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2018年8月14日 (火)

◆「るるる勉強会」

比々きさんが「ハイポ掲示板」でシェアしてくださった、
「河野裕子読本」(角川学芸出版)124p~128p抜粋・要約
を、こちらでも紹介させて頂きます。
短歌の方はあまり・・・という方でも、この歌はご存知かも知れません。

手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が

私も、この一首だけは知っていました。
以下、多少刈りこんでお届けします。

●ドーナッツ
・言いたいことを
全部言わない
・ドーナッツみたいに真ん中をあけて作るのがよい。
・おちをつけない。言いさしで結構。あとは
読者にまかせる

●らしく作らない
・不特定多数にすりよらない。サービスすると品が悪くなる。愛想悪く作るべし。
・表現するときは最大限に自己を解放すべし。とにかく全開する。
・頭ではなく、
自分の身体を通した言葉で作る。

●多作・駄作のすすめ
・たくさん作ること。量が質に転化する。できばえは気にせず、ぱーっと作る。
 
作ってるうちに言葉が言葉を引っぱってくるようになる
一首必要なときは十首作る
・締切りに追われながら凡作でも駄作でも、絞り出すように作る。
・完成作を作らなくてもいい。とにかくたくさん作って読んでもらうこと。
・歌は二〇点か一二〇点を心がけること。
 八五点や九〇点の歌ばかり作っているのは、ただの優等生で面白くない。
・いい歌ばかり集めた歌集は退屈で面白くない。
・大歌人は駄作の山の中にときどきいい歌が混じっているから光っている。
 大歌人ほど駄作が多いというのはほんとう。

●言葉から
・テーマを先行させてはダメ。
歌は意味から作るのではなくて言葉から作る
・事実につきすぎると事実からずれる。
実際かどうかは別問題
・言葉のひきだしをたくさん持つ。
 表現力を身に付けて、言葉の数を増やさなければ、
 複雑な気持ちを表現することはできない。
・言葉を貯えることと、言葉をうまく使えることは別。
ありようだけを言う・・・それも三分の一ぐらい

●直感が勝負
最初に感じたものを思いきって自分の感覚で
・直したらたいていダメ。
 一番はじめに書いたのが、直感的に物事をとらえていて、はじめの方が良い。

●読むこと
自分の頭で考えられることは知れている。どんどん盗んでください

●続けること・その他
・(新入会員に)三年は座っていてくださいませ。三年間は辛抱してください。
・欠詠はしないという、場の強制力を常に意識していないとたちまちタガがゆるんでくる。
・歌を作ることが歌を作ること。からっぽだから、
なにも無いから詠う
 あるから詠うのではないのです。
・年を取ると感受性が鈍くなるか?否。言葉への瞬発力が弱くなるだけなのです。


特に響いた部分を朱書きしてみました。

今の私は、頑張ってなんとか60点70点は目指さないと・・・!という感じ。
20点か120点かなんて発想、ありませんでした
自分も、ようやく少し出せるようになってきたのかなあという程度。
まだまだ全開にはほど遠いです。
しかも、このところ欠詠続き!
『俳句ポスト』兼題「稗」、『一句一遊』兼題「風祭り」ともに投句出来ず・・・
暑さを言い訳に、ずいぶんたるんでおりました
気を引き締め直して頑張りますっ

比々きさん、ナイスタイミングで良い記事を有難うございました!!

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コメント

めぐるさん、みなさんおはようございます。

いやあ、ぼくも比々きさんの「ハイポ掲示板」でのこの言葉群はいいなあ、と思い、「ひまわり畑」でも引用させていただこうかな、と考えていたところだったのでナイスタイミングでした。

特に、
・言いたいことを全部言わない。
・ドーナッツみたいに真ん中をあけて作るのがよい。
・おちをつけない。言いさしで結構。
・テーマを先行させてはダメ。歌は意味から作るのではなくて言葉から作る。
・ありようだけを言う・・・それも三分の一ぐらい。
・なにも無いから詠う。あるから詠うのではないのです。

このあたり自戒したいところです。
余白を残すこと、観念・トリックから作らない。答えから問題を作るような詠み方は
いけませんよね。いいたいことは句にならない・・。
いいたい感じと、いいたい事には大きな質的違いがあるような気がしていますが、
いいたい感じも、いいたい事、なのかなあ・・。


量が質に転化する、というのも大事ですよね。
兼題もそうで、1か月に3つぐらいの兼題だけ作っていては観念的になりがち。
兼題とは関係なく、日々五感で感じたこと、ひっかかった言葉でばあーと作ることも大事。
道は遠そうです・・。

ではおやすみなさい。

◆すりいぴいさん

おはようございます!
自分からはなかなか発信出来ないので、いつもこういった指針となる言葉を紹介してくださる
ひびきさんに感謝感謝です。
「直したらたいていダメ」というのも響くなあ・・・なんか薄れるんですよね、ナマの感じが。
『NHK俳句』テキストの中でも、「下手なくらいがいい」とありましたし、
上手に体裁を整えた句よりも、作者の感動がまっすぐ伝わるということがあると思います。
「一首必要なときは十首作る。」これも、しっかり実践したいこと。
3句提出する時は、3句よりももっともっとたくさん作って、その中から選ぶ。
たくさん作るから、その中でいいものが見えてくる・分かってくる。
量が質に転化する、という言葉はクラウド坂上さんも仰っていましたね。
私も、それから多作に挑戦するようになりました。
成果が出ているのかどうか、まだ微妙なところかなーと思います。
がんばらなくっちゃです!
次は「無月」~~~!!!

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