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伊吹嶺

2018年9月20日 (木)

秋雲や靴職人の旅鞄

『伊吹嶺』9月句会の結果が出ていました!

秋雲や靴職人の旅鞄   (1点)【並】高橋幸子


『俳句ポスト』兼題「鰯雲」の時に考えた十二音でしたが、
2句切れ(上五と下五の2か所での体言止め)のリズムがいまひとつで、
上五を「秋雲や」に替えてこちらに投句したものです。
夏柿さんと一緒に選んでもらって嬉しい!!upupup
夏柿さん、おめでとうございます!!
また一緒に選んでもらえるように頑張ります!!

<国枝先生の講評より>

月見草嘘飲み込めば赤くなる

擬人化表現は難しいですね。
この句は月見草が嘘を飲み込んだ時、赤くなったと作者は感じたのでしょう。
このときの成功、失敗の分かれ目はこの擬人化が誰もが納得行くかどうかだと思います。
月見草が実際そんな花なのか、そこが理解できませんでした。
それともこの句は「月見草」に託して、作者自身の感慨を述べたのでしょうか。

chick月見草が赤くなって萎むのは、何かを恥ずかしがっているから・・・的な、
メルヘン方面からの句(擬人化)でしたが、中七に推敲の余地ありありですねsweat01
読者の方に、「きっとそうなんだわweepshine」と納得してもらえるところまでいかないと!
来月また推敲句を出したいと思います。いや、来年になるかも知れませんがsweat01


2018年8月21日 (火)

◆8月句会の結果です

8月句会、初めて3人の選者の方から採って頂けました!

8月句会の結果が出ていました!
今月は、2句中1句が4人中3人の選者の方に並選で採って頂け、合計3点。
感謝感謝です!!!


絵手紙の小さき落款涼新た   (3点)【並】武藤光晴、奥山ひろ子、渡辺慢房

奥山ひろ子評
「落款」は朱色なのだと想像しました。淡い水彩画に朱の落款がピリリと効いて、風情のある絵手紙。くっきりと押された落款に作者は涼を感じられたのですね。添えられたのは俳句だったのでしょうか。想像が広がる句だと思いました。

渡辺慢房評
絵手紙に捺す落款ですから、小さいものなのでしょう。そこに目を止め、新涼を感じた作者は、常に身の回りにある季節の声を聞き漏らさないように感性を研いでいるのだと思います。

chick昨年9月に『湯豆腐句会』に投句した「絵手紙」の句の進化版です。
「額縁に入れる絵手紙九月尽(1点)」。結果が出てから、「どんな絵手紙だったのか描いたほうが良かった」と気づき、画像検索でさまざまな絵手紙を見るうちに、ぽちっと押された落款の可愛らしさに気づきました。その小さな赤があって初めて絵手紙が完成している、あるのとないのでは全然違う!・・・と思った時に感じたのが「新涼」でした。その後、語順をモゴモゴして、下五「涼新た」に。昨年からのストックだったおかげで投句出来ました。
今年は本当に暑さでボヘーーーっとしてまして・・・
申し訳ないようなコメントを頂いて、「今から、今から頑張りますsweat01」という気持ちですsweat01


秋渚小さき貝殻のみ拾ふ  (---)

渡辺慢房評
詩情が豊かな句ですね。このままで良いと思いますが、上五を「浜の秋」とすると、ここに小さな切れが生まれて、秋の浜辺の全景から、足元の貝殻に映像が切り替わる効果が出ると思います。

chick3点句「ポケットに貝の欠片や夏の果/ときこ(名古屋市)」を見て「あっsweat02」と。
「貝の欠片」に気づいた時は、おそらくもう海を離れているはず。
電車の中か、車の中か、もう帰宅して服を脱ぐときか。
「わあ、綺麗」と思って拾ったはずなのに、その華やぎはもはや感じられない。
「あ、拾ったんだっけ」。その事実を確認し、少し寂しく思うだけ。
「貝の欠片」は、ひと夏の恋のことかも知れないなんて想像も出来てしまう。
そのまま捨ててしまうのか、それとも、思い出としてどこかに置いておくのか。
「夏の果」には、「夏惜しむ」という、きらめきを失う切なさが含まれているのだろうと思う。
そういった心の機微をなかなか描けず、「綺麗、ロマンチック」で止まっている私。
この殻を破らなければ・・・と思うのですが・・・。

>上五「浜の秋」
「秋渚」や「秋の浜」では切れない!
パっと見、名詞で切れているようで、「~で」で繋がる形になるので、切れていない!
「~の秋」といった使い方を今までしたことがなく、目からウロコでしたeyeshine
今月の2句は、「下五季語」「と「上五季語」の形に取り組んだものでしたが、ズバっと切れている方が3点、実は切れていなかった方は0点という分かり易い結果に。
来月は、2句ともシッカリ切らなくっちゃですsweat01


ところで、岐阜の夏柿さんって、以前「るるる句会」に参加してくださった夏柿さんかしら?
一緒に武藤先生から採ってもらって嬉しいです!!
比々きさんは今月もしっかり得点。
このように、コンスタントに結果を残せるよう、私も頑張ります!!

2018年7月29日 (日)

◆『伊吹嶺』講評より

『伊吹嶺』に問い合わせし、講評の文言の転載許可を頂きました。
どういう点が評価されたか、またどういう点が至らなかったかをブログに残すことで、
今後の作句の指針としたいと思います。

(出典:『伊吹嶺』HP句会選句結果

◆『伊吹嶺』6月句会

桐下駄の白き鼻緒や夏の風 

奥山ひろ子氏評
基本に忠実で感じたままを詠まれていると思います。
夜なら「夏の月」とか日中なら何か植物とか、
季語を広げられるとさらに景色が具体的になると思います。

渡辺慢房選評
清々しい句ですね。漱石の坊ちゃんを思い出しました。

万緑や一日一度巻く竜頭 

渡辺慢房選評
季語の離れ方が巧みだと感じました。
日に日に濃さを増す新緑を愛でる気持ちが伝わります。

◆『伊吹嶺』7月句会

山荘の日誌三行ほととぎす

国枝隆生評

物だけで詠んだ句で、動詞がありません。
ぶっきらぼうに見えて、簡潔に詠んでいます。
物だけの写生から読者は自由に鑑賞できます
作者は女性でしょうか。俳句からは男性的な詠み口を感じました。
「ほととぎす」がうまくはまっています。

長崎眞由美さん選評
山荘の日誌をのぞいたら一日が三行でまとめられた簡潔なものだった。
そんな発見の中、ほととぎすの鳴き声がどこからか聞こえてきた。
清々しい句ですね。


選評・講評を読み返すと、ムクムクと嬉しさが込み上げてきます。
「るるる句会」で、自分もより的確な選評が書けるよう、
しっかり「どんなことを言われるのか」を学んでいきたいです。
皆さんにもご参考になれば幸いです。


2018年7月24日 (火)

山荘の日誌三行ほととぎす

『伊吹嶺』7月句会の結果出ましたー。
2句中1句が複数選。有難うございます!!!

山荘の日誌三行ほととぎす  坪野洋子【並】、長崎眞由美【並】


「山荘シリーズ」第三弾catface
長崎先生の選評、国枝先生の講評がとても嬉しく励みになりました!!

今月は、比々きさんが特選+並選の他、彩楓さん【並】×2、まどんさん【並】と、
ハイポニスト大活躍!皆さんおめでとうございます!!!

よーーーし来月も頑張るぞおおおおupupup

2018年6月24日 (日)

◆6月句会の結果です

『伊吹嶺』HP句会、6月の結果が出ました~。
合計3点頂けたのは初めてです!
有難うございます!!

桐下駄の白き鼻緒や夏の風  奥山ひろ子選、渡辺慢房選
万緑や一日一度巻く竜頭    渡辺慢房選


「桐下駄」の句は、先月京都で4人の女子会をやった時の吟行句。
原句「夏風や赤き鼻緒の桐の下駄」から、皆さんにご意見頂いて、
その日の帰り道で推敲したものです。電車の時間を有意義に使えました。
皆さん、有難うございます!おかげで入選句に出来ました!!shine

私は『伊吹嶺』には意識して基本形で投句しています。
今回も型の力を実感!
「万緑」も、措辞は平凡かと思うのですが、季語が広がりをくれたと思います。
そして、渡辺先生からは、輝久さんの句と一緒に選ばれて嬉しいです!!
輝久さんの句は別な選者の方も採っていらして2点、おめでとうございます!
それから、じゃすみんさん!!
伊藤範子特選おめでとうございます!!
「特選」の赤文字が眩しいです!!
カレーが食べたくなりました、野菜をゴロゴロと大きく切ってup
この頃、生酵素のおかげかお腹が空くのです。
まだ体重は目立って落ちてはきていませんが、代謝が良くなったような気がしています。
バリバリ食べてガンガン作句出来たらいいなあup

来月も頑張ります!!!

2018年4月22日 (日)

◆4月句会の結果です

今月は、2句中1句を選者のお一人から選んで頂きました。

瓦斯灯の蒼き鉄柱八重桜      ---
夏隣スワンボートの屋根ひらく   伊藤範子選


講評は渡辺慢房先生。全句講評をして下さいます。
「八重桜」の方が好感触だったようで、色彩や夜桜である点を褒めて頂き、
「夏隣」は、中七やの型にして季語を下五に置いてみてはとの提案を頂きました。
あーーーーー本当だ!「夏隣」のきらめきが鮮やかになりますね!!!
うわーせっかく中七やの型を「るるる句会」でやっていたのに!
・・・来月は、もっと頑張ります!shock

渡辺先生の特選は、「俳句チャンネル」でもご活躍の三泊みなとさん!
おめでとうございます!!!
そして輝久さんは、2句ともに選ばれていてさすがでした!!
おめでとうございます!!!

さ~~~5月からは「夏」ですね。
気分一新で取り組みますよーーー!!!upupup

2018年3月24日 (土)

◆3月句会の結果です

『伊吹嶺』の結果が出ています。
講評が出たらまた追記します~~~。

春光や舳に金の女神像 【並】長崎 眞由美 選 
独り身を貫く兄よ紫木蓮 【並】髙橋幸子 選

「るるる句会」で「上五や」と「中七や」の型をやった時に出来たもの。
「兄」の方は、「や」はきついかなと思って「よ」に替えたので、
これは「るるる句会」には出さず、こちらに回しました。
季語も最初「白木蓮」にしてたのを、「紫木蓮」に替えています。
今回は、2句とも採って頂けて嬉しいですup
講評が出てから記事にしようと思ってましたが、
今回は全句講評じゃないかも知れない・・・ということで、ここでリリースします。

輝久さん「遅桜」の【並】×2、おめでとうございます!
複数の選者から採られるのは、それだけ確りしている証ですね。
他にも交流のある方、俳号だけ知っている方が活躍されています。
う~~~ん特選、憧れだわheart04
掲載の皆さん、おめでとうございます!!!


ところで私、『伊吹嶺』と入力する時に「いぶきね」で変換出来ず、
毎回「伊吹(いぶき)」「嶺(みね)」と打っていたため、
いつのまにか口でも「いぶきみね」と言うようになってたことに気づきましたcrying
たった今ちゃんと「いぶきね」で単語登録したのでもう大丈夫です!!!
来月は、私も複数の選者から採って頂けるよう頑張ります!!!

2018年2月22日 (木)

◆2月句会の結果です

今月から参加を始めました伊吹嶺の2月句会結果です。

マスチフの太き首輪や春寒し  (武藤光晴:並選)

講評(渡辺慢房)の「季語が動く」とのご指摘にドキ!
「冴返る」と迷ったんです・・・うむむ、やはり迷いの出たところは伝わっちゃうものですねsweat02
あと、「や」で切らないで、「~余寒」でも良かったかとか、いろいろ考えました。
ゴツゴツと武骨なものを見た時の、安心感とちょっと怖いような感覚。
改めて考えると、季語との組み合わせで様々に表情を変えそうな気も・・・。
採って下さった選者の方もいらっしゃるので、これでも悪くはなかったんだとは思えて、
肩をポンとひとつ叩いて頂いたような気持ちです。
よーし、また来月もガンバルぞ!!!upupup

ご一緒の皆さん、どうぞよろしくお願い致します!!!