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NHK俳句

2018年6月26日 (火)

引退の決まりし車両夕薄暑

『NHK俳句』テキスト7月号にて、兼題「薄暑」佳作掲載を頂きましたshine
星野高士先生、もしかして相性がいいのでしょうか・・・だとしたら嬉しい!!!upupup


引退の決まりし車両夕薄暑


このニュースが出たのが4月7日。
えーーーーっカモノハシ可愛かったのに~~~って思った気持ちが、
4月10日締切の「薄暑」に投影されたのだと思います。
『575筆まか勢』や『俳句ポスト』でキーワード検索をかけて似た句がないか探し、
「引退」も「車両」も「車輌」もないことを確認した上で投句しました。

一句しか投句していなかったので、掲載を教えて頂いた時点で掲載句が分かり、
本までは買っていないのが心苦しいですが・・・
他にもたくさんの方が載っていらっしゃると思います、
皆さんおめでとうございます!!!

2018年6月17日 (日)

黒髪をするりと束ね夏料理

初入選!!『NHK俳句』兼題「夏料理」です。

黒髪をするりと束ね夏料理
星野「いかにも夏料理の豪快さ、艶っぽさもある」
久住「漫画的にも絵が浮かぶ。綺麗な聡明そうな人がこれから作る」
戸田「『するり』が利いてる。キューティクルが見えてくる」
星野「『黒髪』が『夏料理』と響き合って美味しそう。『黒』が、凛とした風情。
    いやー色っぽい。艶っぽい」


ゲストは「孤独のグルメ」原作者の久住昌之さん!
まさか、久住さんからコメントを頂けるなんて夢のようですshine
そして、戸田菜穂さんのイチオシに選んで頂いて光栄でした!!shine

この句は、『俳句ポスト』兼題「石蓴」の時の没句を練り直したものです。

【没】黒髪を束ね石蓴を採りにけり

すりいぴいさんが「黒髪」と「石蓴」が合うと言って下さり、
私としてもかなり気に入っていた句だっただけに、
「夏料理」で生まれ変わって、リベンジを果たせたことが本当に嬉しいです。
これもすべて、交流下さる皆さんのおかげupupup
いつもビリビリくる刺激や温かい励ましを本当に有難うございます!!
これからまた、新たな気持ちで取り組んでいきます、
今後ともどうぞよろしくお願い致します!!!

2018年4月21日 (土)

【佳】猫の恋花魁淵の橋濡れて

組長の『NHK俳句』最後の兼題は「猫の恋」cat
組長選では、「秋祭」「凍鶴」に続く、3度目の佳作掲載となりました、
うわあああん最後に採ってもらえて良かった!!

猫の恋花魁淵の橋濡れて

花魁淵」は、有名な心霊スポットでもあるわけですが、
実際には、悲劇が起こったのは別な場所のようですし、
その悲劇の内容すら真実かどうかは不明とのこと。
「えっそうなん?」と二転三転する感じが、気まぐれな猫と合っている気がして、
そして、恋猫の鳴き声は、苦しそうな恨めしそうな独特の唸り声。
「事件?事故?」とドキっとさせておいて、「そうじゃなかった」という感じで、
兼題を見た時に一番最初に浮かんできたフレーズでした。

以前なら、こんな言葉を連想したりしなかったかも知れません。
指摘頂いたとおり『プレバト!』の東国原英夫さんの影響があるかもです。
ただ、私の場合は、まだ「類似性」があるから連想出来る、という程度のもので、
東国原英夫さんのように、「この季語からこう発想するか!」というような、
鮮やかに胸に刺さるような、コントラストの強烈な句はまだまだ書けません。
道は長い・・・sadsweat01

実は、投句した後で「しまった!『恋猫や』の方が良かった?」と思ったりもしたのですが、

恋猫や花魁淵の橋濡れて

可読性は高くなりますが、なんだか不穏な感触が勝ってしまいそうなので・・・
軽やかな語感の「猫の恋」で良かったんだというふうに受け止めています。

組長の新連載が始まりますが、「孫」にも「固有名詞」にも投句しそこねている現状sweat01
次は「虚の季語」とのこと、今度こそちゃんと投句したいですdashdashdash

最後になりましたが、『NHK俳句』テキスト5月号に掲載の皆さん、
おめでとうございます!!!


◆2017年度の歩み

【佳】ねじ巻きのロボット菫に止まりけり     (兼題:「菫」/選者:高柳克弘)
添削▼叫びたき時もあつたか蜥蜴死す    (兼題:「蜥蜴」/選者:今井聖)
   pen叫びたき時もありけり蜥蜴死す
【佳】マリラなら片手ではたく火取虫       (兼題:「火取虫/選者:高柳克弘)
【佳】短夜の街灯に弾くアルペジオ       (兼題:「短夜」/選者:今井聖)
【佳】秋祭牛は花輪を食べちゃった       (兼題:「秋祭」/選者:夏井いつき)
【佳】口閉ぢて入る鶏舎や寒固          (兼題:「寒一切/選者:今井聖)
【佳】凍鶴の思案の末に替ゆる脚       (兼題:「凍鶴」/選者:夏井いつき)
【佳】猫の恋花魁淵の橋濡れて       (兼題:「猫の恋/選者:夏井いつき)

2018年2月25日 (日)

【佳】凍鶴の思案の末に替ゆる脚

昨年の「秋祭」以来・・・ということで、久々の『NHK俳句』佳作です。

【佳】凍鶴の思案の末に替ゆる脚

「凍鶴」と言う言葉は、15年ほど前でしょうか「弐十手物語」を読んで知りました。
主人公(登場時は相方だった)鶴次郎が、行き詰った時にとるポーズ。
「一休さん」のポクポク的な意味合いではなくて、
確か何も考えられないほどの深い悲しみに暮れる時のポーズだった気がします。
例句を見ると、足を替える(下ろす)シーンを詠んだ句はけっこうあり、
私の目標とする高野素十も同じことを詠んでいたので、
投句どうしようかと迷ったんですが、思い切って投句して良かったです。

凍鶴のやをら片足下しけり           高野素十
凍鶴の一歩を賭けて立ちつくす     山口青邨
凍鶴の目覚めたるとき足降ろす    対馬康子
凍鶴の脚踏み替えて又凍てぬ     遠藤雪花
踏み替へてまた凍鶴に戻りけり    栗島 弘
凍鶴の景をくづさず足替ふる       上田五千石

写生に徹底した素十、五千石の句のシンプルさを噛み締めながらも、
私は「凍鶴の時間は動いている」ということを詠みたいと思っていたので、
入選句、特選句を見た時は、ぐわーんとブッ飛ばされdash

一席:鶴凍てて一個の心臓となりぬ    露砂
入選:凍鶴のしづかに星を吐き出しぬ  市川哲哉
入選:凍鶴のちつとも凍ててなどゐない 三玉一郎
入選:一輪として待つつもり凍鶴は   一斤染乃

「凍鶴」に「いのち」「息遣い」「鼓動」を感じさせる句の数々、
その美しい詩的表現の前に平伏すのみなのでした・・・
ああ・・・鶴の周囲に、ダイヤモンドダストのような蒼いきらめきが見える・・・shine

【佳】口閉ぢて入る鶏舎や寒固

これは、「藤田湘子~第12週」の記事の中で練習句として書いた十二音の、
季語を替えたものです。
記事を書いた時の季節は秋だったんですが、「秋暮るる」では、ちょっと茫洋としていて、
「もっと合う季語はないかー!」と探していました。
今井聖先生の兼題で「寒」という字を見た時、「こっちかも!!!」と。
「寒卵」という季語もあるので、「鶏舎」と「寒」は相性がいいように感じました。
ただ、それで即きすぎと思われるものなのかどうかが判断つかなかったので、
ひとつの指針を仰ぐような気持ちでの投句でした。
措辞をとても気に入っていたので、採って頂いて本当に嬉しいです!!

この春の選者入れ替わりで、『NHK俳句』どうしようかなあと思ってましたが、
なんかヤル気が湧いてきてしまい、「春暁」「花」「囀」と1句ずつ投句。ゲンキンですねcoldsweats01
テキストの方で6月から組長の投句を募る新連載も始まるとのことで、
また新たな気持ちで1年取り組んでいこうと思っています。

◆2017年度の歩み

【佳】ねじ巻きのロボット菫に止まりけり     (兼題:「菫」/選者:高柳克弘)
添削▼叫びたき時もあつたか蜥蜴死す    (兼題:「蜥蜴」/選者:今井聖)
   pen叫びたき時もありけり蜥蜴死す
【佳】マリラなら片手ではたく火取虫       (兼題:「火取虫/選者:高柳克弘)
【佳】短夜の街灯に弾くアルペジオ       (兼題:「短夜」/選者:今井聖)
【佳】秋祭牛は花輪を食べちゃった       (兼題:「秋祭」/選者:夏井いつき)
【佳】口閉ぢて入る鶏舎や寒固          (兼題:「寒一切/選者:今井聖)
【佳】凍鶴の思案の末に替ゆる脚       (兼題:「凍鶴」/選者:夏井いつき)

あ、気が付けば3人の先生から2回ずつ採ってもらっていたshine
こういうのも嬉しいですね!
2018年度は、もっとイケるように頑張ります!!!
・・・って、すっかり「もう終わり」な気分でしたが、まだ最後の兼題まであとちょっとあったcoldsweats01
掲載数、伸びるといいケドこのままだったりして・・・(ドキドキ)

2017年10月 1日 (日)

◆「秋の暮」入選句発表!

・・・スタジオに響く、ミット打ちの音。
notes叩け・・・叩け・・・叩けーーー!!!
「あしたのジョー」の主題歌?coldsweats02impact
あれっ、録画間違いましたか???と思っていたら、ミットを叩いているのは今井聖先生!
いやーーー今回も攻めてますね、さすがです・・・!
(確か以前はダンスも披露なさってたような)

秋の暮リングサイドに子を置いて   今井聖

そんな訳で、ちゃんと『NHK俳句』が始まりました、良かったーcoldsweats01shine
今回のゲストは元ボクシング世界チャンピオンの大橋秀行氏。
なんと、今井先生の教え子さんなんだそうで、トークは息ぴったりでした!

<入選九句>
1.保安帽とれば童顔秋の暮  鈴木雅美
今井「保安帽というのは、危険な場所で被る帽子。労働の最前線に若い子がいて未来を作ってる」
大橋「ボクシングでも練習ではヘッドギアをつけます。外すと少年の顔が・・・」

2.おだやかな人と暮らして秋の暮  日笠篁子
今井「一見平凡な句に見えるけど、実はそうでもない・・・幸せな『秋の暮』ですよ」
大橋「僕は・・・妻が穏やかなひとで(デレ)」

3.鳶はもう噤みたるらし秋の暮   板垣壽一
今井「ピーヒョロロって明るい声の鳶が、もう鳴かなくなった。ひしひしと感じる『秋の暮』」
4.妻留守の家点さざる秋の暮  大橋眞一
今井「普通は電気をつけて帰宅を待つのに、奥さまが身罷られたのか・・・悲しい句に見えます」
5.向い合う部下のうしろの秋の暮  楠真一郎
今井「斬新な句。俳句に『部下』なんて。会社の空間、上下関係の虚しさといったような・・・」
6.道を掃く男同士の秋の暮  南里要
今井「僕なんかは男同士というとドスを差して殴り込みのイメージがあるが、箒を持って出会うという」
大橋「掃除というだけでなく、片付け、整理といった感じも受けます」

7.秋の暮炊事の妻に問う肴  前田謙
今井「よく分かる光景ですね。こうやって人は触れ合って老いていく・・・」
8.アルバムの奥へ奥へと秋の暮   葦たかし
今井「一枚見ると次々と止まらない。森の中へ入っていくようで。ロマンというか、意識を表している」
大橋「見る度に感覚が違うんですよね。奥へ奥へ入っていく感じ・・・」

9.下校後の秣支度や秋の暮  吉竹順子
今井「家の手伝いをしているんですね。感心な子どもです。今でもこういう子どもたちがいるんだな」

<特選句予想タイム>
大橋「僕は6番。『男同士』に惹かれます」
岸本「私はそうだなぁ、8番。かなり考えられた季語の付け方だと」


<特選三句>
第三席:道を掃く男同士の秋の暮      南里要
第二席:向い合う部下のうしろの秋の暮  楠真一郎
第一席:アルバムの奥へ奥へと秋の暮   葦たかし
今井「1枚の写真でも奥行がある。アルバム自体にも、1枚めくるとどんどん・・・。とても人間の心理をよく表している」

なんと!!!
第一席に選ばれた葦たかしさん!!!
我らが監督!!!
おめでとうございますーーー!!!
次回は是非、「美少年」奢らせて下さい!!!shinehappy02shine

<入選の秘訣>
母の尻ただれ拭く手や秋の暮
pencil母の尻ただれ拭きをり秋の暮
今井「字余りをおそれるあまり、必要な助詞を省いたり意味が通らなくなったりしてはいけない。
1に文法、2に文意、3に初めて音数でいい」

ボクシングでは、よくパンチの組み立てというが、相手の動きを見てからでは遅い。
瞬時に「こうきたらこう」といった一連の動きが繰り出せるようになるまで練習を積む。
俳句も同じ。
対象を見たら瞬時に十七音が出て来るように鍛えなきゃいけない。
そのために、いろんな形で普段から何度も何度も反復練習を行う。

「俳句スポーツ説」が語られ、今回の放送は終了です。
最後になりましたが、入選・特選の皆さま、おめでとうございます!!!
(聞き書きが不十分な点、お詫びいたします)

2017年9月23日 (土)

【佳】秋祭牛は花輪を食べちゃった

久々、夏井先生に採って頂けました!「節分」以来です、嬉しい~~~!
・・・しかし、この句、パっと出て来たのだけど、
自分の頭からなのか、どこかで見た句だったのか分からないweep
『俳句ポスト』の過去句に、ヒントになった句があるのだろうかとドキドキしつつ見てみると、

秋祭り撫で牛日がな人集り    めいおう星

が見つかりました。「撫で牛」は置物だけど、「秋祭」と「牛」の組み合わせを、
ここから頂いたのかも知れません。めいおう星さん、ごめんなさいーーー!
「牛 花輪 俳句」で検索すると、HITしたのは鷹羽狩行の一文
このページは読んでなかったと思いますけど・・・coldsweats01
でも、「いちばん乳を出した牛に花輪」って素敵shine
私の句でも、そういう、品評会で優勝した牛~~~というイメージでした。

『湯豆腐句会』に出した「善きことのぽつぽつありて豆ご飯」の時も、
後になって良く似た句を発見したので、今回もそうなるかも知れません。
もし、心当たりのある方がいらっしゃったら、是非ご一報下さいbearingsweat01sweat01sweat01



2017年8月20日 (日)

【佳】短夜の街灯に弾くアルペジオ

『NHK俳句』テキスト9月号、まだ買いに行けてないけど(汗)
テキスト掲載のお知らせを頂いたので記事を先に書いておきます。

【佳】短夜の街灯に弾くアルペジオ

今井先生の「短夜」で採って頂きました。
「蜥蜴」で添削して頂いて、「短夜」で佳作。有難いことです~~~shinecryingshine
「アルペジオ」は、昨年「象さん」に出した句の推敲版です。

短夜の爪弾きやまぬアルペジオ
pencil短夜の街灯に弾くアルペジオ

原句ですと、部屋の中で一心不乱に・・・というイメージだと思いますが、
「短夜の爪/弾きやまぬアルペジオ」にも見えてしまったため、
推敲が必要だと感じていました。
季節が巡って、ようやく「あっflair」と閃けました。
京橋では、駅前広場によくアーティストの卵たちが来るんですよね。
きっと人通りが途絶えても、無我夢中でギターを弾いているのかな・・・
と思った時、中七が降りてきてくれましたshine


思えば「蜥蜴」はドアーズを思い出して作句出来たし、
私が「アルペジオ」を使う時は「天国への階段(レッド・ツェッペリン)」のイメージなので、
ずいぶん音楽に助けられています。
そして、今年は、以前の句の焼き直し(推敲句)に結果が出ていて嬉しいです。

そこに自分が本当に言いたいことがあるならば、
また必ず、もっと良い表現になって、胸の内から湧き上がってくる。

藤田湘子先生の言うことは本当でしたshine
これからも、きっと・・・たくさんの句がもっと磨かれて浮かんでくれる。
その時をワクワクしながら待っていますshine


最後になりましたが、今月もたくさんの方のお名前が載っているようです。
皆さん、おめでとうございます!!
来月も楽しみにしています!!!

2017年7月 9日 (日)

◆7月10日締切の兼題:「秋祭」

ひぃ!
気づけば明日が締切だった!!coldsweats02

◆参考記事
『俳句ポスト』兼題「秋祭」金曜日
『俳句ポスト』兼題「秋祭」木曜日

「秋祭」の豊穣のイメージが、金色、星が増える、子だくさんなどに託されています。
「それミー関西」の掲示板から「はっflair」と閃いた気がしたので、
なんとか締切までに投句したいと思います!!!

2017年6月21日 (水)

◆6月25日締切の兼題:「踊」「夕焼」

◆「踊」選者:今井聖

・季語解説「きごさい」より
踊りといえば盆踊のことで、他の踊りではない。
八月の十三日から十六日にかけて行われる。
寺社の境内や町の広場などに櫓を設け、笛や太鼓にあわせて踊る。
輪になって踊ったり、行列を作って町を流れたりする。

・子季語
盆踊、音頭取、踊場、踊子、踊浴衣、踊笠、踊太鼓、踊見、念仏踊、題目踊、
灯籠踊、豊年踊、踊唄

・例句(『575筆まか勢』『増殖する俳句歳時記』より抜粋)
くらやみに木は木と立てり盆踊       原田喬
てのひらの波の寄せくる盆踊        嶋田麻紀
我抜けしのちも風吹く盆踊          鎌倉佐弓
狛犬に犬を預けて盆踊            平上昌子
盆踊恋の仕種をはばからず         井沢正江
振り返りつゝいとけなき踊子よ        原田一郎
山国の夜は更け易し踊唄          北川草魚

◆参考記事
・「踊り」(Wikipediaより)
・「大宮踊
・「阿波踊

◆「夕焼」選者:高柳克弘

・季語解説「きごさい」より
夕方、日が西の空に沈んだ後もしばらくは空が茜色にそまり、なかなか日がくれない。
夏の夕焼は大地を焼き尽くすごとく壮大である。

・子季語
ゆやけ、夕焼雲、梅雨夕焼

・例句(『575筆まか勢』『増殖する俳句歳時記』より抜粋)
大夕焼一天をおしひろげたる       長谷川素逝
ゆやけ見る見えざるものと肩を組み  市川勇人
素晴らしき夕焼よ飛んでゆく時間    嶋田摩耶子
夕焼の中に危ふく人の立つ       波多野爽波
ちちははの枕のように夕焼ける     大西泰世
夕焼が流れミケランジェロの橋      有馬朗人
夕焼けて甲板は物を煮る匂ひ      山口誓子
夕焼の関の遊女に大山に         高野素十

◆参考記事

・「夕焼け」Wikipediaより
・「夕日俳句大賞」選者:中原道夫
・「夕焼けと夕暮れの違い

2017年6月18日 (日)

◆「蟇」入選句

蟇愛づる貴妃の甘やかなる愁眉   夏井いつき

ゲストは、動物の鳴き真似が得意な江戸家仔猫さん!
披露して下さった「蟇」の声に、夏井先生も岸本さんもビックリされてました!
私も動画で聴いて、「カワイイ!coldsweats02impact」と驚いたので、
お二人の様子にとっても親近感が湧いて嬉しかったです。

◆入選九句(敬称略)

片足を飲まれし蟇のその後は    杉島紘子
夏井「『飲まれし』をどう解釈するか、継続と過去ですが・・・」
仔猫「僕の場合は後者で読みましたね。結論は分かってるんだけど敢えて言わない」

蟇空五倍子色に濡れてゐる    香野さとみ
夏井「シンプルなんだけど、こういう、色で表現出来る。驚きましたね」
陰嚢と同じ湿りや蟇         西川由野
夏井「こんな言葉を岸本さんに読ませるとはcoldsweats01
岸本「人生初(「陰嚢」)でしたshine

蟇五六加え哭女の揃ひけり    土井探花
夏井「『哭女(なきめ)』というのは、お葬式に呼ばれてワンワン泣く役目の人ですね。
    (子犬のような)蟇の声を考えると、また情景が浮かびますね」

蟇鳴くや夜ノ森駅へ廃炉の灯   佐藤直哉
夏井「原発のせいで営業出来なくなっている駅ですね。この固有名詞が効いています」
愛さるるまじなひ数多ひきがへる 遠音
夏井「(仔猫さんがやってくれた)あの声を思い出すと、さらによく思える。
    遠音さん喜んでるよ!」

酒臭き蟾歌垣をあぶれたか    井上三重丸
夏井「自嘲の句いっぱい来たんですが、ここまでやってくれたら見事」
さうあれは蟇と暮らしてゐる女   立川六珈
夏井「興味なのか悪意なのか称賛なのか、想像が膨らみますね」
蟇何もなき闇泡立ちぬ        花伝
夏井「あの(可愛らしい)泣き声なら、さらに泡立つと思いましたね!」

◆特選三句(敬称略)

第三席:蟇五六加え哭女の揃ひけり   土井探花
第二席:さうあれは蟇と暮らしてゐる女  立川六珈
第一席:蟇空五倍子色に濡れてゐる   香野さとみ

岸本「一席、特にどこが良かったですか?
夏井「皆さん、いろんな言葉でいろいろやろうとした句の中で、
    『空五倍子色』という色を信じて蟇を表現している。
    『濡れてゐる』という描写もどっしりして利いている」


一~三席の香野さとみさま、立川六珈さま、土井探花さま、皆さまハイポニストの方!
他にも西川由野さま、佐藤直哉さま、遠音さま、井上三重丸さま、花伝さまもですねshine
す、凄い!凄い!!凄すぎる!!!
皆さま、本当におめでとうございます!!

由野さまは岸本葉子さんのイチオシでしたね、重ねておめでとうございます!
凄いモノを見せて頂きました、本当に有難うございました!!!


*ちょっと興奮しすぎていて、聞き取りが不十分・不正確なことをお詫びしますweep

より以前の記事一覧