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2018年4月

2018年4月28日 (土)

金盞花ことばはすぐに逃げるから

「金盞花」発表週ですーーー。
「三色菫」に続き10句・・・と思ったら、2句追加していて12句の投句。
その、一番最後に送った句含めて【人】×2句・・・うおおおお送ってて良かったー!
10句のままだったら、また1句のみだった可能性が高いです・・・。

【人】石廟の木乃伊仏や金盞花
【人】金盞花ことばはすぐに逃げるから


「木乃伊仏」は、「るるる句会」でのぴいさんの句がヒントになりました。
ぴいさん、ありがとーーーーう!up
それにしても、またまた「石」を使っている私・・・。
そろそろ、本当に封印を考えないといけないかもですcoldsweats01


◆十句選
木曜掲載の句の中から、特にお気に入りを紹介します(作者敬称略)。


きんせんくわマルタの猫のまるまると       すりいぴい
chick「金盞花」の原産地は地中海沿岸とのこと。地中海に浮かぶマルタ島には、猫がいっぱい!!措辞の可愛らしさに合わせて「きんせんくわ」平仮名表記も細やか。「くわ」の発音が絶妙に「まるまる感」を増幅させるかのようです。私も猫の句を投句していますが、いかにも春の好日らしい空気を醸し出している掲句に完敗。あ~トラキジのでぶ猫が見える・・・lovely

余の辞書に落丁多し金盞花            土井デボン探花
chick厳めしい口調と思えば、一気に親近感の湧く中七。そんなに落丁ばかりでは、何かと躓いたり遅れをとったり、時に痛い目を見ることもと思った時、外用に内服に用いられてきた「金盞花」が実に効いていることに気づきました。眺めるだけで目にもいいとされた金盞花・・・落ち込んだ時、傍らに佇んでいるだけで元気をもらえるかも知れません。

どこまでが熱どこまでが金盞花           しろ
chick「どこからが恋どこまでが冬の空/黛まどか」を思い出す。マットな質感で、華やかさよりも逞しさを感じさせる「金盞花」。ドッシリした八重咲は、焦げ付いた思い出のようでもあり。迸る激情のさなかに、どれだけ形あるモノがあったのだろうと、ふと青春の残像に思いを馳せる心地になりました。

声やたらでかくてごめん金盞花          一斤染乃
chick背が低いくせに主張が強くてグイグイ視界に入る「金盞花」には、こんなズケズケ感が良く似合う気がします。決してネチネチと悪口を言うタイプではなく、また言われるタイプでもなさそうです。「アンタうるさいなー」とストレートに突っ込まれていそう、なんだかんだで愛されていそう。花持ちの良い金盞花のように、場持ちのいい人なんだろうなと感じました。

ふるさとは火星の海辺金盞花           霞山旅
chick「月見草」の時にも「火星」との取り合わせがありハっとしたものですが、「金盞花」も実に「火星」が似合うことに気づきました!嗚呼!!自分でも思いつきたかった!!!

金盞花雨の境目見つけたり            山香ばし
chick「金盞花きらきらきらと安房の雨/北澤瑞史」の美しさに平伏して自分では書けませんでしたが、こんな雨の切り取り方があったとは!実は、職場から帰宅する時案外経験しているのです。なのに、句にすることなど思いつきもしませんでした。思いついたとしても、「金盞花」と取り合わせることは出来なかった気がします。

金盞花沖ゆく船の汽笛かな            aya
chick花言葉のせいか、別れを思わせる汽笛です。真昼の青空とのコントラストでも美しいですし、夕陽を浴びているのかもと思うと一層胸に迫ってくるものがあります。上五と下五の音韻が綺麗で、感傷に流され過ぎずキリリと踏みとどまっている印象。カ行のちりばめられた句にはクリスタルの輝きがあるようで好きなんですshine「かな」でもう一度汽笛が聴こえました。

ベルリラの房朗らかに金盞花           月見柑
chick鼓笛隊の華、ベルリラ!確かに房がついていました、そう、黄色のようなオレンジのような。ああ、良く晴れた日の校庭が浮かぶ・・・!きらきらしたベルリラの音色、その音にうっとりとそよぐかのような金盞花。「金盞花」との取り合わせに金属製の楽器は最強ですね!「房」に焦点を絞ったところも流石と感じました。美しい打楽器に、十七音のすべてが弾んでいます。

もう鳥へ転生したか金盞花             小田寺登女
chick故人は鳥が好きだった―――。囀りを聴いては鳥の名前を嬉しそうに呟いていた。散歩に出ては、見かけた鳥の名を教えてくれた。そんな在りし日が浮かんでくる。「鳥」と「金盞花」がこんなにもしっくりくるのは、「輪廻」のイメージで結ばれているからか。掲句により、金盞花の色合いや花びらの感じが、いかにも不死鳥の翼のように思われてくる。

不器量は丈夫とほめて金盞花           青萄
chickこれぞ「金盞花」。何故自分で思いつけなかったのかと地団太。何も言えませんcrying



ああ、今週も憧れいっぱい胸いっぱい。
最後になりましたが、掲載の皆さん、おめでとうございました!!!

2018年4月25日 (水)

◆「第4回るるる句会」参加者募集のお知らせ

もうすぐGWですね。連休中には、皆さん何かと予定もあるかと思い、
今回は下記スケジュールを組んでみました。

『俳句ポスト』兼題「蟻」発表週に「第4回るるる句会」を開始いたします。
参加希望者は、この記事のコメント欄に書き込み下さいhappy01
今回も定員20名、なんとか埋まってくれますことを願っておりまするー!!

◆スケジュール
・参加受付締切leftright5月9日(水)23:00flair飛び入り参加不可となります、ご注意下さい
・投句受付期間leftright5月9日(木)23:00~5月12日(土)23:00
・選句受付期間leftright5月12日(土)23:00~5月16日(水)23:00
・結果発表leftright5月16日(水)23:00~

今回から、締切から発表までのタイムラグをなくしてみます。
「間に合わなかったらそれまで!」ということで、皆さんよろしくお願い致します!!


◆定員:20名(現在17名)
   山香ばし、花南天anne、桃猫、比良山、立志、司啓、さとみ、小川めぐる、
 凡鑽、かつたろー。、蜂喰擬、あるきしちはる、あいだほ、すりいぴい、
 桂奈、はまのはの、ヨミビトシラズ
◆投句数:最大3句まで
投句にはツールを利用します。
 初参加者の方にはパスワードをお渡ししますので、
 下記アドレスまでメール下さい。

 55ruttiori@gmail.com

◆お題:「夏の甘味」
・ドリンク、スイーツ、果物はもちろん、「冷奴」「茄子田楽」といった料理もOK!
 推奨季語:「ソーダ水」「アイスコーヒー」「トマト」「水羊羹」「白玉」などなどなど。

皆さん、よろしくお願い致しますーーー!!!

2018年4月23日 (月)

◆「おたまじゃくし」発表です!

今治五七五「俳句チャンネル」---!!!
本日のパーソナリティは、「Gです!」「初登場、賀茂鶴です!」「まりんです!」
今回も私は投句忘れ(オイっ!)してしまったのですが、
バラエティ豊かな「おたまじゃくし」の句がたくさん読まれて楽しかったです!
そんな中、今週の【天】を射止めたのは、まどんさんの句shine      

弁当の蓋は空色蝌蚪の池   まどん     
弁当の蓋におたまじゃくしを掬って入れて、池に見立てているのかなって。
蓋の「空色」ってうのが、その水に映った空の色のようにも思える。(賀茂鶴)

私は、未来を感じさせて心地良い取り合わせの句だと思って読んでましたが、
ハスキーボイスが素敵な賀茂鶴さんの鑑賞で、また違った景も楽しめましたshine
満場一致の【天】でした。
まどんさん、おめでとうございます!!!
うおおおーーーー次は投句するぞ!!!upupup


★☆★☆★現在募集中★☆★☆★

兼題: 「芝桜」と「夏料理」
締切:4月29日(日)
宛先:radio@baribari789.com   
FAX:0898-33-0789
(本名と住所もお書き添えください。)

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

2018年4月22日 (日)

◆4月句会の結果です

今月は、3句中2句に選を頂きました!

そらいろのノート七冊花菜風  (2票)*管理人選
麗かや告白を聞く仁王像    (1票)


なんと!!「花菜風」を採って下さったのが、やち坊主さんと桃猫さん!!!
うぎゃーーーーーー嬉しすぎるぅ!!!やち坊主さんのコメントに超アガるcoldsweats01
そして図らずも、同じ季語で葦たかしさんも詠んでいてビックリ!
「ボーイソプラノ」、透明感と青春性があって、採りたかった一句でした。
桃にゃんの「鍋蓋」も、賑やかな食卓が見えて好きな一句。
比良山さんとは、一緒に「遠足」の句を採っていてこれまたハッピーheart04

皆さんからモリモリとパワーを頂きました、有難うございます!!!
よーし来月もガンバるぞっ!!!dash

◆4月句会の結果です

今月は、2句中1句を選者のお一人から選んで頂きました。

瓦斯灯の蒼き鉄柱八重桜      ---
夏隣スワンボートの屋根ひらく   伊藤範子選


講評は渡辺慢房先生。全句講評をして下さいます。
「八重桜」の方が好感触だったようで、色彩や夜桜である点を褒めて頂き、
「夏隣」は、中七やの型にして季語を下五に置いてみてはとの提案を頂きました。
あーーーーー本当だ!「夏隣」のきらめきが鮮やかになりますね!!!
うわーせっかく中七やの型を「るるる句会」でやっていたのに!
・・・来月は、もっと頑張ります!shock

渡辺先生の特選は、「俳句チャンネル」でもご活躍の三泊みなとさん!
おめでとうございます!!!
そして輝久さんは、2句ともに選ばれていてさすがでした!!
おめでとうございます!!!

さ~~~5月からは「夏」ですね。
気分一新で取り組みますよーーー!!!upupup

◆5月2日締切の兼題:「老鶯」

時期的に「時鳥」と重なっていたとはいえ、「初鰹」へは、2句しか投句出来ませんでしたshock
考察記事も作れなかったので、今回は早めからしっかりやりたいと思います!!!

◆季語解説

・『俳句ポスト』より
【老鶯】
夏になり成長した鴬のことで、文字どおりの老いた鴬をいうものではない。
春に人里近くで鳴いていた鴬が、繁殖期である夏には営巣を行う山中で鳴くようになるが、
その声は非常に高らかで流麗である。

・『日本の歳時記/小学館』より抜粋
【老鶯(おいうぐいす/おいうぐひす)】
「老」とはあるが、繁殖期を迎えた雄の囀りは激しくなり、いっそう艶やか。
警戒心が強く(中略)なかなか姿を見ることができない。
【傍題:夏鶯、老鶯(ろうおう)】

・『きごさい』(リンク参照)

◆例句(『575筆まか勢』、『575筆まか勢(補遺)』、『増殖する俳句歳時記』より抜粋)

老鴬に九十九谷の青谺                伊丹さち子
老鴬の遠音どこまでも遠音           及川貞
老鴬は鳴き慣れてなほ怠らず       狹川青史
老鴬も下北訛恐山                      高澤良一
老鶯や行くほどに減る渓の水       紅緑
老鶯をきくズロースをぬぎさして    辻桃子
はや老鶯といふべし雨に乱されず 野澤節子
消息や老鶯の静けさに               尾崎迷堂
なき人に老鶯声をくりかへす        百合山羽公
佳き酒にまた老鴬に眠たしよ        石川桂郎
半島の風のはげしく老鶯啼く     長谷川かな女
沙羅の木に寄るや声添ふ夏鴬      村越化石

松風に鶯老いぬ天竜寺               大谷碧雲居

おおっ、案外いろいろな位置に老鶯が!
そして、「おいうぐひす」は少なく、例句の殆どが「ろうおう」。
何故か下五字余りでは「夏鶯」が多く見られました。
『俳句ポスト』では、フェイスブックの方で振り仮名が「おいうぐいす」とあり、
まずは、この六音で詠んでみることを念頭に作句したいと思います。
また、「山々の何とも瑞々しい情景が思い浮かびます」という一文もありました。
まずは、山の中にいる気分、そしてそこにある何か独特のものであったり、
自分が何をしている最中であるのかだったりといった、
オリジナリティのある光景を切り取れたらと思います。

◆参考記事

・鶯(Wikipedia)(You tube
・「鶯×神話
・「鶯姫(かぐや姫異聞)」
・「鶯~季節の言葉~
・「鶯張り(二条城)」
・「知恩院の七不思議
・「三十三間堂
・「左甚五郎

2018年4月21日 (土)

【佳】猫の恋花魁淵の橋濡れて

組長の『NHK俳句』最後の兼題は「猫の恋」cat
組長選では、「秋祭」「凍鶴」に続く、3度目の佳作掲載となりました、
うわあああん最後に採ってもらえて良かった!!

猫の恋花魁淵の橋濡れて

花魁淵」は、有名な心霊スポットでもあるわけですが、
実際には、悲劇が起こったのは別な場所のようですし、
その悲劇の内容すら真実かどうかは不明とのこと。
「えっそうなん?」と二転三転する感じが、気まぐれな猫と合っている気がして、
そして、恋猫の鳴き声は、苦しそうな恨めしそうな独特の唸り声。
「事件?事故?」とドキっとさせておいて、「そうじゃなかった」という感じで、
兼題を見た時に一番最初に浮かんできたフレーズでした。

以前なら、こんな言葉を連想したりしなかったかも知れません。
指摘頂いたとおり『プレバト!』の東国原英夫さんの影響があるかもです。
ただ、私の場合は、まだ「類似性」があるから連想出来る、という程度のもので、
東国原英夫さんのように、「この季語からこう発想するか!」というような、
鮮やかに胸に刺さるような、コントラストの強烈な句はまだまだ書けません。
道は長い・・・sadsweat01

実は、投句した後で「しまった!『恋猫や』の方が良かった?」と思ったりもしたのですが、

恋猫や花魁淵の橋濡れて

可読性は高くなりますが、なんだか不穏な感触が勝ってしまいそうなので・・・
軽やかな語感の「猫の恋」で良かったんだというふうに受け止めています。

組長の新連載が始まりますが、「孫」にも「固有名詞」にも投句しそこねている現状sweat01
次は「虚の季語」とのこと、今度こそちゃんと投句したいですdashdashdash

最後になりましたが、『NHK俳句』テキスト5月号に掲載の皆さん、
おめでとうございます!!!


◆2017年度の歩み

【佳】ねじ巻きのロボット菫に止まりけり     (兼題:「菫」/選者:高柳克弘)
添削▼叫びたき時もあつたか蜥蜴死す    (兼題:「蜥蜴」/選者:今井聖)
   pen叫びたき時もありけり蜥蜴死す
【佳】マリラなら片手ではたく火取虫       (兼題:「火取虫/選者:高柳克弘)
【佳】短夜の街灯に弾くアルペジオ       (兼題:「短夜」/選者:今井聖)
【佳】秋祭牛は花輪を食べちゃった       (兼題:「秋祭」/選者:夏井いつき)
【佳】口閉ぢて入る鶏舎や寒固          (兼題:「寒一切/選者:今井聖)
【佳】凍鶴の思案の末に替ゆる脚       (兼題:「凍鶴」/選者:夏井いつき)
【佳】猫の恋花魁淵の橋濡れて       (兼題:「猫の恋/選者:夏井いつき)

2018年4月19日 (木)

◆自句自戒

やってきました「自句自戒」!!!
皆さんから頂いたアドバイス中心に振り返ります。


春の暮とぎれとぎれの喇叭かな(20点)

△上五で切れが入ってしまうので(景は途切れないので許容されるかもしれませんが...)「春くれてみだれそめにし心かな 子規 」のようにするのも手かも。
△上五切れ感がやや気になりますが「春の暮(にorを)」ですね。豆腐売りでしょうか。中七がややわかりにくいですが、音や風や色も感じます。
★「夕暮れ+とぎれとぎれの喇叭」に強い寂寞感を覚えた私は、「秋の暮(-)」の方が正解かとも思った。+で読めば「一生懸命な練習の様子」と見るのが正解だろうけど……それならば、他の書き方の方が正解かも。

chick「とぎれとぎれの喇叭」で、いろんな喇叭を想像して頂き有難うございます!
父がよく夕焼けの山に向かってトランペットを吹いていたので、
この結果を喜んでくれると思います。
「かな」の句では、切れを入れるなら上五がいいようなので、それに挑戦してみました。
「春くれて」という表現は知りませんでした、有難うございます!!
やさしく繋がって素敵ですねshine
「秋の暮」にしちゃうと、(-)(-)で「寂しい」以上の膨らみがなくなる気が。
この句では、シラズくんから教えてもらった(+)(-)が功を奏している気がします。
ちなみに、これは『象さん句会』に出した「ファの高きトランペットや大夕焼」の姉妹句。
トランペットの句はこれからも書いていくと思うので、「一生懸命な練習の様子」、
いろいろと表現を探っていきたいです。有難うございます!!!
特選下さったさとみさん、花南天anneさん、凡鑽さん、並選下さった立志さん、
△、★を下さった皆さん、有難うございました!!



見送りてなほも佇む花影かな(12点)

△「なほも」がなくても季語が含んでいるかも。
△中七が少し説明っぽくて、話者が見送りをした人物を離れたところから見ている感じがしました。見送った方向に見ているものなど、描写ができるかも。
★「私が」花影に佇む、と取りました。舌足らずな感じがします。花影が見送るのであれば、やや不自然な擬人化かも。狙いかもですが全体的にぼやっとしているのが惜しく感じられました。

chickごく最近、悲しい別れがあり。花影から、月を仰ぎ見るような心持ちで書きました。
茫然としているだけで、確かに「全体的にぼやっ」ですねsweat02
狙いという訳でもなく・・・これしか出て来なかったのでありますsweat01
もう少し時間が経てば、違った表現が出来るかも知れません。
ふたつの読みが出来る句になりましたが、「一物でも二物でも」との選評、
本当に本当に嬉しかったです。
シラズくんの特選、久しぶり!!ありがとぉ~~~!!!
並選下さった蜂喰擬さん、△★を下さった皆さん、有難うございました!!!



日だまりを選ばず春の雀かな(9点)

△一物なら「選ばぬ」として切らずに素直に繋げてしまった方が良いような気もする。
△「ず」で切れてしまった感があります。「選ばずに」なのでしょうけれど、やや紛らわしいかもです。
★日だまりは季語では無いですが、どちらかと言えば冬に近い印象を受けるため、春の雀との取り合わせはそぐわないような気がしました。ただ、発想は好きです。

★春の雀が意識的に日陰を選んでいる、わけではないと思うので、「選ばず」に話者の主観が入ってしまっているように感じました。「〜の影を春の雀かな」とシンプルに描写してみるのはいかがでしょうか。

chickうあーーー!!!やっぱりや~~~~!!!「ず」と「ぬ」で最後まで迷ったんや~!sweat01
どっちがいいか何回も口にしてみて(とても千回とはいかない程度ではありますが)、
「ず」の方が、「日だまり」「すずめ」と響き合うかな?と思ってチョイスしてしまいました。
う~~~ん、確かに、気持ちの中では「選ばずに」で繋がっていたけど、
文字にすると切れている感じにもなってしまいますね・・・ご指摘有難うございます!
プッシュして下さった桃猫さんの息子さん、有難うございます嬉しかったです!!
息子くんも日だまりを選ばず、どんな場所にも飛び込むつもりだねgood
そして、特選下さった桃猫さん、並選下さった蜂喰擬さん、△★下さった皆さん、
有難うございました~~~!!!
ちなみにこの句は、以前『湯豆腐句会』に出した「ぽんぽんと弾んでふくら雀かな」の姉妹句。
雀って本当に元気で可愛いですねshineheart04shineheart04



皆さんも、「自句自戒」があればどんどこコメント欄に投下して下さい!!
システム実装は視野に入れて下さってますので、しばらくお待ちを・・・confident

2018年4月18日 (水)

◆結果発表ーーー!!!

23:00、参加者全員の印が「最低限」のラインをクリアしていることを確認しました。
予定通り、0時より結果発表と致します。

今回、私は△へのコメントが一部間に合いませんでした・・・
皆さんの選評を読んでしっかり勉強させて頂きたいと思います!!
さー今回の優勝はどなたでしょうか~~~???

ドゥルルルルル・・・・・・・・・・・てんっ!

結果発表ーーー!!!

crown1位:桃猫(51点)
shine2位:蜂喰擬(45点)
shine3位:小川めぐる(41点)

4位:あるきしちはる(39点)
5位:凡鑽(38点)
6位:花南天anne(37点)
7位:かつたろー。(33点)
8位:洒落神戸(27点)
9位:桂奈(26点)
10位:立志(24点)

11位:ヨミビトシラズ(23点)
11位:すりいぴい(23点)
11位:山香ばし(23点)

14位:司啓(21点)
15位:さとみ(17点)
15位:比良山(17点)


うおおおーーーーー!!!
今回は桃猫さん!桃にゃー!!おめでとうーーーー!!!upupup
最高得点句を擁しての堂々初優勝ですね!!!
そして準優勝は蜂喰擬さん~~~!これまたおめでとうーーー!!!
22点句は△にしちゃいましたが、13点句の方、とっても好きです!!!

そして私はまたも3位coldsweats02sweat01
決して狙ってる訳ではないのですが・・・
なんなんだこの詰めの甘さはーーー!!!

これからゆっくり選評を読んで「自句自戒」致しますbearingsweat01
皆さんも是非「自句自戒」コメント欄にご記入下さい。
「自解」を述べるだけでなく、「自戒」をしっかり行うことが次に生きます!
どこかに投句を考えてらっしゃる方はうっかり句を書かないようにご注意下さいねwink

「第3回」にご参加下さった皆さん、どうも有難うございました&お疲れ様でした~!!!

2018年4月14日 (土)

◆選句開始ー!

14日(水)23:00、参加者全員の投句済みを確認致しました!
予定通り0時より選句開始と致します。
うわああーーードキドキするぅーーーーー!!!

ではっ!!皆さん、よろしくお願い致します!!!
印は以下の通り。コメントは100字以内でお願い致します。
アドバイスがある場合、全体にわたる添削ではなく、
作者自身が推敲していけるようなヒントを出す感じでお願い致します。

◎特選1、
○並選5、
△予選(これも採りたかった!という好感をもった句)好きなだけ
★(何らかの問題点があり解釈に迷う、分からない句)最低ひとつ。

選句締切:18日(水)23:00

なお、今回からブログ上での結果発表は行いません。
すべての句は未発表句として、ご利用頂けます。
ブログにコメントする時は、句を書かないようご注意下さいねwink

【人】欧羅巴の憂ひ三色菫に新種

「三色菫」発表でーす!
今回投句出来たのは10句。やっぱり絞ると【人】×2句に届きません。
詠みがーーー詠みが足らんのじゃあああーーーーcrying

【人】欧羅巴の憂ひ三色菫に新種 @欧羅巴(エウロパ)=ヨーロッパ

「欧羅巴」の読みは「ヨーロッパ」だとは思いますが、
ここでは音数から「エウロパ」と読んで頂ければということでcoldsweats01
それにしても、とめどなくいろんな色や品種が生まれ続ける三色菫には驚かされるばかり。
うさぎ型ビオラ」、そんなものもあるのか!coldsweats02


◆没句祭りーーー
毎度毎度、上位互換句を見つけては「グワアー!impact」と悶えておりまする。


【没】水飲み鳥こっくこっく三色菫すうやすや
【天】どの色の薬で眠い三色菫         多事
【地】三色菫鉄琴の音に醒めたばかり     Y雨日
【人】眠さうな三色菫より眠い           ヒカリゴケ
【人】真夜中のパンジー揺り起こしては駄目  めいおう星
【人】パンジーの陳腐な花壇眠くなる      ヘリンボーン富樽
【人】ライオンの欠伸やパンジーに睡魔    凡鑽
【人】パンジーや動物園の虎眠る        28あずきち
【人】特売のさんしきすみれ眠る午後      竹吹く
【人】三色菫寄り集いての午睡かな       スタルカ

chick「三色菫」と「眠気」の取り合わせ、いっぱいありました!「薬」とか「毒」とかといったキーワードを生かした【地】の句に唸り、猛獣との取り合わせに「なるほど!」、逆に「醒める」「起こす」といった発想にも「ハッ」。凡鑽さんの句は、「るるる句会」の片仮名バージョンですね。漢字の方が私は好きっlovely

【没】恋する貴女へ三色菫のサラダです
【地】パンジーも美味しいかしらグレーテル    ふじこ
【人】パンジーのぽくぽく雨を食べてをり      一阿蘇二鷲三ピーマン
【人】バタールに三色すみれ添えて朝       香壺
【人】パンジー詰めようか隙間だらけのお弁当  ぬらりひょん
【人】三色菫シナモンティがおすすめです     みやこわすれ
【人】三色菫砂のケーキをあふれだす       むらさき(5さい)
【人】パンジーや少し味濃きナポリタン       幹弘

chick「エディブルフラワー(食べられる花)」としての側面を詠んだ句もありましたね!逆を衝いての「パンジーが」食べるという発想に唸り、砂のケーキのトッピングとして溢れるほどに散らされる光景に驚かされ。また、こちらは取り合わせの句だとは思いますが、ケチャップ濃い目のナポリタンと一緒に食べたら爽やかで美味しそう!・・・とついつい思ってしまいましたcoldsweats01そしてグレーテルーーーーそのパンジーは食べないでーーー???

【没】ふらんすへ行きたしと三色菫
【地】パンジーにしゃがめぬ我も修羅なのだ   くりでん
【人】三色菫揺れてふらんす装の詩集買う    ウロ
【人】三色菫フランス窓の診療所          うに子
【人】黄パンジーおのが光におどろきぬ      卯MOON

chick萩原朔太郎の「旅上」の一節を使ったのですが、投句する時に「T]と「Y」のタッチミスで「行きたしよ」になってたのに気づき愕然としましたが、まあいずれにしても【没】でありましょう。そのまんますぎる!!!「ふらんす」という言葉をもっと自由に使うことが出来たのだし、二項並列にして「三色菫○○し」とリフレインすることも出来たのだし。本歌取りするならするで「ここまで出来たなら」といったお手本があったのでしたshock

【没】パンジーとにらめっこしてまた負けて
【人】パンジーとにらめっこして夫ゆるす    千の葉

chick「にらめっこ」の句もいくつかありましたね!中でも、違うのは下五だけという千の葉さんの句を完全なる上位互換句として紹介させて頂きます!!「夫ゆるす」という言葉には「負けるが勝ちってトコかしらね」といったニュアンスもあるでしょうか。にらめっこしているうちに、パンジーに向かってひとしきり変顔を繰り返せば吹き飛ばせる憂さ。それは円満な家庭生活の中の愛すべきアクセントなのかも知れませんね。


ちょっとスクワット3セットくらいする・・・。
「三色菫」掲載の皆さん、有難うございました!
めぐるは「初鰹」頑張ります!!!ゴゴゴゴゴwave

2018年4月12日 (木)

◆投句開始ー!

4月12日00:00より、「るるる句会」受付開始ー!
今回は「かな」、
二物衝撃の基本形、一物仕立ての応用形、どちらでもどうぞ!

このシリーズでは、「基本に挑戦!!」ということを強く打ち出しておりますが、
前回前々回ともに、五七五の定型ではない句を出された方がおられます。
どこまで冒険出来るのかを試したい気持ちからかとは思いますが、
「基本に挑戦!」なのですから、まずは五七五で詠むことに尽力して頂ければと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

・投句締切:4月14日(土)23:00 

皆さんの作品を楽しみにしております!!

2018年4月 6日 (金)

◆「新版藤田湘子の20週俳句入門」第15週

うっ、いつのまにか時が流れ4月になってるじゃーありませんか!
「るるる句会」に備えて「かな」の勉強を・・・今からしますsweat01

下記赤文字部分は本書からの引用です。
■書名:『角川俳句ライブラリー 新版 20週俳句入門』
■著者名:藤田 湘子
■出版社名:株式会社KADOKAWA

◆デリケートな「かな」

・基本形
季語を下五に置く、二物衝撃。


flair例句
金色の仏ぞおわす蕨かな       水原秋櫻子
オムレツが上手に焼けて落葉かな  草間時彦

構成
[ 上五・中七  ]  + [ 下五 ]
室内のもの・状態  + 室外の季語(名詞+かな)
十二音で述べたことから、カットが切り替わって季語へ。


chickなんとっ!「蕨かな」の句は二物だったのね!と衝撃を受けました。
「蕨の中に金色の仏がいるよ、仏を感じるよ」といった句だと思っていたんですよねcoldsweats01
そうか、視点が切り替わるのか・・・。
そういえば!!
あの名句もそうなんですよね!!

遠山に日の当たりたる枯野かな    高浜虚子

これも私、「遠くの山に、日の当たる枯野があるよ」という意味だと思っていたのに、
「自分は枯野にいて、遠山に日が当たるのを見ている」という句だったんですよねcoldsweats01
いやあ、読んで分かったつもりでも全然なことがホント多い私ですsweat01sweat01sweat01
そんなオッペケペーな私でも、「落葉かな」は分かり易いです。
「なりし」や「たる」に比べて、「て」は、場面転換が間違いなく分かり易いです。

・応用形
近頃は、むしろ一物俳句的な作り方が多くなりつつある。


flair例句
はなびらの欠けて久しき野菊かな   後藤夜半
尼寺の草深く落るくわりんかな     加藤三七子
東大寺湯屋の空ゆく落花かな     宇佐美魚目
いつしかに失せゆく針の供養かな   松本たかし
風の街見てゐる仕事始めかな     村沢夏風

flair季語以外に「かな」のつく例句
緑陰に膝もて余す女かな        右城暮石
牡丹雪その夜の妻のにほふかな   石田波郷
空蝉の両眼濡れて在りしかな      河原枇杷男
ぼろぼろの羽根を上手につく子かな  富安風生

概して「かな」を使用した作品は、きっちり五・七・五で詠うほうが収まりがいい。
ときおり、「かな」を上五や中七に使う例が見られるが、
下五に用いてこそ一句全体を余韻で包む効果が出るもの。
上五や中七に使うと洒落た感じはするが、ただそれだけのことである。


chickちなみに、私が高一の時に国語の授業で書いた中七かなの句。

土色の豊かなるかな草雲雀

多分、それまでの読書体験の中で、こういう構成の句を見ていたのでは?
と思い、調べてみると大御所の句が見つかりましたーーー。

よりそひて静かなるかなかきつばた   高浜虚子
たゞ一人ひそかなるかな寒復習      高浜虚子
人生は陳腐なるかな走馬燈       高浜虚子
寒鯉はしづかなるかな鰭を垂れ          水原秋桜子

どれも「~なるかな」という形容動詞+かなの形ですね。
それで自分の中に「~なるかな+下五」のパターンがあったのでしょうね。

とは言っても、やはり「かな」は下五でこそ!肝に銘じます。
そして、一物の場合、上五に場所や季語などの五音の名詞が入って、
その後ゆるやかに十二音が続く、という構成の句も見られます。
「中七名詞止からの下五かな」はあまり見られませんね。
皆無ではないかも知れませんが、やはり最後の「かな」に向かって、
そこまでの十五音はゆるやかに、やわらかく展開していくのが余情に繋がるようです。
定型の中できらめく「かな」と思いますが、ごく稀に、字余りの句もあるようですね。

鳥のうちの鷹に生まれし汝かな    橋本鶏二
蜆汁母の世消えてひさしきかな    松村蒼石

言い換えの利かない言葉の珠が、作者のこころから零れ出たのだという印象の句です。
徹底的に定型に取り組み続けてきてこそ、「定型では言えない」と思うものが分かってくる。
俳句を始めた当初は、「破調でカッコいいの書いてみたいな」などと憧れたりもしましたが、
そういうのは狙って書けるものではないですねcoldsweats01
とにかく、まずは基本に忠実に取り組み続けること。これだろうな、と思っています。

flairおまけ『俳句ポスト』入選の「かな」の句

【人】ちくちくと母のつみれの鰯かな
【人】浮き玉をひとつ求めし薄暑かな
【並】啄木鳥の一点突破の気概かな

「かな」から醸し出される「余情」ということを考えると、
「この母のつみれを自分はいつまで食べることが出来るだろうか」
「もうちょっとしたらこんなもんでは凌げない暑い日がやってくる」
「そこまでの気概を果たして自分は持てるであろうか」
といった、「続き」の文章を思い浮かべることが出来る・・・気がします。
描かれていない部分を想像することによって、
描いてあるものへの有難さ、愛しさ、切なさ、感嘆の念などが増すというのか。
そういった、ふくらみのある1シーンを切り取れたら、と思っています。

◆今週の暗誦句
石田波郷の四句。「初蝶」「遠足」「葛」冬隣」。

最後の句だけ馴染みがないのですが、「嬬恋村」→「蓼科」と地名繋がりで覚えます。

2018年4月 3日 (火)

◆「第3回るるる句会」参加者募集のお知らせ

今回は、下記スケジュールで開催します。

『俳句ポスト』兼題「三色菫」発表週に「第3回るるる句会」を開始いたします。
参加希望者は、この記事のコメント欄に書き込み下さいhappy01
今回も定員20名、なんとか埋まってくれますことを願っておりまするー!!

「藤田湘子の型に挑戦!!!」の第3回目、「下五かなの型」ですshine

◆スケジュール
・参加受付締切leftright4月11日(水)23:00flair飛び入り参加不可となります、ご注意下さい
・投句受付期間leftright4月12日(木)00:00~4月14日(土)23:00
・選句受付期間leftright4月15日(日)00:00~4月18日(水)23:00
・結果発表leftright4月19日(木)00:00~

◆定員:20名(4月11日22:30現在16名)残り4名受付可notes
   司啓、洒落神戸、あるきしちはる、桃猫、花南天anne、ヨミビトシラズ、小川めぐる、
 比良山、立志、凡鑽、山香ばし、かつたろー。、さとみ、桂奈、蜂喰擬、すりいぴい、
◆投句数:最大3句まで
投句にはツールを利用します。
 初参加者の方にはパスワードをお渡ししますので、
 下記アドレスまでメール下さい。

 55ruttiori@gmail.com

◆お題
・季語は「春」の季語ならOKとします。「晩春」ならなおヨシ。
 推奨季語:「野藤」「四月」「落花」「山遊」「花祭」「春の雀」「花の主」「花見疲れ」など。

皆さん、よろしくお願い致しますーーー!!!

2018年4月 1日 (日)

春休み夢はパティシエなんだから

『一句一遊』兼題「春休」。
今回は、月曜日にお便りを読んで頂き、その中で句も紹介して頂きました。

春休み夢はパティシエなんだから

書いてみて窮屈に感じたので、「み」を挟んでみましたが、
本来は季語には送り仮名は不要なんですよねcoldsweats01

他にもう1句送っていましたが、これは季語を替えてリベンジしたいと思いますthunder
そして、いつものように各曜日に登場する皆さんの俳号&句にときめきいっぱい!
そしてまたズラリと眩しい金曜日!!

◇小型えんぴつ削り器春を削って春休  大阪・天の川銀河句会天野姫城
大胆な上五字余り!そこに痺れる憧れるッ!
ショリショリが気持ち良くて、いつも多めに廻してしまう私ですcoldsweats01

◇春休ヒトコブラクダの座り方  三重・七瀬ゆきこ
「ヒトコブラクダ」ののほほん感が「春休」!
座るカンジが独特で、確かに「へえっeyeshine」と見てしまいますね。

◇きょうりゅうもこっせつをするはるやすみ  ちま三才
おぉ、ちまちゃん!いつもながら可愛ェ~のぉ~~~lovely
私の心にもちまちゃんが住みついてくれないかしらと真剣に考えていますdash

◇春休失せし軟球半ダース  埼玉・小市
「軟球」がいいですね!中学生感が何とも「春休」に合ってる気がします。
高校からは硬球だもんな~って思うと、またちょっと複雑な思いも入り混じり・・・。

◇雀荘に顧問のオカダ春休  兵庫・司啓
「ゲッ」という思いか、「やっぱりな」というニヤリか。
カタカナでの呼び捨て、というところに人物が感じられて素敵shine

◇夜のペットショップにひとり春休  東京・めいおう星
ちょっと毛色の変わった一句。「春愁」を置くとイカニモ感、やはり「春休」だからこそ、
このひとときがちょっとした救いになっているように思われます。

【天】鉄塔を数えに行こう春休  大阪・ときこ
ときこさん!!おめでとうございます!!!
ここ数年で、携帯のアンテナなど鉄塔がぐぐんと増えたことと思われます。
「春」と「鉄」ってホント良く合いますね!「行こう」の気軽さが「春休」!!!


次は「製」「八重桜」と発表が続きます。
またどんな素敵な句に出会えるか、楽しみいっぱいですup
そして私は、4月はまたどこかで読んでもらえるようにガンバル~~~!

◆2017年度終了~~~!

ふ~~~、今月は3句中1句に点が頂け、何とか無得点は免れました!

春の昼土手に巨人となる私 (2点)


これで、累計48p。
目標に掲げた50pには及びませんでしたが、私にしては上出来ですup
2018年度は、今度こそ50p超えを狙って頑張ります!!!

累計98pで耳目さんがG1の5位!!おめでとうございます!!
そして累計70pでさとう菓子さんがG2ベスト10入り!!おめでとうございます!!

そして皆さん、2017年度お疲れさまでした!
2018年度も、張り切って参りましょう~~~!!!

◆「春潮」金曜日&六句選

怒濤の「春潮」金曜日!!!
いつもながら、押し寄せてくる感動に翻弄され、言葉を見失いがちな私ではありますが、
未熟ながらも【天】【地】鑑賞&十句選を書いていきますーーー。
句意と全然違うことを言っていると思いますが、どうかご海容を!!coldsweats01

【天】春潮やしばし縮みてあきつしま   クズウジュンイチ
干満の差が大きいのが「春潮」だといわれていますが、科学的なデータでは最低潮位を記録するのが春なのだそうです。「あきつしま」つまり日本の国が最も広がるのが春。豊かな潮の流れをここまで俯瞰できるのが俳人の目なのだなあと、感心し共感しました。(中略)
一句を読み終わったとたん、「縮み」始める「あきつしま」というグーグルアース的映像から(中略)人々の動きや潮の干満が早送りの映像で見えてくる。こんな「春潮」の描き方あるのかとしばし感嘆の一句。(夏井いつき)

chickなんと!句を一読した時には「満潮」の景しか浮かばなかったのに、句評によって、私にもさまざまな光景が早送りの映像で見えてきました!!!凄い!!
もう、しばしどころか、結構な時間ノックアウトされたままでした・・・クズウジュンイチさん、おめでとうございます!!それにしても、凄い金曜日率ですよね。私が『俳句ポスト』参加してからだけでも、【天】は4回目(「春潮」「舞茸」「蜂」「ごきぶり」)!!!確か、昆虫博士と異名を取ってらした記憶があるので、今回の「あきつしま」も納得なのでした。
こういった、普段からの趣味嗜好が独自の視点となり、読み手をトリップさせてくれるのですね。深く心に残る一句となりました。ありがとうございます!

【地】春潮や備蓄タンクの浮きさうな    トポル
chickトポ兄ーーーー!!おめでとうーーー!!!一読、あの丸いガスタンクが浮き玉のようにゆらゆらして見えましたshineガス以外の備蓄タンクだと、円柱形みたいですが、いずれにしても、遠くにある巨大なものが、「春潮」に浮いてしまいそうだよと。眺めている自分が船の上で揺れているのに、まるで見ているモノの方が揺れているように感じる、そんな錯覚もありますよね。明るくのほほんとした空気感とともに、「ホントに浮いちゃったらどうなるんだろう?」といった、根拠のないようでいてありそうな不安。この、相反する感情のうねりが、まさしく「春潮」のような気がします。

【地】校舎から春潮眺めゐる白衣     はまのはの
chickぎゃーーーーー!!!はのさんキターーーーー!!!upupupほーらね、クルと思ってたんだよ~~~!!(何故か私が自慢coldsweats01)はのさんの句はいつも私にどストライクで、しかも少ない投句でいつも【人】×2句も射止めておられて、私の目標とするお方の一人ですshineこちらも、「眺めゐる」と言っているだけで、胸中は明かされていないのですが、トポ兄の句同様、相反する感情のうねりがあるように感じられます。期待と不安、あるいは充足感と寂寥感。いずれにしても、言葉にならない思いにぼんやりと佇むようなその時間が、人生には必ず必要なものだと思えます。「春潮」がもたらすエネルギーが、次の一歩に繋がるのでしょう。背すじの凛とした「白衣」の人物を感じました。

◆六句選(人選句の中から特にお気に入りを紹介させて頂きます。作者敬称略)

春潮の沖百たびの国つくり       西川由野
chickお手本のような一句。「春潮」のつくりだす大渦小渦が、あたかも国産みの儀式のようで・・・。「国産み神話」から着想を得た句は何句かあり、どれも素敵でした。中でも掲句、「百たびの」にさまざまな感情や歴史が見え隠れしていて、厚みを感じます。近年、新しく出来た島もありますし、もしかするとまだまだ国産みは続いているのかも知れません。
産みおとされた国を、美しく守り育てていかなくては・・・と、散らかった部屋を少し片付けてみた私です・・・うううっ水ようかんのフタが二つもあるーーーcrying

春の潮くじら色したくじらの子      24516
chick「薔薇ノ木ニ 薔薇ノ花サク。ナニゴトノ不思議ナケレド。」(北原白秋「薔薇二曲」より)この詩がとても好きで、この把握こそが詩の魂だと思っていて、こんな詩を、こんな句を書きたいと心から憧れています。春はホエールウォッチングの季節でもあり、「春」と「くじら」の取り合わせはぴったり。可愛いくじらの子も、立派に潮吹きするのでしょう。「くじらの子」だけで、それを見守る視線のあたたかさが伝わります。波のうねり、大きな愛を感じる「春の潮」です。

春潮の島スリッパのぺったんこ    剣持すな恵
chick今回、いちばん「きゃあheart04」ってなった一句です。「スリッパのぺったんこ」が可愛いすぎる!!!何故「ぺったんこ」???分からない!でも分かる!そのスリッパは愛されている!パタパタと動きやすい、ぺったんこのスリッパ。活動的で、年齢を重ねていても若々しい感じの人が、あれこれ日々の雑事を片付けている。はきやすくて、脱ぎやすいスリッパは、もはや体の一部くらいに馴染んでいるのかも。・・・二物衝撃って、読者が勝手に物語を想像出来るので楽しいですよね。ああ私もこんなふうに、ふたつのモノを手に取って、ポンと読み手の前に差し出すことが出来たなら!すな恵さん、素敵な句を有難うございます!!

春の潮添乗員の名に恋す       山香ばし
chick「添乗員に」ではなくて「添乗員の名に」なのが面白いです。どんな素敵な名前なんだろう、あるいは初恋の人と同じ名前だったのかも。私はこないだ読んだ「銀英伝」でいっぱい出て来るドイツ名にシビれっ放しでした。中でもメルカッツかっこいーな~と思っていたら、人物も素晴らしく凄い人で、「さすがメルカッツ」と思うこと多数。以前「プチ句会」の時に私も「名」の句を書いたのですが、その上位のひとつの形ではないかと。「名に恋す」と言うだけで、その名は四六時中潮のように押し寄せ渦巻き、心をいっぱいに満たすのだと思わせてくれる「春潮」ですshine

春潮へ支綱断ち切る銀の斧      樫の木
chick「支綱(しこう)切断とは進水式で新造船をドッグに最後までつなげている支綱を切断する儀式。」とのこと。Web辞書で見ると確かに「日本では支綱切断に銀の斧を用いる。」と記述されています。「春潮」に対しての「銀」のきらめき「斧」の力強さが見事。出航する船に映る波のきらめき、見送る人々の表情までもが、何とも美しく立ち上がってきます。

マロウ茶の夜明けの色や春の潮   明女
chickマロウ茶」を調べてびっくり!!何て綺麗な色!!そして割とよく見る花!私も似たような花を育てたことがあったわ!(と思ったら、蚊除け草のゼラニウムだった)喉にもいいんですって?ウチでも育ててみようかしら・・・!「中七や」のゆったりした調べに「春の潮」の優しい響きが良く似合って、ゆっくりと心が洗われていくような幸福な時間を感じました。
『俳句ポスト』では、「おおっ!私もそれ使ってみたい!!」と思う言葉にたくさん出逢えるのも魅力のひとつですねshine



うううっ、どの句も素敵な句ばかりで、十句選びきれませんでしたcrying
悩んでいるとキリがないので、最初に書けた六句で打ち止めにしておきますcrying
最後になりましたが、掲載の皆さん、おめでとうございます!!!

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