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« ◆『伊吹嶺』1年間のまとめ | トップページ | ◆「枇杷の花」没句祭り&十句選 »

2018年12月29日 (土)

◆『俳句ポスト』2018年の歩み

ああ、あっと言う間に一年が過ぎてしまった・・・。
この一年、私は少しでも成長出来ているのでしょうか
ドキドキで振り返りたいと思います。

▼「探梅」(晩冬)20句中【人】2句
探梅の山に震災基準点
探梅や汽笛聞こゆる天狗岩

▼「ラグビー」(三冬)19句中【人】1句
ラグビーや星の生まるるスタジアム

▼「石蓴」(三春)15句中【人】1句
お絵描きはきっと花丸あおさ採る

▼「しゃぼん玉」(三春)12句中【人】2句
しゃぼん玉の数だけ名前を考えた。
しゃぼん玉あやとり橋へ行くところ

▼「薇」(仲春)18句中【人】2句
薇やここらの石はみな墓標
たまぶくろみたいね男薇は

▼「春潮」(三春)15句中【人】2句
臨月の犬のあくびや春の潮
春潮や月のお下がりてふ奇石

▼「三色菫」(晩春)10句中【人】1句
欧羅巴の憂ひ三色菫に新種

▼「金盞花」(晩春)12句中【人】2句
石廟の木乃伊仏や金盞花
金盞花ことばはすぐに逃げるから

年明け~春シーズン。
昨年からの挑戦「量から質への転換」ということで、徐々に投句数を絞ってきています。
「ラグビー」は「骨太な男臭さ」をストレートに描けず、メルヘン志向な自分を思い知る。
「春潮」の「臨月の犬」にはたくさんのコメントを頂いて嬉しかったです
「中七や」の型が好きなので、その意味でもお気に入りの1句になっています。

▼「蟻」(三夏)6句中【人】1句
何が死んでる蟻のぞろぞろ入る納屋

▼「初鰹」(初鰹)2句中【並】1句
親不孝ばかりしながら初鰹

▼「老鶯」(三夏)7句中【人】2句
老鶯や雨上がりたる竜ヶ淵
天狗岳老鶯のよく通る

▼「虹」(三夏)14句中【人】1句
リュウグウノツカイは虹になりたくて

▼「赤潮」(三夏)12句中【人】2句
赤潮や世界は螺旋で出来てゐる
赤潮や踏めば病気の分かる石

▼「海の日」(晩夏)12句中【人】2句
海の日や帽子真白き鼓笛隊
海の日や貝殻きれいな音立てて

▼「夏草」(三夏)12句中【人】2句
主文。被告を夏草による百叩きの刑に処す
死出虫の朱色きれいね夏の草

夏シーズン。
「上五や」の型の力を実感したシーズン。過去の没句の練り直しが入選して嬉しい
夏という季節がそうさせるのか、破調~自由律もついつい出てしまいますが、
「型」をしっかり意識することで、「型ではうまく言えない」というものも分かってきた気が・・・
気のせいかも知れませんが、何となく掴めてきたような気がしています。

▼「踊」(初秋)3句中【人】1句
姉の目のほの濡れてゐる踊かな

▼「鰯雲」(三秋)12句中【人】2句
どの馬も仕上がりてをり鰯雲
アステカの笛べうべうと鰯雲

▼「稗」(仲秋)-----

▼「無月(仲秋)」9句中【人】1句
真珠貝すこしさみしき無月かな

▼「無花果」(晩秋)20句中【人】2句
無花果の熟れゆく午後のタンブーラ 
無花果や崑崙山に不死の川

▼「色鳥」(三秋)10句中【人】2句
色鳥や晴れ晴れとして樹木葬
色鳥の来て真珠婚式の朝

▼「胡桃」(晩秋)18句中【人】2句
胡桃の割れ方で明日を占う
ざんざんと星降る谷や鬼胡桃

▼「炬燵」(三冬)18句中【人】2句
炬燵ぽかぽか養命酒とろんとろん
「凛として」などと詠みゐて堀炬燵

▼「重ね着」(三冬)10句中【人】2句
重ね着を乗せ鉄色の石畳
マイちゃんの重ね着こうも違うのか

▼「枇杷の花」(初冬)14句中【人】2句
手のひらに乗る骨壺や枇杷の花
枇杷の花まど・みちおの詩ぜんぶ好き

秋~冬シーズン。
「稗」でイメージをまとめきれず投句を断念というか・・・締切を過ぎてしまって、
『俳句ポスト』で初めての「不参加」になってしまったことが悔やまれます。
もっと楽な気持ちで、何でもいいからどんどん書いていけば良かったとの思いから、
絞る方向で取り組んでいたはずが、また20句18句と投句したりもして、心揺れ揺れ。
しかし、以前に比べて10句でも【人】2句が出来てきたように思いますので、
来年からは出来るだけ「10句以下」での投句を課していきたいです。
たくさん作って10句に絞る。ががががんばりますっ!!!


今年のお気に入り句

臨月の犬のあくびや春の潮
金盞花ことばはすぐに逃げるから
リュウグウノツカイは虹になりたくて
姉の目のほの濡れてゐる踊かな
アステカの笛べうべうと鰯雲
色鳥や晴れ晴れとして樹木葬
ざんざんと星降る谷や鬼胡桃
枇杷の花まど・みちおの詩ぜんぶ好き

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まつやま俳句ポスト365」カテゴリの記事

コメント

★めぐるさん。1年の振り返り素晴らしいですね。\(^o^)/
めぐるさんほどめざましくもなくお恥ずかしいですが
私めもめぐるさんに見習って反省の意味を込めて振り返ってみたく。😅

▼「探梅」9句中1句「人」(^o^)
 単身の嫁取りのやう探梅行

▼「ラグビー」10句中1句「並」😞
 ラガー等の清々しさよノーサイド

▼「石蓴」9句中1句「並」😞
 リアス式英虞湾杜のごと石蓴

▼「シャボン玉」12句中1句「人」(^o^)
 新党の生死見るやうシャボン玉

▼「薇」13句中1句「人」(^o^)
 薇ののの字や傾ぐののさまへ

▼「春潮」12句中1句「人」(^o^)
 春潮が寄すハングルの旗ひとつ

▼「三色菫」14句中1句「人」(^o^)
 三色菫音楽学校スグソコ

▼「金盞花」7句中1句「並」😞
 金盞花灯明のごと考照らす

▼「蟻」10句中1句「人」(^o^)
 週刊紙発の報道蟻繞く

▼「初鰹」8句中1句「並」😞
 初鰹垂れの香染むる食指かな

▼「老鶯」8句中1句「並」😞
 老鶯の伴奏や子等輪唱す

▼「虹」15句中1句「人」(^o^)
 虹の橋水守る大蛇渡りけり

▼「赤潮」9句中1句「並」😞
 赤潮に飲んだくれ爺ふて寝かな

▼「海の日」14句中1句「並」😞
 海の日の口あく草履昭和の子

▼「夏草」4句中1句「並」😞
 ビーストの轍夏草北を向く

▼「踊」6句中1句「並」😞
 盆踊音頭取る漢車中泊

▼「鰯雲」7句中1句「人」(^o^)
 浸水の寄せ書き浮くや鱗雲

▼「稗」10句中1句「並」😞
 稗抜くや不肖の息子雲南に

▼「無月」10句中1句「並」😞
 独り居の無月の宴の真闇かな

▼「無花果」15句中1句「人」(^o^)
 無花果や共に食ぶ顔見ずにおく

▼「色鳥」16句中1句「並」😞
 色鳥来縁側の下駄揃へをり

▼「胡桃」20句中1句「並」😞
 神の手や地球割るごと胡桃割る

▼「炬燵」30句中2句「人」\(^o^)/
 炬燵して隣の読経漏れ聞いて
 掘炬燵共に入棺せし如く

▼「重ね着」21句中1句「人」(^o^)
 手水場のぬつと手を出す厚着かな

▼「枇杷の花」22句中1句「人」(^o^)
 花枇杷の匂ふ小路は除染中

まとめますと
①25回投稿して1回「人、人」4%、11回「人」44%、13回「並」52%
②311句投句して13句「人」4.1%、13句「並」4.1%、285句「没」91.6%

①から毎回平均12. 4句以上投稿して人と並を行ったり来たりで「人」が
ほぼ50%という結論でした。
②については1句あたりの「人」獲得率は4.1%で中国語検定1級の
合格率なみで気が遠くなりそうなのでこれ以上質について
追求するのはやめ、とにかく13句以上投句して人の獲得率が
50%が今の実力なのでさらに率を上げるにはやっぱり多作の
これまでの目標の20句以上できれば26句以上の投句を
目指さなくてはならないようです。😅

つまり毎回人選を獲得するには26句以上、人2句なら52句以上となる。
(これは無理😞だわ。)
まあ今後もとにかく多作で頑張りますわ。(@_@;)💦💦💦💨


◆比良山さん

こんにちは!
『俳句ポスト』のまとめ見て頂き、ご自身も振り返ってくださり有難うございます!
こうしてずらっと眺めると見えてくるものがありますよね~~~!
【並】と【人】の違いを知るためには、自分の上位互換句を探すことです。
「あっ、こういうふうに表現すれば同じ発想でも【人】なのか!もっと練れば【地】に行けたかも?」
また、自分の発想と逆の視点の句を見つけ、類想から抜け出るヒントを得たりします。
皆さんの句をつぶさに読ませて頂くことで、自分の表現の幅が広がっていくと思いますので、「こういう句を書きたかったなあ/書きたいなあ」という目標をたくさん見つけていきたいですね。

比良山さんの句で私の好きな句
ラガー等の清々しさよノーサイド
春潮が寄すハングルの旗ひとつ
三色菫音楽学校スグソコ
浸水の寄せ書き浮くや鱗雲
掘炬燵共に入棺せし如く
手水場のぬつと手を出す厚着かな


特に好きなのは「春潮」と「厚着」。「三色菫」もいいなあ
比良山さんの句からも、いつも刺激を頂いております!!

★めぐるさん。私の句についてもご感想頂き有難うございます。m(_ _)m
また上位互換句と自分の句の比較分析までまだ出来ておりませんでした。
是非ともやってみたいと思います。アドバイス有難うございました。m(_ _)m

今年も残りわずか・・・
2018年は思い人のめぐにゃんに会えて最高の一年でした!!
俳句に出会っていなかったら私の毎日はなんて色彩のないものだったでしょう。
改めて俳句の神様に感謝です!

俳句ポストを振り返ると季節とともに思い出が蘇えりますね!
この句もこの句も好きだなあと思いながらしみじみと読みました。

◇胡桃の割れ方で明日を占う

「占う」ときっぱり言い切っているようでなんだか余韻がありそうな心がたまらなく好き!

◇ざんざんと星降る谷や鬼胡桃

「ざんざん」の量感が素晴らしい!リアルと虚のバランスをオノマトペがしっかり支えています。

◇主文。被告を夏草による百叩きの刑に処す

私は本来の「鞭」に対して「夏草では痛くないやん!」というユーモアが素敵♪と
思ったけれどめぐるさんの「夏草だから痛い」という意味のコメントを読んで
はっとさせられました!でも可愛くて愛おしい句であることに変わりありません!


そして、さすが石の句が多いですね!
石といえば無機質で硬くて・・・というどちらかといえばマイナスのイメージですが
めぐるさんにかかると美しく温かくゆらぎのようなものを感じます。
感性が素晴らしいなあと溜息が出ます。
来年も更なる大活躍を期待しております!
並んで金曜を目指すぞー!オー!(´▽`*)

◆桃にゃん

こんばんは!
私も今年は桃にゃんに逢えて最高の1年になりました
めぐり逢わせてくれた俳句の神様に感謝です
お気に入りを挙げてくださって有難うございます、
「占う」は、そもそも「占ってみよう」と思うこと自体に心の揺らぎがあるので、
結果が出てもなんだかんだモヤモヤは続きそうですね
桃にゃんのその豊かな感性が本当に素敵で羨ましくて、
桃にゃんに鑑賞してもらえる句は本当に幸せだと思うの
「夏草」も自分になかったイメージで句が可愛らしくなったことが嬉しかったです!

>さすが石の句が多いですね!
ホンマや~、数えてみたら六つくらいあったー
『俳句ポスト』ばかりか、『俳句チャンネル』で「孕み石」、『るるる』で「夜泣き石」・・・
封印しなくちゃと思う反面、いやまだまだ詠みきれていない石がいっぱいあると、
隙あらばブッ込む気満々です。
これからもガンガン行くぜーーー

桃にゃんの句で私の好きな句
しゃぼんだま尿瓶綺麗に洗い終え
蟻を飼ふ女の白き乳房かな
赤潮の小瓶ぞんがい澄みにけり
勾玉の欠けて麗し鰯雲
満州の鉄路を伸ばし無月かな
枇杷の花くすりは飲まぬ膝を抱く

いつか一緒に金曜日に載ろうね!オオオー!!!

めぐるさん。こんにちは。

今年は、るるる句会へ参加させて頂き有難うございました。
勉強になったのは無論の事、皆さんの頑張りに励みを頂きました。

夏井先生の選評が貰いたい!を目指した俳句ポストも今年は望外の6回の評を頂き大満足でした。
投句数も7000句を超える現況に、来年は自選して少しでも絞って4句位の投句を目指したいと思います。
また選が頂ければ嬉しいですが、あまりこだわらず、その分の時間を「いつき組新聞」と「角川俳句」平成俳壇の雑詠を始めようかと。
手を広げ過ぎの虻蜂取らずも怖いですが、頑張ってみます。
もちろん。来年もるるる句会よろしくお願いします。
良いお年をお迎え下さい。

桃猫さんも今年は有難うございました。来年もよろしくお願いします。

◆くりでんさん

こんばんは!
ひょえ~~~常連さんのイメージが定着していましたが、それもそのはずですね、
6回も金曜日に載るとは・・・その感性、少し分けてください!!!(切望)
くりでんさんは、4句絞りに挑戦ですね。
【人】3句+金曜日1句でパーフェクトという夢もアリですね(ゴクリ☆)。
私も早く一桁台にまで進みたいのですが、なかなか十句の壁が破れません
来年こそは・・・頑張るぞオ~~~!!!

くりでんさんの句で私の好きな句(【人】からピックアップ)
風葬でいいパンジーが褥なら
蟻の列遊具無人となる正午
稗熟れて土偶も月も孕みたる
無花果の匂ひ残りて赤き月
猫轢いた事告ぐ胡桃割りながら
独白でなく花枇杷が聴いている

こういう、パキっとした色味の渋い句を書いてみたいなア・・・

★めぐるさん。おはようございます。
くりでんさん。すごいですね。句数を絞るということは
自選力に自信がないとできないですね。お恥ずかしながら
私めは数打ちゃ当たる方式から脱却はまだまだ難しいようです。😅
せっかく作ったのに捨てるなんてというスケベ−根性が抜けません。(@_@;)
多作多捨の多捨までいってません。それが証拠に投句数に制限の
ある句会では特に伊吹嶺(最小の2句)など苦戦しております。
今日は俳句ポスト、るるる句会のくりでんさんの御句をあらためて
勉強させていただきます。m(_ _)m

こんにちは。

比良山さん。
あまり自選力は無いのです・・・。
でもここ1年の5000句台から7000句台への投句数、組長の負担の増加を思うと少しでも推敲して送らないと。と思っただけです。
それと最近雑詠が面白く、その方面もチャレンジしたいと思ったもので。
比良山さんにも、るるる句会ではお世話になりました。
来年もよろしくお願い致します。

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