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2018年10月

2018年10月31日 (水)

厚く御礼申し上げます

「入賞のお知らせ」にたくさんの書き込み有難うございます!!
昨日はあまりの驚きに、最初の3行くらいしか目に入っていなかったのですが、
今日になって落ち着いてゆっくり読み返していたら、
入賞者リストの中に、若狭昭宏さん、一阿蘇さんのお名前もありました!
若狭昭宏さん、一阿蘇さん、おめでとうございます!!
応募当時の記事から、お二人の応募作品の一部を再掲いたします。


エントリーNo.28、同時期に「新100年の旗手」を連載された若狭昭宏さん。

春潮の寄せてプラハの手風琴
煮崩るる時の楽しき南瓜かな
レノンの忌ならば氷柱のすきとほる
風邪気味の父似のアシカどうもどうも
連弾の雪の積もつてゆくやうに

エントリーNo.35、早くも各所で旋風を巻き起こしている一阿蘇さんですね!

蝶狂ふ丘で百年待つてます
熊蜂の野花ぐわんとしなりたり
入れ墨を褒め合ふ女囚シャワー待つ
闘牛の腹打つふぐり大暑来る
触覚が邪魔で冬帽かぶれない



一部しか残していないことを後悔しております。
全部ダウンロードしておくべきだったcrying
自分には書けない句の数々に圧倒されるとともに、
お二人の今後のご活躍、心から楽しみにしています。

そして!
三島ちとせさんも『象さん句会』でご一緒した方でした。
ちょうど応募にヒイヒイ言っていた7月末から8月にかけてのシーズンの時。
第3週の特選に採ったのが三島さんの句だったのに・・・すぐに思い出せずすみませんcrying
改めて、凄い方たちとご一緒出来ていた我が身の幸運を噛み締め、
皆さんに揉んで頂いたことで今回の結果に繋がったのだと感謝の念を深くしております。


来年は、皆さんもバシバシ応募して、「百年俳句賞」を大いに盛り上げましょう!!!
私もまた50句並べられるように頑張ります!!
たくさんのコメント、本当に有難うございました!shinehappy02shine
(個別のお返事はゆっくりさせて頂きます、しばしお待ちを~~~~coldsweats01

◆「百年俳句賞」入賞のお知らせ

・・・なんとっ!晴天の霹靂!!
ダメモトでギリッギリに送った「百年俳句賞」への50句に、入選の連絡が届きました。

タイトル「はちみついろ」

何だつて書ける白さよ初暦     
耳たぶも眉もをさめて冬帽子  
寒の月あなたに叱られたいのです 
冬蜂の腹を見てゐるサンルーム 
湯豆腐にワルツのリズムありにけり
春兆すポンポン船に好々爺 
飴色にひかる曳き綱春浅し
薄紅梅たわやかに喜寿迎へをり  
独り身を貫く兄よ紫木蓮
月おぼろ会員制の鉄扉
 
蜂球を朝から二つ見たるとは 
早蕨や寝釈迦のやうな山にゐて 
蘖や川沿に村うつくしく
みゆるみゆると目玉動きて蝿生る 
仔豚一頭二頭三頭きんぽうげ   
騒ぐ子は菜の花畑に捨てますよ 
青銅の薄き乳房や花の雨  
善きことのぽつぽつありて豆ご飯
嵩張らぬひとと暮らせば柚子の花 
名画座に「昼顔」観てゐたる薄暑

ころろんと黒電話鳴る薔薇の家  
アイスティーからんかららん恋かしらん 
黒髪をするりと束ね夏料理 
時鳥啼いて地球をあをくせよ   
アマリリス午後は眠たきばかりなり
クランクが錆びたらおいで雲の峰 
向日葵や海は孔雀の羽根のいろ 
海亀の砂浜ほどに乾きけり 
廃船に寄る影のあり夏の霜  
間合ひある女同士や秋日傘 

帰らずの橋よ今宵の星祭 
鵙の贄乾く三十八度線 
真鍮の太きカラビナ涼新た
金秋や髭の男の手風琴 
馬の眸に睫毛の影や菊日和 
傷秋のミルククラウン見る遊び
さみしさはやさしさの姉あきざくら 
雑草もすこし育てて秋の庭 
秋雲や背骨の透けてゆくやうな 
ゑのころの蜂蜜色となりゆけり 

烏瓜あれは迷ひ家だつたのか 
初猟のガンロッカーの鍵固し
毛布積み四輪駆動車発進す
枯野なか螺鈿の櫛を失くしけり
冬銀河曙杉は尖りゆき    
野衾の飛び立つ気配炭砕く 
もう何も映さぬほどに冬の水 
数へ日や無問題(モウマンタイ)と言ふ男   
船つひに壜に入らず晦日蕎麦  
寒柝の星生む仕事かも知れず  




表彰式は12月1日(土)とのこと。
こんなことはもう二度とないと思いますので、頑張って松山まで行きたいと思っています。
まさかまさかのお知らせに震えておりますが、
これもすべて、多大なる刺激と学びを与えてくださった皆さんのおかげです。
深く深く、感謝いたしますshine
これからも私なりに一歩一歩進んでいきたいと思いますので、
どうかお見守りくださいますようお願いいたします!!!

2018年10月30日 (火)

◆10月31日締切の兼題:「重ね着」

◆季語解説
・『俳句ポスト』より
冬の寒い時、何枚も衣服を重ねて着ること。厚着。
重ね着した衣服を脱いだ時の身軽さは爽快である。
・『日本の歳時記(小学館)』より
寒さを防ぐために、幾枚もの下着や衣服を重ねて着ること。
近年、薄手の繊維素材も増え、重ね着もかつてほどぶざまではなくなった。
傍題:厚着

◆例句(『575筆まか勢』、『増殖する俳句歳時記』より抜粋)

けふの日の重ね着縞をさやけくす    栗生純夫
土地びとにはづかしきほど重ね着て  中戸川朝人
重ね着て手もとの狂ふ粉薬               阿部美恵子
重ね着て醜老の胆斗のごとし            川端茅舎
重ね着の中に女のはだかあり           日野草城

川端茅舎もさすがなら、日野草城もさすがlovely
「世の中、誰が何をどう見て何を感じているのか。油断もスキもあったものではない」との、
『増殖する俳句歳時記』での清水哲夫もさすが。
例句は案外少なかったけれど、指針になりそうなこの五句をしっかり感じて、
自分なりの「重ね着」に挑戦したいです。

・・・ところで、「~したい」ってよく使うようになったけれど、「しろよ」って感じですよねcoldsweats01

◆アプローチ
「重ね着」と似た季語「着ぶくれ」があります。
傍題の「厚着」や別季語の「着ぶくれ」ではない、「重ね着」の句を・・・となると、
その違いを「おしゃれ」に求めるテもありそう。
実際、例句の中に「おしゃれ」がキーワードの句も散見されます。
日本人には、平安の昔から十二単のような重ね着の文化がありました。
さまざまな色の重なりによって生じる「かさねの色目」の美しさにはうっとりshine
現在でも、「重ね着風」として、襟や袖口に別の色の仕込み(?)が入った服があるように、
一枚しか着なくてもいい時にまで、配色の妙を楽しんでいます。
「防寒」の手段ではあるけれど、同時に自分のセンスをアピールする絶好の見せ場でもあった。
そんな女性にとって、冬のデートはことさら楽しみだったのではないでしょうか。
・・・うむむ、私はめちゃくちゃ寒がりなので厚着はよくしていたけれど、
そういう意味で「重ね着」はしたことなかったんだなあと気が付いた51歳ですshock
現時点で、まだ一句も出来ていませんが頑張りますsweat01sweat01sweat01

◆「濁り酒」聞き書きでーーすっ

今治五七五『俳句チャンネル』ーーー!
めぐるのへちょい聞き書き始まるよ~~~っ!
今週のパーソナリティさんは、Gさん、賀茂鶴さん、まりんさんのお三方です。

===再放送は水曜22時から!コチラで楽しいお喋りをお楽しみください!===

◆濁り酒白川郷の堅豆腐     富山の露玉
notes岐阜県の白川郷ですね。囲炉裏のとこで濁り酒ちびりちびりと。俳号の読み方が分からないので、読み仮名をよろしくお願いしま~~すcoldsweats01    

◆濁り酒写真の夫(つま)と乾杯す  子犬    
notesご主人は濁り酒が好みだったのかしら。濁り酒もらったか買ったか、まずは写真の夫と乾杯と。やさしいね、子犬さん。

◆濁り酒先祖の墓は丘の上   かつたろー。
notesいいですね。丘の上のお墓にお酒を持っていって。風景を透かしながら濁り酒を飲むと。かっこいいね。       

◆濁り酒通ふる彼が好きだつた  砂山恵子
notes「通ふる」と書いてあるけど、多分「通ぶる」だろうね。あの頃は、背伸びして能書き言いたがるアイツが好きだったのよね。今のお父さんには悪いけど、って。

◆濁り酒注ぐ手先まで酔っており  甘平
notesちょっとガタガタするので、「まで」と言わずとも、「注(そそぐ)ぐ手先の」でいいんじゃないかな。手先のしなやかさまで見えて来る。ご一考ください。    

◆濁り酒句会ライヴの夜の吐息  佐東亜阿介
notes「句会ライブ」だけじゃなしに、「ライヴの夜の吐息かな」とした方が広がりがあるかな。「句会ライブ」で「吐息」というと、「ため息」みたいな残念なイメージも・・・。     

◆濁り酒楽しみ方は無限大  まさにいさん
notesそれだと、どのお酒でも・・・。濁り酒に限ってのことをひとつふたつ言って欲しいかな。そのあたりご一考ください。       

◆裏背戸に荒海迫る濁り酒                みなと
notes「裏背戸」って、「裏口」のことなのね。崖っぷちというか、裏がすぐ海のところ。荒れた海の音がゴンゴン迫ってくる。

◆どぶろくや革命語るバリケード 比良山
notesそういう時代の匂い、ちょっと嗅いだことがある。安い酒をあおりながら天下国家を語り合っているような。久しぶりに「バリケード」聞いた。お上手ですね。景が浮かぶし。「人」じゃなくて「バリケード」がいい。     

◆泣いているような電球にごり酒  花南天
notes 消えそうでチカチカしてるのかな。電球自体が涙の形してるし。         

◆婿と夜な夜な酌み交わす濁り酒  青海也緒
notesちゃんと十七音になっているんだけど、調べがギクシャクしているので、上五「濁り酒」から始めると落ち着いていいんじゃないかな。ご一考ください。    

◆介護する心は幾つ濁り酒   ゆすらご
notes心を込めて介護することもあれば、時には苛立つことも・・・揺れ動く心かな。       

◆どぶろくの洒落た小瓶の通気孔   あいむ李景
notes発酵するから、空気抜きのために穴開けてるのよね。よく見てるね。 マッコリなんかでも穴開いてるのあるね。  

◆玉杓子にて奉る濁り酒   霞山旅
notesお酒ってもともと神事に関わるものだったから。神さまに供える、ご先祖さまに供える、それから皆で飲む・・・その恭しい感じを出してますね。       

◆飲み助の口髭白し濁り酒  立志 
notes口ひげに濁り酒の白いのがついたんだろうか。そういうことにしとこ。      

◆ドクドクとどぶろくをつぐコップ酒  己心
notesお上手ですね。音の濁り方がどぶろくっぽいですね。注いでいるさまも見えます。 

◆古漬は婆の形見や濁り酒   小川めぐる
notes婆が亡くなってしばらくたって、「こんなところに残っとったわ」って。この味、濁り酒に合うんよなあ・・・と。      

◆化石からは読めぬこころや濁酒   のんしゃらん
notesちょっと分からないんです・・・化石からは色も分からないっていうしね。もう少しヒントくださいcoldsweats01   

◆税務署の裏手の店や濁り酒  ぐずみ
notes作る時は酒税法の関係でお上に届け出ないといけないんだけど・・・ちょっと隠れて密かに飲む感じ。ヒヤヒヤしてなお一層美味しい、みたいな。

◆夜を走り山賊てふ店濁り酒  彩楓
notes「夜を走り」って、そんなに飲みたかったんですかね?これも面白い句ですね。       

◆濁り酒父の画集の黄ばみかな  桂奈
notes誰かの画集かと思ったけど、お父さんご本人の画集かも。ヌードの絵もあって、「昔は恥ずかしかったけど今見るといいわ」なんて。 

さて今週の【天】の句は・・・
Gはあいむ李景さん、賀茂鶴さん・まりんさんが桂奈さん推しで決定しました!!

【天】濁り酒父の画集の黄ばみかな  桂奈

おめでとうーーーー桂奈さん!!!
「黄ばみ」が妙に新鮮。逆に新鮮な感じがしたと、のことです。
比良山さんの「バリケード」も惜しいところまで行ってました!!
まりんさんは砂山恵子さんの句にも胸キュンしたそうで、かなりの接戦だった模様です。
いやあーーー本当に粒ぞろいで聴きごたえありましたshine
ますます充実の『俳句チャンネル』、来週も楽しみです!!!


===再放送は水曜22時から!コチラで楽しいお喋りをお楽しみください!===    

flair番組フェイスブックよりお知らせflair
今募集中の兼題は11月11日(日)〆切りで「鴨」と「えのき茸」です。
メールアドレスは  radio@baribari789.com、FAX番号は0898-33-0789
本名と住所もお書き添えください。

◆10月句会の結果出ました

今月は、3句中2句に票を頂けました、有難うございますshine

秋麗や素描の線のやはらかく (1票)
水彩の影は七色秋うらら    (1票)

神戸、世良美術館を見て来た時の句です。
小磯良平のデッサン、素晴らしかった!そして世良臣絵の優しい絵画、素敵でしたlovely
また訪れて、もっともっとじっくり観たいなあshine



◆選句編

気になった句をいくつか紹介させて頂きます。

粗野なれど野暮にはあらず敬老日  やち坊主(1票)
chick「粗にして野だが卑ではない―石田禮助の生涯/城山三郎」を思い出します。眉の奥に強い光を放つ目があり、その目が不意にいたずらっぽく動いて「野暮は言わんよ」と私の視界から去っていった気がしました。

納沙布へつづく小径や草もみぢ    やち坊主(1票)
chick「納沙布」「小道」と少しうら寂しい感じの言葉が続いて下五「草もみぢ」で景が一変。北海道の端へ端へと歩んでいるところ。季節は秋から冬へ、人生も晩節へ向かっていくけれど、いま歩いているこの小径はこんなにも美しい。これも採りたかった!


果樹園の月よりラジオ流れをり    ぎんう(2票)
chickよく分からない言語、聴いたことのない歌、何だろうこの番組?もしかして月の番組かな?夜の果樹園にはそんな不思議な時間が流れていて、果実を甘く実らせるのかも知れません。澄み切った秋の夜気の中で、月が煌々と輝いています。

「いいなあ好きだなあ」と思うと、やち坊主さんの句なことが多い私。
採らせて頂いた「南瓜」、8票GETは今月の最多得点ですね、おめでとうございます!!
「果樹園」は桃にゃんが選んでいましたね!ちょっと宮沢賢治の世界のようで素敵shine
来月は皆さんからの票も頂けるようにガンバリます!!
来月もよろしくお願いいたしますupupup

2018年10月27日 (土)

色鳥や晴れ晴れとして樹木葬

『俳句ポスト』兼題「色鳥」の結果です。
今回は10句投句中【人】×2句頂けました、感謝です!!

色鳥や晴れ晴れとして樹木葬
色鳥の来て真珠婚式の朝


今回の兼題では、「小鳥」ではない「色鳥」の句にしなくては、と感じ、
「小鳥」はケ(日常)、「色鳥」はハレ(特別な日)、というふうに解釈し、
人生におけるなんらかのイベントと合わせようと思ったのですが、
【天】の句を見て吃驚!!

【天】色鳥来しずかなしずかな家族葬    あいだほ

「季語/リフレイン/お葬式」という構成は同じながら、
コントラストを利かせた【天】句との味わいの差に愕然shock
あいだほさん、俺を、俺を殴ってくれ!!!
そして、心の底から「おめでとうございます!!!」shineshineshine

衝撃のあまり、まだ眠れません。
地選の皆さんもおめでとうございます!!
貫禄の一阿蘇さん、そしてつかっさんもすっかり金曜日常連ですねshine
そして幸江しゃん蟻馬次郎さんもおめでとう~~~~!!!
ひと眠りしたら、改めて皆さんの句を噛み締めようと思います。

最後になりましたが、「色鳥」掲載の皆さん、おめでとうございます!!!

◆11月号届きました

週明けの月曜日ごろかな?と思っていた「100年俳句計画」、届いていましたshine
やはり投句していると本を開く楽しみが違いますねcoldsweats01

◆雑詠(後選者:阪西敦子)

【並】骨上げの息の揃ふや秋澄めり

◆自由律(選者・きむらけんじ)

【並】汗をかいても太る

◆短歌(選者・渡部光一郎)

【特】透明な棘をびつしり葉に茎に胡瓜の花の咲いてをるなり

高架下に咲いていたのshine
「わ~」と思いながら写真を撮っていたら、自然と三十一文字に。
「胡瓜の花」が初夏の季語だったので、そのまま短歌で投稿しました。

Photo_4Photo_5Photo_6

まさか特選を頂けるとは・・・感謝です!!



◆疑似俳句対局

子が我をしたがへてゆく野分かな

◆詰め俳句

切り口の縞茫漠と(    )かな
しんしんと(    )を通ふ海の水

「切り口の縞」「海の水」から、海の生き物・食べ物だということは感じましたが、
何しろ食べないし分からないのでパス。
正解は「海鼠」coldsweats02impactうううっ、目を背けていてゴメンナサイ・・・sweat02
次の問題はせめて投稿するよう頑張ります!


最後になりましたが、掲載の皆さんおめでとうございます!!
特にこうこさんshine「まる裏」キャッチコピー最優秀おめでとぉ~~~!!!upupup

2018年10月25日 (木)

◆「第10回るるる句会」のお知らせです

毎月第一水曜日は「るるる句会」!
ということで、今回は『俳句ポスト』兼題「胡桃」の発表週に始まります。
定員は20名、参加希望者はこの記事のコメント欄に書き込みください。
現在、前回の参加者さんをそのまま登録しておりますので、
「今回はスミマセン」という方も書き込みください。
お待ちしております~~~!!!

◆「るるる句会」について
俳句をやるからには、少しでも上達したいと願っている方が多いと思います。
けれども、出来の悪い句はただ【没】になっていくだけ、
なかなか自分の句についてあれこれと言ってもらえる機会がない!
自分の句に悪いところがあったらバンバン指摘して欲しい!
いいところがあったら、どのへんが良かったのか言って欲しい!
それらのアドバイスを手掛かりに、より良い表現を目指したい!!
当句会は、そんな私自身の切なる願いからスタートしています。
志を同じくする方に集まって頂き、忌憚のない意見の交換が出来ればと思っています。
どうぞよろしくお願い致します!!!(小川めぐる)


◆スケジュール
・参加受付締切leftright11月7日(水)23:00flair飛び入り参加不可となります、ご注意下さい
・投句受付締切leftright11月10日(土)23:00flair参加受付時点から投句開始できます
・選句受付期間leftright11月10日(土)23:00~11月14日(水)23:00
・結果発表leftright11月14日(水)23:00~

◆定員:20名(定員に達しましたので締め切りました) 
 司啓、山香ばし、桃猫、くりでん、比良山、小川めぐる、かつたろー。立志、也緒、
 あいだほ、クラウド坂上、凡鑽、さとみ、つぎがい、ヨミビトシラズ、すりいぴい、
  一阿蘇、蟻馬次朗、24516、はまのはの
 
 ログイン後、俳号をクリックすると「マイページ」へ進めます。
 新しいシステムを是非ご確認ください!

◆投句数:最大3句まで
投句にはツールを利用します。
 今回から、ツールアドレスはコチラに変わっております!
 初参加者の方にはパスワードをお渡ししますので、
 下記アドレスまでメール下さい。

 55ruttiori@gmail.com
 また、交流自体が初めてという方は、
 ①俳句歴
 ②主な投句先
 ③当ブログ(当句会)を知ったきっかけ
 などといった簡単な自己紹介をコメント欄に書き込んで頂ければ有り難いです。

◆テーマ「比喩」(冬の季語でお願いいたします)
 「ごとき/ごとく」「やう」「めく」「○○は××」といった比喩表現に挑戦です。
 同じ音数でも「ごとく」と「やうに」の違いを感じるのも勉強かも・・・!
 <直喩>
 鶴凍てて花のごときを糞(ま)りにけり 波多野爽波
 王冠のごとくに首都の冬灯       阿波野青畝
 一枚の餅のごとくに雪残る       川端茅舎
 吹き消したやうに日暮るる花野かな 小林一茶
 黒船のやうに居座る残暑かな     橋本喜夫
 馬あまた湖に洗ひて戦めく       殿村菟絲子
 雪の夜の物語めく寺院かな      池内友次郎
 <暗喩
 新宿ははるかなる墓碑鳥渡る     福永耕二
 金剛の露ひとつぶや石の上      川端茅舎 
 紅梅や研がれて刃物火の匂ひ    殿村菟絲子

比喩は、万人に共通の認識があることが大事!
「ホンマや~!」「言われてみれば!」「うまいこと言うなあ」と納得してもらえないと、
独りよがりで意味の伝わらない句になってしまいます。
比喩の句を集めている時に飛び込んできた、句友の方の句も少し紹介します。
(了解を得ております)
あと、「そういえばコレ暗喩だった」と思い出した自句もついでにcoldsweats01

 梨もぐや天のランプをもぐように    じゃすみん flairラジオまどんな特選句
 一面の眩暈のごとき秋桜        洒落神戸  flair俳句さく咲く!入選句
 向日葵や海は孔雀の羽根のいろ   小川めぐる flairよるマチ!特選句


ではでは、皆さんの素敵な比喩の句をお待ちしております!!
よろしくお願いいたします!!!

2018年10月24日 (水)

◆「十月」の聞き書きです

今治五七五『俳句チャンネル』ーーー!shine
めぐるのへちょい聞き書き始まるよ~~~っ!
タイムリーな沢田研二の曲「危険なふたり」で始まりましたねえ、いやホント佳いお声。
You tubeで昔の映像観ると、「こんなカッコ良かったんやーeyeshine」と驚きます・・・。
本日のパーソナリティさんはお馴染みのGさん、賀茂鶴さん、まりんさんのお三方です。

・・・再放送は水曜22時よりコチラから!詳しいコメント、軽妙なお喋りをお楽しみください・・・

・◆をちこちに引っ掛かるもの十月の庭   あいむ李景
notes多分、台風の後かなあ。庭の木なんかに見覚えのないものがあると。「をちこち」というと、もっと広~い感じがするけど、李景さんちの庭は広いんだよ! 

◆十月の入江の色の移ろへり  富山の露玉      
notesこの間までの夏の色と変わってきたと。私は好きな句です。最も秋らしい時期なので、「十月」でなければという句がいいですね。秋の深まった入り江の色ですねshine

◆10月の風白髪頭を撫でてゆき   子犬
notes非常に気持ちのいい風だと。 年を取った人にも十月の風は優しいんだと。   

◆十月を着てランウェイのボブカット 蜂喰擬
notesモデルさんが歩くあの。「十月を着て」だから秋の装いになって。ボブカットがさらさらさら揺れて。華やかでもあり軽~い爽やかな感じがする。「十月を着」るという表現がいいね。    

◆十月や鯉の影にも餌を投げて  霞山旅
notes「餌(え)を投げて」かな。これは助詞「を」を省いた方が。「餌(えさ)投げて」でいいかな。景もよく浮かぶし。     

◆十月の農夫うたた寝する木陰  小川めぐる
notesあ~秋らしいですね。収穫の後でしょうね。忙しく働いていた農夫が、十月の爽やかな空気の中でうたた寝をしていると。周りの色も感じられるような句だと思います。      

◆十月や野菜売り場の地味になり かつたろー。
notes確かに秋になったらいろんな野菜出ますけど、確かに夏野菜が終わって地味にはなりますね。言ってることはよく分かる。      

◆十月を編む子規庵や音の闇  佐東亜阿介
notes「音の闇」というと黒岩重吾の小説にもありますし、ドラマ「オレンジデイズ」なども片耳聴こえない主人公。「十月を編む」という言葉の使い方もいいし、「音の闇」新鮮な感じがするし、ちょっとカッコいいなと思いました。       

◆十月やゆるりゆるりと去勢猫  みなと
notes痛そう・・・。痛いんだねsweat01      

◆十月やひやかすだけの古物店   砂山恵子
notes季節が変わると前の季節の商品が安くなってたりしてね。古物店でどういうものが売られているのか分かりませんけど、ときめきを思い出しますね。     

◆十月の大人めきたる女学生   比良山
notesわあG好み(笑)。彼氏出来たんかな?応援してるよ!      

◆十月の影に寂しさかくれんぼ    甘平
notes心象的かな?イメージの似た言葉が並んで、「十月」が飲み込んでくれて違和感はないかな。    

◆十月の風流れ出すカーラジオ  青海也緒
notes曲が変わるんでしょうね。夏とは違う。なるほどね、分かりました!      

◆子らのマーチ十月の雲並んでる            花南天
notes可愛いですね!「十月の雲」で「鰯雲」や「羊雲」を思わせるところがまたお上手ですね。決してキチっとは並んでない、雲らしい。

◆フェラガモの「見えない靴」よ十月は   
notes「見えない靴」が鍵カッコでくくってあるんですよね。履いてないけど、履いてるつもりなのかな?ここが分かりませんでした。  

◆十月のカフェを賢治とすごしをり  立志
notes宮沢賢治ですね。「読書してました」とかじゃなくて「すごし」がいいですね。「賢治」というだけで「秋」のイメージありますね。読書の秋にもひっかけてるよね。    

◆十月の星賑やかな山の村       ゆすらご
notes「十月」でなければならないか?というところ。    

◆鉢わつて始まる十月のドラマ   のんしゃらん
notes新番組始まりますからね。第一回目でそういうシーンで始まるドラマがあったんでしょうね。     

◆十月のカットグラスの透きとほる   彩楓
notes何故「十月」でなければならないか?もうひとつ欲しいかな。   

◆十月の旅や自撮りのフォトブック  桂奈
notesフォトブックを後で見ているとなると、「十月」の鮮度が・・・。時間経過があやふやなのがもったいないですね。

今週の【天】は、Gさんから露玉さんの1句に一票、立志さんに2票入り、スムーズに決定!!

【天】十月のカフェを賢治とすごしをり  立志

立志さん、2週連続の【天】おめでとうございます!!
宮沢賢治、ほんとに秋になったら読みたくなりますよねえconfident
お手本にしたいお見事な「をり」の句、勉強になりました、ありがとうございます!!!


・・・再放送は水曜22時よりコチラから!詳しいコメント、軽妙なお喋りをお楽しみください・・・   

flair番組フェイスブックよりflair

今募集中の兼題は10月28日(日)〆切りで「種採り」と「冬北斗」です。
メールアドレスは  radio@baribari789.com、FAX番号は0898-33-0789 
本名と住所もお書き添えください。

2018年10月22日 (月)

◆システムリニューアルのお知らせ

「第10回」を迎えるこのタイミングで、野良古システムがさらにパワーアップ!
その名も「夏雲システム」、ご確認ください!!!

<新システムについてのご案内>

(1) 参加者がシステムにメールアドレスを登録すると、
  句会が進んだときにお知らせメールを受け取ることができる
(2) 選評登録画面がリニューアルして、
  選評フォームを使わなくても直接選評を登録できる
  (選評フォームを引き続き使うことも可能)
(3) 句会全体への総評も登録できる
  (メールアドレスを登録するかどうかは各参加者の自由です。
  また、総評機能はオフにもできます。)

また、以前のシステムにあった
(1) 句会終了後も作者コメントを投稿・編集できる
という機能は削除しています。



「るるる句会」を支えてくださる「夏雲システム」。アツい感謝を伝える方法はコチラ
そして「第10回」の告知は週明けに行ないます、
皆さんのご参加心よりお待ちしておりまする!!!

◆10月句会の結果です

『伊吹嶺』、10月句会の結果と講評が既に出ていましたshine
四人の選者のうち、お一人からの並選を頂けて嬉しいです!!
じゃすみんさんと一緒に採って頂けて嬉しさ2倍upup
また、武藤光晴選には彩楓さん、みなとさん、夏柿さんのお名前もheart04
皆さん、おめでとうございます!!


野路菊を活けて一日の終はりけり  【並】渡辺慢房選

野路菊を活けた一瞬を詠まれていますが、
そこから作者が過ごした一日が見えて来ます。
作者はこの日、ちょっと遠出をして屋外の散策を楽しみ、
野路菊が生えているのを見かけ、その何本かを切って来たのでしょう。
家に帰ってそれを活けて、一日を振り返っている安堵感が伝わります。(渡辺慢房)

chick「るるる句会」の、「をり・なり・たり」回の14点句を推敲したものです。
いろいろしていたら、この下五が一番スッキリ伝わるのではと・・・。
結果、「たり」の句ではなくなってしまいましたが、
皆さんのご意見によって採って頂ける句に成長したと思います、有難うございます!

無花果を好むをみなごおそれけり  無得点

「をみなご」は「女子」のことと思います。
無花果を好きな女性が何かを恐れている
のか、あるいは女性を誰かが恐れているのか?? 
句の意味が捉えられませんでした。(渡辺慢房)

chickうっ、しまった!大事な助詞を省略してしまったようですshock
平仮名続きで読みにくさもあるので、素直に「女を」で良かったかなと。
それ以前に、イメージだけで書いていて、具体的な描写を怠ったことを猛省します。
『俳句ポスト』兼題「無花果」に投句した句の姉妹句なんですが、
【没】と「無得点」でした。もっと煮詰めなくてはなりませんでしたねsweat02

来月はもっとビシっとした句を出したいです。 2句とも入選を目指して頑張ります!!!

2018年10月18日 (木)

ころろんと黒電話鳴る薔薇の家

出勤前にポストを覗くと、オレンジ色の封筒が。
多分昨日のうちに届いていたのでしょう、季刊「俳句新聞いつき組」が入っていました!
本当だったら、玄関の中に置いて出勤するべきなのですが・・・
我慢出来ずに持って行っちゃいました!coldsweats01
気になる「薔薇の座」決定戦の結果は・・・

ころろんと黒電話鳴る薔薇の家 (46点)

まぢですか!!
なんとなんと、信じられないほどの望外の結果です。
いまだかつて、一句にこんな点数、もらったことない・・・coldsweats02sweat01
選んでくださったのも、「嘘ー」と言いたいほどの憧れの方たちがいて・・・
「黒電話」の句は幸せです、本当に有難うございます!!!
選評もひとつひとつ嬉しくて、何度も読み返してはニヤニヤcoldsweats01
「薔薇の座」の写真部分にも句を記載して頂いていて、
薔薇のアーチの先に、この「薔薇の家」がありそうに感じました。ああ、なんて幸せ!
もう二度とないであろうこの僥倖を噛み締めながら、
『俳句ポスト』兼題「炬燵」の投句に当たりました。
多分腑抜けてしまってダメかも知れないなと、予防線を張っておきますcoldsweats01

で、この時は「薔薇の座」の選句に集中しすぎて、
「雑詠」も「色の歳時記」に投句しそこねているので、
次は選句も投句も頑張りますupupup

最後になりましたが、掲載の皆さん、おめでとうございます!!! 冬の号も楽しみです!!!

秋澄むや夫へと送るテレパシイ

遅くなりましたが、「第3回TFP句会(テーマ:家族)」の結果です!
立志さん、熱量たっぷりのラジオ&記事取りまとめ、有難うございました!!


自句:秋澄むや夫に送るテレパシイ  (4点)

特選くださったアンさん、並選くださった彼方ひらくさん、温湿布さん、有難うございました!
選句しながら「しまった!テーマは『家族』だったのに、『夫婦』の句になってた!」と気づき、
無得点も覚悟していたところだったので、心底ホっとしました・・・ありがとう~crying

<選句>*作者敬称略
ラジオへは特選句への短いコメントしか送っていませんので、
ここで選句コメントを記載させて頂きます。

◎取り合つて後に寄り添ふ古毛布         霞山旅(18点)
chickまさに「家族」の句、一読で特選を決めました!
兄弟、夫婦、親子、いずれの情景でも読めますし、「古」から感じられる年月が良い。
肌に馴染んだ毛布は、もはや家族同然の存在なのかも。
「布団」ではこうはいかないし、季語が動かない作品だと感じました。
作者の力量に感服。

○ホットケーキ母の厚さで焼きあがり       温湿布(17点)
chick「作り方」に分量・手順は書いてあっても、焼く人の匙加減・好みで微妙に変わります。
作中の人物にとって「ホットケーキ」こそ「母の味」なのでしょう。
それが大好きだったから、同じ手順、同じ分量で自分も作る。
笑顔と直結している思い出、それが「ホットケーキ」。母から自分へ、自分から娘へ。
母の味とともに伝えたいのは、笑顔の記憶そのものなのかも知れません。

○帰省子のいきなりポチを丸洗い         クラウド坂の上(11点)
chick「ただいま」の挨拶もそこそこ、大喜びで駆け寄ってきたポチをワシャワシャ!
「よっしゃー久しぶりに洗ったるわ!やっぱ俺でないとアカンやろ~」
そうそう、洗うの上手なのよねこの子・・・ポチも気持ち良さそう・・・確かに負けるわ。
「またポチ洗いに帰るからな、綺麗にしといてや!」
はいはい。親の顔見たいとか会いたいとか絶対言わないのよね。
いいのよアンタが元気なら。
親に会いたくなるような悲しいことが起こらないように祈ってる。ずっと祈ってるからね。

○空澄むや「行ってらっしゃい」「行ってきます」 かつたろー。(10点)
chick以前『湯豆腐句会』に「声かけて声かけられて秋澄めり」を投句したことがあります。
この句はその上位互換句だと思いました。私の句になかった具体性があります。
声が聞こえる。明るい声だ。それだけで気持ちが澄みわたっていく。
澄んだ空に、明るさと今日一日への期待感が広がっていく。
また、「秋澄む」ではなく「空澄む」であることにハっとしました。
「秋」という冬へ向かう季節、透明感とともに幾ばくかの寂しさの潜む言葉ではなく、
どこまでも広がる「空」を配され、この句の輝きが決定的になった気がしています。

○トコトコと蒙古斑の子木の実降る         桂奈(9点)
chickこの可愛らしさに逆らえませんでした!!
「蒙古斑」で年齢はもちろん、ちょっぴり危なっかしい足取りまでありありと浮かびます。
k音は、キリっとした凛々しさや硬質な雰囲気に合う音ですが、
その周囲には柔らかいm音、優しいh音などが散りばめられていて見事な調和。
甘くなりすぎないよう抑制の利いた、行き届いた眼差しを感じる句です。
季語のチョイスも素敵ですね!

○大小の靴下そよぐ鯉のぼり            立志(6点)
chickこれはちょっと前までの私なら採らなかった句。
措辞と季語が比喩関係のように思える句は、判断に迷うのです。
(すごく合っているのか、近すぎてよろしくないのか)
これが「そよぎ」だったら、省略された「のようだ」が見えて採らなかったと思います。
「そよぐ」が両がかりになっていて、カットが綺麗に切り替わることに気づいた時、
洗濯物と鯉のぼりのはためく庭が、そこにいる家族の姿が私にも見えました。
心地良い風に吹かれて、笑い合う家族が見えて、素直に「素敵だ」と思えたのです。
大仰にドラマを詰め込まず、景だけを切り取って読者にすべてを想像させる。
こういう句を私も作りたいと思っています。


・・・句の素敵さに対して、拙すぎる感想コメントで申し訳ありませんweep
他にも素晴らしい句がたくさんあり、印に迷いに迷いました!
そんな大激戦だった「第3回」を制したのは、霞山旅さん!!
おめでとうございます~~~!!!
霞山旅さんは、ここまでの得点トータルでも1位に躍り出て、
そのハイアベレージぶりを如何なく見せてくださっています。
私も、前回の得点のおかげで上位争いの一角に引っかかっているようなので、
何とか現状維持出来るよう、踏ん張っていきたいです。

次回のテーマは「絵」。ガンバリマス!!!
立志さん、いつも素敵な句会を有難うございます!!!

2018年10月16日 (火)

◆「色鳥」の聞き書きでーす!

今治五七五『俳句チャンネル』ーーー!!!
めぐるのへちょい聞き書き始まるよーっhappy02
番組ではもっとたくさんの楽しいお喋り(舌戦?)が繰り広げられています、
再放送は水曜22時!
皆さん、是非コチラで聴いてくださいね!!

◆池の面(も)や色鳥影を残しゆき   子犬 
notes綺麗な句だね!周りを樹で囲まれたような、かなりの池だと思うよ。 飛び去った後も頭の中に映像(影)が残ってる。類想あるかも分からんけど、凄い句だよ。   

◆三行の読書日記や色鳥来 彩楓
notes「読書日記」が利いてますよね。普段の日記がわりになっているのかな。綺麗な取り合わせshine

◆色鳥の仕草や京の女坂   佐東亜阿介
notes「女坂」は好きなんだけどね。神社や仏閣にお詣りする時の参道にある坂だと思うんだけど・・・「京の女坂」が漠然としていて。「雨の」とか、情報が欲しいね。         

◆色鳥や未だ馴染まぬ帰国子女  凡鑽
notes「色鳥」も渡ってくる鳥だから・・・もともといた鳥の中で気を使いながら?「馴染めぬ」じゃなくて「馴染まぬ」なんだね。うん「まぬ」がいいかな。       

◆色鳥や自由に紡ぐさをり織  かつたろー。
notes綺麗な織物のようだけど、「紡ぐ」ではないかな。ここちょっと考えてみてください。       

◆色鳥や森に絵の具を二三滴  甘平
notesもしかして森の画を描いていて、「色鳥」が見えたから色をちょっと加えてみたとか?        

◆シャンパンの泡きらきらと色鳥来  桂奈   
notesこれも綺麗だね。爽やかな感じ。チャバチャバした感じが「色鳥」と合う。  

◆色鳥や八ミリ映写機の笑顔                  花南天
notes機械の音がリズミカルに響くんで、これを「映写機の笑顔」と表現しとると(解釈しました)。

◆色鳥や今日も味噌汁こしらえて  はるかん
notes繋がりが分からなかったんだけど、今日も趣向を凝らして・・・色の綺麗な具材を使って・・・とかかな?      

◆色鳥やしこりを溶かす空青し        ゆすらご
notes大きい景を詠んでいるんじゃないかな?それなら最後に「色鳥来」にするといいかも。これだと空の方に重きがいくのでもったいないな、語順考えてみてください。    

◆色鳥や干されゆらめきたるシーツ 青海也緒
notesいいお天気なんでしょうね。気持ちいいと思います、風も吹いて。白いシーツに色鳥が影を落として。

◆色鳥や隣の庭に長居して 比良山
notesこれは・・・「色鳥」が長居してたのかな。自分も見てたんだ。自分も案外隣の庭に居たのかもよ?楽しい句ですね。

◆色鳥や景を補色にしてをりぬ   司啓
notesカメラマンの句かな?と思いました。 そういう写真見たことある気がする。  

◆色鳥や古き校舎に子等の声 砂山恵子
notes取り合わせは素敵だと思うんだけど・・・「子等の声」がありふれてるかな?もっと違うものを持ってくるか、さま(具体的な様子)を描くほうが。

◆色鳥とパンを分け合ふ鰥夫(やもめ)かな   のんしゃらん
notes寂しいなcoldsweats01パン分け合うのが鳥しかいない?

◆色鳥や人に背広といふ安堵  霞山旅
notesこれも面白い句ですよね!背広を脱いだらなんか不安なのかな。背広を着ることでその人の価値が出て来るのかも。色の対照もいいよね。        

◆色鳥や机に隠す金平糖 ぐずみ
notesカラフルだね!なんで「隠す」んだろ。糖尿?coldsweats01「金平糖」だからいいよね、ヘンなもの隠してたら(見つかった時)死ぬに死ねんよ。可愛らしい句ですよね。いろんな景が浮かぶ。

◆色鳥の去り水墨画めく山河   立志
notes句跨りの感じですけど。落葉樹の中に「色鳥」が来た時は花が咲いたようだったと。その鳥が去ってしまって、景もモノトーンになってしもうて。それだけ鳥が鮮やかだったと。       

◆色鳥を迎へしづかな御神木   小川めぐる
notes「御神木」というのは神社にあって、自然のままにされてるのよね。ということは、この御神木よりも周りの木の方へ鳥が来て。御神木自体は静かで。     

そして、今回の【天】は・・・
G「凡鑽さんのもいいけど、今日は子犬さん!」
まごべ「霞山旅さんのも好きやったんやけど、Gの読みで立志さんの句が」
まりん「私は逆に霞山旅さんの句が。じゃあジャンケンで・・・」
???「あー勝ったーー!!!」
ということで!!

【天】色鳥の去り水墨画めく山河  立志

立志さん、復帰後の【天】おめでとうございます!!
「色鳥が来て華やぐ、去ると寂しい」というこころが、季語をリスペクトしていますね。
翻って私の句だと、「何で色鳥が来ているのに『しづか』?」ってなるんですねsweat01
穏やかに包んでいるイメージを出すには、もっと別な表現があるんだわsweat01
それか「ささめく」でも良かったかも知れない。
ああっ、私の語彙が残念すぎる!!森で、森で修行します!!shock

それにしてもなんだかこの頃ジャンケンが多い気がする・・・
それだけ皆さん素敵な句が多いということですよねshine
次週も楽しみですupupup


flair番組フェイスブックよりflair

今募集中の兼題は10月28日(日)〆切りで「種採り」と「冬北斗」です。
メールアドレスは  radio@baribari789.com、FAX番号は0898-33-0789、
本名と住所もお書き添えください。

皆さんのご参加お待ちしております!!shinehappy01shine

2018年10月15日 (月)

◆10月17日締切の兼題:「炬燵」

◆季語解説
・『俳句ポスト』より
古くは囲炉裏を切った上に櫓をのせ布団を掛けたり、
また櫓の中に火鉢などを置いたりして暖をとった。
現代では電気炬燵が一般的となり、布団の上に板をのせ、食卓などとして利用する。

・『日本の歳時記/小学館』より(抜粋)
日本特有の暖房具。「掘炬燵(切炬燵)」と「置炬燵」がある。
どちらも蒲団の中に足や下半身を入れて温まる。
室町時代、炬燵は囲炉裏の上に櫓をのせたものだったが、
江戸時代に掘り炬燵と置炬燵が広まった。
現代は置炬燵が主流となり、火種も薪炭から電気に替わった。


◆例句(『575筆まか勢』、『増殖する俳句歳時記』、『俳誌のsalom』より抜粋)

<家族>
チヤンネル権まだ父にある炬燵かな          斉藤みちよ
真向ひの母のうたたね掘炬燵                   盛良孝
目覚むれば妻もうたた寝相炬燵                四戸和彦
母と子の折る色紙や掘炬燵                     伊東和子
兄弟が来て故里となる炬燵                      小山徳夫
炬燵よりそろりと運ぶ寝顔かな                   川瀬さとゑ

<自分>
炬燵寝の凡夫凡日特記なし                      鎌田悟朗
私からわたしになってゆく炬燵                   火箱ひろ
ひとりでも生きられるけど掘炬燵                櫂未知子
ただ忍の一字炬燵もあることだし       中村房枝

<生活・遊び・趣味>
みな違ふことをしてをり炬燵の間                藤岡幸子
漢字クイズ解けて炬燵の賑へり                 今井岩夫
飴の缶いつも置きある炬燵かな                 仁平則子
よき話ばかり集めて炬燵かな                     森裕子
ほのぼのと句集読む夜の掘炬燵               大松一枝
トルストイ手にして留守居置炬燵                神田惣介
炬燵掛新しくして小津映画                         小泉欣也
紙風船つくまん中に炬燵あり                     岡本高明
小さき手に御手玉遊ぶ炬燵かな                 横田実
ちゑの輪は大人の遊び置炬燵                    一丸成美
食むときも物書く時も炬燵かな                    佐々木秀子
つくづくともののはじまる火燵かな             鬼貫
身ほとりのもの揃ひたる炬燵かな                井上静子
なにもかもなにもかも置く炬燵かな                松木年子

<炬燵舟>
まだ炬燵舟に揺られてゐるやうな                岩岡中正
炬燵舟時間ゆつくり動き出す          稲畑汀子

<炬燵の中>
炬燵より靴下ひとつ現るる                           きくちきみえ

<猫>
老猫の居場所はいつも炬燵なり                   中山静枝
たましひの溶けて戻らぬ炬燵猫                   上野進
掘炬燵吾輩は猫踏んぢやつた                     稲畑廣太郎

<足>
大足をもてあましゐる炬燵の子          新井君代
狩宿の炬燵や足の混みあへる           辻桃子
膝入れて炬燵布団の紅うごく           京極杞陽
掘炬燵べそをかく子の足探る          細井隆子
子等の足炬燵の中で戦へり           河野政恵


例句を見ているのがとても楽しかったですshine
人間は千差万別、だけどこんなにも共通する思い出があって、共感出来る思いがあって。
「炬燵」っていいなあ、と思う反面、類想との闘いか?という気もして恐ろしいですが、
ひとまずは、どんなに類想と思っても「自分の炬燵」を詠むしかないかな、と。
描かれているものとしては、「家族」「猫」「足」がさすがに多く、
意外に思いましたが「舟」の句も多かった。
知らなかったけど、「炬燵舟」っていうのが存在するんですね!面白そう~!

◆炬燵の思い出
実家では、長い間練炭炬燵を使っていました。
「練炭ばさみ」は外科医の道具みたいで、「練炭コンロ」は土器みたいで、
その、セットとしてのそぐわなさみたいな感覚が面白かったです。
穴のいっぱい空いたドーナツみたいなフタも可愛かった。
燃えはじめのしばらくの間、一酸化炭素が出るので炬燵に潜ると危険なんですよね。
確か、小一時間くらいは換気していたように記憶しています。
朝一番、家族が起きてくる前に母親がセットして、換気を終えてくれていたと思う。
それでも、寝そべって本を読むのが好きだったから、よく注意されていました。
私にとって、冬の朝の匂いは、かすかな練炭の匂いでもあった気がします。
そして足を入れると、固くなった猫が・・・ということも度々経験weep
や、しかし、「炬燵」の本意はやはり「団欒」「あたたまる」ですよね、多分。
個人的には「ダメになる」「出たくなくなる」「永遠にここにいたい」とかあるよな~~~。
そうそう、「トイレを極限まで我慢してしまう」とか、思い出してきたぞ~smilesweat01
木曜金曜にどんな句が読めるか、今から楽しみですshine

妻といふ見知らぬわたし秋刀魚焼く

『俳句生活』兼題「秋刀魚」の発表です!
今回から複数投句を始めてみました、初回「薫風」以来の複数投句で臨みました。
2句送った後で「もう1句・・・」と色気を出したものの、追加句は【没】。
でも、3句中2句が【人】で嬉しいですshine

妻といふ見知らぬわたし秋刀魚焼く
金色の脂の爆ぜて秋刀魚かな


海のものは苦手で、「秋刀魚」を焼いたことのない私。
なので「妻」の方はスっと出たのですが、やはり食べ物の句なので、
「何とか美味しそうに焼けているところを詠みたーーーい!」と・・・。
ぴいさんと斎乃雪さんからヒントを頂いたおかげで形になってくれました、
お二方に感謝です!!
出発点は、「やけくそのやうに燃立つ秋刀魚かな」だったんですよ・・・育ったでしょう?coldsweats01


そして!
【天】の播磨陽子さん、おめでとうございます!!
「ぼばばば」というオノマトペに、いちトペラー(?)として痺れました!!
それは紛うかたなき豊漁の響き。網から迸る海の水、そして魚倉に降り注ぐ秋刀魚。
幾千万の銀の光が見えました!!

他にもたくさんの方の俳号&お句を拝見させて頂きました、
なんだか甘~い脂の匂いが漂ってきて・・・
秋刀魚が食べたくなったかも~~~!!upupup

掲載の皆さん、おめでとうございます!!!

次の兼題は「新米」shine
これまた「美味しそうに詠みたい!」お題ですね。
(兼業ではありますが)農家の娘として頑張りますッ!!!bearingsweat01

2018年10月13日 (土)

◆「無花果」金曜日!

夏バテから復活し、久しぶりの『俳句ポスト』金曜日の記事です。
うおおおおーーーーー凄いものを見てしまったーーー!!!
上手く言えないことばかりですが、【天】の句+【地】の句について、
私なりに感じたことを書いておきます。

【天】いちじくに刺さる西太后の爪    花屋
「西太后」にまつわる虚々実々の伝聞は禍々しいものばかり。
この「爪」は特権階級であることを示す長く長く伸ばした爪。
主に小指と薬指を伸ばしていたと聞きますが、
長く尖った「爪」が、皮膚のような質感の「いちじく」に深々と刺さっていく怖ろしさ。
最後の「爪」の一語によって「いちじく」は、絢爛に凄惨に匂い立ちます。
(抜粋)
chick眼に入った瞬間、ひっくり返りました。うわあああ。
「無花果」で「西太后」は調べたんだけど・・・その結果「胡桃」にshock
しかもこんなに生々しく何かを伝える力はないっ。
熟れた「無花果」を持った時の、あの、何とも言えない皮膚感触が蘇ります。
「西太后」は、陰謀渦巻く政の真っただ中でどこまでも生き抜く決意をし、
その中で多くのものに爪を立ててきたのだろうと思わせます。
そして痛みに慄いた人民たちも無数にいたのだろうと・・・。
「無花果」→「中国」→「西太后」まで行きながら、この発想に至らなかった自分。
高き嶺を仰ぐのみですが、コツコツ投稿を続けるところから頑張りますぅ!!

【地】いちじくやさかむけ剥くやうでこはい  ヒカリゴケ
無花果という果物の持つ皮膚感を生々しく呟いています。
歴史的仮名遣いの表記も、おどおどしてて、巧い選択です。
(抜粋)
chickそういえば!「無花果」が兼題になったので、人生初無花果を食べてみた時、
皮の剥きにくさに難儀し、結局包丁でカットしてしまった私sweat01
もうちょっと丁寧に取り組めば、この感触を得られたかも知れない・・・嗚呼っ!
こういう、身体感覚に迫る句って凄いですよね。
「無花果」の、内臓のような見た目、質感。他の果物との明らかな違いがそこにある。
今後「無花果」を剥こうとする時、必ず思い出すだろう一句になりました。

【地】無花果の噛みつきさうな尻の穴     笑松
あの形状を「噛みつきさうな尻の穴」と比喩できるのが俳人的センスであります。
最後に「穴」のアップで終わる語順も巧いもんだなあ。
(抜粋)
chick実は、果実はすべて枝についている方(ヘタ側)がお尻なのですが、
実感としては、やはり座りのいい方がお尻なような気がしますよねcoldsweats01
「噛みつきそうな口」では当たり前で詩にならないので、ここは「尻」がやはりイイ。
私も、あの形状からクリーチャーを連想しました。
【没】無花果を割りて閃く特撮部
歴然たる【地】との差に、穴を掘りまくって埋もれたいであります!dashdashdash

【地】無花果の顔つきモジリアニに似て   しかもり
カタチつまり輪郭だけではなく「顔つき」と感じ取っているところが面白い把握です。
切れのない型が、句のあとの余白に想像を広げさせます。
(抜粋)
chick「モジリアニ本人」ではなくて、「モジリアニの描く肖像画」でしょうね。
独特の、縦に伸ばしたかのような細長い輪郭や首の肖像のイメージが浮かびます。
瞳の描かれない肖像画のイメージも強く、やや無機質というかアンニュイというか、
全体を通じて、決して「明るく健康的」ではない感じが漂っているように感じます。
それは、湿りを好む「無花果」に通じるイメージでもあるかも。

【地】無花果やてんぐのはなのあじする    ちま(4さい)
カタチが「てんぐのはな」に似てるのなら、「あじ」も似てるに違いない。
その発想が楽しい作品です。
(抜粋)
chickしまった、「妖怪シリーズ」を忘れてたsweat01やられたーと思った一句です。
「てんぐのはな」が出て来なかった私は廊下に立っていなさい!wobblysweat01
下五は「が/の」を入れて調子を整えたくなるところですが、
「お子さんの言葉をそのまま」というところに意味がありますね。
「俳句を詠む」という感覚でなく、感じたことをそのままに発信する。
素直に、ということが何よりも大切なのだろうな、と痛感します。

【地】コーランの無花果聖書の無花果     マオ
「無花果」が古代から人類とともにあるのだということを、
こんな対句表現で表現してしまうのも、短詩型文学の強みだなあと感服しました。
(抜粋)
chick湿っぽい場所に生える印象の「無花果」ですが、生産量世界一は(意外にも)トルコ。
そして、トルコといえばイスラム教、イスラム教といえばコーラン。
余談ですが、私が「異邦人/久保田早紀」で思い浮かべるのがトルコの街並みです。
歴史と神秘溢れる「無花果」。

【地】いちじくや第二婦人は子だくさん     まどん
「第二婦人」ということは、当然第一婦人もいるということ。
「子だくさん」の賑やかな「第二婦人」の周辺に対して、
ひょっとしたら子どもに恵まれていない第一婦人かも?とも思いました。
イスラムの国の一夫多妻制の家の、
案外平和で和やかな生活の一部を見せてもらったような気持ちになりました。
(抜粋)
chick第一婦人としては複雑でしょうが、陰湿さを感じさせない一句です。
もちろん、内心では言葉に出来ない思いが渦を巻いて苦しんでいるかも知れない。
でも、もしかすると「私は楽でいいわ~」と達観しているのかも知れない。
そう思いながらも、妊活に良い「無花果」に手を伸ばしている様子が切なかったり。
平仮名が多く、平易で明るい印象でも読めますし、虚ろにさまよっている感じにも。
読者は自分が納得しやすい方へ解釈します。
また、複数の読みが出来る時は、少しでも善い方へ解釈したい、という気持ちがあります。
屈託がない訳ではないでしょうが、「案外平和」であって欲しい、と思うのです。

【地】ぽつてりと無花果ふつくらと太陽     めいおう星
「ぽつてり」「ふつくら」という擬態語は、滋味豊かな「無花果」をそのまま描いてて見事。
これもまた「無花果」の本意の一つを描いている作品です。
(抜粋)
chickああ、なんと見事なオノマトペ。そして大きく豊かな世界。
不老長寿の果物として、太古の昔から人々が享受してきた「無花果」ですね。
かくも無駄のない並列に、平伏すのみです。

【地】無花果や秘部これほどに美しき      ラーラ
「無花果」の「秘部」は、そのまま人間の体の秘部を思わせます。
しかもそれを「これほどに美しき」と言い放てるのが、この作家の大胆さです。
(抜粋)
chickああ!てらてらと光り、ぬめりとした「秘部」がありありと脳裏に描き出されます。
翻って、私の没句のなんと没句らしいことよshock
【没】無花果やエカテリーナのあかきくち
「ひまわり畑」の「兼題考察スレ」に貼ったこの記事から着想したものですが、
「~~が~~~みたいだ」という、比喩っぽくも思える仕上がりにしかならずsweat02
掲句を見た瞬間の衝撃は大きかったです。滝に、滝に打たれてきます!!dashdashdash

【地】無花果や月はでつぷり腫れあがる    一阿蘇鷲二
「無花果」も「月」も「でつぷり腫れあがる」秋の夜。
美しさと醜さを同時に持つものとして、描かれている「無花果」と「月」です。
(抜粋)
chickめいおう星さんの「太陽」に対して、一阿蘇さんの「月」。これも面白いですね。
「でつぷり」が、「ぽつてり」以上に肥え太っている感じですし、
「腫れあがる」のチョイスと相まって、どことなく「闇」を感じさせる気がします。
「モジリアニ」同様、決して「明るく健康的ではない」雰囲気。
実際には、大変滋養に富み、不老長寿の果物として重宝されている「無花果」ですが、
「なんとなく不気味」な印象があることもまた事実・・・。


金曜日の句にひっくり返るのは毎度のことですが、
今回は【天】~【地】の句すべてがグイグイと目前に迫ってきて、
これまでにないくらい圧倒的でした。皆さん、凄い句を有難うございます!!

最後になりましたが、「無花果」掲載の皆さん、おめでとうございます!!
一覧からの多大な学びと気づきを、少しでも活かせるように頑張ります!!

柿搗くやごんごんづくづくぢゆつぢゆつと

久しぶりに『一句一遊』です。
オノマトペの句を、「渋取」の水曜日に読んで頂きました。

◇渋搗くやごんごんづくづくぢゆつぢゆつと/ふっはっはっは 凄いねえ、徹底しとるねえ

「ひまわり畑」の「季語考察スレ」にすりいぴいさんが貼ってくれた動画を観て出来た句です。
ぴいさん、ありがと~!
そのぴいさんの句は、人物を描いたもの。

◇押すように渋を搗きたる次男かな/親子でやっておりますねえ

「潰す」じゃなく、「押す」に「次男」の性格が感じられて、眼差しを感じる一句です。
私は、なかなか人物を詠めないでいるので、こういう句にはちょっと痺れますね。
人物と言えば、多いに共感したのが金曜日のこの一句。

◇出来そうな主婦渋取の話する  うさの
「出来そうな主婦」はほら、重曹を家事に使いこなしてるとかってあるじゃないですか。
もう今重曹ぐらいじゃあれでしょうね。
自分で毎年「渋取」してますとか、それぐらいの主婦になって行くんでしょうなあ


ああ・・・「出来そうな」めっちゃ分かる!
この句まんまの方がしゃれこうべの妻さんですね、
月曜日に読まれたお便りによると、秘蔵の柿渋をお持ちだとか。さすがですっ!

そして金曜日には、彩楓さん、月波さん、ひそかさんたちが。
皆さん、おめでとうございます!!
金曜日は遠いですけど、まずはコツコツ投句を続けるところから頑張ります!


そうそう、「胃」の後の【没】供養もしておきましょう・・・。

◆月光

月光や人魚は巌に髪梳る 
chick「月の歳時記」に送った句(月明り集め人魚の入り江かな)の姉妹句。
北の海の感じ、「ローレライ」のイメージもあって、ゴツゴツした「巖」を選びました。
投句したのが締切日の9月9日、その3日後にアマゾン購入した「月の歳時記」に、
「水櫛」の句が載っていて、あまりの美しさ・自句との違いに悶絶。
この時点で【没】は覚悟出来ていました。トドメの一撃に、
◇濡れ髪の銀に変はりて月明り   さとう菓子/きれいな句でしょ。
ああ、なんて美しい「月光」。

◆江鮭
はらはらと星降る湖や江鮭
chick月曜日のお便りで読まれた黴円せんせーの句が似ていて嬉しかったです。
◇江鮭山の湖へと星は降る  星埜黴円 きれいに決めましたねえ
「山の湖」というさりげない情報が光っていることに気づきました。
水曜日には、「琵琶湖」「近江」「淡海」といった、より具体的な表現があり、
「琵琶鱒」とも呼ばれる「江鮭」らしさが描かれていたと思います。嗚呼。
そこまで行かなくっちゃ、でしたshock




2018年10月12日 (金)

無花果の熟れゆく午後のタンブーラ

『俳句ポスト』兼題「無花果」の発表です。
今回は、エロ句10句+その他10句の計20句を投句しました。
【人】×2、有難うございます!!

無花果の熟れゆく午後のタンブーラ  @インドの撥弦楽器
無花果や崑崙山に不死の川


神話方面の2句ですね。
・・・ということは、エロ句は全滅かweep
一覧を見ていて、ドキっとした句を紹介させて頂きます。

【人】無花果や汝が肉もかくも甘きか     よしおくん
【人】無花果の根元に死体埋める夢      日出時計

こういう句を書きたいなあ、と思いながらうまく出来ずにあきらめたのでした。
私の投句断念句はコチラ。

無花果を喰らふ君のゆびをねぶる
無花果や君に絞め殺される夢
うぅうん、修行が足らんなあshock
来年も無花果をしっかり食べようと思います。

木曜掲載の皆さん、おめでとうございます!!
黴円先生ーーーー4句掲載恐れ入りました!!!coldsweats02impact

2018年10月11日 (木)

◆自句自戒です

皆さん、愛の手裏剣を有難うございました!!
今回は「吟行句」ということで、「これは類想だろうな~~~うむむ」と悩んだ分、
捻らなくていいところを捻ったりして、イタタタタsweat01でした。
いつものように、★コメ中心に振り返ります。

渡り鳥************ (10点)
△吟行句として、でないと意味が分からなくなってしまうところが少し残念
季語は本当に「渡り鳥」がベストか
★すいません、********が解りません
★動画見ていない人にはわかりにくい
★この言葉を使う必然性が感じられなかった
★「****」は単なる説明だし、「***」は抜かして「*****」だけでも十分な気が。
★映像を見ていない人だと情景がわからなくなってしまっている
「便利な用語」を使わずに同じことを表現したいところ。それを言えた時に詩が生まれる
chick一斉に向きを変える鳥たちと、マーチングの動きは通じるものがあると思いましたが、
舞台上のダンスの動きとは違ったかも?(≧へ≦)・・・と思い、手裏剣は覚悟していました。
専門用語を使ったのも善し悪しでした。そして伏字部分を活かすならば、
季語は「渡り鳥」でなくても良かった!このご意見には目からウロコでした。
つまり、「渡り鳥」を描く句と、マーチングを描く句のふたつに生まれ変われる!!!
ちょっと頑張ってみようかな!!と思えた秋の夜です。皆さん、有難うございます!!


****流鏑馬射手****** (16点)
△「流鏑馬」という言葉がない方がスッキリするかも。
△中七下五に情報量が多すぎる印象。「流鏑馬」を削ることで丁度よく収まりそう
★無難かつ落ち着きすぎて驚きの無い句
★窮屈な感じが個人的には気になりました
chick自分の語彙の貧しさに頭を抱えましたが、今回の3句では最も良かったです。
特選くださったさとみさん、也緒さん、有難うshinecryingshine
「吟行句」なので「流鏑馬」という情報が伝わる言葉が必要だと思い込んでいて、
選評でも「流鏑馬」と分かった方がいいのでは?と評価を下げた句がありましたが、
逆だったかも知れません!shockむしろ様々なシーンを想起してもらえる方がいいのか!
勘違い発言をここに謝りたいと思います、すみませんでした~~~!!!
ちなみに中七の「流鏑馬射手」という表現は、「~募集」とか「~の装束」などなど、
「流鏑馬」を調べた記事の中に散見されたもので、造語ではありません。
窮屈な感じを解消するにも、秋の季語を外して「***なる~」とするパターンと、
「流鏑馬」を外して別な競技でも成り立つ句の両方を考えようと思います。
これもまたふたつに生まれ変われる!!皆さん、本当に有難うございます!!


****と栗剥く****** (6点)
★下が憎たらしい感じがします。いっそもっと憎たらしく詠んでもいいと思います
★「**」という言葉に悩みました
★下五に推敲の余地があると思います
★下五で一巻の終わり
★擬音系?の副詞は慎重に選ばないと
chick「手の・・・」「指・・・」としばらく入れ替え入れ替えしていた句です。
迷っただけに、下五がネックだと思っていましたshock案の定の結果でありますsweat02
投句リストを見て「これよ~~~!」と思い、くりでんさんの句に並選をつけた訳ですが、
そのくりでんさんから並選を頂けて信じられないような気持ちです。有難うございます!
上五と下五を微調整して、「自分のベスト」を目指します。皆さん、有難うございます!!



雑詠の投句先、『湯豆腐句会』と『現俳』、あとは『100俳』もありますので、
どこかにどれかを投句したいと思っています。
来月からは「冬」なんですね、「冬麗や」とかに出来る句もあるかしら(ドキドキ)。
ゆっくり考えます!!

2018年10月10日 (水)

◆「第9回」結果発表です!!

出ました~~~~!
皆さん、ゆっくりご確認ください!!

■個人別結果(敬称略)

1位:くりでん      (47点)
2位:クラウド坂上   (45点)
2位:あいだほ     (45点)
4位:かつたろー。   (39点)
5位:小川めぐる    (32点)
5位:すりいぴい    (32点)
7位:立志        (30点)
7位:蜂喰擬       (30点)
9位:ヨミビトシラズ   (26点)
9位:青海也緒     (26点)
11位:山香ばし     (23点)
12位:比良山      (21点)
13位:さとみ       (19点)
14位:つぎがい     (18点)
14位:桃猫        (18点)
16位:凡鑽        (17点)
17位:司啓        (14点)

優勝は!
くりでんさんッ!!おめでとうございます!!!
得点2位の「流鏑馬」句を擁し、他の2句も2桁得点と粒ぞろいでしたshine
2位はクラウド坂上さんとあいだほさん!!
クラウドさんの「流鏑馬」句が今回の句別最高点でした、おめでとうございます!
あいだほさんは3句とも2桁得点、こちらもおめでとうございます!!
それから、7位の蜂喰擬さんがこれまた「流鏑馬」で句2位に並んでいます。
「流鏑馬」、いつか『俳句ポスト』の兼題に登場するかも知れないので、
是非あたためておいてくださいね!!
皆さんも是非、句会後の「あ~~~っ」という思い迸るままに、
「流鏑馬」のストックをどんどこ作ってくださいです、きっと役に立ちますupupup
(私も頑張るっ!!)

「第9回」とても楽しかったです!
また「テーマ:吟行」やりましょう!!!

最後になりましたが、ご参加くださった皆さん、
本当に有難うございました&お疲れ様でした!!!
「第10回」でも是非よろしくお願いいたします!!shinehappy02shine

◆「冷やか」の聞き書きです

「365歩のマーチ(水前寺清子)」と共に始まりました、
今治五七五『俳句チャンネル』~~~!
めぐるのへちょい聞き書きコーナー始まるよ~~~っhappy02upupup
今回のパーソナリティさんは、Gさん・まごべさん・まりんさんの3名ですheart04
兼題は「冷やか」、これは秋が深まって空気が冷たくなった感じを詠むも良し、
心情として冷やかな感じを詠んでも良し、ということです。

(聞き書きですので、表記違いがあったらお知らせください)


◆冷ややかや手術終へたる子犬抱き  子犬
notes可愛いね、これ。不安だったと思うけど、無事終わって良かったですね。子犬はあったかいんだけど、傷口を見ると冷やかというかゾクっとするような、そういうこともあるのかな。

◆冷やかやにうなじ立てたる産毛かな  はるかん
notesこれ「うなじ」は立てられないよ、おかしいよ。「うなじに」だったら分かるけど。「うなじ立てたる」だと産毛がうなじを立ててるように読めちゃうから。

◆冷ややかな参道を這う太鼓の音 佐東亜阿介
notes神社への参道ですね。非常に省略の利いた佳い句だと思います。最後を「ね」と読めば五音だけど、「太鼓」なので「おと」と読みたい。ここちょっと考えてみてください。

◆一人寝の足の冷やかなる愉快  花南天
notes人生達観しとるねえ。足の方から秋が忍び寄ってきたなあ、これも愉快愉快と。一休さんのような心境かな。楽しいね。

◆自転車を漕ぐ足元や冷やかに 甘平
notesこの人も「足元」で感じてますね。やっぱり冷えは足からcoldsweats01いい感じです。しっかり部位を言ってるところがいいね。

◆増毛富士台座の海の冴ゆるなり  みなと
notes全国8割以上の人が知ってるような地名ならいいけど、地元の人しか知らないようなところは難しいよ。地元の句会だったら入選するかもだけど。

◆冷ややかや祖母の手鏡曇りをり  桂奈
notes古い箪笥とか引出し開けたら、おばあちゃんの手鏡出て来たよと。そしたらちょっと曇ってて。その冷たさと冷やかを繋いだのかな。ちょっと懐かしさも感じるような。

◆冷ややかな子の水筒に残るお茶  青海也緒
notesあんまり暑くなくなってきたから、全部飲むこともなくなってお茶も残ってるんだなと。ちょっと説明っぽい気はするけど、よく分かりますね。いいお母さんだな。

◆冷ややかや指紋認証拒まれて   司啓
notes「冷やか」に合わせるなら、「拒まれる」と思い切って言い切った方が句として生きるんじゃないかと。せっかく面白い取り合わせをしているので、ご一考してみてください。

◆冷ややかや弱きボンネットの反射  かつたろー。
notesこのまま読むと、「弱きボンネット」なんですよね。反射する光が弱くなってきたと言いたいと思うので、語順を考え直してみてください。せっかくの句材なので。

◆冷ややかや老化で済ます老名医  比良山
notes本人はもう大変な病気かと思うんだけど、お医者さんからしたらそうでもないと。この句面白いと思うよ。「年のせいよ」とか言われたらね、病名つけてよってcoldsweats01

◆冷ややかや歯科のタイルの剥がれをり  ゆすらご
notes古い歯医者さん・・・こんなとこで治療受けて大丈夫かなと。機械も古いんかなって不安になるよね。痛いぞ、とsweat02

◆冷ややかやプラスチックの偽歯の顎  のんしゃらん
notes最初分からなかったんだけど・・・よく置いてあるよね、サンプルみたいなのが!それを見たらゾクっとするかも知れない!面白い句だね!

◆冷ややかに殺菌灯の明滅す  蜂喰擬
notesつい最近ノーベル賞の発表があったせいか、すぐに実験室の青白い殺菌灯が浮かびました。シャーレとかあってね。いいですね。

◆冷ややかにアパートの鍵突きさしぬ  霞山旅
notesマンションじゃなくアパートってところに、ちょっと古い感じもあって、そこに「突き刺しぬ」というところまで丁寧に描写して。寂しさもあるよね。

◆冷ややかや通夜の窓辺のオルゴオル  彩楓
notesこれもお上手ですね。通夜の窓辺にオルゴールが置いてあって。時々開けたりしているのかな。なかなかお上手だと思いました。

◆秋冷の机に日本国憲法  ぐずみ
notesこれ面白いね、司法試験でも受けるのかしら?日本国憲法の不安感もあるよね。

◆朝冷えやビニール纏ふ新聞紙  立志
notes雨の時にするね、ビニール。そしたらこの季語ちょっと合いにくいかも知れないね。


そして!「上を向いて歩こう(坂本九)」の後に【天】の発表です!!
Gさんは亜阿介さん推し、まごべさん&まりんさんが彩楓さん推しで決定しました!!

【天】冷ややかや通夜の窓辺のオルゴオル  彩楓
まごべ「オルゴオルがいいですよねえ、音の澄み切ったような」
まりん「私も蜂喰擬さんの句と迷ったんですが・・・『窓辺のオルゴオル』に参った!」


彩楓さん、おめでとうございます!!
初登場初天、素晴らしい!!
しっとりと心に寄り添うようなオルゴオル。
夜の冷やかさの中で、悲しみが澄み切った結晶になってゆくかのようです。
個人的な好みで表記を「オルゴオル」にしていますが、違っていたらお知らせください、
すぐに修正させて頂きます!!


そして番組からのお知らせがあります。
句は、
flair原則一句勝負!一句選ぶのも勉強です。迷った時は「質問コーナー」へ。
flair鍵カッコに入れず、句の後ろに俳号を書いてください
とのことです。
今募集中の兼題は10月14日(日)〆切りで「十月」と「濁り酒」。
メールアドレスは  radio@baribari789.com  
FAX番号は0898-33-0789
本名と住所もお書き添えください。

聞き書きは楽しいお喋りのごく一部ですので、
皆さん是非、水曜22時からの再放送をコチラでお楽しみくださいね!!
よろしくお願いいたしま~~~す!!


おまけ
「冷し麦」の時のイラストが届きました!
キムさん、有難う~~~!!!shinehappy02shine
またもらえるように頑張ります!!!
Photo_2

2018年10月 6日 (土)

◆選句開始~!

23時00分、全員の投句済みを確認しましたので、選句へと進めます!
皆さん、ゆっくりじっくり選句ください!!!

◆選句要項

◎(特選)1つ。一番好きな句に。
○(並選)5つ。
△(予選)いくつでも。「この句も採りたかった」という句に。なくてもいいです。
★(逆選)最低1つ。何らかの問題点がありスッキリ読み下せない、景が描けないような句に。


選句コメントは100字以内で簡潔に述べるようお願いいたします。
「簡潔なコメント」が「乱暴な物言い」にならないよう、作者への敬意を忘れずに。
よろしくお願い致します!!!

2018年10月 3日 (水)

◆投句受付開始でーす!

うおう、「胡桃」に夢中になりすぎて開くのが遅くなりました!
「第9回るるる句会」投句受付を開始しております。

今回は総勢17名。(敬称略)

司啓、山香ばし、桃猫、くりでん、比良山、小川めぐる、かつたろー。立志、也緒、
あいだほ、クラウド坂上、凡鑽、さとみ、つぎがい、蜂喰擬、ヨミビトシラズ、すりいぴい

皆さん、よろしくお願いいたします!!!

◆「無花果」聞き書きです。

今治五七五『俳句チャンネル』~~~!
30分番組となって気合も新た、たっぷり楽しみましょう!!!
今回のパーソナリティはGさん、だりあさん、みかりさんの3人ですshine
私の聞き書きではお伝え出来ないニュアンス、軽妙なお喋りもたっぷり。
皆さん是非水曜日22時からの再放送をお聞きくださいねwink


◆初もぎの無花果2つ曽孫待つ  子犬
notes曽孫すごい!幸せそうな顔が浮かびます。数詞も利いていますね。     

◆無花果にかぶりつきたる内弁慶 甘平
notes「内弁慶」がくる意外性。オリジナリティーがあると思います。    

◆無花果は見た目も味もグロテスク   たかみゆうすけ
notesこれよく見てるよ。熟れすぎるとダランとなって、虫がきたり。目が利いてる。 

◆口裂け女は無花果を好むらし 蜂喰擬
notes以前話題になった「口裂け女」。口が大きかったら食べやすいかしら。     

◆無花果の凝縮したる夜明け前 佐東亜阿介
notesこれも良く出来てる。夜の間に甘みが凝縮するからね。     

◆リヤカ-に無花果を食む母のあり
notes思い出の一場面かなーと思いました。ヨイトマケの歌を思い出す。

◆また転んだの無花果の木の下で 桂奈
notes「林檎」だとロマンチックなんだけど、「無花果」だと大変sweat01

◆無花果や通じに良しと父諭し 比良山
notes私も「無花果」は腸の薬って言って食べてる。「し~し」の脚韻も踏んでさすがです。     

◆「ばればれよ」妻はナイフでいちじくを  司啓
notesコワイよこれcoldsweats01何がバレバレって分かってるよね(笑)「無花果」が似合ってますね!

◆記念日に無花果タルト頂戴ね  青海也緒  
notes美味しいよね、無花果タルト。結婚記念日かな?美味しく食べてくださいshine  

◆指先で割いて無花果子の口へ ゆすらご
notes見えてきますねshine無花果ってかぶれやすいから、小さくしてポンと。いいと思います。

◆無花果をもぎつつ猫と話しをり 花南天
notesこれ、果樹園のじゃなくて、庭の無花果でしょうね。猫語のわかる作者と人間語の分かる猫shine         

◆濃厚なキス無花果の痒みかな かつたろー。
notesドキっとしたんだけどsweat01白い液でかぶれますからね、お気をつけてお召し上がりください!      

◆頭から尻へ無花果むきにけり  立志
notesこれ、反対から剥けるかしらcoldsweats01   

◆孕み石祀る神社や青無花果  小川めぐる
notes石の中に石がある「孕み石」。「青無花果」が合ってるなと。オリジナリティーありますね。        

◆無花果や砂漠に王のピラミッド ぐずみ
notesかっこいい句です。大きいね。接点は無花果の中の粒々と砂漠の砂かな?          

◆無花果剥く山肌を地震(なヰ)剥くやうに のんしゃらん
notesちょっと心が痛みますが。TV吟行でしょうか。  

【天】の句発表前の1曲が「チャンピオン/アリス」なのが燃えましたlovely
そして今回は3人の意見が割れてジャンケンに。
Gさんは「グロテスク」、だりあさんは「夜明け前」、みかりさんは「濃厚なキス」。

【天】濃厚なキス無花果の痒みかな  かつたろー。

かつたろーさん、おめでとうございます!!
やはり「無花果」はエロ・・・!私も『俳句ポスト』ではこの路線で攻めたのですが、
この身体感覚はなかったわbearingsweat01
でも、兼題のおかげで初めて「無花果」を食べてその美味しさを知ったので、
来年はもう少し踏み込んだ句が書けるようになっているかも知れません。
季語体験と称して、いっぱい食べようと思いますshine
さまざまな角度から切り取られた「無花果」、とても楽しかったです、有難うございます!
来週も楽しみですup


flair番組フェイスブックよりflair

今募集中の兼題は10月14日(日)〆切りで「十月」と「濁り酒」です。
メールアドレスは  radio@baribari789.com  
FAX番号は0898-33-0789
本名と住所もお書き添えください。

皆さんのご参加をお待ちしておりますshinehappy01shine

2018年10月 1日 (月)

◆9月句会の結果です。

「私も3句得点を目指す!」と意気込んでみた9月句会。
結果は・・・

蔦もみじ猫の小窓がありました    (1点)
狛犬の背中ざりざり秋曇      (2点)
作業着の似合ふ夫なり榠樝の実 (1点)

うわ~ん嬉しい!本当に3句ともに点数が入ってたーーーup
特に2点句は、先日晴明神社に行った時の吟行句なので嬉しさ2倍です。



巨大な狛犬がいたの・・・広い背中が超ラブリーlovely

これで累計19点、目標に掲げた50点は遠のく一方ですが、
何とか毎月得点が出来るよう、踏ん張っていきたいと思っています。

選句の方では、幸江しゃんの「小鳥来る」を採っていましたshine
職場にも女子スタッフが作ってくれた毛糸の束子があり、
「簡単だし可愛いから、そんなに要らないんだけどいっぱい作っちゃう」
と言っていたのを思い出し。
日々の小さな楽しみ・ホッコリした気分が季語とピッタリだな~と思って即決でした。
耳目さんとの争いが1点差になってドッキドキthunder
そしてG2では、有瀬こうこさんが大躍進ですね!つかっさんも高得点リストに!
皆さん、おめでとうです!!
来月も頑張るぞ~~~upupup

<選句5句>(作者敬称略)
105 寝待月母に豊かな丘のあり     健央介
311 新涼や娘に習ふ美顔術       花子  
583 鰯雲歩き疲れたので休む      灰汁   
617 新涼の風へくるりと人力車      亀城豊悦
811 かぎ針で編むのは束子小鳥来る  幸江

<他に気になった作品30句>

30 近頃の雨は大降り曼珠沙華      
82 露草に神は夜明けの藍与え      
95 月から眺めて欲しいわたしの光                                                   
110 ノックして耳を澄まして秋に入る
130 アルパカの刈り目正しき秋の空   

139 まっすぐに杉の昏れゆく九月かな  
175 あるがままに潰れた犬である。
196 星の夜は星と語らふ案山子かな   
236 アナログの太き指先秋暑し                                                  
340 深夜便どこかで胡桃落ちる音     

347 行ったり来たりすればそこに道できる
352 地震の来て秋思崩れてしまひけり
433 神棚に尖る盛り塩秋澄めり
450 告知後の日記簡明いわし雲
456 敬老日指一本で弾くピアノ      

531 靴先にブラシひと刷き朝涼し
538 ハングルの案内板や曼珠沙華
567 クレーンの先に鳥影天高し
575 こころこころいずこにあるかちちろ虫                                              
595 輪になりて星の話や賢治の忌
                                                 
643 この道は抜けられません鳳仙花
668 結論は大人の理由水中花
688 新涼や陶土をおほふ濡れ布巾
739 秋暑し総裁選の猿芝居
777 母親に解けぬ宿題秋燈

805 瀬戸内はまあ大漁の鰯雲                                                   
852 書を閉じてより新涼の夜となりぬ
876 新涼や絵筆に残る海の色         
870 二度と会わない人にまた今度と言う。
908 老ひの秋転ばぬやうにして転ぶ

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