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2018年6月27日 (水)

◆「虹」没句供養ーーー

遅くなりましたが、「虹」の没句供養です。
今回は14句投句していますが、上位互換句の見つかった数句の紹介をさせて頂きます。

◆没句供養

この先は恋人岬二重虹
【人】虹二重二つ返事で結婚へ           Kかれん
そういうコトよね・・・

二重虹このごろ夫のよく笑ふ
【人】虹見えたのか恍惚と笑いをり         くりでん
重みが違うなあ・・・

虹つくり出す親指に惚れました
【地】虹を生むゆびつてきつとかういふ指     とおと
ホースを親指で押さえて、庭で虹を作る様子を念頭に置いていましたが、
地選句を見て「ギャーッ」でした。
そうだ「ゆび」っていうだけで良かった!!!
きっと「かういふ指」を、読者それぞれが思い描きますよね・・・
私は、ピアニストやマジシャンの美しく繊細でよくしなる指がぱっと浮かびました。
それから、頼り甲斐のありそうなゴツい指も。
そんな指で触れられたら、心にキュウンと虹が立ってしまいます。
好きになった相手なら、どんな指をしていても素敵に思えちゃうかな
組長の選評コメントが名文すぎます!

虹淡くエスプレッソはほろ苦く
【人】虹消えてマーマレードの苦みかな      かまど
ペロペロキャンディーを連想するせいか、「虹」に甘いイメージがあったので、
逆の「苦味」を取り合わせようと思いました。が、説明を並べただけでドラマ不足。
「マーマレード」から、ほろほろと続いて行く人生(生活)の切なさを感じました。

白虹や外つ国へゆく銀の船
【人】海峡の虹は塗りたて船過ぐる         クラウド坂上
【人】「本船は虹立つ街へ帰港せり」        有瀬こうこ
【人】虹の居る空が始まる船尾かな         福良ちどり
【人】定置網網揚げの船虹負ひて          木人
【人】夕虹やくぐりて帰る船一艘           瞳子
【人】虹崩る三篇の詩と舟を得る          土井デボン探花
【人】乾きゆく方舟振り返れば虹           春野いちご
【人】夕虹やイージス艦の鉛色            紅の子
【人】虹の果て帆をあげ見つむボトルシップ    紙威

「虹」と「船」の取り合わせ。いかにも絵本的なイメージに終わってしまいました。
人選句との、臨場感の違いを噛み締めております
中でも、「船」「色」と要素こそ同じながら、「イージス艦」「鉛色」と硬派な紅の子さんの句。
ここまで行きたかった~~~っ!と悶絶でした


海に落ち虹は真珠になりました
【人】真珠てふ虹の卵を海に還す          一阿蘇二鷲三ピーマン
【人】虹生まる真珠目覚むるところより       緑の手

真珠貝の殻の内側(真珠層)は虹色・・・というところから。
「真珠は虹の卵」「真珠から虹が生まれる」という素敵発想に驚愕&うっとり。
自句は、発想が逆でした


そんなこんなで、今回もたくさん勉強させて頂きました・・・うううっ。
最後になりましたが、「虹」掲載の皆さん、おめでとうございます!!!

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まつやま俳句ポスト365」カテゴリの記事

コメント

めぐるさん
お久しぶりです。
NHK夏料理、特選二席、おめでとうございます。
ぐうたらな私はテレビを観ておらず、たまたまNHK俳句のHPをみていてみつけました。
大変遅くなりましたが、お祝い申し上げます。
「男前の~~」という言い方をしますが、御句は「美人の句」ですね。大人の女性の、しゃきっとした色香を感じます。

◆大西主計さん

おはようございます!
お久しぶりです、コメント有難うございます嬉しいです!!
俳句は余計なことを書かない方が、皆さんに素敵に想像してもらえますね
美人をイメージして頂いて嬉しいです
これも一重に皆さんからの刺激&励ましのおかげ!!
これからも頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します!!!

★めぐるさん。兼題「虹」の句について俳句ポストの季語深耕では噴水や
ホースなどで撒水して人工的に作り出す虹を俳句に詠むのは季節柄、
夏の空の自然現象の「虹」の本意に反し季語と言いがたいというようなことが
述べられていますが、どう思われますが?
私は水を撒くのも夏に多いわけでそれでできる虹も立派な虹であり
現象としては同じで俳句に詠んでも良いのではと勝手に思っています。
揭句されています「虹を生む指。。。」のお句もあることですし。

 ところでめぐるさんはNHK(松山の第一放送)のラジオマドンナに
投句されていますか?
月1回でありますが毎月第一週の月曜日の午後5時頃に放送があり、
7月2日は兼題がたまたまこの「虹」です。月曜日ですので俳句チャンネルの
放送と重なりますが私は録音ラジオサーバーで録音しています。
私は試しにこの人工的に作り出した虹で2句投句してみました。
元来私の句力では神野紗希先生に取って頂ける自信はまったくありませんが。😅
受付はNHKのホームページで放送当日でも受け付けているようですので
投句されてみてはいかかがでしょうか?
めぐるさんならきっと半端無しで入選間違いなしでしょう。\(^o^)/

◆比良山さん

こんばんは!
コメント有難うございます
火曜日に、確かにありましたね。
ようは、一句の中に、夏の季節感がしっかり出ていれば、ということなのかなあと思います。
季語「打水」「水撒き」「散水車」などを描けば、その象徴的なシーンとして「虹」も当然ある訳で、
私がギャ句の元句にした
おのれ恃み水を打ちては虹つくる   鈴木六林男
もありますし、
曲るたび虹生まれ行く撒水車      田中政子
打水や虹を投出す大柄杓        正岡子規
といった句も。
「虹つくりだす親指」は、火曜掲載の句の中にはなく、「虹を生むゆび」は地選句に。
「指」にうっとりするこころが、「虹」のように美しく儚くしっとりとしたものだとすれば、
その輝きは初夏~夏のきらめきに相当するのかなあというふうに感じましたです。
地選句は、季節感を超えた「詩のことば」として大変に上質だと思います。
「季節感を描けているか」
「そこに詩はあるのか」
これらが俳句に於いて、非常に大切なのだなあと感じた兼題「虹」でした。

それと、買被りはよしてください
たまたま続けて結果が出ていますが、ほんとにたまたまなので
投句忘れも多い現状ですので、とにかく、自分の手の届く範囲でコツコツやろうと思っています。
お互い頑張りましょうね!!!


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