゃぼん玉は「瑠璃色」とか「茜色」とかじゃなくて「七色」というのが定番(多数の共通認識)なので、それを覆すのはなかなか難しいかも

ほよよんぱふよよんよんぱしゃぼん玉
オノマトペの独創性は良いとしても、ここまで来るとどこで区切って読めば良いかすぐに分からない五七五で読むのが基本だと分かってはいましたが、私は第一感の読みでは破調の可能性を考えてしまいました。結果として、リズム感やメリハリに欠ける句になってしまっている気が……

余談ですが、最近サボり気味で「駆け込み投句」が多い……先日の「春潮」など、五輪の見過ぎで全くと言って良いほど作れていないたまには、きちんと腰を据えて句作に取り掛かりたいものだ

◆シラズくん

こんばんは!
掲示板の方でのコメント嬉しかったですよ~~~!
そして、【人】のみならず【並】からも注目句を見出すシラズくんの熱量に圧倒されました。
没句への追い打ちも有難う!!
入選句と並べると「どのあたりがダメだったか」明確になってくるので、
ほんとに「あ”あ”~~~~」で、すでにヨロヨロだったんですが、
シラズくんのご指摘もまったくもって仰る通り!!
気持ち良く叩きのめしてもらい、スッキリと立ち上がれそうです、有難う

私もこの頃「駆け込み投句」ばかりなので、「三色菫」は早めに取り掛かろうと思ってたのに、
まだ考察記事も書けていない有様です
こんなことでいいのか私!!いいや良くない、私も「季重なり」を成功させるべく気力充填じゃ!!!
がんばるよ~~~~ん!!!

★めぐるさん。
さまざまな人の俳句を鑑賞していて悩みがあります。
どうしても理解できない句が数多くあることです。
できるような気がしますが。
自分に鑑賞力のないことだけはわかるのですが?
他にも俳句雑誌に掲載されている秀句と思われる句で理解できないものが多々あり,
それがいやで詠むのをやめてしまうことがしばしばあります。
鑑賞文が併記されていればいいのですが。
これが詩なんだよ。と言われてしまえばそれまでですが。😅

比良山さん、こんばんは。
僕もわからない句は、多々あります。
また、僕の句はわかってもらえないことも、多々あると思います。
わからないものは、わからなくていいと思います。
わかってもれらえなくても、うるさくしつこく、
時には人の意見を参考にヒントに、作り続けることが大事だと思います。
とりあえず、結果は気にせず、自分のいいと思うものを、
どんどん作れば、いつかは自他ともに、いいものができると思います。

それでは、また、るるる句会で。

比良山さん、こんばんは!
私も理解できない句が多くてう~んと唸ります。
周りの人が分かっているのに自分だけ分からないような気がして焦りますよね~(=ω=;)
これから20年、30年勉強したら分かるようになる日がくるかと思い、
良い意味で諦めております。半年後くらいに見るとまた感覚が変わったりしますし。
地選 天選を繰り返し読んで、組長の感覚に同化したいと思っていますがなかなか難しい・・・
でも一周読むごとに世界が変わる感じがするのでお勧めです!

★司啓さん。コメント有難うございます。何でもすぐに答えを求める悪い癖が出て
しまいました。
今はわからないがいつかわかる時が来ると割りきることにします。

◆比良山さん

こんばんは!
珍しく日曜出勤になって、今さっき目が覚めたところです。
私も分からない句たくさんあります!
人の鑑賞を読んで納得出来ることもあるし、余計に分からなくなることも。
しかし、分からないことで却って心に残り、いつまでも離れない句も多数存在します。
繰り返し思い出すうちに、ある日突然解釈が降ってくることもありますし、
いつ何が飛び出すか分からない「お楽しみ袋」みたいな感じなのかなと思っています。
「分かった」と思う句にしても、ある日「もしかしてこうも言えるのでは」と思ったりします。
答えがないから面白いのです。
いつまでも考えられるから楽しいのです。

「秀句」とは、自分のこころが決めるものです。
それは、必ずしも「誰かが評価した句」とは限りません。
リストの中で埋もれていても、自分の心が揺さぶられたならば、それが比良山さんにとっての秀句です。
まずは、そんな句を深く味わい、心から愛でるところから始めればいいと思います。
今週も、きっとたくさんの素敵な句に出会えますよ

まだ見ているかどうか分かりませんが、比良山さんに一言。

俳句において、「人の句が読めない事」と「自分の句が理解されない事」を句に……じゃなくて「苦に」し始めると、瞬く間にモチベーションが下がります私も、似たような経験があるから分かるんですてか、現在進行形で悩んでます
いくつかの句には、句に隠されたキーワードに気付かなければ読めない句や、特定の知識を要求する物もあります。しかしいずれにしろ、色々と句に接して経験を積んでいけば読める句も徐々に増えていきます。あまり気にせず、のんびりと取り掛かった方が良いようです

あと……もう一言だけ。

「楽しくなければ俳句ではない」とはいいますが、「楽しい話題しか句のネタにしてはならない」というわけではありません。もしもそんな事を言われたら……寂しい句や悲しい句、哲学的な重い句が半分以上を占める私は、その日から句のネタに困ってしまいます書きたい句を、書けば良いのです
このコメントは「あの時」に書くつもりでしたが、延び延びになっていたので……この機会に

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