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2019年1月18日 (金)

寒猿や隔離病棟ありし山(追記あり)

『一句一遊』兼題「寒猿」、水曜日に読んで頂き感謝です

◇寒猿や隔離病棟ありし山  「ありし」、かつてあったという意味です。

「寒」のつく季語って何だかカッコいいですよね・・・!
「寒晴」も「寒鵙」も「寒椿」も大好き。
しかし、この次の兼題だった「寒苦鳥」(と「玉子酒」)はパス
お正月が例年になく大忙しだったこともあり、全然思いつけなかったです~~~
コメント欄へのお返事も滞りっぱなりで申し訳ありません。
また休日にゆっくり書かせて頂きます、平にご容赦を!
余裕が出来たらまた投句も再開すると思いますので、その時はまたよろしくです!

▼追記

「寒猿」金曜日!

◇寒猿の声や落石防護網  プリマスロック句会・あいむ李景
落石を取るための防護の網があるわけですから、山路のちょっと深いところ、そんな感じでしょうかね。落石の防護の網の上から寒猿の声が聞こえてくる。声によって奥行きも見えてまいります。

◇寒猿のひたひた過ぎる擁壁上  東京・めいおう星
「ひたひた」がいいですね。冷たさというのがちゃんと出てきますよね。擁壁上という光景を最後にどんと持ってまいりました。

◇寒猿が黒鉄山の心臓に  穂積書道教室俳句部・天玲
黒鉄山、黒い鉄の山と書きます。その心臓になったかのようにと読んでもいいし、心臓部にと読んでもいいかと思いますね。ワタシは最後にけたたましい叫び声を聞いたような気がいたしました。


上位互換句に圧倒される!!
私も最初「落石注意」「防護ネット」「擁壁」をイメージしていたんですが・・・
うまくまとめきれなくて、「隔離病棟」に替えたのでした

<投句断念句>
寒猿やこの山落石注意なり 「やこの」と平仮名続きが読みにくい、中八。
寒猿走る山肌を覆う擁壁   七八四「擁壁」は「山肌を覆う」ものだから・・・。
寒猿走る擁壁は冷たい    字足らず「擁壁」は「冷たい」ものだから・・・。

金曜句との差は歴然であります。嗚呼。
そしてもう一句、「黒鉄山」という固有名詞にも強烈に惹かれました。
実際の山容は知らなくても、字面から立ち上がる「雰囲気」が凄くある。
ちょっと彩度を落としたような、硬質で乾いたイメージが「寒」にぴったり。
嗚呼、嗚呼。

今週もたっぷりと勉強になった『一句一遊』でした。
金曜日の皆さん、【天】の紫水晶さん、
そして読まれたすべての方、おめでとうございます!!!

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